JPH04251972A - 半導体記憶装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体記憶装置およびその製造方法

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JPH04251972A
JPH04251972A JP3143708A JP14370891A JPH04251972A JP H04251972 A JPH04251972 A JP H04251972A JP 3143708 A JP3143708 A JP 3143708A JP 14370891 A JP14370891 A JP 14370891A JP H04251972 A JPH04251972 A JP H04251972A
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JP
Japan
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layer
memory cell
dielectric layer
capacitor
electrode
Prior art date
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JP3143708A
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English (en)
Inventor
Hideaki Arima
有馬 秀明
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体記憶装置に関
し、特にメモリセルのキャパシタの電荷蓄積容量を増大
し得るメモリセル構造およびその製造方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】半導体記憶装置の1つに記憶情報のラン
ダムな入出力が可能ないわゆるDRAM(ダイナミック
・ランダム・アクセス・メモリ)がある。DRAMは多
数の記憶情報を蓄積するための記憶領域となるメモリセ
ルアレイと、このメモリセルアレイに対して所定の入出
力動作を行なわせるための周辺回路とから構成される。
【0003】図59は一般的なDRAMのブロック図で
ある。図59を参照して、DRAMは、データ信号をス
トアするためのメモリセルアレイ51と、メモリセルを
選択するためのアドレス信号(A0〜A9)を外部から
受取るローアンドカラムアドレスバッファ52と、その
アドレス信号をデコードすることによりメモリセルを指
定するためのローデコーダ53およびカラムデコーダ5
4と、指定されたメモリセルにストアされた信号を増幅
して読出すセンスリフレッシュアンプ55と、データ入
出力のためのデータインバッファ56およびデータアウ
トバッファ57と、クロック信号を発生するクロックジ
ェネレータ58とを含む。クロックジェネレータ58は
、外部からローアドレスストローブ信号RASバーと、
カラムアドレスストローブ信号CASバーとを受取るよ
うに接続される。
【0004】メモリセルアレイ51はさらに、最小記憶
単位に相当するメモリセルが複数個配列されて構成され
ている。メモリセルは基本的に1つのキャパシタとこれ
に接続される1つのトランスファゲートトランジスタと
から構成される。そして、動作においては、キャパシタ
に所定の電荷が蓄積されているか否かを判定し、これに
データの“0”、“1”を対応させて記憶情報の処理を
行なっている。
【0005】DRAMにおいては、記憶容量の増大を目
指した高集積化に伴いメモリセルサイズが大幅に縮小さ
れてきている。したがって、キャパシタ形成領域も平面
的な占有面積が減少される傾向にある。しかしながら、
記憶装置としてのDRAMの安定動作および信頼性の観
点から1ビットのメモリセルに蓄え得る電荷量を所定値
以下に減少させることはできない。このような相反する
制約条件を満たすために、キャパシタの構造はキャパシ
タの平面的な占有面積を減少させ、かつ電極間の対向面
積を増大し得るような改良が種々の形で提案されている
【0006】図60は、従来のいわゆるスタックトタイ
プキャパシタを有するDRAMのメモリセルの断面構造
図であり、このようなDRAMは「Stacked  
Capacitor  Cells  for  Hi
gh−density  dynamic  RAMs
」,H.Watanabe  et.  al.  I
EDM1988,pp600〜603に開示されている
。図60を参照して、従来のDRAMのメモリセルは1
つのトランスファゲートトランジスタと1つのキャパシ
タとから構成されている。トランスファゲートトランジ
スタ5はp型シリコン基板1表面上に薄いゲート絶縁膜
7を介して形成されたゲート電極8と、基板中に形成さ
れた1対のソース・ドレイン6、6とを有している。キ
ャパシタ15は、トランスファゲートトランジスタ5の
一方のソース・ドレイン領域6に接続される下部電極(
