JP2003002809A - 殺菌剤組成物 - Google Patents
殺菌剤組成物Info
- Publication number
- JP2003002809A JP2003002809A JP2002049079A JP2002049079A JP2003002809A JP 2003002809 A JP2003002809 A JP 2003002809A JP 2002049079 A JP2002049079 A JP 2002049079A JP 2002049079 A JP2002049079 A JP 2002049079A JP 2003002809 A JP2003002809 A JP 2003002809A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mass
- oil
- composition
- polylysine
- component
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01N—PRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
- A01N37/00—Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing organic compounds containing a carbon atom having three bonds to hetero atoms with at the most two bonds to halogen, e.g. carboxylic acids
- A01N37/44—Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing organic compounds containing a carbon atom having three bonds to hetero atoms with at the most two bonds to halogen, e.g. carboxylic acids containing at least one carboxylic group or a thio analogue, or a derivative thereof, and a nitrogen atom attached to the same carbon skeleton by a single or double bond, this nitrogen atom not being a member of a derivative or of a thio analogue of a carboxylic group, e.g. amino-carboxylic acids
- A01N37/46—N-acyl derivatives
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Agronomy & Crop Science (AREA)
- Pest Control & Pesticides (AREA)
- Plant Pathology (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Dentistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Zoology (AREA)
- Environmental Sciences (AREA)
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
- Detergent Compositions (AREA)
Abstract
外で食物が直接接触する可能性がある表面に対して、処
理後にすすぎ工程を必要としない、安全で優れた殺菌効
果を示し、且つ使い勝手のよい殺菌剤組成物を提供す
る。 【解決手段】 (a)ポリリジン、(b)植物精油、
(c)有機溶媒及び(d)水を、それぞれ特定比率で含
有する殺菌剤組成物。
Description
面、例えばキッチンテーブル、シンク、壁、フローリン
グなどの床、家具等の表面用殺菌剤として好適な殺菌剤
組成物に関するものである。
生活環境の変化により、清潔に関する考え方が変わって
きている。特に除菌に対する関心は高まってきており、
キッチンテーブル、シンク、壁、床及び家具等の室内の
表面上に多数存在する微生物の影響を懸念する人が増え
てきている。これら微生物の発生を抑制するためには、
拭き掃除を行うことが有効な方法であるが、微生物の増
加を十分に抑えるためには、殺菌や抗菌などの、微生物
自体の発生や増殖を抑制する方法を併用することが望ま
しい。
なく、多種多様の物質が見出されており、自然界にも多
くのものが存在している。それらのうち天然系殺菌剤で
あるポリリジンは、食品用保存料として用いることがで
き、その他食品や食器用の殺菌洗浄剤としての使用が提
案されている。
リジン/キレート剤/界面活性剤/可溶化剤からなる野
菜、果実等の食品類あるいは食器等に対する殺菌洗浄剤
が記載されている。その他、食品用の殺菌洗浄剤とし
て、特開2000−26885号、特開2000−26
886号、特開2000−26887号公報、特開20
00−26889号公報、特開平7−188696号公
報が知られている。特開平2−107174及び特開平
8−319208にはエタノールを主剤とし、ポリリジ
ンを配合したエアゾールタイプの食品殺菌剤が記載され
ている。また、食品以外の用途としては、特開平7−1
66200号公報にポリリジンを配合するトイレ用の洗
浄剤が記載されている。しかしながら、殺菌剤としてエ
タノールを多量に配合することは、防火上好ましくな
く、より安全で優れた殺菌効果を有し、且つ使い勝手の
よい殺菌剤が望まれている。
チンテーブル、シンク、壁、床、家具、電化製品等の住
居内の硬質表面、特にキッチンテーブルや冷蔵庫の内外
などの、食器や調理器具以外で食物が直接接触する可能
性がある表面に対して、安全で優れた殺菌効果を示し、
且つ使い勝手のよい殺菌剤組成物を提供することであ
る。
ジン〔以下、(a)成分という〕0.0001〜1質量
%、(b)植物精油〔以下、(b)成分という〕0.0
001〜1質量%、(c)有機溶媒〔以下、(c)成分
という〕0.1〜18質量%及び(d)水80〜99質
量%〔以下、(d)成分という〕を含有する殺菌剤組成
物を提供するものである。
001〜1質量%、(b1)チモール、ゲラニオール、
ヒノキチオール、カルバクロール、シトラール、オイゲ
ノール、テルピネン(ターピネン)−4−オール、1.
