JP2002504567A - リン酸エステルを用いてのヒドロゲルの架橋 - Google Patents

リン酸エステルを用いてのヒドロゲルの架橋

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    • C08J2300/14Water soluble or water swellable polymers, e.g. aqueous gels

Abstract

(57)【要約】 本発明の目的は吸水ポリマーの表面後架橋のための方法(その際、架橋剤として、不活性溶剤中に溶解した式(1)又は(2)[式中、XはOH又はNH2であり、かつRはC1〜C12−アルキレンである]のリン酸絵のエステル又はこのようなエステルの混合物を含有する表面後架橋溶液をポリマーに噴霧し、かつ湿った生成物を噴霧の間又はその後に、50〜250℃に温度を高めることにより後架橋させ、かつ乾燥させる)、この方法により得られる吸水ポリマー並びに衛生用品、パッキン材料及び不織布でのこのポリマーの使用である。 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は架橋剤としてリン酸エステルを用いる吸水ヒドロゲルのゲル後架橋も
しくは表面後架橋のための方法、この方法により得られるポリマー並びに衛生用
品での、かつパッキン材料としてのポリマーの使用に関する。
【0002】 親水性高膨潤性ヒドロゲルは殊に、(共)重合された親水性モノマーからなる
ポリマー、適当なグラフトベース上の1種以上の親水性モノマーのグラフト(コ
)ポリマー、架橋されたセルロース−又はデンプンエーテル、架橋されたカルボ
キシメチルセルロース、部分的に架橋されたポリアルキレンオキシド又は水性液
体中で膨潤可能な天然産物、例えばグアール誘導体である。このようなヒドロゲ
ルは水溶液を吸収する生成物として、オムツ、タンポン、月経帯及び他の衛生用
品を製造するために、更に市場園芸での保水剤として使用される。
【0003】 使用特性、例えばオムツのリウェット(rewet)及びAUL(負荷下での吸収性
)を改善するために、親水性高膨潤性ヒドロゲルを通常、表面又はゲル後架橋す
る。この後架橋は当業者には公知であり、かつ有利には水性ゲル相で、又は粉砕
及び篩い分けされたポリマー粒子の表面後架橋として行われる。
【0004】 このために好適な架橋剤は、親水性ポリマーのカルボキシル基と共有結合を生
じうる少なくとも2個の基を含有する化合物である。好適な架橋剤は例えば、ジ
−又はポリグリシジル化合物、例えばホスホン酸ジグリシジルエステル、アルコ
キシシリル化合物、ポリアジリジン、ポリアミン又はポリアミドアミンであり、
その際、前記の化合物は相互に混合して使用することもできる(例えばEP−A
−0083022、EP−A−0543303及びEP−A−0530438参
照)。架橋剤として好適なポリアミドアミンは殊に、EP−A−0349935
に記載されている。
【0005】 この架橋剤の本質的な欠点はその高い反応性である。化学的変換率に関してこ
のことは確かに望ましいが、より高い毒物学的ポテンシャルをもたらす。製造運
転でのこのような架橋剤の処理は、有効な安全性測定及び作業場衛生の要求に合
わせるために特別な保護対策を要する。更に、衛生用品でのこのような変性され
たポリマーの使用はためらわれるようである。
【0006】 架橋剤としては、多官能性アルコールも公知である。例えばEP−A−037
2981、US−A−4666983並びにUS−A5385983は親水性ポ
リアルコールの使用もしくはポリヒドロキシ界面活性剤の使用を教示している。
これらによると反応は温度120〜250℃で実施される。この方法は、架橋を
もたらすエステル化反応でさえこの温度では比較的緩慢にしか進行しないという
欠点を有する。
【0007】 従って、本発明の課題は、比較的反応不活性であるにも関わらず、カルボキシ
