JP3158396B2 - 高圧開閉器 - Google Patents
高圧開閉器Info
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- JP3158396B2 JP3158396B2 JP30044495A JP30044495A JP3158396B2 JP 3158396 B2 JP3158396 B2 JP 3158396B2 JP 30044495 A JP30044495 A JP 30044495A JP 30044495 A JP30044495 A JP 30044495A JP 3158396 B2 JP3158396 B2 JP 3158396B2
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- Japan
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- fixed electrode
- fixed
- mounting plate
- cable
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- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高圧開閉器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の高圧開閉器の一例を図7から図1
0に示す。主な構成は、図7、図8に示すように、取付
板1に図10に示す固定電極2を固定し、図示しない開
閉操作工具により開閉する可動電極3から構成され、投
入状態で可動電極3が挿入される固定電極2の電流開閉
部が同心円上に配置される。図10に示した固定電極2
は、各相、各極毎に分割されケーブル接続部21と電流
開閉部22が一体構成され、ケーブル接続部21にケー
ブル5を接続し、固定電極2の固定面23には、図9に
示した取付板1に固定するための一対の雌ねじのボス2
4が埋込まれている。取付板1は、固定電極2を固定す
るための固定穴11が任意で一定の極間隔、相間隔をも
って空けられている。固定電極2の固定は、ケーブル接
続部21が極間で一直線に並び、且つ反対方向となる位
置に2極1対で組み合せ1相分として、必要な相分を、
前述した取付板1の固定穴11を介してボルト4と固定
電極2の固定面23の一対のボス24とで締め取付板1
に固定する。
0に示す。主な構成は、図7、図8に示すように、取付
板1に図10に示す固定電極2を固定し、図示しない開
閉操作工具により開閉する可動電極3から構成され、投
入状態で可動電極3が挿入される固定電極2の電流開閉
部が同心円上に配置される。図10に示した固定電極2
は、各相、各極毎に分割されケーブル接続部21と電流
開閉部22が一体構成され、ケーブル接続部21にケー
ブル5を接続し、固定電極2の固定面23には、図9に
示した取付板1に固定するための一対の雌ねじのボス2
4が埋込まれている。取付板1は、固定電極2を固定す
るための固定穴11が任意で一定の極間隔、相間隔をも
って空けられている。固定電極2の固定は、ケーブル接
続部21が極間で一直線に並び、且つ反対方向となる位
置に2極1対で組み合せ1相分として、必要な相分を、
前述した取付板1の固定穴11を介してボルト4と固定
電極2の固定面23の一対のボス24とで締め取付板1
に固定する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の高圧
開閉器では、ケーブル接続部と一体構造の固定電極が取
付板に固定されているため、ケーブルの接続方向が一方
向に固定される。さらに、ケーブル接続部直後でケーブ
ルを曲げなくてはならないとき、ケーブルの曲げだけで
は対応しきれない場合がある。そのため、ケーブルを配
置するためのスペースを大きく確保しなければならず、
その結果、高圧開閉器を据付けるのに必要な占有スペー
スが大きくなるという問題がある。そこで、本発明は、
ケーブルの接続方向を変えられるようにして、占有スペ
ースが縮小できる高圧閉器を提供することを目的とす
る。
開閉器では、ケーブル接続部と一体構造の固定電極が取
付板に固定されているため、ケーブルの接続方向が一方
向に固定される。さらに、ケーブル接続部直後でケーブ
ルを曲げなくてはならないとき、ケーブルの曲げだけで
は対応しきれない場合がある。そのため、ケーブルを配
置するためのスペースを大きく確保しなければならず、
その結果、高圧開閉器を据付けるのに必要な占有スペー
スが大きくなるという問題がある。そこで、本発明は、
ケーブルの接続方向を変えられるようにして、占有スペ
ースが縮小できる高圧閉器を提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の高圧開閉器は、