ストレージノード)18と、下部電極18の表面を覆う
誘電体層17および誘電体層17の表面上に形成された
上部電極(セルプレート)19とを備える。下部電極1
8はその一方が絶縁層9を介してゲート電極8の上部に
延在し、他方はフィールド酸化膜2の上部を通過するワ
ード線8の上部に絶縁層9を介して延在している。この
ようなスタックトタイプのキャパシタ15においては、
キャパシタの容量を増大するために下部電極18と上部
電極19との電極間対向面積を増大するように工夫され
ている。この従来例においては下部電極18のうち、絶
縁層9の上部に延在する部分を厚く形成することにより
下部電極18の内部側面および外部側面の面積を拡大し
、キャパシタの容量の増大を図っている。
【0007】しかしながら、この従来の例においては、
下部電極18の下面、すなわち下部電極18と絶縁層9
とが接する面側はキャパシタとして利用されていない。
【0008】上記の例におけるキャパシタの下部電極の
より一層の有効利用を図ったものに図61に示す構造の
DRAMがある。図61は、いわゆるフィン構造のキャ
パシタを備えたDRAMのメモリセルの断面構造図であ
り、このような構造はIEDM  Technical
  Digest  1988,pp592〜595に
開示されている。このフィン構造のキャパシタは下部電
極18に2枚のフィン状の突出部を設け、この突出部の
上下面および側部表面を誘電体層17および上部電極1
9で取囲むことによって電極間対向面積を増大させてい
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このフィン
構造のキャパシタにおいては、製造工程の途中で、まず
フィン状の突出部を有するストレージノード18が形成
される。ストレージノード18の突出部は強度的に脆弱
であり、製造中に損傷したりして製造歩留まりが低下す
る恐れがある。
【0010】したがって、この発明は上記のような問題
点を解消するためになされたもので、キャパシタの下部
電極において容量部分としての有効表面の利用度を向上
し得るキャパシタ構造を備えた半導体記憶装置およびそ
の製造方法を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明は、半導体基板
上に1つのMOSトランジスタと1つのキャパシタから
なるメモリセルを複数個配列した記憶領域を有する半導
体記憶装置であって、半導体基板の主表面に形成された
MOSトランジスタの表面を覆い、かつMOSトランジ
スタの一方の不純物領域に達する開口部を有する層間絶
縁層を備えている。そして、メモリセルのキャパシタは
、開口部を除く層間絶縁層の表面上に形成された第1電
極層と、第1電極層の表面上に形成された第1誘電体層
と、層間絶縁層の開口部内に形成された第1の部分と第
1誘電体層の表面上に選択的に延在した第2の部分とを
有する第2電極層と、第2電極層の上部表面および側部
表面を覆う第2誘電体層と、さらに第1誘電体層および
第2誘電体層の表面上に形成された第3電極層とを備え
ている。そして、キャパシタの第1電極層と第3電極層
の各々は、記憶領域全体にわたって連続的に延びて形成
されており、記憶領域の周縁部において定電位源に接続
されている。
【0012】この発明による半導体記憶装置の製造方法
は、以下の工程を備えている。まず、半導体基板の主表
面にMOSトランジスタを形成する。次に、MOSトラ
ンジスタが形成された半導体基板の主表面上を層間絶縁
層で覆う。そして、層間絶縁層の表面上に第1導電層、
第1誘電体層および第2導電層を順次形成する。さらに
、第1導電層、第1誘電体層および第2導電層を順次選
択的にエッチングし、MOSトランジスタの一方の不純
物領域に達する開口部を形成する。さらに、第2導電層
の表面上および開口部の内部に絶縁層を形成し、選択的
にエッチング除去することにより少なくとも開口部内に
露出した第1導電層の側部表面を覆う側壁絶縁層を形成
する。そして、開口部の内部および第2導電層の表面上
に第3導電層を形成し、第3導電層および第2導電層を
所定の形状にパターニングすることによって第1誘電体
層の表面を部分的に露出させる。さらに、第3導電層お
よび第2導電層の表面上に第2誘電体層を形成する。 そして、第1誘電体層および第2誘電体層の表面上に第
4導電層を形成する。
【0013】
【作用】この発明による半導体記憶装置のキャパシタは
、記憶領域全面にわたって連続的に延びて形成された第
1電極層と第3電極層とによって第2電極層の上下表面
および側部表面を覆うように構成している。これによっ
て第2電極層のキャパシタ有効表面が増大しキャパシタ
容量が増加する。また、第1および第3電極層を記憶領
域内では相互にコンタクトをとることなく独立に形成し
、記憶領域の周縁部において電気的接続をとるように構
成したことにより、メモリセル領域における第1および
第3電極層のコンタクト形成のための領域およびパター
ニング工程を省略することができる。
【0014】また、この発明による半導体記憶装置の製
造方法においては、キャパシタの第1電極層、第2電極
