JP2003013830A - エンジンの排気浄化装置 - Google Patents

エンジンの排気浄化装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 HC吸着層の表面に三元触媒層を形成した触
媒コンバータを備えたエンジンにおいて、HCの脱離温
度が三元触媒層の活性開始温度よりも低いことから、触
媒が活性化する過程では脱離した一部のHCが酸化され
ることなく排出されてしまう。 【解決手段】 触媒コンバータに三元触媒層からHC吸
着層への伝熱を抑制する中間層などからなる熱伝達抑制
手段を設けると共に、エンジンの冷間始動時など三元触
媒層がその活性温度に満たないときに、HC吸着層がH
C脱離開始温度に達する以前に前記三元触媒層が活性温
度に達するように排気温度を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はエンジンの排気浄化
装置に関し、特に触媒担体に三元触媒層とHC吸着層とを
形成した触媒コンバータを備えた排気浄化装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術と解決すべき課題】エンジンの冷間運転時
の排気エミッション性能を改善するものとして、触媒担
体上にHC吸着材と酸化触媒または三元触媒とを積層し
た多層構造の触媒コンバータが知られている。触媒の活
性が不十分な冷間運転時にエンジンから排出された未燃
燃料分はHC吸着層に一時的に吸着され、ある程度触媒
コンバータの温度が上昇するとHCは吸着層から脱離し
て表層側の三元触媒層により酸化処理される。ただし、
一般にHC吸着層からのHCの脱離温度は三元触媒層の
活性開始温度よりも低いので、触媒が活性化する過程で
は脱離した一部のHCが酸化されることなく排出されて
しまう。
【0003】これに対して、特開平11-82003号公報に
は、HC吸着層からHCの脱離が開始されてから三元触
媒が活性温度に達するまでの間に点火時期リタードや回
転上昇制御を行うことにより排気温度を上昇させて三元
触媒の活性化を促進するようにしたものが提案されてい
る。しかしながら、このような排気温度制御によって
も、三元触媒が活性化するまでの間のHC吸着層からの
HCの脱離は抑えられないので、HCエミッション性能
という観点からは改善の余地があった。
【0004】本発明はこのような問題点に着目してなさ
れたもので、エンジン始動時にHC吸着層からのHCの
脱離を確実に抑止することのできる排気浄化装置を提供
することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、触媒担体
と該担体を被覆する三元触媒層との間にHC吸着層を形
成した触媒コンバータをエンジン排気通路に介装した排
気浄化装置において、前記触媒コンバータに三元触媒層
からHC吸着層への伝熱を抑制する熱伝達抑制手段を設
ける。また、エンジンの冷間始動時など三元触媒層が活
性温度に満たないときには、前記HC吸着層がHC脱離
開始温度に達する以前に前記三元触媒層が活性温度に達
するように排気温度を制御する排気温度制御手段とを備
える。
【0006】第2の発明は、前記第1の発明の熱伝達抑
制手段として、三元触媒層とHC吸着層との間に断熱材
からなる中間層を形成する。
【0007】第3の発明は、前記第1の発明の熱伝達抑
制手段として、三元触媒層に比較してHC吸着層の厚さ
を大とした構成を適用する。
【0008】第4の発明は、前記第1から第3の発明に
おける熱伝達抑制手段として、HC吸着層に比熱の大き
な材質を適用する。
【0009】第5の発明は、前記第1から第3の発明に
おける熱伝達抑制手段として、三元触媒層に対する層間
接触面積を小とした構成を適用する。
【0010】第6の発明は、前記第1の発明の排気温度
制御手段を、火花点火式エンジンの点火時期を遅らせる
点火時期リタード制御または回転数を上昇させる回転数
上昇制御の少なくとも何れか一方によりエンジン始動後
の排気温度を上昇させるように構成する。
【0011】第7の発明は、前記第1または第6の発明
の排気温度制御手段を、活性温度付近に達して以降は三
元触媒層が該活性温度付近の温度に維持されるように排
気温度を制御するように構成する。
【0012】第8の発明は、前記第1または第6の発明
の排気温度制御手段を、活性温度付近に達して以降はH
C吸着層が脱離開始温度に達することを遅延させられる
ように排気温度を制御するように構成する。
【0013】
【作用・効果】前記第1の発明以下の各発明によれば、
例えば第2〜第5の発明に示したような熱伝達抑制手段
により三元触媒層からHC吸着層への熱伝達を抑制した
