JP2002504568A - 架橋した膨潤性ポリマー - Google Patents

架橋した膨潤性ポリマー

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JP2002504568A JP2000532448A JP2000532448A JP2002504568A JP 2002504568 A JP2002504568 A JP 2002504568A JP 2000532448 A JP2000532448 A JP 2000532448A JP 2000532448 A JP2000532448 A JP 2000532448A JP 2002504568 A JP2002504568 A JP 2002504568A
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Abstract

(57)【要約】 本発明の対象は、架橋剤として式(1)の化合物 【化1】 [その際、RおよびR′は互いに独立して水素またはC1〜C6−アルキルを表す]を使用するにより特徴付けられる、超吸収性ポリマーの粒子を表面架橋する方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、改善された性質を有し、カルボキシル基を含有するヒドロゲルを製
造する際の架橋剤としてのジグリコールシリケートの使用ならびに水性の液体を
吸収するための、いわゆる超吸収剤としての、こうして製造したヒドロゲルの使
用に関する。
【0002】 超吸収剤は、水に不溶性の、カルボキシル基を有する架橋したポリマーであり
、これはその位置で、膨潤しかつヒドロゲルを形成しながら、水性の液体および
体液、例えば尿または血液を吸収し、吸収した液体量を一定圧下にとどめる。超
吸収剤は、超吸収性ポリマーまたはSAPとも呼ばれる。
【0003】 このようなヒドロゲルを形成する能力のあるポリマーの製造および使用は、多
数の特許明細書、例えば欧州特許出願公開第0316792号、同第04002
83号、同第0343427号、同第0205674号およびドイツ連邦共和国
特許出願公開第4418818号明細書に記載されている。
【0004】 ヒドロゲルが特に高い液体吸収能力、高いゲル強さならびに加圧下での高い吸
収能を有するポリマーを製造するためには、ポリマー粒子を後からの表面処理に
かけることが必要であることが判明している。超吸収性ポリマー(SAP)から
なる粒子の表面近くのより高い架橋は、例えば、米国特許第4734478号お
よび同第4666983号明細書に記載されている。その際、好ましくは、親水
性ポリマーのカルボキシル基と、粒子の表面に共有結合を形成しうる2つまたは
それ以上の基を含有する物質が使用される。このことは、例えば欧州特許出願公
開第0349240号明細書に教示されている。
【0005】 架橋剤として、ポリグリシジルエーテル、ハロエポキシ化合物、ポリオール、
ポリアミンまたはポリイソシアネートを使用することができる。表面後架橋にこ
れまで公知の系は、多様な作用機構を有する4つの群に分けることができる: 1.反応性の開環する化合物; 2.二官能性の縮合活性な化合物; 3.多価金属イオンによる架橋;および 4.脱水反応による反応性架橋。
【0006】 反応性の開環する化合物での架橋の典型的な例は、ポリグリシジルエーテル、
例えばエチレングリコールジグリシジルエーテルを使用することによる欧州特許
出願公開第0317106号明細書に、およびポリアゼチジニウム塩を使用した
欧州特許出願公開第0618005号明細書に教示されている。ドイツ連邦共和
国特許出願公開第4020780号明細書によれば、アルキレンカーボネート0
.1〜5質量%を有するポリマーを表面架橋処理することにより加圧下での改善
された吸収が達成される。
【0007】 米国特許第4666983号明細書には、SAP表面を後架橋するために可能
な化合物としてジイソシアネートおよびポリイソシアネートの使用が教示されて
