JP3765525B2 - 光コネクタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スプリングキャップをプラグハウジングに外嵌する構成の光プラグを有する光コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば自動車等の車両の多重伝送回路を構成する光ファイバ(光ファイバケーブル)を送信又は受信器、或いは他のケーブルに接合する際には、光コネクタが用いられている。
【0003】
その光コネクタは、図7に示される光プラグ1と、光プラグ1が嵌合する図示しないレセプタクルとから構成されており、フェルール組み立て体2、2と、プラグハウジング3と、スプリングキャップ4とを備えた上記光プラグ1は、フェルール組み立て体2、2をプラグハウジング3の収容室5、5に収容し、その後部からスプリングキャップ4を外嵌させることで形成されるようになっている。
【0004】
光プラグ1の構成をもう少し詳しく説明すると、先ず、フェルール組み立て体2は、既知の光ファイバ6と、スプリング7と、フェルール8とで構成されており、予めスプリング7を挿通した光ファイバ6の端末にフェルール8を装着することで形成されている。また、フェルール8の前端面に光ファイバ6の芯線部9が露出するようになっており、後端面には、スプリング7の一端が当接するようになっている。
【0005】
次に、プラグハウジング3は、矩形箱状に形成されており、内部には前後にわたって貫通する上記収容室5、5が形成されている。また、上壁中央には、図示しない上記レセプタクルに嵌合する際に用いられるロッキングアーム10が形成されており、側壁後端には、導出された光ファイバ6、6をスプリングキャップ4の後述する支持部13、13と共に支持する支持片11、11(一方のみ図示)が突出形成されている。
【0006】
スプリングキャップ4は、プラグハウジング3の後部に外嵌するように形成されており、両側壁から後壁の一部にかけて光ファイバ6、6を挿通するためのスリット12、12が形成されている。また、後壁部分のスリット12、12の縁部には、断面視略U字形状の支持部13、13(一方のみ図示)が突出形成されている。さらにまた、引用符号14は、プラグハウジング3に対する嵌合部を示しており、その嵌合部14に対向する上壁中央には、上記ロッキングアーム10に対する一対の保護壁15、15が形成されている。尚、上記後壁には、上記スプリング7の他端が当接するようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで上記光コネクタのスプリングキャップ4にあっては、嵌合部14を介してプラグハウジング3の後部に単純に外嵌される構造となっていることから、過酷な使用条件下においては、最悪の場合、通信不能を引き起こしてしまう恐れがある。
【0008】
即ち、スプリングキャップ4には、少なくとも光ファイバ6、6を挿通できるだけの幅を有するスリット12、12が広範囲にわたって形成されているので、例えば高温下に長時間、光コネクタをさらしたような場合においては、スプリングキャップ4が経時的に変化してしまうことが十分にあり得、その際には、スリット12、12によってスプリングキャップ4が矢線P方向に開いてしまうような不具合を生じることになる。
【0009】
そして、さらにスプリングキャップ4が経時変化し、上記の開きが大きくなると、スプリング7、7に対する保持力が低下して図示しないレセプタクルとの接続損失が大きくなるのは勿論のこと、スプリングキャップ4がプラグハウジング3から外れてしまうことも考えられ、そのような最悪の場合では、通信不能を引き起こしてしまうことになる。
【0010】
以上の問題点の対策としては、上記光コネクタを用いる以前の構造、即ち図8に示されるようなスリット無しのスプリングキャップ16を有する光プラグ17を構成して対応することが考えられる。
【0011】