8−シネオール、シトロネラール、シトロネロール、リ
ナロール、アネトール、メントール、メントン、カルボ
ン、カンファー及びリモネンから選ばれる1種以上の化
合物〔以下、(b1)成分という〕0.0001〜1質
量%、(c)有機溶媒0.1〜18質量%並びに(d)
水80〜99質量%を含有する殺菌剤組成物を提供する
ものである。
を含有し、界面活性剤の含有量が0.1質量%以下であ
る殺菌剤組成物を、手動式スプレーヤー等の非エアゾー
ル式噴霧器を備えた容器に充填してなる容器入り殺菌剤
を提供するものである。
を含有し、且つ界面活性剤の含有量が0.1質量%以下
である殺菌剤組成物を用いて、硬質表面を殺菌する方法
を提供するものである。
指し、細菌を死滅させることのほか、細菌の繁殖を抑制
することを含む。
る(a)成分のポリリジンは殺菌成分であり、α−ポリ
リジン、ε−ポリリジンのいずれも使用することができ
るが、本発明では安全性の面からε−ポリリジンを使用
することが好ましい。上記ポリリジンはストレプトマイ
セス(Streptomyces)属の微生物を培養することによっ
て得られ、人体にとって必須アミノ酸であるリジンが縮
合してできたポリペプチドである。ポリリジンとして
は、遊離状のもの、無機酸塩、有機酸塩のいずれも使用
することができ、また、取り扱いを容易にするために賦
形剤や増量剤で加工されたものを使用することもでき
る。
いて、ふき取りによる除菌を効率的に行うためには、 1)配合液が被洗浄表面に適度に濡れ広がること 2)ふき取りの際に汚れを含んだ配合液の残留量を最小
にすることにより、菌の栄養となる汚れの残留を減ら
し、菌の繁殖を抑制すること 3)ふき取り後に除菌に十分な量の抗菌剤が残留するこ
とが重要なことを見いだした。また、これらの要求要素
を満たすためには、硬質表面に吸着可能で、かつ、吸着
により硬質表面を適度に疎水化することが有効であるこ
とを見いだした。この見地から、ポリリジンを配合した
本発明の殺菌剤組成物が有効であることを見いだした。
の組成物を被処理表面に散布すると、該表面に対し適度
な濡れ性を付与し、散布した該表面の均一な殺菌を可能
とする。組成物散布後、ポリリジンが被処理表面に吸着
することにより該表面が適度な撥水性に変化し、該表面
で組成物中の水が弾かれる程度の適度な撥水性となり、
ふき取り時には汚れを含んだ水が容易にふき取り材に移
行し、ふき取り後に該表面に残留する汚れを含んだ水の
残留が少なくなる。さらに、本発明の組成物が該表面に
与える疎水性が過度でないため、少量ではあっても殺菌
には充分な量の組成物が残留する。以上、ポリリジンを
含有する本発明の組成物は、ふき取りによる除菌におい
て必要となる相反する要求特性も満たすことにより、顕
著な効果を示すことを見いだした。
ンの抗菌性能をさらに高める剤としては、 1)ポリリジンの有する被処理表面への適度な疎水化能
力への影響が少ないこと 2)ポリリジンの抗菌性に影響しないこと等の特性が必
要である。この特性を有する基剤として、特定の植物精
油、およびその成分が有効であることを見いだした。こ
れらの剤とポリリジンを組み合わせることにより、ポリ
リジンの上記特徴を損なうことなく、さらに高い除菌性
能を付与できることを見いだした。
ならず、拭き取りにおいても汚れを含む水分が残留しや
すくなり、処理面の外観が劣るとともに、処理後時間が
たった場合の抗菌剤の作用を著しく減じる。
リリジンを、殺菌力の点から、0.0001〜1質量
%、良好な拭き取り性を得る点から、好ましくは0.0
005〜0.05質量%、含有する。
が、本発明では、アニス油、オリガナム(オレガノ)
油、オレンジ油、レモン油、ライム油、グレープフルー
ツ油、マンダリン油、シトロネラ油、カシア油、カモミ
ル油、カラシ油、ガーリック(ニンニク)油、キャラウ
ェイ(ヒメウイキョウ)油、クミン、クローブ、コリア
ンダー、シナモン油、スペアミント油、セージ油、セー
ジクラリー油、ゼラニウム油、タイム油、バジル油、ハ
ッカ油、バーチ(シラカンバ)油、パルマローザ油、ヒ
バ油、ヒノキ油、ピメント(オールスパイス)、ベイ
油、ペチグレン油、ペパーミント油、ベルガモット油、
ネロリ油、ユーカリ油、ラバンジン油、ラベンダー油、
レモン油、レモングラス油、ローズマリー油、ローレ
ル、ワサビ油などが好ましく、これらは単独あるいは混
合物で使用される。本発明で用いられる植物精油成分に
は、チモール、ゲラニオール、ヒノキチオール、カルバ
クロール、シトラール、オイゲノール、テルピネン(タ
ーピネン)−4−オール、1.8−シネオール、リナロ
ール、アネトール、メントール、メントン、カルボン、
カンファー、リモネン、α−ピネン、β−ピネン、シト
ロネラール、シトロネロール、フェニルエチルアルコー
ル、ベンジルアルコールを含有する植物精油を用いるこ
とが好ましく、これらは単独あるいは混合物で使用され
る。
である、(b1)成分のチモール、ゲラニオール、ヒノ
キチオール、カルバクロール、シトラール、オイゲノー
ル、テルピネン(ターピネン)−4−オール、1.8−
シネオール、シトロネラール、シトロネロール、リナロ
ール、アネトール、メントール、メントン、カルボン、
カンファー及びリモネン、より好ましくはチモール、ゲ
ラニオール、ヒノキチオール、カルバクロール、シトラ
ール、オイゲノール、テルピネン(ターピネン)−4−
オール及び1.8−シネオール、更に好ましくはチモー
ル、ゲラニオール、シトラール及び1.8−シネオール
から選ばれる化合物の1種以上を用いることもできる。
(b1)の化合物とを併用することもできる。
(b)及び/又は(b1)を、0.0001〜1質量
%、好ましくは0.0001〜0.5質量%含有し、拭
き取り性の点より、好ましくは0.0001〜0.1質
量%含有する。
物精油の可溶化と硬質表面の乾燥を促進させる目的でさ
らに(c)成分として有機溶媒を含有する。このような
有機溶媒としては、水と共沸混合物を形成し得る沸点が
100℃以下のものが好ましく、例えば、エタノール、
プロパノール、イソプロパノール等を挙げることがで
き、特にエタノールが好ましい。(c)成分の有機溶媒
は、乾燥速度、拭き取り性、及び安全性から考えて、殺
菌剤組成物中に0.1〜18質量%、好ましくは1〜1
0質量%、より好ましくは1〜8質量%である。なお、
エタノールを使用する場合は、変性エタノールを使用す
ることができ、変性エタノールとしては8−アセチル化
蔗糖変性エタノール、ポリオキシエチレンアルキルエー
テル変性エタノール、フレバー変性エタノールが挙げら
れる。
を得るためには、組成物中の(c)成分に対する(b)
成分及び/又は(b1)成分の割合(質量比)は、
[(b)成分及び/又は(b1)成分]/(c)成分と
して1/50以下、好ましくは1/100以下である。
は、さらに殺菌性を向上させるため、あるいは、(b)
成分を組成物中で安定に分散させるために、界面活性剤
を少量含有してもよい。
面活性剤、非イオン界面活性剤、両性界面活性剤又は陽
イオン界面活性剤を挙げることできる。
310091号公報、第8頁段落0045〜第9頁段落
0054に記載のものを使用することができ、このうち
アルキル鎖の炭素数が8〜22、好ましくは10〜18
のものが挙げられ、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸、
アルキル硫酸エステル、エチレンオキサイド(以下、E
Oと表記する)の平均付加モル数が1〜10のポリオキ
シエチレンアルキルエーテル硫酸エステル、EOの平均
付加モル数が1〜10のポリオキシエチレンアルキルエ
ーテルカルボン酸及びEOの平均付加モル数が1〜10
のポリオキシエチレンアルキルアミドエーテルカルボン
酸、脂肪酸並びにそれらのカリウム、ナトリウム、マグ
ネシウム及びアルカノールアミン塩を挙げることができ