いる。その際、ヒドロキシル基と反応することにより、カルバメート構造が生じ
る。
【0008】 架橋の別の可能性は、共有的な架橋点の代わりにイオン的な架橋点の形成にあ
る。欧州特許出願公開第0372981号明細書によれば、多価の金属イオン、
例えばアルミニウムが、カルボキシル官能基のイオン性架橋に適している。
【0009】 国際特許出願公表第94/09043号明細書には、ポリヒドロキシ化合物、
殊に有機ポリヒドロキシ化合物、例えばジエチレングリコールまたはトリメチロ
ールプロパンを、高められた温度でエステル形成下に使用することが記載されて
いる。
【0010】 欧州特許出願公開第0610013号明細書には、多官能性有機アルコールの
カルボキシル化合物の有機エステルが記載されており、その際、また、ヒドロキ
シル基が部分的にのみエステル化されていることが記載されている。また、その
際、このエステルを、水または有機溶剤との混合物で、SAP表面に塗布するこ
ともできる。
【0011】 欧州特許出願公開第0644207号明細書には、(膨張剤を使用することに
より)多孔性のSAPとポリヒドロキシ化合物とを表面架橋させることが記載さ
れている。しかしながら、架橋反応は、国際特許出願公表第94/09043号
明細書に完全に類似しており、相違は専ら表面後架橋する前のベースポリマーに
ある。
【0012】 欧州特許出願公開第0509708号明細書には、ポリヒドロキシ化合物と、
3〜10の間のHLB値を有することにより特徴付けられる界面活性剤との混合
物を使用することが教示されている。その際、界面活性剤は、反応に寄与するだ
けではなくて、ポリヒドロキシ成分の表面への分布を簡単にする。
【0013】 特定の多官能性有機アルコールとの架橋は、同様に、欧州特許出願公開第04
50924号明細書に開示されている。
【0014】 欧州特許出願公開第0610013号明細書にすでに説明されていたように、
1〜3.によるこの方法は幾つかの欠点を有する。この基から選択された架橋剤
は、極めて高い反応性を有し、その際、これらは架橋すべきポリマーに塗布した
際に直ちに反応する。この高い反応性は、表面への均質な分布のためには極めて
不利である。この欠点は、高められた混合時間によって埋め合わすことができな
い。応用技術的性質は、表面へのこの不足した分布に基づき最適ではない。
【0015】 イオン性基と架橋するだけでは極めて困難である。それというのも、使用する
うちに、SAP粒子中への多価イオンの拡散が始まり、ひいては表面架橋の代わ
りにより強いゲル架橋が達成され、これは、決して有利な応用技術的性質を有し
ないからである。
【0016】 これに対して、4.による脱水架橋するための有機アルコールまたはそのエス
テルの使用は、この欠点をもたらさない。ポリグリシジルエーテルに対して低下
した反応性に基づき、混合時間内でSAP表面への一様な分布が可能である。こ
れにより、一様な表面後架橋を行うことができ、その際、また、混合時間および
溶液条件によって、SAP粒子中の侵入深さも制御することができる。
【0017】 しかしながら、アルキレンカーボネートまたは殆ど反応性ではないポリオール
の使用は、十分な反応性を得るために極めて高い温度で架橋しなければならない
という欠点を有する。そのような高い温度で、全ポリマーの熱的な後架橋を認め
ることができ、その際、遠心機保持に不利に作用する。更に、高い温度は、生成
物の望ましくない熱分解をまねく可能性があり、これは生成物の変色を引き起こ
す。
【0018】 例えばγ−グリシドキシプロピルトリメトキシシランとシランカップリング反
応させることにより超吸収性ポリマーを表面架橋するための方法は、欧州特許出
願公開第0195406号明細書に教示されている。その際、一般式 X(R)mSiY3-m [式中、Xはカルボキシル基またはカルボキシラート基と反応しうる基であり、
Yは加水分解可能な基を表し、かつmは0、1または2である]で示される化合
物が開示されている。
