JP2002209326A - ガス絶縁装置及びその絶縁スペーサ - Google Patents
ガス絶縁装置及びその絶縁スペーサInfo
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Abstract
にも好ましい構造を有するガス絶縁装置及びその絶縁ス
ペーサを提供すること。 【解決手段】 本発明に係るガス絶縁装置は、絶縁用の
ガスが密封される密封容器を構成する筒状容器と、上記
筒状容器内にその軸方向に沿って配置された母線導体
と、上記母線導体の外周と嵌合する絶縁部材からなる嵌
合部を有し上記母線導体を上記筒状容器に対して絶縁保
持するよう上記筒状容器に取付けられた絶縁スペーサと
を備えている。
Description
用したガス絶縁装置、及びガス絶縁装置の密封容器内の
ガス区分をすると共に母線導体を保持するガス絶縁装置
の絶縁スペーサに関する。
例えばガス絶縁開閉装置においては、ガス絶縁開閉装置
の遮断器、断路器等の機器をそれらが格納される密封容
器内でガス区分するため、あるいは、一部で絶縁破壊や
ガス漏れ等の事故が発生した場合に、その事故発生部を
速やかに取り外し健全部をいち早く復旧させるため、密
封容器内に絶縁スペーサを設け、この絶縁スペーサによ
り、母線導体を支持すると共にガス的な区画を行うよう
にしている。
開昭59−135011号公報に開示されている。図6
は実開昭59−135011号公報に開示されている従
来のガス絶縁開閉装置を示す図で、ガス的な区画が行わ
れている分割部周辺を示す図である。
に絶縁スペーサ102を一体に注型し、この通電導体1
01と一体に注型された絶縁スペーサ102を筒状の密
封容器103の側面に取付けることで、密封容器103
を区分し、ガスが漏れないようにしている。そして、こ
の通電導体101に各区画毎に分離された高圧導体10
4を調整用導体105を介して夫々接合することで、密
封容器103の軸方向に沿って高圧導体104を配置す
るようにしている。
一体に注型された絶縁スペーサを用いる他のガス絶縁開
閉装置が、実開昭63−179722号公報に開示され
ている。このガス絶縁開閉装置は、母線導体と接合され
る筒状の金属製スリーブを有しており、絶縁スペーサ
は、この金属製スリーブに一体に注型されている。そし
て、この金属製スリーブ内に母線導体を挿入して母線導
体をスリーブと溶接することにより、金属製スリーブと
絶縁スペーサとが接合されている。
置では、絶縁スペーサを通電導体や金属製スリーブと共
に一体に注型していたので、一体注型するための注型工
程が必要であり、しかも構造的に複雑になることよりコ
スト高になるという問題点があった。さらに、絶縁部材
と通電導体や金属製スリーブとを一体注型することは機
械的、特に熱応力的に好ましくなく、クラック、割れ発
生の原因になるという問題点があった。
では、通電導体が絶縁部材に埋め込まれているので、そ
の埋め込まれた部分の電界が高くなり、一方、金属製ス
リーブを使用するものでは、母線導体が溶接により絶縁
スペーサに固定されているので、その溶接部分の電界が
高くなり、両者ともに電界が高くなることで絶縁破壊が
生じるという問題点があった。
れたもので、構造が簡素で製作が容易であり、機械応力
的にも好ましい構造を有するガス絶縁装置及びその絶縁
スペーサを提供するものである。
周辺で電界が高くならないようにしたガス絶縁装置を提
供するものである。
装置は、絶縁用のガスが密封される密封容器を構成する
筒状容器と、上記筒状容器内にその軸方向に沿って配置
された母線導体と、上記母線導体の外周と嵌合する絶縁
部材からなる嵌合部を有し上記母線導体を上記筒状容器
に対して絶縁保持するよう上記筒状容器に取付けられた
絶縁スペーサとを備えている。
縁部材のみで一体に形成してもよい。
の間にOリングを配置し、このOリングにより密封容器
内でのガス区分を行うようにしてもよい。
の溝部を設け、この溝部にOリングを配置するようにし
てもよい。
可能なように母線導体を上記絶縁スペーサに保持させて
もよい。
能なシールドを上記母線導体に設けてもよい。
の溝部を設け、シールドが上記溝部を覆うように設けら
