JP2002503894A - 新しいエッジ検出に基づくノイズ除去アルゴリズム - Google Patents

新しいエッジ検出に基づくノイズ除去アルゴリズム

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Abstract

(57)【要約】 開示したことは、エッジピクセルと非エッジピクセルとを区別し、非エッジピクセルと分類されたピクセルには第1のノイズ除去処理法を適用し、エッジピクセルと分類されたピクセルには第2のノイズ除去処理法を適用することによりノイズ除去する方法である。この方法はカラー補間に先立って、色フィルタ配列(CFA)ドメインにある画像に作用し、エッジピクセルであるか非エッジピクセルであるか分類するのに適した処理方法を用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の属する技術分野) 本発明は、概して画像処理分野に関する。さらに詳細に言えば、本発明は、
デジタル画像処理装置によって生成された画像処理に関する。
【0002】 (従来技術) 画像処理の技術では、センサーまたは取得装置から取得された対象物/シーン
の未加工画像は、しばしばいろいろなタイプの「ノイズ」(対象物または環境に
存在しないが、それにも拘わらず画像中に現れることのある要素)を被りやすい
。画像中に存在するノイズは、センサーのような画像システムの、あるいは初期
画像取得に続く、別の目的を達成しようとしている間にノイズを加える処理ステ
ップの特性に起因することがある。ピクセルやピクセル領域に「ノイズがある」
ことを示す属性や特性と、ピクセルやピクセル領域が画像のエッジや微細な細部
であることを示す属性とを区別することは困難である。つまり、ノイズ除去に関
する基本的問題は、ノイズであると示されているものの除去が、しばしば実際に
は微細なエッジや細部の除去であることである。もし微細な細部やエッジが除去
されると、画像のその領域にぼやけ効果が現れることがある。その上、カラー画
像では、ぼやけ効果でエッジから他のピクセルにかけて、色のにじみが起きるこ
とがある。線形フィタリング技術に基づくノイズ除去法はこの弱点を備えており
、メジアンのような順位付け統計学に基づく1群のフィルター技術が開発されて
きた。
【0003】 メジアンフィルターは、ピクセルP(これに対してフィルターが適用される)
及びピクセルP付近の、特定の近接領域または特定のベクトルに沿ったピクセル
を強さの順に並べるものである。例えば、ピクセルPを含みかつその周辺にある
標本値{12,13,200,50,14}に適用されたメジアンフィルター(
ピクセルから隣接ピクセルにかけて特定方向に適用される)は、{12,13,
14,118,200}と並べられる。いわゆる一方向有限インパルス応答メジ
アンハイブリッドフィルターは、値200を持つ原ピクセル位置Pを標本セット
のメジアン14に置換する。フィルター処理後の出力ベクトルは{12,13,
14,50,14}となる。値200がノイズではなく実際のエッジの一部であ
る場合、フィルターの適用によって生じる平滑化は、出力ベクトル値に示される
ように、エッジ特性を破壊する。
【0004】 幾つかの改良メジアンフィルターがこの問題を解決するために開発されてきた
。特別なそのようなメジアンフィルターの一つが、画像の各方向ごとにメジアン
フィルターを用い、各フィルターごとに原入力ピクセルを適用する、多重レベル
有限インパルス応答メジアンハイブリッドフィルターである。多重レベルメジア
ンハイブリッドフィルターは、特定フィルター方向のピクセルを平均化し、その
後、メジアン計算を、例えば3などの小さな値の組で行うことにより、並べ替え
操作の負担を軽減する平均化サブフィルターを備えている。つまり、メジアンハ
イブリッドフィルターでは、2つの隣り合った西側ピクセルが平均化され、この
結果が2つの東側ピクセルの平均値とともにメジアンフィルターに供給される。
メジアンフィルターへの第3の入力は、ノイズ除去を考察中のピクセルである。
他の方向についても同様の方法が適用される。3重メジアンハイブリッドフィル
ターでは、第1レベルの組は反対方向(北と南等)のベクトルを持つ平均化され
た隣接ピクセルであり、各組の方向平均化(8方向)のために、これらが3番目
の入力としての考察中のピクセルとともにメジアンフィルターに供給される。第
1のフィルターの結果としてのメジアン値は、再び組にして考察中のピクセルと
ともにメジアンフィルターに入力される。メジアンハイブリッドがエッジを識別
するのに十分に機能することが示されてきたが、エッジの検出に関しては幾つか
の観点からは不十分である。メジアンハイブリッドフィルターは、エッジそれ自
体のノイズは考察しない。言い換えれば、エッジの方向は、8方向が採用されて
いても極めて正確に決定できない。例えば、エッジ特性が特定のピクセルから3
3度のベクトルにあるとすると、8方向ではエッジ特性を決定するには不適当で
ある。言い換えれば、単一ピクセルは非離散的世界ではエッジである部分と非エ
ッジである部分とを含んでおり、それはデジタル画像の離散的世界では表現でき
ない。メジアンハイブリッドフィルターがデジタル画像に適用される場合、全て
の場所で全てのピクセルに適用されると、エッジの非主要方向によって、エッジ
特性に沿ったノイズが存在するので、ノイズを除去するよう試みるにも関わらず
、ノイズが拡がってしまう、又はピクセルからピクセルへ移動してしまうことが
ある。カーブしたエッジがその完全な例である。
【0005】 対象物/シーンが、デジタルカメラのような感知器または画像装置によって画
像化されると、結果として生じる画像は、特別なカラーチャネルパターンを持つ
CFA(色フィルター配列)に取得される。頻用される画像取得の1パターンは
ベイヤー(Bayer)パターンとして知られ、以下のようなカラーチャネルを
持っている。 GRGRGR…… BGBGBG…… GRGRGR…… 行についてはこの後もこのパターンを繰り返す。
【0006】 つまり、ベイヤーパターン色フィルタ配列では、各ピクセル位置は、結合して
フルカラーになる3つの色平面(赤、緑、青)のうちのただ1つと関連した輝度
数値を持つ。各ピクセル位置の2つの失われた色要素を推定する処理は、該技術
ではカラー補間として知られる。このカラー補間は、殆どの従来のノイズ軽減ま
たは除去技術がフルカラーのピクセル情報を持つ画像上で機能するように設計さ
れているという事実のため、しばしばカラー画像のノイズ除去に先立って行われ
る。カラー補間処理自体がノイズを招き入れ、カラー補間が恐らくは画像圧縮の
後に行われ、コンピュータのようなデータ処理システムにダウンロードされるデ
ジタルカメラのような場合には、色分解コンパンディングの中間段階、圧縮(数
量化とコード化)及び展開が、原取得画像ノイズが他のノイズと混ざり合いノイ
ズであることを示す特性を失って画像特性であるような特性を帯びるといった、
余分なノイズを付加する。カラー補間処理で得たフルカラーピクセルにノイズ除
去を施すことは、メモリー及びノイズ除去処理の処理要求を3倍(各ピクセルの
解像が3倍になる)に増やしてしまい、ハードウェアに実装するのが困難かつ高
価になる。他のノイズ除去処理法は、カラー補間の後に、色空間変換をノイズ除
去のためY(クロミナンス)要素のみが考察されるYUV空間で施すことによっ
て、この負担を軽減することを図るものである。しかしこれもまた余分なノイズ
を、カラー補間が拡げた以上に拡げることがあるので、容易にハードウェアに実
装できない。
【0007】 したがって、エッジピクセルを非エッジピクセルと区別するだけでなく、いか
なるカラー補間よりも先に色フィルタ配列画像ドメインに直接に作用できるノイ
ズ除去の構成が必要である。
【0008】 (発明の概要) 本発明は、取得された画像のピクセルをその色フィルタ配列形式で、エッジピ
クセルであるか非エッジピクセルであるか分類するステップを有する方法を開示
する。この方法は次に、非エッジピクセルに分類されたピクセルに、第1のノイ
