JP2003009732A - スピニングリールのスプール - Google Patents

スピニングリールのスプール

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JP2003009732A JP2001200624A JP2001200624A JP2003009732A JP 2003009732 A JP2003009732 A JP 2003009732A JP 2001200624 A JP2001200624 A JP 2001200624A JP 2001200624 A JP2001200624 A JP 2001200624A JP 2003009732 A JP2003009732 A JP 2003009732A
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    • A01K89/01Reels with pick-up, i.e. with the guiding member rotating and the spool not rotating during normal retrieval of the line
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スピニングリールのスプールにおいて、糸巻
胴部に圧縮力が作用しても、軸受の取り外し交換を行い
やすくする。 【解決手段】 スピニングリールのスプール4は、スプ
ール軸15に軸受50,51を介して回転自在に装着さ
れるスプールであって、第1及び第2軸受収納部7a,
7bと、糸巻胴部7と、前後のフランジ部8a,8bと
を備えている。第2軸受収納部7bは、軸受51が収納
される少なくとも一部が金属製のものである。糸巻胴部
7は、第1及び第2軸受収納部7a,7bが設けられ外
周に釣り糸が巻き付けられる合成樹脂製のものである。
前後のフランジ部8a,8bは、糸巻胴部7の前後に配
置された大径のものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明と、糸巻用のスプー
ル、特に、スプール軸に軸受を介して回転自在に装着さ
れるスピニングリールのスプールに関する。
【0002】
【従来の技術】一般にスピニングリールは、ハンドルを
回転自在に支持するリール本体と、リール本体に回転自
在に装着された釣り糸案内用のロータと、ロータにより
案内された釣り糸を巻き付けるスプールとを備えてい
る。スピニングリールのスプールは、リール本体に対し
て前後移動自在であり、釣り糸が巻かれる糸巻胴部と、
糸巻胴部の前端に配置され糸巻胴部の外径より大きい外
径を有する前フランジ部と、糸巻胴部の後方に設けられ
た筒状のスカート部とを備えている。
【0003】このようなスプールにおいて、コストを低
減してスプール全体の軽量化を図るために、糸巻胴部が
たとえば合成樹脂により形成されたものが知られてい
る。また、ドラグ性能を向上させるために、スプール軸
に軸受を介して回転自在に装着されたものも知られてい
る。軸受は糸巻胴部の内周面とスプール軸との間に装着
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の合成樹脂製
で軸受によりスプール軸に支持されたスプールでは、糸
巻胴部が比較的強度が低い合成樹脂製であるので、釣り
糸が強く巻き付けられ圧縮力が作用すると糸巻胴部が圧
縮変形するおそれがある。糸巻胴部が圧縮変形すると、
糸巻胴部の内周面に装着された軸受が抜けにくくなり、
軸受の取り外しや交換を行いにくくなるという問題が生
じる。
【0005】本発明の課題は、スピニングリールのスプ
ールにおいて、糸巻胴部に圧縮力が作用しても、軸受の
取り外しや交換を行いやすくすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】発明1に係るスピニング
リールのスプールは、スプール軸に軸受を介して回転自
在に装着されるスプールであって、軸受収納部と、糸巻
胴部と、前後のフランジ部とを備えている。軸受収納部
は、軸受が収納される少なくとも一部が金属製のもので