る。
310091号公報、第6頁段落0028〜第8頁段落
0043に記載のものを挙げることができ、このうちア
ルキル鎖の炭素数が8〜22、好ましくは10〜18で
あってEOの平均付加モル数が1〜30モル、特には4
〜20のポリオキシエチレンアルキルエーテル、EOの
平均付加モル数が1〜30モル、好ましくは1〜20及
びプロピレンオキサイド(以下、POと表記する)の平
均付加モル数が1〜10、特には1〜5のポリオキシエ
チレンオキシプロピレンアルキルエーテル、平均炭素数
が8〜22、特には10〜18の脂肪酸アルカノールア
ミド及びそのEO(もしくはPO)を平均1〜3付加し
たもの、並びにアルキル鎖の炭素数が8〜22、特には
10〜18であって糖の平均縮合度が1.0〜10、特
には1.0〜2.0のアルキルポリグリコシドを挙げる
ことができる。また、炭素数8〜22、特には10〜1
8の脂肪酸、及び炭素数2〜10の炭化水素基と2〜8
個のヒドロキシ基を有する多価アルコールとのエステル
化合物も用いることができ、具体的にはグリセリン脂肪
酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ソルビタ
ン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル及びプロピレ
ングリコール脂肪酸エステルを好ましい化合物として例
示できる。
0091号公報、第6頁段落0023〜0027に記載
のものを挙げることができ、このうち、アルキル基の炭
素数が8〜22のものが挙げられ、アルキルアミドプロ
ピル−N,N−ジメチル酢酸ベタイン(N−アルカノイ
ルアミノプロピル−N,N−ジメチル−N−カルボキシ
メチルアンモニウムカルボベタイン)、アルキルアミド
プロピル−N,N−ジメチル−2−ヒドロキシプロピル
スルホベタイン(N−アルカノイルアミノプロピル−
N,N−ジメチル−N−(2−ヒドロキシ−3−スルホ
プロピル)アンモニウムスルホベタイン)、アルキル−
N,N−ジメチル酢酸ベタイン(N−アルキル−N,N
−ジメチル−N−カルボキシメチルアンモニウムカルボ
ベタイン)、アルキルアミドプロピル−N,N−ジメチ
ル−2−プロピルスルホベタイン((N−アルカノイル
アミノプロピル−N,N−ジメチル−N−(2−スルホ
プロピル)アンモニウムスルホベタイン)、ラウリル−
N,N−ジメチル−ヒドロキシプロピルスルホベタイン
(N−ラウリル−N,N−ジメチル−N−(2−ヒドロ
キシ−3−スルホプロピル)アンモニウムスルホベタイ
ン)、及びアルキルアミンオキサイド等を挙げることが
できる。これらの中でも、洗浄力の点で、これらの中で
も、洗浄力の点で、ラウリン酸アミドプロピル−N,N
−ジメチル酢酸ベタイン(N−ラウロイルアミノプロピ
ル−N,N−ジメチル−N−カルボキシメチルアンモニ
ウムカルボベタイン)、ミリスチン酸アミドプロピル−
N,N−ジメチル酢酸ベタイン(N−ミリスチロイルア
ミノプロピル−N,N−ジメチル−N−カルボキシメチ
ルアンモニウムカルボベタイン)、コカミドアミドプロ
ピル−N,N−ジメチル酢酸ベタイン(N−やし組成ア
ルカノイルアミノプロピル−N,Nジメチル−N−カル
ボキシメチルアンモニウムカルボベタイン)、ラウリル
−N,N−ジメチル−2−ヒドロキシプロピルスルホベ
タイン(N−ラウリル−N,N−ジメチル−N−(2−
ヒドロキシ−3−スルホプロピル)アンモニウムスルホ
ベタイン)、ラウリン酸アミドプロピル−N,N−ジメ
チル−2−ヒドロキシプロピルベタイン(N−ラウロイ
ルアミノプロピル−N,N−ジメチル−N−(2−ヒド
ロキシ−3−スルホプロピル)アンモニウムスルホベタ
イン)、及びアミド結合を有してもよい炭素数8〜22
の長鎖アルキル基を1つ有し且つ炭素数2以下のアルキ
ル基を2つ有するアルキルアミンオキサイドが好まし
い。
310091号公報、第3頁段落0012〜第5頁段落
0022に記載のものを使用することができ、特に好ま
しくは、途中にアミドまたはエステル結合を有してもよ
い長鎖のアルキル鎖の炭素数が6〜24、好ましくは6
〜18のジ長鎖アルキルジメチルアンモニウム塩、同じ
くモノ長鎖アルキルモノベンジルジメチルアンモニウム
塩、モノアルキルトリメチルアンモニウム塩が好まし
く、対イオンとしてはハロゲンイオン、硫酸イオン、炭
素数1〜3のアルキル硫酸が好ましい。またアミン型な
らば、途中にアミドまたはエステル結合を有してもよい
長鎖のアルキル鎖の炭素数が8〜24のジ長鎖アルキル
モノメチルアミンの塩であり、塩酸塩、硫酸塩またはリ
ン酸塩が好ましい。
炭化水素基と2〜6個のヒドロキシ基を有する多価アル
コールとのエステル化合物、 (3)アルキル鎖の炭素数が8〜22であって糖の平均
縮合度が1.0〜2.0のアルキルポリグリコシド、 (4)アミド結合を有してもよい炭素数8〜22の長鎖
アルキル基を1つ有し且つ炭素数2以下のアルキル基を
2つ有するアルキルアミンオキサイド、並びに (5)アルキル鎖の炭素数が6〜18のジ長鎖アルキル
ジメチルアンモニウム塩、モノ長鎖アルキルモノベンジ
ルジメチルアンモニウム塩、またはモノアルキルトリメ
チルアンモニウム塩から選ばれる1種以上の界面活性剤
を配合することが好ましく、特に(2)、(3)、及び
(5)の界面活性剤が好適である。
多量に添加することは、ポリリジンの特性を著しく阻害
するために好ましくないため、少ないポリリジン濃度で
より優れた効果を得るために、殺菌剤組成物中の界面活
性剤の含有量は、好ましくは1質量%以下、より好まし
くは0.5質量%以下であるが、拭き取り性の点より、
最も好ましくは0.1質量%以下である。さらに、陰イ
オン界面活性剤は殺菌性に影響するので、陰イオン界面
活性剤濃度は組成物中0.1質量%以下、より好ましく
0.01質量%以下であることが最も好ましい。
能を損なわな範囲で、各種着色料、無機塩、ポリカルボ
ン酸などのpH調節剤、植物精油以外の香料などの成分
を配合することができるが、食品が直接接触するような
表面の殺菌に対しては、食品添加可能な物質が好まし
く、その配合量は最小限度にとどめるべきである。pH
調整剤としてポリカルボン酸(コハク酸やクエン酸等)
を使用する場合は、好ましくは組成物中に0.9質量%
以下、より好ましくは0.01〜0.9質量%、最も好
ましくは0.01〜0.5質量%含有される。
成分に(d)成分の水を加えて調整される。従って水は
(a)成分〜(c)成分及び任意成分を加えた組成の残
部であり、具体的には、組成物中80〜99質量%、好
ましくは80〜98質量%、より好ましくは91〜95
質量%含有される。また安全で且つ優れた殺菌性を示す
ために、組成物の20℃におけるpHは、好ましくは
6.0〜9.0、より好ましくは6.0〜8.0であ
る。
は、手動式スプレーヤーを用いて対象表面に直接噴霧
するあるいは噴霧したのち、タオルやティッシュペーパ
ーで拭き取る方法、スクイズ容器から対象表面に組成
物をつけてタオルやティッシュペーパーで拭き取る方
法、あらかじめタオルやティッシュペーパーに組成物
を染み込ませ対象表面を拭く取る方法、等が好適であ
る。
ー又は手動式ポンプが好ましく、特に手動式トリガーが
好ましい。本発明の殺菌剤組成物は、これら手動式スプ
レーヤーを備えた容器に充填して使用されることが最も
好ましい。なおスプレーヤーは、1回の噴霧で0.1〜
1.5g、好ましくは0.2〜1.0g、特に好ましく
は0.25〜0.8gの処理剤が噴出するものが良好で
ある。手動式トリガーとしては一般に用いられている直
圧式のほかに、実開平4−37554号公報や特開平9
−122547号公報に開示されているような蓄圧式ト
リガーを用いることもできる。
る。 (a)成分:ε−ポリリジン0.0001〜0.05質
量% (b)成分:チモール、ゲラニオール、ヒノキチオー