ル基とは反応可能な化合物の使用下に、従来技術と比較しても同様に良好又はよ
り良好なゲル−もしくは表面後架橋を達成することである。この課題は、反応時
間が可能な限り短く、かつ反応温度が可能な限り低いように解決すべきであった
。理想では、高反応性エポキシドを使用する場合と同様の反応条件が支配的であ
るべきである。
【0008】 意外にも、リン酸とジ−又はポリオール及びアミノアルコールとのエステルが
優れて、この課題を解決するために好適であることが判明した。
【0009】 本発明の目的は、吸水ポリマーを表面後架橋させるための方法であり、これは
(i)架橋剤として、不活性溶剤中に溶解した式:
【0010】
【化2】
【0011】 [式中、XはOH又はNH2であり、かつRはC1〜C12−アルキレンを表す]の
リン酸エステル又はこのようなエステルの混合物を含有する表面後架橋溶液でポ
リマーを処理し、かつ(ii)湿った生成物を処理の間又はその後に、温度上昇
により後架橋させ、かつ乾燥させることを特徴とする。
【0012】 後架橋のための温度は有利には50〜250℃、殊に50〜200℃、特に1
00〜180℃である。
【0013】 表面後架橋溶液の反応を促進するために、酸性触媒を添加することができる。
本発明の方法では触媒として、全ての無機酸、その相応する無水物もしくは有機
酸及びその相応する無水物を使用することができる。例はホウ酸、硫酸、ヨウ化
水素酸、リン酸、酒石酸、酢酸及びトルエンスルホン酸である。殊に、そのポリ
マーの形、無水物、並びに多価酸の酸性塩も好適である。このための例は酸化ホ
ウ素、三酸化イオウ、五酸化二リン及びリン酸二水素アンモニウムである。
【0014】 有利には表面後架橋剤の溶液を乾燥したベースポリマー粉末に噴霧して、本発
明の方法を実施する。この噴霧に続いて、ポリマー粉末を熱により乾燥させるが
、その際、架橋反応は乾燥の前にも間にも起こりうる。反応ミキサー及び噴霧ミ
キサーあるいは混合装置及び乾燥装置、例えばLoedigeミキサー、BEPEXミキサー
(登録商標)、NAUTAミキサー(登録商標)、SHUGGIミキサー(登録商標)又はP
ROCESSALL(登録商標)中での架橋剤溶液の噴霧が有利である。更に、流動層乾 燥器も使用することができる。乾燥はミキサー中でジャケットの加熱又は温風導
入により行うことができる。同様に、後続の乾燥器、例えばシェルフ乾燥器、回
転乾燥器、加熱可能なスクリューが好適である。しかし例えば、共沸蒸留を乾燥
法として使用することもできる。反応混合物又は乾燥器中での有利な温度での滞
留時間は5〜90分、有利には30分未満、特に有利には10分未満である。
【0015】 不活性溶剤として有利には水、並びに水と単官能性又は多官能性アルコールと
の混合物を使用する。しかし水と無制限に混合可能な有機溶剤の全て、例えば不
活性という概念が示すようにそれ自体は方法条件下に反応しない一定のエステル
及びケトンを使用することができる。アルコール/水混合物を使用する場合には
、これらの溶液のアルコール含有率は10〜90質量%、有利には30〜70質
量%、ことに40〜60質量%である。水と無制限に混合可能なアルコールの全
て並びにいくつかのアルコールの混合物を使用することができる(例えばメタノ
ール+グリセリン+水)。次のアルコールを水溶液の形で使用するのが特に有利
である:メタノール、エタノール、イソプロパノール、エチレングリコール、特
に有利には1,2−プロパンジオール並びに1,3−プロパンジオール。表面後
架橋溶液をポリマー質量に対して1〜20質量%の割合で使用する。ポリマーに
対して2.5〜15質量%の溶剤量が特に有利である。その場合、架橋剤自体は
使用ポリマーに対して0.01〜1.0質量%の量で使用する。
【0016】 吸水ポリマーは有利にはポリマーのアクリル酸又はポリアクリレートである。
この吸水ポリマーの製造は文献から公知の方法で行うことができる。架橋性コモ
