JP2003002873A - アシル尿素基含有ポリイソシアネート、その製造法およびその使用 - Google Patents

アシル尿素基含有ポリイソシアネート、その製造法およびその使用

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 イソシアネートとカルボン酸との反応を改良
して、ポリイソシアネートのような無色の非発泡生成物
を得る。 【解決手段】 金属塩触媒の存在下に、20℃〜220
℃の温度で、式(I): R(NCO) (I) [式中、Rは、n価の、4〜30個の炭素原子を有する
直鎖または分岐鎖脂肪族基または脂環式基、または6〜
24個の炭素原子を有する芳香族基を表し;nは、1、
2、3または4である。]で示されるイソシアネート
を、脂肪族および/または芳香族カルボン酸と反応させ
ることによって、アシル尿素基を含有するポリイソシア
ネートを製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アシル尿素基含有
ポリイソシアネート、その製造法、およびポリウレタン
プラスチックの製造における出発成分としての、特にイ
ソシアネート反応性の基を含有する被覆組成物(塗料)
のための結合剤用の架橋剤としての、その使用に関す
る。
【0002】
【従来の技術】イソシアネートとカルボン酸との反応
は、これまでに充分に研究されていない反応である。ア
シル尿素基を含有するイソシアネート重付加生成物の生
成は、例えば、P.Babusiaux, R.Lon
geray, J.Dreux,Liebigs An
n. Chem., 1976, (3), 487、
A.H.M.Schotmann, W.J.Mij
s, Recl. Trav.Chim.Pays B
as 1992,111,88、DE−A243674
0およびこれに引用されている文献に記載されている。
イソシアネートとカルボン酸との縮合反応は、I.S.
Blagbrough, N.E.Mackenzi
e, C.Ortiz, A.およびI.Scott
(Tetrahedron Lett.1986,27
(11),1251)によっても研究されている。
【0003】アミドとイソシアネートとの反応によるア
シル尿素の製造も、例えば、J.T.Micich
(J.Am.Oil Chem.Soc.1982,5
9(2),92−4)において記載されており、この文
献は、カルボン酸アミドとイソシアネートとの反応によ
って得られるアシル尿素の合成について記載している。
【0004】DE−A1230778号は、アシル化尿
素ポリイソシアネートの製造方法を開示している。該方
法は、極めて大過剰のジイソシアネート成分に高稀釈で
添加されるモノカルボン酸を使用して開始される。この
方法の短所は、高い反応温度(約130〜140℃)、
および、モノカルボン酸をイソシアネートに添加するの
に要する約5時間の長い時間である。引用した方法は、
生成物が高反応温度に原因して黄変するので、被覆(塗
料)分野での適用に好適なポリイソシアネートの製造に
適していない。
【0005】アミド基含有プラスチックの製造方法はE
P−A0624170に開示されている。脂肪族および
芳香族ポリイソシアネートを多官能価カルボン酸(少な
くともジカルボン酸)およびポリアルコールと反応させ
て、プラスチックを生成する。第三級アミン、例えば、
アミノ置換ピリジンおよび/またはN−置換イミダゾー
ルを触媒として使用する。この反応または副反応の選択
性については記載されていない。得られる生成物は、黄
色発泡プラスチックである。このことから、この方法に
おいて、触媒が、得られる生成物の色(黄色)に影響を
与えると考えられる。塩基性第三級アミン、アミジンお
よびイミダゾールは特に容易に酸化し、比較的長い反応
時間において、反応バッチを黄変させる。
【0006】以前の研究は、発泡プラスチックを製造す
