JP2003009317A - 固体絶縁物被覆導体 - Google Patents

固体絶縁物被覆導体

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JP2003009317A
JP2003009317A JP2001181799A JP2001181799A JP2003009317A JP 2003009317 A JP2003009317 A JP 2003009317A JP 2001181799 A JP2001181799 A JP 2001181799A JP 2001181799 A JP2001181799 A JP 2001181799A JP 2003009317 A JP2003009317 A JP 2003009317A
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busbar
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conductor
bus bar
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Sadao Okada
貞夫 岡田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 固体絶縁被覆導体の外周に発生する亀裂をな
くしてコロナの発生を防止し、母線間の接続部の電界を
容易に均一にできる固体絶縁被覆導体を得る。 【解決手段】 第一の母線4は、内部導体2の端部に第
二の母線7の内部導体5の外周に軸方向に移動自在に接
触するコンタクト9を有し、第二の母線7は、弾性を有
し第一の母線4の第一のフランジ部14と向かい合って
密着する第二のフランジ部211を有し、フランジ部2
11の接触面の反対側には環状の押さえ板12が設けら
れ、フランジ部14とフランジ部211とは、両フラン
ジ部14,211及び押さえ板12を貫通する貫通ボル
ト13によって締着され、フランジ部211の押さえ板
12と接触する面の押さえ板12の内周部近傍に凹部1
11aが形成されている。また、フランジ部211の接
触面211bは、中心から外径方向に向かってしだいに
離れるように傾斜している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は固体絶縁開閉装置
やキュービクル形ガス絶縁装置などに用いられ、特に絶
縁性ゴム等の固体絶縁物によって被覆された固体絶縁物
被覆導体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は例えば特開平4−255143号
公報に開示された固体絶縁物被覆導体の平面断面図であ
る。図5は図4の母線接続部の付近の拡大図である。図
6は図5のフランジの付近の拡大図であり、母線接続前
の様子を示す断面図である。
【0003】図4において、箱体の後壁を構成する取付
板1には、中実丸棒状の内部導体2をエポキシ樹脂3で
モールドした第一の母線としての母線継手4が貫設され
ている。そして、隣り合う他の箱体の取付板1に貫設さ
れたもう一つの第一の母線としての母線継手4との間
は、中実丸棒状の導体5を絶縁ゴム6でモールドした第
二の母線としての母線7にて接続されている。
【0004】母線継手4の両端部にはそれぞれ内部導体
2に接続されたフィンガー接触子9が底面をボルト10
にて締着されて取り付けられている。フィンガー接触子
9は、概略有底円筒状をなし、円筒部には開口側から軸
線に平行に複数のスリットが切り込まれ、これにより先
端部に円筒櫛歯状の接触子が形成されている。
【0005】そして、母線継手4の端面より突出したフ
ィンガー接触子9の先端部が母線7の内部導体5の両端
部に形設された固定接触子8a、8bにそれぞれ接離自
在に取り付けられている。フィンガー接触子9は、母線
7の導体5の外周に軸方向に移動自在に接触するコンタ
クトを構成している。
【0006】図5において、母線継手4のエポキシ樹脂
3の外面にはメタリコン層15が被着外設され、母線7
