JPH0936321A - キャパシタを有する半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

キャパシタを有する半導体装置およびその製造方法

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JPH0936321A
JPH0936321A JP7183843A JP18384395A JPH0936321A JP H0936321 A JPH0936321 A JP H0936321A JP 7183843 A JP7183843 A JP 7183843A JP 18384395 A JP18384395 A JP 18384395A JP H0936321 A JPH0936321 A JP H0936321A
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JP
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insulating layer
capacitor
electrode layer
hole
lower electrode
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JP7183843A
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Kazuto Matsukawa
和人 松川
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高集積化によりキャパシタの占有面積が減少
した場合でも、高い電荷容量を確保し得るキャパシタ構
造を提供する。 【解決手段】 ソース/ドレイン領域3の表面に達する
コンタクトホール11eを有するように絶縁層11が形
成されている。このコンタクトホール11eを通じてソ
ース/ドレイン領域3と電気的に接続するように、かつ
絶縁層11上に延在する部分を有するように下部電極層
15が形成されている。この下部電極層15とキャパシ
タ絶縁層17を挟んで対向するように、かつ下部電極層
15上を覆うように上部電極層19が形成されている。
この下部電極層15と上部電極層19とは、コンタクト
ホール11eを構成する溝11a内においても第1のキ
ャパシタ絶縁層17aを挟んで対向している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャパシタを有す
る半導体装置およびその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コンピュータなどの情報機器の目
ざましい普及によって、半導体装置の需要が急速に拡大
している。さらに、機能的には大規模な記憶容量を有
し、かつ高速動作が可能なものが要求されている。これ
に対応して、半導体装置の高集積化、高速応答性および
高信頼性に関する技術開発が進められている。
【0003】以下、従来のキャパシタを有する半導体装
置の一例として、DRAM(Dynamic Random Access Me
mory)のメモリセルについて説明する。
【0004】まず、このDRAMの概要について説明す
る。図10は、一般的なDRAMの構成を示すブロック
図である。図10を参照して、DRAM50は、メモリ
セルアレイ51、ロウアンドカラムアドレスバッファ5
2、ロウデコーダ53、カラムデコーダ54、センスリ
フレッシュアンプ55、データインバッファ56、デー
タアウトバッファ57およびクロックジェネレータ58
を含んでいる。
【0005】メモリセルアレイ51は、記憶情報のデー
タ信号を蓄積する役割をなす。ロウアンドカラムアドレ
スバッファ52は、単位記憶回路を構成するメモリセル
を選択するためのアドレス信号を外部から受ける役割を
なす。ロウデコーダ53およびカラムデコーダ54は、
アドレス信号を解読することによってメモリセルを指定
する役割をなす。センスリフレッシュアンプ55は、指
定されたメモリセルに蓄積された信号を増幅して読出す
役割をなす。データインバッファ56およびデータアウ
トバッファ57は、データを入力または出力する役割を
なす。クロックジェネレータ58はクロック信号を発生
する役割をなす。
【0006】このように構成されるDRAMの半導体チ
ップにおいて、メモリセルアレイ51は大きな面積を占
めている。また、このメモリセルアレイ51には、単位
記憶情報を蓄積するためのメモリセルがマトリックス状
に複数個配列されて形成されている。
【0007】次に、メモリセルアレイ51を構成するメ
モリセルについて説明する。図11は、メモリセルアレ
イ51を構成するメモリセルの4ビット分の等価回路図
を示している。図11を参照して、メモリセルは、1個
のMOS(Metal Oxide Semiconductor )トランジスタ
10とこれに接続された1個のキャパシタ20とから構
