JP2002247719A - ガス絶縁開閉装置用導体接続構造及び導体接続方法 - Google Patents

ガス絶縁開閉装置用導体接続構造及び導体接続方法

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JP2002247719A
JP2002247719A JP2001044430A JP2001044430A JP2002247719A JP 2002247719 A JP2002247719 A JP 2002247719A JP 2001044430 A JP2001044430 A JP 2001044430A JP 2001044430 A JP2001044430 A JP 2001044430A JP 2002247719 A JP2002247719 A JP 2002247719A
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conductor
connection
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center conductor
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Keiji Goto
圭二 後藤
Masayoshi Nishizaki
雅芳 西崎
Eiji Morifuji
英二 森藤
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 中心導体を介して2本の接続導体を接続する
導体接続構造において、組立および解体における作業性
がよく、かつ小型にしたガス絶縁開閉装置用導体接続構
造および導体接続方法を提供する。 【解決手段】 中心導体2の両端面に凹部2aを形成し
て、凹部2a内にスライドコンタクト3を嵌合し、接続
導体4の端部に凸部4bを形成して凸部4bをスライド
コンタクト3を嵌合した中心導体2の凹部2aに嵌め合
わせることにより、中心導体2に対して接続導体4を取
り付け及び取り外しができるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガス絶縁開閉装置
用導体同士を取り付け及び取り外しができるように接続
するガス絶縁開閉装置用導体接続構造及び導体接続方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ガス絶縁開閉装置は、母線、遮断器、断
路器、避雷器などを収納してなる複数の絶縁機器を連続
的に接続して構成される装置であり、組立あるいは保修
における解体の際の作業性をよくするため、母線を適当
な個所で取り付け及び取り外しができるような導体接続
構造とする。
【0003】図7は、従来の導体接続構造の一例を示す
断面図である。図において、11は絶縁スペーサ、18
は絶縁スペーサ11に支持された中心導体、19aは電
界緩和シールドを兼ねたアダプタ、20は接続導体であ
り、アダプタ19aを中心導体18にボルト17aで接
続固定し、アダプタ19aに接続導体20をボルト17
bで接続固定する。
【0004】また、図8は、特開平9−203366号
公報に開示されたようなチューリップコンタクトを用い
た導体接続構造であり、チューリップコンタクト10を
用いる場合にも、図7に示した導体接続構造と同様に、
絶縁スペーサ11に支持された中心導体18に電界緩和
シールドを兼ねたアダプタ19bをボルト17cで接続
固定し、アダプタ19bにアダプタ13をボルト17d
で取り付け、さらにアダプタ13にボルト17eで接続
端子12を取り付け、接続端子12にチューリップコン
タクト10を取り付けている。また、接続導体20の先
端表面にはチューリップコンタクト10と接続するため
の接触導体14をボルト17fで取り付け、接続導体2
0に取り付けた接触導体14をチューリップコンタクト
10に挿入し、チューリップコンタクト10の接圧によ
って接続する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、中心導
