JPH0722595A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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JPH0722595A
JPH0722595A JP5150687A JP15068793A JPH0722595A JP H0722595 A JPH0722595 A JP H0722595A JP 5150687 A JP5150687 A JP 5150687A JP 15068793 A JP15068793 A JP 15068793A JP H0722595 A JPH0722595 A JP H0722595A
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JP
Japan
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capacitor
insulating film
interlayer insulating
electrode
opening
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Withdrawn
Application number
JP5150687A
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English (en)
Inventor
Hiromi Ito
博巳 伊藤
Takeshi Horikawa
堀川  剛
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Publication of JPH0722595A publication Critical patent/JPH0722595A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体装置の高集積化に伴って素子がさらに
微細化された場合にも一定のキャパシタ容量を確保する
ことが可能な半導体装置およびその製造方法を提供す
る。 【構成】 キャパシタ下部電極21aの上方に層間絶縁
膜24を介してキャパシタ下部電極31bをキャパシタ
下部電極21aに重なるように形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体装置およびそ
の製造方法に関し、特に、ダイナミックランダムアクセ
スメモリ(DRAM)およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータなどの情報機器のめ
ざましい普及によって半導体記憶装置の需要は急速に拡
大している。そして、機能的には大規模な記憶容量を有
し、かつ高速動作が可能なものが要求されている。これ
に対応して、半導体記憶装置の高集積化、高速応答性お
よび高信頼性に関する技術開発が進められている。
【0003】半導体記憶装置のうち、記憶情報のランダ
ムな入出力が可能なものとして、DRAM(Dynam
ic Random Access Memory)が
知られている。一般に、DRAMは、多数の記憶情報を
蓄積する記憶領域であるメモリセルアレイと、外部との
入出力に必要な周辺回路とから構成されている。
【0004】図20は、従来の一般的なDRAMの構成
を示すブロック図である。図20を参照して、DRAM
150は、記憶情報のデータ信号を蓄積するためのメモ
リセルアレイ151と、単位記憶回路を構成するメモリ
セルを選択するためのアドレス信号を外部から受けるた
めのロウアンドカラムアドレスバッファ152と、その
アドレス信号を解読することによってメモリセルを指定
するためのロウデコーダ153およびカラムデコーダ1
54と、指定されたメモリセルに蓄積された信号を増幅
して読出すためのセンスリフレッシュアンプ155と、
データ入出力のためのデータインバッファ156および
データアウトバッファ157と、クロック信号を発生す
るためのクロックジェネレータ158とを備えている。
【0005】半導体チップ上で大きな面積を占めるメモ
リセルアレイ151は、単位記憶情報を蓄積するための
メモリセルがマトリックス状に複数個配列されて形成さ
れている。図21は、メモリセルアレイ151を構成す
るメモリセルの4ビット分の等価回路図である。1つの
メモリセルは、1個のMOS(Metal Oxide
Semiconductor)トランジスタと、これ
に接続された1個のキャパシタとから構成されている。
このようなメモリセルを1トランジスタ1キャパシタ型
のメモリセルと読んでいる。このタイプのメモリセル
は、構造が簡単なためメモリセルアレイの集積度を向上
させることが容易であり、大容量のDRAMに広く用い
られている。
【0006】また、DRAMのメモリセルは、キャパシ
タの構造によって幾つかのタイプに分けることができ
る。この中で、スタックトタイプキャパシタは、キャパ
シタの主要部をゲート電極やフィールド分離膜の上部に
まで延在させることによりキャパシタの電極間の対向面
積を増大させてキャパシタ容量を増加させることができ
る。スタックトタイプキャパシタは、このような特徴点
を有するので、半導体装置の集積化に伴い素子が微細化
された場合にも、キャパシタ容量を確保することができ
る。この結果半導体装置の集積化に伴ってスタックトタ
イプキャパシタが多く用いられるようになった。また、
半導体装置の高集積化はさらに進められており、これに
対応して、スタックトタイプキャパシタの開発も進めら
れている。すなわち、素子がさらに微細化された場合に