の絶縁ゴム6の外周面には導電性ゴム層16が形成さ
れ、それぞれ接地(図示せず)されている。
【0007】第一の母線としての母線継手4の端部に
は、エポキシ樹脂3で形成された第一のフランジ部とし
てのフランジ部14が設けられている。一方、第二の母
線としての母線7の端部には、弾性を有する絶縁ゴム6
で形成された第二のフランジ部としてのフランジ部11
が設けられている。2つのフランジ部14,11は突き
合わされて密着している。
【0008】図6において、母線7の端部のフランジ部
11は外径方向に向かって均一な厚さとされている。こ
のような構成の母線接続に際しては、箱体の取付板1に
取り付けられた母線継手4の端部に、母線7の一方の端
部に絶縁グリース17を塗布して突き合わせ、フィンガ
ー接触子9を固定接触子8aに外接させた状態で、母線
7をそのフランジ部11に押さえ板12を取り付けて貫
通ボルト13で母線継手4に連結する。押さえ板12
は、概略薄板円環状をなし全周にわたって等間隔に貫通
ボルト13を貫通させる為の孔が設けられている。さら
に、押さえ板12の内径部は、フランジ部11と対向す
る側が円弧状に面取りされている。
【0009】つぎに、他の箱体の取付板1に取り付けら
れた母線継手4を、前記母線7の他方の端部に絶縁グリ
ース17を塗布して突き合わせて、前記母線7を絶縁ゴ
ム6と導電性ゴム層16を圧縮させ、フィンガー接触子
9を固定接触子8bに外接させた状態で、母線7をその
フランジ部11に押さえ板12を取り付けて貫通ボルト
13で母線継手4に連結し、以降同様にして箱体の取付
板1に取り付けられた母線継手4を接続していく。
【0010】このような構成の固体絶縁物被覆導体にお
いては、母線継手4の内部導体2は、内部導体2に接続
されたフィンガー接触子9を介して、母線7の内部導体
5と電気的に接続されている。また、母線継手4の端部
のフランジ部14と母線7の絶縁ゴム6のフランジ部1
1とは、押さえ板12を介して貫通ボルト13によって
絶縁ゴム6を圧縮した状態で突き合わせて接続され、前
記の電気的に接続された導体の外周に連続した絶縁層を
構成している。
【0011】また、母線継手4のフランジ部14と母線
7のフランジ部11の両接触面には絶縁グリース17が
塗布されており、前記押さえ板12を介して貫通ボルト
13で締着されることにより、前記両フランジ14,1
1間の空気を排除して密着され、接触面における電界を
均一に分布させて安定した絶縁層を形成している。
【0012】さらに、母線継手4のメタリコン層15と
母線7の導電性ゴム層16は、図示しない構成によって
接地されており、前記連続した導体に電気が流れた時、
誘導による電圧が発生して接地電流が流れる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】このような構成の固体
絶縁物被覆導体においては、母線7は両側の2つの母線
継手4間に縮設されている。そして、母線継手4の端部
のフランジ部14と母線7の絶縁ゴム6のフランジ部1
1とが、押さえ板12を介して貫通ボルト13によって
絶縁ゴム6を圧縮しながら突き合わせて接続される際、
母線7の絶縁ゴム6の外周面にある導電性ゴム層16は
フランジ部11の内径側で引っ張られる。このときの母
線7の内部応力分布の様子を図7に示す。
【0014】内部応力分布図7に示される通り、フラン
ジ部11がフランジ部14に押さえ板12を介して貫通
ボルト13によって締着される際に、絶縁ゴム6は圧縮
され、これにより導電性ゴム層16は引っ張られる。そ
して締着された状態ではこのような応力が常に作用して
いるため、導電性ゴム層16は経年劣化によって図8に
示されるように押さえ板12の内周部と接触する部分
(図中矢印A)で亀裂を発生することがある。
【0015】この導電性ゴム層16には接地電流が流れ
ているため、接地電流の回路が遮断されると電位差が生
じる。そして導電性ゴム層16に亀裂が有るとこの電位
差により、亀裂部分にコロナが発生し、絶縁物の特性を
低下させるので技術的課題であった。
【0016】また、母線継手4のフランジ部14と母線
