JP2002511391A - 消毒用組成物および表面を消毒するための方法 - Google Patents

消毒用組成物および表面を消毒するための方法

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、有効量の消毒用物質および下記式を有するポリ(アルキレングリコール)アルキルエーテルを含む液体消毒用組成物に関するものである:R1−O−(CH2−CHR2O)n−R3(式中、R1およびR2は、各々独立しており、水素または置換または非置換、飽和または不飽和、線状または分岐した炭素原子1〜30を有する炭化水素鎖またはヒドロキシを含む線状または分岐した炭素原子1〜30を有する炭化水素鎖であり、R3は、置換または非置換、飽和または不飽和、線状または分岐した炭素原子1〜30を有する炭化水素鎖またはヒドロキシを含む線状または分岐した炭素原子7〜30を有する炭化水素鎖であり、nは2より大きく、またはそれらの混合物である)。本発明は、そのような組成物を用いて硬質表面を消毒する方法もまた包含する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】技術分野 本発明は、無生物の表面、例えば、壁、タイル、床、カウンター上面、テーブ
ル、ガラス、浴室表面、台所表面のような硬質表面を含む種々の表面を消毒する
ために使用し得る消毒用組成物に関するものである。
【0002】背景 抗菌性組成物は、消毒する能力を有する物質を含有する。消毒用物質は、表面
上に存在する微生物を顕著に減少させ、またはむらが無く除去することが一般的
に認識されている。
【0003】 しかし、消毒用組成物は、公知の消毒用物質、例えば、漂白剤、第四級アンモ
ニウム化合物、エッセンシャルオイル(芳香油)などに基づいており、良好な即
時消毒特性を提供しているが、それらは、消毒するために硬質表面にそれらを使
用後に、長期間にわたって組成物の消毒活性が持続しない。また、消費者は、消
毒特性の最初において、特に乾燥した時に見てわかる表面上のたて筋/くもりの
落ちない脂肪性の汚れに対しても優れたクリーニング性能をさらに提供する消毒
用組成物を探している。
【0004】 従って、本発明の目的は、最大効率と共に、如何なる処理する表面の効果的な
消毒性能だけでなく、使用後の消毒作用を顕著に延長させることを提供すること
にある。本発明の別の目的は、最初の即時性および長期持続性消毒特性、また、
処理した表面上の光沢をさらに改良させながら優れたクリーニング性能を与える
組成物を提供することにある。
【0005】 現在、本発明は、有効量の消毒用物質および本発明で定義するようなポリ(ア
ルキレングリコール)アルキルエーテルを含む液体組成物を配合することにより
達成可能であることを見出した。好ましい実施態様において、消毒用物質は、過
酸素漂白剤および/または抗菌性エッセンシャルオイルおよび/またはそれらの
活性化物である。従って、組成物は、より安全で、かつ天然化合物に基づく消毒
用組成物を探す消費者の間で好評をもたらすものを提供する。
【0006】 有利点は、即効果性消毒性能および長期持続性消毒性能が、低い全レベルの消
毒用物質を使用することで提供される。
【0007】 実際に、本発明は、消毒用物質を含む組成物に、一つの成分、即ち、本発明で
定義するようなポリ(アルキレングリコール)アルキルエーテルを添加すること
により、優れた即時性消毒性能だけでなく、改良した長期持続性消毒性能が提供
され、優れたクリーニング特性の最初において、特に脂肪性の汚れ、および優れ
た光沢特性を提供することを見出したことに基づいている。有利なのは、本発明
は、コストに有力な組成物の配合が可能である。
【0008】 本発明の組成物の有利点は、高い希釈レベル、即ち、1:100(組成物:水
)の希釈レベル以下であっても、いずれかの表面において即効果性および長期持
続性消毒を提供するために使用され得る。
【0009】 本発明のその他の有利点は、即時性および長期持続性消毒が、グラム陽性およ
びグラム陰性細菌株を含む純細菌株の広い範囲において提供される。本発明によ
る消毒用物質として、過酸素漂白剤および抗菌性エッセンシャルオイルまたはそ
れらの活性化物との組合せは、グラム陰性細菌株において特に効果的である。
【0010】発明の要旨 本発明は、有効量の消毒用物質および本発明で後に定義するようなポリ(アル
キレングリコール)アルキルエーテルを含む液体消毒用組成物を包含する。
【0011】 本発明は、本発明による液体組成物が硬質表面上に使用される場合に、硬質表
面を消毒するための方法をさらに包含する。
【0012】 本発明は、スプレーディスペンサーに包装した本発明で定義するような液体消
毒用組成物、同様に本発明で定義するような液体消毒用組成物を含浸したワイプ
もまた包含する。
【0013】発明の詳細な説明 組成物: 消毒用物質 本発明の必須成分は、有効量の消毒用物質またはそれらの混合物である。 「消毒用物質」は、表面上に存在する微生物を殺すことにより減少させること
またはむらが無く除去することの能力を有するいずれかの公知成分を本発明では
意味する。
【0014】 「有効量の消毒用物質」は、消毒用物質がその作用を働かせることのできる、
即ち、与えらた表面上に存在する微生物の数を減少することのできる十分な量を
本発明では意味する。使用する消毒用物質によって、使用量は異なってもよい。
典型的には、本発明の組成物は、全組成物に対して、0.001重量%〜40重
量%、好ましくは0.05重量%〜10重量%、より好ましくは0.1重量%〜
5重量%の消毒用物質を含む。
【0015】 適当な消毒用物質は、消毒の目的のために当業界で知られている全てのもので
あり、漂白剤、例えば過酸素漂白剤および/または塩素タイプ漂白剤、抗菌性エ
ッセンシャルオイルまたはそれらの活性化物、第四級アンモニウム化合物、フェ
ノール化合物、アルデヒド、例えばグルタルアルデヒド、ホルムアルデヒド、グ
リオキサール、パラベン、例えばエチルパラベン、プロピルパラベン、メチルパ
ラベン、有機酸およびペルオキシ酸、アルコール類およびそれらの混合物を含ん
でよい。
【0016】 本発明で使用するために好ましい消毒用物質は、過酸素漂白剤、または抗菌性
エッセンシャルオイル、またはそれらの活性化物、または過酸素漂白剤およびそ
のような抗菌性エッセンシャルオイルの混合物またはそれらの活性化物を含む。
【0017】 本発明で使用するために好ましい消毒用物質の一つは、過酸素漂白剤またはそ
の混合物である。好ましい過酸素漂白剤は、過酸化水素、またはその水溶性原料
、またはその混合物である。過酸化水素は、本発明で使用するのに最も好ましい
【0018】 過酸素漂白剤の存在、特に過酸化水素は、本発明による組成物において該組成
物の消毒特性に貢献する。実際に、該過酸素漂白剤は、微生物細胞の生活機能を
攻撃することができ、例えば、該過酸素漂白剤は、微生物細胞の細胞質中にある
リボソームユニットの結合を阻害し得る。また、過酸素漂白剤、例えば過酸化水
素は、タンパク質および核酸を攻撃するヒドロキシフリーラジカル生じる酸化剤
である。さらに、過酸素漂白剤の存在、特に過酸化水素は、いずれかの硬質表面
用途に使用する場合に、良好な汚れ除去効果を提供する。
【0019】 本発明で使用する過酸化水素原料としては、該化合物が水に接触した時に、過
酸化水素を生じるいずれかの化合物を言及する。本発明で使用するために適当な
過酸化水素の水溶性原料は、過炭酸塩、過ケイ酸塩、過硫酸塩、例えばモノ過硫
酸塩、過ホウ酸塩およびペルオキシ酸、例えばジペルオキシドジデカン酸(DP
DA)、過フタル酸マグネシウムおよびそれらの混合物を含む。
【0020】 さらに、その他の過酸化物のクラスは、過酸化水素およびそれらの原料のどち
らか一つ、または過酸化水素およびそれらの原料の組合せで使用することができ
る。適当なクラスは、ジアルキル過酸化物、ジアシル過酸化物、前形成した過カ
ルボン酸、有機および無機過酸化物および/またはヒドロ過酸化物を含む。
【0021】 典型的には、過酸素漂白剤またはそれらの混合物は、本発明による組成物中に