ノマーを含有(0.001〜10モル%)を含有するポリマーが有利であるが、
ラジカル重合により得られ、かつその際、付加的に更に少なくとも1個の遊離ヒ
ドロキシル基を含有する多官能性エチレン不飽和ラジカル架橋剤が使用されたポ
リマーが特に有利である(例えばペンタエリトリトールトリアリルエーテル又は
トリメチロールプロパンジアリルエーテル)。
【0017】 本発明の方法で使用される親水性高膨潤性ヒドロゲルは殊に、(共)重合され
た親水性モノマーからなるポリマー、好適なグラフトベース上の1種以上の親水
性モノマーのグラフト(コ)ポリマー、架橋されたセルロース−又はデンプンエ
ーテル又は水性液体中で膨潤可能な天然産物、例えばグアール誘導体である。こ
れらのヒドロゲルは当業者に公知であり、かつ例えば次に記載されている:US
−A286082、DE−C−2706135、US−A−4340706、D
E−C−3713601、DE−C−2840010、DE−A4344548
、DE−4020780、DE−A4015085、DE−A−3917846
、DE−A−3807289、DE−A3533337、DE−A350345
8、DE−A−4244548、DE−A−4219607、DE−A−402
1847、DE−A3831261、DE−A−3511086、DE−A31
18172、DE−A−3028043、DE−A−4418881、EP−A
−0801483、EP−A−0455985、EP−A−0467073、E
P−A−0312952、EP−A−0205874、EP−A−049977
4、DE−A−2612846、DE−A−4020780、EP−A−020
5674、US−5145906、EP−A−0530438、EP−A−06
70073、US−A−4057521、US−A−4062817、US−A
−4525527、US−A−4295987、US−A−5011892、U
S−A−4076663又はUS−A−4931497。前記の特許文献の内容
は確かに、本発明の要素である。
【0018】 この親水性高膨潤性ヒドロゲルを製造するために好適な親水性モノマーは例え
ば、重合可能な酸、例えばアクリル酸、メタクリル酸、ビニルスルホン酸、ビニ
ルホスホン酸、その無水物を含むマレイン酸、フマル酸、イタコン酸、2−アク
リルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸、2−アクリルアミド−2−メチル
プロパンホスホン酸並びにそのアミド、ヒドロキシアルキルエステル及びアミノ
基−又はアンモニウム基含有エステル及びアミドである。更に、水溶性N−ビニ
ルアミド、例えばN−ビニルホルムアミド、又はジアリルジメチルアンモニウム
クロリドも好適である。有利な親水性モノマーは式:
【0019】
【化3】
【0020】 [式中、R1は水素、メチル又はエチルであり、R2は−COOR4、スルホニル 基、ホスホニル基、(C1〜C4)−アルカノールでエステル化されたホスホニル
基又は式:
【0021】
【化4】
【0022】 (ここで、R3は水素、メチル、エチル又はカルボキシル基であり、R4は水素、
アミノ−(C1〜C4)−アルキル、ヒドロキシ−(C1〜C4)−アルキル、アル
カリ金属イオン又はアンモニウムイオンであり、かつR5はスルホニル基、ホス ホニル基、カルボキシル基又はそれぞれこれらの基のアルカリ金属塩又はアンモ
ニウム塩である)の基である]の化合物である。
【0023】 (C1〜C4)−アルカノールの例はメタノール、エタノール、n−プロパノー
ル、イソプロパノール又はn−ブタノールである。特に有利な親水性モノマーは
アクリル酸及びメタクリル酸並びにそれらのアルカリ金属塩又はアンモニウム塩
、例えばアクリル酸Na、アクリル酸K又はアクリル酸アンモニウムである。
【0024】 オレフィン系不飽和酸又はそのアルカリ金属塩もしくはアンモニウム塩のグラ
フト共重合により得られる親水性ヒドロゲルのための好適なグラフトベースは天