ことから、エンジン始動後の暖機運転時などに排気温度
を上昇させることでHC吸着層がHC脱離温度に達する
以前に三元触媒層を活性温度にまで昇温させることが可
能である。これにより、低温条件下でのHC排出を確実
に抑制して排気エミッション性能を改善することができ
る。
【0014】熱伝達抑制手段としては、第2の発明とし
て示したように三元触媒層とHC吸着層との間に断熱材
からなる中間層を形成して三元触媒層からの熱が直接的
にHC吸着層に伝わらないようにする。あるいは、第3
の発明として示したようにHC吸着層の厚さを三元触媒
層に比較して大とする。これによりHC吸着層の熱容量
が増大して三元触媒層からの熱伝達により昇温しにくく
なると共に三元触媒層は昇温しやすくなるので、HC吸
着層がHC脱離温度に達する前に三元触媒層を速やかに
活性温度にまで高めることができる。また、熱伝達抑制
手段として、第4の発明として示したようにHC吸着層
を比熱の大きな材質で構成し、あるいは第5の発明とし
て示したように三元触媒層に対する層間接触面積を小さ
くすることによっても、三元触媒層からHC吸着層への
熱伝達を抑制することができる。
【0015】三元触媒層の活性化のために排気温度を上
昇させる制御としては、第6の発明として示したように
点火時期リタードまたは回転数上昇の何れか一方または
双方の制御を実行する。点火時期を遅らせると排気熱損
失の増大に伴い排気温度が上昇する。また回転数を高め
れば単位時間当たりの燃焼ガス量ないしは排気流量が増
えることから排気温度が上昇する。
【0016】第7または第8の発明として示したよう
に、活性温度に達して以降は三元触媒の温度が当該活性
温度付近に維持されるように、あるいはHC吸着層の温
度が脱離開始温度に達するのを遅延させるように、点火
時期リタードや回転数上昇の制御を抑制することによ
り、余剰な加熱によるHC吸着層の温度上昇を抑えてH
Cの脱離速度を低減できるので、脱離HCと三元触媒層
の触媒貴金属とが酸化反応を起こす頻度が増えてHC浄
化率をより向上させることができる。
【0017】
【実施形態】以下、本発明の実施形態を図面に基づいて
説明する。図1または図2は、本実施形態に係るガソリ
ンエンジンの概略構成を示している。図において、1は
コントローラであり、エンジン2の燃料噴射量、点火時
期、排気温度を制御する機能を有する。エンジン2の吸
気通路3には吸入空気量を検出するエアフローメータ4
およびスロットルバルブ5が設けられ、吸気通路3には
燃料噴射弁6が設けられている。燃料噴射弁6には図示
しない燃料供給系統により一定圧力で燃料が供給され、
その開弁時間に応じた量の燃料を噴射するように構成さ
れている。コントローラ1により演算される燃料噴射量
は、前記燃料噴射弁6の開弁時間に相当する噴射パルス
幅として算出される。
【0018】7はエンジンクランクシャフトの回転角度
およびエンジン回転数を検出するためのクランク角セン
サ、8はエンジン冷却水温を検出する水温センサ、9は
排気通路10にて排気中の酸素濃度を検出する空燃比セ
ンサである。11は排気通路10に介装された触媒コン
バータであり、これは触媒担体上にHC吸着層と三元触
媒層とを積層した構成のHC吸着触媒を備えている。1
2は前記三元触媒部分の温度を検出する触媒温度センサ
である。図2に示したように前記HC吸着触媒11の上
流側に三元触媒からなる他の触媒コンバータ13を介装
した構成を適用することもできる。14は点火プラグで
あり、コントローラ1からの信号に基づき設定された点
火時期に燃料への点火を行う。
【0019】前記触媒コンバータ11の触媒層の構成例
を図3以下に示す。図3に示した触媒の実施形態は、ハ
ニカム触媒担体21の表面にゼオライトなどからなるH
C吸着層22が被覆され、さらにその上に三元触媒層2
3が被覆されている。前記HC吸着層22は図示したよ
うに三元触媒層23に比較して厚さが大になっており、
これによりHC吸着層22の熱容量を大きくして温度が
上昇しにくくなるようにしている。図4は他の実施形態
であり、これはハニカム触媒担体21の表面に被覆する
HC吸着層22と三元触媒層23との間に断熱材からな
る中間層24を形成し、中間層24により三元触媒層2
3からHC吸着層22への直接の熱伝達が行われないよ
うにすることでHC吸着層の温度上昇を抑制するように
している。前記中間層24を構成する断熱材としては例
えば触媒貴金属を含まないアルミナやセリアを適用する
ことで熱伝達が行われにくい構成とすることができる。
【0020】前記三元触媒層23からHC吸着層22へ
の熱伝達をさらに抑制するためには、HC吸着層22を
より比熱の大きい材料で形成し、あるいは多孔質構造に