体を介して接続導体同士を接続するために用いる電界緩
和シールドを兼ねたアダプタは、このアダプタを接続導
体に接続固定するためのボルトのスペースを確保する必
要があり、上記スペースの確保のためにアダプタが大き
くなるという問題があった。
【0006】また、チューリップコンタクトを使用する
場合、多くの部品の電界シールドを兼ねたアダプタが大
きくなるという問題とともに、接触導体、接続端子、ボ
ルトなど部品点数が多くなり、組立及び解体における作
業性が悪くなるという問題があった。
【0007】本発明は、中心導体を介して2本の接続導
体を接続する導体接続構造において、ボルトおよび電界
緩和シールドを兼ねたアダプタを使用せず、部品点数を
少なくして、組立および解体における作業性がよく、か
つ小型にしたガス絶縁開閉装置用導体接続構造および導
体接続方法を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1のガス
絶縁開閉装置用導体接続構造は、中心導体に接続導体を
接続した接続構造であって、上記中心導体または接続導
体のいずれか一方の端部に、円筒形状部の内周面または
外周面に板状ばね部を複数個備えたスライドコンタクト
を設け、上記中心導体または接続導体の上記スライドコ
ンタクトが設けられていない他方の端部を上記スライド
コンタクトに嵌め合わせることにより、上記中心導体に
対して上記接続導体を取り付け及び取り外しができるよ
うにしたものである。
【0009】本発明に係る第2のガス絶縁開閉装置用導
体接続構造は、上記第1のガス絶縁開閉装置用導体接続
構造において、スライドコンタクトは、板状ばね部を円
筒形状部の内周面に備え、中心導体の両端面に凹部を形
成して該凹部に上記スライドコンタクトを嵌合し、接続
導体の端部を上記スライドコンタクトを嵌合した凹部に
挿入したものである。
【0010】本発明に係る第3のガス絶縁開閉装置用導
体接続構造は、上記第1のガス絶縁開閉装置用導体接続
構造において、スライドコンタクトは、板状ばね部を円
筒形状部の内周面に備え、接続導体の端面に凹部を形成
して該凹部に上記スライドコンタクトを嵌合し、中心導
体の端部を上記スライドコンタクトを嵌合した凹部に挿
入したものである。
【0011】本発明に係る第4のガス絶縁開閉装置用導
体接続構造は、上記第1のガス絶縁開閉装置用導体接続
構造において、スライドコンタクトは、板状ばね部を円
筒形状部の内周面に備え、中心導体の端部を上記スライ
ドコンタクトの一端に挿入するとともに、接続導体の端
部を上記スライドコンタクトの他端に挿入したものであ
る。
【0012】本発明に係る第5のガス絶縁開閉装置用導
体接続構造は、上記第1のガス絶縁開閉装置用導体接続
構造において、スライドコンタクトは、板状ばね部を円
筒形状部の外周面に備え、中心導体の端部に上記スライ
ドコンタクトを嵌合し、接続導体の端面に凹部を形成し
て該凹部に上記スライドコンタクトを嵌合した中心導体
の端部を挿入したものである。
【0013】本発明に係る第6のガス絶縁開閉装置用導
体接続構造は、上記第1のガス絶縁開閉装置用導体接続
構造において、スライドコンタクトは、板状ばね部を円
筒形状部の外周面に備え、接続導体の端部に上記スライ
ドコンタクトを嵌合し、中心導体の端面に凹部を形成し
て該凹部に上記スライドコンタクトを嵌合した接続導体
の端部を挿入したものである。
【0014】本発明に係る第1のガス絶縁開閉装置用導
体接続方法は、中心導体に接続導体を接続する導体接続
方法であって、上記中心導体または接続導体のいずれか
一方の端部に、円筒形状部の内周面あるいは外周面に板
状ばね部を複数個備えたスライドコンタクトを設け、上
記中心導体または接続導体の上記スライドコンタクトが
設けられていない他方の端部を上記スライドコンタクト
に嵌め合わせることにより、上記中心導体に対して上記
接続導体を取り付けおよび取り外しができるようにする
ものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明におけるガス絶縁開
閉装置用導体接続構造の実施の形態を図に基づいて説明