も記憶保持に十分なキャパシタ容量を確保するため、従
来、ビット線を埋込む構造にするとともにキャパシタ絶
縁膜を誘電率の高い高誘電体膜によって構成するDRA
Mが提案されている。
【0007】図22は、その提案された従来のDRAM
を示した断面構造図である。図22を参照して、従来の
DRAMでは、P型シリコン基板201の主表面上の所
定領域に素子分離のためのフィールド酸化膜202が形
成されている。また、フィールド酸化膜202によって
囲まれた領域に所定の間隔を隔ててソース/ドレイン領
域を構成するN型拡散層203a、203b、203
c、203d、203eおよび203fが形成されてい
る。N型拡散層203aと203bとの間にはゲート酸
化膜204を介してゲート電極(ワード線)205aが
形成されており、N型拡散層203bと203cとの間
にはゲート酸化膜204bを介してゲート電極(ワード
線)205bが形成されている。
【0008】フィールド酸化膜202上には所定の間隔
を隔ててワード線(ゲート電極)205cおよび205
dが形成されている。N型拡散層203dと203eと
の間にはゲート酸化膜204cを介してゲート電極20
5eが形成されており、N型拡散層203eと203f
との間にはゲート酸化膜204dを介してゲート電極
(ワード線)205fが形成されている。
【0009】N型拡散層203aおよび203bとゲー
ト電極205aとによってトランスファゲートトランジ
スタ215が形成されており、N型拡散層203bおよ
び203cとゲート電極205bとによってトランスフ
ァゲートトランジスタ216が形成されている。また、
N型拡散層203dおよび203eとゲート電極205
eとによってトランスファゲートトランジスタ217が
形成されており、N型拡散層203eおよび203fと
ゲート電極205fとによってトランスファゲートトラ
ンジスタ218が形成されている。
【0010】また、全面を覆うように3000〜100
00Å程度の厚みを有する層間絶縁膜210が形成され
ている。層間絶縁膜210のN型拡散層203bおよび
203e上に位置する領域にはコンタクトホールが形成
されており、そのコンタクトホールを介してN型拡散層
203b、203eに電気的に接続するように埋込みビ
ット線211、211が形成されている。すなわち、埋
込みビット線211、211は、そのコンタクトホール
を充填するとともに層間絶縁膜210の上部表面上にも
延びて形成されている。
【0011】層間絶縁膜210上には3000〜100
00Å程度の厚みを有する層間絶縁膜212が形成され
ている。層間絶縁膜210および212のN型拡散層2
07a、203c、203d、203f上に位置する領
域には、それぞれコンタクトホールが形成されている。
そしてそのコンタクトホール内でN型拡散層203a、
203c、203d、203fにそれぞれ電気的に接続
するとともにそれぞれのコンタクトホールを充填するよ
うにポリシリコンからなるプラグ電極207a、207
b、207c、207dが形成されている。
【0012】層間絶縁膜212上およびプラグ電極20
7a、207b、207c、207d上にはそれぞれプ
ラグ電極207a、207b、207c、207dに電
気的に接続するように白金層からなるキャパシタ下部電
極221a、221b、221cおよび221dが形成
されている。キャパシタ下部電極221a〜221d
は、それぞれ所定の間隔を隔てて形成されており、その
厚みは300〜2000Å程度である。
【0013】また、キャパシタ下部電極221a、22
1b、221cおよび221dをそれぞれ覆うようにS
rTiO3 などからなる高誘電体膜222a、222
b、222cおよび222dが形成されている。この高
誘電体膜222a〜222dのそれぞれの厚みは、10
00Å程度である。高誘電体膜222a〜222dと層
間絶縁膜212上には全体を覆うように300〜200
0Å程度の厚みを有するそれぞれのキャパシタに共通の
キャパシタ上部電極223が形成されている。このキャ
パシタ上部電極223は、白金層によって形成されてい
る。
【0014】図23〜図29は、図22に示した従来の
DRAMの製造プロセスを説明するための断面構造図で
ある。図23〜図29を参照して、次に従来のDRAM
の製造プロセスについて説明する。
【0015】まず、図23に示すように、P型シリコン
基板201の主表面上の所定領域にLOCOS(LOC
al Oxidation of Silicon)法
を用いてフィールド酸化膜202を形成する。フィール
ド酸化膜202によって囲まれた活性領域上に、所定の
間隔を隔ててN型拡散層203a、203b、203
c、203d、203eおよび203fをイオン注入法
などを用いて形成する。写真製版技術とドライエッチン
グ技術とを用いて、ゲート酸化膜204a、204b、
204c、204dおよびゲート電極205a〜205
fを形成する。
【0016】ゲート電極205a、205b、205
c、205d、205e、205fのそれぞれを覆うよ
うにシリコン酸化膜206a、206b、206c、2
06d、206eおよび206fを形成する。この後、
CVD法を用いて全面を覆うように3000〜1000
0Å程度の厚みを有するシリコン酸化膜からなる層間絶
縁膜210を形成する。層間絶縁膜210のN型拡散層
203b、203e上に位置する領域にコンタクトホー
ルを形成する。そのコンタクトホール内を充填するとと
もに層間絶縁膜210の全面を覆うようにCVD法を用
いてポリシリコン層(図示せず)を形成した後、写真製
版技術とドライエッチング技術とを用いてそのポリシリ
コン層をパターニングすることによって埋込みビット線