ズ除去処理法を適用し、エッジピクセルに分類されたピクセルに第2のノイズ除
去処理法を適用することで、ノイズ除去を行う。双方のノイズ除去処理法は画像
がまだ色フィルタ配列形式である間に適用される。
【0009】 (発明の詳細な説明) 図面を参照して、本発明の例示的な実施の形態を説明する。この例示的な実施
の形態は本発明の解釈を例証するものであって、本発明の範囲を限定するものと
解釈するべきではない。この例示的な実施の形態を、まずブロック図またはフロ
ーチャートを参照して説明する。フローチャートについては、フローチャート内
部の各ブロックは方法のステップ及び該ステップを実行する装置要素を表す。実
装手段次第で対応する装置要素は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェ
ア、またはそれらの組み合わせで構成される。
【0010】 センサー、カメラまたは他の画像装置で取得された画像を分析する場合、それ
が画像の「ノイズ」または「ノイズのある」部分とそうでない部分とを含んでい
る。ノイズを構成するものが何であるかを決定することは、困難であり、正確な
処理ではない。ノイズは、画像の細い線や「エッジ」部分のような細部によって
混乱させられていることがある。取得画像のノイズの除去は、細部の情報を保持
したままノイズが除去されれば最適である。従来のノイズ除去では、各ピクセル
は、エッジ特性を備えていようといまいと、大部分はノイズとエッジを区別する
ことが相対的に不可能なので、同一のノイズ除去技術によって処理されている。
【0011】 例えば、ベイヤー(Bayer)パターンCFA(色フィルター配列)に取得
されたようなカラー画像において、カラー補間ステップが付加的にノイズをもた
らして、画像装置それ自体による元のノイズがさらに乱されることがある。種々
タイプのノイズ付加が、取得から表示までの画像処理の各ステップで、ノイズパ
ターンが未知の方法で結びついてしまうので、余計な困難性をもたらす。結果と
して生じる画像は、ノイズとして区別できない要素を含んでいるので、ベイヤー
パターン色フィルター配列が、殆どのノイズ除去技術で事前に要求されるような
カラー補間を受けたとき、このカラーはエッジからエッジへ、部分から部分へと
にじんでいくのである。例えば、黄色の背景中の青いエッジ特性を考えてみる。
ノイズのため赤いピクセルがエッジ境界上のどこかに現れることがある。典型的
なカラー補間法によって、青と黄色とは、赤と平均化されて、近傍のどこかに青
、黄及び赤を持った完全ピクセルを形成するので(なぜなら赤が出現して、どの
ように小さかろうとも、画像領域内に部分として存在するからである)、以後ノ
イズ除去処理にノイズとして認識されないかもしれない、誤ったカラーピクセル
が生成されることがある。
【0012】 つまり、付加的ノイズと、カラーにじみの問題が回避できるように、カラー補
間処理に先立って、カラーフィルター配列ドメインで機能するノイズ除去技術を
講じることが望ましい。さらに、この技術は画像中のエッジ特性に属するピクセ
ルをエッジ特性に属さないピクセルとは別に処理し、考慮する必要がある。また
、使用される技術は、所望であれば色フィルター配列が生成されるデジタルカメ
ラで実施できるように、高速のハードウェアで実施できなければならない。その
可能なノイズ除去の1つの方法が、図1と以下に説明する種々の実施の形態で示
されている。
【0013】 図1は本発明の1つの実施の形態のフローチャートである。 最初に、取得画像内部に初期局部領域を決める、すなわち定義する(ステップ
110)。初期局部領域は、取得画像のM×Nの長方形領域であり、M及びNは
それによって正方形とすることが望まれる場合は等しくしてもよい。局部的領域
の全取得画像サイズに対する割合は、所望の実施方法や利用可能なハードウェア
/ソフトウェアのリソース、及び、ノイズ除去のためにどれほどの速さで画像処
理したいかという速度制約次第で、大きくも小さくもできる。大きな領域にわた
って画像特性が均一に近ければ、局部的領域は大きくできる。しかし、細部の詳
細な識別が重要であったり、小さな領域内で画像特性が大きな変化を示している
場合には、局部的領域はより小さく定義できる。
【0014】 ひとたび局部的領域が定義されると、次のステップで、マスクまたは演算子(
ステップ120)を適用して、この領域内の各々かつ全てのピクセルに連結した
変化率値を決定する。このマスクまたは変化率演算子は、各ピクセルの小さな近
接領域に適用されるが、通常、やはり近接領域は局部領域より小さい。図2a及
び2b並びに関連する説明は、変化率を決定するピクセルの周辺及び該ピクセル
を含む3×3近接領域を有する、その様なマスクのパラメータ及び構成を示して
いる。演算子すなわちマスクを局部的領域に繰り返し適用しかつそれによって変
化率を決定することによって、局部的領域の情報が完成する。殆どの変化率に基
づくエッジ検出では、変化率値を画像中の最大変化率値によって除することによ
って、全画像にわたって変化率値が正規化される。しかしその様な正規化では、
ハードウェアに実装する場合には、取得画像全体の全てのピクセルの変化率情報
を決定し、その後画像中に見いだされた最大変化率値で各変化率値を除さなけれ
ばならないと言う、2段階の方法が必要となろう。本発明の種々の実施の形態で
は、その代わりに、変化率値が該局部的領域内での最大値で正規化できる。
【0015】 ひとたび変化率情報が決定すると、閾値を選択しなければならない(ステップ
130)。閾値は画像全体を通じて適用可能な単一の値として選択してもよく、
個々の局部的領域によって変化する値として選択してもよい。さらに、閾値は画
像装置によって取得された全ての画像のための特定の値に予め設定してもよい。
このような予め設定された閾値はあまり正確ではなく、エッジ検出処理を乱すこ
ともあり得るが、現在の技術水準によれば、ノイズ除去のハードウェア実装にと
っては最も望ましいものである。この閾値の選択は本発明の主旨ではないが、局
部的領域中の全てのピクセルの変化率情報が最初に決定される場合は、閾値を動
的に選択することが可能である。
【0016】 選択された閾値が何であれ、変化率(または正規化された変化率)はその閾値
と比較される(ステップ140)。もしも変化率(または正規化された変化率)
が閾値を超えれば、対応するピクセルは線のような画像のエッジ特性に属するピ
クセルである「エッジ」ピクセルとして分類される。もしそうでなければ、ピク
セルは非エッジピクセルとして分類される。本発明の実施の形態によれば、エッ
ジピクセルおよび非エッジピクセルには、それぞれ異なったノイズ除去処理が行
なわれる。エッジ検出法、すなわち変化率に基づくエッジ検出が図1のフローチ
ャート中に存在する場合、任意の適切な好適なエッジ検出を利用できる。例えば
、エッジ及び非エッジピクセルを分類する際に、画像空間と渦巻き状に絡まり合
うガウス型マスクを使用する、周知のキャニー(Canny)エッジ検出法を図
1の技法と組み合わせて使ってもよく、所望の応用プログラム中に実装できる場
合、良好なエッジ識別法をもたらすことができる。ポータブルデジタルカメラの
ようなデジタル画像装置に関して、図1,2a及び2bに示されたエッジ検出法
は、計算速度が速く、装置中のメモリー使用量が少ないので一層好適である。
【0017】 ピクセルを、エッジピクセルまたは非エッジピクセルに分類することによって
、本発明の1つの実施の形態によれば、その後、ピクセルは異なったノイズ除去
技術及び処理を受けることになる。つまり、ステップ160によれば、ピクセル
が非エッジピクセルであれば、多重レベルメジアンハイブリッドフィルターのよ
うなノイズ除去技術がこのピクセルに適用できる。この処理により、ピクセルが
エッジピクセルに属していないので、メジアンフィルタリングがもたらす、エッ
ジ特性をぼやけさせ破壊すると言う問題を回避できる。メジアンフィルタリング
は、非エッジピクセルに適用されると、エッジをぼやけさせることなくノイズを