ることを目的として、カルボン酸とイソシアネートとの
反応だけが、無色の生成物を与えることを示している。
これと別に、低温において技術的に実施可能な反応時間
内で反応を行うことによって無色かまたは微かに着色し
た耐光堅牢性ポリイソシアネートを生成する条件は見い
出されていない。
【0007】従って、無色生成物を得るために、CO
の遊離を伴うイソシアネートとカルボン酸基との反応生
成物の生成のための触媒をどのように構成すべきかにつ
いての明確な情報を、当業者は前記の公表物から見い出
すことができない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、イソ
シアネートとカルボン酸との反応を改良して、ポリイソ
シアネートのような無色の非発泡生成物を得る方法を見
い出すことである。
【0009】
【課題を解決するための手段】驚くことに、好適な触媒
および好適な反応条件を使用することによって、カルボ
ン酸とイソシアネートとの反応の反応温度および/また
は反応時間をかなり減少しうることが見い出された。本
発明の方法は、COの遊離を伴うカルボン酸とイソシ
アネートとの反応に基づいており、触媒が、無色生成物
を与える迅速な反応を達成するために存在する。この方
法において、カルボン酸とイソシアネートとの反応は、
最初にアミドを生成し、次に、さらなるイソシアネート
基との反応によって、いわゆるアシル尿素を生成する。
【0010】本発明は、金属塩触媒の存在下に、20〜
220℃の温度で、式(I): R(NCO) (I) [式中、Rは、n価の、4〜30個の炭素原子を有する
直鎖または分岐鎖脂肪族基または脂環式基、または6〜
24個の炭素原子を有する芳香族基を表し;nは、1、
2、3または4である。]で示されるイソシアネート
を、脂肪族および/または芳香族カルボン酸と反応させ
ることによって、アシル尿素基を含有するポリイソシア
ネートを製造する方法に関する。
【0011】本発明は、この方法によって製造される反
応生成物(ポリイソシアネート)、およびポリウレタン
被覆組成物用の結合剤としてのその使用にも関する。
【0012】本発明の方法における減少した副反応の形
成によって、<120(120未満)[APHA]の色
価を有する耐光堅牢性生成物が得られる。反応は、ポリ
イソシアネートの方向に移動する。従って、所望の生成
物に有利になるように、副生成物の生成を抑制すること
ができる。副生成物は、カルボン酸から生成される無水
カルボン酸、または、これに対応して、無水物の生成の
際に生成される水とイソシアネート基との反応の結果と
して同時に生成される尿素を包含する。しかし、本発明
の方法によって得られるポリイソシアネートは、反応の
際に生成されるカルボン酸(ポリ)無水物を低いパーセ
ントで含有する。同様に、イソシアネートへの熱応力
は、イソシアヌレート、ウレトジオンおよびビウレット
を僅かに生成する。
【0013】本発明の方法は、モノマーイソシアネート
およびモノマーカルボン酸のような簡単な構造単位から
高官能価ポリイソシアネートを生成する。
【0014】本発明の方法において、式(I)のイソシ
アネートを、脂肪族カルボン酸と反応させる。イソシア
ネート成分は一般に過剰で存在する。溶媒を導入して、
カルボン酸の溶解度を増加させることもできる。
【0015】本発明の方法において、二酸化炭素の発生
を伴うイソシアネートとカルボン酸との反応を促進する
触媒を添加する。一般に、カルボン酸を全て使用し、得
られたアミドが付加的イソシアネートと充分に反応し
て、特に必要なアシル尿素を生成するまで、試剤を相互
に反応させる。反応の終了時に、反応混合物を薄膜蒸留
によってモノマーイソシアネートから分離する。得られ
たポリイソシアネート、またはポリイソシアネートに加
えて無水物、ビウレット、イソシアヌレートおよび尿素
も含有することがあるポリイソシアネート混合物は、選
択された反応条件および出発物質に依存して、耐光堅牢