211を形成する。
【0017】層間絶縁膜210および埋込みビット線2
11上にCVD法を用いて、3000〜10000Å程
度の厚みを有するシリコン酸化膜からなる層間絶縁膜2
12を形成する。そして、層間絶縁膜212および21
0のN型拡散層203a、203c、203dおよび2
03f上に位置する領域に、写真製版技術とドライエッ
チング技術とを用いて、コンタクトホール210a〜2
10dおよび212a〜212dをそれぞれ0.3×
0.3μm角〜0.6×0.6μm角の開口寸法で形成
する。
【0018】次に、図24に示すように、CVD法を用
いて全面にポリシリコン層207を2000〜6000
Å程度の厚みで形成する。このポリシリコン層207
は、シランガスを用いて650℃程度の温度条件下で形
成する。
【0019】次に、ポリシリコン層207の全面をフロ
ンガスによる反応性イオンエッチング(RIE)法を用
いてエッチバックする。これにより、図25に示すよう
なポリシリコンからなるプラグ電極207a、207
b、207cおよび207dを形成する。
【0020】次に、図26に示すように、スパッタリン
グ法を用いて全面に300〜2000Å程度の厚みを有
する白金層221を形成する。白金層221上の所定領
域に写真製版技術を用いてレジスト224を形成する。
【0021】レジスト224をマスクとして白金層22
1を反応性イオンエッチングによって異方性エッチング
する。これにより、図27に示されるような白金層から
なるキャパシタ下部電極221a、221b、221c
および221dがそれぞれ形成される。
【0022】次に、図28に示すように、全面を覆うよ
うに反応性スパッタ法を用いて、SrTiO3 層222
を形成する。このSrTiO3 層222は、500〜7
00℃の温度条件下で〜1000Å程度の厚みで形成す
る。SrTiO3 層222上の所定領域に写真製版技術
を用いてレジスト225を形成する。レジスト225を
マスクとして反応性イオンエッチング法を用いてSrT
iO3 層222をパターニングする。これにより、図2
9に示されるようなSrTiO3 層からなる高誘電体膜
222a、222b、222cおよび222dが形成さ
れる。
【0023】最後に、図22に示したように、スパッタ
法を用いて全面に白金層を300〜2000Å程度の厚
みで形成した後、パターニングすることによってキャパ
シタ上部電極223を形成する。このようにして、従来
のDRAMは形成されていた。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】図22に示した従来の
DRAMでは、素子が微細化された場合にも一定のキャ
パシタ容量を確保するため、ビット線211を埋込む構
造にするとともに、キャパシタ絶縁膜を誘電率の高い高
誘電体膜222a〜222dによって構成していた。
【0025】しかしながら、半導体装置の集積化はさら
に進められており、この高集積化の進展に伴って素子が
さらに微細化された場合、図22に示した構造でも一定
のキャパシタ容量を確保することが困難になるという問
題点があった。
【0026】請求項1および2に記載の発明は、上記の
ような課題を解決するためになされたもので、半導体装
置の高集積化に伴って素子がさらに微細化された場合に
も、一定のキャパシタ容量を確保することが可能な半導
体装置およびその製造方法を提供することを目的とす
る。
【0027】
【課題を解決するための手段】請求項1における半導体
装置は、半導体基板と、その半導体基板上に形成され、
所定領域に半導体基板に達する第1および第2の開口を
有するその上部表面が平坦化された第1の層間絶縁膜
と、第1の開口内で半導体基板に電気的に接触するとと
もに第1の開口内を充填するように形成された第1のプ
ラグ電極と、第1の層間絶縁膜上に第1のプラグ電極と
電気的に接続するように形成された第1のキャパシタ下
部電極と、キャパシタ下部電極上に高誘電率材料よりな
る第1の高誘電体膜を介して形成された第1のキャパシ
タ上部電極と、第1のキャパシタ上部電極を覆うように
形成され、第2の開口に通ずる第3の開口を有するその
表面が平坦化された第2の層間絶縁膜と、第2の開口内
で半導体基板に電気的に接触するとともに第2および第
3の開口内を充填するように形成された第2のプラグ電
極と、第2の層間絶縁膜上に第2のプラグ電極に電気的
に接続するように形成された第2のキャパシタ下部電極
と、第2のキャパシタ下部電極上に高誘電率材料よりな
る第2の高誘電体膜を介して形成された第2のキャパシ
タ上部電極とを備えている。
【0028】請求項2および3における半導体装置の製
造方法は、半導体基板上にその上部表面が平坦化された
第1の層間絶縁膜を形成する工程と、その第1の層間絶
縁膜の所定領域に半導体基板に達する第1の開口を形成
する工程と、第1の層間絶縁膜の所定領域に半導体基板
に達する第2の開口を形成する工程と、第1の開口内で
半導体基板に電気的に接触するとともに第1の開口内を
充填するように第1のプラグ電極を形成する工程と、第
2の開口内で半導体基板に電気的に接触するとともに第
2の開口内を充填するように第2のプラグ電極を形成す
る工程と、第1の層間絶縁膜上に第1のプラグ電極に電
気的に接続するように第1のキャパシタ下部電極を形成
する工程と、第1のキャパシタ下部電極上に高誘電率材
料よりなる第1の高誘電体膜を介して第1のキャパシタ
上部電極を形成する工程と、第1のキャパシタ上部電極
を覆うようにその表面が平坦化された第2の層間絶縁膜
を形成する工程と、第2の層間絶縁膜に第2の開口に通
ずる第3の開口を形成する工程と、第3の開口内で第2
のプラグ電極に電気的に接続するとともに第3の開口内