除去する所望の効果を持っている。
【0018】 ノイズは、エッジピクセルとして分類されたピクセルにも存在することがある
ので、エッジピクセルは同様な輝度数値を持つ隣接ピクセルの線形平均化のよう
な、平滑化処理を受ける(ステップ150)。この平滑化は、エッジが殆ど消え
かかるのを確実に防ぎ、また実際にエッジの外観を強調できる(すなわち、色相
(輝度)を相互に平滑化してより均一にすることにより、エッジを際だたせる)
。線形平均化処理法は、考慮中のピクセルを、同様の輝度を持つそれ自身及び隣
接ピクセルの線形平均値に置き換える。どのピクセルを「同様の輝度」と見なす
かを見出す1つの方法を、図6とそれに関する説明に関連して、以下に説明する
。本質的に、目標とするところは、エッジ特性が誤って組み合わされることが無
いよう、相互を区切る2つ以上のエッジ特性を平均化の際に混同しないことであ
る。
【0019】 次に、局部的領域内にノイズ除去処理すべきピクセルが残っている場合(ステ
ップ170でチェックする)、次の情報が取り出され(ステップ175)ステッ
プ140から160が繰り返される。ひとたび局部的領域内の全てのピクセルが
ノイズ除去処理されると、新らしい局部的領域が定義される(ステップ180)
。処理がさらに続行され、局部的領域の閾値を求めるステップ120ないし17
0が繰り返される。好もしくは、かつ高速での実行のためには、局部的領域は排
他的であるべきであるが、所望ならば重複してもよい。図1で説明したノイズ除
去処理法は、全てのカラー補間に先立って、色フィルター配列中でベイヤーパタ
ーンのピクセルに直接に適用してもよい。つまり、図1の処理技術は、そのよう
に用いると、画像処理の種々のステップを通して伝播ノイズを減少できる。
【0020】 図2aは第1の方向の微分値を得るためのマスクを示す。 ピクセルの変化率を決定する1つの方法は、マスクがカバーする隣接境界付近
のピクセルの「強さ」を見いだす、マスクを適用することである。この強さは
本質的にピクセルの2つの境界に沿った特定方向の微分値である。この第1の方
向は、第2の方向の強さの同様な計算と組み合わされた場合、中心ピクセルの近
傍ピクセルに対する相対的強さの優れた推定値を与える。図2aにおいて、3×
3のマスクは、第1番目と第3番目の列で非0係数をもち、さらに中央すなわち
第2列で0係数をもつよう示されている。このマスクは、6個の非0係数A1
,A2,A3,A4,A5,及びA6を持つことが示されている。マスクが輝度
数値I0,I1,I2,I3,I4,I5,I6,I7,及びI8を持つピクセ
ルを有する画像領域Iに適用される場合、結果としての微分値Δxは、Δx=A
1*I0+A2*I3+A3*I6+A4*I2+A5*I5+A6*I8と表
される。微分値Δxは、画像領域の中心になるように表示された輝度数値I4を
持つピクセルの変化率を計算するのに用いることができる。通常マスクは、合
計が0になる係数を与えられる。周知のソーベル(Sobel)マスクでは、係
数A1、A2、及びA3は全て値−1を持ち、他方A4、A5、及びA6は全て
+1を持つ。つまり、ソーベルマスクの係数に関して、微分値Δxは、Δx=I
2+I5+I8−I1−I3−I6である。このように、重要な変化率値を得る
ための技術で周知の、マスク係数を選択することは、微分計算をピクセルの輝度
数値の単なる加算及び減算に単純化し、加算器によってハードウェアで容易に実
行し得るものである。したがって、微分は容易に実行でき、かつ高速になる。プ
レウィットマスクのような別のマスクを適用すると、同様に容易に実行し得る。
プレウィットマスクの係数A1,A3は−1に等しく、A2は−2に等しい。鏡
映に対して、プレイットマスクのもう一方向の境界の係数A4,A6は+1であ
り、A5は+2である。プレウィットマスクを使えば、Δxすなわち微分値はΔ
x=I2+2*I5+I8−I0−2*I3−I6となる。2の乗算が導入され
ているが、これはI5及びI3のシフト操作によって、すなわち計算ΔxをΔx
=I2+I5+I5+I8−I1−I3−I3−I6のように分割することによ
って、単に加算及び減算のみをハードウェアで実行しさえすれば、容易に実行し
得るのである。
【0021】 エッジが画像空間内で特定の方向を有していると仮定されるので、変化率演算
がエッジ検出に用いられる。ピクセルの側方境界に沿うピクセル(片側がI0、
I3、I6で他方がI2、I5、I8)は、ピクセルI4がエッジピクセルと考
えられる場合、I4自体よりもより小さい強さ、すなわち相対的組合せ輝度レベ
ルをもつ必要がある。この点に関して、本質的には水平方向(マスクは画像の左
右両側の強さを決定する値を有している)である、第1の方向の微分値が前述の
ように計算できる。画像空間は2方向、つまり垂直及び水平であるので、ピクセ
ルI4についてはもう一方向の微分値が計算される必要がある。
【0022】 図2bは、本発明の1つの実施の形態による第2の方向の微分値を得るための
マスクを示している。 図2bにおいて、第1番目と第3番目の行で非0係数、中央すなわち第2番目
の行で0係数を持つ、第2の3×3のマスクを示している。マスクが6個の非
0係数B1,B2,B3,B4,B5,及びB6を持つことが示されている。マ
スクが輝度数値I0,I1,I2,I3,I4,I5,I6,I7,及びI8を
持つピクセルを有する画像領域Iに適用されると、結果としての微分値Δyは、
Δy=B1*I0+B2*I1+B3*I2+B4*I6+B5*I7+B6*
I8で表される。微分値Δyは、画像領域の中心になるように示された輝度数値
I4を持つピクセルの変化率を計算するために用いることができる。通常、マス
は、合計が0になる係数を与えられる。周知のソーベルマスクでは係数B1
、B2、及びB3は全て値−1を持ち、他方B4、B5、及びB6は全て+1を
持つ。つまり、ソーベルマスク係数に関して、微分Δyは、Δy=I6+I7+
I8−I0−I1−I2である。このように、重要な変化率値を得るための技術
で周知のマスク係数を選択することは、微分計算をピクセルの輝度数値を単なる
加算及び減算に単純化して、加算器によってハードウェアで容易に実行し得るも
のである。したがって、微分は実行が容易で、かつ高速になる。プレイット(P
rewitt)マスクのような別のマスクは、もし応用されれば同様に容易に実
行し得る。プレイットマスクの係数B1及びB3は−1に等しく、B2は−2に
等しい。鏡に映したように、プレイットマスクのもう一方向の境界の係数B4及
びB6は+1でありB5は+2である。プレウィットマスクを使えば、Δyすな
わち画像境界に沿った第2の方向の微分値は、Δy=I6+2*I7+I8−I
0−2*I1−I2となる。2の乗算が導入されているが、これはI5及びI3
のシフト操作によって、すなわち計算ΔyをΔy=I6+I7+I7+I8−I
0−I1−I1−I2のように分割することによって単なる加算及び減算のみを
ハードウェアで実行しさえすれば、容易に実行し得るものである。第1の方向の
微分値Δxを見出すために用いるマスクは、第2の方向の微分値Δyを見出す
ために用いるマスクと同じ型であることが好ましい。画像装置は正方形ピクセ
ルを生成せず、長方形または他の型のピクセルを生成することがあるので、これ
を補償するために一方の方向にはソーベルマスクを、他の方向にはプレイットマ
スクを使うことが好ましい。その様な場合には、マスク係数の選択においてピク
セルの形が考慮されよう。
【0023】 上記のようにして求められた第2の方向の微分値Δyの場合、水平、垂直両方
向の境界の組が考慮される。その場合、画像空間の中心ピクセルであるI4の変
化率は、各方向で得られるベクトルの合成ベクトルによって得られるベクトルの
大きさである。したがって、変化率Gは単に√(Δx2+Δy2)、すなわちΔx
とΔyとを組み合わせて形成したベクトルの大きさである。各ピクセルの変化率
は近接領域、好もしくは各ピクセルを囲む3×3の小さな領域を考慮し、その後
、本質的にそれによって変化率決定における全ての直接隣接するピクセルを含ん