おいて、全組成物の20重量%以下のレベル、好ましくは0.1重量%〜15重
量%、より好ましくは0.5重量%〜10重量%で存在する。
【0022】 本発明で使用するためのその他の特に好ましい消毒用物質は、抗菌性エッセン
シャルオイルまたはそれらの活性化物、またはそれらの混合物である。
【0023】 本発明で使用するための適当な抗菌性エッセンシャルオイルは、抗菌活性を示
すこれらのエッセンシャルオイルである。「エッセンシャルオイルの活性化物」
は、抗菌活性を示すエッセンシャルオイルのいずれかの成分を本発明で意味する
。該エッセンシャルオイルおよびそれらの活性化物が、タンパク質変性剤として
作用することが思索される。
【0024】 そのような抗菌性エッセンシャルオイルは、タイム、レモングラス、シトラス
、レモン、オレンジ、アニス、クローブ、アニスの果実、パイン、シナモン、ゲ
ラニウム、ローズ、ミント、ラベンダー、シトロネラ、ユーカリ(の木)、ペパー
ミント、カンフル、アジョワン、サンダルウッド、ローズマリー、クマツヅラ、
フリーグラス、レモングラス、ラタンヒアエ(ratanhiae)、セダーおよびそれ
らの混合物を含むが、これらに限定はしない。
【0025】 本発明で使用されるエッセンシャルオイルの活性化物は、チモール(例えば、
タイム、アジョワンに存在する)、オイゲノール(例えば、シナモンおよびクロ
ーブに存在する)、メントール(例えば、ミントに存在する)、ゲラニオール(
例えば、ゲラニウムおよびローズ、シトロネラに存在する)、バーベンワン(ve
rbenone)(例えば、クマツヅラに存在する)、ユーカリプトールおよびピノカ
ーブワン(pinocarvone)(例えば、ユーカリに存在する)、セダー油(例えば
、セダーに存在する)、アネトール(例えば、アニスに存在する)、カルバクロ
ール、ヒノキチオール、ベルベリン、フェルラ酸、桂皮酸、メチルサリチル酸、
メチルサリチル酸塩、テルピネオール、リモネンおよびそれらの混合物を含むが
、これらに限定しない。本発明で使用すべき好ましいエッセンシャルオイルの活
性化物は、チモール、オイゲノール、バーベンワン、ユーカリプトール、テルピ
ネオール、桂皮酸、メチルサリチル酸、リモネン、ゲラニオールまたはそれらの
混合物である。
【0026】 チモールは、例えば、Aldrich - Manheimer Inc製が商業的に利用可能であり
、オイゲノールは、例えば、Sigma, Systems - Bioindustries (SBI) - Manheim
er Inc 製が商業的に利用可能である。
【0027】 典型的に、抗菌性エッセンシャルオイルまたはそれらの活性化物またはそれら
の混合物は、全組成物の20重量%以下のレベル、好ましくは少なくとも0.0
03重量%〜10重量%のレベル、より好ましくは0.006重量%〜10重量
%、さらに好ましくは0.01重量%〜8重量%、最も好ましくは0.03重量
%〜3重量%で、組成物中に存在する。
【0028】 本発明の組成物の非常に好ましい実施形態は、該抗菌性エッセンシャルオイル
またはそれらの活性化物またはそれらの混合物と、過酸素漂白剤とを併用する。
【0029】 本発明で使用するために適当な第四級アンモニウム化合物は、アルキルまたは
置換アルキル基、アルキルアミドおよびカルボン酸基、エーテル基、不飽和アル
キル基、およびクロライド、ジクロライド、ブロマイド、メチルスルフェート、
クロロフェナート、シクロヘキシルスルファメートまたはその他の酸の塩であり
得る環状第四級アンモニウム化合物を含む第四級アンモニウム化合物である。な
かでも可能な環状第四級アンモニウム化合物は、以下のものである: −アルキルピリジニウムクロライドおよび/またはスルフェート、アルキル基が
好ましくはセチル、ドデシルまたはヘキサデシル基であり; −アルキルイソキノリルクロライドおよび/またはブロマイド、アルキル基が好
ましくはドデシル基である。本発明で使用するための特に適当な第四級アンモニ
ウム化合物は、アルキルジメチルベンジルアンモニウムクロライド、オクチルデ
シルジメチルアンモニウムクロライド、ジオクチルジメチルアンモニウムクロラ
イド、ジデシルジメチルアンモニウムクロライド、アルキルジメチルアンモニウ
ムサッカリネート、セチルピリジニウムおよびそれらの混合物を含む。
【0030】 本発明で使用するために適当なフェノール化合物は、o−フェニル−フェノー
ル、o−ベンジル(p−クロロフェノール)、4−tert−アミルフェノールおよ
びそれらの混合物を含む。
【0031】 本発明で使用するためのその他の適当な消毒用物質は、次亜塩素酸塩のような
塩素タイプ漂白剤を含む。
【0032】 効果的な消毒性能は、汚染した表面上に存在する、グラム陰性細菌、例えば、
シュードモナス アエロジノサ(Pseudomonas aeroginosa)、大腸菌(Escherich ia coli )、サルモネラ(Salmonella)、同様にグラム陽性細菌、例えば、エン
テロコッカス ヒラ(Enterococcus hirae)、スタフィロコッカス アウレウス( Staphylococcus aureus )を含む種々の微生物において、高度に希釈した状態、
例えば、1:100(組成物:水)の希釈レベル以下で使用したとしても、本発
明による組成物を用いて得られる。
【0033】 本発明による組成物の消毒特性は、該組成物の殺菌活性により測定され得る。
汚染した表面における組成物の殺菌活性を評価するために適当な試験方法は、標
準化のための欧州委員会、ブリュッセルにより発行された1995年11月付け
欧州標準書(ヨーロピアンスタンダード)、prEN 1040、CEN/TC 216 N 78に記載
されている。欧州標準書(ヨーロピアンスタンダード)、prEN 1040、CEN/TC 21
6 N 78には、試験方法および消毒用組成物の最小殺菌活性の必要条件が明記され
ている。その試験は、細菌のコロニー形成単位(cfu)が、107cfu(初
期レベル)から102cfu(消毒用製品と接触後の最終レベル)に減少するな
らば合格する、即ち、105の成育能力の減少が必要である。本発明による組成
物は、高度に希釈した状態で使用したとしても、この試験を合格する。その他の
適当な方法は、AOAC使用希釈方法、AOAC殺菌スプレー方法、AOACワ
イプ方法(米国)およびAFNOR T72−190(欧州)である。
【0034】 ポリ(アルキレングリコール)アルキルエーテル 本発明のその他の必須成分は、本発明で後で定義するようなポリ(アルキレン
グリコール)アルキルエーテル、またはそれらの混合物である。
【0035】 典型的には、本発明の組成物は、全組成物の0.001重量%〜10重量%の
そのようなポリ(アルキレングリコール)アルキルエーテルまたはそれらの混合
物を含み、好ましくは0.005重量%〜2重量%、より好ましくは0.01重
量%〜1重量%、さらに好ましくは0.05重量%〜0.5重量%、最も好まし
くは0.08重量%〜0.4重量%である。
【0036】 本発明で使用するために適当なポリ(アルキレングリコール)アルキルエーテ
ルは、下記一般式に示される:
【0037】
【化2】 R1−O−(CH2−CHR2O)n−R3
【0038】 式中、R1およびR2は、各々独立して、水素または置換または非置換、飽和ま
たは不飽和、線状または分岐した炭素原子1〜30を有する炭化水素鎖またはヒ
ドロキシを含む線状または分岐した炭素原子1〜30を有する炭化水素鎖であり
、R3は、置換または非置換、飽和または不飽和、線状または分岐した炭素原子
1〜30を有する炭化水素鎖またはヒドロキシを含む線状または分岐した炭素原
子1〜30を有する炭化水素鎖であり、nは2より大きい数であり、またはそれ
らの混合物である。
【0039】 好ましいR1およびR2は、各々独立して、水素、または置換または非置換、線
状または分岐した、炭素原子1〜30を有するアルキル基またはアルケニル基で
あり、好ましくは炭素原子1〜16であり、より好ましくは1〜8であり、およ
び最も好ましくは1〜4であり、またはヒドロキシを含む線状または分岐した炭
素原子1〜30を有するアルキルまたはアルケニル基であり、より好ましくは炭