する。 実施の形態1.図1(a)は、本発明におけるガス絶縁
開閉装置用導体接続構造の実施の形態1を示す断面図で
あり、(b)は中心導体における接続部分の拡大図であ
る。図において、1は絶縁スペーサ、2は中心導体、3
はスライドコンタクトであり、中心導体2の両端面にザ
グリ加工等によって形成した凹部2a内部に嵌合されて
いる。4は端部に凸部4bが形成された接続導体、5は
絶縁支持物、6は絶縁支持物5に支持された接触子、7
は接触子6に接続導体4をボルト8で固定するためのア
ダプタ、9は絶縁ガスが封入されたタンクである。
【0016】スライドコンタクト3は、図2に示すよう
に、図1に示した凹部2aに嵌合する円筒部3aを有
し、円筒部3aの内周部に円筒部3aの中心軸と平行な
方向に長辺を有する板状ばね部3bが設けられ、接続導
体4の凸部4bが板状ばね部3b表面をスライドして嵌
め合わされ、板ばね部3bの接圧によって接続導体4が
スライドコンタクト3に接続される構造である。
【0017】接続導体4の端部に形成された凸部4b
は、スライドコンタクト3との接続距離Lの長さを有
し、スライドコンタクト3の内径よりやや大きな径に加
工されており、また、高電圧における電界緩和のために
急峻な角部がないように、適切な曲率を持って加工され
ている。また、中心導体2の端部も同様に、適切な曲率
を持って加工されている。図3は、このように加工され
た接続導体4がスライドコンタクト3に接続された状態
を示す断面図である。
【0018】絶縁スペーサ1に支持された中心導体2に
スライドコンタクト3を設け、スライドコンタクト3に
より接続導体4の一端を接続する一方、図1(a)に示
したように、接続導体4の他端は、この他端と絶縁支持
物5に支持された接触子6との間に中心導体2と接続導
体4の接続距離Lと同等の厚さを持つアダプタ7を介し
て、ボルト8で締付けて固定する。
【0019】上記のように、本実施の形態では中心導体
2に設けたスライドコンタクト3に接続導体4を嵌め合
わせ、スライドコンタクト3の接圧で中心導体2と接続
導体4とを接続する導体接続構造としているので、接続
のためのボルトおよびボルトで接続するためのフランジ
部を有するアダプタを必要としない。従って、小型な導
体接続構造が得られる。
【0020】また、部品点数が減少するので、導体接続
構造における接続導体の組立及び解体の作業性が向上す
る。
【0021】なお、接続導体4の端部は、凸形状とする
のが中心導体2を小型化する上で好ましいが、必ずしも
凸形状に加工する必要はない。接続導体4の径に合うス
ライドコンタクトおよび中心導体を用いることによっ
て、接続導体4の端部を凸形状に加工する手間を省くこ
とができる。
【0022】実施の形態2.上記実施の形態1では、中
心導体に凹部を設け、中心導体の凹部内にスライドコン
タクトを設け、スライドコンタクトにより接続導体の一
端を接続する導体接続構造とした。
【0023】本実施の形態は、接続導体の一端にザグリ
加工等による凹部を設け、この接続導体の凹部内にスラ
イドコンタクトを設け、中心導体をスライドコンタクト
に嵌め合わせて接続するものであり、実施の形態1と同
様、小型な導体接続構造が得られ、かつ組立及び解体に
おける作業性が向上するという効果が得られる。
【0024】実施の形態3.図4は、本発明における実
施の形態3を示す断面図である。図において、図1と同
一符号は同一部分または相当部分を示す。
【0025】本実施の形態は、図2に示したスライドコ
ンタクトと同様に、円筒部3aを有し、円筒部3aの内
周部に円筒部3aの中心軸と平行な方向に長辺を有する
板状ばね部3bを備えたスライドコンタクトを使用す
る。
【0026】図4に示したように、絶縁スペーサ1に支
持されている中心導体2をスライドコンタクト31の一
端にはめ込み、スライドコンタクト31の他端に接続導
体4の端部をはめ込み、中心導体2と接続導体4の端面
同士を突き合わせるように接続したものであり、中心導
体2および接続導体4の両者がスライドコンタクト31
のばね部の接圧により接続されるものである。
【0027】本実施の形態は、上記実施の形態1と同