然又は合成由来であってよい。例はデンプン、セルロース又はセルロース誘導体
並びに他の多糖類及びオリゴ糖類、ポリアルキレンオキシド、殊にポリエチレン
オキシド及びポリプロピレンオキシド並びに親水性ポリエステルである。
【0025】 好適なポリアルキレンオキシドは例えば、次の式:
【0026】
【化5】
【0027】 [式中、R6及びR7は相互に無関係に水素、アルキル、アルケニル又はアシルで
あり、Xは水素又はメチルであり、かつnは1〜10000の整数である]を有
する。
【0028】 R6及びR7は有利には水素、(C1〜C4)−アルキル、(C2〜C6)−アルケ
ニル又はフェニルを表す。有利なヒドロゲルは殊にポリアクリレート、ポリメタ
クリレート並びにUS−A−4931497、US−A−5011892及びU
S−A−5041496に記載のグラフトコポリマーである。
【0029】 親水性高膨潤性ヒドロゲルは有利には架橋されている、即ちこれらはポリマー
ネットワーク中に重合導入されている少なくとも2つの二重結合を有する化合物
を含有する。好適な架橋剤は殊に、メチレンビスアクリルアミド、メチレンビス
メタクリルアミド、不飽和モノ−又はポリカルボン酸とポリオールとのエステル
、例えばジアクリレート又はトリアクリレート、例えばブタンジオール−又はエ
チレングリコールジアクリレートもしくは−メタクリレート並びにトリメチロー
ルプロパントリアクリレート及びアリル化合物、例えばアリル(メタ)アクリレ
ート、トリアリルシアヌレート、マレイン酸ジアリルエステル、ポリアリルエス
テル、テトラアリルオキシエタン、トリアリルアミン、テトラアリルエチレンジ
アミン、リン酸のアリルエステル並びにビニルホスホン酸誘導体(これらは例え
ばEP−A−0343427に記載されている)である。しかし特に有利には本
発明の方法では、架橋剤としてポリアリルエーテルを使用してアクリル酸を酸性
ホモ重合させることにより製造されたヒドロゲルを使用する。好適な架橋剤はペ
ンタエリトリトールトリ−及び−テトラアリルエーテル、ポリエチレングリコー
ルジアリルエーテル、モノエチレングリコールジアリルエーテル、グリセロール
ジ−及びグリセロールトリアリルエーテル、ソルビトールをベースとするポリア
リルエーテル並びにアルコキシル化されたその変体である。
【0030】 親水性高膨潤性ヒドロゲルは自体公知の重合法で製造することができる。いわ
ゆるゲル重合による水溶液中での重合が有利である。この場合例えば、1種以上
の親水性モノマーの水溶液15〜50質量%及び場合により好適なグラフトベー
スをラジカル開始剤の存在下に、有利には機械的混合を伴わずにトロムスドルフ
・ノリッシ効果を利用して(Makromol. Chem. 1, 169(1947))重合させる。
【0031】 重合反応は例えば、0〜150℃、有利には10℃〜100℃の温度範囲で常
圧又は高めたあるいは低めた圧力下に実施することができる。重合は保護ガス雰
囲気で、有利には窒素下に実施することもできる。
【0032】 重合を開始させるために、エネルギーリッチな電磁線又は慣用の化学的重合開
始剤を使用することができる。このようなものは例えば、有機過酸化物、例えば
ベンゾイルペルオキシド、t−ブチルヒドロペルオキシド、メチルエチルケトン
ペルオキシド、クメンヒドロペルオキシド、アゾ化合物、例えばアゾジイソブチ
ロニトリル並びに無機ペルオキシ化合物、例えば(NH4228、K228 又はH22である。これらは場合により、還元剤、例えば亜硫酸水素ナトリウム
、硫酸鉄(II)又はレドックス系と組み合わせて使用することができる。レド
ックス系は還元成分として一般に脂肪及び芳香族スルフィン酸、例えばベンゼン
スルフィン酸又はトルエンスルフィン酸又はこれらの酸の誘導体、例えばDE−
C−1301566に記載されているようなスルフィン酸、アルデヒド及びアミ
ノ化合物からなるマンニッヒ付加生成物が含まれる。
