JPH02270369A - 半導体記憶装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体記憶装置およびその製造方法

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JPH02270369A
JPH02270369A JP1180970A JP18097089A JPH02270369A JP H02270369 A JPH02270369 A JP H02270369A JP 1180970 A JP1180970 A JP 1180970A JP 18097089 A JP18097089 A JP 18097089A JP H02270369 A JPH02270369 A JP H02270369A
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film
conductive layer
semiconductor substrate
forming
region
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JP1180970A
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Wataru Wakamiya
若宮 亙
Shinichi Sato
真一 佐藤
Koji Ozaki
浩司 小崎
Hiroshi Kimura
広嗣 木村
Yoshinori Tanaka
義典 田中
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は半導体記憶装置およびその製造方法に関し、
特に、ソース・ドレイン領域とビット線との接続を改良
して高集積化を図った半導体記憶装置およびその製造方
法に関する。
[従来の技術] 近年、半導体記憶装置は、コンピュータなどの情報機器
の目覚しい普及によってその需要が急速に拡大している
。さらに、機能的には大規模な記憶容量を有し、かつ高
速動作が可能なものが要求されている。これに伴なって
、半導体記憶装置の高集積化および高速応答性あるいは
高信頼性に関する技術開発が進められている。
半導体記憶装置のうち、記憶情報のランダムな入出力が
可能なものにDRAM (Dynami cRando
m  Access  Memory)がある。一般に
、DRAMは、多数の記憶情報を蓄積する記憶領域であ
るメモリセルアレイと、外部との入出力に必要な周辺回
路とから構成される。
第27図は従来の一般的なりRAMの構成を示すブロッ
ク図である。第27図において、DRAM50は、記憶
情報のデータ信号を蓄積するためのメモリセルアレイ5
1と、単位記憶回路を構成するメモリセルを選択するた
めのアドレス信号を・外部から受けるためのロウアンド
カラムアドレスバッファ52と、そのアドレス信号を解
読することによってメモリセルを指定するためのロウデ
コーダ53およびカラムデコーダ54と、指定されたメ
モリセルに蓄積された信号を増幅して読出すセンスリフ
レッシュアンプ55と、データ入出力のためのデータイ
ンバッファ56およびデータアウトバッファ57および
クロック信号を発生するクロックジェネレータ58とを
含んでいる。
半導体チップ上で大きな面積を占めるメモリセルアレイ
51は、単位記憶情報を蓄積するためのメモリセルがマ
トリックス状に複数個配列されて形成されている。
第28図は、メモリセルアレイ51を構成するメモリセ
ルの4ビット分の等価回路図である。図示されたメモリ
セルは、1個のMOS (Me t al   0xi
de   Sem1conductor)トランジスタ
15とこれに接続された1個の容量素子16とから構成
されるいわゆる1トランジスタlキヤパシタ型のメモリ
セルを示している。このタイプのメモリセルは構造が簡
単なため、メモリセルアレイの集積度を向上させること
が容易であり、大容量のDRAMに広く用いられている
また、DRAMのメモリセルは、その情報電荷蓄積用の
キャパシタの構造によっていくつかのタイプに分けるこ
とができるが、その1つに、たとえば特公昭60−27
84号公報に示されたいわゆるスタックドタイプのメモ
リセルがある。
第29図は、本公報に記載されたスタックドセルの断面
図である。第29図に示されているように、このタイプ
