JP2002519308A - 消毒用抗微生物化合物の使用 - Google Patents

消毒用抗微生物化合物の使用

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、低揮発性を有して長期持続性消毒をもたらす抗微生物剤を含む液体消毒液の使用に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 [技術分野] 本発明は、壁、タイル、床、カウンター上面、テーブル、ガラス、浴室表面、
台所表面のような無生物表面を含む種々の表面を消毒するための抗微生物化合物
を含む液体消毒液の使用に関する。有利には、本組成物は、優れたクリーニング
性能、優れた輝きをもたらす。
【0002】 [背景] 抗微生物組成物は、消毒能を有する物質を含む。消毒物質は表面に存在してい
る微生物を大幅に減らし又は更には排除すると、一般に理解されている。
【0003】 漂白剤、四級アンモニウム化合物、精油等のような既知の消毒物質を主体とす
る消毒組成物は、良好な即時消毒特性をもたらすが、消毒するために硬質表面へ
塗布した後の延長された期間につき組成物の消毒活性を維持しない。また消費者
も、消毒特性の頂点において、乾燥の際に表面に可視的な縞/皮膜を残さずに優
れたクリーニング性能を、特に脂汚れについてもたらす消毒組成物を求めている
【0004】 従って本発明の目的は、如何なる処理表面においても最大の効能で効果的な消
毒性能をもたらすだけでなく、塗布後に大幅に延長された消毒作用ももたらすこ
とである。本発明の他の目的は、処理表面における輝きを更に改良する一方で、
頂点となる即時で長期持続性の消毒特性、また優れたクリーニング性能を送達す
る組成物をもたらすことである。 都合よく、効果的な即時の消毒性能と、長期持続性消毒性能とは、低い全体レ
ベルの消毒物質を使用することによりもたらされる。
【0005】 本発明の組成物の利点は、高希釈レベルでさえ、即ち1:100(組成物:水
)の希釈レベルまで、如何なる表面においても効果的な即時及び長期持続性消毒
をもたらすために用いられ得るということである。
【0006】 本発明の他の利益は、グラム陽性及びグラム陰性細菌株を含む広範囲の純性細
菌株において即時及び長期持続性消毒がもたらされるということである。本発明
の好適な態様では、過酸素漂白剤及び/又は抗微生物精油又はその活性物と、こ
こで記述されたような抗微生物化合物との組み合わせは、グラフ陰性細菌株にお
いて特に有効である。
【0007】 [発明の概要] 本発明によれば、長期持続性消毒をもたらすための低揮発性の抗微生物化合物
を含む液体消毒液の使用を提供する。 本発明は更に、液体消毒組成物が硬質表面に塗布される硬質表面を消毒する方
法を包含する。 本発明はまた、スプレーディスペンサに包装されたここで定義の前記液体消毒
組成物の、またここで定義の液体消毒組成物を染み込ませたワイプの使用を包含
する。
【0008】 [発明の詳細な説明] 抗微生物化合物 本発明は、その必須成分として低揮発性の抗微生物化合物を含む液体消毒物の
使用に関する。抗微生物化合物により、表面に存在する微生物を殺すことによっ
て減らし又は更に排除する能力を有する如何なる既知の成分をも意味する。本発
明の好適態様では、液体消毒液は、抗微生物化合物と、後述される他の任意成分
例示物とを含む。
【0009】 本発明での使用に選択された抗微生物化合物は低揮発性を示す。用語、低揮発
性はここで用いられる場合、容易に気化せず、したがって塗布された表面に残る
化合物として定義される。本発明の好適態様では、抗微生物化合物は、蒸気圧の
計算の標準的な方法を用いて20℃で測定したときに0.1mmHgよりも低い
蒸気圧を有する。他の好適な態様では、抗微生物化合物は、クエン酸、安息香酸
、ベンゾフェノン又はこれらの混合物からなる群より選択される。抗微生物化合
物は固体であることができるが、好ましくは液体形態である。クエン酸は特に好
ましい抗微生物化合物である。クエン酸は、商品名Cetric acidとしてJungbunzl
auerから水溶液として市販されている。
【0010】 抗微生物化合物は好ましくは有効量で存在する。有効量とは、抗微生物化合物
がその作用、即ち与えられた表面に存在する微生物の数を減らすことを実行可能
にするために十分な量を意味する。有効量は、抗微生物化合物によって異なる。
典型的には、本発明の組成物は、全組成物の0.001重量%から10重量%の
抗微生物化合物を含み、好ましくは0.01重量%から5重量%、より好ましく
は0.1重量%から3重量%である。
【0011】 有効消毒性能は、たとえ高い希釈条件、例えば1:100(組成物:水)の希
釈レベルまでであっても、汚染表面に存在しているPseudomonas aeroginosa、Es
cherichia coli、Salmonellaのようなグラム陰性細菌と、Enterococcus hirea、
Staphylococcus aureusのようなグラム陽性細菌を含む種々の微生物において、
本発明の組成物によって得られる。
【0012】 本発明による組成物の消毒特性は、当該組成物の殺菌活性によって測定され得
る。汚染表面における組成物の殺菌活性を評価するために適切なテスト方法は、
1995年11月にEuropean committee for standardisation, Brusselsにより発行さ
れたEuropean Standard, prEN1040,CEN/TC 216 N 78に記述されている。Europea
n Standard, prEN1040,CEN/TC 216 N 78は、消毒組成物の最少殺菌活性について
のテスト方法及び要件を明記している。本発明による組成物は、高い希釈条件に
おいて使用したとしても、このテストをパスする。他の適切な方法は、AOAC
使用−希釈方法、AOAC殺菌スプレー方法、AOAC拭取り方法(US)及び
AFNORT72−190(欧州)である。
【0013】 ここでの組成物の長期持続性消毒特性は、当該組成物の殺菌活性により測定さ