ある。糸巻胴部は、軸受収納部が設けられ外周に釣り糸
が巻き付けられる合成樹脂製のものである。前後のフラ
ンジ部は、糸巻胴部の前後に配置された大径のものであ
る。
【0007】このスプールでは、糸巻胴部はコストを低
減して軽量化を図るために合成樹脂製である。しかし、
糸巻胴部に設けられる軸受収納部は、強度を考慮して少
なくとも一部を合成樹脂より強度が高い金属製にして補
強している。ここでは、軸受収納部の少なくとも一部を
合成樹脂より強度が高い金属製にして補強しているの
で、軸受収納部は圧縮しにくくなり、糸巻胴部に圧縮力
が作用しても、軸受の取り外しや交換を行いやすくな
る。
【0008】発明2に係るスピニングリールのスプール
は、発明1に記載のスプールにおいて、後フランジ部の
外周部から後方に延びるスカート部をさらに備える。こ
の場合には、糸巻胴部の径がロータの円筒部の径より小
さくなってもロータの周囲を覆うことができ、釣り糸の
絡みつきを防止できる。発明3に係るスピニングリール
のスプールは、発明1又は2に記載のスプールにおい
て、軸受収納部は、軸受が収納される金属製の第1筒状
部と、第1筒状部を覆う合成樹脂製の第2筒状部とを有
する。この場合には、金属製の第1筒状部で補強できる
とともに、全体を金属製にする場合に比べて軽量化を図
ることができかつコストを低減できる。
【0009】発明4に係るスピニングリールのスプール
は、発明1又は2に記載のスプールにおいて、軸受収納
部全体が金属製である。この場合には、軸受収納部全体
が金属製であるので、強度がさらに高くなる。発明5に
係るスピニングリールのスプールは、発明4に記載のス
プールにおいて、軸受収納部は、後フランジ部と一体形
成されている。この場合には、金属製の軸受収納部と後
フランジ部とを一体形成しているので、糸巻胴部の後部
の補強を兼ねることができる。
【0010】発明6に係るスピニングリールのスプール
は、発明2から5のいずれかに記載のスプールにおい
て、糸巻胴部は、釣り糸が巻き付けられる外周部が金属
薄板製の外装部材で覆われている。この場合には、合成
樹脂製の糸巻胴部の表面が外装部材で覆われるので、軽
量化やコストダウンを図りつつ金属光沢の高級感がある
外観が得られる。
【0011】発明7に係るスピニングリールのスプール
は、発明6に記載のスプールにおいて、スカート部は、
外装部材と一体形成されている。この場合には、糸巻胴
部の周囲からよく目立つスカート部にかけて金属光沢の
高級感がある外観が得られる。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を採用したス
ピニングリールは、図1に示すように、ハンドル1を回
転自在に支持するリール本体2と、ロータ3と、スプー
ル4とを備えている。ロータ3は、リール本体2の前部
に回転自在に支持されている。スプール4は、釣り糸を
外周面に巻き取るものであり、ロータ3の前部に前後移
動自在に配置されている。
【0013】リール本体2は、リールボディ2aと、リ
ールボディ2aから斜め上前方に延びる竿取付脚2bと
を有している。リールボディ2aは、図2に示すように
内部に空間を有しており、その空間内には、ロータ3を
ハンドル1の回転に連動して回転させるロータ駆動機構
5と、スプール4を前後に移動させて釣り糸を均一に巻
き取るためのオシレーティング機構6とが設けられてい
る。
【0014】ロータ駆動機構5は、ハンドル1が固定さ
れたハンドル軸10とともに回転するフェースギア11
と、このフェースギア11に噛み合うピニオンギア12
とを有している。ピニオンギア12は筒状に形成されて
おり、その前部は、ロータ3の中心部を貫通し、ナット
によりロータ3と固定されている。ピニオンギア12
は、その軸方向の中間部と後端部とが、それぞれ軸受を
介してリール本体2に回転自在に支持されている。
【0015】オシレーティング機構6は、スプール4の
中心部にドラグ機構60を介して連結されたスプール軸
15を前後方向に移動させてスプール4を同方向に移動
させるための機構である。オシレーティング機構6は、
スプール軸15の下方に平行に配置された螺軸21と、
螺軸21に沿って前後方向に移動するスライダ22と、
螺軸21の先端に固定された中間ギア23とを有してい