しかし、上述のような開きの問題点を解消することができるものの、スプリングキャップ16を予め光ファイバ18、18に装着した上でフェルール組み立て体19、19を形成しなければならないことから、作業効率が非常に悪くなってしまうことになる。また、プラグハウジング20との嵌合時における、スプリングキャップ16の係合部21、21と、プラグハウジング20の被係合部22、22との嵌合挿入力が高くなってしまうことから、スプリングキャップ16がはめ難くなることになる。
【0012】
従って、このような構造の光プラグ17を採用すると、上述の光プラグ1とは別な問題点が生じてしまうことになる。
【0013】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされるもので、スプリングキャップが外れ難く、且つ、はめ易い光コネクタを提供することを課題とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するためなされた請求項1記載の本発明の光コネクタは、予めスプリングを挿通した光ファイバの端末に、前記スプリングの一端が当接可能となるフェルールを装着したフェルール組み立て体と、該フェルール組み立て体を収容するプラグハウジングと、前記スプリングの他端を当接させて前記プラグハウジングに外嵌するスプリングキャップと、を備えた光プラグを有する光コネクタであって、前記プラグハウジングは、前記スプリングキャップとの嵌合方向に沿って上壁に一体に形成された一対のガイドレールと、左右の側壁にそれぞれ設けられた係合突起とを有し、前記スプリングキャップは、前記プラグハウジングの下壁に対向する基壁と、該基壁に起立連成され、前記プラグハウジングの前記左右の側壁にそれぞれ対向する一対の側壁と、該一対の側壁の後端に連続する後壁と、該後壁に上縁部から略U字状に切り欠き形成され、前記光ファイバを導出させるとともに前記スプリングの他端が当接するファイバ導出部と、前記一対の側壁の前記嵌合方向の後端側に前記嵌合方向に沿って延在し前記基壁側を開放して断面視略逆U字状にそれぞれ形成され、前記プラグハウジングとの嵌合状態において、前記ガイドレールが挿入されるガイド溝と、前記一対の側壁に前記嵌合方向に沿ってそれぞれ形成され、前端が前記係合突起と係合する係合部となるスリットとを有し、前記プラグハウジングとの嵌合時において、前記一対の側壁の前記嵌合方向の前端側の自由端部は、前記係合突起を乗り越え前記係合部と前記係合突起とが係合するまで撓み、前記ガイド溝はその一端からガイドレールが挿入され前記係合部と前記係合突起との係合が完了するまで前記ガイドレールを摺動することを特徴としている。
【0015】
請求項2記載の本発明の光コネクタは、請求項1に記載の光コネクタにおいて、前記一対のガイドレールを、それぞれ前記左右の側壁と同一平面になるよう前記上壁の縁部に配置したことを特徴としている。
【0016】
請求項3記載の本発明の光コネクタは、請求項1又は請求項2に記載の光コネクタにおいて、前記ガイド溝の他端を、前記一対の側壁間に介在し前記スプリングの前記他端が当接する壁と一体にしたことを特徴としている。
【0017】
請求項1に記載された本発明によれば、一対の側壁の後端に連続する後壁に上縁部から略U字状に切り欠きファイバ導出部を形成し、ここから光ファイバを導出させるとともにここにスプリングの他端を当接させている。スプリングキャップの一対の側壁に嵌合方向に沿ってそれぞれ形成されたスリットが、プラグハウジングの左右の側壁にそれぞれ設けられた係合突起と係合する係合部となっており、一対の側壁の嵌合方向の後端側に嵌合方向に沿って延在し基壁側を開放して断面視略逆U字状にガイド溝がそれぞれ形成されているので、スプリングキャップをプラグハウジングに外嵌させると、一対の側壁の前記嵌合方向の前端側の自由端部は、前記係合突起を乗り越え前記係合部と前記係合突起とが係合するまで撓み、復元した後には係合部と被係合部との係合が完了するようになる。
また、ガイド溝は、その一端からガイドレールが挿入され、上記の係合部と被係合部との係合が完了するまでガイドレールを摺動するようになる。
スプリングキャップのガイド溝は、プラグハウジングとの嵌合時において、プラグハウジングのガイドレールが挿入されているので、スプリングキャップのガイド溝及び基壁間の方向と一対の側壁間の方向の経時変化がともに抑えられるようになる。