様、接続のためのボルトを必要とせず、ボルトで接続す
るためのフランジ部を有するアダプタを必要としないの
で、小型な導体接続構造が得られ、また、導体接続構造
の組立及び解体の作業性が向上する。
【0028】また、中心導体2と接続導体4の端面同士
を突き合わせるように接続することができるので、電気
的な接続面積が大きくなる。
【0029】実施の形態4.図5は、本発明における実
施の形態4を示す断面図であり、図6は本実施の形態4
において用いられるスライドコンタクトを示す斜視図で
ある。図において、図1と同一符号は同一部分または相
当部分を示す。
【0030】本実施の形態において用いられるスライド
コンタクト32は、図6に示したように、円筒形状部3
2aの外周面に板状ばね部32bを備えるものである。
【0031】本実施の形態は、図5に示したように、絶
縁スペーサ1に支持された中心導体2の両端面を凸形状
に機械加工して凸部32bを形成し、凸部32bにスラ
イドコンタクト32を嵌合し、凹形状に機械加工した接
続導体4の凹部4aにスライドコンタクト32を嵌合し
た中心導体32の凸部32bを嵌め合わせ、板状ばね部
32bの接圧により中心導体2と接続導体4とを接続す
るものである。
【0032】上記のように、本実施の形態ではスライド
コンタクト32を嵌合した中心導体2の凸部32bを接
続導体4の凹部4aに嵌め合わせ、スライドコンタクト
32の板状ばね部32bの接圧で中心導体2と接続導体
4とを接続する導体接続構造としているので、接続のた
めのボルトを必要とせず、ボルトで接続するためのフラ
ンジ部を有するアダプタを必要としない。従って、小型
な導体接続構造が得られ、かつ導体接続構造の組立及び
解体における作業性が向上する。
【0033】なお、中心導体2の端部は、凸形状とする
のが中心導体2を小型化する上で好ましいが、必ずしも
凸形状に加工する必要はない。中心導体2の径に合うス
ライドコンタクトを用いることによって、中心導体2の
端部を凸形状に加工する手間を省くことができる。
【0034】実施の形態5.上記実施の形態4では、中
心導体の両端面を凸形状に機械加工し、凸形状部にスラ
イドコンタクトを嵌合し、凹形状に機械加工した接続導
体の凹部にスライドコンタクトを嵌合した中心導体を嵌
め合わせて接続した。
【0035】本実施の形態おいては、接続導体の端面を
凸形状に機械加工して凸部を形成し、この凸部にスライ
ドコンタクトを嵌合し、中心導体の両端面に凹部を形成
し、この凹部にスライドコンタクトを嵌合した接続導体
の凸部を嵌め合わせて接続したものであり、実施の形態
4と同様、小型な導体接続構造が得られ、かつ導体接続
構造の組立及び解体における作業性が向上する。
【0036】なお、接続導体の端面は、凸形状とするの
が中心導体を小型化する上で好ましいが、必ずしも凸形
状に加工する必要はない。接続導体の径に合うスライド
コンタクトを用いることによって、接続導体の端部を凸
形状に加工する手間を省くことができる。
【0037】また、上記実施の形態1ないし5は、絶縁
スペーサに支持された中心導体の例を示したが、本発明
は、2つの導体の間に中間の継手となる中心導体を配
し、2つの導体を継手を介して取り付けおよび取り外し
ができるような導体接続構造とするものであり、例え
ば、図1(a)に示した絶縁支持物5上において接続さ
れる接続導体4同士の接続に、中間導体を用いて上記実
施の形態1ないし5の導体接続構造を適用することもで
きる。
【0038】
【発明の効果】本発明に係る第1のガス絶縁開閉装置用
導体接続構造によれば、中心導体に接続導体を接続した
接続構造であって、上記中心導体または接続導体のいず
れか一方の端部に、円筒形状部の内周面あるいは外周面
に板状ばね部を複数個備えたスライドコンタクトを設
け、上記中心導体または接続導体の上記スライドコンタ
クトが設けられていない他方を上記スライドコンタクト
に嵌め合わせることにより、上記中心導体に対して上記
接続導体を取り付け及び取り外しができるようにしたも
のであるので、小型な導体接続構造が得られ、また、導
体接続構造における接続導体の組立及び解体の作業性が