【0033】 温度範囲50〜130℃、有利には70〜100℃でのポリマーゲルの多段階
後加熱により、このポリマーの品質特性はさらに改善される。
【0034】 得られたゲルを例えば、使用モノマーに対して0〜100モル%まで、有利に
は25〜100モル%まで、かつ特に有利に50〜85モル%まで中和するが、
その際、慣用の中和剤、有利にはアルカリ金属水酸化物又は−酸化物、特に有利
には水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウム又は炭酸水素ナトリウムを使用すること
ができる。通常、水溶液として又は有利には固体としての中和剤の混合により中
和を達成する。このためにゲルを機械的に、例えば肉挽き機を用いて細かくする
。中和剤を噴霧、散布又は注入し、次いで慎重に混合する。このために得られた
ゲル物質を更に数回、均一化することができる。
【0035】 中和されたゲル物質を次いで、残留水分が10質量%未満、有利には5質量%
未満になるまで、バンド乾燥器又はロール乾燥器を用いて乾燥させる。乾燥させ
たヒドロゲルをこの後、粉砕し、かつ篩いにかけるが、その際、粉砕のために通
常、ロールミル、ピンミル又はバイブレータミルを使用することができる。篩い
がけされたヒドロゲルの有利な粒子サイズは例えば、45〜1000μm、特に
有利には45〜850μm、かつ極めて有利には200〜850μmである。
【0036】 本発明では、アクリレート含有ポリマーを架橋させるためにジ−又はポリオー
ルとアミノアルコールのエステルを使用する。ポリオールのエステルは式:
【0037】
【化6】
【0038】 により記載され、アミノアルコールのエステル化の場合には、式:
【0039】
【化7】
【0040】 の化合物が生じる。
【0041】 ポリオールを使用する場合には一般式:
【0042】
【化8】
【0043】 の環式エステルも生じることがある。式(2)、(6)及び(7)中で、置換基
RはC1〜C12−アルキレンであり、かつ有利にはC2〜C6−アルキレン、こと には−CH2−CH2−又は
【0044】
【化9】
【0045】 を表す。
【0046】 この化合物は、アルコールでの遊離リン酸のエステル化により、エステル交換
反応により、又はジオール、ポリオール又はアミノアルコールと五酸化リン又は
オキシ塩化リンとの反応により得ることができる。
【0047】 表面後架橋の品質を測定するために、乾燥させたヒドロゲルを次いで、次に記
載する当業者に公知の試験法で試験した: 方法: 1)遠心保持容量(Centrifuge retention capacity; CRC): この方法では、ティーバッグ中のヒドロゲルの自由膨潤性を測定する。ティー
バッグ(寸法60mm×60mm、Dexter 1234T-paper)中に乾燥ヒドロゲル約
0.200gを封入し、かつ0.9質量%濃度の食塩水中に30分間浸ける。引
き続きこのティーバッグを3分間、市販の遠心脱水機(Bauknecht WS 130、14
00rpm、バスケット直径230mm)中で回転させる。排出された液体量の
測定は遠心分離器にかけられたティーバッグを量ることにより行う。ティーバッ
グ自体の吸収容量を考慮するために、空試験値(ヒドロゲルを有しないティーバ
ッグ)を測定し、これを最終秤量値(膨潤ヒドロゲルを有するティーバッグ)か
ら引いた。
【0048】 保持CRC[g/g]=(ティーバッグ最終秤量値−空試験値−ヒドロゲル開
始秤量値)÷ヒドロゲル開始秤量値 2)圧力下での吸収(0.3/0.5/0.7psi): 圧力下での吸収では、乾燥ヒドロゲル0.900gを均一に測定セルの篩ベー
スに分散させる。測定セルはプレキシグラスシリンダー(高さ=50mm、直径
=60mm)からなり、この上に、ベースとしてスチールメッシュからなる篩い
(メッシュサイズ36ミクロンもしくは400メッシュ)が接着されている。
【0049】 均一に分散させたヒドロゲル上に、カバープレートをおき、かつ相応する重り