ル、カルバクロール、シトラール、オイゲノール、テル
ピネン(ターピネン)−4−オール、1.8−シネオー
ル、シトロネラール、シトロネロール、リナロール、ア
ネトール、メントール、メントン、カルボン、カンファ
ー及びリモネンから選ばれる1種以上の化合物、又はそ
れらの一種以上を含有する植物精油0.0001〜0.
1質量% (c)成分:エタノール、プロパノール、イソプロパノ
ールから選ばれる一種以上1〜8質量% (d)成分:水91〜98質量% を含有し、(b)成分/(c)成分が1/50以下であ
り、界面活性剤濃度が0.1質量%以下、その他成分の
含有量が1質量%以下の殺菌剤組成物、並びに該殺菌剤
組成物を手動式スプレーヤー付き容器に充填してなる容
器入り殺菌剤である。
力、(2)使用時の匂い及び拭き取り洗浄時の使用感、
(3)貯蔵安定性について下記の方法で評価した。結果
を表1に示す。
版)のp.686に記載されている浮遊試験法(定量的
検査法)に準じて行った。すなわち、表1に示す組成物
2mL中に108〜1010cfu/mLの細菌浮遊液5
0μLを加え、よく混合した後5分間放置した。続い
て、その混合液を10μL採取して150μLのSCD
LP液体培地中に加えて良く混合した後、30℃で48
時間培養した。培地の混濁状況を目視判定し、以下の基
準で評価した。細菌としては大腸菌と黄色ブドウ球菌の
2種を用いた。 ○:大腸菌、黄色ブドウ球菌の両方とも培地が濁ってい
ない。 △:大腸菌、黄色ブドウ球菌の両方とも培地がわずかに
濁っている。 ×:大腸菌、黄色ブドウ球菌の両方とも培地が明らかに
濁っている。
使用感 花王株式会社製かんたんマイペット用トリガーを用い
て、対象表面(木製1m×1m)に5回スプレーして2
0cm×20cmの木綿製タオルで拭き取った時の匂
い、殺菌剤組成物の濡れ広がり、拭き取り性、残留液分
をそれぞれ以下の基準で評価した。 (使用時の匂い) ○:微香でエタノール臭が気にならない ×:エタノール臭が強く、不快 (配合液の濡れ広がり) ○:使用面に、均一な濡れ広がりを示す ×:液が弾き、十分な濡れ広がりが得られない (配合液の拭き取り性) ○:使用面の液を、十分に拭き取ることが出来る △:僅かに拭き筋が発生し、拭き取り性がやや劣る ×A:乾燥が早く、拭き取り中に乾燥が進行するために
十分に拭き取ることが出来ない ×B:拭き筋が発生し、良好な拭き取り性が得られない (拭き取り面の残留液分) ○:適量の液が均一に薄く残留し、乾燥後にべたつきを
感じない △:やや液の残留量が多く、乾燥後にややべたつく ×A:均一な残留が得られず、残留液が少なすぎる ×B:拭き取り性が悪く、液の残留量が多すぎる
を、50℃で20日間放置した後の状態を、目視で観察
し、以下の条件で評価した。なお、殺菌剤組成物の調製
直後の状態は、全て透明液体であった。 ○:透明液体 △:僅かな濁り ×:分離
の通りである。 ・タイム油:カルバクロール37質量%、チモール16
質量% ・ローズマリー油:1.8−シネオール45質量%、カ
ンファー10質量% ・ユーカリ油:1.8−シネオール81質量%、リモネ
ン13質量%。 またε−ポリリジンは、チッソ(株)製のものを使用し
た。
(b)成分として、チモール、ゲラニオール、ヒノキチ
オール、カルバクロール、シトラール、オイゲノール、
テルピネン(ターピネン)−4−オール又は1.8−シ
ネオールを、それぞれ0.005質量%配合した組成物
(実施例11〜18)を調製したところ、何れも優れた
殺菌効果、貯蔵安定性が得られ、更に使用時の匂い、拭
き取りや洗浄時の使用感についても好適であった。
Claims (6)
- 【請求項1】 (a)ポリリジン0.0001〜1質量
%、(b)植物精油0.0001〜1質量%、(c)有
機溶媒0.1〜18質量%及び(d)水80〜99質量
%を含有する殺菌剤組成物。 - 【請求項2】 植物精油がチモール、ゲラニオール、ヒ
ノキチオール、カルバクロール、シトラール、オイゲノ
ール、テルピネン(ターピネン)−4−オール、1.8
−シネオール、シトロネラール、シトロネロール、リナ
ロール、アネトール、メントール、メントン、カルボ
ン、カンファー及びリモネンから選ばれる1種以上の化
合物を含有する請求項1記載の殺菌剤組成物。 - 【請求項3】 (a)ポリリジン0.0001〜1質量
%、(b1)チモール、ゲラニオール、ヒノキチオー
ル、カルバクロール、シトラール、オイゲノール、テル
ピネン(ターピネン)−4−オール、1.8−シネオー
ル、シトロネラール、シトロネロール、リナロール、ア
ネトール、メントール、メントン、カルボン、カンファ
ー及びリモネンから選ばれる1種以上の化合物0.00
01〜1質量%、(c)有機溶媒0.1〜18質量%並
びに(d)水80〜99質量%を含有する殺菌剤組成
物。 - 【請求項4】 界面活性剤の含有量が0.1質量%以下
である請求項1または3記載の殺菌性組成物。 - 【請求項5】 請求項4の殺菌性組成物を、非エアゾー
ル式噴霧器を備えた容器に充填してなる容器入り殺菌
剤。 - 【請求項6】 (a)ポリリジン0.0001〜1質量
%、(b)植物精油0.0001〜1質量%、(c)有
機溶媒0.1〜18質量%及び(d)水80〜99質量
%を含有し、界面活性剤の含有量が0.1質量%以下で
ある組成物を用いて硬質表面を殺菌する方法。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002049079A JP4342761B2 (ja) | 2001-04-17 | 2002-02-26 | 殺菌剤組成物 |
CNB028084721A CN1243476C (zh) | 2001-04-17 | 2002-04-15 | 杀菌剂组合物 |
PCT/JP2002/003734 WO2002085109A2 (en) | 2001-04-17 | 2002-04-15 | Bactericidal composition comprising polylysin and plant natural oils |
EP02718585A EP1406494B1 (en) | 2001-04-17 | 2002-04-15 | Bactericidal composition comprising polylysin and plant natural oils |
US10/473,447 US6921745B2 (en) | 2001-04-17 | 2002-04-15 | Bactericidal composition comprising polylysine and a plant essential oil |
DE60226606T DE60226606D1 (de) | 2001-04-17 | 2002-04-15 | Bakterizide zusammensetzung enthaltend polylysin und pflanzlichen natürlichen öle |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001-117961 | 2001-04-17 | ||
JP2001117961 | 2001-04-17 | ||
JP2002049079A JP4342761B2 (ja) | 2001-04-17 | 2002-02-26 | 殺菌剤組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003002809A true JP2003002809A (ja) | 2003-01-08 |
JP4342761B2 JP4342761B2 (ja) | 2009-10-14 |
Family
ID=26613691