成されている。このトランジスタ10のゲートはワード
線61と電気的に接続されている。また、このトランジ
スタ10のソースもしくはドレインのいずれか一方がビ
ット線62と電気的に接続されている。トランジスタ1
0のソースもしくはドレインのいずれか他方には、キャ
パシタ20が接続されている。
【0008】すなわち、このメモリセルは1トランジス
タ1キャパシタ型のメモリセルである。このタイプのメ
モリセルは構造が簡単なためメモリセルアレイの集積度
を容易に向上でき、それゆえに大容量のDRAMに広く
用いられている。
【0009】次に、従来のDRAMのメモリセル構造に
ついて説明する。図12は、従来のDRAMのメモリセ
ル構造を示す概略断面図である。図12を参照して、シ
リコン基板1には、MOSトランジスタ10が形成され
ている。
【0010】MOSトランジスタ10は、1対のソース
/ドレイン領域3と、ゲート絶縁層5と、ゲート電極層
7とを有している。1対のソース/ドレイン領域3は、
シリコン基板1の表面に所定の距離を隔てて形成されて
いる。1対のソース/ドレイン領域3は、比較的不純物
濃度の低い領域3aと比較的不純物濃度の高い領域3b
とからなるLDD(Lightly Doped Drain )構造を有し
ている。ゲート電極層7は、この1対のソース/ドレイ
ン領域3に挟まれる領域上にゲート絶縁膜5を介在して
形成されている。
【0011】ゲート電極層7の周囲を覆うように絶縁層
21が形成されている。またシリコン基板1の表面上に
は、MOSトランジスタ10を覆うように絶縁層11が
形成されている。絶縁層11には、ソース/ドレイン領
域3の表面に達するコンタクトホール11aが形成され
ている。
【0012】コンタクトホール11aを通じてソース/
ドレイン領域3に電気的に接続するようにキャパシタ2
0が形成されている。
【0013】キャパシタ20は、下部電極層15と、キ
ャパシタ絶縁層17と、上部電極層19とを有してい
る。下部電極層15は、コンタクトホール11aを通じ
てソース/ドレイン領域3と電気的に接続するように、
かつ絶縁層11上を延在するように形成されている。上
部電極層19は、キャパシタ絶縁層17を介在して下部
電極層15と対向するように絶縁層11上に形成されて
いる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】一般的に、キャパシタ
の容量は電極間の対向面積に比例し、キャパシタ絶縁層
の厚みに反比例する。したがって、キャパシタ容量の増
大という点から、キャパシタの電極間対向面積を増大さ
せることが望ましい。一方、DRAMの高集積化を押し
進めた場合、メモリセルサイズの縮小が余儀なくされ
る。このメモリセルサイズの縮小に伴って、キャパシタ
の平面的な占有面積も同時に縮小される。
【0015】従来のDRAMメモリセルのキャパシタ構
造では、図12に示すように上部電極層19と対向する
下部電極層15の表面領域は比較的平坦な形状を有して
いる。また、下部電極層15は絶縁層11の上部表面に
沿って平面に延びる形状を有している。このため、平面
占有面積の減少の割合にほぼ比例して、下部電極層15
の表面領域は減少し、これに伴ってキャパシタの電極間
対向面積も減少する。すなわち、キャパシタに蓄えられ
る電荷量(1ビットのメモリセルに蓄えられる電荷量)
が低下することになる。この1ビットのメモリセルに蓄
えられる電荷量が一定値より低下した場合、記憶領域と
してのDRAMの動作が不安定なものとなり、信頼性が
低下する。
【0016】それゆえ、本発明の目的は、高集積化によ
りキャパシタの占有面積が減少した場合でも、高い電荷
容量を確保し得るキャパシタ構造を提供することであ
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の1の局面に従う
キャパシタを有する半導体装置は、導電領域と、絶縁層
と、下部電極層と、上部電極層とを備えている。絶縁層
は、導電領域上に形成され、導電領域の一部表面に達す
る孔を有している。下部電極層は、孔を通じて導電領域
と電気的に接続され、かつ絶縁層上に延在する延在部を
有している。上部電極層は、下部電極層とキャパシタ絶
縁層を挟んで対向するように下部電極層上を覆うように
形成されている。上部電極層と前記下部電極層とは、孔
内においてもキャパシタ絶縁層を挟んで対向している。
【0018】本発明の他の局面に従うキャパシタを有す
る半導体装置では、絶縁層は、孔の底部において孔の側
壁から孔の側壁に沿って突出した残存側壁絶縁層を有し
ている。上部電極層は、この残存側壁絶縁層上の孔の側
壁面に沿う部分と下部電極層の延在部の下面と対向する
部分とを含む第1の電極部と、下部電極層の延在部上を
覆う第2の電極部とを有している。
【0019】上記2つの局面に従うキャパシタを有する
半導体装置では、上部電極層と下部電極層とが、たとえ
ばコンタクトホールなどの孔内においても、キャパシタ
絶縁層を挟んで対向している。このように孔内において