一方、スプリングキャップを上記の構成にすれば、光ファイバを挿通させる部分を従来のスリットのような広範囲にわたって形成する必要はない。
従って、スプリングキャップは、一対の側壁の嵌合方向の前端側の自由端部が係合部と被係合部との係合の際に撓み、また、一対の側壁の嵌合方向の前端側のガイド溝がガイドレールを挿入して経時変化を規制することになる。
【0018】
請求項2に記載された本発明によれば、ガイドレールがプラグハウジングの上壁の縁部に配置されれば、これに対応するガイド溝は、スプリングキャップの側壁の壁面から大きく離間する位置に配置されることはない。つまり、側壁からのスパンが短ければ、ガイド溝はその剛性が高くなり強度アップすることになる。
【0019】
請求項3に記載された本発明によれば、ガイド溝が、フェルール組み立て体のスプリングの他端が当接する壁に支えられて、剛性が高くなり強度アップすることになる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の一実施の形態を説明する。
図1は本発明の光コネクタの一実施の形態を示す分解斜視図である。また、図2は図1の光プラグの分解斜視図、図3は図2のプラグハウジングの拡大斜視図、図4は図2のスプリングキャップの拡大斜視図、図5はプラグハウジング側からみたスプリングキャップの拡大斜視図、図6はスプリングキャップの正面図を示している。
【0021】
図1において、引用符号31は例えば自動車等の車両の多重伝送回路に用いられる光コネクタを示しており、その光コネクタ31はレセプタクル32と光プラグ33とを備えて構成されている。
【0022】
上記レセプタクル32は、前後が各々開口するコネクタハウジング34を有しており、そのコネクタハウジング34の前方開口部35を介して光プラグ33が嵌合するようになっている(引用符号36は光プラグ33に対する嵌合部を示しており、その嵌合部36には、後述するロッキングアーム52に対する係止溝37が形成されている)。
【0023】
また、コネクタハウジング34の後方開口部(不図示)を介してレセプタクル32を構成するスリーブ、光素子モジュール、及び上記後方開口部を閉塞する矩形板状のキャップ(いずれも不図示)が順に同一方向に装着収容されるようになっている。
【0024】
引用符号38は上記スリーブが装着され、また、後述するフェルール43が挿入される受承筒を示している。
【0025】
上記光プラグ33は、図2に示される如く、フェルール組み立て体39、39と、そのフェルール組み立て体39、39が挿入、収容されるプラグハウジング40と、プラグハウジング40の後部に外嵌するスプリングキャップ41とを備えて構成されている。
【0026】
フェルール組み立て体39は、光ファイバ42と、その光ファイバ42の端末に装着されるフェルール43と、光ファイバ42に挿通されるスプリング44とで構成されている。
【0027】
光ファイバ42は、PMMA(ポリメタクリル酸メチル(メタクリル樹脂))等の透明樹脂材を用いて製造される芯線部45と、合成樹脂製の一次シース46と、同じく合成樹脂製の二次シース47とから成り、端末が皮剥された状態でフェルール43に装着されるようになっている。
【0028】
フェルール43は合成樹脂製であって、略円筒状の小径部48及び大径部49を有しており、光ファイバ42の芯線部45が小径部48に、また、一次シース46が大径部49に収容されるようになっている。また、フェルール43と光ファイバ42は接着剤等で強固に固定されており、光ファイバ42がフェルール43から抜け落ちてしまうことがないようになっている。
【0029】
大径部49には、二つのフランジ部50、50が周設されており、後方のフランジ部50と上記スプリングキャップ41との間にスプリング44が介在するようになっている。
【0030】