向上する。
【0039】本発明に係る第2のガス絶縁開閉装置用導
体接続構造によれば、スライドコンタクトは、板状ばね
部を円筒形状部の内周面に備え、中心導体の端面に凹部
を形成して該凹部に上記スライドコンタクトを嵌合し、
接続導体の端部を上記スライドコンタクトを嵌合した凹
部に挿入したものであるので、小型な導体接続構造が得
られ、また、導体接続構造の組立及び解体の作業性が向
上する。
【0040】本発明に係る第3のガス絶縁開閉装置用導
体接続構造によれば、スライドコンタクトは、板状ばね
部を円筒形状部の内周面に備え、接続導体の端面に凹部
を形成して該凹部に上記スライドコンタクトを嵌合し、
中心導体の端部を上記スライドコンタクトを嵌合した凹
部に挿入したものであるので、小型な導体接続構造が得
られ、また、導体接続構造の組立及び解体の作業性が向
上する。
【0041】本発明に係る第4のガス絶縁開閉装置用導
体接続構造によれば、スライドコンタクトは、板状ばね
部を円筒形状部の内周面に備え、中心導体の端部を上記
スライドコンタクトの一端に挿入するとともに、接続導
体の端部を上記スライドコンタクトの他端に挿入したも
のであるので、小型な導体接続構造が得られ、また、導
体接続構造の組立及び解体の作業性が向上する。
【0042】また、中心導体と接続導体との電気的な接
続面積を大きくすることができる。
【0043】本発明に係る第5のガス絶縁開閉装置用導
体接続構造によれば、スライドコンタクトは、板状ばね
部を円筒形状部の外周面に備え、中心導体の端部に上記
スライドコンタクトを嵌合し、接続導体の端面に凹部を
形成して該凹部に上記スライドコンタクトを嵌合した中
心導体の端部を挿入したものであるので、小型な導体接
続構造が得られ、また、導体接続構造の組立及び解体の
作業性が向上する。
【0044】本発明に係る第6のガス絶縁開閉装置用導
体接続構造によれば、スライドコンタクトは、板状ばね
部を円筒形状部の外周面に備え、接続導体の端部に上記
スライドコンタクトを嵌合し、中心導体の端面に凹部を
形成して該凹部に上記スライドコンタクトを嵌合した接
続導体の端部を挿入したものであるので、小型な導体接
続構造が得られ、また、導体接続構造の組立及び解体の
作業性が向上する。
【0045】本発明に係る第1のガス絶縁開閉装置用導
体接続方法によれば、中心導体に接続導体を接続する導
体接続方法であって、上記中心導体または接続導体のい
ずれか一方の端部に、円筒形状部の内周面あるいは外周
面に板状ばね部を複数個備えたスライドコンタクトを設
け、上記中心導体または接続導体の上記スライドコンタ
クトが設けられていない他方の端部を上記スライドコン
タクトに嵌め合わせることにより、上記中心導体に対し
て上記接続導体を取り付け及び取り外しができるように
するものであるので、小型な導体接続構造が得られ、ま
た、導体接続構造の組立及び解体の作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明におけるガス絶縁開閉装置用導体接続
構造の実施の形態1を示す断面図である。
【図2】 実施の形態1において用いられるスライドコ
ンタクトを示す斜視図である。
【図3】 実施の形態1において接続導体がスライドコ
ンタクトに接続された状態を示す断面図である。
【図4】 本発明におけるガス絶縁開閉装置用導体接続
構造の実施の形態3を示す断面図である。
【図5】 本発明におけるガス絶縁開閉装置用導体接続
構造の実施の形態4を示す断面図である。
【図6】 実施の形態4において用いられるスライドコ
ンタクトを示す斜視図である。
【図7】 従来の導体接続構造を示す断面図である。
【図8】 従来の導体接続構造を示す断面図である。
【符号の説明】
1 絶縁スペーサ、2 中心導体、2a,4a 凹部、
2b,4b,32b 凸部、3,31,32 スライド
コンタクト、3a,31a,32a 円筒部、3b,3
1b,32b 板状ばね部、4 接続導体、5 絶縁支
持物、6 接触子、7 アダプタ、8 ボルト、9 タ