性ポリイソシアネート用の硬化剤としての好適な特性を
有する。
【0016】芳香族および脂肪族モノ−およびジカルボ
ン酸は、本発明の方法に好適である。多官能価カルボン
酸も本発明の方法に使用することができる。開鎖または
環状であってよいモノ−およびジカルボン酸が好適であ
る。好適な脂肪族酸の例は、酢酸および他の開鎖脂肪族
カルボン酸であって、それらは炭素鎖上の置換基または
他の官能基、例えばエーテル基を有することもできる。
好適な環状酸は、脂環式酸、例えばシクロヘキサンカル
ボン酸およびペルヒドロナフタレンカルボン酸、および
芳香族モノカルボン酸、例えば安息香酸である。不飽和
カルボン酸、例えばアクリル酸、メタクリル酸および桂
皮酸も本発明の方法に使用することができる。
【0017】開鎖二官能価脂肪族カルボン酸、例えばコ
ハク酸、アジピン酸、アゼライン酸、ドデカン二酸、エ
イコサン二酸、および奇数個の炭素原子を有する脂肪族
ジカルボン酸;環状ジカルボン酸、例えばシクロヘキサ
ンジカルボン酸;および芳香族ジカルボン酸、例えばフ
タル酸も本発明の方法に好適である。付加的アミノ官能
基を有する脂肪族カルボン酸も好適である。C〜C
20の鎖長を有する脂肪族ジカルボン酸を使用するのが
好ましい。アジピン酸、アゼライン酸およびドデカン二
酸(例えば、α,ω−ドデカンジカルボン酸)が特に好
ましい。
【0018】一、二または多官能価カルボン酸は、別々
かまたは混合物として、本発明の方法に使用することが
できる。好ましい実施態様においては、C〜C20
鎖長を有するジカルボン酸の二成分または三成分混合物
を、二成分混合物については0.1:1〜1:0.1の
比率、三成分混合物については0.1:0.1:1〜
0.1:0.1の比率で使用する。好ましくは、アゼラ
イン酸およびアジピン酸を1:3の比率で使用する。
【0019】本発明の方法において、カルボン酸、また
はカルボン酸混合物をイソシアネートに添加する。好適
なイソシアネートは、(シクロ)脂肪族または芳香族イ
ソシアネートまたはそれらの混合物である。イソシアネ
ート基間で異なる長さの炭素鎖を有する一、二または三
官能価イソシアネートが好適である。その例は、ブタン
ジイソシアネート(BDI)、ペンタンジイソシアネー
ト、ヘキサンジイソシアネート(HDI)、3−イソシ
アナトメチル−1,8−ジイソシアナトオクタン(トリ
イソシアナトノナン、TIN)、4,4’−メチレンビ
ス(シクロヘキシルイソシアネート)(Desmodu
r W、 H12MDI)、3,5,5−トリメチル−
1−イソシアナト−3−イソシアナトメチルシクロヘキ
サン(IPDI)およびω,ω’−ジイソシアナト−
1,3−ジメチルシクロヘキサン(HXDI)であ
る。芳香族イソシアネートの例は、トルエンジイソシア
ネート(TDI)、ジフェニルメタンジイソシアネート
(MDI)および1.5−ジイソシアナトナフタレンで
ある。
【0020】好ましいジイソシアネートは、C〜C
の炭素鎖長を有する開鎖脂肪族ジイソシアネート(ブタ
ンイソシアネートまたはヘキサメチレンジイソシアネー
ト、HDI)、イソホロン構造を有するジイソシアネー
ト(IPDI、イソホロンジイソシアネート)またはシ
クロヘキサン構造単位を有する脂肪族ジイソシアネート
(メチレンジシクロヘキシルジイソシアネート、H12
MDI)を包含する。トリイソシアナトノナン(TI
N)を三官能価イソシアネートとして使用するのが好ま
しい。
【0021】カルボン酸、またはカルボン酸混合物は、
固体形態か、または好適な溶媒に溶解した後に導入する
ことができる。カルボン酸またはカルボン酸混合物を溶
解させる全ての溶媒が、カルボン酸またはカルボン酸混
合物を溶解させるのに好適である。好適な溶媒は、テト
ラヒドロフランおよびエチレングリコールジメチルエー
テル、エステルおよびトリエチルホスフェートを包含す
る。使用される溶媒の量は、この溶媒におけるカルボン
酸またはカルボン酸混合物の溶解度に応じて調節され