でいる、2方向及び対応する境界の組の各々にマスクを適用することにより得る
ことができる。前述のように変化率値は、画像中に存在する最大の変化率に対し
て正規化されることがあるので、変化率の基準に対して相対的な重みが与えられ
る。例えば、線のようなきついエッジではなく、生地のようなシーンの取得画像
では変化率値は狭い範囲に存在する。もしこれらを最大変化率に対して正規化す
れば、得られた変化率値はより効果的に分析できる。
【0024】 図3は各色平面に対するノイズ除去処理法の適用を示している。 本発明の種々の実施の形態で示されるノイズ除去処理法は、本質的に未加工の
取得画像であるCFAバージョンの取得画像に直接適用されるので、1つの実施
の形態において、色平面を分離して考察することが望ましい。つまり、画像の6
×6ピクセルのベイヤーパターン領域を考察するとき、青い(図3において「B
」で示される)色平面(すなわち青色と関連したピクセル)は、CFAから分離
でき、個々の色平面に適用される前述のノイズ除去処理法を用いることができる
。したがって、点(2,1)、(4,1)、(6,1)、(2,3)、(4,3
)、(6,3)及び(2,5)、(4,5)、(6,5)の色平面と関連したピ
クセルは、互いに隣接するように配列することができる。同様に、CFAの青色
平面(表示せず)中の他の隣接ピクセルも青のサブ画像を形成するように、9個
のピクセルと組み合わされてもよい。本発明の種々の実施の形態で説明するノイ
ズ除去の構成は、その後、直接、かつ独立して青サブ画像に、または他の色平面
に適用できる。
【0025】 ベイヤーパターンにおいて、緑色ピクセルは、CFA中の青色または赤色ピク
セルのおよそ2倍の表示量を有する。緑色ピクセルと交互に並ぶ青色ピクセルの
行を伴うもの(G1のラベルを付した第1の緑)と、緑色ピクセルと交互に並ぶ
赤色ピクセルの行を伴うもの(G2のラベルを付した第2の緑)とに分割するの
がしばしば有用である。つまり、2つの緑色平面G1及びG2が、CFAから抽
出される。これは各色平面の計算の度数が同じになるので有用である。G1およ
びG2色平面を一緒に考察する場合、G1とG2のピクセルを組み合わせるため
に、行および列の補正が必要となり(なぜならそれらは異なった行及び列上に存
在するからである)、さらに統一されたG1、G2に関する組合せサブ画像は、
ピクセル数で青及び赤色サブ画像の2倍の大きさになり、別のより大きなサイズ
のメモリーが必要になってしまう。画像分析の目的のためには、隣接ピクセル中
にあるクロミナンス(色含有量)を決定するために、緑色平面が不可欠であるの
で、2つの緑色平面を別々に考察することが有用である。このことはカラー補間
あるいは色分解コンパンディングのような処理法に役立つものである。つまり、
クロミナンス情報を後で使うために効率的に保持するには、ノイズ除去の目的で
G1及びG2色平面を個別に考察することが望ましい。本発明の種々の実施の形
態により、ノイズがG1及びG2のサブ画像から、一緒ではなく別々に除去すれ
ば、ノイズ除去が、画像細部の元の色に対する関係をより正確に反映できる。エ
ッジ特性ピクセルは方向性をもっており、互いに45度ずれた線上にあるG1及
びG2ピクセルの組合せは、エッジ方向の45度の補正を導入することになる。
【0026】 図4は例示的な画像領域に適用される、本発明の少なくとも1つの実施の形態
の原理を示している。 図4は、取得画像の6×6ピクセル領域を示している。行位置が“i”であり
、列位置が“j”であるピクセルxを以後x(i,j)で表示する。例示的な画
像領域は、すでにエッジピクセル(“E”で表示)及び非エッジピクセル(“N
E”で表示)として分類された双方のピクセルを示す。エッジピクセルは、さら
にエッジピクセルがどのエッジ特性に属するかを示す、サブスクリプトによって
表示される。例えば、第1の暗いエッジ特性は(E1で表示)、近接領域で輝度 値200を持つことができ、一方で第2の明るいエッジ特性は(E2で表示)は 近接領域で輝度値50を持つことができる。E1、E2の各ピクセルは、画像の異
なった2つのエッジに属する。非エッジピクセルは特性に細分類されず、図4に
示すエッジピクセルの属するエッジ特性の分類は単に説明を助けるためであり、
どの実施の形態においても本発明の限定または要求事項ではない。
【0027】 本発明の1つの実施の形態によれば、画像中のエッジピクセル及び非エッジピ
クセルは別々のノイズ除去処理法に従うものである。1つの実施の形態では、エ
ッジに属しているように分類されないピクセル(図4のNE)には、第1のノイ
ズ除去処理法が適用される。本発明の1つの実施の形態では、第1のノイズ除去
処理法は、多重レベルメジアンハイブリッドフィルターである。その様なフィタ
リングの演算は図5に関連して以下に詳細に説明する。エッジピクセルと分類さ
れる全てのピクセルは、第1の処理法と異なり、また第1の処理法よりすぐれた
エッジ保持/強調性を持つ、第2のノイズ除去処理法に従う。本発明の1つの実
施の形態では、非エッジピクセルに適用されるこの第2の処理法は、考察中のピ
クセルと、輝度数値を持つ隣接ピクセルとの線形平均化である。
【0028】 例えば、図4を参照すると、ピクセルNE(3,3)(非エッジピクセル3行
、3列)は、メジアンハイブリッドフィルター処理法で処理でき、図5に関連し
て以下に詳細に説明する。メジアンハイブリッドフィルター処理の出力NE′(
3,3)が点(3,3)の新しいノイズ除去ピクセルとなる。メジアンハイブリ
ッドフィルター処理は、非エッジピクセルに分類されていようとエッジピクセル
に分類されていようと、ノイズ除去処理を実行するとき近接領域にある(ピクセ
ルNE(3,3)の周りのピクセル(1,1)から(5,5)まで)全てのピク
セルを利用する。
【0029】 対照的に、エッジピクセルE1(3,2)には、エッジピクセルE1(3,2)
中にあるノイズを除去するために同様な輝度(エッジピクセルは同一エッジ特性
に属する)の他のエッジピクセルのみによる線形平均化が適用される。エッジピ
クセルE1(3,2)に隣接する8個のピクセルのうち3個のみが、第1のエッ ジ特性に属すると分類されており、すなわちE1(2,2)E1(4,2)E1( 4,3)である。つまり、線形平均化ノイズ除去処理は、4つのピクセル(3個
の隣接ピクセル及びノイズを除くピクセル)−E1(3,2)、E1(2,2)、
1(4,2)、E1(4,3)を平均化する。第2の特性を参照すると、ピクセ
ルE2(6,2)は3個の隣接エッジピクセルを有しているが、ただ1個のエッ ジピクセル(6,1)のみが同一エッジ特性に属している(すなわち類似の輝度
数値を持つ)ことに注目されたい。ピクセルE2(6,2)に隣接する残る2個 のエッジピクセルE1(5,3)、E1(6,3)は、第1のエッジ特性に属して
おり、したがって第2のエッジ特性のエッジピクセルと平均化すべきではない。
さもなければ無関係で類似しない輝度数値値が混合した輝度数値によって、第2
のエッジ特性が破壊されてしまうことがある。図6に示され、以下の関連する説
明で詳記する方法は、類似輝度のエッジピクセルを他のエッジピクセルと識別す
ることで、この状況を回避する。図4は、類似しないエッジピクセルによる破壊
を避けるため同様に注意深く取り扱うべき第3のエッジ特性(E3で表記するピ クセルを有する)及び第4のエッジ特性(E4で表記するピクセルを有する)を 示している。
【0030】 図4は画像のほんの一部を示しているが、画像の物理的エッジ(第1列、第1
行、最終列、最終行)にあるピクセルに関して、マスクの一部が値を持たず、し
たがってそれによって不適切な変化率情報が得られるので、これらはノイズ除去
処理を行わない。もしくは、暗電流すなわち基準ピクセル(通常幾つかの行や列
を持つ)を使って、エッジピクセルに関する失われた値の代用をすることが望ま
しい。これらの暗電流ピクセルは画像装置によって発生される最終的画像色フィ
ルター配列の一部とみなさないが、それにも拘わらず、ピクセル値の決定を助け