素原子1〜16であり、さらに好ましくは1〜4であり、および最も好ましくは
1およびR2がメチルまたは水素である。
【0040】 好ましいR3は、置換または非置換、線状または分岐した、炭素原子1〜30
を有するアルキル基またはアルケニル基であり、好ましくは炭素原子1〜16で
あり、より好ましくは1〜8であり、および最も好ましくは1〜4であり、また
は置換または非置換、飽和または不飽和、線状または分岐した炭素原子30以下
を有するアリール基であり、好ましくは3〜16であり、より好ましくは炭素原
子4〜8であり、またはヒドロキシを含む線状または分岐した炭素原子1〜30
を有するアルキルまたはアルケニル基であり、より好ましくは炭素原子1〜16
であり、さらに好ましくは1〜8であり、および最も好ましくはR3がブチルで
ある。
【0041】 好ましいnは、少なくとも3の数であり、好ましくは3〜2300であり、よ
り好ましくは3〜100であり、より好ましくは3〜20であり、および最も好
ましくは3〜10である。
【0042】 本発明で使用するために好ましいポリ(アルキレングリコール)アルキルエー
テルは、平均分子量164〜100 000であり、より好ましくは180〜1
0 000であり、最も好ましくは200〜1 000を有する。
【0043】 本発明で使用するために適当なポリ(アルキレングリコール)アルキルエーテ
ルは、ポリ(プロピレングリコール)モノブチルエーテル、ポリ(エチレングリ
コール−コ−プロピレングリコール)モノブチルエーテル、ポリ(エチレングリ
コール)ジメチルエーテル、ポリ(エチレングリコール−コ−プロピレングリコ
ール)ジメチルエーテル、ポリ(エチレングリコール)ステアレートまたはそれ
らの混合物を含む。
【0044】 ポリ(プロピレングリコール)モノブチルエーテル(平均分子量340)は、
Aldrich 製または Union Carbide under Ucon-lb 65R 製が商業的に利用可能で
ある。
【0045】 本発明は、ここで定義するようなポリ(アルキレングリコール)アルキルエー
テルの添加が、消毒用物質を含んでいる液体組成物において、該組成物の優れた
即時性消毒性能を提供し、および長期持続性消毒性能を改良することを見出した
ことに基づいている。従って、本発明の有利点は、低い全レベルの消毒用物質を
用いて即効果性および長期持続性消毒用性能を提供するためである。
【0046】 実際に、本発明の消毒用組成物中のポリ(アルキレングリコール)アルキルエ
ーテルの存在は、硬質表面上に組成物を使用した後に、乾燥を受けてそのまま残
る親水性の層の形成を促進する。本発明で消毒用組成物で処理した硬質表面の表
面におけるそのような層の形成は、消毒用物質のより均一な消毒を可能にする。
この結果、即時性および長期持続性消毒性能のためにより良い消毒用物質の有用
性をもたらすものである。換言すれば、本発明の組成物は、時間を超過して、典
型的には表面が該組成物で処理された後24時間まで、微生物の汚染を減少させ
、またはむらが無く除去することを可能にする。
【0047】 さらに、即時性および長期持続性消毒性能の最適条件は、本発明で定義するよ
うなポリ(アルキレングリコール)アルキルエーテルを、消毒用物質としての抗
菌性エッセンシャルオイルまたはそれらの活性化物と一緒に、過酸素漂白剤、特
に過酸化水素の前に組成物中に添加する際に得られることを見出した。
【0048】 有利なのは、即時性および長期持続性消毒の利点は、高度に希釈した状態、即
ち、1:100(組成物:水)の希釈レベル以下で使用したとしても、本発明の
組成物を用いて得られる。
【0049】 本発明での組成物の長期持続性特性は、該組成物の殺菌活性により測定し得る
。組成物の長期持続性殺菌活性を評価するために適当な試験方法は、下記のよう
にされ得る:最初に、試験する表面(例えば、ガラス)を、本発明による組成物
または参照用組成物、例えば、純粋な水からなる陰性コントロールのいずれかを
それぞれ処理する(例えば、表面上に直接に組成物をスプレーすることにより、
または表面を洗浄するために使用するスポンジ上に組成物を最初にスプレーする
ことにより、またはここでの組成物をそれと共に表面を拭取ることによるワイプ
の形状で行う場合による)。調節可能な時間フレーム(例えば24時間)後、各
表面に例えばTSB(トリプトンソヤブロス)で培養した細菌(105-7cfu
/スライド)をそれぞれ接種し、生き残っている成育細菌を評価する前に、典型
的には数秒〜2時間放置する。次に、(もしあるなら)成育細菌を(中性ブロス
中で細菌を再懸濁し、そして寒天培地上にそれらを培養することにより)表面か
ら回復させ、そして典型的には一晩中それらを成育させるために適切な温度、例
えば37℃でインキュベートする。最後に、組成物の残りの抗菌性効力の評価は
、本発明による組成物および参照用組成物で処理した表面から結果として生じる
培養物および/またはそれらの希釈したもの(例えば、10-2または10-1)を
並べて比較することにより測定する。
【0050】 本発明で定義するようなポリ(アルキレングリコール)アルキルエーテルの添
加は、本発明の液体消毒用組成物において、硬質表面を処理するために使用する
際に、特に脂肪性の汚れにおいて、改良したクリーニング性能を提供する。さら
に、消毒用物質および本発明で定義されているようなポリ(アルキレングリコー
ル)アルキルエーテルを含有する本発明の組成物を用いて硬質表面を処理する際
に、そのまま残る親水性層は、室温雰囲気の水蒸気を引き寄せ、保持する能力を
有し、その結果、一度処理した表面上に汚れの付着を抑制しおよび/またはそれ
らのうえに沈着した後に汚れの除去を容易にし、即ち、少ない仕事量(例えば、
少ないこすり洗いおよび/または拭取りおよび/または少ない化学的作用)が、
次回の消毒/クリーニング作業において、汚れを除去するために要求される。
【0051】 本発明の組成物を用いて硬質表面を処理する際に、そのまま残る親水性層は、
水滴を形成せずに表面上に均等に広がって(“シーティング効果”)本発明の組
成物を用いて最初に処理した表面と接触して入る水(例えば、そのように処理し
た表面を濯ぎ落すために使用する水)を残す。この方法は乾燥を受けた水跡(ウ
ォーターマークス)の形成が、減少され、またはむらが無く除去される。この結
果、表面光沢が改良される。また、被膜や縞の減少は、本発明の消毒用組成物に
おいて、本発明で定義するようなポリ(アルキレングリコール)アルキルエーテ
ルの存在により観察される。この結果でさらに表面光沢が改良される。
【0052】 さらに、ポリ(アルキレングリコール)アルキルエーテルの存在によりそのよ
うに形成された親水性層は、数サイクルの濯ぎの後、むらが無く表面上に残る能
力を有し(例えば、毎日の家事作業の間に、水が後になって表面上に生じる、例
えばシンクに生じる時)、従って、水跡の形成の防止に対する長期持続性が、そ
れ故に、長期持続性の光沢表面が提供される。
【0053】 典型的に、本発明の液体組成物は、pHが12.0より低く、より好ましくは
1〜10であり、最も好ましくは2〜9を有する。組成物のpHは、有機または
無機酸、またはアルカリ性試薬の使用により調整が可能である。
【0054】 任意成分 界面活性剤 本発明による組成物は、界面活性剤またはそれらの混合物をさらに含んでよい
。本発明で使用するために適当な界面活性剤は、アニオン性、ノニオン性、カチ
オン性、両性および/または双イオン性界面活性剤を含む当業界で知られている
いずれかの界面活性剤でよい。界面活性剤は、本発明の消毒用組成物のクリーニ
ング性能に貢献する。
【0055】 本発明で使用される特に適当なアニオン性界面活性剤は、式ROSO3Mの水
溶性塩または酸を含み、式中Rは、好ましくはC6−C24の炭化水素、好ましく
はC10−C20アルキル構成成分を有するアルキルまたはヒドロキシアルキルであ
り、より好ましくはC12−C18アルキルまたはヒドロキシアルキル、およびMは
Hまたはカチオン、例えば、アルカリ金属カチオン(例えば、ナトリウム、カリ
ウム、リチウム)、またはアンモニウムまたは置換アンモニウム(例えば、メチ