7のフランジ部11との間には絶縁グリース17が塗布
されて、両フランジ間の空気を排除しているが、突き合
わされる両フランジ部14,11の接触面の面粗度が荒
い場合は、密着した接触面間に気泡が残る場合があり接
続部の電界が不均一になるので問題であった。
【0017】この発明は、上述のような課題を解決する
ためになされたもので、弾性を有する固体絶縁被覆導体
の外周に発生する亀裂をなくしてコロナの発生を防止
し、固体絶縁被覆導体間のフランジ接続部の電界を容易
に均一にできる固体絶縁被覆導体を得るためになされた
ものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】この発明に係る固体絶縁
物被覆導体は、内部導体を絶縁材でモールドした固体絶
縁方式の第一の母線と第二の母線とを突き合わせ状態で
接続する固体絶縁物被覆導体において、第一の母線は、
内部導体の端部に第二の母線の内部導体の外周に軸方向
に移動自在に接触するコンタクトを有し、第二の母線
は、絶縁材でなり弾性を有し第一の母線の第一のフラン
ジ部と向かい合って密着する第二のフランジ部を有し、
第二のフランジ部の第一のフランジ部との接触面の反対
側には環状の押さえ板が設けられ、第一のフランジ部と
第二のフランジ部とは、両フランジ部及び押さえ板を貫
通する貫通ボルトによって締着され、第二のフランジ部
の押さえ板と接触する面の押さえ板の内周部近傍に凹部
が形成されている。
【0019】また、第二のフランジ部の接触面は、第一
のフランジ部の接触面に対し、中心から外径方向に向か
ってしだいに離れるように傾斜している。
【0020】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1の固体絶縁物被覆導体を示す断面図であ
る。図において図4乃至6に示した従来の固体絶縁物被
覆導体と同一または相当部分には同一符号を付し、その
説明を省略する。
【0021】図1において、第二の母線としての母線7
の第二のフランジ部111の押さえ板12と接する面の
外径側は内径側に比較して厚くなっている。そして、フ
ランジ部111の押さえ板12と接触する面の押さえ板
12の内周部近傍に凹部111aが形成されている。凹
部111aの深さは、フランジ部111の圧縮代以上と
されている。言い換えれば、フランジ部111の外径側
は、通常の厚さよりフランジ部111の圧縮代以上に厚
くされている。
【0022】次に作用を説明する。本実施の形態は、上
述の構成とされているので、押さえ板12を貫通ボルト
13で締め付けた際、フランジ部111の圧縮代以上に
外周が厚くなっているため、導電ゴム層16はフランジ
部111の厚くなった部分で軸方向に押されて、薄くな
った部分で径方向内側に圧縮される。このときの母線7
の内部応力分布の様子を図2に示す。
【0023】内部応力分布図2に示される通り、導電ゴ
ム層16には引っ張り応力が作用していない。そのた
め、経年劣化による従来のような引っ張り応力による亀
裂の発生が無くなりコロナの発生がなくなる。
【0024】すなわち、このような構成の固体絶縁物被
覆導体は、内部導体2,5を絶縁材3,6でモールドし
た固体絶縁方式の第一の母線4と第二の母線7とを突き
合わせ状態で接続する固体絶縁物被覆導体において、第
一の母線4は、内部導体2の端部に第二の母線7の内部
導体5の外周に軸方向に移動自在に接触するコンタクト
9を有し、第二の母線7は、絶縁材でなり弾性を有し第
一の母線4の第一のフランジ部14と向かい合って密着
する第二のフランジ部111を有し、第二のフランジ部
111の第一のフランジ部14との接触面の反対側には
環状の押さえ板12が設けられ、第一のフランジ部14
と第二のフランジ部111とは、両フランジ部14,1
11及び押さえ板12を貫通する貫通ボルト13によっ
て締着され、第二のフランジ部111の押さえ板12と
接触する面の押さえ板12の内周部近傍に凹部111a
が形成されているので、第二の母線7の外周部が引っ張
り応力を受けることがなく、経年劣化によって亀裂が発
生することがなく、コロナの発生がなくなり、信頼性を