も上部電極層と下部電極層とが対向している分だけ、従
来のキャパシタ構造に比較して電極間対向面積の増大を
図ることができる。このため、高集積化を図った場合で
も、高い電荷容量を確保できるキャパシタ構造を得るこ
とができる。
【0020】本発明の1の局面に従うキャパシタを有す
る半導体装置の製造方法は、以下の工程を備えている。
【0021】まず導電領域が形成される。そして導電領
域の一部表面に達する孔を有する絶縁層が導電領域上に
形成される。この孔は、孔の底部において孔の側壁から
孔の側壁に沿って突出した残存側壁絶縁層を有するよう
に形成される。そして残存側壁絶縁層上の孔の側壁面に
沿う部分と絶縁層上を延在する部分とを有する第1の電
極部が形成される。そして第1の電極部上に第1のキャ
パシタ絶縁層が形成される。そして孔を通じて導電領域
と電気的に接続するように、かつ絶縁層上に延在する延
在部を有するように、かつ第1のキャパシタ絶縁層を介
在して第1の電極部と孔内において対向するように下部
電極層が形成される。そして下部電極層の延在部を覆う
ように第2のキャパシタ絶縁層が形成される。そして第
2のキャパシタ絶縁層を介在して下部電極層の延在部と
対向するように、かつ第1の電極部と電気的に接続する
ことにより上部電極層を構成するように第2の電極部が
形成される。
【0022】本発明の1の局面に従うキャパシタを有す
る半導体装置の製造方法では、高集積化を図った場合で
も電荷容量を確保できるキャパシタ構造を製造すること
ができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図に基づいて説明する。
【0024】図1は、本発明の一実施の形態におけるキ
ャパシタを有する半導体装置の構成を概略的に示す断面
図である。図1を参照して、シリコン基板1の表面に
は、MOSトランジスタ10が形成されている。
【0025】このMOSトランジスタ10は、1対のソ
ース/ドレイン領域3と、ゲート絶縁層5と、ゲート電
極層7とを有している。1対のソース/ドレイン領域3
は、シリコン基板1の表面に互いに所定の距離を隔てて
形成されている。1対のソース/ドレイン領域3は、比
較的不純物濃度の低い領域3aと、比較的不純物濃度の
高い領域3bとからなるLDD構造を有している。ゲー
ト電極層7は、1対のソース/ドレイン領域3に挟まれ
る領域上にゲート絶縁層5を介在して形成されている。
【0026】ゲート電極層7の周囲を覆うように絶縁層
21が形成されている。またシリコン基板1の表面を覆
うように絶縁層11が形成されている。この絶縁層11
には、ソース/ドレイン領域3の一部表面に達するコン
タクトホール11eが形成されている。
【0027】このコンタクトホール11eは、溝11a
と孔11dとにより構成されている。このコンタクトホ
ール11eの底部には、コンタクトホール11eの側壁
に沿って残存側壁絶縁層11cが残存されている。この
残存側壁絶縁層11cが残存されている領域が孔11d
となっている。このため、孔11dの開口径は溝11a
の開口径より小さい。またコンタクトホール11eを通
じてソース/ドレイン領域3と電気的に接続するように
キャパシタ20が形成されている。
【0028】キャパシタ20は、下部電極層15と、キ
ャパシタ絶縁層17と、上部電極層19とを有してい
る。下部電極層15は、コンタクトホール11aを通じ
てソース/ドレイン領域3と電気的に接続するように、
かつ絶縁層11上に延在する延在部を有するように形成
されている。この下部電極層15の延在部の表面および
溝11a内の表面にキャパシタ絶縁層17が形成されて
いる。またこのキャパシタ絶縁層17を挟んで下部電極
層15と対向するように上部電極層19が形成されてい
る。この上部電極層19は、第1および第2の電極部分
19a、19bを有している。第1の電極部分19aは
下部電極層15の延在部分の下面および溝11a内にお
ける下部電極層15の側面と対向している。第2の電極
部分19bは、下部電極層15の延在部分の上部表面お
よび側面を覆うように形成されている。
【0029】次に、本実施の形態のキャパシタを有する
半導体装置の製造方法について説明する。
【0030】図2〜図9は、本発明の一実施の形態にお
けるキャパシタを有する半導体装置の製造方法を工程順
に示す概略断面図である。まず図2を参照して、半導体
基板1に一般的な方法によって、1対のソース/ドレイ
ン領域3とゲート絶縁層5とゲート電極層7とを有する
MOSトランジスタ10、およびゲート電極層7の周囲
を覆う絶縁層21が形成される。このMOSトランジス
タ10を覆うように半導体基板1の表面上には絶縁層1
1が形成される。
【0031】この絶縁層11には、通常の写真製版技術
およびエッチング技術により、ソース/ドレイン領域3
の真上領域に溝11aが形成される。このとき、溝11
a底部に残存される絶縁層11bの膜厚は、100〜2
00Åとされる。
【0032】図3を参照して、溝11aの側面および底