るために検出装置によって取得されるものである。
【0031】 図5は本発明の種々な実施の形態において採用される3レベルメジアンハイブ
リッドフィルターのブロック図である。 本発明の1つの実施の形態によれば、ピクセルx(i,j)は、非エッジピク
セルに分類され場合、多重レベルメジアンハイブリッドフィルター処理を利用す
るノイズ除去処理法が適用される。3レベルメジアンハイブリッドフィルターは
、入力ピクセルx(i,j)周辺のK×Kブロック用に設計され、図5に示すフ
ィルターの第1段階、すなわちレベルのメジアンを決定する種々の値の組を獲得
する線形平均化サブフォルダーを使用する。つまり、K=5であれば、ピクセル
x(i,j)の周辺でこれを含む5×5の近接領域がメジアンハイブリッドフィ
ルター処理される。本発明の1つの実施の形態によれば、図5のメジアンハイブ
リッドフィルターは、ピクセルx(i,j)が変化率または情報によって非エッ
ジピクセルに分類された場合に限って、ピクセルx(i,j)に適用される。さ
もなければ、ピクセルx(i,j)がエッジピクセルである場合、図6に関連し
て以下に述べる最近接隣接ピクセル平均化法が適用される。
【0032】 平均化サブフィルター(図示せず)は単純に近接領域のサイズによって要求さ
れるだけの多数のピクセルの平均値を取る。平均化サブフィルターは、8方向(
北、南、東、西、北東、南東、南西、北西)のピクセルのベクトルに適用される
。したがって、平均化サブフィルターは以下の出力値YDIRECTION(i、j)を 生成する。 Y東(i、j)=(x(i,j+1)+(i,j+2))/2 Y西(i、j)=(x(i,j―1)+(i,j―2))/2 Y南(i、j)=(x(i+1,j)+(i+2,j))/2 Y北(i、j)=(x(i―1,j)+(i―2,j))/2 Y南東(i、j)=(x(i+1,j+1)+(i+2,j+2))/2 Y南西(i、j)=(x(i+1,j―1)+(i+2,j―2))/2 Y北東(i、j)=(x(i―1,j+1)+(i―2,j+2))/2 Y北西(i,j)=(x(i―1,j―1)+(i―2,j―2))/2
【0033】 その後、これらの出力値は図5に示されるように、中央ピクセルx(i,j)
とともにメジアンフィルターに入力される。平均化サブフィルターを使うことに
よりメジアン演算はメジアンハイブリッドフィルター処理の各段階でいわば3個
の値に低減される。
【0034】 図5は3レベルメジアンハイブリッドフィルターの第1レベルが、1組のメジ
アンフィルタ−510,512,514,及び516を有していることを示して
いる。メジアンフィルター510は、3値すなわちY東(i,j)、Y西(i,
j)、及びx(i,j)のメジアンである出力M1を有する。メジアンフィルタ
ー512は、3値すなわちY北(i,j)、Y南(i,j)、及びx(i,j)
のメジアンである出力M2を有する。メジアンフィルター514は3値、すなわ
ちY北東(i,j)、Y南西(i,j)、及びx(i,j)のメジアンである出
力M3を有する。メジアンフィルター516は、3値すなわちY北西(i,j)
、Y南東(i,j)、及びx(i,j)のメジアンである出力M4を有する。
【0035】 次のすなわち第2のレベルでは、2つのメジアンフィルター520及び522
の組があり、入力として、メジアンフィルター出力のM1,M2,M3,及びM
4及び原ピクセル値x(i,j)を受け取る。メジアンフィルター520は、M
1、M2及びx(i,j)のメジアンである出力M5をもたらす。同様に、メジ
アンフィルター522はM3、M4及びx(i,j)のメジアンである出力M6
をもたらす。
【0036】 最後のすなわち第3のレベルで、単独のメジアンフィルター530が、第2レ
ベルのメジアンフィルターからの出力M5及びM6が原ピクセルx(i,j)と
組み合わされたときのメジアンである、出力ピクセルx(i,j)をもたらす
。したがって、ノイズ除去済みピクセルx(i,j)は、M1、M2及びx(
i,j)のメジアンに等しい。ノイズ除去済みピクセルは、代替的な実施の形態
では、他のピクセルのノイズ除去処理の残りと干渉しないよう、独立した配列に
入れられる。このようにして、原ピクセル空間は保持され、より良い結果がもた
らされるようノイズ除去処理が繰り返され調整される。別の代替的な実施の形態
では、ノイズ除去処理が再帰的になるように、ノイズ除去済みピクセルは即座に
原ピクセルと置換される。これは反復法に対し速度で勝るが、誤分類されたピク
セルがその誤った特徴付けを広め、他のピクセルに影響する傾向があるので不確
実性を持ち込んでしまう。つまり、高速計算および置換法は良い結果を出すとは
保証されないが、場合によってはノイズ除去を改善できることもある。
【0037】 図4の例に戻る。本発明の1つの実施の形態によれば、非エッジピクセルNE
(3,3)は、3レベルメジアンハイブリッドフィルターにかけられる。とする
と、Y東(3,3)=(NE(3,1)+E1(3,2))/2、Y西(3,3 )=(NE(3,4)+E4(3,4))/2である。同様に、残るサブフィル ターも種々のサブフィルター出力を得るために点(3,3)の周りに適用される
。その後、その結果がメジアンフィルターに種々なレベルで、各フィルターでの
各レベルのNE(3,3)と共に入力される。結果の輝度数値NE′(3,3)
は原取得/誤情報ピクセルNE(3,3)のノイズ除去バージョンになる。
【0038】 フィルターリング処理の各段階すなわちレベルでのメジアンが、メジアンフィ
ルターのそれぞれでの1入力として原ピクセルx(i,j)を再導入するので、
3レベルメジアンハイブリッドフィルターは、原非エッジピクセル値を本質的に
しっかりと保持している。3レベルメジアンハイブリッドフィルターは殆どの画
像でよく機能することが示されているが、それを普遍的に全ての画像ピクセルに
適用するのは不利益となる。上記のように、エッジの方向が見つからず、画像の
信号対ノイズ比に依存しているので、ノイズがあるエッジピクセルはメジアンフ
ィルターを通り抜けてしまうことがある。
【0039】 図6は本発明の1つの実施の形態による、エッジピクセルの最近接隣接領域平
均化を示すフローチャートである。 本発明の1つの実施の形態では、エッジピクセルが非エッジピクセルとは異な
る別のノイズ除去処理法で処理される。特に、エッジピクセルは、やはりエッジ
ピクセルである隣接ピクセルの値を保持することを必要としている。2つの異な
るエッジ特性が隣接し、かつ互いに隣接したピクセルを有している場合(例えば
図4は、エッジピクセルE2(6,2)及びE1(6,3)はそれぞれ第二及び第
一エッジ特性に属していることを示す。)、間違った輝度数値が考察中のピクセ
ルと平均されないようにそれらを識別する必要がある。つまり、ともにエッジピ
クセルであり、かつノイズ除去のために考察中の「類似の」輝度数値を持つ隣接
ピクセルと平均することが望ましい。輝度数値は、ノイズ除去のため考察中のピ
クセルと隣接ピクセルとの数値の差の絶対値を、ノイズ除去のため考察中のピク
セル間のその様な数値の差の絶対値全ての平均と比較することで、類似している
ことが決定される。もし差が平均より小さければ、隣接ピクセルはノイズ除去の
ため考察中のピクセルと「類似の」輝度であるとみなされる。
【0040】 図6は類似輝度ピクセルの最近接隣接領域平均を行うフローチャートを示す。
まずステップ605によりAVD(差の絶対値)すなわちピクセルx(i,j)
と各隣接ピクセルとの距離が決定される。例えば、北側隣接ピクセルx(i−1
,j)は距離Δ北=│x(i,j)−x(i−1,j)│を有する。同様にして
各隣接ピクセルとピクセルx(i,j)とのADVが決定される。ADVは本質
的に、ノイズ除去を考察中のピクセルと、平均化演算を加える組に含めることを
考察中の隣接ピクセルとの間の相関性基準である(ステップ20参照)。ピクセ
ルx(i,j)と直線的によく相関しているそれらの隣接ピクセルは、ノイズ除
去済み出力ピクセルx(i,j)を得るために数値x(i、j)とともに平均