向上させることができる。
【0025】尚、本実施の形態においては、フランジ部
111の根本部に凹部111aが形成されているが、こ
の凹部111aはフランジ部111の外径側が通常の厚
さより厚くされて相対的に形成されたものであり、凹部
111aが形成された為にフランジ部111の強度が従
来より小さくなることはない。
【0026】また、本実施の形態においては、第二の母
線としての母線7の第二のフランジ部111が弾性を有
しており押さえ板12で締め付けられるので、第二のフ
ランジ部111の内径側に凹部111aが設けられた
が、第一の母線としての母線継手4の第一のフランジ部
14が弾性を有しており押さえ板12で締め付けられる
のであれば、第一のフランジ部14に凹部が設けられる
ことにより同様な効果が得られる。
【0027】さらに、本実施の形態においては、第一の
母線としての母線継手4の内部導体2の端部に、軸方向
に移動自在に接触するコンタクト9を有しているが、コ
ンタクト9は、第二の母線としての母線7の導体5に設
けられても良く、すなわち、母線継手4あるいは母線7
のいずれかの導体に設けられても本願の構成は成り立つ
ものである。
【0028】実施の形態2.図3はこの発明の実施の形
態2の固体絶縁物被覆導体を示す断面図である。図3に
おいて、弾性を有する絶縁ゴム6でなるフランジ部21
1のフランジ14と突き合わされる接触面211bは、
中心から外径方向にしだいに薄くなるように傾斜してい
る。すなわち、接触面211bは、非常に高さの低い円
錐形(中心部は無い)の形状をなしている。その他の構
成は実施の形態1と同様である。
【0029】本実施の形態のフランジ部211は、上述
のような構成をなしているので、押さえ板12を介して
貫通ボルト13で締め付けられた時、フランジ部211
の接触面211bに塗布されている絶縁グリース17は
徐々に外周に押し出されることとなり、両フランジ部1
4,221の接触面の面粗度が荒くても、気泡を接触面
閉じこめることなく容易に空気を排除する。これによ
り、フランジ部の電界を均一にすることができる。
【0030】尚、本実施の形態ではフランジ部211の
接触面221bを中心から外径方向にしだいに薄くなる
ように傾斜させたが、フランジ部14の接触面を中心か
ら外径方向にしだいに薄くなるように傾斜させても同様
な効果が得られる。
【0031】
【発明の効果】この発明に係る固体絶縁物被覆導体は、
内部導体を絶縁材でモールドした固体絶縁方式の第一の
母線と第二の母線とを突き合わせ状態で接続する固体絶
縁物被覆導体において、第一の母線は、内部導体の端部
に第二の母線の内部導体の外周に軸方向に移動自在に接
触するコンタクトを有し、第二の母線は、絶縁材でなり
弾性を有し第一の母線の第一のフランジ部と向かい合っ
て密着する第二のフランジ部を有し、第二のフランジ部
の第一のフランジ部との接触面の反対側には環状の押さ
え板が設けられ、第一のフランジ部と第二のフランジ部
とは、両フランジ部及び押さえ板を貫通する貫通ボルト
によって締着され、第二のフランジ部の押さえ板と接触
する面の押さえ板の内周部近傍に凹部が形成されてい
る。そのため、第二の母線の外周部が引っ張り応力を受
けることがなく、経年劣化によって亀裂が発生すること
がなく、コロナの発生がなくなり、信頼性を向上させる
ことができる。
【0032】また、第二のフランジ部の接触面は、第一
のフランジ部の接触面に対し、中心から外径方向に向か
ってしだいに離れるように傾斜している。そのため、互
いに密着する両接触面間に気泡を閉じこめることなく容
易に空気を排除することができ、フランジ部の電界を容
易に均一にして信頼性を向上させることができる。
【0033】さらに、この発明に係る固体絶縁物被覆導
体は、内部導体を絶縁材でモールドした固体絶縁方式の
第一の母線と第二の母線とを突き合わせ状態で接続する
固体絶縁物被覆導体において、第一の母線は、内部導体
の端部に第二の母線の内部導体の外周に軸方向に移動自
在に接触するコンタクトを有し、第二の母線は、絶縁材
でなり弾性を有し第一の母線の第一のフランジ部と向か
い合って密着する第二のフランジ部を有し、第一のフラ