面に沿うように絶縁層11上に第1の電極部分19aが
形成される。この第1の電極部分19aは、たとえばリ
ン(P+ )がドープされた多結晶シリコンにより形成さ
れる。
【0033】図4を参照して、通常の写真製版技術およ
びエッチング技術により、溝11aの底部の第1の電極
部分19aが除去される。これにより、溝11aの底部
において残存された絶縁層11bの表面が露出する。
【0034】図5を参照して、溝11aの底部の絶縁層
11bの表面を覆うように第1の電極部分19a上に第
1のキャパシタ絶縁層17aが、たとえば60Åの膜厚
で形成される。この第1のキャパシタ絶縁層17aは、
たとえばシリコン窒化膜を形成した後、酸素雰囲気中で
熱処理を施すことにより、SiON膜としたものであ
る。
【0035】図6を参照して、通常の写真製版技術およ
びエッチング技術により、溝11aの底部のキャパシタ
絶縁層17aが除去される。これにより、溝11aの底
部において残存された絶縁層11bの表面が露出する。
【0036】この後、露出した絶縁層11bの表面に、
CHF3 /CF4 系ガスにより、ソース/ドレイン領域
3の表面が露出するまでエッチングが施される。
【0037】図7を参照して、このエッチングにより、
溝11aの底部に、ソース/ドレイン領域3の一部表面
に達する孔11dが形成される。この溝11aと孔11
dとにより、絶縁層11を貫通してソース/ドレイン領
域3に達するコンタクトホール11eが構成される。
【0038】図8を参照して、このコンタクトホール1
1eを通じて、ソース/ドレイン領域3と電気的に接続
するように、かつ絶縁層11上に延在する部分を有する
ように下部電極層15が形成される。この下部電極層1
5は、たとえばリン(P+ )がドープされた多結晶シリ
コンを成膜した後、通常の写真製版技術およびエッチン
グ技術により所望の形状にパターニングすることにより
形成される。この下部電極層15のパターニングの際に
は、Cl2 /O2 系ガスによりエッチングが行なわれ
る。
【0039】この後、CHF3 /CF4 系ガスにより、
第1のキャパシタ絶縁層17aがエッチングによりパタ
ーニングされる。このパターニングにより、キャパシタ
絶縁層16aは、下部電極層15の延在部の下面に位置
する部分および溝11aの側壁に沿う部分のみ残存され
る。
【0040】図9を参照して、下部電極層15の延在部
の上部表面および側面を覆うように表面全面に第1のキ
ャパシタ絶縁層17aと同一の材質よりなる第2のキャ
パシタ絶縁層17bが形成される。この第1および第2
のキャパシタ絶縁層17a、17bによりキャパシタ絶
縁層17が構成される。
【0041】この後、通常の写真製版技術およびエッチ
ング技術により、キャパシタ17がパターニングされ
る。そしてこのパターニングされたキャパシタ絶縁層1
7を挟んで下部電極層15と対向するように第2の電極
部分19bが、たとえばリン(P+ )がドープされた多
結晶シリコンにより形成される。この第1および第2の
電極部分19a、19bにより、上部電極層19が構成
される。これにより、図1に示すキャパシタを有する半
導体装置が製造される。
【0042】本実施の形態では、コンタクトホール11
e内においても下部電極層15と上部電極層19(第1
の電極部分19a)とが対向している。このため、本実
施の形態では、従来例に比較して電極間対向面積の増大
を図ることができる。
【0043】なお、本実施の形態においては、キャパシ
タ20がスタックトタイプのものについて示したが、キ
ャパシタ20は、いわゆる筒型、フィン型などの形状の
ものであってもよい。
【0044】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0045】
【発明の効果】本発明の1および他の局面に従うキャパ
シタを有する半導体装置は、上部電極層と下部電極と
が、たとえばコンタクトホールなどの孔内においてキャ
パシタ絶縁層を挟んで対向している。このように孔内に
おいても上部電極層と下部電極層とが対向している分だ
け従来のキャパシタ構造に比較して、電極間対向面積の
増大を図ることができる。このため、高集積化を図った
場合でも、高い電荷容量を確保できるキャパシタ構造を
得ることができる。
【0046】本発明の1の局面に従うキャパシタを有す
る半導体装置の製造方法では、高集積化を図った場合で
も高い電荷容量を確保できるキャパシタ構造を製造する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態におけるキャパシタを
有する半導体装置の構成を概略的に示す断面図である。
【図2】 本発明の一実施の形態におけるキャパシタを
有する半導体装置の製造方法の第1工程を示す概略断面
図である。
【図3】 本発明の一実施の形態におけるキャパシタを
有する半導体装置の製造方法の第2工程を示す概略断面
図である。
【図4】 本発明の一実施の形態におけるキャパシタを
有する半導体装置の製造方法の第3工程を示す概略断面