る。スライダ22にはスプール軸15の後端が回転不能
に固定されている。中間ギア23はピニオンギア12に
噛み合っている。
【0016】ロータ3は、図2に示すように、円筒部3
0と、円筒部30の側方に互いに対向して設けられた第
1及び第2ロータアーム31、32とを有している。円
筒部30と両ロータアーム31、32とは、たとえばア
ルミニウム合金製であり一体成形されている。第1ロー
タアーム31は、円筒部30から外方に凸に湾曲して前
方に延びており、円筒部30との接続部分は円筒部30
の周方向に広がり湾曲している。第1ロータアーム31
の先端の外周側には、第1ベール支持部材40が揺動自
在に装着されている。第1ベール支持部材40の先端に
は、釣り糸をスプール4に案内するためのラインローラ
41が装着されている。
【0017】第2ロータアーム32は、円筒部30から
外方に凸に湾曲して前方に延びている。第2ロータアー
ム32は、先端部から円筒部30との接続部分に向けて
2股に分岐しており、円筒部30と周方向に間隔を隔て
た2箇所で接続されている。第2ロータアーム32の先
端内周側には、第2ベール支持部材42が揺動自在に装
着されている。
【0018】ラインローラ41と第2ベール支持部材4
2との間には線材を略U状に湾曲させた形状のベール4
3が固定されている。これらの第1及び第2ベール支持
部材40、42、ラインローラ41及びベール43によ
り釣り糸をスプール4に案内するベールアーム44が構
成される。ベールアーム44は、図2に示す糸案内姿勢
とそれから反転した糸開放姿勢との間で揺動自在であ
る。
【0019】〔スプールの構成〕スプール4は、ロータ
3の第1ロータアーム31と第2ロータアーム32との
間に配置されており、スプール軸15にボールベアリン
グからなる前後2つの軸受50,51を介して回転自在
に装着されている。スプール軸15の先端部には、図3
に示すように互いに平行な面取り部15aが形成されて
いる。スプール4は、前後の軸受50,51が収納され
る第1及び第2軸受収納部7a,7bと、第1及び第2
軸受収納部7a,7bが設けられる糸巻胴部7と、糸巻
胴部7の前後に配置された大径の前後のフランジ部8
a,8bと、後フランジ部8bと一体形成され後フラン
ジ部8bの外周部から後方に延びるスカート部9と、前
フランジ部8aを糸巻胴部7に固定するためのフランジ
固定部材52とを有している。
【0020】糸巻胴部7は、外周に釣り糸が巻き付けら
れる筒状の合成樹脂製の部材であり、円筒部7cと、筒
状部の内周部から中心側に延びる壁部7dとを有してい
る。円筒部7c内の壁部7dの前方には、スプールの糸
繰り出し方向の回転を制動するドラグ機構60が収納さ
れている。壁部7dの内周側前面には前側の第1軸受収
納部7aが筒状に形成され、内周側後面には後側の第2
軸受収納部7bが筒状に形成されている。糸巻胴部7の
前端部には、前フランジ部8及びフランジ固定部材52
をねじ固定するための雌ねじ孔がそれぞれ複数箇所形成
されている。
【0021】第1軸受収納部7aは、壁部7dと一体形
成されている。第1軸受収納部7aの内部に軸受50の
外輪が装着されている。軸受50の内輪は、スプール軸
15に回転不能に係止された軸受支持部53に装着され
ている。軸受支持部53は、スプール軸15を貫通する
六角穴付き止めねじ54によりスプール軸15に対して
回転不能かつ軸方向移動不能に係止されている。軸受5
0は、スプール着脱時にはスプール4とともに軸受支持
部53から外れる。
【0022】第2軸受収納部7bは、軸受51が収納さ
れる第1筒状部7eと、第1筒状部を覆う合成樹脂製の
第2筒状部7fとを有している。第1筒状部7eは、た
とえばアルミニウム合金製の薄板材をプレス成形して得
られたものであり、糸巻胴部7に比べて強度が高いもの
である。第1筒状部7eは、後フランジ部8b及びスカ
ート部9と一体でプレス成形されている。第1筒状部7
eを含むプレス成形された後フランジ部8bは、取付ね
じ55により糸巻胴部7の後面に固定されている。第2
筒状部7fは、糸巻胴部7の後面から後方に突出する部
分であり、糸巻胴部7と一体形成された合成樹脂製のも
のである。
【0023】軸受51の外輪は第2軸受収納部7bの第