電流開閉部とケーブル接続部を備え前記電流開閉部とケ
ーブル接続部はその軸方向が直交するように一体形成さ
れた固定電極と、前記固定電極を固定する取付板と、投
入状態において前記固定電極の電流開閉部が同心円状に
挿入系合される可動電極とを備えた高圧開閉器におい
て、前記取付板に、対をなす円弧状の長穴を明け、この
長穴の範囲内で固定電極をその電流開閉部の軸回りの任
意の位置にて固定できるようにしたことを特徴とする。
電流開閉部とケーブル接続部を備え前記電流開閉部とケ
ーブル接続部はその軸方向が直交するように一体形成さ
れた固定電極と、前記固定電極を固定する取付板と、投
入状態において前記固定電極の電流開閉部が同心円状に
挿入系合される可動電極とを備えた高圧開閉器におい
て、前記取付板に、対をなす円弧状の長穴を明け、この
長穴の範囲内で固定電極をその電流開閉部の軸回りの任
意の位置にて固定できるようにしたことを特徴とする。
【0005】
【作用】上記のように構成された本発明においては、ケ
ーブル接続部と一体構造の固定電極を、任意の方向に向
け固定することにより、ケーブルの接続方向をかえるこ
とができる。
ーブル接続部と一体構造の固定電極を、任意の方向に向
け固定することにより、ケーブルの接続方向をかえるこ
とができる。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を図1から図6に示す。本発
明の主な構成は、図1、図2に示すように、取付板1a
と、取付板1aに固定される図10に示す固定電極2a
と、図示しない開閉操作工具により開閉する可動電極3
とから構成され、投入状態で可動電極3の電流開閉部に
固定電極2aの電流開閉部22が同心円状に挿入系合さ
れる。固定電極2aは、各相、各極毎に分割されケーブ
ル接続部21と電流開閉部22が一体構成され、ケーブ
ル接続部21にケーブル5を接続し、固定電極2aの固
定面23には、取付板1aに固定するための雌ねじのボ
ス24が配置される。取付板1aは、図3に示すよう
に、固定電極2aを固定するための固定穴12が任意の
極間隔、相間隔をもって空けられている。固定穴12
は、図3に示すように、固定電極2aを取り付けたとき
に電流開閉部22の軸心を中心とした円弧状の長穴とし
て、円弧の直径は、固定電極2aの固定面23のボス2
4のピッチに等しい。固定電極2aの固定は、ケーブル
接続部21が極間で一直線に並び、且つ反対方向となる
位置に2極1対で組み合せ1相分として、必要な相分
を、前述した取付板1aの固定穴12を介してボルト4
と固定電極2aの固定面23のボス24とで締め取付板
1aに固定する。固定電極2aを固定するボルト4は、
固定穴12の円弧状の長穴の範囲で回動できるから、固
定電極2aを取付板1aに固定するときに、ケーブル接
続部を電流開閉部22を中心として固定穴12の長穴の
範囲で任意の方向に向けて固定できる。
明の主な構成は、図1、図2に示すように、取付板1a
と、取付板1aに固定される図10に示す固定電極2a
と、図示しない開閉操作工具により開閉する可動電極3
とから構成され、投入状態で可動電極3の電流開閉部に
固定電極2aの電流開閉部22が同心円状に挿入系合さ
れる。固定電極2aは、各相、各極毎に分割されケーブ
ル接続部21と電流開閉部22が一体構成され、ケーブ
ル接続部21にケーブル5を接続し、固定電極2aの固
定面23には、取付板1aに固定するための雌ねじのボ
ス24が配置される。取付板1aは、図3に示すよう
に、固定電極2aを固定するための固定穴12が任意の
極間隔、相間隔をもって空けられている。固定穴12
は、図3に示すように、固定電極2aを取り付けたとき
に電流開閉部22の軸心を中心とした円弧状の長穴とし
て、円弧の直径は、固定電極2aの固定面23のボス2
4のピッチに等しい。固定電極2aの固定は、ケーブル
接続部21が極間で一直線に並び、且つ反対方向となる
位置に2極1対で組み合せ1相分として、必要な相分
を、前述した取付板1aの固定穴12を介してボルト4
と固定電極2aの固定面23のボス24とで締め取付板
1aに固定する。固定電極2aを固定するボルト4は、
固定穴12の円弧状の長穴の範囲で回動できるから、固
定電極2aを取付板1aに固定するときに、ケーブル接
続部を電流開閉部22を中心として固定穴12の長穴の
範囲で任意の方向に向けて固定できる。
【0007】固定電極2aを回動するときに、回動の中
心、すなわち電流開閉部22の中心の位置を確実にする
ため、図5に示すように、固定電極2bの固定面23の
回動の中心となる部分に凸部25を設け、図4に示す取
付板1bには、円弧状の固定穴12の中心に凸部25が
嵌合する中心穴13を設け回動のガイドとしてもよい。
また、図6に示すように、ボス24が固定面23より突
出し、図3に示す取付板1aの固定穴12と嵌合し、回
動のガイドとしてもよい。