層、第3電極層の順に公知の堆積方法およびパターニン
グ方法を用いて形成されるため、複雑な製造工程を用い
ることなく記憶容量の大きいキャパシタを製造すること
ができる。
【0015】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図を用い
て説明する。
【0016】図2は、この発明によるDRAMのメモリ
セルの平面構造図であり、図1は、図2中の切断線I−
Iに沿った方向からの断面構造図である。図1および図
2を参照して、DRAMのメモリセルアレイ部25はい
わゆる折返しビット線構造を有している。メモリセルア
レイ25は所定の方向に平行に延びた複数のワード線8
、8とこのワード線に直交する方向に延びた複数のビッ
ト線10、10と、ワード線8およびビット線10の交
差部近傍に形成された複数のメモリセルを備えている。 メモリセルは1つのトランスファゲートトランジスタ5
と1つのキャパシタ15とから構成される。トランスフ
ァゲートトランジスタ5はp型シリコン基板1表面上に
薄いゲート絶縁膜7を介して形成された多結晶シリコン
からなる厚さ0.15μm程度のゲート電極8と、シリ
コン基板1表面に所定の距離を隔てて形成された1対の
n型不純物領域からなるソース・ドレイン領域6、6を
備える。ゲート電極8の表面は上部絶縁層9aおよび側
部絶縁層9bにより覆われている。
【0017】キャパシタ15はトランスファゲートトラ
ンジスタ5の一方のソース・ドレイン領域6に接続され
た下部電極(第2電極)18と、下部電極18の表面を
覆う誘電体層17および下部電極18の表面を覆う上部
電極(第1電極層および第3電極層:セルプレート)1
6、19を備える。キャパシタ15の下部電極18は、
トランスファゲートトランジスタ5の上部を覆う第1層
間絶縁層11の所定位置に形成された開口部26の内部
に形成された第1の部分18bと、第1層間絶縁層11
の表面上に形成された第1セルプレート16および第1
誘電体層17aの表面上に延在した第2の部分18aと
を有する。下部電極18の第1の部分18bは、開口部
26の側壁上の膜厚がほぼ0.02〜0.1μm程度で
あり、また第2の部分18aは第1誘電体層17aの表
面上において0.5〜1.0μm程度の膜厚を有してい
る。この下部電極18の第2の部分18aの膜厚を大き
くすることにより、その外部側面の表面積が拡大しキャ
パシタ容量を拡大することができる。また、下部電極1
8の第1の部分18bの膜厚は開口部26の最小径の半
分以下にすることが好ましい。この膜厚範囲では開口部
26の内部がキャパシタの下部電極18の第1の部分1
8bにより埋尽されることはなく、したがってこの第1
の部分18bの内側表面もキャパシタ領域として有効に
利用することが可能であるからである。一例として、開
口部26の最小径は400〜500nmに、側壁絶縁層
12の膜厚は50〜100nm、下部電極の第1の部分
18bの膜厚は50〜100nmである。このキャパシ
タのセルプレートは、下部電極18と第1層間絶縁層1
1との間に形成される第1のセルプレート16と下部電
極18の上部表面および側部表面を覆う第2のセルプレ
ート19の二層構造を有している。そして、第1セルプ
レート16と第2セルプレート19の間は第1誘電体層
17aにより絶縁分離されている。また、第1セルプレ
ート16の開口部26近傍位置は側部絶縁層12により
キャパシタ15の下部電極18との間の絶縁がとられて
いる。このキャパシタの第1セルプレート16および第
1誘電体層17aは開口部26を除いてメモリセルアレ
イ25全面にわたって連続的に形成されている。さらに
第2セルプレート19もメモリセルアレイ25の全面に
わたって連続的に形成されている。各メモリセル領域に
おいてはこの第1のセルプレート16と第2のセルプレ
ート19とは直接コンタクトはとられていない。なお、
キャパシタの下部電極18はたとえば不純物を含む多結
晶シリコンから構成され、誘電体層17は酸化膜、窒化
膜、ONO(酸化膜−窒化膜−酸化膜)膜あるいはTa
2 O5 膜などから構成され、第1セルプレート16
は不純物を含む多結晶シリコン層から構成され、第2セ
ルプレート19は同じく多結晶シリコン層あるいはタン
グステンシリサイド、ポリサイド膜あるいは金属膜など
から構成される。
【0018】また、隣接するメモリセル間で共有するソ
ース・ドレイン領域6にはビット線10が接続されてい
る。第2セルプレート19の表面上は第2層間絶縁層2
0に覆われている。さらに、第2層間絶縁層20の表面
上には所定形状の配線層21が構成され、その表面上は
第3層間絶縁層22によって覆われている。
【0019】次にキャパシタの第1セルプレート16お
よび第2セルプレート19の接続構造について説明する
。図3は、DRAMのチップの平面配置構造の模式図で
ある。図3には、メモリセルアレイ51、ローデコーダ
53、カラムデコーダ54および周辺回路61等が模式
的に示されている。図4は、メモリセルアレイ51の部
分拡大模式図である。メモリセルアレイ51は最小の記
憶単位を構成するメモリセル25aが複数個配列されて