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002049079A Expired - Fee Related JP4342761B2 (ja) | 2001-04-17 | 2002-02-26 | 殺菌剤組成物 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6921745B2 (ja) |
EP (1) | EP1406494B1 (ja) |
JP (1) | JP4342761B2 (ja) |
CN (1) | CN1243476C (ja) |
DE (1) | DE60226606D1 (ja) |
WO (1) | WO2002085109A2 (ja) |
Cited By (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005504102A (ja) * | 2001-10-04 | 2005-02-10 | ステート オブ イスラエル ミニストリー オブ アグリカルチャー ボルカニ センター | エッセンシャルオイルまたはその誘導体を含む微生物殺菌配合剤 |
JP2007538062A (ja) * | 2004-05-20 | 2007-12-27 | エーデン リサーチ ピーエルシー | テルペン成分封入中空グルカン粒子または細胞壁粒子を含有する組成物、それらを製造および使用する方法 |
JP2008007451A (ja) * | 2006-06-28 | 2008-01-17 | Ray & Company Inc | 殺菌剤 |
JP2008239632A (ja) * | 2008-06-13 | 2008-10-09 | Nippon Tekuma:Kk | 天然植物素材をもとにしたユーカリオイルの薬効増強処理剤 |
JP2011098894A (ja) * | 2009-11-04 | 2011-05-19 | Dainippon Jochugiku Co Ltd | 消毒剤 |
JP2012072266A (ja) * | 2010-09-28 | 2012-04-12 | Kobayashi Pharmaceutical Co Ltd | バイオフィルム除去剤、および、バイオフィルム除去用組成物 |
JP2013504553A (ja) * | 2009-09-10 | 2013-02-07 | ユニバーシティ オブ サリー | 抗菌性組成物 |
JP2013505907A (ja) * | 2009-09-24 | 2013-02-21 | ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ | オイゲノール、テルピネオールおよびチモールを含む殺菌剤 |
JP2015113305A (ja) * | 2013-12-12 | 2015-06-22 | 花王株式会社 | 硬質表面用液体殺菌剤組成物 |
JP2015126724A (ja) * | 2013-11-27 | 2015-07-09 | 花王株式会社 | 食品加工設備又は調理器具の衛生管理方法 |
US9693941B2 (en) | 2011-11-03 | 2017-07-04 | Conopco, Inc. | Liquid personal wash composition |
US10004229B2 (en) | 2004-01-23 | 2018-06-26 | Eden Research Plc | Nematicidal compositions and methods of using them |
US10258033B2 (en) | 2005-11-30 | 2019-04-16 | Eden Research Plc | Compositions and methods comprising terpenes or terpene mixtures selected from thymol, eugenol, geraniol, citral and L-carvone |
US10383329B2 (en) | 2012-11-21 | 2019-08-20 | Eden Research Plc | Preservatives |
US10667512B2 (en) | 2005-11-30 | 2020-06-02 | Eden Research Plc | Terpene-containing compositions and methods of making and using them |
Families Citing this family (44)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8343534B2 (en) | 2004-04-23 | 2013-01-01 | The Procter & Gamble Company | Tissue including a volatile rhinological composition |
US20060029628A1 (en) * | 2004-04-23 | 2006-02-09 | Joerg Kleinwaechter | Use of a volatile cooling sensate on fibrous tissues to provide a sensation of rhinological decongestion |
ATE427744T1 (de) * | 2005-02-28 | 2009-04-15 | Procter & Gamble | Verwendung einer fluchtigen, rhinologisch wirksamen zusammensetzung auf faserigen gewebe zur erleichterung der nasalen atmung |
US20080253976A1 (en) * | 2007-04-16 | 2008-10-16 | Douglas Craig Scott | Personal Care Compositions Comprising An Antimicrobial Blend of Essential Oils or Constituents Thereof |
WO2008157092A1 (en) * | 2007-06-20 | 2008-12-24 | The Trustees Of Columbia University In The City Of New York | Bio-film resistant surfaces |
US9511040B2 (en) | 2007-06-20 | 2016-12-06 | The Trustees Of Columbia University In The City Of New York | Skin and surface disinfectant compositions containing botanicals |
US20090035228A1 (en) * | 2007-08-02 | 2009-02-05 | Shanta Modak | Skin and surface disinfectant compositions containing botanicals |
US9687429B2 (en) * | 2007-06-20 | 2017-06-27 | The Trustees Of Columbia University In The City Of New York | Antimicrobial compositions containing low concentrations of botanicals |