図である。
【図5】 本発明の一実施の形態におけるキャパシタを
有する半導体装置の製造方法の第4工程を示す概略断面
図である。
【図6】 本発明の一実施の形態におけるキャパシタを
有する半導体装置の製造方法の第5工程を示す概略断面
図である。
【図7】 本発明の一実施の形態におけるキャパシタを
有する半導体装置の製造方法の第6工程を示す概略断面
図である。
【図8】 本発明の一実施の形態におけるキャパシタを
有する半導体装置の製造方法の第7工程を示す概略断面
図である。
【図9】 本発明の一実施の形態におけるキャパシタを
有する半導体装置の製造方法の第8工程を示す概略断面
図である。
【図10】 一般的なDRAMの構成を概略的に示すブ
ロック図である。
【図11】 メモリセルアレイを構成するメモリセルの
4ビット分の等価回路図である。
【図12】 従来のキャパシタを有する半導体装置の構
成を概略的に示す断面図である。
【符号の説明】
3 ソース/ドレイン領域、11 絶縁層、11c 残
存側壁絶縁層、11eコンタクトホール、15 下部電
極層、17 キャパシタ絶縁層、19 上部電極層、2
0 キャパシタ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電領域と、 前記導電領域上に形成され、前記導電領域の一部表面に
    達する孔を有する絶縁層と、 前記孔を通じて前記導電領域と電気的に接続され、かつ
    前記絶縁層上に延在する延在部を有する下部電極層と、 前記下部電極層とキャパシタ絶縁層を挟んで対向するよ
    うに前記下部電極層上を覆うように形成された上部電極
    層とを備え、 前記上部電極層と前記下部電極層とは、前記孔内におい
    ても前記キャパシタ絶縁層を挟んで対向している、キャ
    パシタを有する半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記絶縁層は、前記孔の底部において前
    記孔の側壁から前記孔の側壁に沿って突出した残存側壁
    絶縁層を有し、 前記上部電極層は、前記残存側壁絶縁層上の前記孔の側
    壁面に沿う部分と前記下部電極層の前記延在部の下面と
    対向する部分とを含む第1の電極部と、前記下部電極層
    の前記延在部上を覆う第2の電極部とを有している、請
    求項1に記載のキャパシタを有する半導体装置。
  3. 【請求項3】 導電領域を形成する工程と、 前記導電領域の一部表面に達する孔を有する絶縁層を前
    記導電領域上に形成する工程と、 前記孔は、前記孔の底部において前記孔の側壁から前記
    孔の側壁に沿って突出した残存側壁絶縁層を有するよう
    に形成され、 前記残存側壁絶縁層上の前記孔の側壁面に沿う部分と前
    記絶縁層上を延在する部分とを有する第1の電極部を形
    成する工程と、 前記第1の電極部上に第1のキャパシタ絶縁層を形成す
    る工程と、 前記孔を通じて前記導電領域と電気的に接続するよう
    に、かつ前記絶縁層上に延在する延在部を有するよう
    に、かつ前記第1のキャパシタ絶縁層を介在して前記第
    1の電極部と前記孔内において対向するように下部電極
    層を形成する工程と、 前記下部電極層の前記延在部を覆うように第2のキャパ
    シタ絶縁層を形成する工程と、 前記第2のキャパシタ絶縁層を介在して前記下部電極層
    の前記延在部と対向するように、かつ前記第1の電極部
    と電気的に接続することにより上部電極層を構成するよ
    うに第2の電極部を形成する工程とを備えた、キャパシ
    タを有する半導体装置の製造方法。
JP7183843A 1995-07-20 1995-07-20 キャパシタを有する半導体装置およびその製造方法 Withdrawn JPH0936321A (ja)

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JP7183843A Withdrawn JPH0936321A (ja) 1995-07-20 1995-07-20 キャパシタを有する半導体装置およびその製造方法

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JP (1) JPH0936321A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007116180A (ja) * 2006-11-09 2007-05-10 Fujitsu Ltd 半導体記憶装置及びその製造方法

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JP2007116180A (ja) * 2006-11-09 2007-05-10 Fujitsu Ltd 半導体記憶装置及びその製造方法

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