を充填するように第3のプラグ電極を形成する工程と、
第2の層間絶縁膜上に第3のプラグ電極に電気的に接続
する第2のキャパシタ下部電極を形成する工程と、第2
のキャパシタ下部電極上に高誘電率材料よりなる第2の
高誘電体膜を介して第2のキャパシタ上部電極を形成す
る工程とを備えている。
【0029】
【作用】請求項1に係る半導体装置では、第1の層間絶
縁膜上に第1のキャパシタ下部電極、第1の高誘電体膜
および第1のキャパシタ下部電極が形成され、それらを
覆うように第2の層間絶縁膜が形成され、その第2の層
間絶縁膜上に第2のキャパシタ下部電極が形成されるの
で、第2のキャパシタ下部電極を第1のキャパシタ下部
電極と重なるように形成することができ、従来の同一の
層間絶縁膜上にキャパシタ下部電極を隣接して形成して
いた場合に比べて、第1のキャパシタ下部電極と第2の
キャパシタ下部電極とが重なった分だけ第1および第2
のキャパシタ下部電極の表面積が増加され、キャパシタ
容量が増大される。
【0030】請求項2および3に係る半導体装置の製造
方法では、第1の層間絶縁膜上に第1のプラグ電極に電
気的に接続するように第1のキャパシタ下部電極が形成
され、その第1のキャパシタ下部電極上に第1の高誘電
体膜を介して第1のキャパシタ上部電極が形成され、そ
の第1のキャパシタ上部電極を覆うように第2の層間絶
縁膜が形成され、第2の層間絶縁膜に第1の層間絶縁膜
の第2の開口に通ずる第3の開口が形成され、その第3
の開口内で上記した第2の開口内に充填された第2のプ
ラグ電極に電気的に接続するとともに第3の開口内を充
填するように第3のプラグ電極が形成され、その第3の
プラグ電極に電気的に接続するとともに第2の層間絶縁
膜上に第2のキャパシタ下部電極が形成され、第2のキ
ャパシタ下部電極上に第2の誘電体膜を介して第2のキ
ャパシタ上部電極が形成されるので、第1のキャパシタ
下部電極と第2のキャパシタ下部電極とが第2の層間絶
縁膜を介して互いに重なった構造を有する半導体装置が
容易に製造される。これにより、従来の同一の層間絶縁
膜上に隣接してキャパシタ下部電極を形成した場合に比
べて、キャパシタ容量が増大される。
【0031】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0032】図1は、本発明の一実施例によるDRAM
のメモリセル部のキャパシタ部の重なり状態を説明する
ための平面図であり、図2は図1に示した一実施例のD
RAMのX−Xに沿った断面構造図である。図1および
図2を参照して、以下に本実施例の構造について説明す
る。
【0033】まず、本実施例のDRAMでは、P型シリ
コン基板1上の主表面上の所定領域に素子分離のための
フィールド酸化膜2が形成されている。そして、フィー
ルド酸化膜2によって囲まれた活性領域上には所定の間
隔を隔ててソース/ドレイン領域を構成するN型拡散層
3a、3b、3c、3d、3eおよび3fが形成されて
いる。N型拡散層3aと3bとの間にはゲート酸化膜4
aを介してポリシリコンなどからなるゲート電極(ワー
ド線)5aが形成されている。N型拡散層3bと3cと
の間にはゲート酸化膜4bを介してゲート電極(ワード
線)5bが形成されている。フィールド酸化膜2上には
所定の間隔を隔ててワード線(ゲート電極)5cおよび
5dが形成されている。N型拡散層3dと3eとの間に
はゲート酸化膜4cを介してポリシリコンなどからなる
ゲート電極(ワード線)5eが形成されており、N型拡
散層3eと3fとの間にはゲート酸化膜4dを介してゲ
ート電極(ワード線)5fが形成されている。
【0034】N型拡散層3aおよび3bとゲート電極5
aとによってトランスファゲートトランジスタ15が形
成されており、N型拡散層3bおよび3cとゲート電極
5bとによってトランスファゲートトランジスタ16が
形成されている。N型拡散層3bおよび3eとゲート電
極5eとによってトランスファゲートトランジスタ17
が形成されており、N型拡散層3eおよび3fとゲート
電極5fとによってトランスファゲートトランジスタ1
8が形成されている。すなわち、N型拡散層3bは、ト
ランスファゲートトランジスタ15および16の共通の
ソース/ドレイン領域を構成し、N型拡散層3eはトラ
ンスファゲートトランジスタ17および18の共通のソ
ース/ドレイン領域を構成する。
【0035】ゲート電極5a、5b、5c、5d、5
e、5fを覆うようにそれぞれシリコン酸化膜6a、6
b、6c、6d、6e、6fが形成されている。また、
全面を覆うように3000〜10000Å程度の厚みを
有するシリコン酸化膜からなる層間絶縁膜10が形成さ
れている。層間絶縁膜10のN型拡散層3bおよび3e
上にはそれぞれコンタクトホールが形成されている。そ
のコンタクトホール内を埋込むとともに層間絶縁膜10
上に延びるようにポリシリコンなどからなる埋込みビッ
ト線11、11が形成されている。層間絶縁膜10上お
よび埋込みビット線11上には3000〜10000Å
程度の厚みを有するとともにその表面が平坦化されたシ
リコン酸化膜からなる層間絶縁膜12が形成されてい
る。層間絶縁膜12および層間絶縁膜10のN型拡散層
3c、3f上に位置する領域にはそれぞれコンタクトホ
ールが形成されており、そのコンタクトホールを埋込む
ようにポリシリコンからなるプラグ電極7bおよび7d
が形成されている。なお、プラグ電極7bおよび7dは
タングステンなどを用いて形成してもよい。
【0036】プラグ電極7bおよび7d上にはそれぞれ
層間絶縁膜12の上表面上に沿って延びるように300
〜2000Å程度の厚みを有する白金層からなるキャパ