いる。メモリセルアレイ51において、第1セルプレー
ト16および第2セルプレート19はともにメモリセル
アレイ領域の全面を覆うように形成されている。そして
、この第1および第2セルプレート16、19は配線層
27に接続されている。なお、図4はセルプレートと配
線層27との接続構造の4つの例を1つの図面中に例示
している。
【0020】第1の配線構造が図5に示される。図5は
、図4中の切断線A−Aに沿った方向からの断面構造図
である。第1の例では、第1セルプレート16および第
2セルプレート19はメモリセルアレイ51の周縁部の
少なくとも1ヶ所において配線層27に対して1つのコ
ンタクト部28を通して接続されている。
【0021】次に、第2の例が図6に示される。図6は
、図4中の切断線B−Bに沿った方向からの断面構造図
である。この例では、配線層27と第1セルプレート1
6および第2セルプレート19は、各々個別のコンタク
ト部28a、28bを通して接続されている。なお、こ
のコンタクト部28a、28bは少なくともメモリセル
アレイ51の周縁部の1ヶ所に設けられればよい。
【0022】さらに、第3の例が図7に示される。図7
は、図4中の切断線C−Cに沿った方向からの断面構造
図である。この例では、配線層27と第1および第2セ
ルプレート16、19は隣接する2つのキャパシタ15
、15間に形成されたコンタクト部28を通して接続さ
れている。この例のように、セルプレートと配線層27
とのコンタクト部はメモリセルアレイの内部において設
けられてもよい。
【0023】第4の例は、たとえば第1の例あるいは第
2の例に示すコンタクト構造が、メモリセルアレイの周
縁部において直線上に複数個配列されるものである。こ
のような複数個のコンタクト部を配置してもよい。
【0024】また、上記の第1ないし第4の例における
配線層は、半導体チップ表面に設けられた定電位発生源
60に接続されている(図3参照)。定電位源60は電
源電位、基板電位あるいは1/2Vccに設定される。
【0025】次に、図1に示されるDRAMのメモリセ
ルの製造工程について説明する。第図8ないし図20は
メモリセルの製造工程断面図である。
【0026】まず、図8を参照して、p型シリコン基板
1表面の所定領域にLOCOS法を用いて膜厚の厚いフ
ィールド酸化膜2を形成する。
【0027】次に、図9を参照して、シリコン基板1表
面上に熱酸化法を用いてゲート絶縁膜7を形成する。さ
らに、その表面上にCVD法を用いて多結晶シリコン層
8、絶縁層9aを順次形成する。その後、エッチング法
を用いて酸化膜9a、多結晶シリコン層8およびゲート
酸化膜7をパターニングすることによってトランスファ
ゲートトランジスタのゲート電極8を形成する。
【0028】さらに、図10を参照して、シリコン基板
1表面上の全面に酸化膜を堆積し異方性エッチングする
ことにより、ゲート電極8の上部に上部絶縁層9aを形
成すると同時にゲート電極8の側壁に側壁絶縁層9bを
形成する。そして、上部絶縁層9aおよび側部絶縁層9
bに覆われたゲート電極8をマスクとしてn型不純物イ
オンをイオン注入し、シリコン基板1表面にソース・ド
レイン領域6、6を形成する。
【0029】さらに、図11を参照して、基板表面上に
導電層を堆積し、所定の形状にパターニングする。これ
により、トランスファゲートトランジスタ5の一方のソ
ース・ドレイン領域6に接続されるビット線10が形成
される。
【0030】さらに、図12を参照して、シリコン基板
1表面上の全面に酸化膜などからなる第1層間絶縁層1
1を堆積する。
【0031】さらに、図13を参照して、第1層間絶縁
層11の表面上にCVD法を用いて多結晶シリコン層1
6を形成する。さらに、多結晶シリコン層16の表面上
に第1の誘電体層となるべき絶縁層17aを形成する。 多結晶シリコン層16はたとえばタングステンシリサイ
ドなどで代用してもかまわない。また、絶縁層17aは
酸化膜と窒化膜の複合膜などを形成してもかまわない。
【0032】さらに、図14を参照して、絶縁層17a
の表面上に膜厚0.4〜0.9μm程度の多結晶シリコ
ン層180aを堆積する。
【0033】さらに、図15を参照して、リソグラフィ
法およびエッチング法を用いて多結晶シリコン層180
a、絶縁層17a、多結晶シリコン層16および第1層
間絶縁層11をパターニングすることにより、トランス
ファゲートトランジスタ5の一方のソース・ドレイン領
域6に達する開口部26を形成する。
【0034】さらに、図16を参照して、開口部26の
内部および多結晶シリコン層180aの表面上にCVD
法を用いてシリコン酸化膜あるいはシリコン窒化膜など
の絶縁層12aを形成する。
【0035】そして、図17を参照して、絶縁層12a
を異方性エッチングを用いて選択的に除去し、開口部2
6の内部側壁面に側壁絶縁層12を形成する。この側壁
絶縁層12は少なくとも多結晶シリコン層16の側部表
面を覆うように形成される。また、多結晶シリコン層1
6、絶縁層17aおよび多結晶シリコン層180aの下
方側部を覆うように形成してもよい。