れるようにしてもよい。
いに結合された第1、第2の導体を含んでおり、結合時
に上記第1、第2の導体の結合部における断面形状が上
記第1、第2の導体の断面形状と同一になるように、夫
々の結合部に切り欠きを設けてもよい。
スペーサは、絶縁用のガスが密封される密封容器を構成
する筒状容器に取付けられる取付け部と、上記筒状容器
内にその軸方向に沿って配置される母線導体の外周と嵌
合する絶縁部材からなる嵌合部とを備えている。
縁部材のみで一体に形成してもよい。
円錐状になるように形成し、その軸方向に延在形成され
た伸長部とこの伸長部を軸方向に貫通する貫通孔とを有
するようにし、母線導体が上記貫通孔に嵌合されるよう
にしてもよい。
する。 実施の形態1.図1はこの実施の形態1のガス絶縁装置
を示す断面図で、ガス区分された密封容器を有するガス
絶縁装置を示す断面図である。図において、1はSF6
等の絶縁用のガスを密封する密封容器を構成する筒状容
器で、これらの筒状容器1は各端部に設けられたフラン
ジを結合させることで互いに結合されている。
た母線導体で、絶縁スペーサ3に保持される丸棒状の第
1の高電圧用導体2aと、この第1の高電圧用導体2a
又はフィンガー接触子6に接続され、筒状容器1の軸方
向に沿って配置される、その断面形状が第1の高電圧用
導体2aと同一の丸棒状の第2の高電圧用導体2bとで
構成されている。
縁されるように母線導体2(第1の高電圧用導体2a)
を保持すると共に、密封容器内でガス区分を行うため筒
状容器1の内側の側壁に密着された絶縁スペーサで、こ
の絶縁スペーサ3は筒状容器1に取付けられる取付け部
と、母線導体2の外周と嵌合される絶縁部材からなる嵌
合部を有している。
の等でもよいが、特に機械的強度を有した鏡板状の形状
(板状でその形状が円錐状のもの)にするのが好まし
い。また、この絶縁スペーサ3は筒状容器1の軸方向
(絶縁スペーサ3の径方向と垂直な方向)に延在形成さ
れた絶縁部材からなる伸長部と、この伸長部内を上記軸
方向に貫通する貫通孔3a(嵌合部)を有し、この貫通
孔3aに母線導体2が直接嵌合されるようになってい
る。
線導体2(高電圧用導体2a)が挿入されて貫通孔3a
内壁に母線導体2外周が嵌合されることで、母線導体2
が絶縁スペーサ3に保持されるようになっている。ただ
し、母線導体2は、運転時も含めて絶縁スペーサ3に対
して摺動可能なように絶縁スペーサ3に保持されるよう
にしている。
易で、嵌合部を含めて全て絶縁部材で一体に形成するこ
とができるので、その製造コストを抑制することができ
る。さらに、絶縁部材のみから構成されているので、機
械的、熱応力的に優れており、クラック、割れ発生を抑
制することができる。なお、絶縁スペーサ3は伸長部を
別途作成して結合するようにしてもよいが、一体形成す
るのが好ましい。
孔3a内壁間に設けられたOリングで、このOリング4
により貫通孔3aに挿入された第1の高電圧用導体2a
が筒状容器1の軸方向に摺動できるようになっている。
さらに、このOリング4により貫通孔3aが密封される
ことで、密封容器内でのガス区分が行われるようになっ
ている。なお、このOリング4としては、ゴム等の弾性
特性を有するものを用いればよい。
ために、第1の高電圧用導体2aの所定の位置に溝部を
設け、この溝部にOリング4を配置するようにすると良
い。この場合には、Oリングの配置位置(溝部)に対す
る電界緩和シールドを絶縁物の外周側に構成すればよ
い。このようにすることで、電界集中のない平等電界に
近づけることができる。
ことも可能であるが、溝部を絶縁スペーサ3側に形成し
た場合には、注型工程が増え、その結果、製造コストが
高くなってしまう。逆に、溝部を母線導体2に形成する
と注型工程が抑えられ、製造コストが低く抑えられるの
で、溝部は母線導体2に形成するのが好ましい。
時に母線導体2に沿って移動可能なシールドで、このシ
ールド5は第1の高電圧用導体2aと第2の高電圧用導
体2bとの結合部を絶縁スペーサ3の一部をも含めて覆
うように配置されている。このように結合部の外周を覆
うようにしているので、結合部の電界集中を小さくでき