を負荷する。次いでセルを濾紙(S&S589 黒色テープ、直径90mm)の
上に置くが、その際、これは多孔性ガラスフィルタープレートの上にあり、しか
もこのフィルタープレートは、液体面が試験の開始時にガラスフリットのトップ
エッジと同一であるような量の0.9質量%濃度の食塩溶液を含有するペトリ皿
(高さ=30mm、直径200mm)中に置かれている。次いでヒドロゲルに食
塩溶液を60分間吸収させる。次いで、膨潤したゲルを有するセル全体からフィ
ルタープレートを取り、かつ装置を、その重りを除いた後に秤量する。
【0050】 圧力下での吸収(AUL=負荷下での吸収率)を次のように算出する: AUL[g/g]=(Wb−Wa)/Ws [この場合、Wbは膨潤後の装置+ゲルの質量であり、Waは膨潤前の装置+開
始秤量値の質量であり、Wsは乾燥ヒドロゲルの開始秤量値である]。
【0051】 装置はメスシリンダー+カバープレートからなる。
【0052】 例 架橋剤1〜3の製造 架橋剤1 リン酸−モノ−[2−アミノ−エチルエステル] 撹拌機、内部温度計、還流冷却器及びガス供給管を備えた三頸フラスコ中で、
アミノエタノール1モルを水2モル中に溶かし、かつ冷却化に徐々にPOCl3 を滴加する。生じる塩酸をアンモニアで中和し、引き続き更に24時間室温で後
攪拌する。この後、水を留去させ、かつ生じたエステルを低温で水/アルコール
から再結晶させる。融点240℃(分解下)を有する茶色っぽい化合物が得られ
る。この化合物は水及び水/アルコール混合物中に適度に可溶で、かつ緩慢にの
み加水分解される。
【0053】 架橋剤2: プロパンジオール−1(又は2)−リン酸又は両方の化合物の混合物 架橋剤1を製造するためと同様の方法で、プロパンジオールとPOCl3とを クロロホルム中で反応させる。吸湿性だが、緩慢にしか加水分解しない茶色っぽ
い化合物が得られ、これは水及び水/アルコール混合物中に良好に溶解する。
【0054】 架橋剤3: モノ−及び二リン酸エステル又はこれらの化合物の混合物 攪拌機、内部温度計及び冷却器を備えた三頸フラスコ中に2−ヒドロキシエチ
ルメタクリレート3モルを予め装入し、かつ温度が40℃を上回らないように冷
却下に、五酸化リン1モルを供給する。室温で1時間、後攪拌する。20℃未満
ではパラフィン様の茶色っぽい物質が得られ、これは水及び水/アルコール混合
物中に良好に溶解する。粘稠で澄明な化合物を水に溶解し、かつ窒素雰囲気下に
高めた温度でラジカルにより重合させて低分子量のポリマーにする。
【0055】 本発明の例: 本発明の例は超吸水ポリマーに対する表面後架橋の効果を示す。当業者に公知
のように、この後架橋は遠心保持容量(CRC)及び負荷下での吸収(AUL)
の測定により決定することができる。この表面後架橋では、CRCは典型的には
5〜10g/gほど低下し、更に、AUL0.7psiは約10g/g、AUL
0.3psiは20g/gを上回り、増加する。
【0056】 例1 ベースポリマー 40l−プラスチックバケツ中で精製アクリル酸6.9kgを水23kgで希
釈する。この溶液にペンタエリトリトールトリアリルエーテル45gを撹拌下に
添加し、かつ閉じたバケツを窒素の導通により不活性化する。重合を次いで、過
酸化水素約400mg及びアスコルビン酸200mgの添加により開始させる。
反応の終了後に、ゲルを機械的に細かくし、かつ使用アクリル酸に対して75モ
ル%の中和度が達成される量の水酸化ナトリウム溶液を添加する。次いで、中和
されたゲルをロール乾燥器で乾燥させ、ピンミルで粉砕し、最後に篩いがけをす
る。これが、後続の例で使用されるベースポリマーである。CRC、AUL20
及びAUL40の値は表に記載した。
【0057】 例2 例1により製造されたベースポリマーにWaring実験用ミキサー中で架橋剤溶液
を噴霧する。その場合、溶液は、使用ベースポリマーに対して次の配量が達成さ
れるように組成する: 架橋剤1 0.40質量%、プロピレングリコール5質量%及び溶剤としての