ンジ部と第二のフランジ部とは、両フランジ部を貫通す
る貫通ボルトによって締着され、第二のフランジ部の第
一のフランジ部との接触面は、第一のフランジ部の接触
面に対し、中心から外径方向に向かってしだいに離れる
ように傾斜している。そのため、互いに密着する両接触
面間に気泡を閉じこめることなく容易に空気を排除する
ことができ、フランジ部の電界を容易に均一にして信頼
性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1の固体絶縁物被覆導
体を示す断面図である。
【図2】 実施の形態1の固体絶縁物被覆導体の内部応
力分布図である。
【図3】 この発明の実施の形態2の固体絶縁物被覆導
体を示す断面図である。
【図4】 従来の固体絶縁物被覆導体を示す平面断面図
である。
【図5】 母線接続部の付近の拡大断面図である。
【図6】 母線接続前のフランジの付近の拡大断面図で
ある。
【図7】 従来の固体絶縁物被覆導体の内部応力分布図
である。
【図8】 従来の固体絶縁物被覆導体の経年によって亀
裂が発生した状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 箱体の後壁を構成する取付板、2 中実丸棒状の内
部導体、3 エポキシ樹脂、4 母線継手(第一の母
線)、5 中実丸棒状の導体、6 絶縁ゴム、7母線
(第二の母線)、8a、8b 固定接触子、9 フィン
ガー接触子(コンタクト)、10 ボルト、11,11
1,211 母線7のフランジ部(第二のフランジ
部)、12 押さえ板、13 貫通ボルト、14 母線
継手4のフランジ部(第一のフランジ部)、15 メタ
リコン層、16 導電ゴム層、17 絶縁グリース、1
11a 凹部、211b 接触面。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部導体を絶縁材でモールドした固体絶
    縁方式の第一の母線と第二の母線とを突き合わせ状態で
    接続する固体絶縁物被覆導体において、 前記第一の母線は、前記内部導体の端部に前記第二の母
    線の前記内部導体の外周に軸方向に移動自在に接触する
    コンタクトを有し、 前記第二の母線は、前記絶縁材でなり弾性を有し前記第
    一の母線の第一のフランジ部と向かい合って密着する第
    二のフランジ部を有し、 前記第二のフランジ部の前記第一のフランジ部との前記
    接触面の反対側には環状の押さえ板が設けられ、 前記第一のフランジ部と前記第二のフランジ部とは、両
    フランジ部及び前記押さえ板を貫通する貫通ボルトによ
    って締着され、 前記第二のフランジ部の前記押さえ板と接触する面の該
    押さえ板の内周部近傍に凹部が形成されていることを特
    徴とする固体絶縁物被覆導体。
  2. 【請求項2】 前記第二のフランジ部の前記接触面は、
    前記第一のフランジ部の接触面に対し、中心から外径方
    向に向かってしだいに離れるように傾斜していることを
    特徴とする請求項1に記載の固体絶縁物被覆導体。
  3. 【請求項3】 内部導体を絶縁材でモールドした固体絶
    縁方式の第一の母線と第二の母線とを突き合わせ状態で
    接続する固体絶縁物被覆導体において、 前記第一の母線は、前記内部導体の端部に前記第二の母
    線の前記内部導体の外周に軸方向に移動自在に接触する
    コンタクトを有し、 前記第二の母線は、前記絶縁材でなり弾性を有し前記第
    一の母線の第一のフランジ部と向かい合って密着する第
    二のフランジ部を有し、 前記第一のフランジ部と前記第二のフランジ部とは、両
    フランジ部を貫通する貫通ボルトによって締着され、 前記第二のフランジ部の前記第一のフランジ部との前記
    接触面は、前記第一のフランジ部の接触面に対し、中心
    から外径方向に向かってしだいに離れるように傾斜して
    いることを特徴とする固体絶縁物被覆導体。
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