される。つまり次のようになる。 Δ北 =│x(i,j)−x(i−1,j)│ Δ南 =│x(i,j)−x(i+1,j)│ Δ西 =│x(i,j)−x(i,j−1)│ Δ東 =│x(i,j)−x(i,j+1)│ Δ北東=│x(i,j)−x(i−1,j−1)│ Δ南西=│x(i,j)−x(i+1,j+1)│ Δ北西=│x(i,j)−x(i−1,j+1)│ Δ南東=│x(i,j)−x(i+1,j−1)│
【0041】 ひとたび全8AVD(8主要方向で各隣接ピクセルごとに1つ)が決定される
と、そこでAVDの平均値が決定される(ステップ610)。AVDの平均値は
、単に個々のAVDの合計を8で割ったものである。
【0042】 ひとたびAVDが決定すると、次のステップで第1の隣接ピクセルがエッジピ
クセルであるか否かを検査する(ステップ612)。もしピクセルがエッジピク
セルでなかったら平均化法には適し得ないのでピクセル平均化の組から排除され
る。もし隣接ピクセルがエッジピクセルであれば、相関関係を調べる別の比較が
行われ、隣接ピクセルが考察中のピクセルと同じエッジ特性に属するか、別のエ
ッジ特性に属するかを調べる(図4参照。これはピクセルE1、E2、E3、及び E4が種々の輝度を持つ4つの相異なるエッジ特性に属していることを示してい る)。隣接ピクセルがエッジピクセルであることを見出すために相関テスト(ス
テップ615)が行われる。ステップ615により、隣接ピクセルのAVDはス
テップ610で決定されたAVDの平均値と比較される。隣接ピクセルが相関し
ていない場合、すなわちその値がAVDの平均より小さくなければ、ピクセルは
平均化の組から排除される(ステップ640)。
【0043】 隣接ピクセルがエッジピクセルであり、かつそのAVDがAVDの平均より小
い場合、ピクセルはノイズ除去処理法に用いる平均化の組に含める(ステップ6
20)。平均化の組の一部として、第1段階はその隣接ピクセルの輝度数値を、
本質的に平均化の組の各ピクセルの移動合計値を保持する役割の変数(レジスタ
)ACCUMに加えることである(ステップ625)。ACCUM変数またはレ
ジスタは平均化決定を補助する(ステップ670で行われる)。何個の隣接ピク
セルが平均化の組内に入っているかは、エッジピクセル平均化処理法によるノイ
ズ除去の始めには未知であるので、第2の変数(ハードウェア内のレジスタ)N
UMCOUNTが平均化の組内のピクセル数を追跡するために使われる。平均化
の組に新しい隣接ピクセルが含められる度に、初期値0から出発して、NUMC
OUNTは1つずつ増分される。
【0044】 平均化のために考察すべき隣接ピクセルが他にも残っている場合、次の隣接ピ
クセルが取り出され(ステップ645)、ステップ612から650までが繰り
返される。ピクセルが平均化の組から排除されると、他の残余ピクセルを探す同
じ検査(ステップ650)が実行される。平均化の組に入れることを考察すべき
隣接ピクセルがもはや残っていない場合には、最終的に、ノイズ除去のために考
察中のピクセルx(i,j)の値がACCUMに加えられる(ステップ655)
。原ピクセル値はその中で同じ表現形式を取るので、これは原ピクセル値を平均
化の組と平均することを容易にする。さらにNUMCOUNTが、平均化の組に
含められる余分のピクセルx(i,j)を数えるために1つ(ステップ655)
増分される。ステップ670によれば、ACCUMの内容をNUMCOUNTで
除することで、平均化の組中のピクセルの平均が決定される。結果としての平均
値がノイズ除去済みピクセルx(i,j)である。この値x(i,j)は、
原値x(i,j)が書き換えられず、かつさらに他のピクセルのノイズ除去計算
に使えるように、配列またはテーブルに格納される。ノイズ除去済みピクセルx (i,j)が決定すると、変数(レジスタ)ACCUM及びNUMCOUNT
はクリアーされる(0をセットして次のエッジピクセルxの処理を容易にする)
。このようにして、ノイズがエッジピクセルxから除去されると、エッジピクセ
ルとして分類された他のピクセルが取り出され(ステップ685)、ステップ6
05から680が次のピクセルに対して繰り返される。
【0045】 類似輝度の隣接エッジピクセルを原ピクセルx(i,j)と併せ平均すること
により、平均化の結果として、エッジを横切る平滑化及び均一化によって、エッ
ジ特性は維持され、さらに強められさえする。エッジピクセルを非エッジピクセ
ルとは別に処理することで、従来のノイズ除去による、エッジの薄れや補間を行
った後の色のにじみが除かれる。平均化処理法は、またポータブルデジタルカメ
ラで望まれるような高速ハードウェアアーキテクチャー中に実装でき、またCF
Aドメイン(カラー補間に先行するベイヤーパターン赤緑青色空間)に直接応用
することもできる。
【0046】 図7は本発明の1つの実施の形態のシステム図である。 図7はコンピュータシステム710を示しており、これはPC(パーソナルコ
ンピュータ)といった、どのような汎用のまたは特別な目的のための、判定もし
くはデータ処理装置であっても良く、カメラ730と結合している。カメラ73
0は、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラまたは如何なる画像取得装置もし
くは結像システムでもよく、対象物またはシーンのセンサー画像を取得するのに
利用される。本質的に、取得画像は効率的に画像記憶ユニット734に格納でき
るように、画像処理回路732によって圧縮され処理されるが、ユニット734
はRAMであっても、固定ディスク、ミニチュアカード等のような他の記憶装置
であってもよい。殆どのデジタルカメラでは、センサーのような画像取得機構か
ら得られた生の画像が、まずカメラ730に格納され、その後出力、表示または
計算するためにダウンロードされる。これによって、カメラ730は付加的な遅
延なしに素早く次の対象を取得できる。便宜的な生画像の1表示法が、前に説明
した8ビットベイヤーCFAである。
【0047】 1つの実施の形態では、画像が生の8ビットベイヤーパターンCFAとしてカ
メラによって取得され、その後、圧縮されて他のデータまたはコード化済み書式
にされる。本発明の1つの実施の形態によるノイズ除去は、以下のように動作す
る。最初に、圧縮データがカメラ730から入出力ポート717を通りコンピュ
ータシステム710上のディスクまたは他の装置へダウンロードされる。圧縮画
像がコンピュータシステム710上で展開される。その後、コンピュータシステ
ムは、いかなるカラー補間よりも先に、本発明の種々の実施の形態で説明したよ
うに、そのための命令を実行して、回復したCFA画像上でノイズ除去を行う。
【0048】 本発明の種々の実施の形態で説明した方法はPentiumTM(Intel社
の製品)ようなプロセッサ712及び命令、アドレス、及び結果データを格納/
ロードするのに使用するRAMのようなメモリー711を使用して実行できる。
CFA画像上でノイズ除去を行うのに用いるアプリケーションプログラムは,C
++のような言語で書かれたソースプログラムからコンパイルされた実行可能モ
ジュールであってもよい。エッジを検出し第1のノイズ除去処理法をエッジピク
セルに適用し、第2のノイズ除去処理法を非エッジピクセルに適用するのを補助
する命令と、情報を交換する実行可能モジュールは、ディスク718及びメモリ
ー711に格納されており、従って、コンピュータが読み取り可能なある媒体か
らロードできる。本発明の種々の実施の形態で説明した補間方法を実行するよう
に判定用装置にプログラムすることは、コンピュータ技術分野の当業者であれば
容易に理解できるものである。
【0049】 コンピュータシステム710は、プロセッサ712及びメモリー711へ/か
らの情報伝達を容易にするシステムバス713を有し、またシステムバス713
を入出力バス715に結合するブリッジ714を有している。入出力バス715
は、ディスプレイアダプタ716、ディスク718及びシリアルポートのような