水5質量%。湿ったポリマーを次いで、2つの装入量(a)及び(b)に分け、
これらをそれぞれ175℃で乾燥させる。装入量(a)の乾燥時間は60分であ
り、かつ装入量(b)の乾燥時間は90分である。
【0058】 架橋作用はこの場合、プロピレングリコールには起因しない。それというのも
より高い使用量でも表面後架橋が純粋に水性系でも得られるためである。CRC
及びAULの値は表に記載した。
【0059】 例3: 例1により製造されたベースポリマーにWaring-実験室用ミキサー中で架橋剤 溶液を噴霧する。この溶液はこの場合に、使用ベースポリマーに対して次の配量
が達成されるように組成する: 架橋剤1 3.0質量%及び水10質量%。湿ったポリマーを次いで175℃
で、 (a)60分間、かつ (b)90分間、乾燥させる。
【0060】 触媒の使用により、表面後架橋のための反応時間を、かつそれに伴い反応器中
での滞留時間を短縮することができる。CRC、AUL20及びAUL40の値
は表中に記載した。
【0061】 例4 例1により製造されたベースポリマーにWaring実験室用ミキサー中で、架橋剤
溶液を噴霧する。溶液をその際、使用ベースポリマーに対して次の配量が達成さ
れるように組成する: 架橋剤2 1.5質量%、水10質量%及び触媒としてのホウ酸0.2%。湿
ったポリマーを次いで175℃で (a)30分間、かつ (b)60分間 乾燥させる。
【0062】 CRC、AUL20及びAUL40の値は表に記載した。
【0063】 例5 例1により製造されたベースポリマーにWaring実験室用ミキサー中で架橋剤溶
液を噴霧する。溶液はその場合、使用ベースポリマーに対して次の配量が達成さ
れるように組成する: 架橋剤3 5.0質量%、水12質量%及び炭酸二水素アンモニウム0.2%
。湿ったポリマーを次いで175℃で (a)30分間、かつ (b)60分間 乾燥させる。
【0064】 CRC、AUL20及びAUL40の値は表に記載した。
【0065】 例6 例1により製造されたベースポリマーにWaring実験室用ミキサー中で架橋剤溶
液を噴霧する。溶液はその場合、使用ベースポリマーに対して次の配量が達成さ
れるように組成する: 架橋剤2 0.20質量%、メタノール5質量%、水5質量%及びリン酸二水
素アンモニウム0.2%。湿ったポリマーを次いで175℃で (a)30分間、かつ (b)60分間 乾燥させる。
【0066】 CRC、AUL20及びAUL40の値は表に記載した。
【0067】 例7 例1により製造されたベースポリマーにWaring実験室用ミキサー中で架橋剤溶
液を噴霧する。溶液はその場合、使用ベースポリマーに対して次の配量が達成さ
れるように組成する: 架橋剤2 0.50質量%、プロパンジオール−1,2 5質量%及び水5質
量%。湿ったポリマーを次いで175℃で (a)30分間、かつ (b)60分間 乾燥させる。
【0068】 CRC、AUL20及びAUL40の値は表に記載した。
【0069】 例8 例1により製造されたベースポリマーにWaring実験室用ミキサー中で架橋剤溶
液を噴霧する。溶液はその場合、使用ベースポリマーに対して次の配量が達成さ
れるように組成する: 架橋剤3 0.20質量%、プロパンジオール−1,2 6質量%及び水6質
量%。湿ったポリマーを次いで175℃で (a)30分間、かつ (b)60分間 乾燥させる。
【0070】 (c)比較のために、これと同様にベースポリマーにプロパンジオール−1,
2 6質量%及び水6質量%を噴霧する。湿ったポリマーを次いで175℃で6
0分間乾燥させる。この比較例では架橋剤は使用しない。CRC、AUL20及
びAUL40の値は表に記載した。
【0071】
【表1】
【0072】