プラグハウジング40は、図2及び図3に示される如く、フェルール組み立て体39、39を収容することができる中空の収容室51、51を有する略矩形状の箱体であって、そのプラグハウジング40の上壁には、上記係止溝37(図1参照)に係入するロッキングアーム52と、スプリングキャップ41に対する一対のガイドレール53、53と、光ファイバ42、42に対するガイドフランジ54、54とが一体に形成されている。
【0031】
また、プラグハウジング40の両側壁(特許請求の範囲に記載した左右の側壁に相当)には、その中間にスプリングキャップ41に対する爪状の係合突起55、55(一方のみ図示、特許請求の範囲に記載した被係合部に相当)が形成されている。
【0032】
ガイドレール53、53は、スプリングキャップ41の嵌合方向に沿って延在する短冊状の片であって、プラグハウジング40の後端面の位置から略中間部まで、上記両側壁と同一平面上(上壁の両側縁部に起立連成)に配置形成されている。
【0033】
尚、ガイドレール53、53の配置は、上記位置に限られるものではないが、中央寄りに配置すると後述するガイド溝60の側壁に対するスパンが長くなって、そのガイド溝60の剛性が低下してしまう恐れがある。従って、上記位置が最も好ましい位置と言える。
【0034】
ガイドフランジ54、54は、プラグハウジング40の後端面から導出される光ファイバ42、42の導出部分に形成される片持ち片状の突起であって、可撓性を有しており、光ファイバ42、42の過酷屈曲を防止するようになっている。
【0035】
即ち、本形態にあっては、光ファイバ42、42が上方へ過剰に曲げられる可能性があると想定しており、ガイドフランジ54、54を上記後端面において開口する収容室51、51の上縁部に配設(上壁に連成)している。
【0036】
上記スプリングキャップ41は、図4ないし図6のいずれかに示される如く、プラグハウジング40の下壁に対向する基壁56と、その基壁56の両端縁に起立連成され、プラグハウジング40(図3参照)の両側壁にそれぞれ対向する一対の側壁57、57と、基壁56の後端縁に起立連成されるとともに、側壁57、57の端部に連続する後壁58とを備えて構成されており、上述の如く、プラグハウジング40(図3参照)の後部に外嵌することができるように形成されている。
【0037】
側壁57、57は、図示のように、それぞれ、上記嵌合方向に区切られ、その前端側の撓み用の区間D1と後端側の経時変化規制用の区間D2とを設定しており、撓み用の区間D1には、上記係合突起55、55(図3参照)に係合する係合部59、59が形成されている。また、経時変化規制用の区間D2には、プラグハウジング40(図3参照)との嵌合時に上記ガイドレール53、53(図3参照)を摺動するガイド溝60、60が形成されている。
【0038】
係合部59、59は、側壁57、57に形成されたスリット61、61の前端部に位置し、上記係合突起55、55(図3参照)が引っかかる部分を指している。また、係合部59、59は、矢線A及び矢線Bで指した点を結ぶ線よりもプラグハウジング40(図3参照)側に位置することから、側壁57、57の矢線Cで示す自由端部が嵌合時に撓んで拡開し、上記係合突起55、55(図3参照)を乗り越えれば容易に係合することができるようになっている。
【0039】
尚、側壁57、57にスリット61、61を形成したことで、側壁57、57の剛性が低下し、上記自由端部が撓みやすくなっている。
【0040】
ガイド溝60、60は、上記嵌合方向に沿って延在し基壁56側を開放して断面視略逆U字状に形成されており、その一端からガイドレール53、53(図3参照)が挿入されるようになっている。また、ガイド溝60、60の他端は、後壁58によって閉塞されている。
【0041】
尚、ガイド溝60、60の先端部62、62(図6参照)は、側壁57、57に対してほぼガイドレール53、53(図3参照)の厚み分だけ離れているので、側壁57、57から最小のスパンで形成されていることになる。従って、上記他端が閉塞されているのも相まって、ガイド溝60、60の剛性が非常に高くなっていることになる。これにより、過酷な使用条件下においても問題なく使用することができると言える。
【0042】