ル−、ジメチル−、およびトリメチルアンモニウムカチオンおよび第四級アンモ
ニウムカチオン、そのようなものとしてテトラメチルアンモニウムおよびジメチ
ルピペリジニウムカチオンおよびアルキルアミンから誘導された第四級アンモニ
ウムカチオン、例えば、エチレンアミン、ジエチレンアミン、トリエチレンアミ
ン、およびそれらの混合物など)である。
【0056】 本発明で使用されるその他の適当なアニオン性界面活性剤は、アルキルジフェ
ニルエーテルスルホネートおよびアルキルカルボキシレートを含む。その他のア
ニオン性界面活性剤は、石鹸の(例えば、ナトリウム、カリウム、アンモニウム
、およびモノ−、ジ−およびトリエタノールアミン塩のような置換アンモニウム
塩を含む)塩、C9−C20線状アルキルベンゼンスルホネート、C8−C22第一級
または第二級アルカンスルホネート、C8−C24オレフィンスルホネート、アル
カリ土類金属クエン酸塩の熱分解生成物のスルホン化により調製されたスルホネ
ート化ポリカルボン酸、例えば、英国特許明細書第1,082,179号に記載
されているような、C8−C24アルキルポリグリコールエーテルスルフェート(
エチレンオキシドの10モル以下を含んでいる);C14-16メチルエステルスル
ホネートのようなアルキルエステルスルホネート;アシルグリセロールスルホネ
ート、脂肪族オレイルグリセロールスルフェート、アルキルフェノールエチレン
オキシドエーテルスルフェート、パラフィンスルホネート、アルキルホスフェー
ト、アシルイセチオネートのようなイセチオネート、N−アシルタウレート、ア
ルキルスクシナメートおよびスルホスクシネート、スルホスクシネートのモノエ
ステル(特に飽和および不飽和C12−C18モノエステル)、スルホスクシネート
のジエステル(特に飽和および不飽和C6−C14ジエステル)、アシルサルコシ
ネート、アルキルポリグルコシドのスルフェートのようなアルキルポリサッカラ
イドのスルフェート(下記のノニオン性非スルフェート化化合物)、分岐した第
一級アルキルスルフェート、アルキルポリエトキシカルボキシレート、例えば、
式RO(CH2CH2O)kCH2COO−M+のものを含む(式中RはC8−C22アル
キルであり、kは0〜10の整数であり、およびMは可溶性塩形成カチオンであ
る)。樹脂酸および水素化樹脂酸もまた適当であり、例えば、ロジン、水素化ロ
ジン、およびトール油に存在するまたは誘導された樹脂酸および水素化樹脂酸で
ある。さらに例示は、「表面活性剤および洗剤」( Schwartz, Perry および Be
rch によるVol. I および II)において与えられる。そのような種々の界面活性
剤は、Laughlin 等の1975年12月30日発行の米国特許第3,929,6
78号、コラム23、58行からコラム29、23行にもまた一般的に記載され
ている(ここで、文献により取入れる)。
【0057】 本発明で組成物において使用するために好ましいアニオン性界面活性剤は、ア
ルキルベンゼンスルホネート、アルキルスルフェート、アルキルアルコキシレー
ト化スルフェート、パラフィンスルホネートおよびそれらの混合物である。
【0058】 本発明で使用される適当な両性界面活性剤は、次式R123NOを有するア
ミンオキシドを含む(式中R1、R2およびR3のそれぞれは、独立しており、飽
和置換または非置換、線状または分岐した炭素原子1〜30の炭化水素鎖である
)。本発明に従って使用される好ましいアミンオキシド界面活性剤は、次式R1
23NOを有するアミンオキシドである(式中R1は、炭素原子1〜30を含
む炭化水素鎖であり、好ましくは6〜20であり、より好ましくは8〜16であ
り、最も好ましくは8〜12であり、式中R2およびR3は独立しており、置換ま
たは非置換、線状または分岐した炭素原子1〜4を含む炭化水素鎖であり、好ま
しくは炭素原子1〜3であり、より好ましくはメチル基である)。R1は、飽和
置換または非置換、線状または分岐した炭化水素鎖でよい。
【0059】 本発明で使用するために適当なアミンオキシドは、例えば、天然混合C8−C
10アミンオキシド、同様に Hoechst 製の商業的に利用可能なC12−C16
アミンオキシドである。
【0060】 本発明で使用される適当な双イオン性界面活性剤は、相対的に広幅なpH'sの
範囲にて、同一分子上にカチオンおよびアニオン親水基を両方含む。典型的なカ
チオン基は、第四級アンモニウム基であり、その他の正電荷基ではあるが、例え
ば、ホスホニウム、イミダゾリウムおよびスルホニウム基が使用可能である。典
型的なアニオン親水基は、カルボキシレートおよびスルホネートであり、その他
の基ではあるが、例えば、スルフェート、ホスホネートなどが使用可能である。
本発明で使用される幾つかの双イオン性界面活性剤に対する一般式は
【0061】
【化3】 R1−N+(R2)(R3)R4-
【0062】 であり、式中R1は、疎水基であり;R2およびR3は、それぞれC1−C4アルキ
ル、ヒドロキシアルキルまたはNと環構造を形成するために結合もまた可能であ
る別の置換アルキル基であり;R4は、カチオン性窒素原子と親水基とを部分結
合するものであり、典型的にはアルキレン、ヒドロキシアルキレン、または炭素
原子1〜10を含むポリアルコキシ基であり;およびXは親水基であり、好まし
くはカルボキシレートまたはスルホネート基である。好ましい疎水基R1は、炭
素原子1〜24を含むアルキル基であり、好ましくは炭素原子が18より少なく
、より好ましくは炭素原子が16より少ない。疎水基は、非飽和および/または
置換および/または結合基を含有可能であり、例えば、アリール基、アミド基、
エステル基などである。一般的に、単純なアルキル基がコストや安定性の理由で
好ましい。
【0063】 非常に好ましい双イオン性界面活性剤は、ベタインおよびスルホベタイン界面
活性剤、それらの誘導体またはそれらの混合物を包含する。該ベタインまたはス
ルホベタイン界面活性剤は、本発明で好ましく、それらは細菌細胞壁の浸透性を
増加させることにより消毒を助長し、従って、他の活性成分が細胞に入ることを
可能にする。
【0064】 さらに、該ベタインまたはスルホベタイン界面活性剤の穏やかな作用の特徴(
プロフィール)により、デリケートな表面のクリーニング、例えば、食物および
/またはベビーに接触する表面に対してそれらは特に適当である。ベタインおよ
びスルホベタイン界面活性剤は、皮膚および/または処理した表面にもまた極め
て穏やかである。
【0065】 本発明で使用される適当なベタインまたはスルホベタイン界面活性剤は、ベタ
イン/スルホベタインおよびベタイン様洗浄剤であり、それは分子がpH値の広
範囲を超えてカチオンおよびアニオン親水基の両方の分子を与える内部塩を形成
する塩基性および酸性基のどちらも含む。それら洗浄剤の幾つかの一般的な例示
は、米国特許第2,082,275号、第2,702,279号、および第2,
255,082号に記載され、文献により本発明で取入れられる。本発明で好ま
しいベタインおよびスルホベタイン界面活性剤は、下記式に従う:
【0066】
【化4】
【0067】 式中R1は、炭素原子1〜24を含む炭化水素鎖であり、好ましくは8〜18
であり、より好ましくは12〜14であり、式中R2およびR3は、炭素原子1
〜3を含む炭化水素鎖であり、好ましくは炭素原子1であり、式中nは1〜10
の整数であり、好ましくは1〜6であり、より好ましくは1であり、Yはカルボ
キシおよびスルホニルラジカルからなる群から選ばれ、およびR1、R2および
R3炭化水素鎖の合計が、炭素原子14〜24であり、またはそれらの混合物で
ある。
【0068】 特に適当なベタイン界面活性剤の例示は、C12−C18アルキルジメチルベ
タイン、例えば、ココナッツベタインおよびC10−C16アルキルジメチルベ
タイン、例えば、ラウリルベタインを含む。ココナッツベタインは、Seppic 製
の商品名 Amonyl 265R が商業的に利用可能である。ラウリルベタインは、Albri
ght & Wilson 製の商品名 Empigen BB/LR が商業的に利用可能である。
【0069】 その他の特別な双イオン性界面活性剤は、一般式を有する:
【0070】
【化5】
【0071】 式中各R1は、炭化水素であり、例えば、8〜20を含むアルキル基であり、
好ましくは18以下であり、より好ましくは16以下炭素原子であり、各R2
何れかが水素(アミド窒素に結合する時)、炭素原子1〜4を有する短鎖アルキ
ルまたは置換アルキルであり、好ましい基は、メチル、エチル、プロピル、ヒド
ロキシ置換エチルまたはプロピルおよびそれらの混合物からなる群から選ばれ、
好ましくはメチルであり、R3は水素およびヒドロキシ基からなる群から選ばれ
、各nは1〜4の数であり、好ましくは2〜3であり、より好ましくは3であり
、いずれかの(C(R3)2)部分に1以下のヒドロキシ基をもつ。R1基は分岐し
たものおよび/または不飽和でも可能である。R2基は環構造を形成するために
結合することも可能である。このタイプの界面活性剤は、Sherex Company 製の
商品名“Varion CAS sulfobetaine”R が利用可能であるC10−C14脂肪族アシ
ルアミドプロピレン(ヒドロキシプロピレン)スルホベタインである。
【0072】 本発明で使用される適当なノニオン性界面活性剤は、種々の脂肪族アルコール
鎖長および種々のエトキシ化の程度を有する商業的に利用可能である脂肪族アル
コールエトキシレートおよび/またはプロポキシレートである。実際に、そのよ
うなアルコキシレート化ノニオン性界面活性剤のHLB値は、脂肪族アルコール
の鎖長、アルコキシ化の性質およびアルコキシ化の程度に実質的に依存している
。界面活性剤カタログは、それらの相対的なHLB値と一緒に、ノニオンを含む
、多数の界面活性剤のリストが利用可能である。
【0073】 本発明で使用するために特に適当なノニオン性界面活性剤としては、16以下
、好ましくは15以下、より好ましくは12以下、最も好ましくは10以下のH
LB(親水親油バランス)を有する疎水性ノニオン性界面活性剤である。それら
の疎水性ノニオン性界面活性剤は、良好な油脂(グリース)カット特性を提供す
るために見出されている。
【0074】 本発明による組成物において使用される好ましい疎水性ノニオン性界面活性剤
は、16以下のHLBを有し、式RO−(C24O)n(C36O)mHに従った界面
活性剤である(式中RはC6〜C22アルキル鎖またはC6〜C28アルキルベンゼン
鎖であり、式中n+mは0〜20であり、nは0〜15であり、mは0〜20で
あり、好ましいn+mは1〜15であり、nおよびmは0.5〜15であり、よ
り好ましいn+mは1〜10であり、nおよびmは0〜10である)。本発明で
使用される好ましいR鎖は、C8−C22アルキル鎖である。従って、本発明で使
用するために適当な疎水性ノニオン性界面活性剤は、DobanolR91−2.5(H
LB=8.1;RはC9およびC11アルキル鎖の混合物であり、nは2.5であ
り、mは0である)、または LutensolRTO3(HLB=8;RはC13アルキル
鎖であり、nは3であり、mは0である)、または LutensolRAO3(HLB=
8;RはC13およびC15アルキル鎖の混合物であり、nは3であり、mは0であ
る)、または TergitolR25L3(HLB=7.7;RはC12〜C15アルキル鎖
長の範囲にあるものであり、nは3であり、mは0である)、または DobanolR
23−3(HLB=8.1;RはC12およびC13アルキル鎖の混合物であり、n
は3であり、mは0である)、または DobanolR23−2(HLB=6.2;R
はC12およびC13アルキル鎖の混合物であり、nは2であり、mは0である)、
DobanolR45−7(HLB=11.6;RはC14およびC15アルキル鎖の混合物
であり、nは7であり、mは0である)、DobanolR23−6.5(HLB=11
.9;RはC12およびC13アルキル鎖の混合物であり、nは6.5であり、mは
0である)、または DobanolR25−7(HLB=12;RはC12およびC15
ルキル鎖の混合物であり、nは7であり、mは0である)、または DobanolR
1−5(HLB=11.6;RはC9およびC11アルキル鎖の混合物であり、n
は5であり、mは0である)、または DobanolR91−6(HLB=12.5;
RはC9およびC11アルキル鎖の混合物であり、nは6であり、mは0である)
、または DobanolR91−8(HLB=13.7;RはC9およびC11アルキル鎖
の混合物であり、nは8であり、mは0である)、DobanolR91−10(HLB
=14.2;RはC9〜C11アルキル鎖の混合物であり、nは10であり、mは
0である)、またはそれらの混合物である。本発明で好ましいのは、DobanolR
1−2.5、または LutensolRTO3、または LutensolRAO3、または Tergi
tolR25L3、または DobanolR23−3、または DobanolR23−2、またはそ
れらの混合物である。これらの DobanolR界面活性剤は、SHELL 製が商業的に利
用可能である。これらの LutensolR界面活性剤は、BASF 製が商業的に利用可能
であり、およびこれらの TergitolR界面活性剤は、UNION CARBIDE 製が商業的に
利用可能である。
【0075】 典型的には、界面活性剤およびそれらの混合物は、全組成物の0.01重量%
〜50重量%、好ましくは0.01重量%〜30重量%、および最も好ましくは
0.05重量%〜20重量%のレベルで本発明の組成物に存在してよい。
【0076】 キレート試薬 本発明の組成物は、優先の任意成分としてキレート試薬をさらに含有してよい
。適当なキレート試薬は、ホスホネートキレート試薬、アミノカルボキシキレー
ト試薬またはその他のカルボキシレートキレート試薬、または多官能価−置換芳
香族キレート試薬またはそれらの混合物を含む群から選ばれるものとして当業界
で知られているもののいずれかでよい。
【0077】 そのようなホスホネートキレート試薬は、エチドロン酸(1−ヒドロキシエチ
リデン−ビスホスホン酸またはHEDP)同様に、アミノアルキレンポリ(アル
キレンホスホネート)、アルカリ金属エタン1−ヒドロキシジホスホネート、ニ
トリロトリメチレンホスホネート、エチレンジアミンテトラメチレンホスホネー
ト、およびジエチレントリアミンペンタメチレンホスホネートを含むアミノホス
ホネート化合物を含有してよい。ホスホネート化合物は、それらの酸型または幾
つかまたは全てのそれらの酸官能価における異なるカチオンの塩としてのいずれ
かが存在し得る。本発明で使用される好ましいホスホネートキレート試薬は、ジ
エチレントリアミンペンタメチレンホスホネートである。そのようなホスホネー
トキレート試薬は、Monsanto 製の商品名 DEQUESTR が商業的に利用可能である
【0078】 多官能価−置換芳香族キレート試薬が、本発明の組成物においてもまた使用さ
れ得る。Connor 等による1974年5月21日発行の米国特許第3,812,
044号参照。酸型におけるこのタイプの好ましい化合物は、ジヒドロキシジス
ルホベンゼン、例えば1,2−ジヒドロキシ−3,5−ジスルホベンゼンである
【0079】 本発明で使用されるのに好ましい生分解性キレート試薬は、エチレンジアミン
N,N’−ジコハク酸、またはアルカリ金属、またはアルカリ土類、アンモニウ
ムまたはそれらの置換アンモニウム塩、またはそれらの混合物である。エチレン
ジアミンN,N’−ジコハク酸、特に(S,S)異性体は、Hartman および Per
kins の1987年11月3日、米国特許第4,704,233号に広範に記載
されている。エチレンジアミンN,N’−ジコハク酸は、例えば、Palmer Resea
rch Laboratories 製の商品名 ssEDDSR が商業的に利用可能である。
【0080】 本発明で使用する適当なアミノカルボキシレートキレート試薬は、エチレンジ
アミンテトラアセテート、ジエチレントリアミンペンタアセテート、ジエチレン
トリアミンペントアセテート(DTPA)、N−ヒドロキシエチルエチレンジア
ミントリアセテート、ニトリロトリアセテート、エチレンジアミンテトラプロプ