【0036】さらに、図18を参照して、CVD法を用
いて開口部26の底部および側部さらに多結晶シリコン
層180aの表面上に膜厚0.1μm程度の多結晶シリ
コン層180bを堆積する。このとき、開口部26の内
部が多結晶シリコン層で埋尽されないように多結晶シリ
コン層180bの膜厚が選ばれる。
【0037】さらに、図19を参照して、リソグラフィ
法およびエッチング法を用いて多結晶シリコン層180
a、180bを所定の形状にパターニングする。このエ
ッチングは、多結晶シリコン層16の表面上に形成され
ている絶縁層17a表面が露出した時点で停止させるこ
とが望ましい。仮に、オーバエッチされ絶縁層17aが
除去された場合においても、多結晶シリコン層16が残
余した状態でエッチングを終了すればよい。このエッチ
ング工程によりキャパシタの下部電極18が形成される
。そして、キャパシタの下部電極18の上部表面および
内側側面、外側側面上に窒化膜、シリコン酸化膜あるい
はこれらの複合膜などからなる第2誘電体層17bを形
成する。
【0038】その後、図20を参照して、第2誘電体層
17bに覆われた下部電極18の表面上全面に多結晶シ
リコン層19を堆積する。そして、メモリセルアレイ領
域の周縁部において所定の形状にパターニングする(図
3〜図6参照)。
【0039】その後、第2層間絶縁層20を基板上に被
覆した後、配線層21を形成し、さらにその表面を第3
層間絶縁層22で覆う。これにより、DRAMのメモリ
セルが完成する。
【0040】上記の製造工程においては、キャパシタの
下部電極18は2回の多結晶シリコン層の堆積工程によ
って各々異なる膜厚を有する第1の部分と第2の部分が
形成されている。また、下部電極18を包込むセルプレ
ートは、第1セルプレートを形成する工程と、第2セル
プレートを形成する工程とが別工程で独立して行なわれ
る。そして、これらの工程は公知の薄膜形成技術および
パターニング技術を用いて行なわれる。
【0041】次に、この発明の第2の実施例について説
明する。図21は、第2の実施例によるメモリセルの断
面構造図である。第2の実施例においては、メモリセル
のキャパシタがいわゆるスタックトタイプの部分とトレ
ントタイプの部分との結合構造で構成されている。すな
わち、p型シリコン基板1表面の所定位置にトレンチ3
0が形成されている。キャパシタの下部電極18の第1
の部分18bはこのトレンチ30の内部に延在して形成
されている。トレンチ30の内壁に形成された下部電極
18bの周囲には下部電極の第1の部分18bから拡散
形成された不純物領域31が形成されている。この不純
物領域31はトランスファゲートトランジスタ5のソー
ス・ドレイン領域6に接続されている。
【0042】このようなトレンチタイプとスタックトタ
イプの結合型のキャパシタ構造を構成することにより、
さらにキャパシタ容量の増大を図ることができる。
【0043】さらに、図21に示されるメモリセルの製
造工程について説明する。図22ないし図35は図21
に示すメモリセルの製造工程を順に示す断面構造図であ
る。なお、図22ないし図27に示す製造工程は、第1
の実施例による図8ないし図13に示す工程と同一であ
るので、ここで説明は省略する。引続いて図28に示す
ように、第1の誘電体層17aの表面上に多結晶シリコ
ン層18aとシリコン酸化膜100とを形成する。
【0044】次に、図29に示すように、フォトリソグ
ラフィ法およびエッチング法を用いてシリコン酸化膜1
00、多結晶シリコン層18a、第1誘電体層17a、
多結晶シリコン層16aおよびシリコン酸化膜11から
なる複合膜中に、ソース・ドレイン領域6に達するコン
タクトホール26を開口する。さらに、図30に示すよ
うに、全面にたとえばシリコン窒化膜からなる絶縁層1
2aを形成する。
【0045】そして、図31に示すように、絶縁層12
aを異方性エッチングし、コンタクトホール26の側壁
にのみ残余して側壁絶縁層12を形成する。
【0046】さらに、図32に示すように、異方性エッ
チングを用いてコンタクトホール26の内部に露出した
シリコン基板1表面をエッチングし、トレンチ30を形
成する。そして、イオン注入法や拡散法などを用いてト
レンチ30の壁面に不純物領域31を形成する。
【0047】さらに、図33に示すように、希釈フッ酸
などを用いてシリコン酸化膜100を除去する。さらに
、CVD法などを用いてコンタクトホール26、トレン
チ30の内部および多結晶シリコン層18aの表面上に
多結晶シリコン層18bを形成する。
【0048】さらに、図34に示すように、フォトリソ
グラフィ法および異方性エッチングを用いて多結晶シリ
コン層18をパターニングし、キャパシタの下部電極1
8を形成する。さらに、下部電極18の表面上に誘電体
層17bを形成する。
【0049】そして、図35に示すように、誘電体層1
7b表面上に第2セルプレート19を形成する。
【0050】その後、層間絶縁層20、配線層21およ
び第1層間絶縁層22などを形成してメモリセルが完成
する。
【0051】さらに、この発明の第3の実施例について
説明する。図36は、第3の実施例によるDRAMのメ