よる気孔や空隙により三元触媒層23との層間接触面積
を少なくしてやることが有効である。
【0021】次に、前記構成下でコントローラ1により
実行されるエンジン制御につき説明する。前記コントロ
ーラ1はマイクロコンピュータおよびその周辺装置から
構成され、運転状態信号として前記エアフローメータ4
からの吸入空気量信号、クランク角センサ9からの回転
数信号、水温センサ10からの水温信号、空燃比センサ
11からの酸素濃度信号等が入力し、これらに基づき燃
料噴射量および点火制御量の演算を行うと共に、前記水
温信号および触媒温度センサ14からの触媒温度信号を
用いて排気温度を制御する。
【0022】図5と図6は前記排気温度制御の第1の実
施形態を示し、図5は排気温度制御の処理内容を表す流
れ図、図6は前記処理によるタイミング図である。図5
中の符号Sは処理ステップを表す。この処理はコントロ
ーラ1内のマイクロコンピュータにより周期的に実行さ
れる。
【0023】この排気制御では、まずステップ11にて
エンジン始動時の冷却水温を水温センサ8からの信号に
より検出し、次いでステップ12にて前記検出水温をあ
らかじめ設定された基準値と比較することで排気昇温す
なわち触媒の加熱を行うべき温度条件であるか否かを判
定する。水温が基準値よりも高いときは以降の処理を行
わずに今回の制御ルーチンを終了する。水温が基準値よ
りも低いときには、次にステップ13にて点火時期を安
定限界付近にまで遅角させる点火時期リタードを行う。
このときの点火時期は、例えばエンジン回転数と水温と
からリタード量を与えるようにあらかじめ設定されたテ
ーブルを検索して求められる。
【0024】前記点火時期リタードの後、ステップ14
にて触媒温度センサ12からの信号に基づき、触媒コン
バータ11の三元触媒温度を検出し、次いでステップ1
5にてこの三元触媒温度をあらかじめ設定された活性判
定温度と比較し、活性判定温度に達していないときには
ステップ13に戻って点火時期リタードを継続し、達し
ていればステップ16にて点火時期リタードを中止し、
通常の点火時期制御へと移行する。
【0025】前記制御に基づき、図6に示したように冷
間始動後の排気温度が上昇すると共に触媒は速やかに活
性温度に達する。図においてTcとThは前記本発明の
構成による三元触媒層温度とHC吸着層温度、Thaは
断熱を行わない従来構成の触媒によるHC吸着層温度で
ある。前述したようにHC吸着触媒は三元触媒層からH
C吸着層への熱伝達が抑制されるように構成されている
ことから、特性線Thに見られるように三元触媒温度が
速やかに上昇してもHC吸着層は比較的低温に保たれ、
HC脱離温度t1に達するまでに三元触媒温度が活性温
度t2にまで昇温する。このため未燃HC成分の排出量
は図の特性線Hで示されるように抑制される。これに対
して、従来はt2に達するまでにHC吸着層温度がt1
になってしまうため、特性線Haで示したようにHCが
排出されてしまっていた。
【0026】また、図中のTc’とTh’はそれぞれ三
元触媒温度がt2に達したのちも点火時期リタードを継
続したとした場合の三元触媒層とHC吸着層の温度変化
特性を表しており、この場合はThがt1に達した時点
でHCの脱離が開始されるが(Ho)、この時点ではす
でに三元触媒層が活性化して脱離HCを酸化処理するた
めHCの排出は抑制される。ただし、本発明のように三
元触媒の活性温度に達した時点で点火時期リタードを終
了させれば、以後の排気温度低下によりHC吸着層の温
度上昇も緩やかになり、それだけt1以後のHC脱離速
度が低下するので、三元触媒層による転換効率が向上し
てHCの排出量をより低減することができる。三元触媒
層は活性温度に到達したのちは点火時期リタードを終了
させても運転を続ける限りは温度低下することはないの
で、HCの処理は問題なく行うことができる。
【0027】図7、図9に本発明の排気温度制御に関す
る他の実施形態を示す。図7は第2の実施形態の処理内
容を表す流れ図、図9は第3の実施形態の処理内容を表
す流れ図である。
【0028】前記第1の実施形態と異なる部分について
説明すると、図7では三元触媒層温度が活性判定温度に
達するまではステップ13〜ステップ16の処理として
エンジン回転数を上昇させる制御を行い、活性温度に達
した後は回転数を元に戻すようにしている。回転数を上
昇させるための制御としては、例えばアイドル空気量の
増量制御を行う。また、図9は、ステップ13〜ステッ
プ16の処理として、点火時期リタードとエンジン回転
上昇の双方の制御を行うようにしたものである。
【0029】図8と図10にそれぞれ前記図7の制御に
よるタイミング図と、図9の制御によるタイミング図を