のメモリセルでは、ワード線17あるいは素子分離領域
3上にまで延在して形成された2層の導電層8,10お
よびその間の誘電層9からキャパシタ16が構成されて
おり、DRAMの高集積化に伴なってメモリセルサイズ
が縮小されてもキャパシタ面積を確保することができる
[発明が解決しようとする課題] 上述のごとく、従来のスタックドセルは基本的に高段差
を利用して大きなキャパシタ面積を得ているものであり
、逆にその高段差によってメモリセルのビット線14を
アクセストランジスタのソース・ドレイン領域7に接続
するための開口部12のアスペクト(縦横)比が大きく
なり、ビット線14を形成する導電膜の被覆性が悪くな
り、断線を起こしやすいという問題点があった。
また、ビット線14の被覆性を高めるために、開口部1
2上部に傾斜をつけることも可能であるが、その場合に
は、ビット線14とキャパシタ用導電層10との短絡を
防ぐために、キャパシタ用導電層10を開口部12から
離さなければならず、キャパシタ面積が減少するという
問題点があった。
この発明は上述のような問題点を解消するためになされ
たもので、ビット線とアクセストランジスタのソース−
ドレイン領域との電気的接続を容品に行なうことができ
、かつ高集積化を図ることのできる半導体記憶装置およ
びその製造方法を得ることを目的とする。
[課題を解決するための手段] この発明における半導体記憶装置は、半導体基板表面に
間隔を隔てて形成された2つの不純物領域と、2つの不
純物領域の間に位置し半導体基板の表面上に絶縁膜を介
して形成された導電膜とを含むスイッチング素子と、ス
イッチング素子の不純物領域のいずれか一方領域に接続
された第1電極層と、第1電極層に接して形成された誘
電膜と、誘電膜に接して形成された第2電極層とを含む
信号保持用受動素子と、半導体基板上に延在し、かつ不
純物領域の他方領域に電気的に接続された信号入出力用
導電層を有する単位記憶回路を複数個配列して形成した
記憶領域を含む半導体記憶装置であり、不純物領域の他
方領域と信号入出力用導電層との間には、双方間を接続
するための接続導電層が設けられている。
この発明における半導体記憶装置の製造方法は、半導体
基板表面にゲート絶縁膜を形成するとともにゲート絶縁
膜上にゲート電極を形成するステップと、ゲート電極を
挾む半導体基板表面に1対の不純物領域を形成するステ
ップと、1対の不純物領域のいずれか一方領域に第1電
極層を形成し、第1電極層に接する誘電膜を形成し、誘
電膜に接する第2電極層を形成するステップと、全面に
絶縁膜を被覆するステップと、絶縁膜に開口部を形成し
、1対の不純物領域の他方領域を露出させるステップと
、露出した他方領域上に第1の導電膜を形成するステッ
プと、第1導電膜に一部が接続された第2導電膜を絶縁
膜上に形成するステップとを含む。
【作用] この発明においては、ビット線としての信号入出力用導
電層は、接続導電層を介してソース・ドレイン領域とし
ての不純物領域に接続されており、ビット線が直接ソー
ス・ドレイン領域に接続されている場合に比べて、段差
が軽減しあるいは解消され、ビット線の被覆性および信
頼性の問題が改善される。また、ビット線を接続するた
めの開口部上部に傾斜をつける必要がないため、キャパ
シタとしての信号保持用受動素子を開口部に近接させる
ことができ、容量の増大が図れる。
[発明の実施例] 以下、この発明の実施例を図について説明する。
第1図は、この発明の一実施例によるDRAMのスタッ
クドタイプのメモリセルの平面図である。
第1図には、4ビット分のメモリセルが示されてい・る
。第2図は第1図に示す切断線■−■に沿う断面図であ
り、第3図は第1図に示す切断線m−■に沿う断面図で
ある。第1図を参照して、メモリセルアレイはビット線
14と、これに直交するワード線17a、17b、17
c、17dが形成されている。ビット線14とワード線
17a〜17dの交差部近傍には、メモリセル1a〜1
dが形成されている。第1図において、メモリセル1a
のワード線は17aであり、メモリセル1bのワード線
は17dであり、メモリセル1cのワード線は17bで
あり、メモリセル1dのワード線は17cである。
第2図に示すように、1つのメモリセル1は1つのアク
セストランジスタ(スイッチング素子)15と、1つの
キャパシタ(信号保持用受動素子)16とから構成され
ている。メモリセル1は半導体基板2の表面に形成され
たフィールド酸化H3によってその周囲が囲まれ、隣接