【0019】 最初の結合は、反応性基Xにより行われ、その際、加水分解可能な基が水の存
在下に反応してシラノール基に変換され、これらはその立場で別の段階で脱水に
よりSi−O−Si結合を形成しうる。しかしながら、これは、加水分解可能な
基のみからなる化合物は開示されていない。
【0020】 本発明の課題は、表面架橋するための新規方法を提供することであり、これに
より、ゲル強さおよび水保持能に関して改善された性質を有するヒドロゲルが得
られる。その際、架橋剤が、極めて高い温度ではじめて架橋するという欠点を有
することなく、表面への使用した系の分配を可能にする中程度の反応性を提供す
べきである。
【0021】 意外なことに、ジグリコールシリケートで表面架橋した場合に、要求される性
質を有する超吸収性ポリマーが得られることが見出された。
【0022】 従って、本発明の対象は、架橋剤として、式1
【0023】
【化2】
【0024】 [式中、RおよびR′は互いに独立しているかまたは同じであり、かつ水素また
はC1〜C6−アルキルを表す]で示される化合物を使用することにより特徴付け
られる、超吸収性ポリマーの粒子を表面架橋する方法である。式(1)中で、R
およびR′は、有利に同じ意味を有し、殊にそれぞれHまたはCH3を表す。
【0025】 本発明の別の対象は、式1の化合物で表面的に架橋されていることにより特徴
付けられる、(共)重合した親水性モノマーを基礎としているかまたは天然の親
水性ポリマー、この双方のポリマーの混合物またはカルボキシル基を含有してい
るコポリマーを基礎とした、水に膨潤可能なヒドロゲルである。
【0026】 架橋反応は、一般に、高められた温度範囲内でのエステル交換により行われる
。架橋反応を、触媒により促進することができ、それにより、この反応をより低
い温度で実施することができる。120〜220℃の温度が、本発明による方法
に好ましい。
【0027】 その際、架橋は、有利に、式1の化合物をエステル交換することにより、モノ
マーまたは(コ)ポリマーの反応性カルボキシル基との開環を伴い行われる。
【0028】 式1の化合物は、有利に、全モノマー質量または全ポリマー質量に対して0.
05〜10質量%の量で使用される。有利に、この化合物は、水性、アルコール
性または水性−アルコール性混合物の形で使用される。
【0029】 適した、式1の化合物と架橋して本発明によるヒドロゲルに変換可能な天然の
ポリマーを、未精製の形ならびに精製した形で使用することができる。
【0030】 好適には、殊にカルボキシメチルポリサッカリド、例えばカルボキシメチルヒ
ドロキシプロピル−グアール、カルボキシメチルデンプンおよびアルギネートで
ある。
【0031】 共重合可能な親水性モノマーとして、殊にアクリル酸、メタクリル酸、クロト
ン酸、2−アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸および2−アクリル
アミド−2−メチルプロパンホスホン酸、ビニルホスホン酸、ビニルホスホン酸
半エステル、それらの塩、アクリルアミド、N−ビニルアミド、ビニルアセテー
トまたはそれらの混合物が当てはまる。特に好ましくは、アクリル酸およびその
塩、例えばナトリウムアクリレート、カリウムアクリレートおよび/またはアン
モニウムアクリレートである。
【0032】 重合を、任意の公知の反応により実施することができ、好ましくは均一相中、
例えば水溶液中のラジカル重合、いわゆるゲル重合である。本発明によるヒドロ
ゲルを合成するための別の可能性は、有機溶剤から、例えばアルコール、好まし
くはt−ブタノールまたは炭化水素、例えばヘキサンもしくはシクロヘキサンか
らの沈殿重合または懸濁重合、分散重合、乳化重合もしくは微小乳化重合、しか
しまたイオン重合を提供する。
【0033】 ラジカル重合を、ラジカル形成剤、例えば有機または無機のペルオキシドなら
びにアゾ化合物により開始することができる。例は、ベンゾイルペルオキシド、