US9981069B2 (en) | 2007-06-20 | 2018-05-29 | The Trustees Of Columbia University In The City Of New York | Bio-film resistant surfaces |
CN101234122B (zh) * | 2008-03-03 | 2010-06-30 | 中国科学院化学研究所 | 多聚赖氨酸的新用途 |
CA2720738C (en) * | 2008-04-08 | 2014-10-07 | Laboratoire M2 | Disinfectant formulation |
BRPI0914031B1 (pt) * | 2008-10-20 | 2023-12-12 | Unilever Ip Holdings B.V. | Uso de uma composição para higiene das mãos |
KR101757935B1 (ko) * | 2008-10-30 | 2017-07-14 | 클린웰, 엘엘씨 | 항균성 발포 비누 |
CN101507432B (zh) * | 2009-04-02 | 2012-12-19 | 河北省林业科学研究院 | 香芹酚微乳剂及其生产工艺 |
DE102009023269A1 (de) * | 2009-05-29 | 2010-12-09 | Peter Jentsch | Zusammensetzung und Verfahren zum Beschichten einer Oberfläche mit einer Mikroorganismen abweisenden Schicht |
US8222192B2 (en) * | 2009-06-19 | 2012-07-17 | R&W Medical LLC | Alcohol-based skin cleanser |
CN101822736A (zh) * | 2010-03-08 | 2010-09-08 | 深圳市倍安蒂科技有限公司 | 一种新型生物杀菌剂及其制备方法 |
EP2575744B1 (en) | 2010-05-31 | 2023-02-01 | Unilever Global IP Limited | Skin treatment composition |
BR112013013085B1 (pt) | 2010-12-07 | 2018-02-14 | Unilever N.V. | Composição de cuidados orais, enxaguante bucal, creme dental, dentífrico, método para desinfetar a cavidade oral e uso de uma composição |
CN102550610B (zh) * | 2010-12-07 | 2014-12-10 | 菲勒斯株式会社 | 含有从红松球果中提取的植物杀菌素的天然抗菌剂及包含它的水果病害防除原料 |
CN102150922B (zh) * | 2011-01-24 | 2013-06-19 | 广东工业大学 | 一种用于杀灭生食食品有害菌的植物精油组合物 |
ES2361432B9 (es) * | 2011-03-18 | 2012-04-24 | Biofungitek, Sociedad Limitada | Composición fitosanitaria que comprende aceites esenciales potenciadores de la actividad antifúngica. |
CN102228454B (zh) * | 2011-05-06 | 2013-06-19 | 安徽丰乐香料有限责任公司 | 一种经嗅觉通路脑靶向防治脑萎缩、活化脑细胞功效的芳香精油类复合物及单体药物组合物 |
DE102011077077A1 (de) * | 2011-06-07 | 2012-12-13 | Beiersdorf Ag | Wirkstoffkombinationen aus Epsilon-Polylysin und einem odermehreren Terpenen |
DE102011077070A1 (de) * | 2011-06-07 | 2012-12-13 | Beiersdorf Ag | Wirkstoffkombinationen aus Epsilon-Polylysin und einem oder mehreren Estern mit Terpenstruktur |
EP2717838A2 (de) * | 2011-06-07 | 2014-04-16 | Beiersdorf AG | Wirkstoffkombinationen aus e-polylysin (epsilon-polylysin) und einem oder mehreren terpenen |
DE102011077075A1 (de) * | 2011-06-07 | 2012-12-13 | Beiersdorf Ag | Wirkstoffkombinationen aus Epsilon-Polylysin und einem oder mehreren Alkylglucosiden |
DE102011079538A1 (de) * | 2011-07-21 | 2013-01-24 | Henkel Ag & Co. Kgaa | Alkoholisches Haarbehandlungsmittel mit Poly-L-Lysin |
EP2773334B1 (en) | 2011-11-03 | 2019-08-28 | The Trustees of Columbia University in the City of New York | Composition with sustained antimicrobial activity |
US9968101B2 (en) | 2011-11-03 | 2018-05-15 | The Trustees Of Columbia University In The City Of New York | Botanical antimicrobial compositions |
WO2013086094A1 (en) | 2011-12-06 | 2013-06-13 | The Trustees Of Columbia University In The City Of New York | Broad spectrum natural preservative composition |
US20140322145A1 (en) * | 2011-12-06 | 2014-10-30 | Rohm And Haas Company | Antimicrobial composition |
CN103168777A (zh) * | 2011-12-26 | 2013-06-26 | 东北林业大学 | 一种水载型扁柏酚木材防腐剂及其制备方法 |
US9670432B2 (en) | 2013-02-24 | 2017-06-06 | Saeed Mir Heidari | Biological method for preventing rancidity, spoilage and instability of hydrocarbon and water emulsions and also increase the lubricity of the same |
CN103229830A (zh) * | 2013-04-03 | 2013-08-07 | 广东工业大学 | 一种气相缓释型防霉保鲜剂及其制备方法和应用 |
CN107549581B (zh) * | 2016-07-01 | 2020-12-01 | 北京林业大学 | 一种作为抗菌剂的竹叶-牛至精油复配物 |