入出力ポートと結合している。入出力装置、バス及びブリッジのこのような多く
の組み合わせを本発明に関して用いることができ、図示の組み合わせは、単にこ
のような可能な組み合わせを例示するに過ぎない。
【0050】 対象物/シーン740の画像のような、画像が取得されると、この画像はベイ
ヤーパターンのようなCFA中で赤、緑、及び青色ピクセルとして検出される。
これらのピクセル値は画像処理回路732へと送られる。画像処理回路732は
、他の機能とともにカメラ730及びコンピュータシステム710間の伝送サイ
ズを小さくする画像圧縮方式を実行する、集積回路及び他の素子からなる。カラ
ー補間の要求は、画像が表示され出力されて、カメラ730で実行する必要がな
いとき最も重要である。ユーザーまたはアップリケーションソフトが、画像のダ
ウンロードを要望/要求したとき、画像メモリーユニットに格納されていた圧縮
画像が、画像メモリーユニット734から入出力ポート717へと伝送される。
入出力ポート717は、図示したバス・ブリッジ階層構造を(入出力バス715
からブリッジ714からシステムバス713へ)、画像データをメモリー711
へ、または任意選択的に、ディスク718へと一時的に格納するために用いる。
圧縮画像は適当なアップリケーションソフト(または専用ハードウェアで)で展
開され、かつプロセッサ712をそうするために用いる。展開された画像データ
は、センサーまたはカメラ730によって取得された画像データと類似のまたは
同一の、8ビットベイヤーパターンCFAとして回復される。
【0051】 ひとたび展開されたダウンロード画像は、未加工のCFA形式のピクセルを有
している。ノイズ除去済み画像をモニター720に出力したいと望む場合、カラ
ー補間を施してフルカラーピクセルを形成するに先立って、本発明の種々な実施
の形態に沿ったノイズ除去を用いるべきである。ダウンロードされ展開された画
像は、ピクセルごとに分析され、前記の処理法を適用することによって、各ピク
セルはノイズ除去済みピクセルに変形される。好もしくは、各ノイズ除去済みピ
クセルは、他のピクセルのノイズ除去の間、原CFA(回復された)を保持する
ために、メモリー711またはディスク718中の配列へ格納される。ひとたび
ノイズ除去がCFA全体に施されれば、ノイズ除去済み配列がカラー補間処理に
用いられ、所望であれば、原CFA(回復された)は廃棄される。ノイズを除去
し、その後カラー補間して直された画像750は、細部まではっきりとしたもの
になり、エッジはくっきりとなり、かつノイズが減少して、適切な表示装置、(
モニター720及びアダプター716)に出力すると、原対象物/シーン740
にいっそう酷似する。ノイズ除去済みのカラー補間画像は、ディスク718,メ
モリ711に格納でき、かつ/またはディスプレイアダプタ716を介して送ら
れた後直接にモニター720へ出力でききる。
【0052】 ノイズ除去用コンピュータプログラムコードは、フロッピーディスクやCD−
ROMのような着脱式のコンピュータが読みとれる媒体にパッケージ化され、カ
メラ730からダウンロードされた画像の展開を行うソフトウェアを付属するこ
とがある。他のソフトウェア同様に、それは通信システムのネットワ−クによっ
てダウンロード/配布することができ、またはファームウェアで利用することが
できる。これらのダウンロード画像は、対象物/シーン740をより正確に生き
生きとユーザーに提供するために、そのエッジ特性に従ってノイズ除去すること
ができる。本発明の別の実施の形態に従ったノイズ除去法もまたカメラ740自
体の上で、ハードウェアで実装できる。
【0053】 本発明の別の実施の形態では、画像処理回路732は画像メモリーユニット7
34に格納される画像がノイズ除去済みであるように、カメラ上でノイズ除去を
行う回路素子を含むように修正することができる。従って、コンピュータシステ
ム710またはレンダリング装置にダウンロードされたとき、第1レベルのノイ
ズはすでに除去できる。その様な実施の形態では、画像は画像処理のどの段階で
もノイズは除去できる。例えば、本発明の種々の実施の形態の、直接CFAドメ
インに適用できるノイズ除去処理法は、色分解コンパンディングの前に使っても
後で使っても良い。その様なハードウェアの実施の形態では、スピードが要求さ
れる場合には、各ノイズ除去済みピクセルは、それが決定されているので、ノイ
ズ除去処理が再帰的になるように、CFAが格納される画像メモリーユニット7
34または他の記憶装置に、直接書き戻すことができる。上記のピクセル変化率
を見つけエッジを決定するための方法は、VLSI(超大規模集積回路)その他
の集積回路に容易に実装できる。本発明の種々な実施の形態で示したノイズ除去
処理法は、従来のノイズ除去処理法と異なり、潜在的な直接的ハードウェア実装
の有利性を持っており、それらはCFAドメインに直接適用できるように設計さ
れる。
【0054】 ここに説明した例示的な実施の形態は、単に本発明の原理を示すために提供さ
れたものであり、本発明の範囲を限定すると解釈すべきではない。むしろ本発明
の原理は、ここで説明した利益を得かつ他の利益を得、あるいは他の目的をも同
様に満足させるために、広範囲のシステムに適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の1つの実施の形態のフローチャートである。
【図2a】 第1の方向の微分値を得るためのマスクを示す。
【図2b】 第2の方向の微分値を得るためのマスクを示す。
【図3】 本発明の1つの実施の形態による、ノイズ除去処理法の各色平面における独立
した適用を示す。
【図4】 例示的な画像領域に適用される、本発明の少なくとも1つの実施の形態の原理
を示す。
【図5】 本発明の種々の実施の形態において使用される、3レベルメジアンハイブリッ
ドフィルターのフローチャートである。
【図6】 本発明の種々の実施の形態において使用される、3レベルメジアンハイブリッ
ドフィルターのフローチャートである。
【図7】 本発明の1つの実施の形態のシステム図である。
【符号の説明】
110 初期局部的領域定義 120 局部的領域で演算しまたはマスクを用い全てのピクセルの変化率を決
定する 130 閾値を選択 140 ピクセルの変化率>閾値? 150 類似輝度の隣接ピクセルに線形平均フィルターを適用 160 多重レベルメジアンハイブリッドフィルターをピクセルに適用 170 ピクセルが残っているか 175 次のピクセルの情報取り出し 180 新局部的領域定義
【手続補正書】
【提出日】平成12年7月6日(2000.7.6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】追加
【補正内容】
【図7】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AZ,BA,BB,BG,BR, BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,E E,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,HR ,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP, KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,L V,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI, SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,U S,UZ,VN,YU,ZW Fターム(参考) 5C021 PA38 RA02 RB07 XA03 XB16 XB17 XB18 YA01 5C065 AA01 BB22 EE05 GG02 GG03 GG05 GG06 GG07 5C066 AA01 CA07 EC12 GA01 HA01 KC01 KC07 KC08 KC09 KM01