t−ブチルヒドロペルオキシド、クメンヒドロペルオキシド、(NH4228 、K228、H228、H22またはアゾジイソブチロニトリルである。また
、レドックス系も、重合開始剤として傑出して適している。
【0034】 また、重合を、エネルギー線により引き起こしてもよい。
【0035】 式1の化合物を、重合反応中に架橋させるために使用することができるおよび
/または重合反応後にはじめてポリマーを後架橋するために使用することができ
る。式1の化合物を、前もって未架橋のプレ(コ)ポリマーに添加する場合には
、これは、通常、乾燥させる前に、均質混合、例えば水性ポリマーゲルをニーダ
ー中で混練することにより行われる。また、希釈した溶液からポリマー粉末また
はポリマーグラニュールに噴霧することも可能である。この場合に、溶剤系の適
した選択により、ポリマーの目的とする架橋を、粒子表面近くで実施することが
できる。
【0036】 本発明によるヒドロゲルは、化粧品に配合するための水性液体のための吸収剤
として、反応性基を含有する繊維状のシート状構造物の硬化剤および/または結
合剤として、掘削泥水(waessrige Bohrspuelungen)のためのポリマー添加剤とし
て、および石油取得の際のセメント添加剤として、ならびに衛生用品、包装材料
および不織布における使用に、傑出して適している。
【0037】 いわゆる“超吸収ポリマー”(SAP)として、衛生用品、例えばおむつ、タ
ンポンまたは生理帯において使用するためには、殊に、アクリル酸を基礎とした
本発明によるヒドロゲルが適しており、その際、これらは部分的にアルカリ塩ま
たはアンモニウム塩として存在していてよい。その際、中和は、重合前ならびに
重合後に行ってよい。親水性モノマーは、SAPを製造するために、有利に、少
なくとも2つのエチレン系不飽和二重結合を含有する常用の架橋剤、例えばN,
N′−メチレンビスアクリルアミド、トリアリルアミン、1,4−ブタンジオー
ルジアクリレート、ペンタエリトリトールトリアルキルエーテルおよび/または
テトラアルキルオキシエタンの存在下に重合する。
【0038】 また、カルボキシル基を含有するポリサッカリドを基礎とした本発明によるヒ
ドロゲルは、SAPとして使用するのに傑出して適している。
【0039】 SAPとして使用することを目的とした、すでに予め架橋したポリマーの式1
の化合物の、殊に表面で後架橋することにより、加圧下での吸収に基づくその作
用を、実質的に改善することができる。
【0040】 酸性触媒を添加することにより、架橋反応を促進するおよび/または反応温度
を低下させることができる。
【0041】 本発明による方法において、触媒として適している化合物は、無機オキソ酸、
その酸性塩および無水物、エステルまたは部分エステル、例えばリン酸、硫酸、
ホウ酸、ポリホスフェート、ポリボレート、ポリホスホネート、ホスホン酸無水
物ならびに硫酸水素塩、リン酸水素塩である。同様に適しているのは、一般式H
X[式中、Xはハロゲンであってよい]で示される酸、ならびに公知の全てのル
イス酸、例えばBF−エーテラートまたはスルホン酸、殊に有機スルホン酸、例
えばp−トルエンスルホン酸である。特に適しているのは、リン酸水素塩、ホウ
酸およびその無水物、エステルまたは部分エステル、ならびにp−トルエンスル
ホン酸およびBF3−エーテラートである。有利に、ポリマーの質量に対して、 触媒0.05〜3質量%が添加される。
【0042】 試験方法 超吸収性ポリマーを特性決定するために特定の試験方法を使用し、これには、
n時間後の抽出可能な割合の測定および質量負荷ありまたは質量負荷なしでの0
.9質量%NaCl溶液の吸収が必要である。
【0043】 1.抽出可能な割合、n時間(n=1〜16) SAP 1gを、0.9質量%NaCl溶液200ml中に溶解させ、電磁攪 拌機でn時間(n=1〜16)撹拌する。上澄み溶液をろ過し、ポリアクリル酸
またはポリアクリレートを滴定する。滴定のためのpH電極は、pH2.7およ