リオネート、トリエチレンテトラアミンヘキサアセテート、エタノールジグリシ
ン、プロピレンジアミンテトラ酢酸(PDTA)およびメチルグリシンジ酢酸(
MGDA)、それらの酸型、またはそれらのアルカリ金属、アンモニウム、およ
び置換アンモニウム塩型のどちらにおいても含まれる。本発明で使用される特に
適当なものは、ジエチレントリアミンペンタ酢酸(DTPA)、プロピレンジア
ミンテトラ酢酸(PDTA)が、例えば、BASF 製の商品名 Trilon FSR が商業
的に利用可能であり、およびメチルグリシンジ酢酸(MGDA)である。
【0081】 さらに本発明で使用されるカルボキシレートキレート試薬は、マロン酸、サリ
チル酸、グリシン、アスパラギン酸、グルタミン酸、またはそれらの混合物を含
有する。
【0082】 該キレート試薬、特にジエチレントリアミンペンタメチレンホスホネートのよ
うなホスホネートキレート試薬は、本発明者らが本発明の組成物の消毒特性にさ
らに貢献するために見出されたとして、本発明による組成物において特に好まし
い。
【0083】 典型的には、本発明による組成物は、全組成物の5重量%以下、好ましくは0
.002重量%〜3重量%、より好ましくは0.002重量%〜1.5重量%の
キレート試薬またはそれらの混合物を含有する。
【0084】 ラジカルスカベンジャー 本発明の組成物は、優先の任意成分としてラジカルスカベンジャーをさらに含
有してよい。本発明で使用される適当なラジカルスカベンジャーは、よく知られ
た置換モノおよびジヒドロキシベンゼンおよびそれらの誘導体、アルキルおよび
アリールカルボキシレートおよびそれらの混合物を含む。本発明で使用される好
ましいラジカルスカベンジャーは、ジ−tert−ブチルヒドロキシトルエン、ヒド
ロキノン、ジ−tert−ブチルヒドロキノン、モノ−tert−ブチルヒドロキノン、
tert−ブチルヒドロキシアニソール、安息香酸、トルイル酸、カテコール、t−
ブチルカテコール、2−メトキシフェノール、2−エトキシフェノール、4−ア
リルカテコール、2−メトキシ−4−(2−プロペニル)フェノール、ベンジル
アミン、1,1,3−トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−t−ブチルフ
ェニル)ブタン、同様にn−プロピル没食子酸塩を含有する。本発明で使用する
のに非常に好ましいのは、ジ−tert−ブチルヒドロキシトルエンであり、それは
例えば、SHELL 製の商品名 IONOL CPR が商業的に利用可能である。
【0085】 典型的に、本発明による組成物は、全組成物の5重量%以下、好ましくは0.
01重量%〜1.5重量%、より好ましくは0.01重量%〜1重量%のラジカ
ルスカベンジャー、またはそれらの混合物を含有する。
【0086】 溶媒 本発明の組成物は、任意成分として溶媒またはそれらの混合物を含有してよい
。使用する際に、溶媒は、本発明の組成物に増強したクリーニング性を提供する
のに有利である。本発明による組成物に取入れるための適当な溶媒は、プロピレ
ングリコール誘導体、例えば、n−ブトキシプロパノールまたはn−ブトキシプロ
ポキシプロパノール、水溶性 CARBITOLR 溶媒または水溶性 CELLOSOLVER 溶媒を
含む。水溶性 CARBITOLR 溶媒は、アルコキシ基が、エチル、プロピルまたはブ
チルから得られる2−(2−アルコキシエトキシ)エタノールクラスの化合物で
ある。好ましい水溶性カルビトールは、ブチルカルビトールとしてもまた知られ
ている2−(2−ブトキシエトキシ)エタノールである。水溶性 CELLOSOLVER
溶媒は、2−アルコキシエトキシエタノールクラスの化合物であり、2−ブトキ
シエトキシエタノールが好ましい。その他の適当な溶媒は、ベンジルアルコール
、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコールおよび2−エチル−1,3
−ヘキサンジオールおよび2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオール
のようなジオールおよびそれらの混合物である。本発明で使用するために好まし
い溶媒は、n−ブトキシプロポキシプロパノール、butyl carbitolRおよびそれら
の混合物である。本発明で使用するのに最も好ましい溶媒は、butyl carbitolR
である。
【0087】 溶媒は、組成物の15重量%以下のレベル、より好ましくは1重量%〜7重量
%で、本発明の組成物中に典型的に存在させるのがよい。
【0088】 pH緩衝液 組成物が、アルカリ性pH範囲、典型的には7〜12において配合される場合
の本発明の実施態様において、本発明による組成物は、強酸または塩基を添加し
た場合、pHがわずかにだけ変化するpH緩衝液またはそれらの混合物、即ち、
化合物または化合物の組合せたものからなるシステムをさらに含有してよい。
【0089】 中性から塩基性状態において、本発明に使用するために適当なpH緩衝液は、
ホウ酸塩pH緩衝液、リン酸塩、ケイ酸塩およびそれらの混合物を含有する。本
発明で使用するために適当なホウ酸塩pH緩衝液は、ホウ酸塩のアルカリ金属塩
およびアルキルホウ酸塩およびそれらの混合物を含む。本発明で使用される適当
なホウ酸塩pH緩衝液は、ホウ酸塩のアルカリ金属塩、メタホウ酸塩、テトラホ
ウ酸塩、オクトホウ酸塩、ペンタホウ酸塩、ドデカホウ素、三フッ化ホウ素およ
び/または炭素原子1〜12、好ましくは1〜4を含むアルキルホウ酸塩である
。適当なアルキルホウ酸塩は、メチルホウ酸塩、エチルホウ酸塩およびプロピル
ホウ酸塩を含む。本発明で特に好ましいのは、メタホウ酸塩のアルカリ金属塩(
例えば、メタホウ酸ナトリウム)、テトラホウ酸塩のアルカリ金属塩(例えば、
テトラホウ酸十水和物ナトリウム)またはそれらの混合物である。
【0090】 ホウ素塩、例えば、メタホウ酸ナトリウムおよびテトラホウ酸ナトリウムは、
Borax および Societa Chimica Larderello 製の商品名 sodium metaborateR
および BoraxR が商業的に利用可能である。
【0091】 組成物が、酸性pH範囲(即ち7以下)、好ましくは2〜6、より好ましくは
2〜4において配合される本発明の実施態様において、本発明による組成物は、
強酸または塩基を添加した場合、pHがわずかにだけ変化するpH緩衝液または
それらの混合物、即ち、化合物または化合物の組合せたものからなるシステムを
さらに含有してよい。
【0092】 酸性状態において、本発明で使用するために適当なpH緩衝液は、有機酸およ
びそれらの混合物を含む。本発明で使用するために適当な有機酸は、モノカルボ
ン酸、ジカルボン酸およびトリカルボン酸またはそれらの混合物を含む。本発明
で使用するために好ましい有機酸は、酢酸、クエン酸、マロン酸、マレイン酸、
リンゴ酸、乳酸、グルタル酸、グルタミン酸、アスパラギン酸、メチルコハク酸
、コハク酸またはそれらの混合物を含む。本発明で特に好ましいのは、クエン酸
およびコハク酸またはそれらの混合物である。
【0093】 クエン酸は、 Jungbunzlauer 製の商品名 Citric acidR の水溶液として商業
的に利用可能である。
【0094】 典型的には、本発明による組成物は、全組成物の15重量%以下、好ましくは
0.01重量%〜10重量%、より好ましくは0.01重量%〜5重量%、最も
好ましくは0.1重量%〜3重量%のpH緩衝液、またはそれらの混合物を含有
してよい。
【0095】 本発明の組成物は、種々のその他の任意成分、例えば、ビルダー、安定剤、漂
白活性剤、汚れサスペンダー、染料移行剤、増白剤、香料、坑ダスティング剤、
酵素、分散剤、染料移行阻害剤、顔料、香料および染料をさらに含有してよい。
【0096】 消毒用組成物の包装形状 本発明の組成物は、当業界で知られている種々の適当な洗浄剤包装に包装して
よい。
【0097】 液体形状における本発明の消毒用組成物は、手動のスプレー小分け容器に包装
するのが望ましい。従って、本発明は、スプレーディスペンサーに、好ましくは