結合部の外径をコンパクトにできる。
覆うようにシールド5を設けているので、導体2の接続
部分が隠されることより、絶縁部材からなる絶縁スペー
サ3の伸長部の電界集中を緩和することができ絶縁強度
が向上する。このとき、同時にOリング4と導体2とガ
スの3重点の電界緩和(シールド5で覆うことで影に隠
す)も行われることになる。なお、6はフィンガー接触
子、7は第1、第2の高電圧用導体2a、2bを固定す
るボルトである。
aの詳細を示す3面図で、図2(a)は平面図、図2
(b)は側面図、図2(c)は第1の高電圧用導体の長
手方向からみた正面図である。
の高電圧用導体2a、2bの結合部における断面形状が
第1、第2の高電圧用導体2a、2bの断面形状と同一
になるように、夫々の結合部に切り欠きが設けられてい
る。
部には、その断面が半月状に切り取られた形状の接続用
の平面部21aが形成されており、この平面部21aに
直交してボルトにて締め付けるためのねじ孔22aが各
2個形成されている。さらに、Oリング4を配置させる
ための溝部23aが設けられている。このような接続部
を有することで、その両端で各々第2の高電圧用導体2
bと容易に結合できるようになっている。
bの詳細を示す3面図で、図3(a)は平面図、図3
(b)は側面図、図3(c)は第2の高電圧用導体の長
手方向から見た正面図である。
aと結合される接続部は第1の高電圧用導体2aが有す
るのと同様の接続部を有することになるが、フィンガー
接触子6に結合される場合には、そのための結合部が形
成されることになる。このような結合部を有すること
で、その端部で第2の高電圧用導体2bやフィンガー接
触子5と容易に結合できるようになっている。なお、図
3では、両端部とも第1の高電圧用導体2aと結合する
ための接続部を有するものを示している。
す図で、図4(a)は正面図、図4(b)は断面図、図
4(c)は後面図である。
電界の集中が生じにくいように円弧主体の形状にしてい
る。一方、内周は、その最も径の小さい部分51で母線
導体2が挿入可能でしかも母線導体2(第1の高電圧用
導体2a)が挿入された際にシールド5が移動できるよ
うにその径の大きさが設定されている。
2bの接続に使用されるボルトが収まる部分52を有
し、かつ、絶縁スペーサ3の一部(外周部)をも覆える
ように絶縁スペーサ3の外周部が収まる部分53を有す
るように形成されている。また、シ−ルド5の外周側か
ら内部の孔に向けて半径方向に貫通したねじ孔54が設
けられている。
で、ガス絶縁装置への取付け構造を簡単にすることがで
き、さらにシールド5を固定するための固定具がシール
ドの表面から突出することがないよう、シールド5内に
配置されるようになっているので、シールド5を固定す
るための固定具の突出がなく、接合部の外径を小さくで
きる。また母線導体2の外周に挿入しているため運転中
の振動による締結部品ゆるみに起因するシ−ルド脱落の
危険をなくすことができる。
て方法に付いて説明する。この装置を組み立てる場合
は、まず第1の高電圧用導体2aの外周にOリング4を
装着して絶縁スペ−サ3の貫通孔3aに挿入する。
2b自身の胴部部分にスライドして保持した状態で、第
2の高電圧用導体2bの接合平面21bを第1の高電圧
用導体2aの接合平面21aに当接させボルト7で締め
付ける。
3側にスライドさせ、その先端部がシ−ルド5中央部の
筒部を覆う位置まで移動させ、シ−ルド5のねじ孔54
に止めネジをねじ込み固定する。
と嵌合する嵌合部を有し上記母線導体を筒状容器に対し
て絶縁して保持するよう上記筒状容器に取付けられた絶
縁スペーサとを備えているので、埋金なしで母線導体を
絶縁スペーサで保持することができ、その構造が簡素で
製作が容易であり、機械応力的にも好ましい構造になっ
ている。すなわち、埋金がないので、絶縁スペ−サの製
造が簡単で、絶縁スペ−サと母線導体との間に無理な力
が生じず剥離等を生じにくくすることができる。
摺動可能なようにしているので、組立て時の寸法誤差へ
の修正が容易であり、また装置の廃却時には部材の分解
が容易でリサイクルを容易にすることができる。さら
に、運転時においても絶縁スペーサに対して摺動可能な