一方、後壁58には、光ファイバ42、42(図2参照)を挿通させるとともにスプリング44(図2参照)の他端が当接するファイバ導出部63、63と、そのファイバ導出部63、63から導出された光ファイバ42、42(図2参照)を支持する断面視略U字形状の支持部64、64とが形成されている。
【0043】
ファイバ導出部63、63は、後壁58の上端縁から略U字状に切り欠き形成したスリットであって、従来例で説明したスリット12(図7参照)に比べ格段に切り欠き範囲が狭くなっている。
【0044】
支持部64、64は、ファイバ導出部63、63の切り欠き形状に沿って突出形成されており、スプリングキャップ41の嵌合後においては、プラグハウジング40(図3参照)のガイドフランジ54、54(図3参照)によって、開放側を封鎖されるようになっている(図1参照)。
【0045】
上記構成において、光プラグ33がレセプタクル32に嵌合すると、受承筒38、38はプラグハウジング40内に進入し、同時にフェルール組み立て体39、39の小径部48、48が受承筒38、38内に進入するようになっている。また、フェルール組み立て体39、39の大径部49、49が受承筒38、38の先端に当接し、スプリング44、44の弾性力によって適度の接触圧が保たれるようになる。
【0046】
この状態において、フェルール組み立て体39、39の先端部とスリーブ、及び光素子モジュールとスリーブは、共に間隙(不図示)を最小に保って配置されるようになる。
【0047】
以上、図1ないし図6までを参照しながら説明してきたように、プラグハウジング40の係合突起55、55に係合するスプリングキャップ41の係合部59、59が、側壁57、57における撓み用の区間D1に設けられていることから、スプリングキャップ41をプラグハウジング40に外嵌させると、その区間(D1)における側壁57、57が撓み、復元した後には係合部59、59と係合突起55、55との係合が完了するようになる。
【0048】
また、経時変化規制用の区間D2に設けられたガイド溝60、60は、その一端からガイドレール53、53が挿入され、上記の係合部59、59と係合突起55、55との係合が完了するまでガイドレール53、53を摺動するようになる。
【0049】
ガイド溝60、60は、スプリングキャップ41の基壁56側を開放した断面視略逆U字状に形成されることから、スプリングキャップ41を嵌合させると、ガイド溝60、60及び基壁56間の方向の経時変化が抑えられることになる。そして、ガイド溝60、60の断面視の形状から解るように、側壁57、57間の方向の経時変化も当然に抑えられるようになる。
【0050】
従って、スプリングキャップ41は、撓み用の区間D1の側壁57、57が係合部59、59と係合突起55、55との係合の際に撓み、また、経時変化規制用の区間D2のガイド溝60、60がガイドレール53、53を挿入して経時変化を規制するので、はめ易く、且つ、過酷な使用条件下でも外れ難いスプリングキャップ41となる。
【0051】
その他、本発明は本発明の主旨を変えない範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。
即ち、一心式光ファイバ双方向通信システム用の光コネクタにも当然に応用することができる。
【0052】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載された本発明によれば、スプリングキャップは、一対の側壁の嵌合方向の前端側の自由端部が係合部と被係合部との係合の際に撓み、また、一対の側壁の嵌合方向の前端側のガイド溝がガイドレールを挿入して経時変化を規制することになるので、スプリングキャップが外れ難く、且つ、はめ易い光コネクタが得られる
【0053】
請求項2に記載された本発明によれば、一対のガイドレールを、それぞれプラグハウジングの左右の側壁と同一平面になるようプラグハウジングの上壁の縁部に配置していることから、ガイド溝の強度を高めることができるようになる。即ち、ガイドレールが上記位置に配置されれば、これに対応するガイド溝は、スプリングキャップの側壁の壁面から大きく離間する位置に配置されることはない。つまり、側壁からのスパンが短ければ、ガイド溝はその剛性が高くなり強度アップすることになる。