ンク。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森藤 英二 東京都千代田区大手町二丁目6番2号 三 菱電機エンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 5G017 AA01 FF02 FF05 FF07 GG01 5G365 DE02 DF01 DH03 DJ02 DJ07 DK02

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中心導体に接続導体を接続した接続構造
    であって、上記中心導体または接続導体のいずれか一方
    の端部に、円筒形状部の内周面または外周面に板状ばね
    部を複数個備えたスライドコンタクトを設け、上記中心
    導体または接続導体の上記スライドコンタクトが設けら
    れていない他方の端部を上記スライドコンタクトに嵌め
    合わせることにより、上記中心導体に対して上記接続導
    体を取り付けおよび取り外しができるようにしたことを
    特徴とするガス絶縁開閉装置用導体接続構造。
  2. 【請求項2】 スライドコンタクトは、板状ばね部を円
    筒形状部の内周面に備え、中心導体の両端面に凹部を形
    成して該凹部に上記スライドコンタクトを嵌合し、接続
    導体の端部を上記スライドコンタクトを嵌合した凹部に
    挿入したことを特徴とする請求項1記載のガス絶縁開閉
    装置用導体接続構造。
  3. 【請求項3】 スライドコンタクトは、板状ばね部を円
    筒形状部の内周面に備え、接続導体の端面に凹部を形成
    して該凹部に上記スライドコンタクトを嵌合し、中心導
    体の端部を上記スライドコンタクトを嵌合した凹部に挿
    入したことを特徴とする請求項1記載のガス絶縁開閉装
    置用導体接続構造。
  4. 【請求項4】 スライドコンタクトは、板状ばね部を円
    筒形状部の内周面に備え、中心導体の端部を上記スライ
    ドコンタクトの一端に挿入するとともに、接続導体の端
    部を上記スライドコンタクトの他端に挿入したことを特
    徴とする請求項1記載のガス絶縁開閉装置用導体接続構
    造。
  5. 【請求項5】 スライドコンタクトは、板状ばね部を円
    筒形状部の外周面に備え、中心導体の端部に上記スライ
    ドコンタクトを嵌合し、接続導体の端面に凹部を形成し
    て該凹部に上記スライドコンタクトを嵌合した上記中心
    導体の端部を挿入したことを特徴とする請求項1記載の
    ガス絶縁開閉装置用導体接続構造。
  6. 【請求項6】 スライドコンタクトは、板状ばね部を円
    筒形状部の外周面に備え、接続導体の端部に上記スライ
    ドコンタクトを嵌合し、中心導体の端面に凹部を形成し
    て該凹部に上記スライドコンタクトを嵌合した接続導体
    の端部を挿入したことを特徴とする請求項1記載のガス
    絶縁開閉装置用導体接続構造。
  7. 【請求項7】 中心導体に接続導体を接続する導体接続
    方法であって、上記中心導体または接続導体のいずれか
    一方の端部に、円筒形状部の内周面あるいは外周面に板
    状ばね部を複数個備えたスライドコンタクトを設け、上
    記中心導体または接続導体の上記スライドコンタクトが
    設けられていない他方の端部を上記スライドコンタクト
    に嵌め合わせることにより、上記中心導体に対して上記
    接続導体を取り付けおよび取り外しができるようにする
    ことを特徴とするガス絶縁開閉装置用導体接続方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013219887A (ja) * 2012-04-06 2013-10-24 Hitachi Cable Ltd 固体絶縁母線、及び固体絶縁母線の終端接続部
CN107453305A (zh) * 2017-08-28 2017-12-08 江苏昊昱科技咨询有限公司 一种便于组装的防水型母线槽

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