1筒状部7eの内部に装着されている。また、軸受51
の内輪は軸受支持部53に装着されている。軸受51の
内輪の後端は、係止座金56により後方への移動が規制
されている。軸受51は、スプール着脱時には第2軸受
収納部7bから外れて軸受支持部53に残る。このと
き、第2軸受収納部7bが圧縮変形すると、軸受51が
第2軸受収納部7bから抜けにくくなる。しかし、第2
軸受収納部7bには、金属製の第1筒状部7eが設けら
れ、この第1筒状部7eに軸受51が装着されているの
で、第2軸受収納部7bは圧縮変形しにくくなり、軸受
51が第2軸受収納部7bから抜けやすくなる。しか
も、第1筒状部7eは、後フランジ部8b及びスカート
部9と一体でプレス形成されているので、単独の筒状部
より強度が強くなりより変形しにくくなる。
【0024】前フランジ部8aは、ステンレス合金製の
環状部材であり、後方に折れ曲がるようにカーリング加
工が施されている。前フランジ部8aは糸巻胴部7にね
じ固定されている。また、前フランジ部8aは、フラン
ジ固定部材52によっても糸巻胴部7に固定されてい
る。糸巻胴部7の前端部と前フランジ部8との間には、
金属製の補強部材70が装着されている。
【0025】フランジ固定部材52は、前フランジ部8
aを糸巻胴部7の前端部とで挟み込むようにして、糸巻
胴部7にねじ固定されている。なお、フランジ固定部材
52の雌ねじ孔は、前フランジ部8aの雌ねじ孔と位置
が異なるようにずれて配置されている。補強部材70
は、たとえばリング板状の金属製の部材である。補強部
材70には、糸巻胴部7、前フランジ部8a及びフラン
ジ固定部材52の雌ねじ孔と連通する貫通孔が複数箇所
形成されている。補強部材70は、糸巻胴部7の圧縮変
形による前フランジ部8aへの杖糸の噛み込みを防止する
ために設けられている。補強部材70の外周部は、糸巻
胴部7に形成された円形の凹部の縁に接触している。
【0026】スカート部9は、前述したように後フラン
ジ部8bと一体形成された金属製の部分である。スカー
ト部9は、ロータ3の円筒部30を覆うように配置され
ている。このようなスプール4では、糸巻胴部7の前部
には金属製の補強部材70が取り付けられているととも
に後部には後フランジ部が取り付けられているので、糸
巻胴部7の強度を高く維持することができる。また、第
2軸受収納部7bには、金属製の第1筒状部7eが設け
られているので、糸巻胴部7が圧縮変形しても軸受51
が着脱しやすくなる。
【0027】次にスプール4の着脱手順について説明す
る。スプール4を取り外すときには、ドラグ機構60の
ドラグつまみを反時計回りに回してスプール軸15から
取り外す。すると、スプール4がスプール軸から外れ
る。このとき、前述したように軸受50はスプール4と
ともに軸受支持部53らか外れるが、軸受51は軸受支
持部53に残る。このように軸受51がスプール4から
外れる際に、第2軸受収納部が第1筒状部7eにより補
強されているので、釣り糸がスプール4に強く巻き付け
られても、第2軸受収納部7bが圧縮変形しにくくな
る。このため、軸受51がスプール4から抜けやすくな
る。
【0028】〔他の実施形態〕 (a)前記実施形態では、後フランジ部と第2軸受収納
部とを一体成形したが、別々に成形してもよい。図4に
おいて、糸巻胴部107の外周部は、たとえばアルミニ
ウム合金製の外装部材65で覆われている。これによ
り、糸巻胴部107の外周面が金属光沢を有する高級感
のある外観になる。外装部材65は、後フランジ部10
8b及びスカート部9と一体でプレス成形されている。
したがって、外装部材65を含むプレス成形品は大小2
段の筒状部材となる。このプレス成形品は、後フランジ
部108bでねじ81により糸巻胴部107に固定され
ている。外装部材65の前端は、前フランジ部108a
に形成された環状溝108cにはめ込まれている。これ
により、外装部材65の先端の変形を抑えることができ
る。
【0029】第2軸受収納部107bは、たとえばアル
ミニウム合金製の薄板材をプレス成形して得られたもの
であり、軸受51の外周側に配置される筒状部107e
と、筒状部107eと一体成形され糸巻胴部107の後
面に固定される円板部107fとを有している。この実