る。本発明の方法の好ましい実施態様においては、カル
ボン酸またはカルボン酸混合物を溶媒に溶解して、10
〜80重量%溶液、好ましくは20〜40重量%溶液を
形成する。
【0022】反応は、付加的反応媒体を使用するかまた
は使用せずに行われる。好適な反応媒体は、高沸点芳香
族溶媒、例えばクロロベンゼンまたはジクロロベンゼ
ン、または高沸点エーテルを包含する。本発明の方法の
好ましい実施態様においては、反応を、トリエチルホス
フェートまたは他のホスフェートエステルのような化学
的に中性の溶媒の存在下に行う。補助溶媒を、使用され
るカルボン酸に対して1重量%〜数百重量%(例えば1
000重量%以下、特に500重量%以下)の範囲で、
必要な反応速度に応じてまたは生成されるポリイソシア
ネートの必要な組成に応じて選択される量で、使用する
ことができる。
【0023】本発明の方法によって生成される副生成物
の量は、特に、カルボン酸またはカルボン酸混合物の溶
解に使用される溶媒の量および種類に依存する。
【0024】カルボン酸またはカルボン酸混合物は、室
温かまたは最大150℃の高温で反応溶液に添加でき
る。温度範囲は好ましくは0℃〜100℃、より好まし
くは20℃〜70℃である。
【0025】反応を行った後、使用した溶媒に依存して
加熱によるかまたは付加的真空を適用することによっ
て、溶媒を反応バッチから除去することができる。
【0026】カルボン酸とイソシアネートとの反応は、
触媒の使用によって促進される。好適な触媒は、Men
deleevの周期表の第一、第二および第三主族およ
び第二ならびに第三亜族の元素の(金属)塩、ならびに
ランタニド(ランタノイド)の塩を包含する。触媒の例
は、ブチルピリジニウムテトラフルオロボレート、アル
ミニウムアセチルアセトネート、塩化ナトリウム、アル
ミニウムトリエトキシド、ブチルピリジニムヘキサフル
オロホスフェート、メチルブチルイミダゾリウムテトラ
フルオロボレート、DBTL(ジブチル錫ジラウレー
ト)、メチルブチルイミダゾリウムブチルスルホネー
ト、アルミニウムトリエトキシド、ビスマス(III)
2−エチルヘキサノエート、リチウムヘキサフルオロホ
スフェート、セシウムメチルスルホネート、カリウムト
リフレート、メチルブチルイミダゾリウムヘキサフルオ
ロホスフェート、酢酸ビスマス(III)、メチルスル
ホン酸ナトリウム、亜鉛2−エチルヘキサノエート、ビ
スマス(III)ネオデカノエート、ピリジニウムトリ
フレート、リチウムテトラフルオロボレート、ナトリウ
ムトリフレート、酢酸ビスマス(III)、塩化リチウ
ム、過塩素酸リチウム、亜鉛トリフレート、リチウムト
リフレート、燐酸カルシウム、塩化カルシウム、スカン
ジウム(III)トリフルオロメタンスルホネート、塩
化カルシウム、酢酸スカンジウム(III)水和物、マ
グネシウムアセチルアセトネート、カルシウムビス
(2,2,6,6−テトラ−メチル−3,5−ヘプタン
ジオネート)、過塩素酸カルシウム、ステアリン酸カル
シウム、酢酸ランタン(III)水和物、マグネシウム
n−プロポキシド、塩化マグネシウム、マグネシウム
2,4−ペンタンジオネート、マグネシウムトリフルオ
ロメチルスルホネート、過塩素酸マグネシウム、イッテ
ルビウム(III)トリフルオロメチルスルホネートお
よびステアリン酸マグネシウムである。
【0027】カルボン酸とイソシアネートとの反応を促
進する既知触媒であるアミン塩基は、比較的長い反応時
間において、より高い温度で、生成物の微かな黄変を生
じるという短所を有する。前記の反応促進剤は、トリエ
チルアミン、DBU(ジアザビシクロウンデセン)およ
びDBN(ジアザビシクロノネン)を包含する。
【0028】環状イソシアネートと脂肪族カルボン酸と
の反応に好ましい触媒は、アルミニウムトリエトキシ
ド、DBTL(ジブチル錫ジラウレート)、酢酸ビスマ
ス(III)、ナトリウムトリフレート、カリウムトリ