【表2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウーヴェ シュテューフェン ドイツ連邦共和国 バート ゾーデン イ ム ホープフェンガルテン 35 (72)発明者 フリッツ エンゲルハルト アメリカ合衆国 ヴァージニア チェサピ ーク ハーバー ウォッチ ドライヴ 131 (72)発明者 トーマス ダニエル アメリカ合衆国 ヴァージニア チェサピ ーク プリンドル コート ナンバー204 4161 Fターム(参考) 4C081 AA01 AA12 BB01 CA081 CB041 CC05 DA01 DA05 DA12 DC03 DC05 EA02 EA05 4J100 AE69Q AE77Q AH31Q AJ02P AJ08P AJ09P AK31P AK32P AL75Q AL92Q AM21P AM24Q AN04P AN13Q AP01P AP07P AQ21Q BA03Q BA56P BA64P BA65H BA67Q CA04 CA23 DA37 EA03 HA53 HB52 HB58 HB63 HC27 HC28 HC71 JA19 JA60

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸水ポリマーの表面後架橋のための方法において、(i)架
    橋剤として、不活性溶剤中に溶解した式: 【化1】 [式中、XはOH又はNH2であり、かつRはC1〜C12−アルキレンを表す]の
    リン酸エステル又はこのようなエステルの混合物を含有する表面後架橋溶液でポ
    リマーを処理し、かつ(ii)湿った生成物を処理の間又はその後に、温度上昇
    により後架橋させ、かつ乾燥させることを特徴とする、吸水ポリマーの表面後架
    橋のための方法。
  2. 【請求項2】 吸水ポリマーがポリマーのアクリル酸又はポリアクリレート
    であり、殊には付加的に更に1個以上の遊離ヒドロキシル基を有してよい多官能
    性エチレン系不飽和ラジカル架橋剤の存在下にラジカル重合により得られたポリ
    マーのアクリル酸又はポリアクリレートである、請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 無機酸、その相応する無水物もしくは有機酸又はその相応す
    る無水物を包含する触媒を架橋のために使用する、請求項1又は2に記載の方法
  4. 【請求項4】 酸がホウ酸、硫酸、ヨウ化水素酸、リン酸、酒石酸、酢酸、
    トルエンスルホン酸並びにこれらのポリマー形、無水物又は酸塩である、請求項
    3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 不活性溶剤が水、水と水に無制限に可溶性の有機溶剤との混
    合物、又は水と一価又は多価アルコールとの混合物である、請求項1から4まで
    のいずれか1項に記載の方法。
  6. 【請求項6】 アルコール/水混合物を使用する場合に、この溶液のアルコ
    ール含有率が10〜90質量%、有利に30〜70質量%である、請求項5に記
    載の方法。
  7. 【請求項7】 アルコールがメタノール、エタノール、イソプロパノール、
    エチレングリコール、1,2−プロパンジオール又は1,3−プロパンジオール
    である、請求項5又は6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 表面後架橋溶液をポリマーの質量に対して1〜20質量%、
    殊に2.5〜15質量%の割合で使用する、請求項1から4までのいずれか1項
    に記載の方法。
  9. 【請求項9】 請求項1から8までのいずれか1項に記載の方法により製造
    された、吸水ポリマー。
  10. 【請求項10】 衛生用品、パッキン材料及び不織布での、請求項1から8
    までのいずれか1項に記載の方法により製造されたポリマーの使用。
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