施形態では、第2軸受収納部107bは、金属製であ
る。第2軸受収納部107bは、軸受51の収納部分を
補強するとともに糸巻胴部7の後部をも補強している。
すなわち、円板部107fは、糸巻胴部107の後面に
形成された環状溝に係合して装着されており、これによ
り、合成樹脂製の糸巻胴部107が補強される。
【0030】(b)前記他の実施形態では、外装部材6
5と後フランジ部108bとを一体成形したが、外装部
材165を単独で筒状に形成しても良い。図5におい
て、外装部材165は、たとえばアルミニウム合金製で
あり、糸巻胴部207の前端面に配置される円板部16
5aと、円板部165aと一体成形され糸巻胴部207
の外周面に配置される筒状部165bとを有している。
筒状部165bの後端部は、後フランジ部208bに形
成された環状208dにはめ込まれている。これによ
り、外装部材165の後端の変形を抑えることができ
る。また、外装部材165の前端には、一体で円板部1
65aが形成されているので、この部分の変形も抑える
ことができる。
【0031】第2軸受収納部207bは、軸受51の外
周側に配置された筒状部207eを有している。第2軸
受収納部207bは、後フランジ部208b及びスカー
ト部9と一体でプレス成形されている。筒状部207e
は、糸巻胴部207の内周部と軸受51との間に配置さ
れ、糸巻胴部207の内周部を補強して圧縮変形しにく
くしている。
【0032】(c)前記実施形態では、第1軸受収納部
を補強していないが、第1軸受収納部も金属製の筒状部
で補強してもよい。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、軸受収納部の少なくと
も一部を合成樹脂より強度が高い金属製にして補強して
いるので、軸受収納部は圧縮しにくくなり、糸巻胴部に
圧縮力が作用しても、軸受の取り外しや交換を行いやす
くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるスピニングリールの
右側面図。
【図2】前記スピニングリールの左側面断面図。
【図3】前記スピニングリールのスプールの拡大断面
図。
【図4】他の実施形態の図3に相当する図。
【図5】さらに他の実施形態の図3に相当する図。
【符号の説明】
2 リール本体 4 スプール 7 糸巻胴部 7b 第2軸受収納部 7e 第1筒状部 7f 第2筒状部 8a 前フランジ部 8b 後フランジ部 9 スカート部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スプール軸に軸受を介して回転自在に装着
    されるスピニングリールのスプールであって、 前記軸受が収納される少なくとも一部が金属製の軸受収
    納部と、 前記軸受収納部が設けられ外周に釣り糸が巻き付けられ
    る合成樹脂製の糸巻胴部と、 前記糸巻胴部の前後に配置された大径の前後のフランジ
    部と、を備えたスピニングリールのスプール
  2. 【請求項2】前記後フランジ部の外周部から後方に延び
    るスカート部をさらに備える、請求項1に記載のスピニ
    ングリールのスプール。
  3. 【請求項3】前記軸受収納部は、前記軸受が収納される
    金属製の第1筒状部と、前記第1筒状部を覆う合成樹脂
    製の第2筒状部とを有する、請求項1又は2に記載のス
    ピニングリールのスプール。
  4. 【請求項4】前記軸受収納部全体が金属製である、請求
    項1又は2に記載のスピニングリールのスプール。
  5. 【請求項5】前記軸受収納部は、前記後フランジ部と一
    体形成されている、請求項4に記載のスピニングリール
    のスプール。
  6. 【請求項6】前記糸巻胴部は、前記釣り糸が巻き付けら
    れる外周部が金属薄板製の外装部材で覆われている、請
    求項2から5のいずれかに記載のスピニングリールのス
    プール。
  7. 【請求項7】前記スカート部は、前記外装部材と一体形
    成されている、請求項6に記載のスピニングリールのス
    プール。
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