トリガースプレーディスペンサーに、またはポンプスプレーディスペンサーに包
装された本発明の液体組成物もまた包含する。
【0098】 例えば、該スプレータイプディスペンサーは、本発明に従って使用するために
適当な液体組成物を消毒する表面の相対的に広面積に均一に塗布することができ
る;その結果、該組成物の消毒特性が提供される。そのようなスプレータイプデ
ィスペンサーは、垂直表面を消毒するのに特に適当である。
【0099】 本発明に従って使用される適当なスプレータイプディスペンサーは、例えば、
Specialty Packaging Products, Inc.または Continental Sprayers, Inc.によ
り販売される手動の泡の出るトリガータイプディスペンサーを含む。これらディ
スペンサーのタイプは、例えば、Dunnining 等の米国−4,701,311号、
およびどちらとも Focarraci の米国−4,646,973号および4,538
,745号に記載されている。本発明で使用される特に好ましいのは、スプレー
タイプディスペンサー、例えば Continental Sprayers International 製の商業
的に利用可能なT 8500RまたはT8900R、または Canyon,Northern Irel
and 製の商業的に利用可能なT 8100Rである。そのようなディスペンサーに
おいて、液体組成物は、良好な液体水滴に分離し、その結果、処理する表面上に
注ぐスプレーとなる。実際に、そのようなディスペンサーにおいて、該ディスペ
ンサーの本体に含有された組成物は、使用者、例えば、該使用者がポンピングメ
カニズムを動かすことによりポンピングメカニズムに通ずる動力を経てスプレー
タイプディスペンサーヘッドから注がれる。さらに特に、該スプレータイプディ
スペンサーヘッドにおいて、組成物は、障害物、例えば、格子(グリッド)また
は円錐(コーン)などに対向することとになり、その結果、液体組成物の霧状化
を助ける、即ち、液体水滴の形成を助ける衝撃を与える。
【0100】 本発明の組成物は、ワイプの形状で実行することもまたよい。「ワイプ」とは
、本発明による消毒用組成物を組合せた使い捨てのタオルを本発明では意味する
。好ましい該ワイプは、プラスチックの箱に包装されている。従って、本発明は
、前記のような組成物を組合せたワイプ、例えば、使い捨てのタオルもまたは包
含する。好ましい該ワイプは、前記のような液体消毒用組成物で含浸した/湿ら
したものである。この実行の有利点は、家の外であっても使用者により消毒用組
成物のより素早い使用があり、即ち、例えば消毒する表面上に本発明のよる液体
組成物を注いだり、布でそれを除いて乾燥させる必要もない。換言すれば、ワイ
プは一つのステップで表面の消毒が可能である。
【0101】 硬質表面を消毒する方法 本発明は、本発明で定義されたような組成物を用いて硬質表面を消毒する方法
を包含し、該方法は、該表面上に該組成物を塗布するステップを含んでいる。
【0102】 本発明の組成物を用いて処理する硬質表面は、台所、浴室のような家庭で典型
的に見られるものであり、例えば、タイル、壁、床、クロム、ガラス、スムース
ビニル、いずれかのプラスチック、可塑化ウッド、テーブル上面、シンク、レン
ジ上面、皿、シンク、シャワー、シャワーカーテン、洗面器(台)、水洗便所な
どの衛生器具である。硬質表面は、家庭用電化製品もまた含まれ、冷蔵庫、冷凍
庫、洗濯機、自動乾燥機、オーブン、電子レンジ、食器洗い機などを含むがこれ
に限るものではない。
【0103】 そのような方法において、本発明で記載されている消毒用組成物は、消毒する
硬質表面と接触させる必要がある。従って、本発明は、本発明で定義されている
消毒用組成物を用いて硬質表面を消毒する方法もまた包含され、該方法は、該硬
質表面、好ましくはそれらの汚染した部分だけに該組成物を塗布し、そして該硬
質表面を任意にすすぐステップを含む。
【0104】 本発明に従って硬質表面を消毒する方法において、本発明で記載された消毒用
組成物は液体形状であり、それらの希釈しない形状でまたはそれらの希釈した形
状、典型的には100重量倍以下の水の希釈レベルで、好ましくは80〜2重量
倍の水で、より好ましくは60〜10重量倍の水で希釈した形状で消毒する表面
に塗布するのがよい。
【0105】 該液体組成物が、それの希釈した形状で消毒する硬質表面に塗布する本発明の
方法の好ましい実施態様において、組成物を塗布した後に表面をすすぐ必要はな
く、実際に残留物が表面上に残ることは見られない。
【0106】 本発明は、下記実施例によりさらに説明されるであろう。
【0107】実施例 下記組成物は、示された割合(特記しないかぎり重量%)で、示された成分を
混合することにより作られた。
【0108】
【表1】
【0109】
【表2】
【0110】
【表3】
【0111】
【表4】
【0112】 上記に例示された組成物は、本発明によるものである。それらは、硬質表面上
に、希釈せずにまたは希釈して、例えば、1:25希釈レベルで使用する際に、
優れた即時性および長期持続性消毒を提供し、さらに特に脂肪性の汚れにおいて
優れたクリーニング性能、および処理した表面に優れた光沢特性もまた提供する
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C11D 3/48 C11D 3/48 // A61L 2/18 A61L 2/18 (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB ,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,GE,G H,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP ,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR, LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,M W,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR, TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZW (71)出願人 ONE PROCTER & GANBL E PLAZA,CINCINNATI, OHIO,UNITED STATES OF AMERICA (72)発明者 シリアッニ,ジュセッペ イタリア国、88045 ジミグリアーノ、カ タンツァーロ、ヴィア、ル、クァルト、ノ ーベンブレ (72)発明者 トマーチョ,ヴィンセンツォ イタリア国、91001 アルカーモ、ヴィア、 ジョバンニ、ゴルゴーネ 54 (72)発明者 トラーニ,マリーナ イギリス国、ロンドン、ダブリュ4、キズ ウィック、サットン、コート、ロード、31 /33、キズウィック、プラザ、フラット6 Fターム(参考) 4C058 AA06 AA07 AA23 BB07 JJ07 JJ08 JJ23 JJ24 4H003 AB14 AB27 AB31 AC08 AC15 AD04 BA12 BA20 DA05 DA10 DA12 DA19 EB04 EB08 EB43 ED02 ED29 EE04 EE05 FA28 FA34 FA42 4H011 AA02 BA01 BA05 BB03 BB04 BB05 BB06 BB18 BB22 BC03 BC18 BC19 DA13 DF06 DH03

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有効量の消毒用物質および下記式を有するポリ(アルキレン
    グリコール)アルキルエーテルを含む液体消毒用組成物。 【化1】 R1−O−(CH2−CHR2O)n−R3 (式中、R1およびR2は、各々独立して、水素または置換または非置換、飽和ま
    たは不飽和、線状または分岐した炭素原子1〜30を有する炭化水素鎖またはヒ
    ドロキシを含む線状または分岐した炭素原子1〜30を有する炭化水素鎖であり