び10で較正する。まず最初に、約0.1N NaOHでpH10に滴定する。 NaOHの消費量を、Va(ml)、Naでの塩基の規定度(n meq/ml )として表示する。ついで、こうして滴定した溶液を約0.1N HClでpH 2.7に調節する。HClの消費量を、Va、Nbでの酸の規定度(meq/m
l)として表示する。
【0044】 これ自体の手順を、滴定の空試験値を算出するために、0.9質量%NaCl
溶液で繰り返した。その際、純塩溶液を滴定するために、Vabを塩基の必要量
として、Vbbを酸の必要量として表示する。
【0045】 抽出可能な割合は、次の式: E=([Wa+Wb]+100)/W [式中、Wは超吸収性試料の全質量を表し、かつ Wa=(Va−Vab)・Na・Ea・D Wb=(Mb・Eb・D) Mb=Mt−Ma Mt=(Vb−Vbb)・Nbであり、かつ Eaは、ポリマー鎖中の未中和のモノマーの当量質量(72ダルトン)であり、
Ebは、ポリマー鎖中の中和されたモノマーの当量質量(94ダルトン)であり
、 D=希釈ファクター=4。]により計算する。
【0046】 2.遠心機保持(CRC) この方法で、SAPの自由水の吸収をティーバッグ法により測定する。SAP
約0.2gをティーバッグ中に密封し、20分間、0.9質量%NaCl溶液中
に含浸する。引き続き、ティーバッグを遠心機中で5分間、250Gの遠心力で
遠心分離する。SAPを有しないティーバッグは、測定の空試験値を決定する:
【0047】
【数1】
【0048】 3.加圧下での吸収(20、40、60g/cm2) 加圧下での吸収で、SAP 0.9gを、Plexiガラスシリンダーの底に均質に
分布させる。このシリンダーは、50mmの高さおよび内径60mmを有する。
シリンダーの底には、目開き36μm(400メッシュ)を有するワイヤ網が存
在する。超吸収剤の上にカバープレートを配置し、かつ試料を相応する質量(2
0、40、60g/cm2)で負荷をかける。その後、相応する圧力負荷下に6 0分間膨潤させる。
【0049】 加圧負荷下のAUL(負荷下の吸収度)を、次の式: AUL(g/g)=[(Wb−Wa)/Ws] [式中、Waは装置の質量であり、 WbはSAPによる水吸収後の装置の質量であり、かつ WsはSAPの質量である]により計算する。
【0050】 4.ゲル強さ せん断弾性係数を、Carri-Med制御応力レオメータを用いて測定する。測定す るためには、6cmのプレート−プレートジオメトリーを使用する。せん断弾性
係数を決定するためには、0.9質量%NaCl 100g中にSAP 2.5g
を24時間膨潤させ、引き続き、振動数に応じたせん断弾性係数を測定する。1
0Hzでの値を、貯蔵弾性係数として記載する。
【0051】 例1および2において、重合反応中に架橋剤として、R=R’=HまたはCH 3 を表す式1を有する化合物を使用することが記載されている。
【0052】 例1 発泡させたプラスチック材料により十分に遮断され、10 lの容積を有する ポリエチレン容器中に、脱塩水4780gを装入し、重炭酸ナトリウム1696
gをその中に懸濁させ、かつゆっくりとアクリル酸1994gを、反応溶液の過
剰な発泡を防止するように計量供給し、その際、これを約5〜3℃の温度に冷却
する。ところで、化合物2
【0053】
【化3】
【0054】 6gおよびナトリウム−ジイソオクチルスルホスクシネート10g(REWO社製、
Steinau在、(登録商標)Rewopol V 2133)、ならびにN,N’−メチレンビス アクリルアミド2.5gを添加する。4℃の温度で、開始剤である、脱塩水20
g中に溶解させた2,2’−アゾビスアミジノプロパンジヒドロクロリド2.2
g、脱塩水150g中に溶解させたカリウムペルオキソジスルフェート4gなら
びに脱塩水20g中に溶解させたアスコルビン酸0.4gからなるレドックス系
を順次添加し、撹拌する。反応溶液を、その後で、撹拌せずに放置し、その際、
その過程で約89℃までの温度に上昇させる使用する重合により固体のゲルが生