するメモリセルと絶縁分離されている。アクセストラン
ジスタ15は、半導体基板2表面に形成された不純物領
域7a、7bと、この不純物領域7aと7bとの間に位
置し、薄いゲート酸化膜4を介して形成されたゲート電
極5とから構成されている。キャパシタ16は多結晶シ
リコン等の導電材料からなる下部電極8と上部電極10
との間に窒化膜や酸化膜等の誘電材料からなる誘電体層
9を積層して形成されており、下部電極8はアクセスト
ランジスタ15のソース・ドレイン領域として機能する
一方の不純物領域7bに接続されている。そして、キャ
パシタ16上には絶縁膜11を介してビット線14が設
けられている。ビット線14と他方の不純物領域7aと
は、絶縁膜11に設けられた開口部12に形成された導
電膜13によって、電気的に接続されている。
このようなメモリセル構造を用いると、開口部12の高
いアスペクト比によるビット線の被覆性の問題を考慮す
る必要がなく、開口部12は必要に応じて小さくするこ
とができ、その結果キャパシタ面積を増大することがで
きる。
次に、本実施例のメモリセルの製造方法を第4八図ない
し第4H図を用いて説明する。
まず、第4A図を参照して、半導体基板2表面にLOG
O3(Local  0xidationof  5i
licon)法を用いて厚いフィールド酸化膜3を形成
する。次に、第4B図を参照して、半導体基板2を熱酸
化して、フィールド酸化膜3で囲まれた半導体基板2表
面に酸化膜4を形成する。続いて、たとえば減圧CVD
法によりたとえばリンのドープされたポリシリコン膜の
ような導電膜5を堆積し、さらに、たとえば減圧CVD
法によってたとえば酸化膜のような絶縁膜6を堆積する
次に、第4C図を参照して、これをフォトリソグラフィ
法およびエツチング法を用いて所定の形状にバターニン
グする。これによって、アクセストランジスタ15のゲ
ート電極5a、5bが形成されるとともに、ワード線1
7a、17dが形成される。そして、このゲート電極5
a、5bおよびフィールド酸化膜3をマスクとして半導
体基板2表面に不純物をイオ、注入する。これによって
、不純物領域7aおよび7bが形成される。
次に、第4D図を参照して、さらに、半導体基板2の全
面に、たとえば減圧CVD法により酸化膜等の絶縁膜を
堆積し、異方性エツチングによりこの絶縁膜を選択的に
除去し、ゲート電極5,5a、5bの側壁に絶縁膜のす
・rドウオール6〕を形成する。
次に、第4E図を参照して、半導体基板2の全面に、た
とえば減圧CVD法により、多結晶シリコン膜を堆積し
、この多結晶シリコン膜をアクセストランジスタ15か
ら不純物領域7bを経て、フィールド酸化83上にまで
延在する形状にバターニングする。これによって、下部
電極8が形成される。
次に、第4F図を参照して、たとえば減圧CVD法によ
り窒化膜を半導体基板2全而に堆積し、続いて、半導体
基板2を酸素雰囲気中で熱することにより窒化膜上に酸
化膜を形成し、キャパシタの誘電膜9を得る。次に、た
とえば減圧CVD法により、多結晶シリコン膜を半導体
基板2全面に堆積し、キャパシタの下部電極8を被覆す
る形状にバターニングする。これにより、上部電極10
が形成され、キャパシタ16a、16bが得られる。
次に、第4G図を参照して、たとえばCVD法により酸
化膜11を半導体基板2全面に堆積し、ビット線が接続
される不純物領域7a上の酸化膜11を選択的に除去し
て、開口部12を形成する。
次に、第4H図を参照して、たとえばCVD法により開
口部12の半導体基板2表面が露出している部分71に
のみ選択的にタングステン膜13を形成し、開口部12
を上記タングステン膜13でほぼ埋めてしまう。さらに
、たとえばスパッタリング法によりタングステンシリサ
イド膜を半導体基板2の全面に被着し、所定の形状にバ
ターニングすることによりビット線14を形成する。
上記の例では、導電層13としで、選択CVD法により
形成されたタングステン膜の例を示したが、もちろんこ
の膜に限ることはなく、多結晶シリコン膜と、金属シリ
サイド膜、金属膜、TiN膜、あるいはこれらの膜を交
互に重ねた複合膜であってもよい。また、ビット線の導
電層14としてスパッタリング法により蒸着されたタン
グステンシリサイド膜の例を示したが、もちろん他の導
電膜でもよく、多結晶シリコン膜、金属シリサイド膜、
金属膜、TiN膜、あるいはこれらの膜を交互に重ね合
わせた複合膜であってもよい。