    、R3は、置換または非置換、飽和または不飽和、線状または分岐した炭素原子
    1〜30を有する炭化水素鎖またはヒドロキシを含む線状または分岐した炭素原
    子1〜30を有する炭化水素鎖であり、nは2より大きく、またはそれらの混合
    物である)
  2. 【請求項2】 ポリ(アルキレングリコール)アルキルエーテルにおいて、
    1およびR2が、各々独立して、水素、または置換または非置換、線状または分
    岐した、炭素原子1〜30を有し、好ましくは炭素原子1〜16であり、より好
    ましくは1〜8でありおよび最も好ましくは1〜4であるアルキル基またはアル
    ケニル基であり、またはヒドロキシを含む線状または分岐した炭素原子1〜30
    を有し、より好ましくは炭素原子1〜16であり、さらに好ましくは1〜4であ
    るアルキル基またはアルケニル基であり、および最も好ましくはR1およびR2
    各々独立したメチルまたは水素であり、 R3が、置換または非置換、線状または分岐した、炭素原子1〜30を有し、好
    ましくは炭素原子1〜16であり、より好ましくは1〜8でありおよび最も好ま
    しくは1〜4であるアルキル基またはアルケニル基であり、または置換または非
    置換、飽和または不飽和、線状または分岐した炭素原子30以下を有し、好まし
    くは3〜16でありおよびより好ましくは炭素原子4〜8であるアリール基であ
    り、またはヒドロキシを含む線状または分岐した炭素原子1〜30を有し、より
    好ましくは炭素原子1〜16であり、さらに好ましくは1〜8であるアルキル基
    またはアルケニル基であり、および最も好ましくはR3がブチルであり、 nが少なくとも3であり、好ましくは3〜2 300であり、より好ましくは3
    〜100であり、さらに好ましくは3〜20であり、および最も好ましくは3〜
    10である請求項1に記載の組成物。
  3. 【請求項3】 ポリ(アルキレングリコール)アルキルエーテルまたはそれ
    らの混合物が、全組成物の0.001重量%〜10重量%のレベル、好ましくは
    0.005重量%〜2重量%、より好ましくは0.01重量%〜1重量%、さら
    に好ましくは0.05重量%〜0.5重量%、最も好ましくは0.08重量%〜
    0.4重量%で存在する請求項1または2に記載の組成物。
  4. 【請求項4】 前記消毒用物質が、過酸素漂白剤、抗菌性エッセンシャルオ
    イルまたはそれらの活性化物、第四級アンモニウム化合物、パラベン、アルデヒ
    ド、フェノール化合物、アルコール、有機酸および/または塩素タイプ漂白剤で
    ある請求項1ないし3のいずれか1項に記載の組成物。
  5. 【請求項5】 前記消毒用物質が、過酸素漂白剤であり、好ましくは過酸化
    水素、または過炭酸塩、過ケイ酸塩、過硫酸塩、過ホウ酸塩、ペルオキシ酸、ジ
    アルキル過酸化物、ジアシル過酸化物、前形成した過カルボン酸、有機および無
    機過酸化物、有機および無機ヒドロ過酸化物およびそれらの混合物からなる群か
    ら選ばれるそれらの水溶性原料であり、より好ましくは過酸化水素である請求項
    1ないし4のいずれか1項に記載の組成物。
  6. 【請求項6】 前記組成物が、全組成物の20重量%以下、好ましくは0.
    1重量%〜15重量%、より好ましくは0.5重量%〜10重量%の前記過酸素
    漂白剤、またはそれらの混合物を含む請求項4または5に記載の組成物。
  7. 【請求項7】 前記消毒用物質が、タイムオイル、レモングラスオイル、シ
    トラスオイル、レモンオイル、オレンジオイル、アジョワンオイル、アニスオイ
    ル、クローブオイル、アニスの果実オイル、シナモンオイル、ゲラニウムオイル
    、ローズオイル、ラベンダーオイル、シトロネラオイル、ユーカリオイル、ペパ
    ーミントオイル、ミントオイル、カンフルオイル、サンダルウッドオイル、セダ
    ーオイル、ローズマリーオイル、パインオイル、クマツヅラオイル、フリーグラ
    スオイル、レモングラスオイル、ラタンヒアエオイルおよびそれらの混合物から
    なる群から好適に選ばれる抗菌性エッセンシャルオイルであり、またはチモール
    、オイゲノール、メントール、カルバクロール、バーベンワン(verbenone)、
    ユーカリプトール、セダー油、アネトール、ピノカーブワン(pinocarvone)、
    ゲラニオール、ヒノキチオール、ベルベリン、フェルラ酸、桂皮酸、メチルサリ
    チル酸、メチルサリチル酸塩、テルピネオール、リモネンおよびそれらの混合物
    、またはそれらの混合物からなる群から好適に選ばれるエッセンシャルオイルの
    活性化物であり、およびより好ましくは、タイムオイル、アジョワンオイル、シ
    トロネラオイル、クローブオイル、シナモンオイル、ゲラニウムオイル、ユーカ
    リオイル、ペパーミントオイル、ミントオイル、チモール、オイゲノール、バー
    ベンワン(verbenone)、ユーカリプトール、テルピネオール、桂皮酸、メチル
    サリチル酸、リモネン、ゲラニオールまたはそれらの混合物である請求項1ない
    し6のいずれか1項に記載の組成物。
  8. 【請求項8】 前記抗菌性エッセンシャルオイル、またはそれらの活性化物
    またはそれらの混合物が、全組成物の20重量%以下のレベル、好ましくは0.
    003重量%〜10重量%、より好ましくは0.01重量%〜8重量%、および
    最も好ましくは0.03重量%〜3重量%で前記組成物中に存在する請求項4な
    いし7のいずれか1項に記載の組成物。
  9. 【請求項9】 前記組成物が、全組成物の50重量%のレベル以下の界面活
    性剤をさらに含み、アニオン性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤、カチオン性
    界面活性剤、両性界面活性剤、双イオン性界面活性剤およびそれらの混合物から
    なる群から典型的に選ばれる請求項1ないし8のいずれか1項に記載の組成物。
  10. 【請求項10】 前記界面活性剤が、両性界面活性剤、好ましくはアミンオ
    キシド、および/または双イオン性界面活性剤、好ましくはベタインまたはスル
    ホベタイン界面活性剤、および/またはアニオン性界面活性剤、好ましくはC8
    −C16アルキルスルホンネート、C7−C16アルキルスルフェートおよび/
    またはC7−C16アルキルアルコキシレート化スルフェートである請求項9に
    記載の組成物。
  11. 【請求項11】 キレート試薬、溶媒、pH緩衝液、ビルダー、安定剤、漂
    白活性剤、汚れサスペンダー、染料移行剤、増白剤、香料、坑ダスティング剤、
    酵素、分散剤、染料移行阻害剤、顔料、香料、ラジカルスカベンジャー、染料、
    およびそれらの混合物からなる群から選ばれる少なくとも一つの成分をさらに含
    む請求項1ないし10のいずれか1項に記載の組成物。
  12. 【請求項12】 pHが、12.0より低く、より好ましくは1〜10であ
    り、最も好ましくは2〜9を有する水性組成物である請求項1ないし11のいず
    れか1項に記載の組成物。
  13. 【請求項13】 スプレーディスペンサーに包装された請求項1ないし12
    のいずれか1項に記載の組成物。
  14. 【請求項14】 請求項1ないし12のいずれか1項に記載の組成物を組合
    せたワイプ。
  15. 【請求項15】 希釈しないまたは希釈したその液体形状で、典型的には水
    の100重量倍以下の希釈レベルで、好ましくは80〜2重量倍、より好ましく
    は60〜10重量倍において、前記組成物を塗布し、その後前記硬質表面を任意
    にすすぐステップを含む方法である請求項1ないし12のいずれか1項に記載の
    組成物を用いた硬質表面を消毒する方法。
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