じる。引き続き、これを機械的に破砕し、150℃を上回る温度で乾燥させ、粉
砕する。
【0055】 こうして生じた生成物を、常法で、ベビー用おむつ中で加工し、ここで、特に
良好な液体保持に優れている。
【0056】 例2 例1と同様に行うが、ところで、化合物3 6.0g(=化合物1、その際、 R=R′=CH3である)のみを使用する。また、ここで生じる生成物は、ベビ ー用おむつに使用するのに卓越して適しており、良好な液体保持および分布に優
れている。
【0057】 例3 断熱条件下に、1.5lの円筒形の広口反応フラスコ中に、15℃に冷却した
脱塩水1287gを装入し、アクリル酸255gおよびテトラアリルオキシエタ
ン1.28gをその中に溶解させる。酸素含量を低下させるために、窒素をモノ
マー溶液中に導通させる(約2 l/分、約20分間)。1.5ppmのO2含量
で、2,2′−アゾビス(2−アミジノプロパン)−ジヒドロクロリドの10%
水溶液7.7gを添加する。更にN2−導通後、および1.3ppmのO2含量で
、1%のH22溶液2.6gを添加し、最終的に1.0ppmのO2含量で、0 .1%アスコルビン酸溶液6.4gを添加する。その過程で温度が約65℃にま
で上昇する使用する重合により、固体のゲルが生じ、これを引き続き機械的に破
砕する。破砕したゲル400gを、カセイソーダ液56.5g(50%)と混合
し(アクリル酸の中和度74モル%)、2回混練し、化合物2の1%溶液25g
と混合し、更に2回混練し、引き続き150℃を上回る温度で薄層で乾燥させ、
粉砕し、ふるい分けする。
【0058】 実質的に、とりわけ、次の物理的データにより特徴付けられる生成物が得られ
、その際、すべてNaCl 0.9%で測定した: 抽出可能な割合(1h−値)2.1%、 加圧下の吸収(20g/cm2)=AUL 20=29.9g/g。
【0059】 例4a 断熱条件下に、1.5lの円筒形の広口反応フラスコ中に、15℃に冷却した
脱塩水2574gを装入し、アクリル酸510gおよびトリアリルアミン1.5
2gをその中に溶解させる。酸素含量を低下させるために、窒素をモノマー溶液
中に導通させる(約2 l/分、約20分間)。1.5ppmのO2含量で、2,
2′−アゾビス(2−アミジノプロパン)−ジヒドロクロリドの10%溶液7.
7gを添加し、更にN2−導通の後、およびO2含量1.3ppmで、1%H22 溶液2.6gを添加し、最終的にO2含量1.0ppmで、0.1%アスコルビン
酸溶液6.4gを添加する。その過程で温度が約65℃までに上昇する使用する
重合により、固体のゲルが生じ、引き続き機械的に破砕する。このゲルを乾燥さ
せた後、第I表の比較生成物が得られる(ゲル4a)。
【0060】 例4b 破砕した、73モル%まで中和した例4aからの30%ポリマーゲル300g
に、メタノール40ml中に溶解させた化合物1 0.26g(その際、R=R ′=CH3を表す)を添加し、均質に混練し、破砕し、180℃で、残留湿分3 %まで乾燥させ、粉砕し、ふるい分けする。こうして取得したゲルを、表面後架
橋後に、例4bと呼ぶ。
【0061】 次の例は、カルボキシル基またはカルボキシラート基を有する粒状物系のため
の表面後架橋の本発明による効果を示している。
【0062】 圧力負荷下での吸収の上昇は、第I表で証明されている。
【0063】 例5 破砕した、73モル%まで中和した例4aからの30%ポリマーゲル300g
に、メタノール40ml中に溶解させた化合物3 0.51g(=化合物1、そ の際、R=R′=CH3)を添加し、均質に混練し、破砕し、180℃で残留湿 分3%まで乾燥させ、粉砕し、ふるい分けする。
【0064】 例6 破砕した、73モル%まで中和した例4aからの30%ポリマーゲル300g
に、メタノール40ml中に溶解させた化合物2 0.39gを添加し、均質に 混練し、破砕し、180℃で残留湿分3%までに乾燥させ、粉砕し、ふるい分け
する。
【0065】 例7 破砕した、73モル%まで中和した例4aからの30%ポリマーゲル300g