第5図および第6図は、この発明の第2の実施例である
DRAMのメモリセルの断面構造を示(7ている。この
実施例においては、導電膜13は開口部12の一部分を
充填しているが、上記第1の実施例と同様、ビット線コ
4に刻する段差を軽減することができる。
第7図および第8図は、この発明の第3の実施例である
メモリセルの断面構造を示している。この実施例におい
ては、導電膜13はたとえば減圧CVD法により形成さ
れた段差被覆性の良い多結晶シリコン膜からなり、この
多結晶シリコン膜は酸化膜11上に延在している。ビッ
ト線14は、導電膜13上に形成された絶縁膜18上に
あり、絶縁膜18の開口部19の部分で、酸化膜11上
に延在している導電膜13と接続している。
第9図はこの発明の第4の実施例であるメモリセルの平
面レイアウトを示す図であり、第10図は第9図に示す
切断線x−Xに沿う断面図であり、第11図は第9図に
示す切断線X I −X Iに沿う断面図である。この
実施例では、酸化膜]1上に、たとえばスパッタ法によ
り蒸着されたタングステンシリサイド膜のような導電層
20が形成され、導電層20は導電層13と電気的に接
続されている。そして、ビット線14cは導電層20上
に形成された絶縁膜18上にあり、絶縁膜18の開口部
19部分で導電層20に接続されている。第9図に斜線
で示す導電層20は、開口部12.19下でビット線1
4cに接続されているソース・ドレイン7Cと、他のソ
ース・ドレイン領域7dとを電気的に接続している。導
電層20はその上に延在するビット線14dと領域Sで
交差しており、いわゆるツィスティッドビット線方式の
構造となっている。
ツィスティッドビット線方式は、第12図に示すように
、1つのセンスアンプから同一方向に出ているビット線
対(B L(1、8Lo ) 、(B L + 。
BL、)、・・・、  (BLlll、BLl、l)に
おいて、ビット線を交互に複数回交差させたものである
。仮想配線として近接した配線Aを想定し、この配線A
に何らかの電位が与えられると、ビット線BL0との間
の容ff1Cが大きいとき雑音となり、ビット線BLo
の電位が変動する。ツィスティッドピット線方式の場合
には、ペアのビット線BLoと「口とに対する雑音の影
響が均等になる。その結果、ビット線BL0とビット線
BLoの電位差を比較検知する場合、雑音の影響はほと
んど無視して行なわれ得るので誤動作が発生しにくいと
いう利点がある。第10図および第11図に示された構
造はツィスティッドピット線方式を容易に実現する。
第13図および第14図はこの発明の第5の実施例であ
るメモリセルの段差構造を示している。
この実施例も、ツィスティッドビット線方式に対応する
ものであるが、第10図および第11図の実施例では開
口部12に堆積されている導電層13とは別の導電層2
0でビット線の交差を行なったが、この実施例では、導
電層13で開口部12の堆積と、ビット線の交差を行な
っている。
第15図および第16図は、この発明の第6の実施例で
あるメモリセルの断面構造を示している。
この実施例では、導電層13は開口部12の一部に堆積
されており、ビット線14と導電層13とは導電層20
を介して電気的に接続されている。
導電層20は、1つのビット線14とソース・ドレイン
領域7aとの接続層としても、あるいは上記のツィステ
ィッドビット線方式のビット線交差としでも利用できる
第17図および第18図は、この発明の第7の実施例で
あるメモリセルの断面構造を示している。
この実施例では、導電層13とソース・ドレイン領域7
aとの間に、たとえば減圧CVD法で形成された多結晶
シリコンからなる導電層21を設けている。この導電層
21は、ゲート電極5上部に延在した構造であり、開口
部12形成時の自由度を増大させている。この実施例で
は、導電層13は選択CVD法により導電層21上に形
成することができる。導電層21上に選択的に形成され
た導電層13は均一な結晶構造を有しており、電気的安
定性が大きい。導電層13およびビット線14との接続
に関する構造については、上述の実施例が適用できるこ
とはもちろんである。
第19図および第20図は、この発明の第8の実施例で
あるメモリセルの断面図である。この実施例においては
、信号電荷蓄積用キャパシタ16は、厚い絶縁膜22中
に形成されており、誘電膜9が大きい面積を有するので
、上記の実施例よりも大きな容量が確保できる。