ように母線導体が上記絶縁スペーサに保持されているの
で、運転中の母線導体の伸縮に対してもその伸縮への追
随が容易となる。
体との間にOリングを設け、このOリングにより密封容
器内でのガス区分を行うようにしているので、母線導体
を絶縁スペーサに対して移動させることができ、組み立
てが容易(作業容易、組み立て誤差の吸収調整が容易)
であるとともに、運転中の導体の伸縮への追随を容易に
することができる。
合部における断面形状が上記第1、第2の導体の断面形
状と同一になるように、夫々の結合部に切り欠きが設け
られているので、接合部の外径をコンパクトにできる。
高電圧用導体が互いに隣り合う絶縁スペーサ間に配置さ
れるようにしているが、この実施の形態2では、母線導
体を構成する高電圧用導体が幾つかの絶縁スペーサを貫
通するようにしたものである。
示す断面図で、ガス区分された密封容器を有するガス絶
縁装置の絶縁スペーサ周りを示す断面図である。図にお
いて、2cは密封容器を構成する筒状容器1の軸方向に
沿って配置された母線導体で、絶縁スペーサ3に保持さ
れると共に筒状容器1の軸方向に沿って複数の絶縁スペ
ーサを貫通して配置される丸棒状の高電圧用導体であ
る。
絶縁されるように母線導体2cを保持すると共に、密封
容器内でのガス区分を行うため筒状容器1の内側の側壁
に密着された絶縁スペーサで、形状等その構成は実施の
形態1と同様である。なお、母線導体2cの所定の位置
には、Oリング4の位置を固定させるための溝部が設け
られている。
なシールドで、母線導体2cが絶縁スペーサ3に保持さ
れる部分を絶縁スペーサ3の一部を含めて覆うように配
置されている。その他は実施の形態1と同様であるので
説明は省略する。
つかの絶縁スペ−サを貫通するようにしているので、母
線導体の接合部の数を減らせるため、母線導体の製造・
組立てが簡単になる。また、接合部の数を減らせるた
め、接合部の接触抵抗に起因する発熱量を減少させ、抵
抗損失の低減、温度上昇の程度を低くすることによる機
器寿命の延命化を図ることができる。
のガスが密封される密封容器を構成する筒状容器と、上
記筒状容器内にその軸方向に沿って配置された母線導体
と、上記母線導体の外周と嵌合する絶縁部材からなる嵌
合部を有し上記母線導体を上記筒状容器に対して絶縁保
持するよう上記筒状容器に取付けられた絶縁スペーサと
を備えているので、埋金なしで母線導体を絶縁スペーサ
で保持することができ、その製作が容易である。さら
に、機械応力的にも好ましく、絶縁スペ−サと母線導体
との間に無理な力が生じず剥離等を生じにくくすること
ができる。
縁部材のみで一体に形成した場合には、その構造が簡易
で製造コストを抑制することができ、さらに、絶縁部材
のみから構成されているので、機械的、熱応力的に優れ
ており、クラック、割れ発生を抑制することができる。
の間にOリングを配置し、このOリングにより密封容器
内でのガス区分を行う場合には、簡単な構成で密封容器
内のガス区分を行うことができる。
の溝部を設け、この溝部にOリングを配置する場合に
は、注型工程の数が抑えられ、製造コストを低く抑える
ことができる。
可能なように母線導体が上記絶縁スペーサに保持されて
いる場合には、運転中の母線導体の伸縮への追随を容易
にすることができる。
能なシールドを上記母線導体に設けた場合には、その取
付け構造が簡単になる。
の溝部を設け、シールドが上記溝部を覆うように設けら
れている場合には、Oリングと母線導体とガスの3重点
の電界緩和を行うことができる。
いに結合された第1、第2の導体を含んでおり、接合時
に上記第1、第2の導体の結合部における断面形状が上
記第1、第2の導体の断面形状と同一になるように、夫
々の接合部に切り欠きが設けられている場合には、接合
部の外径をコンパクトにすることができる。
スペーサは、絶縁用のガスが密封される密封容器を構成
する筒状容器に取付けられる取付け部と、上記筒状容器
内にその軸方向に沿って配置される母線導体の外周と嵌
合する絶縁部材からなる嵌合部とを備えているので、埋
金なしで母線導体を絶縁スペーサで保持することがで
き、その製作が容易である。さらに、機械応力的にも好
