JP2002520842A - FeRAM装置 - Google Patents
FeRAM装置Info
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- JP2002520842A JP2002520842A JP2000559567A JP2000559567A JP2002520842A JP 2002520842 A JP2002520842 A JP 2002520842A JP 2000559567 A JP2000559567 A JP 2000559567A JP 2000559567 A JP2000559567 A JP 2000559567A JP 2002520842 A JP2002520842 A JP 2002520842A
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- H—ELECTRICITY
- H10—SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H10B—ELECTRONIC MEMORY DEVICES
- H10B53/00—Ferroelectric RAM [FeRAM] devices comprising ferroelectric memory capacitors
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- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C11/00—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
- G11C11/21—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements
- G11C11/22—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using ferroelectric elements
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Abstract
(57)【要約】
本発明は、多数のメモリセルを有するFeRAM装置に関し、ここでこれらのメモリセルのそれぞれは、選択トランジスタ(2,3)と、強誘電性誘電体を備えるコンデンサ装置とを有する。このコンデンサ装置は、少なくとも2つのコンデンサ(C1,C2)からなり、これらの保磁電圧(VC1,VC2)は相互に異なる。
Description
【0001】 本発明は、多数のメモリセルを有するFeRAM(Ferroeletkric Random Acc
ess Memoryないしは強誘電体書き込み読み出しメモリ)装置に関し、ここでこれ
らのメモリセルのそれぞれは、選択トランジスタと、強誘電性誘電体を備えるコ
ンデンサ装置とを有する。
ess Memoryないしは強誘電体書き込み読み出しメモリ)装置に関し、ここでこれ
らのメモリセルのそれぞれは、選択トランジスタと、強誘電性誘電体を備えるコ
ンデンサ装置とを有する。
【0002】 FeRAM装置では情報をメモリセルのコンデンサの強誘電性誘電体における
分極によって記憶することは公知である。ここでは利用されているのは、強誘電
性誘電体がヒステリシスを有しており、これによって「ゼロ」の電圧が印加され
る場合に情報を存在する2つの分極状態に応じて持続的に記憶できることである
。
分極によって記憶することは公知である。ここでは利用されているのは、強誘電
性誘電体がヒステリシスを有しており、これによって「ゼロ」の電圧が印加され
る場合に情報を存在する2つの分極状態に応じて持続的に記憶できることである
。
【0003】 分極ひいては情報を1つの状態から別の1つの状態に切り換えるためには、所
定の最低電圧、いわゆる保磁電圧(Koerzitivspannung)VCをコンデンサに印
加しなければならない。
定の最低電圧、いわゆる保磁電圧(Koerzitivspannung)VCをコンデンサに印
加しなければならない。
【0004】 メモリ装置をできる限り少ないスペース所要量/メモリセルで作製することは
広く試みられていることである。したがって本発明の課題もまた、1ビットを記
憶するためにできる限り少ないスペースしか必要としないFeRAM装置を提供
することである。
広く試みられていることである。したがって本発明の課題もまた、1ビットを記
憶するためにできる限り少ないスペースしか必要としないFeRAM装置を提供
することである。
【0005】 この課題は、冒頭に述べた形式のFeRAM装置において本発明により、コン
デンサ装置が少なくとも2つのコンデンサからなり、これらのコンデンサの保磁
電圧が相互に異なるようにすることによって解決される。
デンサ装置が少なくとも2つのコンデンサからなり、これらのコンデンサの保磁
電圧が相互に異なるようにすることによって解決される。
【0006】 したがって本発明は、これまでの従来技術とはやり方がまったく異なる。すな
わち選択トランジスタと(メモリ)コンデンサとからなるFeRAMメモリセル
を所定の技術的手段によってできる限り小さく形成することがそれ自体予想され
るのではあるが、これとは異なり、本発明では各選択トランジスタに複数のコン
デンサを割り当てる。1つのメモリセルが例えば1つの選択トランジスタと2つ
のコンデンサを有する場合、このメモリセルは2ビットを記憶することが可能で
ある。したがって1つの選択トランジスタと1つのコンデンサとからなる、1ビ
ットを記憶することの可能な従来のメモリセルに比して、1ビットを記憶するた
めのスペース所要量は実際的に半分になる。それはこの新しいメモリセルは、既
存のメモリセルよりも面積を必要としないからである。
わち選択トランジスタと(メモリ)コンデンサとからなるFeRAMメモリセル
を所定の技術的手段によってできる限り小さく形成することがそれ自体予想され
るのではあるが、これとは異なり、本発明では各選択トランジスタに複数のコン
デンサを割り当てる。1つのメモリセルが例えば1つの選択トランジスタと2つ
のコンデンサを有する場合、このメモリセルは2ビットを記憶することが可能で
ある。したがって1つの選択トランジスタと1つのコンデンサとからなる、1ビ
ットを記憶することの可能な従来のメモリセルに比して、1ビットを記憶するた
めのスペース所要量は実際的に半分になる。それはこの新しいメモリセルは、既
存のメモリセルよりも面積を必要としないからである。
【0007】 本発明のFeRAM装置で第1に利用しているのは、コンデンサの保磁電圧が
誘電体材料およびその層厚に依存することである。この場合に材料および/また
は層厚を相応に選択することによって、1つの選択トランジスタに、保磁電圧の
異なるコンデンサを相互に並列に配属させることが可能であり、これによってこ
れらのコンデンサに相互に依存せずに情報を順次に書き込む、ないしはこれらの
コンデンサから相互に依存せずに順次に読み出すことが可能である。
誘電体材料およびその層厚に依存することである。この場合に材料および/また
は層厚を相応に選択することによって、1つの選択トランジスタに、保磁電圧の
異なるコンデンサを相互に並列に配属させることが可能であり、これによってこ
れらのコンデンサに相互に依存せずに情報を順次に書き込む、ないしはこれらの
コンデンサから相互に依存せずに順次に読み出すことが可能である。
【0008】 詳しく説明するために、1つの選択トランジスタと、2つのコンデンサC1お
よびC2とを有するメモリセルを考察する。ここではコンデンサC1は保磁電圧
VC1を、またコンデンサC2は保磁電圧VC2を有するとする。ただしVC1
<VC2である。これは相応の材料を誘電体に対して選択し、および/またはこ
れらの誘電体に対して層厚を変えることによって達成可能である。
よびC2とを有するメモリセルを考察する。ここではコンデンサC1は保磁電圧
VC1を、またコンデンサC2は保磁電圧VC2を有するとする。ただしVC1
<VC2である。これは相応の材料を誘電体に対して選択し、および/またはこ
れらの誘電体に対して層厚を変えることによって達成可能である。
【0009】 情報を書き込む際には、まず情報をコンデンサC2にVC2よりも高い電圧U
で書き込む。この書き込み過程では、場合によってはコンデンサC1にまだ存在
する情報も破壊される。引き続きこのメモリセルに、VC1とVC2との間にあ
る比較的低い電圧を印加する。この比較的低い電圧によって情報はコンデンサC
1に書き込まれる。しかしながらこの間にコンデンサC2は導通されない。これ
によって2つのコンデンサC1およびC2に異なる情報を記憶することができる
。
で書き込む。この書き込み過程では、場合によってはコンデンサC1にまだ存在
する情報も破壊される。引き続きこのメモリセルに、VC1とVC2との間にあ
る比較的低い電圧を印加する。この比較的低い電圧によって情報はコンデンサC
1に書き込まれる。しかしながらこの間にコンデンサC2は導通されない。これ
によって2つのコンデンサC1およびC2に異なる情報を記憶することができる
。
【0010】 情報をこのメモリセルから読み出す際には上記の逆に経過する。すなわち、ま
ずメモリセルにVC1とVC2との間にある低い電圧を印加する。この低い電圧
によってコンデンサC1が導通し、これによりその分極電流が測定され、ひいて
は記憶された分極方向を求めることができる。引き続きVC2よりも高い、高い
電圧Uを印加する。これによって情報が相応にコンデンサC2から読み出される
。さらにコンデンサへの情報の書き戻しは、上記のやり方にしたがって簡単に行
うことができる。
ずメモリセルにVC1とVC2との間にある低い電圧を印加する。この低い電圧
によってコンデンサC1が導通し、これによりその分極電流が測定され、ひいて
は記憶された分極方向を求めることができる。引き続きVC2よりも高い、高い
電圧Uを印加する。これによって情報が相応にコンデンサC2から読み出される
。さらにコンデンサへの情報の書き戻しは、上記のやり方にしたがって簡単に行
うことができる。
【0011】 順次の読み出しと書き込みとによって、本発明のFeRAM装置は確かに既存
の装置よりも遅い。しかしこの欠点は、殊に少ないスペース所要量が目標とされ
る場合には、多くの適用において受け入れられる可能性がある。
の装置よりも遅い。しかしこの欠点は、殊に少ないスペース所要量が目標とされ
る場合には、多くの適用において受け入れられる可能性がある。
【0012】 上記の実施例をさらに強力するために、本発明のFeRAM装置において有利
であるのは、コンデンサC2の強誘電性誘電体が、VC2以下の電圧を印加する
場合に、大部分について分極反転がすでに行われていないことである。わずかな
分極損失は受け入れられる。それはコンデンサC2はコンデンサC1の2つの切
り換え過程(書き込みおよび読み出し)によってのみ影響され得るからである。
ここで強調すべきであるのは、この前提条件を良好に満たす場合に、「段階付け
られた」保磁電圧VCを有する2つ以上のコンデンサを1つのメモリセルに設け
ることも可能であり、これによって選択トランジスタ毎に2つ以上のビットが記
憶されることである。
であるのは、コンデンサC2の強誘電性誘電体が、VC2以下の電圧を印加する
場合に、大部分について分極反転がすでに行われていないことである。わずかな
分極損失は受け入れられる。それはコンデンサC2はコンデンサC1の2つの切
り換え過程(書き込みおよび読み出し)によってのみ影響され得るからである。
ここで強調すべきであるのは、この前提条件を良好に満たす場合に、「段階付け
られた」保磁電圧VCを有する2つ以上のコンデンサを1つのメモリセルに設け
ることも可能であり、これによって選択トランジスタ毎に2つ以上のビットが記
憶されることである。
【0013】 コンデンサに対する有利な誘電体は、SrBi2Ta2O9(SBT),Sr
Bi2(Ta1 - xNbx)2O9(SBTN)または別のSBT誘導体、PbZ
r1 - xTixO3(PZT)またはPbZr1 - xTixLayO3である。誘
電体の適切な層厚は約30〜250nmであり、有利には約180nmである。
コンデンサの電極に対してPt,Ir,Ru,Pdまたはこれらの酸化物または
LaSrCoOxまたはLaSnOxを使用可能である。
Bi2(Ta1 - xNbx)2O9(SBTN)または別のSBT誘導体、PbZ
r1 - xTixO3(PZT)またはPbZr1 - xTixLayO3である。誘
電体の適切な層厚は約30〜250nmであり、有利には約180nmである。
コンデンサの電極に対してPt,Ir,Ru,Pdまたはこれらの酸化物または
LaSrCoOxまたはLaSnOxを使用可能である。
【0014】 これらのコンデンサは、場合に応じて共通のメモリノードを備える共通の端子
(プラグ)を有することができる。しかしこれらのコンデンサが相異なるメモリ
ノードと、相異なる共通プレートとを有し、例えば2酸化シリコンからなる中間
絶縁層によって相互に分離されることも可能である。このメモリノードないしは
これらのメモリノードを、金属湾曲体(Metallbuegel)を介して選択トランジス
タに接続することもできる。
(プラグ)を有することができる。しかしこれらのコンデンサが相異なるメモリ
ノードと、相異なる共通プレートとを有し、例えば2酸化シリコンからなる中間
絶縁層によって相互に分離されることも可能である。このメモリノードないしは
これらのメモリノードを、金属湾曲体(Metallbuegel)を介して選択トランジス
タに接続することもできる。
【0015】 以下では本発明を図面に基づいて詳しく説明する。ここで、 図1は、共通のメモリノードを有する、本発明の第1実施例の概略断面図を示
しており、 図2は、別個のメモリノードと別個の共通プレートとを有する、本発明の第2
実施例の概略断面図を示しており、 図3は、コンデンサの共通メモリノードと、選択トランジスタとの間に金属湾
曲体を有する、本発明の第3実施例の概略断面図を示している。
しており、 図2は、別個のメモリノードと別個の共通プレートとを有する、本発明の第2
実施例の概略断面図を示しており、 図3は、コンデンサの共通メモリノードと、選択トランジスタとの間に金属湾
曲体を有する、本発明の第3実施例の概略断面図を示している。
【0016】 これらの図面では、相互に対応する部分にそれぞれ同じ参照符合が付されてい
る。また絶縁層も分かりやすくするために図示されていない。
る。また絶縁層も分かりやすくするために図示されていない。
【0017】 図1では、シリコン半導体基体1にソース2とドレイン3とを有する選択トラ
ンジスタが概略的に示されており、このソースとドレインとの間に例えば2酸化
シリコンからなる(図示しない)絶縁層においてワード線WLが導かれている。
ドレイン3は、例えば、タングステン、アルミニウムなどの金属またはドーピン
グされた多結晶シリコンからなる共通のプラグ(plug)4を介して、2つの積層
形コンデンサC1,C2のメモリノード5に接続されている。これらのコンデン
サは、第1共通プレート8,第1誘電体6およびメモリノード5、ないしは第2
共通プレート9,第2誘電体7およびメモリノード5からなる。プレート8,9
は相互に接続可能である。
ンジスタが概略的に示されており、このソースとドレインとの間に例えば2酸化
シリコンからなる(図示しない)絶縁層においてワード線WLが導かれている。
ドレイン3は、例えば、タングステン、アルミニウムなどの金属またはドーピン
グされた多結晶シリコンからなる共通のプラグ(plug)4を介して、2つの積層
形コンデンサC1,C2のメモリノード5に接続されている。これらのコンデン
サは、第1共通プレート8,第1誘電体6およびメモリノード5、ないしは第2
共通プレート9,第2誘電体7およびメモリノード5からなる。プレート8,9
は相互に接続可能である。
【0018】 誘電体6,7は、コンデンサC1の保磁電圧VC1と、コンデンサC2の保磁
電圧VC2とが相異なるように選択ないしは形成されている。これは冒頭に説明
したように、誘電体6,7の層厚および/または材料を相違させることによって
達成可能である。有利な材料は例えばSBT,SBTN,PZTおよびPLZT
であり、これに対して有利な層厚の範囲は30〜250nmであり、有利には約
180nmである。しかし別の層厚も当然可能である。
電圧VC2とが相異なるように選択ないしは形成されている。これは冒頭に説明
したように、誘電体6,7の層厚および/または材料を相違させることによって
達成可能である。有利な材料は例えばSBT,SBTN,PZTおよびPLZT
であり、これに対して有利な層厚の範囲は30〜250nmであり、有利には約
180nmである。しかし別の層厚も当然可能である。
【0019】 例えば3Vの電圧と180nmの層厚の場合、SBTおよびSBTN(28%
のニオブ成分を有する)はそれぞれ、0.65V(SBT)ないしは1V(SB
TN)の保磁電圧VCを有する。
のニオブ成分を有する)はそれぞれ、0.65V(SBT)ないしは1V(SB
TN)の保磁電圧VCを有する。
【0020】 コンデンサ電極、すなわち共通プレート8,9およびメモリノード5に対する
有利な材料はPt,Pd,Rh,Au,Ir,Ru、これらの酸化物、LaSr
CoOxおよびLaSuOxである。
有利な材料はPt,Pd,Rh,Au,Ir,Ru、これらの酸化物、LaSr
CoOxおよびLaSuOxである。
【0021】 共通プレートを(メモリノード5のように)積層部の「中間」に設け、2つの
メモリノードを(プレート8,9に相応して)プラグ4に接続する変形実施例も
可能である。
メモリノードを(プレート8,9に相応して)プラグ4に接続する変形実施例も
可能である。
【0022】 上に示した材料はすべての実施例に対して有効である。
【0023】 図2には、2つのコンデンサC1、C2が、プレート8,9の他に、プラグ4
に接続された別個のメモリノード11,10を有する実施例が示されている。こ
こではこれらのコンデンサは、例えば2酸化シリコンからなる詳しく図示しない
絶縁層によって相互に分離されている。
に接続された別個のメモリノード11,10を有する実施例が示されている。こ
こではこれらのコンデンサは、例えば2酸化シリコンからなる詳しく図示しない
絶縁層によって相互に分離されている。
【0024】 図3には、共通のメモリノード5が、プラグ16(例えばドーピングされた多
結晶シリコンまたはアルミニウムからなる)からなる金属湾曲体を介してドレイ
ン3に接続された実施例が示されている。さらにここではビット線14へのコン
タクト12(コンタクト13と同じ材料からなる)が示されている。この実施例
のコンデンサC1,C2を、上で図1の変形実施例に対して、または図2の実施
例に対して説明したように変更することも可能である。
結晶シリコンまたはアルミニウムからなる)からなる金属湾曲体を介してドレイ
ン3に接続された実施例が示されている。さらにここではビット線14へのコン
タクト12(コンタクト13と同じ材料からなる)が示されている。この実施例
のコンデンサC1,C2を、上で図1の変形実施例に対して、または図2の実施
例に対して説明したように変更することも可能である。
【図1】 共通のメモリノードを有する、本発明の第1実施例の概略断面図である。
【図2】 別個のメモリノードと別個の共通プレートとを有する、本発明の第2実施例の
概略断面図である。
概略断面図である。
【図3】 コンデンサの共通のメモリノードと、選択トランジスタとの間に金属湾曲体を
有する本発明の第3実施例の概略断面図である。
有する本発明の第3実施例の概略断面図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年6月23日(2000.6.23)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ヴァルター ハルトナー ドイツ連邦共和国 ミュンヘン ザルツメ ッサーシュトラーセ 6 Fターム(参考) 5F083 FR02 JA15 JA17 JA36 JA38 JA39 JA42 MA06 MA17 ZA21
Claims (11)
- 【請求項1】 メモリセルのそれぞれが選択トランジスタ(2,3)と、強
誘電性誘電体を備えるコンデンサ装置とを有する、多数のメモリセルを備えるF
eRAM装置において、 前記コンデンサ装置は、少なくとも2つのコンデンサ(C1,C2)からなり
、該コンデンサの保磁電圧が相互に異なることを特徴とする FeRAM装置。 - 【請求項2】 前記コンデンサ(C1,C2)の誘電体(6,7)は相異な
る材料からなる 請求項1に記載のFeRAM装置。 - 【請求項3】 前記コンデンサ(C1,C2)の誘電体(6,7)は相異な
る層厚を有する 請求項1に記載のFeRAM装置。 - 【請求項4】 前記コンデンサ(C1,C2)の誘電体(6,7)は、Sr
Bi2Ta2O9(SBT),SrBi2(Ta1 - xNbx)2O9(SBTN
)または別のSBT誘導体、PbZr1 - xTixO3(PZT)またはPbZ
r1 - xTixLayO3からなる 請求項2に記載のFeRAM装置。 - 【請求項5】 前記誘電体(6,7)の層厚は、約30〜250nmである 請求項2から4までのいずれか1項に記載のFeRAM装置。
- 【請求項6】 前記層厚は約180nmである 請求項5に記載のFeRAM装置。
- 【請求項7】 前記コンデンサ(C1,C2)の電極(5,8,9)は、P
t,Pd,Rh,Au,Ir,Ruまたはこれらの酸化物またはLaSrCoO x またはLaSuOxからなる 請求項2から6までのいずれか1項に記載のFeRAM装置。 - 【請求項8】 前記コンデンサ(C1,C2)は、共通のメモリノード(5
)を有する 請求項1から7までのいずれか1項に記載のFeRAM装置。 - 【請求項9】 前記コンデンサ(C1,C2)は、相異なるメモリノード(
10,11)と、相異なる共通プレート(8,9)を有しており、かつ中間絶縁
層によって相互に分離されている 請求項1から7までのいずれか1項に記載のFeRAM装置。 - 【請求項10】 前記の1つまたは複数のメモリノード(5;10,11)
は、金属湾曲体(16,15,13)を介して選択トランジスタ(2,3)に接
続されている 請求項8または9に記載のFeRAM装置。 - 【請求項11】 前記コンデンサは、共通の端子(プラグ)(4)を有する 請求項2から10までのいずれか1項に記載のFeRAM装置。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19830569.9 | 1998-07-08 | ||
DE19830569A DE19830569C1 (de) | 1998-07-08 | 1998-07-08 | FeRAM-Anordnung |
PCT/DE1999/001905 WO2000003395A1 (de) | 1998-07-08 | 1999-07-01 | FeRAM-ANORDNUNG |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002520842A true JP2002520842A (ja) | 2002-07-09 |
Family
ID=7873381
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000559567A Withdrawn JP2002520842A (ja) | 1998-07-08 | 1999-07-01 | FeRAM装置 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6438019B2 (ja) |
EP (1) | EP1095377B1 (ja) |
JP (1) | JP2002520842A (ja) |
KR (1) | KR100629025B1 (ja) |
CN (1) | CN1153218C (ja) |
DE (2) | DE19830569C1 (ja) |
TW (1) | TW426995B (ja) |
WO (1) | WO2000003395A1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013065493A1 (ja) * | 2011-11-04 | 2013-05-10 | 株式会社村田製作所 | 衝撃検知・記録装置 |
JP2017504180A (ja) * | 2013-10-31 | 2017-02-02 | マイクロン テクノロジー, インク. | マルチビット強誘電体メモリデバイス及びその形成方法 |
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KR100389032B1 (ko) * | 2000-11-21 | 2003-06-25 | 삼성전자주식회사 | 강유전체 메모리 장치 및 그의 제조 방법 |
JP2004523924A (ja) | 2001-03-21 | 2004-08-05 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 電子デバイス |
TW571403B (en) * | 2001-06-22 | 2004-01-11 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Semiconductor device and the driving method |
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