モリセルの断面構造図である。第3の実施例においては
、キャパシタ15は廂状に突出した二層の第1、第2突
出部18c、18dを有する下部電極18と、第1突出
部18cの下面に第1誘電体層17aを介して接する第
1セルプレート16と、第1および第2の突出部18c
、18dの間に各々第2誘電体層17b、第3誘電体層
17cを介して配置される第2セルプレート19と、第
1突出部18dの表面に第2誘電体層17dを介して配
置される第3セルプレート23とを備えている。このよ
うに二層構造の下部電極18を三層構造のセルプレート
で挟み込むことにより下部電極18と上部電極との間の
電極間対向面積が増大し、キャパシタ容量が拡大される
【0052】図37および図38はセルプレートと配線
層27との接続構造を示す断面構造図である。三層のセ
ルプレート16、19、23はメモリセルアレイの周辺
の少なくとも1ヶ所において配線層27に接続される。 その接続構造は、1つのコンタクト部28により3つの
セルプレート16、19、23を同時に接続する構造(
図37参照)でもよく、また3つのコンタクト部28a
、28b、28cの各々が3層のセルプレート16、1
9、23の各々に接続される構造(図38参照)でもよ
い。なお、配線層27は電源電位あるいは基板電位など
の定電位源に接続されている。
【0053】次に、図36に示すメモリセルの製造工程
について説明する。図39ないし図58は、メモリセル
の製造工程を順次示す断面構造図である。なお、図39
ないし図50に示す製造工程は、第1の実施例の製造工
程を示す図8ないし図19と同様であるのでここでの説
明を省略する。
【0054】引続いて、図51に示すように、全面に多
結晶シリコン層19を形成する。さらに、多結晶シリコ
ン層19の表面上に第3の誘電体層17cを形成する。
【0055】さらに、図52に示すように、第3の誘電
体層17cの表面上に多結晶シリコン層18dを形成す
る。
【0056】さらに、図53に示すように、フォトリソ
グラフィ法およびエッチング法を用いて多結晶シリコン
層18a、誘電体層17cおよび多結晶シリコン層19
の複合膜中に、多結晶シリコン層18cに達するコンタ
クトホール28を形成する。
【0057】さらに、図54に示すように、コンタクト
ホール28の内部および多結晶シリコン層18dの表面
上に絶縁層12bを形成する。
【0058】そして、図55に示すように、絶縁層12
bを異方性エッチングすることによりコンタクトホール
の内部に第2の側壁絶縁膜12bを形成する。
【0059】さらに、図56に示すように、全面に多結
晶シリコン層18eを形成する。そして、図57に示す
ように、フォトリソグラフィ法および異方性エッチング
を用いて多結晶シリコン層18e、18dをパターニン
グする。
【0060】その後、図58に示すように、第4の誘電
体層17dを形成する。そして、誘電体層17dの表面
上に多結晶シリコン層23を形成する。以上の工程によ
り、三層構造を有するセルプレートを備えたキャパシタ
が完成する。
【0061】なお、第3の実施例においては、キャパシ
タの下部電極18が二層構造の場合について説明したが
、これに限定されることなく、さらに多層の突出部を備
える構造を用いてもかまわない。
【0062】また、上記の第1ないし第3の実施例にお
いて、多層積層構造のセルプレートに対して定電位を与
えるための配線層27は各セルプレートごとに独立して
設けてもかまわない。
【0063】
【発明の効果】以上のように、この発明による半導体記
憶装置は、キャパシタの第2電極層を、互いにメモリセ
ル領域において電気的に独立した第1電極層と第3電極
層とで包込むように構成し、両電極間の導通を記憶部領
域の周縁部において取るように構成したので、メモリセ
ルにおけるキャパシタの平面領域が拡大するとともに、
キャパシタの電極間対向面積が増大し、電荷蓄積容量の
大きなキャパシタを備えた半導体記憶装置を実現するこ
とができる。また、この発明による半導体記憶装置の製
造方法においては、キャパシタの第1電極層、第2電極
層および第3電極層を公知の製造技術を用いて順次堆積
、パターニングすることができ、簡単な製造工程により
キャパシタ容量の大きい半導体記憶装置を製造すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例によるDRAMのメモ
リセルの断面構造図である。
【図2】図1に示すメモリセルの平面構造図である。
【図3】この発明によるDRAMの平面構造を模式的に
示す平面構造模式図である。
【図4】メモリセルアレイの平面模式図である。
【図5】第1の実施例によるDRAMのセルプレートと
配線層との接続構造の第1例を示す断面構造図である。
【図6】この発明の実施例によるDRAMのセルプレー
トと配線層との接続構造の第2例を示す断面構造図であ
る。
【図7】この発明の実施例によるDRAMのセルプレー
トと配線層との接続構造の第3例を示す断面構造図であ
る。
【図8】図1に示すメモリセルの製造工程の第1工程を
示す断面構造図である。