シタ下部電極21aと21bとが形成されている。キャ
パシタ下部電極21aと21bとを覆うようにSrTi
3 からなり、〜1000Å程度の厚みを有する高誘電
体膜22aと22bとが形成されている。なお、高誘電
体膜22aおよび22bとして、(Ba,Sr)TiO
3 、Pb(Zr,Ti)O3 、(Pb,La)(Zr,
Ti)O3 などを用いてもよい。
【0037】高誘電体膜22aと22bとの上にはそれ
ぞれ300〜2000Å程度の厚みを有する白金層から
なるキャパシタ上部電極23aと23bとが形成されて
いる。キャパシタ上部電極23aおよび23bの全面を
覆うようにその表面が平坦化されたシリコン酸化膜なら
なる層間絶縁膜24が形成されている。この層間絶縁膜
24は3000〜10000Å程度の厚みで形成されて
いる。
【0038】層間絶縁膜10,12,24のN型拡散層
3aおよび3d上に位置する領域にはコンタクトホール
が形成されている。そのコンタクトホール内にはN型拡
散層3aおよび3dにそれぞれ電気的に接続するように
ポリシリコンからなるプラグ電極25aおよび25bが
埋込まれている。プラグ電極25aおよび25b上には
それぞれ層間絶縁膜24の上部表面上に沿って延びる3
00〜2000Å程度の厚みを有する白金層からなるキ
ャパシタ下部電極31aおよび31bが形成されてい
る。なお、このキャパシタ下部電極31aおよび31b
はパラジウムや白金チタン合金によって形成してもよ
い。
【0039】キャパシタ下部電極31aおよび31bを
それぞれ覆うようにSrTiO3 からなる高誘電体膜3
2aおよび32bが〜1000Å程度の厚みで形成され
ている。この高誘電体膜32aおよび32bは、(B
a,Sr)TiO3 、Pb(Zr,Ti)O3 、(P
b,La)(Zr,Ti)O3 によって形成してもよ
い。高誘電体膜32aおよび32b上および層間絶縁膜
24上には300〜2000Å程度の厚みを有する白金
層からなるキャパシタ上部電極33aが形成されてい
る。このキャパシタ上部電極33aは、ポリシリコンに
よって形成してもよい。
【0040】ここで、本実施例では、図1および図2に
示すように、キャパシタ下部電極21aとキャパシタ下
部電極31bとが層間絶縁膜24を介して形成されてい
るため、キャパシタ下部電極31bをキャパシタ下部電
極21aの上方に重なるように形成することができる。
これにより、図22に示した従来の構造に比べて同一平
面積でキャパシタ下部電極21aおよび31bの表面積
を約2倍程度増加させることができる。この結果、図2
2に示した従来の構造に比べて同一平面積でキャパシタ
容量を約2倍程度に増大させることができる。これによ
り、半導体装置がさらに高集積化された場合にも一定の
キャパシタ容量を確保することが可能となる。
【0041】図3〜図17は、図2に示した一実施例の
DRAMのメモリセル部の製造プロセスを説明するため
の断面構造図である。図3〜図17を参照して、次に一
実施例のDRAMのメモリセル部の製造プロセスについ
て説明する。
【0042】まず、図3に示すように、P型シリコン基
板1の主表面上の所定領域に素子分離のためのフィール
ド酸化膜202をLOCOS法を用いて形成する。フィ
ールド酸化膜2によって囲まれた活性領域上に所定の間
隔を隔ててゲート酸化膜4a、4b、4c、4dとゲー
ト電極(ワード線)5a、5b、5e、5fを形成する
とともに、フィールド酸化膜2上に所定の間隔を隔てて
ワード線(ゲート電極)5cおよび5dを形成する。こ
の後、ゲート電極5a、5b、5e、5fとフィールド
酸化膜2をマスクとしてP型シリコン基板1に不純物を
導入することによって、ソース/ドレイン領域を構成す
るN型拡散層3a、3b、3c、3d、3eおよび3f
を形成する。
【0043】また、ゲート電極(ワード線)5a、5
b、5c、5d、5eおよび5fを覆うようにシリコン
酸化膜6a、6b、6c、6d、6eおよび6fを形成
する。この後、全面を覆うようにCVD法を用いて30
00〜10000Å程度の厚みを有するシリコン酸化膜
からなる層間絶縁膜10を形成する。層間絶縁膜10の
N型拡散層3b、3e上に位置する領域にコンタクトホ
ールを形成した後、そのコンタクトホール内でそれぞれ
N型拡散層3bと3eとに接続するようにポリシリコン
などからなる埋込みビット線11を形成する。
【0044】層間絶縁膜10および埋込みビット線11
を覆うように3000〜10000Å程度の厚みを有す
るその表面が平坦化されたシリコン酸化膜からなる層間
絶縁膜12をCVD法によって形成する。そして、層間
絶縁膜12および10のN型拡散層3a、3c、3d、
3f上に位置する領域にそれぞれコンタクトホール10
aおよび12aと、10bおよび12bと、10cおよ
び12cと、10dおよび12dとを形成する。これら
のコンタクトホールの開口寸法は、0.3×0.3μm
角〜0.6×0.6μm角程度である。
【0045】次に、図4に示すように、CVD法を用い
てコンタクトホール10a〜10dおよび12a〜12
dを埋込むとともに全面を覆うように2000〜600
0程度の厚みを有するポリシリコン層7を形成する。こ
のポリシリコン層7を形成するためのCVD条件として
は、シラン(SiH4 )ガスを用いて650℃程度の温
度条件下で形成する。
【0046】ポリシリコン層7の全面をフロンガスによ
るRIE法を用いてエッチバックする。これにより、図
5に示すようなポリシリコンからなるプラグ電極7a、
7b、7cおよび7dを形成する。なお、プラグ電極7
a、7b、7c、7dとしてタングステンを用いてもよ
い。その場合には、図4および図5に示したエッチバッ
ク法を用いてプラグ電極7a、7b、7c、7dを形成