心、すなわち電流開閉部22の中心の位置を確実にする
ため、図5に示すように、固定電極2bの固定面23の
回動の中心となる部分に凸部25を設け、図4に示す取
付板1bには、円弧状の固定穴12の中心に凸部25が
嵌合する中心穴13を設け回動のガイドとしてもよい。
また、図6に示すように、ボス24が固定面23より突
出し、図3に示す取付板1aの固定穴12と嵌合し、回
動のガイドとしてもよい。
【0008】
【発明の効果】このようにして構成された高圧開閉器に
よれば、任意の位置に回動できる固定電極により、ケー
ブル接続部の方向が一方向に固定されることがないた
め、ケーブルに無理な曲げをかけることなくケーブルを
配置することができる。この結果、ケーブルの曲げに対
するスペースを大きく確保する必要がなくなり、高圧開
閉器の据付スペースが縮小できる。また、ケーブルの電
気的信頼性を向上できる効果がある。
よれば、任意の位置に回動できる固定電極により、ケー
ブル接続部の方向が一方向に固定されることがないた
め、ケーブルに無理な曲げをかけることなくケーブルを
配置することができる。この結果、ケーブルの曲げに対
するスペースを大きく確保する必要がなくなり、高圧開
閉器の据付スペースが縮小できる。また、ケーブルの電
気的信頼性を向上できる効果がある。
【図1】本発明の高圧開閉器の一実施例を示す平面図。
【図2】本発明の高圧開閉器の一実施例を示す側面図。
【図3】本発明の一実施例を示す取付板の平面図。
【図4】本発明の他の実施例を示す取付板の平面図。
【図5】本発明の固定電極の一実施例を示す斜視図。
【図6】本発明の固定電極の他の実施例を示す斜視図。
【図7】従来の高圧開閉器の一例を示す平面図。
【図8】従来の高圧開閉器の一例を示す側面図。
【図9】従来の取付板の構造図。
【図10】固定電極の斜視図。
1、1a、1b 取付板 2、2a、2b、2c 固定電極 3 可動電極 4 ボルト 5 ケーブル 11、12 固定穴 13 中心穴 21 ケーブル接続部 22 電流開閉部 23 固定面 24 ボス 25 凸部
Claims (1)
- 【請求項1】 電流開閉部とケーブル接続部を備え前記
電流開閉部とケーブル接続部はその軸方向が直交するよ
うに一体形成された固定電極と、前記固定電極を固定す
る取付板と、投入状態において前記固定電極の電流開閉
部が同心円状に挿入系合される可動電極とを備えた高圧
開閉器において、 前記取付板に、対をなす円弧状の長穴を明け、この長穴
の範囲内で固定電極をその電流開閉部の軸回りの任意の
位置にて固定できるようにしたことを特徴とする高圧開
閉器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30044495A JP3158396B2 (ja) | 1995-10-26 | 1995-10-26 | 高圧開閉器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30044495A JP3158396B2 (ja) | 1995-10-26 | 1995-10-26 | 高圧開閉器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09120756A JPH09120756A (ja) | 1997-05-06 |
JP3158396B2 true JP3158396B2 (ja) | 2001-04-23 |
Family
ID=17884881
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30044495A Expired - Fee Related JP3158396B2 (ja) | 1995-10-26 | 1995-10-26 | 高圧開閉器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3158396B2 (ja) |
-
1995
- 1995-10-26 JP JP30044495A patent/JP3158396B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09120756A (ja) | 1997-05-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080216 Year of fee payment: 7 |
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FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090216 Year of fee payment: 8 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |