JP2002510156A - 二重ループの遅延同期ループ - Google Patents

二重ループの遅延同期ループ

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JP2002510156A JP2000540621A JP2000540621A JP2002510156A JP 2002510156 A JP2002510156 A JP 2002510156A JP 2000540621 A JP2000540621 A JP 2000540621A JP 2000540621 A JP2000540621 A JP 2000540621A JP 2002510156 A JP2002510156 A JP 2002510156A
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
  • Pulse Circuits (AREA)
  • Dram (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】ローカルクロック を基準クロックに同期させるための装置と方法。装置は、周波数獲得ルーフ゜(418)と位相獲得ルーフ゜(420)を使用する。周波数獲得ルーフ゜は基準クロック(REF CLK)を遅延させて、位相獲得ルーフ゜の動作範囲内に入る中間クロック(FCLK'、BCLK')を生成する。そして、位相獲得ルーフ゜は中間クロック(LOC CLK)を遅延させて、基準クロックに同期したローカルクロックを生成する。周波数獲得ルーフ゜(418)は、第1の遅延コントローラ(404)が複数の調整できない遅延期間から選択する調整可能な遅延期間だけ基準クロック(REF CLK)を遅延させるように適合された第1の遅延回路(400)を含む。第1の遅延コントローラ(404)は、好適には交差検出型位相検出器対(504)と制御論理回路(506)を含む。位相獲得ルーフ゜(420)は、第2の遅延コントローラ(406)により調整可能な遅延期間だけ中間クロック(FCLK'、BCLK')を遅延させるように適合された第2の遅延回路(402)を含む。第2の遅延コントローラ(406)は位相検出器、充電ホ゜ンフ゜、及びルーフ゜フィルタを含んでもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の分野】
本発明は、概して基準クロックに対して周波数と位相が同期したローカルクロ
ックを生成することに関し、とりわけ基準クロックを遅延させることによりロー
カルクロックを生成することに関する。
【0002】
【関連技術の説明】
同期システムにおいて、そのシステムの集積回路は、共通基準クロックに同期
される。多くの場合、このような同期は、とりわけ以下の理由により、単一の基
準クロックを集積回路のそれぞれに対して分配することにより単純に実現するこ
とができない。集積回路が基準クロックを受信した時、多くの場合その回路は、
基準クロックを調整した後でクロックを使用できるようになる。例えば、回路は
、入ってくる基準クロックをバッファリングするか、又は入ってくる基準クロッ
クをある電圧レベルから別のレベルへ変換する。この処理により基準クロック自
体の遅延が導入され、その結果ローカルクロックとして呼ばれることになる処理
された基準クロックは、多くの場合、もはや入ってくる基準クロックと十分に同
期していないことになる。より速いクロック速度は許容できる遅延量、即ちクロ
ックスキューを減らすため、より速いシステムクロック速度の動向は、この問題
を更に悪化させる。
【0003】 この問題を解決するために、一般に追加の回路を用いてローカルクロックを基
準クロックに同期させる。この目的のために使用される2つの共通回路は、位相
同期ループ(PLL)と遅延同期ループ(DLL)である。
【0004】 位相同期ループにおいて、電圧制御発信器がローカルクロックを生成する。ロ
ーカルクロックの位相と基準クロックの位相が、位相周波数検出器により比較さ
れ、結果として生じる誤差信号を用いてループフィルタを介して電圧制御発振器
をドライブする。ループフィルタを介したフィードバックにより、基準クロック
に対してローカルクロックの位相が同期する。しかしながら、フィードバックル
ープの安定性は、ループフィルタの一部分に依存する。更に、ループフィルタの
電子的特性は、多くの場合製造上のパラメータに大幅に依存する。結果として、
同じループフィルタの設計でも、ループフィルタがある工程で製造された場合に
は安定したフィードバックループになるが、別の工程により製造された場合には
不安定なフィードバックループになる可能性がある。全ての製造工程用に単一の
ループフィルタの設計を行うことは困難であり、ループフィルタの設計は、一般
に工程毎に最適化されなければならない。
【0005】 遅延同期ループは、入ってくる基準クロックを整数の周期で遅延させることに
より同期したローカルクロックを生成する。より詳細には、集積回路のバッファ
及び電圧レベル変換器等により、ある一定の遅延量が導入される。遅延同期ルー
プにより追加の遅延量が導入され、結果として生じるローカルクロックは、入っ
てくる基準クロックと同期する。このアプローチは、位相同期ループのアプロー
チにおける固有の安定性の問題を回避する。しかしながら、遅延同期ループは、
周波数レンジが狭い欠点を有する。遅延同期ループは、所望の同期を達成するた
めに追加の遅延量を調整するが、この調整は本質的に位相調整である。遅延同期
ループは大幅な周波数調整が必要であり、そのため従来の遅延同期ループの全体
的な周波数レンジを制限する。
【0006】 従って、ローカルクロックを基準クロックに対して同期させ、製造工程の変動
に対して頑強(robust)であり、広い周波数レンジにわたって動作することがで
きる装置が必要とされる。
【0007】
【発明の概要】
本発明によれば、好適には、基準クロックに同期したローカルクロックを生成
するための装置は、周波数獲得ループと位相獲得ループを含む。周波数獲得ルー
プは基準クロックを受信して基準クロックを遅延させることにより、位相獲得ル
ープの動作範囲内に入る中間クロックを生成する。位相獲得ループはその中間の
クロックを遅延させて基準クロックに同期したローカルクロックを生成する。本
発明は、上述したアーキテクチュアが製造上のばらつきに対して頑強であり、基
準クロックの広い周波数レンジに対応することができるため特に有利である。
【0008】 更に、本発明によれば、基準クロックに同期したローカルクロックを生成する
ための方法は、1)基準クロックを受信するステップ、2)中間のクロックを生
成するためにその基準クロックを第1の調整可能な遅延期間だけ遅延させるステ
ップ、3)その基準クロックに同期したローカルクロックを生成するためにその
中間のクロックを第2の調整可能な遅延期間だけ遅延させるステップを含む。
【0009】 本発明は、添付図面とともに理解される場合、本発明の以下の詳細な説明及び
添付の特許請求の範囲からより容易に明らかになるであろう他の利点及び特徴を
有する。
【0010】
【好適な実施態様の詳細な説明】
図1は、本発明用に向いているシステム100のブロック図である。システム100
には、発振器102といくつかの集積回路が含まれ、図1には3つの集積回路104a 、104b、104cが示される。各集積回路104a、104b、104cには、クロック発生器10
6a、106b、106cが含まれる。各集積回路104a〜104cは基準クロック(REF CLK)
を、信号ライン108を介して発振器102から受信するように結合される。各集積回
路104a〜104cの内部において、クロック発生器106a〜106cは、基準クロックを受
信して、集積回路用のライン110a〜110cにローカルクロック(LOC CLK)を生成
する。
【0011】 システム100が同期して動作するために、ローカルクロックのそれぞれは、基 準クロックに同期しなければならない。即ち、クロック発生器106a〜106cは、ク
ロック発生器106a〜106cがライン110a〜110cに生成したローカルクロックが、ク
ロック発生器106a〜106cがライン108で受信した基準クロックと同期しているこ とを確実にしなければならない。一般的に、クロック発生器106a〜106cは、入っ
てくる基準クロックを処理して、集積回路104a〜104c用に適するようにローカル
クロックを作る。この処理には、バッファリング、増幅、又はさまざまな電圧レ
ベル間の変換などの機能が含まれる。この処理を実行する回路は、遅延、即ちク
ロックスキューを、入ってくる基準クロックに導入することになる。従って、処
理された基準クロックは、入ってくる基準クロックと概して同期しないことにな
る。更に、クロック発生器106a〜106cは、処理回路要素によって導入されるクロ
ックスキューを補償しなければならない。
【0012】 図1は、共通基準クロックに対して別個の集積回路104a〜104cの同期を示す。
当業者であれば、本発明が集積回路の同期に限定されないことを認識するであろ
う。例えば、本発明を用いて、基板又はマルチチップモジュールを互いに同期さ
せることができる。代案として、本発明を用いて、単一の集積回路上の複数の位
置で複数のローカルクロックを基準クロックに同期させることができる。
【0013】 また、本発明は、図1に示すように、複数のローカルクロックが単一の基準ク
ロックに同期するシステムに限定されない。例えば、各ローカルクロックを異な
る基準クロック又は別のローカルクロックにすら同期させることができる。
【0014】 図2は、図1のシステム100での使用に適しているクロック発生器106dに関す る従来技術の実施態様のブロック図である。図2の実施態様は、一般に遅延同期
ループ(DLL)として知られている。DLL 106dには、遅延回路200と遅延 コントローラ202が含まれる。遅延回路200は、基準クロックをライン108で受信 するように適合され、また生成したローカルクロックをライン110dに出力するよ
うに適合される。遅延コントローラ202は、基準クロックをライン108で受信する
ように適合され、入力としてローカルクロックをライン210で受信するように結 合され、そして遅延制御信号をライン204で遅延回路200に送るように結合される
【0015】 遅延回路200には、遅延連鎖206及び、図2に直列のバッファとして示される処
理回路要素208が更に含まれる。前述のように、処理回路要素208は、バッファリ
ングのほかに機能を実行するけれども、便宜上、バッファとして示されている。
遅延連鎖206は、基準クロックを信号ライン108で受信するように適合され、基準
クロックの遅延したバージョンを処理回路要素208に送るように結合される。ま た、遅延連鎖206は、ライン204を介して遅延制御信号を受信するように結合され
る。処理回路要素208は、受信した基準クロックの遅延したバージョンに必要な 処理を実行し、そしてローカルクロックをライン110dに出力する。
【0016】 DLL 106dは、次のように動作する。遅延連鎖206は、基準クロックをライ ン108で受信し、ライン204で受信した遅延制御信号により決定された遅延期間だ
けその基準クロックを遅延させる。そして、遅延した基準クロックは処理回路要
素208により処理され、結果としてローカルクロックがライン110dに生じる。従 って、ローカルクロックは、受信した基準クロックの処理されて遅延されたバー
ジョンである。遅延回路200により導入された全体的な遅延が整数のクロック周 期である場合、ローカルクロックは基準クロックと同期するはずである。好適な
実施態様において、全体的な遅延は、単一のクロック周期である。
【0017】 遅延コントローラ202は、この条件が満たされることを確実にする。より詳細 には、遅延コントローラ202は、基準クロックとローカルクロックのそれぞれを 入力として、それぞれのライン108、210で受信する。遅延コントローラ202は、 基準クロックとローカルクロックの相対的な位相を比較して遅延制御信号を生成
する。その遅延制御信号はライン204を介して遅延連鎖206に送られる。基準クロ
ックとローカルクロック間の位相不整合を減らすために、例えば遅延回路200に より導入される遅延期間を基準クロックの整数の周期に等しくさせるために、遅
延制御信号は遅延連鎖206により導入される遅延期間を調整する。
【0018】 DLL 106dは、基準クロックとローカルクロックを同期させるための別の一
般的なアプローチである位相ロックループに比べて製造上のばらつきに対して頑
強である。しかしながら、DLL 106dは周波数レンジが狭い欠点を有しており
、この欠点は図3を参照することにより理解できる。例示のために、遅延回路20
0がTmaxの最大遅延期間を有するものと仮定する。更に、DLL 106dは、最初
に遅延回路200の遅延をその最大値Tmaxに設定することによりローカルクロック
を基準クロックに同期させ、そして基準クロックと生成したローカルクロック間
の相対的な位相に応じて遅延期間を調整するものと仮定する。更に、DLL 10
6dは、基準クロックとローカルクロックの立ち上がりエッジに同期するものと仮
定する。即ち、DLL 106dは、多くのDLLに関して典型的であるように、ロ
ーカルクロックの立ち上がりエッジが基準クロックの最も近い立ち上がりエッジ
の方へ移動するように遅延期間を調整するであろう。
【0019】 図3は、REF CLK1、REF CLK2、REF CLK3と表示された3つの異なる周期
の基準クロックに関するタイミング図を示す。便宜上、これら3つの基準クロッ
クの立ち上がりエッジ300、302、304は、時間的に同期する。これらの基準クロ ックのいずれかがDLL 106dにより受信される場合、DLL 106dは、最大遅
延期間Tmaxだけ遅延した最初の立ち上がりエッジ306を有するローカルクロック
を初めに生成するであろう。前述した初期化の手順によれば、基準クロック1の
場合、DLL 106dはローカルクロックの立ち上がりエッジ306を基準クロック 1の最も近い立ち上がりエッジ308に位置合わせしようとする。これを実現する ために、遅延回路200により導入される遅延は、減らされなければならない。全 体的な遅延を0まで減らすことができる最も好適な場合を想定すると、DLL
106dはローカルクロックを基準クロック1に同期させることが可能となるであろ
う。
【0020】 さて、基準クロック2、3を考察する。これら2つの場合、基準クロックの最
も近い立ち上がりエッジは、それぞれエッジ310、312である。DLL 106dは、
立ち上がりエッジ306をそれぞれ立ち上がりエッジ310、312に同期させることに よりローカルクロックをそれぞれの基準クロック2、3に同期させようとするで
あろう。DLL 106dは、遅延回路200により導入される遅延期間を増加させて 同期を達成するようにするであろう。しかしながら、遅延期間は既にその最大値
に設定されている。従って、DLL 106dは、ローカルクロックを基準クロック
2又は3に同期させることができないであろう。
【0021】 一般に、DLL 106dがローカルクロックを基準クロックと同期させるために
は、ローカルクロックの立ち上がりエッジ306は、基準クロックの立ち上がりエ ッジ308と基準クロックの立ち下がりエッジ314の間になければならない。基準ク
ロックが周期Tを有する場合、この要件は、T<Tmax<1.5Tと換言できる。T
に関して解くと、不等式 (2/3)Tmax<T<Tmax を生じる。不等式を反転させると、 fmax<f<(3/2)fmax となり、ここでfmax=1/Tmax、fは基準クロックの周波数である。この式は
、DLL 106dの周波数動作範囲を定義する。Tmax故にfmaxは、半導体製造工
程、温度、供給電圧等の関数として大幅に変動する可能性があり、従来のDLL
106dの周波数レンジを保証することは困難である。従って、DLL 106dがロ
ーカルクロックを基準クロックと同期させることができることを保証することは
困難である。
【0022】 図4は、本発明に従って、図1のシステム100での使用に適している二重ルー プの遅延同期ループ(DLDLL)106eの一実施態様のブロック図である。DL
DLL 106eには、2つの遅延回路400、402、及びそれらのそれぞれの遅延コン
トローラ404、406が含まれる。第1の遅延回路400は、基準クロックをライン108
で受信するように適合され、更に中間クロック(INT CLK)を第2の遅延回路40
2へライン408を介して送るように結合される。第2の遅延回路402は、ライン110
eにローカルクロックを出力するように適合される。遅延回路400用の遅延コント
ローラ404は、遅延制御信号を遅延回路400へライン410で送るように結合される 。また、遅延コントローラ404は、基準クロックをライン108で受信するように適
合され、フィードバッククロック(FBK CLK)を遅延回路402からライン412で受
信するように結合される。同様に、遅延回路402用の遅延コントローラ406は、遅
延制御信号を遅延回路402へライン414で送るように結合される。また、コントロ
ーラ406は、基準クロックをライン108で受信するように適合され、ローカルクロ
ックをライン416で受信するように結合される。
【0023】 DLDLL 106eを、2つのフィードバックループ418、420に分割できる。周
波数獲得ループ418には遅延回路400、その対応するコントローラ404、及び遅延 回路402が含まれ、他方では遅延回路402、及びその対応するコントローラ406が 含まれる。周波数獲得ループ418は、基準クロックをライン108で受信するように
適合され、中間クロックを位相獲得ループ420へライン408を介して送るように結
合される。位相獲得ループ420は、中間クロックをライン408で受信するように結
合され、基準クロックをライン108で受信するように適合され、そしてローカル クロックをライン110eに出力するように適合される。なお、この実施態様におい
て、遅延回路402は、周波数獲得ループ418と位相獲得ループ420の双方の要素と なる。
【0024】 DLDLL 106eの動作は、ループ420、418のそれぞれを順に考察することに
より理解できる。位相獲得ループ420は中間クロックをライン408で受信する。遅
延回路402はライン408の中間クロックを遅延させてローカルクロックをライン11
0eに生成する。遅延コントローラ406は、ライン108の基準クロックをライン416 のローカルクロックと比較して遅延制御信号をライン414に生成する。その遅延 制御信号は、遅延回路402により導入される遅延期間を調整する。このように、 ライン110eのローカルクロックは、ライン108の基準クロックに対して同期する 。しかしながら、位相獲得ループ420自体の動作は、図2の従来のDLL 106d に関連して前述した狭い周波数動作範囲の影響を受けるであろう。
【0025】 周波数獲得ループ418は、制限された動作範囲の問題に対処する。周波数獲得 ループ418は、基準クロックをライン108で受信してそれを遅延させることにより
ライン408に中間クロックを生成する。周波数獲得ループ418により導入される遅
延は、ライン408の中間クロックが位相獲得ループ420の動作範囲内に入るように
選択される。従って、DLDLL 106eの動作範囲は、位相獲得ループ420単体 の場合より広くなる。より詳細には、ライン408の中間クロックは遅延回路402に
より遅延されてフィードバッククロックをライン412に生成する。フィードバッ ククロックは、遅延コントローラ404によりライン108の基準クロックと比較され
る。好適な実施態様において、コントローラ404は、基準クロックとフィードバ ッククロックの相対的な位相を比較する。遅延コントローラ404は、ライン410に
遅延制御信号を送り、遅延回路400により導入される遅延期間を調整する。従っ て、ライン408の中間クロックが位相獲得ループ420の動作範囲内に入ることが保
証される。
【0026】 DLDLL 106eは同期したローカルクロックを生成するために、入ってくる
基準クロックを遅延させることに基づいているため、DLDLL 106eは図2の
従来のDLL 106dの特性であった製造上のばらつきに対して頑強である利点を
保持する。しかしながら、DLDLL 106eは周波数獲得ループ418を含むため 、DLDLL 106eは、従来のDLL 106dに比べて広い周波数レンジの追加の
利点を有する。
【0027】 図5は、図4のDLDLL 106eの好適な実施態様のブロック図である。この
好適な実施態様において、遅延回路400には、遅延連鎖500とクロックセレクタ50
2が含まれる。遅延コントローラ404には、交差検出型(cross-sensing)位相検 出器対504と制御論理回路506が含まれる。また、DLDLL 106eには、図4の
ように、遅延回路402と遅延コントローラ406も含まれる。
【0028】 周波数獲得ループ418は次のように結合される。遅延連鎖500は、基準クロック
をライン108で受信するように適合され、多数の遅延クロックを並列にライン508
を介してクロックセレクタ502へ送るように結合される。この実施態様において 、17個の遅延クロックが使用されるけれども、本発明はこの特定の数に制限さ
れない。クロックセレクタ502は、中間クロックを遅延回路402へ送るように結合
される。しかしながら、この実施態様において、中間クロックは2つの独立した
クロックからなり、それらのクロックはライン510にFクロック(FCLK')、ライ
ン512にBクロック(BCLK')として表示される。遅延回路402は、フィードバッ ククロックを交差検出型位相検出器対504へ送るように結合される。しかしなが ら、中間クロックを用いる場合、フィードバッククロックは2つのクロック、即
ちライン514のフィードバックFクロック(FCLK)とライン516のフィードバック
Bクロック(BCLK)を含む。交差検出型位相検出器対504は、両方のフィードバ ッククロックを受信し、更に基準クロックをライン108で受信するように適合さ れる。また、アップチック(up tick)(UPT)信号とダウンチック(down tick )(DOWNT)信号のそれぞれを制御論理回路506へそれぞれのライン518、520で送
るように結合される。制御論理回路は、遅延制御信号をライン410でクロックセ レクタ502へ送るように結合される。
【0029】 位相獲得ループ420の結合は、中間クロックが2つの独立したクロックからな ることを除いて、図4のものと同じである。より詳細には、遅延回路402はFク ロックとBクロックのそれぞれを各ライン510、512で受信するように結合され、
そしてローカルクロックをライン110eに出力するようにも適合される。遅延コン
トローラ406は、ローカルクロックをライン416で受信するように結合され、基準
クロックをライン108で受信するように適合される。コントローラ406は遅延制御
信号をライン414で遅延回路402へ送る。
【0030】 図6は、図5の遅延連鎖500の好適な実施態様のブロック図である。遅延連鎖5
00は直列に接続された17個の遅延セル600a〜600qからなる。第1の遅延セル60
0aは基準クロックをライン108で受信するように適合され、それぞれ続くセル600
b〜600qは前のセルの出力を受信するように結合される。各遅延セル600a〜600q は同一の固定された遅延量を導入する。遅延連鎖500は各遅延セル600a〜600qの 後にタップが付けられて17個の遅延クロックCLK(0)、CLK(1)、・・CLK(16)を 生じさせる。遅延クロックは、クロックセレクタ502にライン508を介して結合さ
れる。
【0031】 図7Aは、図6の遅延連鎖500の動作を示すタイミング図である。遅延セル600
aは基準クロックをTt量だけ遅延させて遅延クロックCLK(0)を生じさせ、遅延セ
ル600bはCLK(0) をTt量だけ遅延させて遅延クロックCLK(1)を生じさせ、以下同
じように続く。その結果は、時間的に規則正しく間隔があけられた立ち上がりエ
ッジ700〜716を有する一連の遅延クロックCLK(0)〜CLK(16)になる。わかりやす くするために、CLK(0)〜CLK(16)のようなクロックは、タイミング図において、 完全な波形の代わりに波形の立ち上がりエッジを表す単一の矢印により多くの場
合表現することにする。例えば、CLK(0)は、完全な波形の代わりに、立ち上がり
エッジの矢印700により表現される。更に、以下の実施態様は立ち上がりエッジ に関して説明されるけれども、本発明は立ち下がりエッジのような別の基準エッ
ジを利用することもできる。
【0032】 図4と図5の周波数獲得ループ418の残りの動作は、図7Bと図7Cのタイミ ング図に関連して理解され得る。クロックセレクタ502は、FクロックとBクロ ックになるように2つの隣接する遅延クロックを選択する。そして、遅延回路40
2はこれらのクロックの双方を等しい量だけ遅延させて、フィードバックFクロ ックとフィードバックBクロックを生成する。周波数獲得ループ418は、図7B と図7Cの行4に示されるように、基準クロックの両側にあるフィードバックF
クロックとフィードバックBクロックを生じる2つのクロックをCLK(0)〜CLK(16
)から選択する。言い換えれば、周波数獲得ループ418は、フィードバックFクロ
ックが基準クロックより進み、一方フィードバックBクロックが基準クロックよ
り遅れるようにFクロックとBクロックを選択する。基準クロックがフィードバ
ックFクロックとフィードバックBクロックとの間にある場合、FクロックとB
クロックからなる中間クロックは、位相獲得ループ420の動作範囲内に入る。
【0033】 図7Bは、フィードバッククロックの双方が最初に基準クロックより進んでい
る場合を示す。この図において、フィードバッククロックの立ち上がりエッジは
普通の太さの矢印により表され、そして基準クロックは太い矢印により表される
。符号CLK(n)は、対応するフィードバッククロックがCLK(n)に基づいていること
を示す。行1において、最初のフィードバッククロックはCLK(2)とCLK(3)に基づ
いている一方で、行4に示されるように所望のフィードバッククロックはCLK(5)
とCLK(6)に基づいている。そのフィードバックループを介して、周波数獲得ルー
プ418は、CLK(2)とCLK(3)に基づいた最初の状態から行2に示されるようにCLK(3
)とCLK(4)に基づいた状態へ、そして行3に示されるようにCLK(4)とCLK(5)に基 づいた状態へ、そして最後に行4に示されるようにCLK(5)とCLK(6)に基づいた状
態へと、フィードバックFクロックとフィードバックBクロックを移動させる。
そして、周波数獲得ループ418はフィードバッククロックをこの状態にロックす る。
【0034】 図7Cは、フィードバックFクロックとフィードバックBクロックが最初に基
準クロックより遅れる場合を示す。この場合、フィードバッククロックは、行1
に示されるように、最初にCLK(8)とCLK(9)に基づいているが、図7Bの状態と類
似しており、周波数獲得ループは、フィードバッククロックがCLK(5)とCLK(6)に
基づくまでフィードバッククロックを時間的に前方へ移動させ、従って図7Cの
行4に示されるように基準クロックの側に立つ。
【0035】 遅延連鎖500はTtの整数倍である遅延を導入することにより、DLDLL 10
6eにより導入される全体的な遅延の荒調整を行う。そして、遅延回路402は全体 的な遅延の細密調整を行う。遅延回路402がTminからTmaxの遅延範囲を導入す る場合、Tt<Tmax−Tminを選択することにより、導入される全体的な遅延が 広い範囲にわたって連続的に調整可能となることを保証して、それ故にDLDL
L 106eの周波数動作範囲が大幅に増加するであろう。より詳細には、DLDL
L 106eは、ほぼN*Ttの範囲にわたって全体的な遅延を調整できるであろう 。ここで、Nは遅延セル600a〜600qの数である。比較において、従来のDLL
106dは、ほぼ(Tmax−Tmin)の範囲にわたって全体的な遅延を調整できるだけ
である。Ttは概して(Tmax−Tmin)の値に等しいため、DLDLL 106eは 従来のDLL 106dに比べて大幅に広い周波数動作範囲を有する。
【0036】 図8は、図5の交差検出型位相検出器対504の好適な実施態様のブロック図で ある。交差検出型位相検出器対504には、2つの交差検出型位相検出器800a、800
b、及び組み合わせ論理回路804が含まれる。第1の交差検出型位相検出器800aは
、基準クロックをライン108で受信するように適合され、フィードバックFクロ ックをライン514で受信するように結合される。同様に、第2の交差検出型位相 検出器800bは、基準クロックをライン108で受信するように適合され、フィード バックBクロックをライン516で受信するように結合される。交差検出型位相検 出器800a、800bの双方は、アップ信号(FUP又はBUP)とダウン信号(FDOWN又はB
DOWN)を組み合わせ論理回路804へ送るように結合される。組み合わせ論理回路8
04は、アップチック(UPT)とダウンチック(DOWNT)のそれぞれを制御倫理回路
506へそれぞれのライン518、520で送るように結合される。アップチック信号と ダウンチック信号は、NORゲート806にも送られて交差検出型位相検出器800a、80
0b用のリセット信号を生成する。
【0037】 図9は、図8の交差検出型位相検出器800aの好適な実施態様のブロック図であ
る。交差検出型位相検出器800aには、アップ信号を生成するための信号経路901 、及びダウン信号を生成するための経路903が含まれる。アップ信号経路901には
、直列に接続された3つのラッチ900a、900b、900c、及び3入力ANDゲート902a が含まれる。その直列接続の第1のラッチ900aは基準クロックを受信するように
適合され、フィードバックFクロックが3つのラッチ900a〜900cのそれぞれを刻
時するように結合される。3つのラッチ900a〜900cの出力は、ANDゲート902aに 結合され、ANDゲート902aはその出力においてアップ信号を生じさせる。
【0038】 ダウン信号経路903は、基準クロックとフィードバックFクロックの役割を逆 にしたことを除いて、アップ信号経路901と同様である。より詳細には、信号経 路903は、3つのラッチ900d、900e、900f、及び3入力ANDゲート902bからなる。
ラッチ900d〜900fは、直列に接続され、それらラッチの出力はANDゲート902bの 入力に結合され、ANDゲート902bの出力はダウン信号となる。第1のラッチ900d はライン514でフィードバックFクロックを受信するように結合され、ライン108
の基準クロックは3つのラッチ900d〜900fを刻時するために使用される。
【0039】 交差検出型位相検出器800aは、交差検出(cross-sensing)である。その理由 は、一方の信号経路において基準クロックがフィードバックFクロックを検出し
、他方の経路においてフィードバックFクロックが基準クロックを検出するから
である。交差検出型位相検出器800aにより受信されたリセット信号は、ラッチ90
0a〜900fに送られる。好適な実施態様において、同じ回路を図8の交差検出型位
相検出器800bに使用する。
【0040】 図10Aと図10Bは、図9の交差検出型位相検出器800aの動作を示すタイミ
ング図である。図10Aは、フィードバックFクロックが基準クロックより遅れ
る場合を示す。アップ信号経路901において、フィードバックFクロックがラッ チ900a〜900cを刻時する。従って、ラッチされた値は、図10AのX印1000、10
02、1004、1006に示されるように、フィードバックFクロックの立ち上がりエッ
ジにおける基準クロックの値となる。基準クロックがフィードバックFクロック
より進んでいるため、ラッチ900a〜900cにラッチされた値は、2進数の1となる
。しかしながら、ANDゲート902aの結果として、アップ信号は、3つの連続した 1がラッチされるまでアサート(1008)されない。対照的に、ダウン信号経路90
3は、X印1010、1012、1014、1016により示されるように、0でラッチされる。A
NDゲート902bの結果として、ダウン信号は、最初の0(1010)がラッチされると
すぐイナクティブ(1018)にされる。
【0041】 図10Bは、基準クロックがフィードバックFクロックより遅れる場合を示す
。アップ信号経路901は、1020、1022、1024、1026の0でラッチし、アップ信号 は最初の0(1020)が信号経路901にラッチされるとすぐイナクティブ(1028) にされる。ダウン信号経路903は、1030、1032、1034、1036の1をラッチするが 、ダウン信号自体は3つの連続した1がラッチされるまでアサート(1038)され
ない。
【0042】 交差検出型位相検出器800aの動作は、以下のように要約される。アップ信号は
、基準クロックが3つの連続した周期に関してフィードバックFクロックより進
んでいる場合にアサートされ、基準クロックが単一の周期に関してフィードバッ
クFクロックより遅れている場合にイナクティブにされる。同様に、ダウン信号
は、基準クロックが3つの連続した周期に関してフィードバックFクロックより
遅れている場合にアサートされ、基準クロックがフィードバックFクロックより
進むやいなやイナクティブにされる。交差検出型位相検出器800bは同様に動作す
るけれども、フィードバックFクロックの代わりにフィードバックBクロックに
関して動作する。
【0043】 当業者であれば、交差検出型位相検出器対504以外の位相検出器を使用するこ と、並びにライン518、520のUPT信号とDOWNT信号以外のリード/ラグ信号を使用
できることを認めるであろう。
【0044】 図11は、図8の組み合わせ論理回路804の動作を示す論理テーブルである。 図8に示すように、組み合わせ論理回路804は、それぞれの交差検出型位相検出 器800a、800bからアップ信号とダウン信号を受信する。図11において、交差検
出型位相検出器800aからの信号は、FUPとFDOWNと表示され、交差検出型位相検出
器800bからの信号は、BUPとBDOWNと表示される。組み合わせ論理回路804は、図 11のテーブルに従って、入力FUP、FDOWN、BUP、BDOWNをライン518と520の2つ
の出力UPTとDOWNTへと変換する。
【0045】 図11に示すように、UPTとDOWNTのさまざまな組み合わせにも名前が与えられ
る。図11の最後の列に示されるように、「アップ」出力は、フィードバックF
クロックとフィードバックBクロックの双方が基準クロックより遅れることを意
味する。この状態において、フィードバッククロックは、図7Bで前に説明した
ように、時間的に前に移動するであろう。「ダウン」出力は、反対の状態に対応
しており双方のフィードバッククロックは基準クロックより進んでいる。その結
果、図7Aに示されるように、双方のフィードバッククロックは、時間的に後ろ
へ移動するであろう。「ホールド」出力は、基準クロックがフィードバックBク
ロックより進んでいるが、フィードバックFクロックより遅れている所望の状態
に対応する。この場合、フィードバッククロックの移動は必要ない。「ホールド
」は、図11の最後の行に示されるように、入力の他の組み合わせにも対応する
。例えば、これは、システムのノイズにより所望の状態から一時的に逸脱する場
合に発生する。この場合、基準クロックが少なくとも3つの連続した周期に関し
てフィードバッククロックの双方より進むか、又は遅れるまで、フィードバック
クロックの変化は保証されない。3つの連続した周期の要件は、直列の3つのラ
ッチ900a〜900cと900d〜900fの結果である。代替の実施態様において、3以外の
数を使用できる。最後の出力「リバース」は、基準クロックの立ち下がりエッジ
がフィードバックFクロックとフィードバックBクロックの立ち上がりエッジ間
にあることを意味する。これは、所望の状態ではないため、以下に説明するよう
に、この状態からうまく逃れることが重要である。
【0046】 図12は、図5の制御論理回路506の動作を示す状態図である。16個の状態 は、2進数字0000から1111を有する楕円形で表される。状態のそれぞれは、Fク
ロックとBクロックに対する遅延クロックCLK(0)〜CLK(16)の特定の選択に対応 する。状態0000において、CLK(0)がFクロックとして選択され、CLK(1)がBクロ
ックとして選択される。状態0001において、CLK(1)がFクロックとして選択され
、CLK(2)がBクロックとして選択され、以下同じように続く。制御論理回路506 は、組み合わせ論理回路804からの出力に応じて状態を変更する。制御論理回路5
06がホールドを受信する場合、状態は変更されないままである。制御論理回路50
6がダウンを受信する場合、2値の状態は1つだけ増加し、従って双方のフィー ドバック信号の遅延を増加させる。しかしながら、状態が既に1111であり増やす
ことができない場合、代わりにその状態は、0111に変更される。同様に、制御論
理回路504がアップを受信する場合、状態は1つだけ減らされる。また、状態が 既に0000であり減らすことができない場合、状態は1000に変更される。最後に、
制御論理回路504がリバースを受信する場合、状態は、現在の状態の最上位ビッ トが0である時に増加し、最上位ビットが1である時に減少する。
【0047】 図13Aと図13Bは、図5の位相獲得ループ420の動作に関する2つの代替 の方法を示すタイミング図である。便宜上、図13Aの方法をタイプ1と呼び、
図13Bの方法をタイプ2と呼ぶことにする。図5を参照すると、位相獲得ルー
プ420は、FクロックとBクロックを周波数獲得ループ418からライン510、512で
受信する。遅延回路402はFクロックとBクロックの双方を等しい量だけ遅延さ せてライン514にフィードバックFクロック及びライン516にフィードバックBク
ロックを生成する。図13Aと図13Bの両方の行1に示されるように、基準ク
ロックがフィードバックFクロックとフィードバックBクロックの間に立つ(fl
ank)ように、FクロックとBクロックが周波数獲得ループ418により選択される
。位相獲得ループ420は、FクロックとBクロックを受信して、ライン108の基準
クロックに同期するローカルクロックをライン110eに生成する。図13Aのアプ
ローチのタイプ1において、ローカルクロックは、入ってくるFクロックを遅延
させることにより生成される。より詳細には、入ってくるFクロックは、フィー
ドバッククロックを生成するために必要な遅延より多い遅延を受ける。従って、
図13Aの行2に示されるように、ローカルクロックは、2つのフィードバック
クロックの間に入り、基準クロックに同期できる。図13Bのアプローチのタイ
プ2において、ローカルクロックは、Bクロックを遅延することにより生成され
る。より詳細には、入ってくるBクロックは、フィードバッククロックを生成す
るために必要な遅延より少ない遅延を受ける。従って、図13Bに示すように、
ローカルクロックは基準クロックに同期できる。
【0048】 図14は、図13Aの方法に従って、図5の位相獲得ループ420の一実施態様 のブロック図である。即ち、図14は、タイプ1のアプローチを実現する、図5
の位相獲得ループ420の実施態様である。図5のように、位相獲得ループ420aに は、遅延回路402a、及び遅延コントローラ406aが含まれ、遅延回路402aはタイプ
1遅延回路402aと呼ぶことにする。遅延コントローラ406aには、動的位相検出器
対1402、充電ポンプ1404、及びループフィルタ1406が含まれる。位相獲得ループ
420aは、以下のように結合される。タイプ1遅延回路402aは、FクロックとBク
ロックを周波数獲得ループ418からライン510、512で受信するように結合され、 またフィードバックFクロックとフィードバックBクロックを周波数獲得ループ
418へライン514、516で送るように結合される。また、タイプ1遅延回路402aは 、ローカルクロックをライン110eに出力するようにも適合される。動的位相検出
器対1402は、ローカルクロックをライン416で受信するように結合され、また基 準クロックをライン108で受信するように適合される。動的位相検出器対1402は 、リード/ラグ信号であるUPP信号とDOWNP信号のそれぞれを充電ポンプ1404へそ
れぞれのライン1408、1410で送るように結合される。そして、充電ポンプ1404は
ライン414で遅延制御信号をタイプ1遅延回路402aへループフィルタ1406を介し て送るように結合される。
【0049】 図15は、図14のタイプ1遅延回路402aの好適な実施態様の回路図である。
タイプ1遅延回路402aには、3つの遅延連鎖1500a、1500b、1502、及び処理回路
要素の組208a、208b、208cの3つが含まれる。遅延連鎖1500a、1500b、1502のそ
れぞれは、処理回路要素208a〜208cのうちの1つに直列に結合されて信号経路を
形成する。より詳細には、遅延連鎖1500aはFクロックをライン510で受信するよ
うに結合される。そして、遅延連鎖1500aの出力は、処理回路要素208aの入力に 結合され、フィードバックFクロックをライン514に生成する。同様に、処理回 路要素208cに結合される遅延連鎖1500bがBクロックをライン512で受信して、フ
ィードバックBクロックをライン516に生成する。同様に、ライン510のFクロッ
クは、処理回路要素208bに結合される遅延連鎖1502にも結合され、処理回路要素
208bはローカルクロックをその出力ライン110eに生成する。遅延連鎖1500a、150
0bは固定された遅延を導入するけれども、遅延連鎖1502により導入される遅延期
間は、ライン414で受信した遅延制御信号により調整され得る。処理回路208a、2
08cを用いて回路208bにより導入される遅延を複製する。従って、回路208a、208
cは、回路208bと同じであるか、又はそれらは単に等しい遅延を導入する回路で あってもよい。
【0050】 図16は、図14の位相獲得ループ420aの動作を示すタイミング図である。こ
のタイミング図の例において、フィードバックFクロックとローカルクロックは
、互いに最初、同期して始まる(1600)が、基準クロックより進んでいる(1602
)。動的位相検出器対1402は、基準クロックとローカルクロックを比較してロー
カルクロックが基準クロックより進んでいる期間、DOWNPをアサートする(1604 )。同時に、アサートになった(1604)DOWNP及びイナクティブになった(1606 )UPPは、ループフィルタ1406を充電ポンプ1404の電流源に接続する。即ち、充 電ポンプ1404は、DOWNPがアサートされている期間中にループフィルタ1406を充 電する。ループフィルタ1406を充電することによりライン414の遅延制御信号が 増加する(1608)。その結果として、この増加は、ローカルクロックが受ける遅
延を増加させて、フィードバックFクロックに対してローカルクロックを遅延す
る(1610)。このプロセスは、ローカルクロックと基準クロックが同期する(16
12)まで継続する。ローカルクロックが基準クロックより遅れる場合、UPPがア サートされてライン414の遅延制御信号が減少し、そしてローカルクロックが受 ける遅延も減少して、それゆえに基準クロックとローカルクロックが同期する。
【0051】 図17は、図14の動的位相検出器対1402の好適な実施態様のブロック図であ
る。動的位相検出器対1402には、一対の動的位相検出器1700a、1700bが含まれる
。各動的位相検出器1700a、1700bは、CLK0入力とCLK1入力、及び出力を含む。動
的位相検出器1700aは、基準クロックをそのCLK0入力で、ローカルクロックをそ のCLK1入力で受信してUPPを出力するように結合される。動的位相検出器1700bは
、ローカルクロックをそのCLK0入力で、基準クロックをそのCLK1入力で受信して
DOWNPを出力するように結合される。
【0052】 動的位相検出器1700a、1700bは、CLK0入力がCLK1入力より進んでいる期間、そ
れらの出力をアサートする。動的位相検出器1700a、1700bの好適な実施態様は、
Kyeongho LeeとDeog-Kyoon Jeongによる米国同時係属出願第08/631,420号の「Hi
gh-speed and high-precision phase -locked loop」に開示されており、それら
の教示は参照により本明細書に組み込まれる。とりわけ、同時係属出願第08/631
,420号の図6にあるアップ信号発生器604とダウン信号発生器606は、動的位相検
出器1700a、1700bの好適な実施態様である。
【0053】 図18は、図13Bの方法に従って、図5の位相獲得ループ420の一実施態様 のブロック図である。即ち、図18は、タイプ2のアプローチを実現する、図5
の位相獲得ループ420の実施態様である。位相獲得ループ420bには、タイプ2遅 延回路402bと遅延コントローラ406bが含まれる。遅延コントローラ406bには、動
的位相検出器対1402、充電ポンプ1404、及びループフィルタ1406が含まれる。
【0054】 タイプ2遅延回路402bは、FクロックとBクロックを周波数獲得ループ418か らライン510、512で受信するように結合され、またフィードバックFクロックと
フィードバックBクロックを周波数獲得ループ418へライン514、516で送るよう に結合される。また、タイプ2遅延回路402bは、ローカルクロックをライン110e
に出力するようにも適合される。動的位相検出器対1402、充電ポンプ1404、及び
ループフィルタ1406は、以下のことを除いて図14のように結合される。第1に
、ライン414の遅延制御信号は、タイプ1遅延回路402aではなくタイプ2遅延回 路402bに送られる。第2に、動的位相検出器対1402と充電ポンプ1404間の接続が
あべこべにされている。図14において、アサートになるUPPがライン1408でル ープフィルタ1406を充電ポンプ1404の電流沈下(current sink)に接続する。図
18において、アサートになるDOWNPがライン1810で同じ目的を達成する。同様 の説明が図14のDOWNPと図18のUPPに当てはまる。
【0055】 図19は、図18のタイプ2遅延回路402bの好適な実施態様の回路図である。
タイプ2遅延回路402bには、3つの遅延連鎖1500a、1500b、1900、及び処理回路
要素の組208a、208b、208cの3つが含まれる。遅延連鎖1500a、1500b、及び処理
回路要素208a、208cは、図15のように結合される。遅延連鎖1900はBクロック
をライン512で受信するように結合される。そして、遅延連鎖1900の出力は処理 回路要素208bの入力に結合され、処理回路要素208bはローカルクロックをその出
力でライン110eに生成する。遅延連鎖1500a、1500bは固定された遅延を導入する
けれども、遅延連鎖1900により導入される遅延は、ライン414で受信した遅延制 御信号により調整され得る。
【0056】 図20は、図16のタイミング図と同様のタイミング図であり、図18の位相
獲得ループ420bの動作を示す。フィードバックBクロックとローカルクロックは
、互いに最初、同期して始まる(2000)が、基準クロックより遅れている(2007
)。動的位相検出器対1402は、基準クロックとローカルクロックを比較して、ロ
ーカルクロックが基準クロックより遅れている期間、UPPをアサートする(2004 )。同時に、アサートになった(2004)UPP及びイナクティブになった(2006)D
OWNPは、ループフィルタ1406を充電ポンプ1404の電流源に接続する。そしてルー
プフィルタ1406を充電することによりライン414の遅延制御信号が増加して(200
8)、ローカルクロックが受ける遅延を減少させて、フィードバックBクロック に対してローカルクロックを進ませる(2010)。このプロセスは、ローカルクロ
ックと基準クロックが同期する(2012)まで継続する。
【0057】 図21は、本発明に従って基準クロックに同期したローカルクロックを生成す
るための方法を示すフロー図である。この方法を、前述した好適な実施態様に関
して説明するけれども、該方法は他の装置を用いて実施されてもよい。図4と図
21を参照すると、基準クロックが、DLDLL 106eによりライン108で受信 される(2100)。そして、遅延回路400が第1の遅延期間だけ基準クロックを遅 延させて(2102)、中間クロックをライン408に生成する。そして、遅延回路402
が第2の遅延期間だけ中間クロックを遅延させて(2104)、同期したローカルク
ロックをライン110eに生成する。好適な実施態様において、ローカルクロックは
、基準クロックに関する1つのクロック期間だけ遅延する。
【0058】 図22は、第1の遅延期間だけ基準クロックを遅延させる、図21のステップ
2102の好適な実施態様を示すフロー図である。再度、図4を参照すると、周波数
獲得ループ418は、ライン408の中間クロックに基づいてフィードバッククロック
をライン412に生成する(2200)。遅延コントローラ404は、フィードバッククロ
ックを受信して、遅延回路400により導入される第1の遅延期間をライン412のフ
ィードバッククロックとライン108の基準クロック間の相対的な位相に基づいて 調整する(2202)。そして、遅延回路400はライン108の入ってくる基準クロック
を第1の遅延期間の量だけ遅延させる(2204)。
【0059】 図23は、中間クロックを第2の遅延期間だけ遅延させる、図21のステップ
2104の好適な実施態様を示すフロー図である。再度、図4を参照すると、遅延コ
ントローラ406は、ライン110eの出ていくローカルクロックとライン108で受信さ
れた基準クロック間の相対的な位相に基づいて第2の遅延期間を調整する(2300
)。そして、遅延回路402は、中間クロックを第2の遅延期間の量だけ遅延させ て(2302)、出ていくローカルクロックをライン110eに生成する。
【0060】 図21〜図23は、基準クロックに同期したローカルクロックを生成するため
の方法に関するおおざっぱな説明を提供する。前述したDLDLL 106e用のこ
の方法に関する好適な実施態様の更なる詳細は、その前の文章と図面に包含され
る。
【0061】 本発明のいくつかの好適な実施態様に関してかなり詳しく説明したが、他の実
施態様も可能である。例えば、本発明を、当業界で既知の技術を用いて半導体デ
バイスの集積回路へと組み込むことが可能である。従って、添付の特許請求の範
囲の思想および範囲を、本明細書に包含される好適な実施態様の記述に制限する
べきではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明用に向いているシステム100のブロック図である。
【図2】 従来技術の遅延同期ループ106dのブロック図である。
【図3】 図2の従来技術の遅延同期ループ106dの周波数レンジを示すタイミング図であ
る。
【図4】 本発明に従って、二重ループの遅延同期ループ106eの一実施態様のブロック図
である。
【図5】 図4の二重ループの遅延同期ループ106eの好適な実施態様のブロック図である
【図6】 図5の遅延連鎖500の好適な実施態様のブロック図である。
【図7A】 図5の周波数獲得ループ418の動作を示すタイミング図である。
【図7B】 図5の周波数獲得ループ418の動作を示すタイミング図である。
【図7C】 図5の周波数獲得ループ418の動作を示すタイミング図である。
【図8】 図5の交差検出型位相検出器対504の好適な実施態様のブロック図である。
【図9】 図8の交差検出型位相検出器800aの好適な実施態様のブロック図である。
【図10A】 図9の交差検出型位相検出器800の動作を示すタイミング図である。
【図10B】 図9の交差検出型位相検出器800の動作を示すタイミング図である。
【図11】 図8の組み合わせ論理回路804の動作を示す論理テーブルである。
【図12】 図5の制御論理回路506の動作を示す状態図である。
【図13A】 図5の位相獲得ループ420の動作に関する2つの互い違いになる方法の一方を 示すタイミング図である。
【図13B】 図5の位相獲得ループ420の動作に関する2つの互い違いになる方法の他方を 示すタイミング図である。
【図14】 図13Aの方法に従って、図5の位相獲得ループ420に関する一実施態様のブ ロック図である。
【図15】 図14のタイプ1遅延回路402aの好適な実施態様の回路図である。
【図16】 図14の位相獲得ループ420aの動作を示すタイミング図である。
【図17】 図14の動的位相検出器対1402の好適な実施態様のブロック図である。
【図18】 図13Bの方法に従って、図5の位相獲得ループ420に関する別の実施態様の ブロック図である。
【図19】 図18のタイプ2遅延回路402bの好適な実施態様の回路図である。
【図20】 図18の位相獲得ループ420bの動作を示すタイミング図である。
【図21】 本発明に従って、基準クロックに同期したローカルクロックを生成するための
方法を示すフロー図である。
【図22】 第1の遅延期間だけクロックを遅延させる、図21のステップ2102の好適な実
施態様を示すフロー図である。
【図23】 第2の遅延期間だけクロックを遅延させる、図21のステップ2104の好適な実
施態様を示すフロー図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM ,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE, KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,L T,LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX ,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE, SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,U A,UG,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 ジョン,デオ−キューン アメリカ合衆国カリフォルニア州94306, パロアルト,アルマ・ストリート・ナンバ ー307・3351 Fターム(参考) 5B079 BA20 BB10 BC03 CC02 CC14 DD06 DD20 5J106 AA03 AA04 CC21 CC58 DD09 DD24 FF09 KK08 KK36 5K047 AA01 AA11 GG07 MM36 MM46 MM53 MM60 MM63

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準クロックに同期したローカルクロックを生成するための遅延同期ループで
    あって、 基準クロックを受信するように適合され、その基準クロックを遅延させて中間
    クロック生成する、周波数獲得ループと、 前記基準クロックを受信するように適合され、かつ前記周波数獲得ループから
    前記中間クロックを受信するように結合されて、前記中間クロックを遅延させて
    前記基準クロックに同期したローカルクロックを生成する、位相獲得ループとを
    含み、 前記周波数獲得ループは、前記中間クロックを前記位相獲得ループの動作範囲
    内に置くのに十分な量だけ前記基準クロックを遅延させる、遅延同期ループ。
  2. 【請求項2】 前記周波数獲得ループは、 前記基準クロックを受信するように適合され、前記中間クロックを生成するた
    めに、遅延制御信号により調整される調整可能な遅延期間だけ前記基準クロック
    を遅延させる、遅延回路と、及び 前記基準クロック及び前記中間クロックに基づいたフィードバッククロックを
    受信するように適合され、かつ前記遅延制御信号を前記遅延回路に送るように結
    合されて、前記基準クロックと前記フィードバッククロック間の相対的な位相に
    応じて前記遅延制御信号を生成する、遅延コントローラとを含む、請求項1の遅
    延同期ループ。
  3. 【請求項3】 前記調整可能な遅延期間が、複数の調整できない遅延期間から選択される、請
    求項2の遅延同期ループ。
  4. 【請求項4】 前記フィードバッククロックが、第1と第2のフィードバッククロックからな
    り、 前記調整可能な遅延期間により、前記基準クロックの基準エッジが、前記第1
    のフィードバッククロックの対応する基準エッジと前記第2のフィードバックク
    ロックの対応する基準エッジとの間に置かれる、請求項3の遅延同期ループ。
  5. 【請求項5】 前記遅延回路は、 前記基準クロックを受信するように適合され、複数の遅延クロックを生成する
    ために、前記基準クロックを前記複数の調整できない遅延期間のそれぞれだけ遅
    延させる、遅延連鎖と、及び 前記複数の遅延クロック及び前記遅延制御信号を受信するように結合され、前
    記遅延制御信号に応じて前記複数の遅延クロックのうちの1つを選択する、クロ
    ックセレクタとを含む、請求項3の遅延同期ループ。
  6. 【請求項6】 前記遅延連鎖が、 直列に接続された複数の遅延セルであって、第1の遅延セルが前記基準クロッ
    クを受信するように適合され、複数の遅延した基準クロックの1つを生成するた
    めに各遅延セルが同一の固定された遅延を導入する、複数の遅延セルを含む、請
    求項5の遅延同期ループ。
  7. 【請求項7】 前記複数の遅延セルが17個の遅延セルを含む、請求項6の遅延同期ループ。
  8. 【請求項8】 前記遅延コントローラは、 前記基準クロック及び前記フィードバッククロックを受信するように適合され
    、前記フィードバッククロックと前記基準クロック間の相対的な位相に応じてリ
    ード/ラグ信号を生成する、位相検出器と、及び 前記リード/ラグ信号を前記位相検出器から受信するように結合され、前記リ
    ード/ラグ信号に応じて前記遅延制御信号を生成する、制御論理回路とを含む、
    請求項3の遅延同期ループ。
  9. 【請求項9】 前記フィードバッククロックが第1と第2のフィードバッククロックからなり
    、 前記リード/ラグ信号がアップチック信号とダウンチック信号からなり、 前記位相検出器は、前記第1のフィードバッククロックと前記第2のフィード
    バッククロックを受信するように結合されて、それに応じて前記アップチック信
    号と前記ダウンチック信号を生成し、 前記制御論理回路は、前記アップチック信号と前記ダウンチック信号を受信す
    るように結合された有限のステートマシンを含み、それに応じてその有限のステ
    ートマシンの状態を修正し、その状態に応じて前記遅延制御信号を生成する、請
    求項8の遅延同期ループ。
  10. 【請求項10】 前記位相検出器は、 前記基準クロック及び前記第1のフィードバッククロックを受信するように適
    合され、それに応じて第1のアップ信号と第1のダウン信号を生成する、第1の
    交差検出型位相検出器と、 前記基準クロック及び前記第2のフィードバッククロックを受信するように適
    合され、それに応じて第2のアップ信号と第2のダウン信号を生成する、第2の
    交差検出型位相検出器と、及び 前記第1のアップ信号、前記第1のダウン信号、前記第2のアップ信号、及び
    前記第2のダウン信号を受信するように結合され、それに応じて前記アップチッ
    ク信号と前記ダウンチック信号を生成する、組み合わせ論理回路とを含む、請求
    項9の遅延同期ループ。
  11. 【請求項11】 前記位相獲得ループは、 前記中間クロックを受信するように適合され、前記ローカルクロックを生成す
    るために、前記中間クロックを遅延制御信号により調整される調整可能な遅延期
    間だけ遅延させる、遅延回路と、及び 前記基準クロックを受信するように適合され、かつ前記ローカルクロックを受
    信するように結合され、そして前記遅延制御信号を前記遅延回路に送るように結
    合されて、前記基準クロックと前記ローカルクロック間の相対的な位相に応じて
    前記遅延制御信号を生成する、遅延コントローラとを含む、請求項1の遅延同期
    ループ。
  12. 【請求項12】 前記中間クロックが第1と第2の中間クロックからなり、及び 前記遅延回路が、前記第1の中間クロックの遅延を前記第2の中間クロックの
    遅延に対して増加させる、請求項11の遅延同期ループ。
  13. 【請求項13】 前記中間クロックが第1と第2の中間クロックからなり、及び 前記遅延回路が、前記第2の中間クロックの遅延を前記第1の中間クロックの
    遅延に対して減少させる、請求項11の遅延同期ループ。
  14. 【請求項14】 前記遅延コントローラは、 前記基準クロック及び前記ローカルクロックを受信するように適合され、前記
    ローカルクロックと前記基準クロック間の相対的な位相に応じてリード/ラグ信
    号を生成する、位相検出器と、及び 直列に接続された充電ポンプ及びループフィルタであって、その充電ポンプが
    前記リード/ラグ信号を前記位相検出器から受信するように結合され、そのルー
    プフィルタが前記遅延制御信号を前記遅延回路に送るように結合され、前記リー
    ド/ラグ信号に応じて前記遅延制御信号を生成する、直列に接続された充電ポン
    プ及びループフィルタとを含む、請求項11の遅延同期ループ。
  15. 【請求項15】 基準クロックに同期したローカルクロックを生成するための遅延同期ループで
    あって、 基準クロックを受信するように適合され、その基準クロックを、第1の遅延制
    御信号により調整される第1の調整可能な遅延期間だけ遅延させて、前記基準ク
    ロックと同じ周波数を有する中間クロックを生成する、第1の遅延回路と、 前記中間クロックを前記第1の遅延回路から受信するように結合され、前記基
    準クロックに同期したローカルクロックを生成するために前記中間クロックを遅
    延させるための第2の遅延回路であって、第2の調整可能な遅延期間を第2の遅
    延制御信号により調整し、フィードバッククロックを生成するために前記中間ク
    ロックを更に遅延させる、第2の遅延回路と、 前記基準クロックを受信するように適合され、かつ前記フィードバッククロッ
    クを受信するように結合され、そして前記第1の遅延制御信号を前記第1の遅延
    回路に送るように結合されて、前記基準クロックと前記フィードバッククロック
    間の相対的な位相に応じて前記第1の遅延制御信号を生成する、第1の遅延コン
    トローラと、及び 前記基準クロックを受信するように適合され、かつ前記ローカルクロックを受
    信するように結合され、そして前記第2の遅延制御信号を前記第2の遅延回路に
    送るように結合されて、前記基準クロックと前記ローカルクロック間の相対的な
    位相に応じて前記第2の遅延制御信号を生成する、第2の遅延コントローラとを
    含む、遅延同期ループ。
  16. 【請求項16】 前記第1の調整可能な遅延期間が、前記第1の遅延制御信号に応じて複数の所
    定遅延期間から選択される、請求項15の遅延同期ループ。
  17. 【請求項17】 基準クロックに同期したローカルクロックを生成するための方法であって、 基準クロックを受信するステップと、 中間クロックを生成するために前記基準クロックを第1の調整可能な遅延期間
    だけ遅延させるステップと、及び 前記基準クロックに同期したローカルクロックを生成するために前記中間クロ
    ックを第2の調整可能な遅延期間だけ遅延させるステップとを含む、方法。
  18. 【請求項18】 前記基準クロックを遅延させることは、 前記中間クロックに基づいてフィードバッククロックを生成するステップと、
    及び 前記基準クロックと前記フィードバッククロック間の相対的な位相に応じて前
    記第1の調整可能な遅延期間を調整するステップとを含む、請求項17の方法。
  19. 【請求項19】 前記第1の調整可能な遅延期間を調整することが、 前記基準クロックと前記フィードバッククロック間の相対的な位相に応じて複
    数の調整できない遅延期間のうちの1つを選択するステップを含む、請求項18
    の方法。
  20. 【請求項20】 前記フィードバッククロックが、第1と第2のフィードバッククロックからな
    り、及び 前記調整できない遅延期間のうちの1つを選択することが、前記基準クロック
    の基準エッジを前記第1のフィードバッククロックの対応する基準エッジと前記
    第2のフィードバッククロックの対応する基準エッジとの間に置くように調整で
    きない遅延期間を選択するステップを含む、請求項19の方法。
  21. 【請求項21】 前記調整できない遅延期間のうちの1つを選択することは、 複数の遅延クロックを生成するために調整できない遅延期間のそれぞれだけ前
    記基準クロックを遅延させるステップと、及び 前記複数の遅延クロックのうちの1つを選択するステップとを含む、請求項1
    9の方法。
  22. 【請求項22】 前記調整できない遅延期間のうちの1つを選択することは、 前記基準クロックと前記フィードバッククロック間の相対的な位相に応じて有
    限のステートマシンへの入力を生成するステップと、 前記入力に応じて前記有限のステートマシンの状態をアップデートするステッ
    プと、及び 前記状態に応じて前記調整できない遅延期間のうちの1つを選択するステップ
    とを含む、請求項22の方法。
  23. 【請求項23】 前記フィードバッククロックが第1と第2のフィードバッククロックからなり
    、 前記有限のステートマシンへの入力を生成することは、 第1のアップ信号と第1のダウン信号を生成するために、前記基準クロックの
    位相と前記第1のフィードバッククロックの位相とを比較するステップと、 第2のアップ信号と第2のダウン信号を生成するために、前記基準クロックの
    位相と前記第2のフィードバッククロックの位相とを比較するステップと、及び 前記有限のステートマシンへの入力を生成するために、前記第1のアップ信号
    、前記第1のダウン信号、前記第2のアップ信号及び前記第2のダウン信号を論
    理的に組み合わせるステップとを含む、請求項22の方法。
  24. 【請求項24】 前記有限のステートマシンへの入力が、アップ、ダウン、及びホールドを含む
    グループから選択され、 前記状態が、その状態に応じて選択される調整できない遅延期間の増加する順
    に順序づけられ、及び 前記有限のステートマシンの状態をアップデートすることは、 前記入力がホールドである場合に同じ状態のままであるステップと、 前記入力がダウンである場合に前記状態を増加させるステップと、及び 前記入力がアップである場合に前記状態を減少させるステップとを含む、請求
    項22の方法。
  25. 【請求項25】 前記中間クロックを遅延させることが、 前記基準クロックと前記ローカルクロック間の位相差を最小限にするために前
    記第2の調整可能な遅延期間を調整するステップを含む、請求項17の方法。
  26. 【請求項26】 前記第2の調整可能な遅延期間を調整することは、 リード/ラグ信号を生成するために、前記ローカルクロックの位相を前記基準
    クロックの位相と比較するステップと、 遅延制御信号を生成するために、前記リード/ラグ信号に応じてループフィル
    タを充電するステップと、及び 前記遅延制御信号に応じて前記第2の調整可能な遅延期間を調整するステップ
    を含む、請求項25の方法。
  27. 【請求項27】 前記中間クロックが、第1と第2の中間クロックからなり、 前記第2の調整可能な遅延期間を調整することが、前記第2の中間クロックの
    遅延に対して前記第1の中間クロックの遅延を増加させることを含む、請求項2
    5の方法。
  28. 【請求項28】 前記中間クロックが、第1と第2の中間クロックからなり、 前記第2の調整可能な遅延期間を調整することが、前記第1の中間クロックの遅
    延に対して前記第2の中間クロックの遅延を減少させることを含む、請求項25
    の方法。
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