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取得画像のピクセルをその色フィルター配列形式においてエ
    ッジピクセルに属するか非エッジピクセルに属するかを分類し; 第1のノイズ除去処理法を非エッジピクセルに分類されたピクセルに適用し;
    および、 第2ノイズ除去処理法をエッジピクセルに分類されたピクセルに適用し、前記
    ノイズ除去処理法が前記画像がまだその色フィルター配列形式である間に適用さ
    れる; ステップを備える方法。
  2. 【請求項2】 前記分類ステップが、 局部的領域を定義するものであって、前記局部的領域が前記取得画像の一部で
    あり; 前記局部的領域内の全てのピクセルの変化率を決定し、各ピクセルについて、
    その変化率値を所定の閾値と比較し、前記変化率値が前記閾値より大きければ前
    記ピクセルをエッジピクセルに分類し、さもなければピクセルを非エッジピクセ
    ルに分類する; ステップを含んでいる請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記所定閾値が、前記局部的領域内の全てのピクセルの変化
    率値を分析して決定された局部的閾値である請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記定義し、決定し、かつ分類するステップが、前記取得画
    像の全てのピクセルが分類されるまで反復される請求項2に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記第1のノイズ除去処理法が、多重レベルメジアンハイブ
    リッドフィルターの適用を含んでいる請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記第2のノイズ除去処理法が、同一のエッジ特性に属する
    隣接ピクセルの線形平均化を含んでいる請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記変化率決定ステップが、 第1の方向の微分値を得るために、変化率を決定中の各ピクセルの周辺の近接
    領域に第1のマスクを適用し; 第2の方向の微分値を得るために、変化率を決定中の各ピクセルの周辺の近接
    領域に第2のマスクを適用し、ここで前記第2の方向は前記第1の方向と直角で
    あり; 前記変化率を、前記第1の方向の微分値と前記第2の方向の微分値とのベクト
    ル和で定義されるベクトルの大きさとして決定する; ステップを含んでいる請求項2に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記大きさが、 前記第1の方向の微分値を2乗し; 前記第2の方向の微分値を2乗し; 前記第1の方向及び第2の方向の微分値の2乗の和を合計し;および、 前記合計値の2乗根を求め、前記大きさを前記2乗根と等しいと定める; ステップにより得られる請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記第1のマスクが、前記第1の方向において−1と+1
    の係数を持つソーベルマスクである請求項7に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記第1のマスクが、前記第2の方向において−1と+
    1の係数を持つソーベルマスクである請求項7に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記第1のマスクが、前記第1の方向において−1と+
    1の係数を持つプレウィットマスクである請求項7に記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記第1のマスクが、前記第2の方向において−1と+
    1の係数を持つプレウィットマスクである請求項7に記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記分類及び適用ステップが、前記CFAの各色平面に
    関して独立に行われる請求項1に記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記CFAが4つの色平面、すなわち赤色平面、第1の
    緑色平面、第2の緑色平面及び青色平面を含んでいる請求項13に記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記CFAがベイヤーパターンで構成されている請求項
    1に記載の方法。
  16. 【請求項16】 ノイズ除去のために考察中のピクセルと、ノイズ除去の
    ために考察中のピクセルと隣接する各ピクセルとの差の絶対値を決定し; 前記差の絶対値の全てを平均化し; 前記差の絶対値の平均と、各隣接ピクセルの差の絶対値とを比較して、その後
    、所定の隣接ピクセルの前記差の絶対値が、前記差の絶対値の平均より小さい場
    合、前記隣接ピクセルを、前記ノイズ除去のために考察中のピクセルのエッジ特
    性に属するものとして含める; ステップを適用することで、1つのエッジ特性が、他のエッジ特性と区別され
    る請求項6に記載の方法。
  17. 【請求項17】 複数の命令シーケンスが格納されており、前記複数の命
    令シーケンスが、プロセッサにより実行される場合には、 第1のノイズ除去処理法により、非エッジピクセルに分類されたピクセルから
    ノイズを除去するステップ;および、 第2のノイズ除去処理法により、エッジピクセルに分類されたピクセルからノ
    イズを除去するステップ; を前記プロセッサに行わせる命令シーケンスを含んでいる、コンピュータで読み
    取り可能な媒体。
  18. 【請求項18】 未加工の画像データを受信する画像処理回路を有し、前
    記処理回路が第1のノイズ除去処理法により非エッジピクセルからノイズを除去
    し、かつ第2のノイズ除去処理法によりエッジピクセルからノイズを除去するよ
    うに構成されている画像装置。
  19. 【請求項19】 前記未加工の画像データが、ベイヤーパターン色フィル
    タ配列に格納されている請求項18に記載の装置。
  20. 【請求項20】 さらに、既に前記ノイズ除去処理法を受けたピクセルと
    して未加工の画像データを受信し格納するために、前記画像処理回路と結合され
    た画像メモリーユニットを備えている請求項18に記載の装置。
  21. 【請求項21】 未加工の画像データを色フィルタ配列ドメインに供給す
    るように構成された画像取得装置と;および、 前記画像取得装置と結合されるデータ処理ユニットであって、該データ処理ユ
    ニットが、まだ前記色フィルタ配列中にある前記未加工の画像データからノイズ
    を除去するように構成され、かつ前記データ処理ユニットが、第1のノイズ除去
    処理法を非エッジピクセルに分類された前記未加工の画像データのピクセルに適
    用し、第2のノイズ除去処理法をエッジピクセルに分類された前記未加工の画像
    データのピクセルに適用するように構成されている; システム。
  22. 【請求項22】 さらに、前記データ処理ユニットに結合されるデータ格
    納媒体を備え、該格納媒体が前記ノイズ除去済み画像データを格納している請求
    項21に記載のシステム。
  23. 【請求項23】 さらに、前記データ処理ユニットに結合される表示装置
    を備え、該表示装置は、前記ノイズ除去済みの未加工の画像データと、補間した
    色要素とが、該表示装置からの出力にフルカラー画像を形成するよう構成されて
    いる請求項21に記載のシステム。
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