フレート、トリエチルアミン、リチウムトリフレート、
亜鉛2−エチルヘキサノエート、過塩素酸カルシウム、
ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸マグネシウムお
よび過塩素酸マグネシウムである。周期表の第二主族の
元素の塩を触媒として使用するのが特に好ましい。
【0029】脂環式カルボン酸と脂肪族イソシアネート
との反応に好ましい触媒は、ブチルピリジニウムテトラ
フルオロボレート、酢酸ビスマス(III)、トリエチ
ルアミン、DBTL(ジブチル錫ジラウレート)、DB
U(ジアザビシクロウンデセン)、亜鉛2−エチルヘキ
サノエート、ラウリン酸亜鉛(II)、アルミニウムト
リエトキシド、ナトリウムトリフレート、カリウムトリ
フレート、リチウムトリフレート、塩化カルシウム、イ
ッテルビウムトリフルオロメチルスルホネート、過塩素
酸カルシウム、ステアリン酸カルシウム、ステアリン酸
マグネシウムおよび過塩素酸マグネシウムを包含する。
第二および第三主族の元素ならびにランタニドの塩が特
に好ましい。
【0030】本発明の方法の実施において、カルボン酸
またはカルボン酸混合物のイソシアネートへの添加また
はその逆の添加の後、触媒の存在下で、ガスの発生が止
むまで反応混合物を撹拌する。次に、反応混合物をより
高い温度に加熱する。反応温度の選択は一般に限定され
ないが、過度の高温においてポリイソシアネートの黄変
が観察される。好適な温度は20℃〜220℃、好まし
くは80℃〜150℃、より好ましくは100℃〜14
0℃である。触媒の存在下に行われない既知の反応と異
なり、触媒反応においては、より高い温度においてさえ
反応混合物の変色は顕著に少ない。
【0031】反応時間は一般に、反応生成物に必要とさ
れる官能価度、即ち、主として、アシル尿素に基づくポ
リイソシアネートの生成によって決まる。一般に反応時
間が長いほど、より高い官能価を生じる。反応混合物の
NCO分の測定は、反応混合物の官能価の指標を与える
が、カルボン酸無水物の生成のような他の要素は、不正
確な(即ち、過度に高い)NCO分をシミュレーション
する。必要とされるNCO分が得られると、反応混合物
を室温に冷却する。
【0032】反応の終了時に、薄膜蒸発器を使用して反
応混合物をモノマーイソシアネートから分離する。薄膜
蒸発は、好適な真空において、好ましくは100℃〜1
80℃、より好ましくは120℃〜160℃の温度で行
う。
【0033】本発明の方法によって脂肪族イソシアネー
トから製造されるポリイソシアネートは、特に、耐光堅
牢性用途のポリウレタン(PU)被覆、いわゆるDD被
覆系の製造用の硬化剤として使用することができる。
【0034】
【実施例】実施例1 1411.2gのヘキサメチレンジイソシアネート、5
4mgのマグネシウムトリフルオロスルホネートおよび
各150mgのロノール(lonol)およびTinu
vin (登録商標)770を、2Lの3口フラスコに
入れた。282gの燐酸トリエチルに両方とも溶解した
51.15gのアジピン酸および21.96gのアゼラ
イン酸を、この混合物に30分間で添加した。添加の間
の温度は60℃であった。添加の終了時に、混合物を1
10℃に加熱した。加熱を15時間継続した。次に、混
合物を冷却した。溶液のNCO分は36.1%であった
(四官能価アシル尿素への転化についての理論NCO
分:36.3%)。反応溶液を、薄膜蒸留(温度130
℃、圧力1.5x10−2bar)に付した。60[A
PHA]の色価および3870mPasの粘度を有する
生成物334g(収率23%、酸およびイソシアネート
に基づく)を得た。ヘキサメチレンジイソシアネートモ
ノマーの量は約0.1%であった。
【0035】実施例2 604.8gのヘキサメチレンジイソシアネート、11
mgの酢酸亜鉛および各60mgのロノール(lono
l)およびTinuvin 770を、1Lの3口フラ
スコに入れた。21.92gのアジピン酸および9.4