ましく、剥離等の発生を少なくすることができる。
縁部材のみで一体に形成した場合には、その構造が簡易
で製造コストを抑制することができ、さらに、絶縁部材
のみから構成されているので、機械的、熱応力的に優れ
ており、クラック、割れ発生を抑制することができる。
円錐状になるように形成されており、その軸方向に延在
形成された伸長部とこの伸長部を軸方向に貫通する貫通
孔とを有し、母線導体が上記貫通孔に嵌合される場合に
は、簡単な構成で機械的応力、熱的応力に優れた絶縁ス
ペーサを得ることができる。
図である。
を示す図である。
細を示す図である。
る。
図である。
導体 3 絶縁スペーサ 3a 貫通孔 4 Oリング 5、5a シールド 6 フィンガー接触子 7 ボルト 21a、21b 平面部 22a、22b ねじ
孔 23a 溝部 54 ねじ孔 101 通電導体 102 絶縁スペー
サ 103 密封容器 104 高圧導体 105 調整用導体
Claims (11)
- 【請求項1】 絶縁用のガスが密封される密封容器を構
成する筒状容器と、上記筒状容器内にその軸方向に沿っ
て配置された母線導体と、上記母線導体の外周と嵌合す
る絶縁部材からなる嵌合部を有し上記母線導体を上記筒
状容器に対して絶縁保持するよう上記筒状容器に取付け
られた絶縁スペーサとを備えていることを特徴とするガ
ス絶縁装置。 - 【請求項2】 絶縁スペーサは、嵌合部を含めて絶縁部
材のみで一体に形成されていることを特徴とする請求項
1記載のガス絶縁装置。 - 【請求項3】 絶縁スペーサの嵌合部と母線導体との間
にOリングを配置し、このOリングにより密封容器内で
のガス区分を行うことを特徴とする請求項1または請求
項2記載のガス絶縁装置。 - 【請求項4】 母線導体にOリングを配置するための溝
部を設け、この溝部にOリングを配置することを特徴と
する請求項3記載のガス絶縁装置。 - 【請求項5】 運転時に絶縁スペーサに対して摺動可能
なように母線導体が上記絶縁スペーサに保持されている
ことを特徴とする請求項1または請求項2記載のガス絶
縁装置。 - 【請求項6】 取付け時に母線導体に沿って移動可能な
シールドを上記母線導体に設けたことを特徴とする請求
項1または請求項2記載のガス絶縁装置。 - 【請求項7】 母線導体にOリングを配置するための溝
部を設け、シールドが上記溝部を覆うように設けられて
いることを特徴とする請求項6記載のガス絶縁装置。 - 【請求項8】 母線導体は、断面形状が同一の互いに結
合された第1、第2の導体を含んでおり、結合時に上記
第1、第2の導体の結合部における断面形状が上記第
1、第2の導体の断面形状と同一になるように、夫々の
結合部に切り欠きが設けられていることを特徴とする請
求項1または請求項2記載のガス絶縁装置。 - 【請求項9】 絶縁用のガスが密封される密封容器を構
成する筒状容器に取付けられる取付け部と、上記筒状容
器内にその軸方向に沿って配置される母線導体の外周と
嵌合する絶縁部材からなる嵌合部とを備えていることを
特徴とするガス絶縁装置の絶縁スペーサ。 - 【請求項10】 絶縁スペーサは、嵌合部を含めて絶縁
部材のみで一体に形成されていることを特徴とする請求
項9記載のガス絶縁装置の絶縁スペーサ。 - 【請求項11】 絶縁スペーサは板状でその形状が円錐
状になるように形成されており、その軸方向に延在形成
された伸長部とこの伸長部を軸方向に貫通する貫通孔と
を有し、母線導体が上記貫通孔に嵌合されることを特徴
とする請求項9または請求項10記載のガス絶縁装置の
絶縁スペーサ。
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---|---|---|---|
JP2001003935A JP4496402B2 (ja) | 2001-01-11 | 2001-01-11 | ガス絶縁装置及びその絶縁スペーサ |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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