に、メタノール40ml中に溶解させた化合物2 0.76gを添加し、均質に 混練し、破砕し、180℃で残留湿分3%までに乾燥させ、粉砕し、ふるい分け
する。
【0066】 例8 破砕した、73モル%まで中和した例4aからの30%ポリマーゲル300g
に、メタノール40ml中に溶解させた化合物2 1.2gを添加し、均質に混 練し、破砕し、180℃で残留湿分3%までに乾燥させ、粉砕し、ふるい分けす
る。
【0067】 例4〜8の得られた生成物は、次の第I表にまとめられたデータにより特徴付
けられている: 第I表
【0068】
【表1】
【0069】 例9 ベビー用おむつにおける超吸収剤として使用するための、45℃に温めた、市
販されている部分中和された架橋したポリアクリル酸に、化合物2 0.2質量 %(=一般式1、その際、R=R′=H)を10%溶液としてPETTERSON & KELL
Y-混合機中で噴霧し、20分間185℃で混合する。室温に冷却した後、次の第
II表に記載された、出発物質と比較して改善された値が見出された: 第II表
【0070】
【表2】
【0071】 例10 破砕したゲルの形の、中和度53モル%を有する高分子量の未架橋のポリアク
リル酸100g(モル質量Mw 100万以上)を、例4に類似するがしかし架 橋剤を使用せずに製造し、カルボキシメチルグアール120gならびに化合物2
(式1、その際、RおよびR′=H)の0.15%溶液100gを均質に混合し
、破砕し、空気流中で180℃で15分間乾燥させ、粉砕し、ふるい分けする。
自重の数倍の水吸収能を有する水に膨潤性の生成物が得られる。
【0072】 例11〜15において、良好な吸収能を有する水に膨潤性の生成物の製造は、
本発明による化合物で異なる由来のポリマーを架橋させることにより、記載され
ており、このことは、ポリアクリレートおよびカルボキシメチルポリサッカリド
またはアルギネートからなる混合物を水中で練り、式1の化合物と混合し、均質
に混練し、空気流中で180℃で乾燥させ、粉砕し、ふるい分けする。
【0073】 例11 カルボキシメチルセルロース50質量部、例4aにより製造した架橋したポリ
アクリレート50質量部、式1の化合物0.6質量部(その際、RおよびR′=
CH3)。
【0074】 例12 カルボキシメチルセルロース30質量部、例4aにより製造した架橋したポリ
アクリレート70質量部、式1の化合物0.35質量部(その際、RおよびR′
=H)。
【0075】 例13 カルボキシメチルデンプン45質量部、例4aにより製造した架橋したポリア
クリレート55質量部、式1の化合物0.56質量部(その際、R、R′=Hを
表す)。
【0076】 例14 アルギネート65質量部、例4aにより製造した架橋したポリアクリレート4
5質量部、式1の化合物1.8質量部(その際、R、R′はCH3を表す)。
【0077】 例15 カルボキシメチルセルロース20質量部、カルボキシメチルデンプン20質量
部、例4aにより製造した架橋したポリアクリレート60質量部、式1の化合物
1.4質量部(その際、R=R′=H)。
【0078】 例16〜27 衛生製品における超吸収剤として使用するための、30℃〜60℃に予め温め
た、市販されている部分中和された架橋したポリアクリル酸に、10%の水性ま
たは水性−アルコール性溶液として式1の化合物を混合機中に添加し、130〜
200℃に処理する。例22〜26において、式1の化合物の混合物を使用した
【0079】 室温に冷却した後、次の第III表に記載されている出発物質に比較して改善
された値が見出された。
【0080】
【表3】
【0081】 例28〜32 超吸収剤として使用するための、市販されている部分中和された架橋したポリ
アクリル酸に、水性または水性−アルコール性混合物として一般式1の化合物を
、ポリマーの量に対して0.1〜0.6質量%の酸性触媒の添加下に供給し、1
20〜180℃で処理する。室温に冷却した後、次の第IV表中に記載された出
発物質と比較して改善された値が見出された。
【0082】