示す。図中の符号の意味は図6と同一である。図示した
ようにこれらの制御によってもHC吸着層がHC脱離温
度に達する以前に三元触媒層を活性温度にまで昇温させ
てHCの排出を効果的に抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る排気浄化装置の全体構
成図。
【図2】本発明の実施形態に係る排気浄化装置の他の構
成例を示す全体構成図。
【図3】本発明に係る触媒の第1の実施形態の積層構造
を示す断面図。
【図4】本発明に係る触媒の第2の実施形態の積層構造
を示す断面図。
【図5】本発明に係る排気温度制御の第1の実施形態を
示す流れ図。
【図6】排気温度制御の第1の実施形態によるタイミン
グ図。
【図7】本発明に係る排気温度制御の第2の実施形態を
示す流れ図。
【図8】排気温度制御の第2の実施形態によるタイミン
グ図。
【図9】本発明に係る排気温度制御の第3の実施形態を
示す流れ図。
【図10】排気温度制御の第3の実施形態によるタイミ
ング図。
【符号の説明】
1 コントローラ 2 エンジン 3 吸気通路 4 エアフローメータ 5 スロットルバルブ 6 燃料噴射弁 7 クランク角センサ 8 水温センサ 9 空燃比センサ 10 排気通路 11 触媒コンバータ(HC吸着触媒) 12 触媒温度センサ 13 触媒コンバータ(三元触媒) 14 点火プラグ 21 触媒担体 22 HC吸着層 23 三元触媒層 24 中間層
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F01N 3/28 301 F01N 3/28 301P F02P 5/15 E Fターム(参考) 3G022 CA02 DA02 EA01 GA01 GA05 GA09 GA10 3G091 AA17 AB03 AB10 BA02 BA04 BA14 BA15 BA32 BA39 CB02 CB05 DA02 DA07 DB10 DC01 EA01 EA10 EA16 EA18 EA19 EA34 FA01 FA04 FB02 FC07 GA06 GB05W GB09W GB17W HA00 HA18 HA39

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】触媒担体と該担体を被覆する三元触媒層と
    の間にHC吸着層を形成した触媒コンバータをエンジン
    排気通路に介装した排気浄化装置において、 前記触媒コンバータに三元触媒層からHC吸着層への伝
    熱を抑制する熱伝達抑制手段を設けると共に、 前記三元触媒層がその活性温度に満たないときに、前記
    HC吸着層がHC脱離開始温度に達する以前に前記三元
    触媒層が活性温度に達するように排気温度を制御する排
    気温度制御手段とを備えたことを特徴とするエンジンの
    排気浄化装置。
  2. 【請求項2】前記熱伝達抑制手段は、三元触媒層とHC
    吸着層との間に設けた断熱材からなる中間層である請求
    項1に記載のエンジンの排気浄化装置。
  3. 【請求項3】前記熱伝達抑制手段は、三元触媒層に比較
    してHC吸着層の厚さを大とした構成である請求項1に
    記載のエンジンの排気浄化装置。
  4. 【請求項4】前記熱伝達抑制手段は、HC吸着層に比熱
    の大きな材質を適用した構成である請求項1から請求項
    3の何れかに記載のエンジンの排気浄化装置。
  5. 【請求項5】前記熱伝達抑制手段は、三元触媒層に対す
    る層間接触面積を小とした請求項1から請求項3の何れ
    かに記載のエンジンの排気浄化装置。
  6. 【請求項6】前記排気温度制御手段は、火花点火式エン
    ジンの点火時期を遅らせる点火時期リタード制御または
    回転数を上昇させる回転数上昇制御の少なくとも何れか
    一方により排気温度を上昇させるように構成されている
    請求項1に記載のエンジンの排気浄化装置。
  7. 【請求項7】前記排気温度制御手段は、活性温度付近に
    達して以降は三元触媒層が該活性温度付近の温度に維持
    されるように排気温度を制御するように構成されている
    請求項1または請求項6の何れかに記載のエンジンの排
    気浄化装置。
  8. 【請求項8】前記排気温度制御手段は、活性温度付近に
    達して以降はHC吸着層が脱離開始温度に達することを
    遅延させられるように排気温度を制御するように構成さ
    れている請求項1または請求項6の何れかに記載のエン
    ジンの排気浄化装置。
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