1gのアゼライン酸をこの混合物に添加した。添加の終
了時に、温度を120℃に調節した。加熱を12時間継
続した。次に、混合物を冷却した。溶液のNCO分は4
3.4%であった(四官能価アシル尿素への転化につい
ての理論NCO分:43.5%)。反応溶液を、薄膜蒸
留(温度130℃、圧力1.5x10−2bar)に付
した。65[APHA]の色価および2250mPas
の粘度を有する生成物143.4g(収率23.2%、
酸およびイソシアネートに基づく)を得た。ヘキサメチ
レンジイソシアネートモノマーの量は約0.1%であっ
た。
【0036】実施例3 75.68gのシクロヘキサンジカルボン酸、20.7
gのアゼライン酸、50mgの酢酸亜鉛および各260
mgのロノール(lonol)およびTinuvin
770を、2.5Lの3口フラスコに入れた。166
3.2gのヘキサメチレンジイソシアネートをこの混合
物に添加した。添加の終了時に、温度を120℃に調節
した。加熱を12時間継続した。次に、混合物を冷却し
た。溶液のNCO分は42.2%であった(四官能価ア
シル尿素への転化についての理論NCO分:42.01
%)。反応溶液を、薄膜蒸留(温度130℃、圧力1.
5x10−2bar)に付した。65[APHA]の色
価および7150mPasの粘度を有する生成物400
g(収率22.7%、酸およびイソシアネートに基づ
く)を得た。生成物は24.7%のNCO分を有してい
た。ヘキサメチレンジイソシアネートモノマーの量は約
0.1%であった。
【0037】本発明を例示するために前記に詳しく説明
したが、そのような説明は例示するためだけのものであ
り、請求の範囲によって限定される以外は本発明の意図
および範囲を逸脱せず当業者によって変更を加えうると
理解すべきものとする。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マルティン・ブラーム ドイツ連邦共和国51519オーデンタル、キ ュッヒェンベルガー・シュトラーセ67番 Fターム(参考) 4H006 AA02 AC59 BA06 BA07 BA08 BA32 BA36 4H039 CA99 CF40 4J034 CA01 HA01 HA06 HA07 HA11 HB09 HB11 HC02 HC03 HC12 HC17 HC22 HC46 HC52 HC61 HC71 HC73 4J038 DG001 DG261

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アシル尿素基を含有するポリイソシアネ
    ートの製造方法であって、金属塩触媒の存在下に、20
    ℃〜220℃の温度で、式(I): R(NCO) (I) [式中、Rは、n価の、4〜30個の炭素原子を有する
    直鎖または分岐鎖脂肪族基または脂環式基、または6〜
    24個の炭素原子を有する芳香族基を表し;nは、1、
    2、3または4である。]で示されるイソシアネート
    を、脂肪族および/または芳香族カルボン酸と反応させ
    ることを含んで成る方法。
  2. 【請求項2】 触媒が、元素周期表の第一、第二および
    第三主族および第二ならびに第三亜族の元素ならびにラ
    ンタニドの塩から成る群から選択される物質を含んで成
    る請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 イソシアネートが、HDI、IPDI、
    TINおよび/またはH12MDIを含んで成る請求項
    1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 イソシアネートが、TDI、MDIまた
    は1,5−ジイソシアナトナフタレンを含んで成る請求
    項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 脂肪族カルボン酸が使用され、酢酸、ヘ