【図9】図1に示すメモリセルの製造工程の第2工程を
示す断面構造図である。
【図10】図1に示すメモリセルの製造工程の第3工程
を示す断面構造図である。
【図11】図1に示すメモリセルの製造工程の第4工程
を示す断面構造図である。
【図12】図1に示すメモリセルの製造工程の第5工程
を示す断面構造図である。
【図13】図1に示すメモリセルの製造工程の第6工程
を示す断面構造図である。
【図14】図1に示すメモリセルの製造工程の第7工程
を示す断面構造図である。
【図15】図1に示すメモリセルの製造工程の第8工程
を示す断面構造図である。
【図16】図1に示すメモリセルの製造工程の第9工程
を示す断面構造図である。
【図17】図1に示すメモリセルの製造工程の第10工
程を示す断面構造図である。
【図18】図1に示すメモリセルの製造工程の第11工
程を示す断面構造図である。
【図19】図1に示すメモリセルの製造工程の第12工
程を示す断面構造図である。
【図20】図1に示すメモリセルの製造工程の第13工
程を示す断面構造図である。
【図21】この発明の第2の実施例によるDRAMのメ
モリセルの断面構造図である。
【図22】図21に示すメモリセルの製造工程の第1工
程を示す断面構造図である。
【図23】図21に示すメモリセルの製造工程の第2工
程を示す断面構造図である。
【図24】図21に示すメモリセルの製造工程の第3工
程を示す断面構造図である。
【図25】図21に示すメモリセルの製造工程の第4工
程を示す断面構造図である。
【図26】図21に示すメモリセルの製造工程の第5工
程を示す断面構造図である。
【図27】図21に示すメモリセルの製造工程の第6工
程を示す断面構造図である。
【図28】図21に示すメモリセルの製造工程の第7工
程を示す断面構造図である。
【図29】図21に示すメモリセルの製造工程の第8工
程を示す断面構造図である。
【図30】図21に示すメモリセルの製造工程の第9工
程を示す断面構造図である。
【図31】図21に示すメモリセルの製造工程の第10
工程を示す断面構造図である。
【図32】図21に示すメモリセルの製造工程の第11
工程を示す断面構造図である。
【図33】図21に示すメモリセルの製造工程の第12
工程を示す断面構造図である。
【図34】図21に示すメモリセルの製造工程の第13
工程を示す断面構造図である。
【図35】図21に示すメモリセルの製造工程の第14
工程を示す断面構造図である。
【図36】この発明の第3の実施例によるDRAMのメ
モリセルの断面構造図である。
【図37】第3の実施例によるDRAMのセルプレート
と配線層との接続構造の第1例を示す断面構造図である
【図38】この発明の第3の実施例によるDRAMのセ
ルプレートと配線層との接続構造の第2例を示す断面構
造図である。
【図39】図36に示すメモリセルの製造工程の第1工
程を示す断面構造図である。
【図40】図36に示すメモリセルの製造工程の第2工
程を示す断面構造図である。
【図41】図36に示すメモリセルの製造工程の第3工
程を示す断面構造図である。
【図42】図36に示すメモリセルの製造工程の第4工
程を示す断面構造図である。
【図43】図36に示すメモリセルの製造工程の第5工
程を示す断面構造図である。
【図44】図36に示すメモリセルの製造工程の第6工
程を示す断面構造図である。
【図45】図36に示すメモリセルの製造工程の第7工
程を示す断面構造図である。
【図46】図36に示すメモリセルの製造工程の第8工
程を示す断面構造図である。
【図47】図36に示すメモリセルの製造工程の第9工
程を示す断面構造図である。
【図48】図36に示すメモリセルの製造工程の第10
工程を示す断面構造図である。
【図49】図36に示すメモリセルの製造工程の第11
工程を示す断面構造図である。
【図50】図36に示すメモリセルの製造工程の第12
工程を示す断面構造図である。
【図51】図36に示すメモリセルの製造工程の第13
工程を示す断面構造図である。
【図52】図36に示すメモリセルの製造工程の第14
工程を示す断面構造図である。
【図53】図36に示すメモリセルの製造工程の第15
工程を示す断面構造図である。
【図54】図36に示すメモリセルの製造工程の第16
工程を示す断面構造図である。
【図55】図36に示すメモリセルの製造工程の第17
工程を示す断面構造図である。
【図56】図36に示すメモリセルの製造工程の第18
工程を示す断面構造図である。
【図57】図36に示すメモリセルの製造工程の第19
工程を示す断面構造図である。
【図58】図36に示すメモリセルの製造工程の第20
工程を示す断面構造図である。
【図59】DRAMの一般的な構成を示すブロック図で
ある。
【図60】従来のDRAMのメモリセルの断面構造図で
ある。
【図61】従来の他のDRAMのメモリセルの断面構造
図である。
【符号の説明】
1  p型シリコン基板 5  トランスファゲートトランジスタ6  ソース・
ドレイン領域 7  ゲート絶縁膜 8  ゲート電極 10  ビット線 11  第1層間絶縁層 12  側壁絶縁層 15  キャパシタ 16  第1セルプレート 17、17a、17b、17c、17d  誘電体層1