【表4】
【0083】 また、明細書中および特許請求の範囲で挙げられている化合物
【0084】
【化4】
【0085】 は、立体異性体、例えば式
【0086】
【化5】
【0087】 のものを含む。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),EA(AM,AZ ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL ,AU,BG,BR,BY,CA,CN,CZ,GE, HU,ID,IL,IN,JP,KR,KZ,LT,L V,MK,MX,NO,NZ,PL,RO,RU,SG ,SI,SK,TR,UA,US (72)発明者 ウーヴェ シュテューフェン ドイツ連邦共和国 バート ゾーデン イ ム ホープフェンガルテン 35 (72)発明者 フリッツ エンゲルハルト アメリカ合衆国 ヴァージニア チェサピ ーク ハーバー ウォッチ ドライヴ 131 (72)発明者 トーマス ダニエル アメリカ合衆国 ヴァージニア チェサピ ーク プリンドル コート ナンバー204 4161 Fターム(参考) 4C081 AA02 BB01 CA081 CB041 CC05 DA05 4H049 VN01 VP01 VQ21 VQ88 VR44 VU17 VW02 4J031 AA02 AA03 AA20 AB01 AB06 AC05 AC13 AD01 AD03 AE03 AE05 AE08 AE11 AF03 AF07 AF11 AF30 4J100 AG04P AJ01P AJ02P AK03P AK08P AL62Q AM15P AM21P AM24Q AN13Q AP07P BA56P BA64P CA31 HB52 HB57 HB58 HB63 HC71 HC77 JA19 JA58 JA60

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超吸収性ポリマーの粒子を表面架橋する方法において、架橋
    剤として式1 【化1】 [式中、RおよびR′は、互いに独立しているかまたは同じであり、かつ水素ま
    たはC1〜C6−アルキルを表す]で示される化合物を使用することを特徴とする
    、超吸収性ポリマーの粒子を表面架橋する方法。
  2. 【請求項2】 超吸収性ポリマーがポリアクリレート、カルボキシメチルポ
    リサッカリドまたはポリアクリレートおよびカルボキシメチルポリサッカリドの
    混合物である、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 ポリマー粒子の表面で架橋を行う、請求項1または2記載の
    方法。
  4. 【請求項4】 架橋を120℃〜220℃の温度範囲内で実施する、請求項
    1から3までのいずれか1項記載の方法。
  5. 【請求項5】 架橋を、酸性触媒を添加しながら実施する、請求項1から4
    までのいずれか1項記載の方法。
  6. 【請求項6】 触媒量は、ポリマーに対して0.05〜3.0質量%である
    、請求項5記載の方法。
  7. 【請求項7】 式1の化合物を水性混合物の形で適用する、請求項1から6
    までのいずれか1項記載の方法。
  8. 【請求項8】 式1の化合物を水性−アルコール性混合物として適用する、
    請求項1から7までのいずれか1項記載の方法。
  9. 【請求項9】 ポリアクリレートを粉末としてまたはグラニュールとして固
    体の形で架橋させる、請求項1から7までのいずれか1項記載の方法。
  10. 【請求項10】 請求項1から9までのいずれか1項記載の方法により製造
    した、表面架橋した超吸収性ポリマー。
  11. 【請求項11】 衛生用品、包装材料および不織布における請求項10記載
    の表面架橋した超吸収性ポリマーの使用。
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