れ得る。組成物の長期持続性殺菌活性を評価するために適切なテスト方法は、以
下の通りであり得る:まず、テストされるべき表面(例えばガラス)を、本発明
による組成物又は、参照組成物、例えばネガティブコントロールを意図した純水
によってそれぞれ処理する(例えば、組成物を直接表面に散布するか、表面をク
リーンにするために用いられるスポンジに組成物をまず散布し、或いは本組成物
がワイプの形態で、それによって表面を拭取ることによって実行される場合)。
種々の時間フレーム後(例えば12−14時間)、各表面は、例えばTSB(ト
リプトンソイヤブロス)中で培養された細菌(105-7cfu/スライド)をそ
れぞれ植付けられ、残っている生細菌を評価する前に、普通、数秒から2時間放
置される。それから生細菌(ある場合)をその表面から回収し(中和ブロスに細
菌を再懸濁し、寒天上にそれらを載置(プレーティング)することによる)、そ
して適温、例えば37℃で、普通一晩それらが成育するようにインキュベートす
る。最後に、組成物の残留抗微生物効能の評価を、本発明による組成物と参照組
成物とで処理された表面から得た培養物及び/又はその希釈物(例えば、10-2 又は10-1)を並べて比べることにより実施する。
【0014】 任意配合物 ここで記述の液体消毒液は、実際、消毒組成物の成分となり得る。消毒組成物
は、種々の成分、例えば付加的消毒物質、界面活性剤、キレート剤、ラジカルス
カベンジャー、溶媒及びpH緩衝剤を含んでもよく、これらはより詳細に後述さ
れる。
【0015】 付加的消毒物質 適切な付加的消毒物質は、消毒目的のための当業者に既知の全てのものであり
、過酸素漂白剤及び/又は塩素タイプ漂白剤のような漂白剤、抗微生物精油又は
その活性剤、四級アンモニウム化合物、フェノール化合物、グルタールアルデヒ
ド、ホルムアルデヒドのようなアルデヒド、グリオキサール、エチルパラベン、
プロピルパラベン、メチルパラベン、有機酸及びペルオキシ酸、アルコール並び
に、これらの混合物を含み得る。
【0016】 ここでの使用に好ましい消毒物質には、過酸素漂白剤、又は抗微生物精油若し
くはその活性物、過酸素漂白剤とこのような抗微生物精油若しくはその活性物と
の混合物が含まれる。
【0017】 ここでの使用に好ましい消毒物質は、過酸素漂白剤又はそれらの混合物である
。好適過酸素漂白剤は、過酸化水素若しくはその水溶性供給源又はそれらの混合
物である。過酸化水素がここでの使用に最も好ましい。
【0018】 本発明による組成物における過酸素漂白剤、特に過酸化水素の存在は、当該組
成物の消毒特性に寄与する。実際に、この過酸素漂白剤は、微生物細胞の生命作
用に攻撃し得、例えば微生物の細胞質内部のリボソームユニットの組み立てを阻
害し得る。また、過酸化水素のような過酸素漂白剤は、タンパク質及び核酸を攻
撃するヒドロキシルフリーラジカルを生成する酸化剤である。更に、過酸素漂白
剤、特に過酸化水素の存在は、如何なる硬質表面にも用いられる場合に良好な汚
れ除去利益をもたらす。
【0019】 ここで用いられる場合、過酸化水素供給源とは、当該化合物が水と接触してい
る場合に過酸化水素を生成する如何なる化合物をも指す。ここでの使用に適する
過酸化水素の水溶性供給源には、ペルカーボネート、ペルシリケート、モノペル
スルフェートのようなペルスルフェート、ペルボレート及び、ジペルオキシドデ
カンジオン酸(DPDA)のようなペルオキシ酸、マグネシウムペルフタル酸、
並びにこれらの混合物が含まれる。
【0020】 加えて、他のクラスの過酸化物は、過酸化水素及びその供給源に対する代替物
として、或いは過酸化水素とその供給源と組合わせて、使用されることができる
。適切なクラスには、ジアルキルペルオキシド、ジアシルペルオキシド、予備形
成ペルカルボン酸、有機及び無機ペルオキシド及び/又はヒドロペルオキシドが
含まれる。
【0021】 典型的には、過酸素漂白剤又はその混合物は、本発明による組成物中、全組成
物の20重量%まで、好ましくは0.1重量%から15重量%、より好ましくは
0.5重量%から10重量%のレベルで存在する。
【0022】 他のここでの使用に特に好ましい消毒物質は、抗微生物精油若しくはその活性
物又はそれらの混合物である。 ここでの使用に適する抗微生物精油は、抗微生物活性を示す精油である。「精
油の活性物」とは、ここでは、抗微生物活性を示す精油の如何なる成分をも意味
する。当該抗微生物精油及びその活性物がタンパク質変性剤として作用すること
が予想される。
【0023】 このような抗微生物精油には、タイム、レモングラス、シトラス、レモン、オ
レンジ、アニス、クローブ、アニスの実、パイン、シナモン、ゼラニウム、ロー
ズ、ミント、ラベンダー、シトロネラ、ユーカリプトス、ペパーミント、カンフ
ル、アジョワン、サンダルウッド、ローズマリー、クマツヅラ、フリーグラス(f
leagrass)、レモングラス、ラタンハイヤ(ratanhiae)、シダー及びこれらの混合
物が含まれるが、これらに限定されない。ここで使用されることが好ましい抗微
生物精油は、タイム油、クローブ油、シナモン油、ゼラニウム油、ユーカリプト
ス油、ペパーミント油、シトロネラ油、アジョワン油、ミント油、又はこれらの
混合物である。
【0024】 ここで使用されるべき精油の活性物には、チモール(例えばタイム、アジョワ
ンに存在)、オイゲノール(例えばシナモン及びクローブに存在)、メントール
(例えばミントに存在)、ゲラニオール(例えばゼラニウム及びローズ、シトロ
ネラに存在)、ベルベノン(例えばクマツヅラに存在)、ユーカリプトール及び
ピノカルボン(ユーカリプトスに存在)、セドロール(例えばシダーに存在)、
アネトール(例えばアニスに存在)、カルバクロール、ヒノキチオール、ベルベ
リン、フェルラ酸、ケイ皮酸、メチルサリチル酸、メチルサリチレート、テルピ
ネオール、リモネン並びに、これらの混合物が含まれるが、これらに限定されな
い。ここで使用されるべき精油の好ましい活性物は、チモール、オイゲノール、