    キサン酸、アジピン酸、アゼライン酸、シクロヘキサン
    ジカルボン酸および/またはドデカン二酸を含んで成る
    請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 脂肪族カルボン酸が使用され、酢酸、ヘ
    キサン酸、アジピン酸、アゼライン酸、シクロヘキサン
    ジカルボン酸および/またはドデカン二酸を含んで成る
    請求項3に記載の方法。
  7. 【請求項7】 脂肪族カルボン酸が使用され、酢酸、ヘ
    キサン酸、アジピン酸、アゼライン酸、シクロヘキサン
    ジカルボン酸および/またはドデカン二酸を含んで成る
    請求項4に記載の方法。
  8. 【請求項8】 芳香族カルボン酸が使用され、フタル酸
    を含んで成る請求項1に記載の方法。
  9. 【請求項9】 芳香族カルボン酸が使用され、フタル酸
    を含んで成る請求項3に記載の方法。
  10. 【請求項10】 芳香族カルボン酸が使用され、フタル
    酸を含んで成る請求項4に記載の方法。
  11. 【請求項11】 アシル尿素基を含有するポリイソシア
    ネートであって、金属塩触媒の存在下に、20℃〜22
    0℃の温度で、式(I): R(NCO) (I) [式中、Rは、n価の、4〜30個の炭素原子を有する
    直鎖または分岐鎖脂肪族基または脂環式基、または6〜
    24個の炭素原子を有する芳香族基を表し;nは、1、
    2、3または4である。]で示されるイソシアネート
    を、脂肪族および/または芳香族カルボン酸と反応させ
    ることによって製造されるポリイソシアネート。
  12. 【請求項12】 触媒が、元素周期表の第一、第二およ
    び第三主族および第二ならびに第三亜族の元素ならびに
    ランタニドの塩から成る群から選択される物質を含んで
    成る請求項11に記載のポリイソシアネート。
  13. 【請求項13】 イソシアネートが、HDI、IPD
    I、TINおよび/またはH12MDIを含んで成る請
    求項11に記載のポリイソシアネート。
  14. 【請求項14】 イソシアネートが、TDI、MDIま
    たは1,5−ジイソシアナトナフタレンを含んで成る請
    求項11に記載のポリイソシアネート。
  15. 【請求項15】 脂肪族カルボン酸が使用され、酢酸、
    ヘキサン酸、アジピン酸、アゼライン酸、シクロヘキサ
    ンジカルボン酸および/またはドデカン二酸を含んで成
    る請求項11に記載のポリイソシアネート。
  16. 【請求項16】 脂肪族カルボン酸が使用され、酢酸、
    ヘキサン酸、アジピン酸、アゼライン酸、シクロヘキサ
    ンジカルボン酸および/またはドデカン二酸を含んで成
    る請求項13に記載のポリイソシアネート。
  17. 【請求項17】 脂肪族カルボン酸が使用され、酢酸、
    ヘキサン酸、アジピン酸、アゼライン酸、シクロヘキサ
    ンジカルボン酸および/またはドデカン二酸を含んで成
    る請求項14に記載のポリイソシアネート。
  18. 【請求項18】 芳香族カルボン酸が使用され、フタル
    酸を含んで成る請求項11に記載のポリイソシアネー
    ト。
  19. 【請求項19】 芳香族カルボン酸が使用され、フタル
    酸を含んで成る請求項13に記載のポリイソシアネー
    ト。
  20. 【請求項20】 芳香族カルボン酸が使用され、フタル
    酸を含んで成る請求項14に記載のポリイソシアネー
    ト。
  21. 【請求項21】 請求項11に記載のポリイソシアネー
    トを含んで成る結合剤を含有するポリウレタン被覆組成
    物。
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