CN107549584B (zh) * | 2016-07-01 | 2020-12-01 | 北京林业大学 | 一种作为抗菌剂的竹叶-肉桂精油复配物 |
CN106259872A (zh) * | 2016-08-15 | 2017-01-04 | 上海市农业科学院 | 一种即食蔬果保鲜抑菌剂 |
CN106538531B (zh) * | 2016-10-20 | 2019-04-16 | 中国中医科学院中药研究所 | 尖孢镰刀菌杀菌剂及柠檬醛的应用 |
CN107980819B (zh) * | 2018-01-15 | 2020-11-06 | 北京英鸿光大生物技术有限公司 | 一种纯天然纳米级消毒液 |
CN108124915A (zh) * | 2018-01-15 | 2018-06-08 | 中鸿纳米纤维技术丹阳有限公司 | 一种强效抗菌的纳米浓缩精华液 |
CN110903702B (zh) * | 2019-12-06 | 2022-03-15 | 云南凤凰纸制品有限公司 | 一种适用于水松纸的抗菌剂 |
WO2021257970A1 (en) * | 2020-06-19 | 2021-12-23 | Aire Fresco | Compositions and methods for sanitizing and disinfecting environments |
CN113875779B (zh) * | 2021-10-20 | 2022-10-28 | 海南大学 | 杀菌剂组合物及其制备方法 |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02107174A (ja) | 1988-10-17 | 1990-04-19 | Okuno Seiyaku Kogyo Kk | 食品用アルコール製剤 |
JPH07166200A (ja) | 1993-12-14 | 1995-06-27 | Mitsubishi Materials Corp | トイレ洗浄剤組成物 |
JPH07188696A (ja) | 1993-12-27 | 1995-07-25 | Lion Corp | 中性系液体洗浄剤組成物 |
JPH08319208A (ja) | 1995-05-25 | 1996-12-03 | Tokyo Aerosol Kagaku Kk | エアゾール組成物 |
JPH0940516A (ja) | 1995-08-02 | 1997-02-10 | Asahi Chem Ind Co Ltd | 抗菌性を有する濡れティッシュ |
JP3037605B2 (ja) * | 1995-12-27 | 2000-04-24 | ティーポール株式会社 | 殺菌洗浄剤組成物 |
JPH1161639A (ja) * | 1997-08-25 | 1999-03-05 | Dainippon Jochugiku Co Ltd | 洗濯用抗菌仕上げ剤 |
JP2000026889A (ja) | 1998-07-07 | 2000-01-25 | Kao Corp | 洗浄剤組成物 |
JP2000026886A (ja) * | 1998-07-07 | 2000-01-25 | Kao Corp | 洗浄剤組成物 |
JP2000026885A (ja) | 1998-07-07 | 2000-01-25 | Kao Corp | 洗浄剤組成物 |
JP3269030B2 (ja) * | 1998-07-07 | 2002-03-25 | 花王株式会社 | 洗浄剤組成物 |
WO2000011956A1 (fr) | 1998-08-27 | 2000-03-09 | Bio Venture Bank Co., Ltd. | Compositions bacteriostatiques et bactericides et leurs procedes d'utilisation |
-
2002
- 2002-02-26 JP JP2002049079A patent/JP4342761B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2002-04-15 US US10/473,447 patent/US6921745B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2002-04-15 EP EP02718585A patent/EP1406494B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2002-04-15 CN CNB028084721A patent/CN1243476C/zh not_active Expired - Fee Related
- 2002-04-15 WO PCT/JP2002/003734 patent/WO2002085109A2/en active IP Right Grant
- 2002-04-15 DE DE60226606T patent/DE60226606D1/de not_active Expired - Lifetime
Cited By (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005504102A (ja) * | 2001-10-04 | 2005-02-10 | ステート オブ イスラエル ミニストリー オブ アグリカルチャー ボルカニ センター | エッセンシャルオイルまたはその誘導体を含む微生物殺菌配合剤 |
US10729130B2 (en) | 2004-01-23 | 2020-08-04 | Eden Research Plc | Nematicidal compositions and methods of using them |
US10004229B2 (en) | 2004-01-23 | 2018-06-26 | Eden Research Plc | Nematicidal compositions and methods of using them |
JP2014028838A (ja) * | 2004-05-20 | 2014-02-13 | Eden Research Plc | テルペン成分封入中空グルカン粒子または細胞壁粒子を含有する組成物、それらを製造および使用する方法 |
JP2007538062A (ja) * | 2004-05-20 | 2007-12-27 | エーデン リサーチ ピーエルシー | テルペン成分封入中空グルカン粒子または細胞壁粒子を含有する組成物、それらを製造および使用する方法 |
US10638750B2 (en) | 2004-05-20 | 2020-05-05 | Eden Research Plc | Compositions containing a hollow glucan particle or a cell wall particle encapsulating a terpene component, methods of making and using them |
US10667512B2 (en) | 2005-11-30 | 2020-06-02 | Eden Research Plc | Terpene-containing compositions and methods of making and using them |
US10258033B2 (en) | 2005-11-30 | 2019-04-16 | Eden Research Plc | Compositions and methods comprising terpenes or terpene mixtures selected from thymol, eugenol, geraniol, citral and L-carvone |