8、18a、18b、18c、18d  下部電極(ス
トレージノード) 19  第2セルプレート 23  第3セルプレート 25  メモリセルアレイ 28  コンタクト部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  半導体基板上に1つのMOSトランジ
    スタと1つのキャパシタからなるメモリセルを複数個配
    列した記憶領域を有する半導体記憶装置であって、前記
    半導体基板の主表面に形成された前記MOSトランジス
    タの表面上を覆い、かつ前記MOSトランジスタの一方
    の不純物領域に達する開口部を有する層間絶縁層を備え
    、前記メモリセルのキャパシタは、前記開口部を除く前
    記層間絶縁層の表面上に形成された第1電極層と、前記
    第1電極層の表面上に形成された第1誘電体層と、前記
    層間絶縁層の前記開口部内に形成された第1の部分と、
    この第1の部分に連なり前記第1誘電体層の表面上に選
    択的に延在した第2の部分とを有する第2電極層と、前
    記第2電極層の上部表面および側部表面を覆う第2誘電
    体層と、前記第1誘電体層および前記第2誘電体層の表
    面上に形成された第3電極層とを備え、前記第1電極層
    と前記第3電極層の各々は、前記記憶領域全体にわたっ
    て連続的に延びており、前記記憶領域の周縁部において
    定電位源に接続されている、半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】  半導体基板上に1つのMOSトランジ
    スタと1つのキャパシタからなるメモリセルを複数個配
    列した記憶領域を有する半導体記憶装置であって、前記
    半導体基板の主表面に形成された前記MOSトランジス
    タの表面上を覆い、かつ前記MOSトランジスタの一方
    の不純物領域に達する開口部を有する層間絶縁層を備え
    、前記メモリセルのキャパシタは、前記開口部を除く前
    記層間絶縁層の表面上に形成された第1電極層と、前記
    第1電極層の表面上に形成された第1誘電体層と、前記
    層間絶縁層の前記開口部内に形成された第1の部分と、
    この第1の部分に連なり前記第1誘電体層の表面上に選
    択的に延在した第2の部分とを有する第2電極層と、前
    記第2電極層の上部表面および側部表面を覆う第2誘電
    体層と、前記第1誘電体層および前記第2誘電体層の表
    面上に形成された第3電極層とを備え、前記第1および
    第3電極層は複数の前記メモリセルの少なくとも2つの
    キャパシタ間において各々連続しており、かつ定電位源
    に接続されている、半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】  1つのMOSトランジスタと1つのス
    タックトタイプキャパシタからなるメモリセルを備えた
    半導体記憶装置の製造方法であって、半導体基板の主表
    面に前記MOSトランジスタを形成する工程と、前記M
    OSトランジスタが形成された前記半導体基板の主表面
    上を層間絶縁層で覆う工程と、前記層間絶縁層の表面上
    に第1導電層、第1誘電体層および第2導電層を順次形
    成する工程と、前記第1導電層、前記第1誘電体層およ
    び前記第2導電層を選択的にエッチングし、前記MOS
    トランジスタの一方の不純物領域に達する開口部を形成
    する工程と、前記第2導電層の表面上および前記開口部
    の内部に絶縁層を形成し選択的にエッチング除去するこ
    とにより少なくとも前記開口部内に露出した前記第1導
    電層の側部表面を覆う側壁絶縁層を形成する工程と、前
    記開口部の内部および前記第2導電層の表面上に第3導
    電層を形成する工程と、前記第3導電層および前記第2
    導電層を所定の形状にパターニングし、前記第1誘電体
    層の表面を部分的に露出させる工程と、前記第3導電層
    および前記第2導電層の表面上に第2誘電体層を形成す
    る工程と、前記第1誘電体層および前記第2誘電体層の
    表面上に第4導電層を形成する工程とを備えた、半導体
    記憶装置の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH07335841A (ja) * 1994-06-09 1995-12-22 Lg Semicon Co Ltd 半導体メモリ装置及びその製造方法
US6737314B2 (en) 1999-07-22 2004-05-18 Renesas Technology Corp. Semiconductor device manufacturing method and semiconductor device

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