なお、上述の実施例では、キャパシタの上部電極10は
、開口部12を形成する前に1.パターニング形成する
場合を示したが、第9の実施例として第21図に示すよ
うに、絶縁膜22上に上部電極10を形成し、この上部
電極10と絶縁膜22とを同時に開口してもよい。その
場合には、たとえば減圧CVD法により酸化膜を堆積し
、さらに全面エツチングすることにより開口部12の側
壁部のみに絶縁膜26をべし、開口部12の上部電極1
0の露出面を被覆する。このようにすると、開口部12
と上部電極10との重ね合わせ余裕が必要でなくなり、
キャパシタ面積をより増大することが可能となる。
第22図および第23図は、この発明の第10の実施例
であるメモリセルの断面図である。この実施例において
は、素子分離領域に、ゲート酸化膜23.ゲート電極2
4および絶縁膜25からなるフィールドシールドによる
分離法を用いており、フィールド酸化膜を用いたものに
比ペチャンネルストッパ部からの不純物の拡散がないの
で、チャンネル長の短縮化および素子分離領域の縮小化
が図れる。
信号保持用受動素子の形状は上記実施例に限るものでな
く、以下のような形状であってもよい。
なお、以下には、素子分離領域にフィールドシールド電
極を用いたものについて、信号保持用受動素子の形状の
変形例を説明するが、素子分離領域にLOCO3法によ
るフィールド酸化膜を用いてもよいことはもちろんであ
る。
第24図は、この発明の第11の実施例のメモリセルを
示す断面図であり、誘電体層9の端部9aは折返されて
いる。この折返し部における下部電極8の端部8aと上
部電極10の一部10aと誘電体層9の端部9aとによ
りキャパシタが形成され、キャパシタ16の面積がより
拡大されている。この実施例では、下部電極8は上面だ
けでなく下面の一部もキャパシタの形成に貢献している
第25図および第26図はこの発明の第12の実施例の
メモリセルを示す断面図であり、下部電極8.誘電体層
9および上部電極10からなるキャパシタ16の一部が
突出している。この突出部は、キャパシタ16の全周に
設けられていて、キャパシタはちょうど箱形あるいは筒
形をしている。
第25図および第26図に示す突出部161.162は
箱あるいは筒の対向する2つの側壁を示している。第2
6図に示すキャパシタは次のように形成される。まず、
ワード線17が形成された半導体基板2の全面に導電層
を形成し、次に、パターニングを行なって下部電極8の
下層81を得る。
次に、この下層81上に窒化膜、酸化膜等の絶縁膜を形
成し、この絶縁膜のうち点線で示す領域の絶縁膜を除去
し、次に、下層81上に導電層を厚く形成し、突出部1
61,162以外の領域を所定厚みだけエツチングして
突出部を有する下部電極8の上層82を得る。次に、下
部電極8上に絶縁膜を形成し、パターニングして誘電体
層9を形成して、誘電体層上に上部電極10を形成する
一方、第25図に示すキャパシタの下部電極は下層、上
層の区別なく一体的に形成された導電層を突出部を除い
てエッチバックして形成しており、ちょうど第26図に
示す下部電極8から下層81を取り去った状態となって
いる。
なお、第19図ないし第26図に示すメモリセルのビッ
ト線14と導電膜13との接続および導電膜13と不純
物拡散層7aとの接続方法については、第1図ないし第
18図で説明した各種変形例が適用できることは言うま
でもない。
また、上述の実施例では、酸化膜11の表面が平坦な場
合を示したが、もちろん平坦でなくてもよく、同等の効
果を有する。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、ビット線とそのビッ
ト線が接続されるトランジスタのソース・ドレイン領域
との間に接続導電層を設け、その接続導電層を介して双
方間を電気的に接続するようにしたので、ビット線を構
成する配線材料の段差被覆性が大きく改善され、高集積
化に好適なメモリセルが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例によるDRAMのスタック
ドタイプメモリセルの平面図である。第2図は第1図に
示す切断線■−■に沿う断面図である。第3図は第1図
に示す切断線■−■に沿う断面図である。第4A図ない
し第4H図はこの発明の一実施例のメモリセルの製造方
法を示す工程断面図である。第5図および第6図はこの
発明の第2の実施例であるDRAMのメモリセルの断面
図である。第7図および第8図はこの発明の第3の実施
例であるメモリセルの断面図である。第9図はこの発明
の第4の実施例であるメモリセルの平面レイアウトを示
す図である。第10図は第9図に示す切断線X−Xに沿
う断面図である。第11図は第9図に示す切断線X I
 −X Iに沿う断面図である。第12図はツィスティ
ッドピット線方式を説明するための概略ブロック図であ
る。第13図および第14図はこの発明の第5の実施例
であるメモリセルの断面図である。第15図および第1
6図はこの発明の第6の実施例であるメモリセルの断面
図である。第17図および第18図はこの発明の第7の
実施例であるメモリセルの断面図である。第19図およ
び第20図はこの発明の第8の実施例であるメモリセル
の断面図である。 第21図は、この発明の第9の実施例であるメモリセル
の断面図である。第22図および第23図は、この発明
の第10の実施例であるメモリセルの断面図である。第
24図はこの発明の第11の実施例であるメモリセルの
断面図である。第25図および第26図はこの発明の第
12の実施例であるメモリセルの断面図である。第27
図は従来の一般的なりRAMの構成を示すブロック図で
ある。第28図は第27図に示すメモリセルアレイを構
成するメモリセルの4ビット分の等価回路図である。第
29図は従来のスタックドセルの断面図である。 図において、1.la〜1dはメモリセル、2は半導体
基板、3はフィールド酸化膜、4はゲート酸化膜、5は
ゲート電極、7a、7b、7cは不純物領域、8は下部
電極、9は誘電体層、10は上部電極、11は絶縁膜、
12は開口部、13は導電膜、14はビット線、15は
アクセストランジスタ、16はキャパシタ、17a〜1
7dはワード線を示す。 なお、図中、同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)半導体基板表面に間隔を隔てて形成された2つの
    不純物領域と、前記2つの不純物領域の間に位置し前記
    半導体基板の表面上に絶縁膜を介して形成された導電膜
    とを含むスイッチング素子、 前記スイッチング素子の前記不純物領域のいずれか一方
    領域に接続された第1電極層と、前記第1電極層に接し
    て形成された誘電膜と、前記誘電膜に接して形成された
    第2電極層とを含む信号保持用受動素子、および 前記半導体基板上に延在し、かつ前記不純物領域の他方
    領域に電気的に接続された信号入出力用導電層を有する
    単位記憶回路を複数個配列して形成した記憶領域を含む
    半導体記憶装置において、前記不純物領域の他方領域と
    前記信号入出力用導電層との間には、双方間を接続する
    ための接続導電層が設けられていることを特徴とする、
    半導体記憶装置。
  2. (2)半導体基板表面にゲート絶縁膜を形成するととも
    に、前記ゲート絶縁膜上にゲート電極を形成するステッ
    プと、 前記ゲート電極を挾む前記半導体基板表面に1対の不純
    物領域を形成するステップと、 前記1対の不純物領域のいずれか一方領域に第1電極層
    を形成し、前記第1電極層に接する誘電膜を形成し、前
    記誘電膜に接する第2電極層を形成するステップと、 全面に絶縁膜を被覆するステップと、 前記絶縁膜に開口部を形成し、前記1対の不純物領域の
    他方領域を露出させるステップと、露出した前記他方領
    域上に第1の導電膜を形成するステップと、 前記第1導電膜に一部が接続された第2導電膜を前記絶
    縁膜上に形成するステップとを含む、半導体記憶装置の
    製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04271167A (ja) * 1991-01-30 1992-09-28 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置

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JPH04271167A (ja) * 1991-01-30 1992-09-28 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置

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