従って、一層外れ難いスプリングキャップとなる。
【0054】
請求項3に記載された本発明によれば、ガイド溝の他端を、スプリングキャップの側壁間に介在しフェルール組み立て体のスプリングの他端が当接する壁と一体にしていることから、ガイド溝がその壁に支えられて剛性が高くなり強度アップすることになる。
従って、一層外れ難いスプリングキャップとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による光コネクタの一実施の形態を示す分解斜視図である。
【図2】図1の光プラグの分解斜視図である。
【図3】図2のプラグハウジングの拡大斜視図である。
【図4】図2のスプリングキャップの拡大斜視図である。
【図5】プラグハウジング側からみたスプリングキャップの拡大斜視図である。
【図6】スプリングキャップの正面図である。
【図7】従来例の光プラグの分解斜視図である。
【図8】図7とは別の従来例の光プラグの分解斜視図である。
【符号の説明】
D1 撓み用の区間
D2 経時変化規制用の区間
31 光コネクタ
32 レセプタクル
33 光プラグ
34 コネクタハウジング
35 前方開口部
36 嵌合部
37 係止溝
38 受承筒
39 フェルール組み立て体
40 プラグハウジング
41 スプリングキャップ
42 光ファイバ
43 フェルール
44 スプリング
45 芯線部
46 一次シース
47 二次シース
48 小径部
49 大径部
50 フランジ部
51 収容室
52 ロッキングアーム
53 ガイドレール
54 ガイドフランジ
55 係合突起(被係合部)
56 基壁
57 側壁
58 後壁
59 係合部
60 ガイド溝
61 スリット
62 先端部
63 ファイバ導出部
64 支持部

Claims (3)

  1. 予めスプリングを挿通した光ファイバの端末に、前記スプリングの一端が当接可能となるフェルールを装着したフェルール組み立て体と、該フェルール組み立て体を収容するプラグハウジングと、前記スプリングの他端を当接させて前記プラグハウジングに外嵌するスプリングキャップと、を備えた光プラグを有する光コネクタであって、
    前記プラグハウジングは、前記スプリングキャップとの嵌合方向に沿って上壁に一体に形成された一対のガイドレールと、左右の側壁にそれぞれ設けられた係合突起とを有し、
    前記スプリングキャップは、前記プラグハウジングの下壁に対向する基壁と、該基壁に起立連成され、前記プラグハウジングの前記左右の側壁にそれぞれ対向する一対の側壁と、該一対の側壁の後端に連続する後壁と、該後壁に上縁部から略U字状に切り欠き形成され、前記光ファイバを導出させるとともに前記スプリングの他端が当接するファイバ導出部と、前記一対の側壁の前記嵌合方向の後端側に前記嵌合方向に沿って延在し前記基壁側を開放して断面視略逆U字状にそれぞれ形成され、前記プラグハウジングとの嵌合状態において、前記ガイドレールが挿入されるガイド溝と、前記一対の側壁に前記嵌合方向に沿ってそれぞれ形成され、前端が前記係合突起と係合する係合部となるスリットとを有し、
    前記プラグハウジングとの嵌合時において、前記一対の側壁の前記嵌合方向の前端側の自由端部は、前記係合突起を乗り越え前記係合部と前記係合突起とが係合するまで撓み、前記ガイド溝はその一端からガイドレールが挿入され前記係合部と前記係合突起との係合が完了するまで前記ガイドレールを摺動する
    ことを特徴とする光コネクタ。
  2. 請求項1に記載の光コネクタにおいて、
    前記一対のガイドレールを、それぞれ前記左右の側壁と同一平面になるよう前記上壁の縁部に配置したことを特徴とする光コネクタ。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の光コネクタにおいて、
    前記ガイド溝の他端を、前記一対の側壁間に介在し前記スプリングの前記他端が当接する壁と一体にしたことを特徴とする光コネクタ。
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