してもよいし、選択CVD法によってN型拡散層3a、
3c、3dおよび3f上に直接タングステンを成長させ
ることによってプラグ電極7a、7b、7cおよび7d
を形成してもよい。
【0047】次に、層間絶縁膜12およびプラグ電極7
a、7b、7c、7d上にスパッタ法を用いて300〜
2000Å程度の厚みを有する白金層21を形成する。
白金層21上の所定領域に写真製版技術を用いてレジス
ト35を形成する。
【0048】レジスト35をマスクとして白金層21を
RIE法によって異方性エッチングすることにより図7
に示すような白金層からなるキャパシタ下部電極21a
および21bを形成する。なお、このキャパシタ下部電
極21aおよび21bをパラジウムや白金チタン合金に
よって形成してもよい。
【0049】次に、図8に示すように、キャパシタ下部
電極21aおよび21bを覆うように全面に反応性スパ
ッタ法を用いて500〜700℃の温度条件下で〜10
00Å程度の厚みを有するSrTiO3 層22を形成す
る。SrTiO3 層22上の所定領域に写真製版技術を
用いてレジスト36を形成する。
【0050】レジスト36をマスクとしてRIE法によ
りSrTiO3 層22を異方性エッチングすることによ
って、図9に示されるようなSrTiO3 層からなる高
誘電体膜22aおよび22bを形成する。なお、この高
誘電体膜22aおよび22bとして、(Ba,Sr)T
iO3 、Pb(Zr,Ti)O3 、(Pb,La)(Z
r,Ti)O3 を用いてもよい。
【0051】次に、図10に示すように、高誘電体膜2
2aおよび22bを覆うように全面にスパッタ法を用い
て300〜2000Å程度の厚みを有する白金層23を
形成する。白金層23上に写真製版技術を用いてレジス
ト37を形成する。
【0052】次に、レジスト37をマスクとして白金層
23をRIE法を用いて異方性エッチングすることによ
り、図11に示されるような白金層からなるキャパシタ
上部電極23aおよび23bを形成する。なお、キャパ
シタ上部電極23aおよび23bはポリシリコンによっ
て形成してもよい。
【0053】次に、図12に示すように、CVD法を用
いて600℃程度の温度条件下で、全面を覆うように3
000〜8000Å程度の厚みを有するTEOS酸化膜
からなる層間絶縁膜24を形成する。そして、リフロー
法によって層間絶縁膜24の上部表面を平坦化する。層
間絶縁膜24上の所定領域に写真製版技術を用いてレジ
スト38を形成する。
【0054】次に、レジスト38をマスクとして層間絶
縁膜24をRIE法によって異方性エッチングすること
により図13に示されるようなコンタクトホール24
a、24bを形成する。なお、このコンタクトホール2
4aおよび24bはプラグ電極7aおよび7c上にそれ
ぞれ位置するように形成する。
【0055】次に、図14に示すように、CVD法を用
いて全面に2000〜6000Å程度の厚みを有するポ
リシリコン層25を形成する。このポリシリコン層25
は、シラン(SiH4 )ガスを用いて650℃の温度条
件下で形成する。
【0056】そして、多結晶シリコン層25の全面をエ
ッチバックすることによって、図15に示されるような
ポリシリコンからなるプラグ電極25aおよび25bを
形成する。
【0057】次に、図16に示すように、全面にスパッ
タ法を用いて300〜2000Å程度の厚みを有する白
金層を形成した後パターニングすることによって白金層
からなるキャパシタ下部電極31aおよび31bを形成
する。なお、このキャパシタ下部電極31aおよび31
bはパラジウムによって形成してもよい。
【0058】次に、図17に示すように、全面を覆うよ
うに反応性スパッタ法を用いてSrTiO3 層(図示せ
ず)を形成した後パターニングすることによって、キャ
パシタ下部電極31aおよび31bをそれぞれ覆うSr
TiO3 層からなる高誘電体膜32aおよび32bを形
成する。なお、この高誘電体膜32aおよび32bとし
て、(Ba,Sr)TiO3 、Pb(Zr,Ti)
3 、(Pb,La)(Zr,Ti)O3 を用いてもよ
い。
【0059】最後に、図2に示したように、全面にスパ
ッタ法を用いて300〜2000Å程度の厚みを有する
白金層を形成した後パターニングすることによって白金
層からなるキャパシタ上部電極33を形成する。なお、
このキャパシタ上部電極33としてポリシリコン層を用
いてもよい。このようにして、本発明の一実施例のDR
AMが完成される。
【0060】なお、上記した実施例ではプラグ電極25
aと25bを2段階からなる工程で形成したが、次のよ
うに一段階の工程で形成してもよい。すなわち、図3に
示した製造工程において、コンタクトホール10a、1
2a、10c、12cを形成せずにコンタクトホール1
0b、12b、10d、12dのみを形成する。そし
て、図13に示した工程においてコンタクトホール24
aおよび24bを形成する際に同時に図3に示したコン
タクトホール10a、12aおよびコンタクトホール1
0c、12cを形成する。そして、図14に示した工程
においてポリシリコン層25を上記したコンタクトホー
ル10a、12a、24aおよび10c、12c、24
bを充填するように形成する。そして、全面をエッチバ
ックすることによって、プラグ電極25aとプラグ電極
25bとを形成する。このようにして、プラグ電極25
aおよび25bを一段階の工程で形成するようにしても
よい。
【0061】図18は、本発明の第2実施例によるDR
AMのメモリセル部分を示した平面図であり、図19は
図18に示した第2実施例のメモリセル部分のX−Xに
沿った断面構造図(a)およびY−Yに沿った断面構造
図(b)である。図18および図19を参照して、この
第2実施例では、上記した第1実施例と異なり、キャパ
シタ部分を4層構造にしている。すなわち、第1実施例
では、長辺方向に隣接するキャパシタどうしが重なって
いるが、この第2実施例では、さらに短辺方向に隣接す
るキャパシタどうしが重なるように4層構造としたもの
である。具体的には、2層目のキャパシタ上部電極33
上に層間絶縁膜34を介して3層目のキャパシタ下部電
極41a、41b、41c、41dが形成されている。
そのキャパシタ下部電極41a〜41d上には高誘電体
膜42a〜42dを介してキャパシタ上部電極43が形
成されている。キャパシタ上部電極43上には層間絶縁
膜44を介して4層目のキャパシタ下部電極51a、5
1b、51c、51dが形成されている。その4層目キ
ャパシタ下部電極51a〜51d上には高誘電体膜52
a〜52dを介して4層目のキャパシタ上部電極53が
形成されている。
【0062】ここで第1層目のキャパシタ下部電極21
a〜21d、第2層目のキャパシタ下部電極31a〜3
1d、第3層目のキャパシタ下部電極41a〜41d、
第4層目のキャパシタ下部電極51a〜51dの平面的
な重なり状態は、図18に示すとおりである。すなわ
ち、第1層目のキャパシタ下部電極21a〜21dと第
2層目のキャパシタ下部電極31a〜31dとは長辺方
向に重なっている。同様に、第3層目のキャパシタ下部
電極41a〜41dと第4層目のキャパシタ下部電極5
1a〜51dとは長辺方向に重なっている。また、第1
層目のキャパシタ下部電極21a〜21dおよび第2層
目のキャパシタ下部電極31a〜31dと、第3層目の
キャパシタ下部電極41a〜41dおよび第4層目のキ
ャパシタ下部電極51a〜51dとは短辺方向に重なっ
ている。このように構成すれば、同一平面積でさらにキ
ャパシタ容量を増大させることができ、さらなる高集積
化に対応することが可能となる。
【0063】この第2実施例の製造プロセスとしては、
図12〜図17に示した第1実施例の第2層目のキャパ
シタ部分を形成する工程をさらに2回繰返すことによっ
て、容易に図19に示したような4層構造を形成するこ
とができる。
【0064】
【発明の効果】請求項1に係る半導体装置によれば、第
1の層間絶縁膜上に第1のキャパシタ下部電極を形成
し、その第1のキャパシタ下部電極上に第1の高誘電体
膜を介して第1のキャパシタ上部電極を形成し、その第
1のキャパシタ上部電極上に第2の層間絶縁膜を形成
し、その第2の層間絶縁膜上に第2のキャパシタ下部電
極を形成することによって、第2のキャパシタ下部電極
を第1のキャパシタ下部電極と重なるように形成するこ
とができ、従来の同一の層間絶縁膜上にキャパシタ下部
電極が隣接して形成される構造に比べて、同一平面積で
キャパシタ容量を著しく増大させることができる。これ
により、半導体装置の高集積化に伴って素子がさらに微
細化された場合にも、一定のキャパシタ容量を確保する
ことが可能となる。
【0065】請求項2および3に係る半導体装置の製造
方法によれば、第1の層間絶縁膜上に第1のキャパシタ
下部電極を形成し、その第1のキャパシタ下部電極上に
第1の高誘電体膜を介して第1のキャパシタ上部電極を
形成し、第1のキャパシタ上部電極を覆うようにその表
面が平坦化された第2の層間絶縁膜を形成し、その第2
の層間絶縁膜上に第2のキャパシタ下部電極を形成する
ことによって、第2のキャパシタ下部電極を第1のキャ
パシタ下部電極と重なるように形成することができ、従
来の同一の層間絶縁膜上にキャパシタ下部電極が隣接し
て形成される構造に比べて、よりキャパシタ容量を増大
し得る半導体装置を容易に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例によるDRAMのメモリセ
ル部分のキャパシタ部の重なり状態を示した平面図であ
る。
【図2】図1に示した第1実施例のDRAMのX−Xに
沿った断面構造図である。
【図3】図2に示した第1実施例のDRAMのメモリセ
ル部分の製造プロセスの第1工程を説明するための断面
構造図である。
【図4】図2に示した第1実施例のDRAMのメモリセ
ル部分の製造プロセスの第2工程を説明するための断面
構造図である。
【図5】図2に示した第1実施例のDRAMのメモリセ
ル部分の製造プロセスの第3工程を説明するための断面
構造図である。
【図6】図2に示した第1実施例のDRAMのメモリセ
ル部分の製造プロセスの第4工程を説明するための断面
構造図である。
【図7】図2に示した第1実施例のDRAMのメモリセ
ル部分の製造プロセスの第5工程を説明するための断面
構造図である。
【図8】図2に示した第1実施例のDRAMのメモリセ
ル部分の製造プロセスの第6工程を説明するための断面
構造図である。
【図9】図2に示した第1実施例のDRAMのメモリセ
ル部分の製造プロセスの第7工程を説明するための断面
構造図である。
【図10】図2に示した第1実施例のDRAMのメモリ
セル部分の製造プロセスの第8工程を説明するための断
面構造図である。
【図11】図2に示した第1実施例のDRAMのメモリ
セル部分の製造プロセスの第9工程を説明するための断
面構造図である。
【図12】図2に示した第1実施例のDRAMのメモリ
セル部分の製造プロセスの第10工程を説明するための
断面構造図である。
【図13】図2に示した第1実施例のDRAMのメモリ
セル部分の製造プロセスの第11工程を説明するための
断面構造図である。
【図14】図2に示した第1実施例のDRAMのメモリ
セル部分の製造プロセスの第12工程を説明するための
断面構造図である。
【図15】図2に示した第1実施例のDRAMのメモリ
セル部分の製造プロセスの第13工程を説明するための
断面構造図である。
【図16】図2に示した第1実施例のDRAMのメモリ
セル部分の製造プロセスの第14工程を説明するための
断面構造図である。
【図17】図2に示した第1実施例のDRAMのメモリ
セル部分の製造プロセスの第15工程を説明するための
断面構造図である。
【図18】本発明の第2実施例によるDRAMのメモリ
セル部分を示した平面図である。
【図19】図18に示した第2実施例のDRAMのX−
Xに沿った断面構造図(a)およびY−Yに沿った断面
構造図(b)である。
【図20】従来の一般的なDRAMの構成を示したブロ
ック図である。
【図21】図20に示したメモリセルアレイの4ビット
分の等価回路図である。
【図22】従来の提案されたDRAMのメモリセル部分
を示した断面構造図である。
【図23】図22に示した従来のDRAMのメモリセル
部分の製造プロセスの第1工程を説明するための断面構
造図である。
【図24】図22に示した従来のDRAMのメモリセル
部分の製造プロセスの第2工程を説明するための断面構
造図である。
【図25】図22に示した従来のDRAMのメモリセル
部分の製造プロセスの第3工程を説明するための断面構
造図である。
【図26】図22に示した従来のDRAMのメモリセル
部分の製造プロセスの第4工程を説明するための断面構
造図である。
【図27】図22に示した従来のDRAMのメモリセル
部分の製造プロセスの第5工程を説明するための断面構
造図である。
【図28】図22に示した従来のDRAMのメモリセル
部分の製造プロセスの第6工程を説明するための断面構
造図である。
【図29】図22に示した従来のDRAMのメモリセル
部分の製造プロセスの第7工程を説明するための断面構
造図である。
【符号の説明】
7a、7b、7c、7d:プラグ電極 10、12、24:層間絶縁膜 21a、21b:キャパシタ下部電極 22a、22b:高誘電体膜 23a、23b:キャパシタ上部電極 25a、25b:プラグ電極 31a、31b:キャパシタ下部電極 32a、32b:高誘電体膜 33:キャパシタ上部電極 なお、各図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板と、 前記半導体基板上に形成され、所定領域に前記半導体基
    板に達する第1および第2の開口を有するその上部表面
    が平坦化された第1の層間絶縁膜と、 前記第1の開口内で前記半導体基板に電気的に接触する
    とともに前記第1の開口内を充填するように形成された
    第1のプラグ電極と、 前記第1の層間絶縁膜上に前記第1のプラグ電極と電気
    的に接続するように形成された第1のキャパシタ下部電
    極と、 前記キャパシタ下部電極上に高誘電率材料よりなる第1
    の高誘電体膜を介して形成された第1のキャパシタ上部
    電極と、 前記キャパシタ上部電極を覆うように形成され、前記第
    2の開口に通ずる第3の開口を有するその表面が平坦化
    された第2の層間絶縁膜と、 前記第2の開口内で前記半導体基板に電気的に接触する
    とともに前記第2および第3の開口内を充填するように
    形成された第2のプラグ電極と、 前記第2の層間絶縁膜上に前記第2のプラグ電極に電気
    的に接続するように形成された第2のキャパシタ下部電
    極と、 前記第2のキャパシタ下部電極上に高誘電率材料よりな
    る第2の高誘電体膜を介して形成された第2のキャパシ
    タ上部電極とを備えた、半導体装置。
  2. 【請求項2】 半導体基板上にその上部表面が平坦化さ
    れた第1の層間絶縁膜を形成する工程と、 前記第1の層間絶縁膜の所定領域に前記半導体基板に達
    する第1の開口を形成する工程と、 前記第1の層間絶縁膜の所定領域に前記半導体基板に達
    する第2の開口を形成する工程と、 前記第1の開口内で前記半導体基板に電気的に接触する
    とともに前記第1の開口内を充填するように第1のプラ
    グ電極を形成する工程と、 前記第2の開口内で前記半導体基板に電気的に接触する
    とともに前記第2の開口内を充填するように第2のプラ
    グ電極を形成する工程と、 前記第1の層間絶縁膜上に前記第1のプラグ電極に電気
    的に接続するように第1のキャパシタ下部電極を形成す
    る工程と、 前記第1のキャパシタ下部電極上に高誘電率材料よりな
    る第1の高誘電体膜を介して第1のキャパシタ上部電極
    を形成する工程と、 前記第1のキャパシタ上部電極を覆うようにその表面が
    平坦化された第2の層間絶縁膜を形成する工程と、 前記第2の層間絶縁膜に前記第2の開口に通ずる第3の
    開口を形成する工程と、 前記第3の開口内で前記第2のプラグ電極に電気的に接
    続するとともに前記第3の開口内を充填するように第3
    のプラグ電極を形成する工程と、 前記第2の層間絶縁膜上に前記第3のプラグ電極に電気
    的に接続する第2のキャパシタ下部電極を形成する工程
    と、 前記第2のキャパシタ下部電極上に高誘電率材料よりな
    る第2の高誘電体膜を介して第2のキャパシタ上部電極
    を形成する工程とを備えた、半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記第2の開口と前記第3の開口とは同
    一工程で形成し、 前記第2のプラグ電極と前記第3のプラグ電極とは同一
    工程で形成する、請求項2に記載の半導体装置の製造方
    法。
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