JP2008007451A (ja) * | 2006-06-28 | 2008-01-17 | Ray & Company Inc | 殺菌剤 |
JP2008239632A (ja) * | 2008-06-13 | 2008-10-09 | Nippon Tekuma:Kk | 天然植物素材をもとにしたユーカリオイルの薬効増強処理剤 |
JP2013504553A (ja) * | 2009-09-10 | 2013-02-07 | ユニバーシティ オブ サリー | 抗菌性組成物 |
JP2013505907A (ja) * | 2009-09-24 | 2013-02-21 | ユニリーバー・ナームローゼ・ベンノートシヤープ | オイゲノール、テルピネオールおよびチモールを含む殺菌剤 |
JP2011098894A (ja) * | 2009-11-04 | 2011-05-19 | Dainippon Jochugiku Co Ltd | 消毒剤 |
JP2012072266A (ja) * | 2010-09-28 | 2012-04-12 | Kobayashi Pharmaceutical Co Ltd | バイオフィルム除去剤、および、バイオフィルム除去用組成物 |
US9693941B2 (en) | 2011-11-03 | 2017-07-04 | Conopco, Inc. | Liquid personal wash composition |
US10383329B2 (en) | 2012-11-21 | 2019-08-20 | Eden Research Plc | Preservatives |
JP2015126724A (ja) * | 2013-11-27 | 2015-07-09 | 花王株式会社 | 食品加工設備又は調理器具の衛生管理方法 |
JP2015113305A (ja) * | 2013-12-12 | 2015-06-22 | 花王株式会社 | 硬質表面用液体殺菌剤組成物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP1406494A2 (en) | 2004-04-14 |
US20040132630A1 (en) | 2004-07-08 |
CN1243476C (zh) | 2006-03-01 |
JP4342761B2 (ja) | 2009-10-14 |
US6921745B2 (en) | 2005-07-26 |
WO2002085109A3 (en) | 2003-12-31 |
CN1520258A (zh) | 2004-08-11 |
DE60226606D1 (de) | 2008-06-26 |
EP1406494B1 (en) | 2008-05-14 |
WO2002085109A2 (en) | 2002-10-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4342761B2 (ja) | 殺菌剤組成物 | |
US7763575B2 (en) | Essential oils based cleaning and disinfecting compositions | |
US5403587A (en) | Disinfectant and sanitizing compositions based on essential oils | |
EP0712276B1 (en) | Sanitizing compositions | |
EP3393243B1 (en) | Compositions comprising an amide | |
CA2107357C (en) | Sanitizing compositions | |
KR101754644B1 (ko) | 미생물 제어활성을 나타내는 계면활성제형 보존제 화합물 및 이를 포함하는 생활화학제품 조성물 | |
JP2018537479A (ja) | エステル及び/又は酸を含む組成物 | |
JP2009534446A (ja) | 低発泡性の、強化された殺生物性過酸化水素組成物 | |
JP2019156999A (ja) | 洗浄剤組成物、スプレーボトル、ウェットワイパー及び消臭除菌洗浄方法 | |
WO2009093476A1 (ja) | 便座用除菌洗浄剤組成物およびこれを含有する除菌洗浄材、ならびにこれらを用いた除菌洗浄方法 | |
EP1876225A1 (en) | Broad spectrum and skin friendly disinfecting composition | |
AU2011219017A1 (en) | Toilet bowl cleaner and method | |
WO2022034606A1 (en) | Cleaning composition and use thereof | |
JP6688929B1 (ja) | 消毒剤組成物、衛生資材、食品洗浄剤、及び、食品保存料 | |
US5985929A (en) | Cold chemical sterilant | |
US20050020678A1 (en) | Environmentally safe fungicides | |
JP6409201B2 (ja) | 殺菌剤組成物 | |
JP2019531324A (ja) | 殺菌組成物 | |
JP2019531324A5 (ja) | ||
JP6551642B2 (ja) | 靴底消毒マット用殺菌消毒液組成物及び靴底に付着したサルモネラの殺菌消毒方法 | |
JP2017178816A (ja) | 水性殺菌組成物 | |
JPH06256792A (ja) | 抗菌性薬用洗浄剤 | |
JP7560948B2 (ja) | 殺菌剤組成物および殺菌効力増強方法 | |
US20040253139A1 (en) | Environmental surface disinfectant |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041217 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041217 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080603 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080801 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081202 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090130 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090707 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090708 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120717 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120717 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120717 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130717 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |