JP2003021755A - 光コネクタ - Google Patents

光コネクタ

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JP2003021755A
JP2003021755A JP2001206897A JP2001206897A JP2003021755A JP 2003021755 A JP2003021755 A JP 2003021755A JP 2001206897 A JP2001206897 A JP 2001206897A JP 2001206897 A JP2001206897 A JP 2001206897A JP 2003021755 A JP2003021755 A JP 2003021755A
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Takehisa Ide
剛久 井出
Isamu Yatougo
勇 八藤後
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    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/24Coupling light guides
    • G02B6/42Coupling light guides with opto-electronic elements
    • G02B6/4292Coupling light guides with opto-electronic elements the light guide being disconnectable from the opto-electronic element, e.g. mutually self aligning arrangements

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Optical Couplings Of Light Guides (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光信号の伝送効率が良く、製造性が良好な光
コネクタを提供する。 【解決手段】 光ファイバー15の端面を先端部から内
側に後退させて保持するプラグコネクタ3(プラグ部)
と、前記光ファイバー15との間で光信号を授受する受
発光素子12を内蔵する光トランシーバ2(受け部)と
が、前記光ファイバー15の端面と前記受発光素子12
との間に空間が生じた状態で接続される光コネクタ1に
おいて、前記プラグコネクタ3の先端部から内側に後退
した位置と前記光トランシーバ2のプラグ側の端面から
内側に後退した位置との少なくともいずれかに、前記光
ファイバー15と受発光素子12といずれか一方から他
方に伝送される光信号を前記いずれか一方から他方に伝
達させるレンズ9が配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車用光LA
Nシステム等に利用される光コネクタに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】高度情報化社会を支える通信手段とし
て、光通信が今日、重要な役割をなしている。その一例
としてLANなどの近距離通信回線があり、最近では、
自動車等にも組み込まれている。このような光通信回線
の主要素には、光ファイバーや受発光素子等があるが、
回線網を構成するには、これらの要素を接続する必要が
あり、そのための方法として、融着などの直接接続する
方法や光コネクタを使用する方法が知られている。
【0003】前記光通信回線を構築する場合、専用工
具、専用コネクタ、専門技術者による接続がおこなわれ
るので、堅牢で損失がなく、また構造がある程度複雑で
も特には支障がない。
【0004】しかしながら、自動車の内部に光通信網を
構築するなどの場合のように、組み立て環境が必ずしも
よくない状況の下では、簡単かつ確実に接続をおこなう
ことができ、しかも低廉かつ小型のコネクタが要求され
る。
【0005】この種のコネクタの一例が、実公平6−3
3443号公報に記載されている。これは、プラグ部に
フェルールと称される光ファイバーの先端部が保持さ
れ、レセプタクル部はそのプラグ部を嵌合させるととも
に、その嵌合状態で光ファイバーの先端側に位置してい
て光ファイバーとの間で光信号を授受する光素子を備え
ている。
【0006】光ファイバーの先端部は、切断してファイ
バーの先端を露出させた状態となっているので、プラグ
部の外表面から突出していたり、同一平面上に位置して
いたりすると、組立てなどの取扱い時に汚染されたり損
傷を受けたりして、光信号を授受できなくなったり、信
号の伝送損失が大きくなったりする。
【0007】そこで、上記の公報のコネクタでは、プラ
グ部における光ファイバーの先端部を、該先端部を保持
している円筒部の先端面から後退させて、その円筒部の
内部に包み込んだ状態としている。
【0008】したがってプラグ部をレセクタプル部(受
け部)に嵌合させた場合、光ファイバーの先端部と、受
け部側の光素子とが離隔する。
【0009】そのため、上記の公報に記載された従来の
コネクタでは、光ファイバーの先端部と受発光素子との
間に、光ファイバーと同様な素材もしくは構成の光伝導
部材を介在させている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
構造の光コネクタでは、光ファイバーと前記光伝導部材
との間の境界面、およびその光伝導部材と受発光素子と
の間の境界面を介して光信号を伝送する構造となってい
るので、それらの境界面での光信号の反射や散乱などに
よる減衰を防止するために、光ファイバーや光伝導部材
などの相互の端面を正確な研磨する必要がある。そのた
めに、光コネクタの製造工数が増大し、また製造コスト
が高くなるなどの不都合がある。
【0011】また、光信号の伝達効率を良好に保つため
には、光軸を高精度に調整する必要があるが、上述した
従来の構造では、光ファイバーと前記光伝導部材と受発
光素子との三者の光軸を一致させる調整作業が余儀なく
されるので、光コネクタの組み立て工程が複雑かつ困難
なものとなり、これも製造コストの増大要因になる不都
合があった。
【0012】また、光信号を伝達する媒体が増加するこ
とになるため、光信号の伝送損失が増大するという不都
合があった。さらに、部品数が多くなるので、高コスト
になるという不都合があった。
【0013】この発明は、上記の技術的課題に着目して
なされたものであり、光信号の伝送効率が良く、製造性
が良好な光コネクタを提供することを目的とするもので
ある。
【0014】
【課題を解決するための手段およびその作用】上記の目
的を達成するために、請求項1の発明は、光ファイバー
の端面を先端部から内側に後退させて保持するプラグ部
と、前記光ファイバーとの間で光信号を授受する受発光
素子を内蔵する受け部とが、前記光ファイバーの端面と
前記受発光素子との間に空間が生じた状態で接続される
光コネクタにおいて、前記プラグ部の先端部から内側に
後退した位置と前記受け部のプラグ側の端面から内側に
後退した位置との少なくともいずれかに、前記光ファイ
バーと受発光素子といずれか一方から他方に伝送される
光信号を前記いずれか一方から他方に伝達させるレンズ
が配置されていることを特徴とする光コネクタである。
【0015】したがって、請求項1の発明によれば、光
信号がプラグ側から伝達された場合、接続された光コネ
クタ内で、前記プラグ部の光ファイバーの先端から前記
受け部方向に向けて、光信号が射出される。射出された
光信号は、前記レンズに入り、集光され、受光素子に向
けてさらに射出される。再び射出された光信号は、受光
素子に伝達され、その後各電子部品等に伝達される。光
信号が受け部側から伝達された場合、接続された光コネ
クタ内で、発光素子から射出された光信号が上述と逆の
過程を辿って伝達される。
【0016】また、請求項2の発明は、請求項1の発明
における前記レンズが、前記受け部のうち、前記光ファ
イバーの端部が挿入される筒状部の内奥部に配置されて
いることを特徴とする光コネクタである。
【0017】したがって、請求項2の発明によれば、プ
ラグ部と受け部の接続において、前記レンズの設けられ
た筒状部の内奥部に、前記光ファイバーの端部が挿入さ
れ固定される。そのため、光信号が上述の経路を経て伝
達される。
【0018】また、請求項3の発明は、請求項2の発明
における前記レンズと前記受発光素子との間が、前記受
発光素子の周囲に充填した透明樹脂によって埋められて
いることを特徴とする光コネクタである。
【0019】したがって、請求項3の発明によれば、前
記受発光素子と前記レンズの間の空間には、前記透明樹
脂が充填されている。そのため、上述の光信号の伝達経
路において、光信号がプラグ側から伝達された場合、接
続された光コネクタ内で、前記プラグ部の光ファイバー
の先端から前記受け部方向に向けて、光信号が射出され
る。射出された光信号は、前記透明樹脂で形成されたレ
ンズに入って集光され、前記透明樹脂内を受光素子に向
かって進む。そして受光素子に伝達され光信号は、その
後各電子部品等に伝達される。光信号が受け部側から伝
達された場合、接続された光コネクタ内で、発光素子か
ら射出された光信号が上述と逆の過程を辿って伝達され
る。
【0020】また、請求項4の発明は、請求項1の発明
において、前記受発光素子の周囲に透明樹脂が充填され
るとともに、その透明樹脂の一部が球面に加工されて前
記レンズが形成されていることを特徴とする光コネクタ
である。
【0021】したがって、請求項4の発明によれば、前
記受発光素子を包む透明樹脂で前記レンズが形成されて
おり、前記受発光素子と前記レンズの間の空間には、前
記透明樹脂が充填されており、光信号がこれらの部材を
経路として伝達される。
【0022】
【発明の実施の形態】つぎにこの発明を使用した具体例
を図面に基づいて説明する。図1において、光コネクタ
1が光トランシーバ(受け部)2とプラグコネクタ(プ
ラグ部)3とから構成されており、その光トランシーバ
2とプラグコネクタ3とが接続されている。
【0023】光トランシーバ2は筐体としてレセクタプ
ルハウジング4を有している。レセクタプルハウジング
4は、開口形状が矩形状をなす有底状の外筒部5と、そ
の外筒部5の底部に形成された小径円筒部6とを一体に
形成した部材であり、その小径円筒部6は、外筒部5の
底部を貫通して開口している。また、外筒部5の底部の
外面側には、矩形断面形状の素子固定部7が一体に形成
されている。前記小径円筒部6はこの素子固定部7の内
部に向けて開口している。なお、素子固定部7は、外筒
部5の一方の外表面側に開口している。
【0024】その素子固定部7の内部には、その開口部
10からリードフレーム11が挿入されており、そのリ
ードフレーム11の先端部分に受発光素子12が取り付
けられている。そして、その受発光素子12を含むリー
ドフレーム11の先端部分が、その周囲に充填した透明
樹脂8によって固定されている。また、その状態で受発
光素子12の光軸が前記小径円筒部6の中心軸線に一致
させられている。
【0025】さらに上記の透明樹脂8は、小径円筒部6
の内部にまで延びており、その小径円筒部6の内部での
透明樹脂8の端面部分が、曲面に形成され、その曲面部
分が前記受発光素子12に入射する光信号あるいは受発
光素子12から発する光信号を集光するレンズ9となっ
ている。したがってこのレンズ9は、小径円筒部6の内
部にあって光トランシーバ2の端面から内側に後退した
位置に保持されている。これは、取り扱い時の汚染ある
いは損傷などを防止するためである。
【0026】またさらに、光トランシーバ2を回路基板
13に取り付けた状態で、前記リードフレーム11が回
路基板13を貫通し、ハンダ14によって回路に接続し
た状態に固定されている。
【0027】プラグコネクタ3は、操作パネル等から伸
線された光ファイバー15と、その光ファイバー15の
先端部に嵌着されているフェルール部16と、このフェ
ルール部16を内蔵している筐体であるプラグハウジン
グ17とから構成されている。そのフェルール部16
は、その中心軸線に沿って光ファイバー15を挿通させ
て保持した部分であって、その先端部には、光ファイバ
ー15の先端面が面一に一致して露出している。
【0028】また、プラグハウジング17の先端部から
所定寸法後退した位置には、図での上下方向に弾性的に
撓む片持ち状の上下一対のロック片18が形成されてい
る。前記フェルール部16は、そのロック片18の先端
部分によって挟持されてプラグハウジング17の内部に
固定されて保持されている。その状態で、フェルール部
16の先端面すなわち光ファイバー15の露出した先端
面が、プラグハウジング17の先端部から所定寸法後退
してプラグハウジング17の内部に収容された状態とな
っている。
【0029】光トランシーバ2とプラグコネクタ3とが
接続されている上述の状態では、フェルール部16とレ
ンズ9とが対向し、その間には空間があいている。フェ
ルール部16は、小径円筒部6に嵌合されており、内部
の光ファイバー15とレンズ9との焦点が合う所定の位
置に固定されている。
【0030】図2は図1におけるレンズ9の成形の過程
を示したものである。まず、レセクタプルハウジング4
を挿入口10が上向きになるように配置する。そして、
ダミーファイバー15を小径円筒部6に嵌合する。さら
に、挿入口10から受発光素子12が先端部に固着され
ているリードフレーム11を下向きに挿入する。なお、
リードフレーム11の受発光素子12が固着されていな
い反対側は、図示しない調芯装置のチャック等に固定さ
れている。
【0031】上記の状態において、ダミーファイバー1
9からの発光および受光のパワーを測定しながら、受発
光素子12を前後・左右・上下の直交3軸方向に移動さ
せて調整し、位置決めを行う。
【0032】受発光素子12の位置が決定された後、ダ
ミーファイバー19を小径円筒部6から外す。そして、
小径円筒部6、および素子固定部7に透明樹脂8を充填
し、受発光素子12をパッケージングする。その後、挿
入口5から成型用のコアピン20を挿入して、小径円筒
部6内の透明樹脂8を凸曲面に成形してレンズ9が形成
される。なお、そのレンズ9は、受発光素子12に焦点
を合わせた位置に形成される。
【0033】上記の構成では、光信号がプラグコネクタ
3側から伝達された場合、接続された光コネクタ1内
で、光ファイバー15の先端から、透明樹脂8で形成さ
れたレンズ9に向かって、光信号が射出される。射出さ
れた光信号は、光ファイバー15とレンズ9との間隙を
進み、レンズ9に入り集光される。集光された光信号
は、透明樹脂8内を受発光素子12に向かって進む。そ
して受発光素子12に伝達された光信号は、その後各電
子部品等に伝達される。
【0034】したがって、上述の具体例によれば、透明
樹脂8で形成されたレンズ9を設けることにより、光フ
ァイバー15で伝達された光信号を集光させることがで
きるので、光ファイバー15と受発光素子12の間に空
間があっても、確実に光信号を伝送することができる。
そのため、光信号の伝送損失を低減することができるの
で、従来光信号の伝送媒体として設けられていた光伝導
部材を廃止することができる。さらに、光コネクタ1に
よる接続損失を低減することができる。
【0035】また、レンズ9が透明樹脂8で形成されて
いることにより、部品点数が削減される。このため、光
信号の伝達の過程において、媒体の数が減少するので、
伝送損失を低減することができる。さらに、レンズ9か
らと受発光素子12までの空間が透明樹脂8で充たされ
ているので、レンズ9に入射された光信号が効率良く受
発光素子12まで伝達される。
【0036】また、受発光素子12が透明樹脂8によっ
て所定の位置に固定され、さらにフェルール部16がプ
ラグハウジング17のロック片18で固定されているの
で、光軸に対する調整のため、受発光素子12を高精度
にする必要がなくなる。そのため、組み立てが簡単にな
り、コストが低廉化される。
【0037】次にこの発明の他の具体例を説明する。な
お、上記具体例と同一の部材には同符号を付けてその説
明を省略する。図3において、光トランシーバ21とプ
ラグコネクタ3とによって光コネクタ22が構成され、
これらの光トランシーバ21とプラグコネクタ3が相互
に嵌合して接続されている。
【0038】光トランシーバ21は筐体としてレセクタ
プルハウジング4を有している。素子固定部7のプラグ
コネクタ3挿入方向の端部付近には、プラスチック等で
形成されたレンズ23が設けられている。レンズ23と
受発光素子12との間隙は、透明樹脂8によって充填さ
れている。
【0039】光トランシーバ21とプラグコネクタ3が
接続されている上述の状態では、フェルール部16とレ
ンズ23が対向し、その間には空間があいている。フェ
ルール部16は、小径円筒部6に嵌合されており、内部
の光ファイバー15とレンズ23との焦点が合う所定の
位置に固定されている。
【0040】図4は、図3において、レセクタプルハウ
ジング4の所定の位置に、受発光素子12を固定する過
程を示したものである。まず、レンズ23が小径円筒部
6の所定の位置に嵌め込まれたレセクタプルハウジング
4を、挿入口9が上向きになるように配置する。そし
て、ダミーファイバー19を小径円筒部6に嵌合する。
さらに、挿入口9から受発光素子12が先端部に固着さ
れているリードフレーム11を下向きに挿入する。な
お、リードフレーム11の受発光素子12が固着されて
いない反対側は、図示しない調芯装置のチャック等に固
定されている。
【0041】上記の状態において、ダミーファイバー1
9からの発光および受光のパワーを測定しながら、受発
光素子12を3軸方向に移動させて調整し、位置決めを
行う。
【0042】受発光素子12の位置が決定された後、ダ
ミーファイバー19を小径円筒部6から外す。そして、
小径円筒部6、および素子固定部7に透明樹脂8を充填
し、受発光素子12をパッケージングする。
【0043】上記の過程を経て、受発光素子12が透明
樹脂8によって、レセクタプルハウジング4の所定の位
置に固定され、かつレンズ23と受発光素子12の間隙
が透明樹脂8によって充填される。
【0044】上記の例によると、光信号がプラグコネク
タ3側から伝達された場合、接続された光コネクタ22
内で、光ファイバー15の先端から、レンズ23に向か
って、光信号が射出される。射出された光信号は、光フ