ベルベノン、ユーカリプトール、テルピネオール、ケイ皮酸、メチルサリチル酸
、リモネン、ゲラニオール及びこれらの混合物である。
【0025】 チモールは、例えばAldrich-Manheimer Inc.から市販され得、オイゲノールは
例えばSigma, Systems-Bioindustries(SBI)-Manheimer Inc.から市販され得る。 普通、抗微生物精油若しくはその活性物又はこれらの混合物は、全組成物の2
0重量%までのレベルで、好ましくは少なくとも0.003重量%から10重量
%のレベルで、より好ましくは0.006重量%から10重量%、さらにより好
ましくは0.01重量%から8重量%、最も好ましくは0.03重量%から3重量
%で、本組成物に存在する。
【0026】 ここでの組成物のかなり好適な実施形態は、当該抗微生物精油若しくはその活
性物又はこれらの混合物と、過酸素漂白剤とを組合わせる。 ここでの使用に適する四級アンモニウム化合物は、アルキル若しくは置換アル
キル基、アルキルアミド及びカルボン酸基、エーテル基、不飽和アルキル基を含
む四級アンモニウム化合物と、環状四級アンモニウム化合物であり、これはクロ
リド、ジクロリド、ブロミド、メチルスルフェート、クロロフェネート(chlorop
henates)、シクロヘキシルスルファメート、又は他の酸の塩であることができる
。この中で可能な環状四級アンモニウム化合物は以下の通りである:
【0027】 −アルキルピリジニウムクロリド及び/又はスルフェートであり、アルキル基
は好ましくはセチル、ドデシル又はヘキサデシル基である; −アルキルイソキノリルクロリド及び/又はブロミドであり、アルキル基は好
ましくはドデシル基である。ここでの使用に特に適する四級アンモニウム化合物
には、アルキルジメチルベンジルアンモニウムクロリド、オクチルデシルジメチ
ルアンモニウムクロリド、ジオクチルジメチルアンモニウムクロリド、ジデシル
ジメチルアンモニウムクロリド、アルキルジメチルアンモニウムサッカリネート
、セチルピリジニウム及びこれらの混合物が含まれる。
【0028】 ここでの使用に適するフェノール化合物には、o−ペニル−フェノール、o−
ベンジル(p−クロロフェノール)、4−tertアミルフェノール及びこれらの混
合物が含まれる。 ここでの使用に適する他の消毒物質には、次亜塩素酸塩のような塩素型漂白剤
が含まれる。
【0029】 界面活性剤 本発明による組成物は更に、界面活性剤又はその混合物を含んでもよい。ここ
で使用される適切な界面活性剤は、アニオン性、非イオン性、カチオン性、両性
及び/又は双性イオン性界面活性剤を含む当業者に既知の如何なる界面活性剤で
あってもよい。界面活性剤は、本発明の消毒組成物のクリーニング性能に寄与す
る。
【0030】 ここで使用されることに特に適切なアニオン性界面活性剤には、式ROSO3
Mの水溶性塩または酸であり、式中、Rは好ましくはC6−C24のヒドロカルビ
ル、好ましくはC10−C20アルキル成分を有するアルキル又はヒドロキシアルキ
ルであり、より好ましくはC12−C18アルキル又はヒドロキシアルキルであり、
MはH又はカチオン、例えばアルカリ金属カチオン(例えばナトリウム、カリウ
ム、リチウム)又はアンモニウム若しくは置換アンモニウム(例えばメチル−、
ジメチル−及びトリメチル−アンモニウムカチオン並びに、四級アンモニウムカ
チオン、例えばテトラメチルアンモニウム及びジメチルピペリジニウムカチオン
、エチルアミン、ジエチルアミン、トリエチルアミンのようなアルキルアミン由
来の四級アンモニウムカチオン、並びにこれらの混合物など)である。
【0031】 ここで使用されることに適する他のアニオン性界面活性剤には、アルキル−ジ
フェニル−エーテル−スルホネート及びアルキル−カルボキシレートが含まれる
。他のアニオン性界面活性剤にはセッケンの塩(例えば、ナトリウム、カリウム
、アンモニウム並びに、モノ−、ジ−及びトリエタノールアミン塩のような置換
アンモニウム塩を含む)、C9−C20直鎖アルキルベンゼンスルホネート、C8
22一級若しくは二級アルカンスルホネート、C8−C24オレフィンスルホネー
ト、例えば英国特許明細書第1,082,179号に記述されているようなアルカリ土類
金属シトレートのピロール化産物のスルホン化により調製されたスルホン化ポリ
カルボン酸;C8−C24のアルキルポリグリコールエーテルスルフェート(10
モルまでのエチレンオキシドを含む);C14-16のメチルエステルスルホネート
のようなアルキルエステルスルホネート;アシルグリセロールスルホネート、脂
肪オレイルグリセロールスルフェート、アルキルフェノールエチレンオキシドエ
ーテルスルフェート、パラフィンスルホネート、アルキルホスフェート、イセチ
オネート例えばアシルイセチオネート、N−アシルタウレート、アルキルスクシ
ナメート及びスルホスクシネート、スルホスクシネートのモノエステル(特に飽
和及び不飽和C12−C18モノエステル)スルホスクシネートのジエステル(特に
飽和及び不飽和C6−C14ジエステル)、アシルサルコシネート、アルキルポリ
サッカリドのスルフェート、例えばアルキルポリグルコシドのスルフェート(非
イオン性非スルフェート化化合物は後述する)、分枝一級アルキルスルフェート
、アルキルポリエトキシカルボキシレート、例えば式RO(CH2CH2O)kCH2 COO−M+であって、式中RはC8−C22アルキルであり、kは0から10の整
数であり、Mは水溶性塩形成カチオンであるものを含むことができる。ロジン、
水素化ロジンのような樹脂酸及び水素化樹脂酸も適切であり、樹脂酸および水素
化樹脂酸はタール油中に又はこれから誘導される。更なる例は、"Surface Activ
e Agents and Detergents"(Vol.I及びII、Schwartz, Perry 及びBerch)に挙げ
られている。種々のこのような界面活性剤はまた、米国特許第3,929,678号、197
5年12月30日発行、Laughlinら、第23欄第58行から第29欄第23行に一般的に開示
されている(これを援用して本文の一部とする)。
【0032】 ここでの組成物における使用に好適なアニオン性界面活性剤は、アルキルベン
ゼンスルホネート、アルキルスルフェート、アルキルアルコキシル化スルフェー
ト、パラフィンスルホネート及びこれらの混合物である。
【0033】 ここで使用される適切な両性界面活性剤には、式R123NOを有するアミ
ンオキシドが含まれ、式中R1、R2及びR3のそれぞれは独立して、1から3
0の炭素原子の飽和置換若しくは未置換の直鎖又は分岐鎖の炭化水素鎖である。
本発明により使用される好適なアミンオキシド界面活性剤は、式R123NO
を有するアミンオキシドであって、式中R1は、1から30、好ましくは6から
20、より好ましくは8から16、最も好ましくは8から12の炭素数を含む炭
化水素鎖であり、R2及びR3は、独立して1から4の炭素原子、好ましくは1
から3の炭素原子を含む置換又は未置換の直鎖又は分岐鎖の炭化水素鎖であり、
より好ましくはメチルであるものである。R1は飽和の置換又は未置換の直鎖又
は分枝鎖の炭化水素であってもよい。 ここでの使用に適するアミンオキシドは、例えば、天然ブレンド物C8−C1
0アミンオキシドと、C12−C16アミンオキシドであり、Hoechstから市販
されている。
【0034】 ここでの使用に適する双性イオン性界面活性剤は、比較的広い範囲のpHで同
一の分子中にカチオン性及びアニオン性親水性基を含む。典型的なカチオン性基
は、四級アンモニウム基であるが、他の正帯電基、たとえばホスホニウム、イミ
ダゾリウム及びスルホニウム基も使用されることができる。典型的なアニオン性
親水性基は、カルボキシレート及びスルホネートであるが、他の基、例えばスル
フェート、ホスホネートなどが使用されることができる。ここで使用されるいく
つかの双性イオン性界面活性剤の一般式は以下のものである: R1-N+(R2)(R3)R4- 式中R1は疎水性基;R2及びR3はそれぞれC1−C4アルキル、ヒドロキシアル
キルまたは他の置換アルキル基であり、これはまたNと共に環構造を形成するよ
うに結合することもできる;R4は、カチオン性窒素原子を親水性基に結合する
部分であり、典型的には1から10の炭素原子を含むアルキレン、ヒドロキシア
ルキレン又はポリアルコキシ基である;そしてXは親水性基であり、これは好ま
しくはカルボキシレート又はスルホネート基である。好適な疎水性基R1は、1
から24、好ましくは18未満、より好ましくは16未満の炭素原子を含むアル
キル基である。疎水性基は、不飽和及び/又は置換物及び/又は連結基、例えば
アリール基、アミド基、エステル基などを含むことができる。一般に、簡単なア
ルキル基がコスト及び安定性の理由のため好ましい。
【0035】 かなり好適な双性イオン性界面活性剤には、ベタイン及びスルホベタイン界面
活性剤、その誘導体又はこれらの混合物が含まれる。このベタイン又はスルホベ
タイン界面活性剤は、それらが細菌の細胞壁の透過性を増大し、従って、他の活
性成分が細胞へ侵入可能にすることによって消毒を助けるので、ここで好適であ
る。
【0036】 更に、このベタイン又はスルホベタイン界面活性剤のマイルドな活性プロフィ
ールのために、それらはデリケート表面、例えば食品及び/又は幼児と接触して
いる表面のクリーニングに特に適している。ベタイン及びスルホベタイン界面活
性剤はまた、処理されるべき皮膚及び/又は表面に特にマイルドである。
【0037】 ここで使用される適切なベタイン及びスルホベタイン界面活性剤は、広範囲の
pHに渡ってカチオン性及びアニオン性親水基の双方を分子に与える内部塩を形
成する塩基性及び酸性基の双方をこの分子が含んでいるベタイン/スルホベタイ
ン並びにベタイン様洗浄剤である。このような洗浄剤のいくつかの一般的な例は
、米国特許第2,082,275号、2,702,279号及び2,255,082号に記述されており、援
用して本文の一部とする。
【0038】 ここでの好適なベタイン及びスルホベタイン界面活性剤は、以下の式によるも
の又はこれらの混合物である:
【0039】
【化1】
【0040】 式中R1は1から24の炭素原子、好ましくは8から18、より好ましくは1
2から14の炭素原子を含む炭化水素基であり、式中R2及びR3は1から3の
炭素原子、好ましくは1の炭素原子を有する炭化水素鎖であり、式中nは1から
10、好ましくは1から6、より好ましくは1の整数であり、Yはカルボキシル
及びスルホニル残基からなる群より選択されたものであり、式中R1、R2及び
R3の炭化水素鎖の合計が14から24の炭素原子である。
【0041】 特に適切なベタイン界面活性剤の例には、C12−C18アルキルジメチルベ
タイン、例えばココナッツ−ベタインと、C10−C16アルキルジメチルベタ
イン、例えばラウリルベタインが含まれる。ココナッツベタインはAmonyl 265の
商品名でSeppicから市販されている。ラウリルベタインはEmpigen BB/Lの商品名
でAlbright & Wilsonから市販されている。
【0042】 他の特別な双性イオン性界面活性剤は以下の式を有するものである:
【0043】
【化2】
【0044】 式中R1は炭化水素、例えば8から20まで、好ましくは18まで、より好ま
しくは16までの炭素原子を含むアルキル基であり、各R2は水素(アミド窒素
に結合している場合)、1から4の炭素原子を含む短鎖アルキル又は置換アルキ
ルであり、好ましくはメチル、エチル、プロピル、ヒドロキシ置換エチル若しく
はプロピル及びこれらの混合物からなる群より選択された基であり、好ましくは
メチルであり、各R3は、水素及びヒドロキシ基からなる群より選択されたもの
であり、各nは1から4、好ましくは2から3、より好ましくは3であり、各(
C(R3)2)部分に1以上のヒドロキシ基はない。R1基は分枝及び/又は不飽和で
あることができる。R2基もまた結合して環構造を形成することができる。この
タイプの界面活性剤は、C10−C14脂肪アシルアミドプロピレン(ヒドロキ
シプロピレン)スルホベタインであり、これは"VarionCAS sulfobetaine"の商品
名でSherex Companyから入手可能である。
【0045】 ここで使用されることに適切な非イオン性界面活性剤は、脂肪アルコールエト
キシレート及び/又はプロポキシレートであり、これは種々の脂肪アルコール長
及び種々のエトキシル化度で市販されている。実際、このようなアルコキシル化
非イオン性界面活性剤のHLB値は、脂肪アルコールの鎖長、アルコキシル化の
性質及びアルコキシル化度に本質的に依存している。界面活性剤のカタログが入
手可能であり、これは、非イオン性を含み多数の界面活性剤を各々HLB値と共
に挙げている。
【0046】 非イオン性界面活性剤として、ここでの使用に特に適切なものは、16未満、
好ましくは15未満、より好ましくは12未満、最も好ましくは10未満のHL
B(親水性−親油性バランス)を有する疎水性非イオン性界面活性剤である。こ
のような疎水性非イオン性界面活性剤は良好な脂切り(grease cutting)特性を提
供するとわかっている。
【0047】 本発明による組成物に使用される好適な疎水性非イオン性界面活性剤は、HL
Bが16未満の界面活性剤であり、式RO−(C24O)n(C36O)mHによるも
のであり、ここで式中RはC6からC22のアルキル鎖又はC6からC28のアルキル
ベンゼン鎖であり、式中n+mは0から20であり、nは0から15であり、m
は0から20であり、好ましくはn+mは1から15であり、n及びmは0.5
から15であり、より好ましくはn+mは1から10であり、n及びmは0から
10である。ここでの使用に好適なR鎖は、C8からC22のアルキル鎖である。
従って、ここでの使用に適切な疎水性非イオン性界面活性剤は、Dobanol R 91-2
.5 (HLB= 8.1; RはC9とC11アルキル鎖の混合物、nは2.5であり、mは0)
、又はLutensol R T03 (HLB=8; RはC13アルキル鎖、nは3、mは0)、又は
Lutensol R AO3 (HLB=8; RはC13及びC15アルキル鎖の混合物であり、nは3
及びmは0)、又はTergitol R 25L3 (HLB= 7.7; RはC12からC15の範囲内の
アルキル鎖長であり、nは3であり、mは0)、又はDobanol R 23-3(HLB=8.1;
RはC12とC13アルキル鎖の混合物であり、nは3、mは0)、又はDobanol R
23-2 (HLB=6.2; RはC12とC13アルキル鎖の混合物であり、nは2、mは0)
、又はDobanol R 45-7 (HLB=11.6;RはC14とC15アルキル鎖の混合物であり、
nは7、mは0)、 Dobanol R 23−6.5 (HLB=11.9; RはC12とC13アルキル鎖
の混合物であり、nは6.5、mは0)、又はDobanol R 25-7 (HLB=12;RはC12 とC15アルキル鎖の混合物であり、nは7、mは0)、又はDobanol R 91-5(HLB=
11.6;RはC9とC11アルキル鎖の混合物であり、nは5、mは0)、又はDoban
ol R 91−6 (HLB=12.5;RはC9とC11アルキル鎖の混合物であり、nは6であ
り、mは0)、又はDobanol R 91-8 (HLB=13.7;RはC9とC11アルキル鎖の混合
物であり、nは8、mは0)、Dobanol R 91-10 (HLB=14.2;RはC9からC11
ルキル鎖の混合物であり、nは10、mは0)、又はこれらの混合物である。Do
banol R 91-2.5、又はLutensol R TO3、又はLutensol R AO3、又はTergitol R 2
5L3、又はDobanol R 23-3、又はDobanol R 23-2又はこれらの混合物がここでは
好ましい。これらのDobanolR 界面活性剤は、SHELLから市販されている。これら
のLutensolR 界面活性剤は、BASFから市販されており、これらの Tergitol R 界
面活性剤はUNION CARBIDEから市販されている。
【0048】 典型的には、界面活性剤又はこれらの混合物は、全組成物の0.01重量%か
ら50重量%、好ましくは0.01重量%から30重量%、より好ましくは0.0
5重量%から20重量%のレベルで、本発明の組成物中に存在し得る。
【0049】 ポリ(アルキレン)グリコールアルキルエーテル ここで記述される組成物は、以下で定義されるようなポリ(アルキレングリコ
ール)アルキルエーテル又はその混合物を含み得る。 典型的には、存在する場合、本発明はポリ(アルキレングリコール)アルキル
エーテル又はその混合物を、全組成物の0.001重量%から10重量%、好ま
しくは0.005重量%から2重量%、より好ましくは0.01重量%から1重量
%、更により好ましくは0.05重量%から0.5重量%、最も好ましくは0.0
8重量%から0.4重量%で含み得る。
【0050】 ここでの使用に適するポリ(アルキレレングリコール)アルキルエーテルは、
以下の式のもの又はこれらの混合物である: R1−O−(CH2−CHR2O)n−R3 式中、R1及びR2は、それぞれ水素又は、1から30の炭素原子を有する置換若
しくは未置換の飽和若しくは不飽和の直鎖又は分枝鎖の炭化水素鎖又は、1から
30の炭素原子を有するヒドロキシ生成直鎖若しくは分枝鎖の炭化水素鎖であり
、R3は、1から30の炭素原子を有する置換若しくは未置換の飽和若しくは不
飽和の直鎖若しくは分枝鎖の炭化水素鎖又は、1から30の炭素原子を有するヒ
ドロキシ生成直鎖若しくは分枝鎖の炭化水素鎖であり、nは2よりも大きい数で
ある。
【0051】 好ましくはR1及びR2はそれぞれ独立して水素、又は1から30の炭素原子、
好ましくは1から16の炭素原子、より好ましくは1から8、最も好ましくは1
から4の炭素原子を有する置換若しくは未置換の直鎖若しくは分枝鎖のアルキル
基若しくはアルケニル基又は、1から30の炭素原子、より好ましくは1から1
6、更により好ましくは1から4の炭素原子を有するヒドロキシ生成直鎖若しく
は分枝鎖のアルキル若しくはアルケニル基であり、最も好ましくはR1及びR2
メチル又は水素である。
【0052】 好ましくはR3は、1から30の炭素原子、好ましくは1から16の炭素原子
、より好ましくは1から8、最も好ましくは1から4の炭素原子を有する置換若
しくは未置換の直鎖若しくは分枝鎖のアルキル基若しくはアルケニル基又は、3
0までの炭素原子、好ましくは3から16、より好ましくは4から8炭素原子を
有する置換若しくは未置換の飽和若しくは不飽和の直鎖若しくは分枝鎖のアリー
ル基又は、1から30の炭素原子、より好ましくは1から16、更により好まし
くは1から8の炭素原子を有するヒドロキシ生成直鎖若しくは分枝鎖のアルキル
若しくはアルケニル基であり、最も好ましくはR3はブチルである。
【0053】 好ましくは、nは少なくとも3、好ましくは3から2300、より好ましくは
3から100、より好ましくは3から20、最も好ましくは3から10の数であ
る。
【0054】 ここで使用されるポリ(アルキレングリコール)アルキルエーテルは、164
から100000、より好ましくは180から10000、最も好ましくは20
0から10000の平均分子量を有する。
【0055】 ここでの使用に適するポリ(アルキレングリコール)アルキルエーテルには、
ポリ(プロピレングリコール)モノブチルエーテル、ポリ(エチレングリコール
−コ−プロピレングリコール)モノブチルエーテル、ポリ(エチレングリコール
)ジメチルエーテル、ポリ(エチレングリコール−コ−プロピレングリコール)
ジメチルエーテル、ポリ(エチレングリコール)ステアレート又はこれらの混合
物が含まれる。 ポリ(プロピレングリコール)モノブチルエーテル(平均分子量340)は、
Aldrich 又はUnion CarbideからUcon-lb 65(商品名)として市販されている。
【0056】 キレート剤 本組成物は更に、好適な任意成分としてキレート剤を含み得る。適切なキレー
ト剤は、ホスホネートキレート剤、アミノカルボキシレートキレート剤又は他の
カルボキシレートキレート剤、又は多官能置換芳香族キレート剤、又はこれらの
混合物からなる群より選択されるような、当業者に既知の如何なるものであって
もよい。
【0057】 このようなホスホネートキレート剤には、エチドロン酸(etidoronic acid)(
1−ヒドロキシエチリデン−ビスホスホン酸又はHEDP)と、アミノホスホネ
ート化合物とが含まれ、これには、アミノアルキレンポリ(アルキレンホスホネ
ート)、アルカリ金属エタン1−ヒドロキシジホスホネート、ニトリロトリメチ
レンホスホネート、エチレンジアミンテトラメチレンホスホネート及びジエチレ
ントリアミンペンタメチレンホスホネートが含まれる。ホスホネート化合物は、
その酸形態で又は、その酸の官能価のいくつか若しくはその全てにおいて異なる
カチオンの塩として存在してもよい。ここで使用される好適なホスホネートキレ
ート剤はジエチレントリアミンペンタメチレンホスホネートである。このような
ホスホネートキレート物はDEQUESTの商品名としてMonsantoから市販されている
【0058】 多官能置換芳香族キレート剤もまた、ここでの組成物において有用であり得る
。Connorらの1974年5月21日発行の米国特許第3,812,044号を参照のこと。酸形態
でのこのタイプの好適な化合物は、1,2−ジヒドロキシ−3,5−ジスルホベン
ゼンのようなジヒドロキシジスルホベンゼンである。
【0059】 ここでの使用に好適な生分解性キレート剤は、エチレンジアミンN,N'−ジコ
ハク酸又は、そのアルカリ金属若しくはアルカリ土類、アンモニウム若しくはそ
の置換アンモニウム塩、又はこれらの混合物である。エチレンジアミンN,N'−
ジコハク酸、特に(S,S)異性体は、Hartman及びPerkinsの1987年11月3日の米
国特許第4,704,233号に更に広く記述されている。エチレンジアミンN,N'−ジ
コハク酸は、例えば、ssEDDSの商品名でParlmer Reserch Laboratoriesから市販
されている。
【0060】 ここで有用な適切なアミノカルボキシレートキレート剤には、エチレンジアミ
ンテトラアセテート、ジエチレントリアミンペンタアセテート、ジエチレントリ
アミンペントアセテート(DTPA)、N−ヒドロキシエチルエチレンジアミン
トリアセテート、ニトリロトリアセテート、エチレンジアミンテトラプロピオネ
ート、トリエチレンテトラアミンヘキサアセテート、エタノールジグリシン、プ
ロピレンジアミンテトラ酢酸(PDTA)及びメチルグリシンジ酢酸(MGDA
)が、それらの酸形態若しくはそれらのアルカリ金属、アンモニウム及び置換ア
ンモニウム塩形態で含まれる。ここでの使用に特に適切なものはジエチレントリ
アミンペンタ酢酸(DTPA)、例えばTrilon FSの商品名でBASFから市販
されているプロピレンジアミンテトラ酢酸(PDTA)、及びメチルグリシンジ
酢酸(MGDA)である。 ここで使用される更なるカルボキシレートキレート剤には、マロン酸、サリチ
ル酸、グリシン、アスパラギン酸、グルタミン酸及びこれらの混合物が含まれる
【0061】 当該キレート剤、特にジエチレントリアミンペンタメチレンホスホネートのよ
うなホスホネートキレート剤は、本発明の組成物の消毒特性に更に寄与すること
がわかったので、本発明による組成物に特に好適である。 典型的には、本発明による組成物は、全組成物の5重量%までのキレート剤又
はその混合物を含み、好ましくは0.002重量%から3重量%、より好ましく
は0.002重量%から1.5重量%である。
【0062】 ラジカルスカベンジャー 本発明の組成物は、好適な任意成分としてラジカルスカベンジャーを更に含み
得る。ここでの使用に適切なラジカルスカベンジャーには、既知の置換モノ及び
ジヒドロキシベンゼン並びにその誘導体、アルキル及びアリールカルボキシレー
ト並びに、これらの混合物が含まれる。ここでの使用に好適なラジカルスカベン
ジャーには、ジ−tert−ブチルヒドロキシトルエン、ハイドロキノン、ジ−tert
−ブチルハイドロキノン、モノ−tert−ブチルハイドロキノン、tert−ブチルヒ
ドロキシアニゾール、安息香酸、トルイル酸、カテコール、t−ブチルカテコー
ル、2−メトキシ−フェノール、2−エトキシ−フェノール、4−アリル−カテ
コール、2−メトキシ−4−(2−プロペニル)フェノール、ベンジルアミン、
1,1,3−トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェニル)ブ
タンとn−プロピル−ガレートが含まれる。ここでの使用にかなり好適なものは 、ジ−tert−ブチル−ヒドロキシトルエンであり、これは例えばIONOL CPの商品 名でSHELLから市販されている。 典型的には、本発明による組成物は、全組成物の5重量%までのラジカルスカ
ベンジャー、又はこれらの混合物を含み、好ましくは0.01重量%から1.5重
量%、より好ましくは0.01重量%から1重量%である。
【0063】 溶媒 ここでの組成物は、任意成分として溶媒又はこれらの混合物を含み得る。使用
する場合、溶媒は、本発明の組成物に、増強されたクリーニングを有利に与え得
る。本発明の組成物に組み込まれる適切な溶媒には、プロピレングリコール誘導
体、例えばn−ブトキシプロパノール又はn−ブトキシプロポキシプロパノール
、水溶性CARBITOL(商品名)溶媒又は水溶性CELLOSOLVE(商品名)溶媒が含まれる。
水溶性CARBITOL(商品名)溶媒は、2−(2−アルコキシエトキシ)エタノールクラ
スの化合物であり、ここでアルコキシ基はエチル、プロピル又はブチルに由来す
る。好適な水溶性カルビトール(carbitol)は、ブチルカルビトールとしても既
知の2−(2−ブトキシエトキシ)エタノールである。水溶性CELLOSOLOVE(商品
名)溶媒は、2−アルコキシエトキシエタノールクラスの化合物であり、2−ブ
トキシエトキシエタノールが好ましい。他の適切な溶媒は、ベンジルアルコール
、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール及びジオール、例えば2−
エチル−1,3−ヘキサンジオール及び2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタン
ジオール並びに、これらの混合物である。ここでの使用に好適な溶媒は、n−ブ
トキシプロポキシプロパノール、ブチルカルビトール(商品名)及びこれらの混合
物である。ここでの使用に最も好適な溶媒はブトキシカルビトール(商品名)であ
る。 溶媒は、典型的には本発明の組成物中に、組成物の15重量%まで、好ましく
は1重量%から7重量%のレベルで存在し得る。
【0064】 pH緩衝剤 典型的には、本発明の液体組成物は、14.0よりも低い、より好ましくは1
から10、最も好ましくは2から9のpHを有する。本組成物のpHは、pH緩
衝剤として、即ち、ある化合物で構成されるシステム又は複数の化合物の組み合
わせであって、そのpHが強酸又は塩基が添加された場合にわずかに変化するも
のとして、有機若しくは無機酸、又はアルカリ化剤を用いることにより、調整で
きる。
【0065】 中性から塩基性条件においてここでの使用に適するpH緩衝剤には、ボレート
pH緩衝剤、ホスホネート、シリケート及びこれらの混合物が含まれる。ここで
の使用に適するボレートpH緩衝剤には、ボレートのアルカリ金属塩及びアルキ
ルボレート並びにこれらの混合物が含まれる。ここで使用され得る適切なボレー
トpH緩衝剤は、ボレート、メタボレート、テトラボレート、オクトボレート、
ペンタボレート、ドデカボロン、ボロントリフルオリド及び/又は1から12の
、好ましくは1から4の炭素原子を含むアルキルボレートのアルカリ金属塩であ
る。適切なアルキルボレートには、メチルボレート、エチルボレート、及びプロ
ピルボレートが含まれる。ここで特に好適なものは、メタボレートのアルカリ金
属塩(例えば、ナトリウムメタボレート)、テトラボレート(例えば、ナトリウ
ムテトラボレートデカハイドレート)又はこれらの混合物である。
【0066】 ナトリウムメタボレート及びナトリウムテトラボレートのようなホウ素塩は、
ナトリウムメタボレート及びBoraxの商品名でBorax及びSocieta Chimica Larder
elloから市販されている。
【0067】 組成物が酸性pH範囲(即ち、7未満)、好ましくは2から6、より好ましく
は2から4に配合された本発明の実施形態では、本発明の組成物は、pH緩衝剤
又はその混合物、即ち、ある化合物で構成されたシステム又は複数の化合物の組
み合わせを更に含み、これはそのpHが強酸又は塩基が添加された場合にわずか
に変化するものである。
【0068】 酸性条件においてここでの使用に適するpH緩衝剤には、有機酸及びそれらの
混合物が含まれる。ここでの使用に適する有機酸には、モノカルボン酸、ジカル
ボン酸及びトリカルボン酸又は、これらの混合物が含まれる。ここでの使用に好
適な有機酸には、酢酸、クエン酸、マロン酸、マレイン酸、リンゴ酸、乳酸、グ
ルタール酸、グルタミン酸、アスパラギン酸、メチルコハク酸、コハク酸又はこ
れらの混合物が含まれる。コハク酸が特にここで好ましい。
【0069】 典型的には、本発明による組成物は、全組成物の15重量%までのpH緩衝剤
又はこれらの混合物を含み、好ましくは0.01重量%から10重量%、より好
ましくは0.01重量%から5重量%、最も好ましくは0.1重量%から3重量%
である。
【0070】 ここでの組成物は、ビルダー、安定剤、漂白活性剤、汚れ懸濁化剤、移染剤、
増白剤、香料、抗ダスティング剤(anti dusting agent)、酵素、分散剤、移染防
止剤、顔料、香料及び染料のような種々の他の任意配合剤を更に含み得る。
【0071】 消毒組成物のパッケージング形態 ここでの組成物は、当業者に既知の種々の適切な洗剤パッケージングに包装さ
れ得る。 ここで用いられる消毒溶液及び/又は組成物は、液体形態であり、望ましくは
手動スプレー分配容器に包装され得る。従って、本発明はまた、スプレーディス
ペンサ、好ましくはトリガースプレーディスペンサ又はポンプスプレーディスペ
ンサに包装された本発明の液体組成物をも包含する。
【0072】 例えば、このスプレータイプのディスペンサは、本発明による使用に適する液
体組成物を、消毒すべき表面の比較的大きい範囲に均一に塗布可能にし、それに
より、本組成物の消毒特性に寄与する。このようなスプレータイプのディスペン
サは、垂直表面を消毒することに特に適している。
【0073】 本発明によって使用されることに適するスプレータイプのディスペンサには、
例えばSpecialty Packaging Products, Inc.又はContinental Sprayers, Inc.,
によっって販売されている手動操作泡トリガータイプのディスペンサが含まれる
。このようなタイプのディスペンサは、例えば、Dunniningらの米国特許第4,701
,311号並びに、共にFocarracciの米国特許第4,646,973号及び米国特許第4,538,7
45号に開示されている。ここでの使用に特に好ましいものは、例えばContinenta
l Sprayers Internationalから市販のT 8500(商品名)若しくはT8900(商品名)又
は、Canyon, Northern Irelend から市販のT8100(商品名)のようなスプレータイ
プディスペンサである。このようなディスペンサでは、液体組成物は、スプレー
内に生じる微細な液体液滴に分かれ、これは処理されるべき表面に向けられる。
実際、このようなスプレータイプのディスペンサでは、当該ディスペンサの本体
に含まれる組成物は、ユーザがポンプ機構を作動したときに、ユーザによってポ
ンプ機構に伝えるエネルギーを介してスプレータイプのディスペンサヘッドを通
って向けられる。更に特定には、このスプレータイプディスペンサヘッドでは、
組成物は障害物、例えばグリッド又はコーンなどに向かって押圧され、それによ
り、液体組成物を噴霧することを促進する、即ち液体液滴の形成を促進する衝撃
をもたらす
【0074】 本発明の溶液/組成物はまた、ワイプ(拭取り)の形態に実施され得る。「ワ
イプ」とは、ここでは本発明による消毒組成物を組み込んだ使い捨てのタオルを
意味する。好ましくはこのワイプはプラスチック箱に包装される。従って、本発
明はまた、前述のような組成物を組み込んだワイプも包含する。好ましくは本ワ
イプはここで記述された液体消毒組成物で含浸され/湿らされている。この実施
の利点は、ユーザによる消毒組成物の迅速な使用であり、これは屋外でもそうで
あり、即ち、本発明の液体組成物を消毒すべき表面に、例えば注ぐ必要、及び布
で拭取る必要もない。言い換えれば、ワイプは一段階で表面の消毒を可能にする
【0075】 硬質表面の消毒プロセス 本発明は、長期持続性消毒をもたらす消毒溶液及び/又は組成物の使用に関す
る。これらの結果は、硬質表面に上述の消毒液体/組成物を適用すること及び、
場合によって当該硬質表面を適用後に濯ぐことによって達成される。
【0076】 硬質表面には、台所、浴室のような室内に普通に見出されるもの、例えば、タ
イル、壁、床、クロム、ガラス、平滑ビニル、プラスチックのいずれも、可塑化
木材、テーブル上面、シンク、調理器具上面、皿類、衛生器具例えば、シンク、
シャワー、シャワーカーテン、洗面器、WCなどが含まれる。硬質表面はまた、
家庭用設備も含み、これには冷蔵庫、フリーザ、洗濯機、自動乾燥機、オーブン
、電子レンジ、皿洗い機などが含まれるが、これらに制限されない。
【0077】 ここで記述したような消毒溶液/組成物は液体形態であり、そのままの形態で
又は希釈形態で、典型的には自身の重量の100倍までの水、好ましくは自身の
重量の80から2倍の水、より好ましくは60から10倍の水の希釈レベルで、
消毒すべき表面に適用され得る。
【0078】 好適な使用では、本液体消毒溶液/組成物は、希釈形態で硬質表面に適用され
、目に見える残査が表面に残らないので、組成物がそれに適用された後に、表面
を濯ぐ必要がない。
【0079】 実施例 本発明を以下の実施例によって更に説明する。下記の例示では全てのレベルを
組成物の重量%として引用する。
【0080】
【表1】
【0081】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 ONE PROCTER & GANBL E PLAZA,CINCINNATI, OHIO,UNITED STATES OF AMERICA (72)発明者 トラーニ,マリーナ イギリス国、ロンドン、ダブリュ4、チス ウィック、サットン、コート、ロード 31 /33、チスウィック、プラザ、フラット 6 Fターム(参考) 4H011 AA02 BA01 BA05 BA06 BB04 BB05 BB06 BB18 BC03 BC07 BC18 DA13

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長期持続性消毒をもたらす低揮発性を有する抗微生物剤を含
    む液体消毒液の使用。
  2. 【請求項2】 前記抗微生物化合物が、20℃で測定された場合に0.1m
    mHgよりも低い蒸気圧を有する請求項1に記載の使用。
  3. 【請求項3】 前記抗微生物化合物が、クエン酸、安息香酸、ベンゾフェノ
    ン又はこれらの混合物からなる群より選択されたものである請求項1又は2に記
    載の使用。
  4. 【請求項4】 前掲の請求項のいずれかによる消毒液。
  5. 【請求項5】 前掲の請求項のいずれかによる消毒液と、付加的消毒物質、
    界面活性剤、キレート剤、ラジカルスカベンジャー、pH緩衝剤及びこれらの混
    合物からなる群より選択された付加的配合剤とを含む消毒組成物。
JP2000556622A 1998-06-26 1999-06-14 消毒用抗微生物化合物の使用 Abandoned JP2002519308A (ja)

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