ァイバー15とレンズ23との間隙を進み、レンズ23
に入り集光される。集光された光信号は、レンズ23と
接触している透明樹脂8に射出され、透明樹脂8内を受
発光素子12に向かって進む。そして受発光素子12に
伝達された光信号は、その後各電子部品等に伝達され
る。
【0045】したがって、上述の具体例によれば、光フ
ァイバー15と受発光素子12との間にレンズ23を設
けることにより、光ファイバー15で伝達された光信号
を集光させることができるので、光ファイバー15と受
発光素子12の間に空間があっても、確実に光信号を伝
送することができる。そのため、光信号の伝送損失を低
減することができるので、従来光信号の伝送媒体として
設けられていた光伝導部材を廃止することができる。ま
た、光コネクタ22による接続損失を低減することがで
きる。
【0046】また、レンズ23と受発光素子12の間隙
が透明樹脂8で充填されていることにより、受発光素子
12が所定の位置に安定的に固定できる。
【0047】また、受発光素子12が透明樹脂8によっ
て所定の位置に固定され、さらにフェルール部16がプ
ラグハウジング17のロック片18で固定されているの
で、光軸に対する調整のため、素子固定部7を高精度に
形成する必要がなくなる。そのため、製造コストが低廉
される。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、レンズが光ファイバーと受発光素子との間隙に
設けられていることにより、確実に光信号を伝送するこ
とができる。そのため、従来光信号の伝送媒体として設
けられていた光伝導部材を廃止することができる。ま
た、光コネクタによる接続損失を低減することができ
る。
【0049】また、請求項2の発明によれば、前記レン
ズが前記受け部の光ファイバーの端部が挿入される筒状
の内奥部に配置されることにより、光ファイバーとレン
ズと受発光素子との光軸が固定される。その結果、光軸
の調整のために素子固定部を精度良く形成する必要がな
くなり、製造コストを低減することができる。
【0050】また、請求項3の発明によれば、レンズと
受発光素子との間隙を透明樹脂によって充填することが
できるので、受発光素子を所定の位置に安定的に固定す
ることができる。
【0051】また、請求項4の発明によれば、受発光素
子を包む透明樹脂によってレンズが形成されたことによ
り、部品点数を減らすことができるので、製造コストを
低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の具体例を示す縦断面図である。
【図2】 図1に示すレンズの成形過程を示す図であ
る。
【図3】 この発明の他の具体例を示す縦断面図であ
る。
【図4】 図3に示す受発光素子を固定する過程を示す
図である。
【符号の説明】
1,20…光コネクタ、 2,21…光トランシーバ、
3…プラグコネクタ、4…レセクタプルハウジング、
8…透明樹脂、 9,23…レンズ、 12…受発光
素子、 15…光ファイバー、 16…フェルール部、
17…プラグハウジング。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ファイバーの端面を先端部から内側に
    後退させて保持するプラグ部と、前記光ファイバーとの
    間で光信号を授受する受発光素子を内蔵する受け部と
    が、前記光ファイバーの端面と前記受発光素子との間に
    空間が生じた状態で接続される光コネクタにおいて、 前記プラグ部の先端部から内側に後退した位置と前記受
    け部のプラグ側の端面から内側に後退した位置との少な
    くともいずれかに、前記光ファイバーと受発光素子とい
    ずれか一方から他方に伝送される光信号を前記いずれか
    一方から他方に伝達させるレンズが配置されていること
    を特徴とする光コネクタ。
  2. 【請求項2】 前記レンズが、前記受け部のうち、前記
    光ファイバーの端部が挿入される筒状部の内奥部に配置
    されていることを特徴とする請求項1に記載の光コネク
    タ。
  3. 【請求項3】 前記レンズと前記受発光素子との間が、
    前記受発光素子の周囲に充填した透明樹脂によって埋め
    られていることを特徴とする請求項2に記載の光コネク
    タ。
  4. 【請求項4】 前記受発光素子の周囲に透明樹脂が充填
    されるとともに、その透明樹脂の一部が球面に加工され
    て前記レンズが形成されていることを特徴とする請求項
    1に記載の光コネクタ。
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