JP4486762B2 - 画像撮影方法及び装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像撮影方法及び装置に係り、特に、CCDを用いたデジタルスチルカメラ等における感度向上技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のカメラは、レンズ等の光学系を介してフィルムに画像を撮影する、いわゆる銀塩方式のカメラが主であったが、近年、この銀塩カメラに代わり、レンズ等の光学系を介して、画像をCCD等の光電変換素子により撮像し、メモリカード等の記録媒体に画像情報を記録するように構成されたデジタルスチルカメラが実用化されている。
【0003】
このようなCCDを用いたデジタルスチルカメラでは、図5に示すようにCCDの分光感度が、人間の目の分光感度と異なり、700nm以上の赤外光領域に感度を有している。そこで、従来のCCDを用いたデジタルスチルカメラでは、通常その撮像光路内に、例えば図6に示すような分光吸収波形を有するIRカットフィルタを配置して、赤外光領域をカットし、色分離を向上させるようにしている。すなわち、撮影時における撮像素子の感度が不足している(これを低感度という。)か、あるいは撮影時における撮像素子の感度に余裕がある(これを高感度という。)かにかかわらずIRカットフィルタを配置するという物理的手段によって色分離を向上させている。
【0004】
ところで、一般に、カメラにおいては、感度が不足する場合には、通常、絞りを開放にして撮影するようにするが、それでも感度が不足する場合には、シャッター速度を遅くしたりしている。しかし、それでも感度が足りない場合には、CCDを用いたデジタルスチルカメラにおいては、CCDの印加電圧を上げる(ゲインを上げる)という方法で対応している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、感度を上げるために、上記のように絞りを開放にすると被写界深度が浅くなり、またシャッタ速度を遅くすると手ブレを起こす割合が増加し、画像がぼけ易くなるという問題がある。また、ゲインを上げると、ノイズが増加し、画質が劣化するという問題がある。
【0006】
本発明は、前記従来の問題に鑑みてなされたものであり、撮影の際、撮像素子の感度が不足しているか否か判定し、その結果に応じた撮影及び色分離処理をするようにし、特に感度が不足している場合には、手ブレやノイズの発生を増加させることなく感度を向上させることのできる画像撮影方法及び装置を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本発明の第1の態様は、撮影光学系を介して撮像素子に被写体を撮影し、該撮像素子からの撮像信号に対し、色分離処理を含む所定の処理を施して画像信号を得る画像撮影方法であって、撮影時に前記撮像素子の感度が不足しているか否かを判定し、前記撮像素子の感度が不足している場合には、該撮像素子の分光感度のオーバーラップ領域を相対的に増加させると共に前記色分離処理の強度を前記感度の不足の程度に応じて相対的に増加させ、撮像素子の感度に余裕がある場合には、前記撮像素子の分光感度のオーバーラップ領域を相対的に減少させると共に前記色分離処理の強度を前記感度の余裕の程度に応じて相対的に減少させるようにして撮影することを特徴とする画像撮影方法を提供する。
【0008】
また、前記撮像素子の分光感度のオーバーラップ領域が赤外光領域であることが好ましい。
【0009】
また、前記色分離処理が下色除去処理であることが好ましい。
【0010】
また、同様に前記課題を解決するために、本発明の第2の態様は、撮影光学系を介して被写体を撮影する撮像素子と、該撮像素子からの撮像信号に対し、色分離処理を含む所定の処理を施して画像信号を得る手段とを有する画像撮影装置であって、前記撮像素子の感度が不足しているか否かを判定する手段と、前記撮像素子の感度が不足している場合に該撮像素子の分光感度のオーバーラップ領域を相対的に増加させる手段、及び、前記撮像素子の感度が不足している場合に前記色分離処理の強度を前記感度の不足の程度に応じて相対的に増加させる手段と、前記撮像素子の感度に余裕がある場合に該撮像素子の分光感度のオーバーラップ領域を相対的に減少させる手段、及び、前記撮像素子の感度に余裕がある場合に前記色分離処理の強度を前記感度の余裕の程度に応じて相対的に減少させる手段と、を有することを特徴とする画像撮影装置を提供する。
【0011】
また、前記撮像素子の分光感度のオーバーラップ領域が赤外光領域であることが好ましい。
【0012】
さらに、前記色分離処理が下色除去処理であることが好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る画像撮影方法及び装置について、添付の図面に示される好適実施形態を基に、詳細に説明する。
【0014】
図1は、本発明の一実施形態に係る画像撮影装置の概略を示すブロック図である。
画像撮影装置1は、例えば、静止画用のデジタルスチルカメラや動画用のデジタルビデオカメラであり、CCD14で構成される撮像素子を備えている。通常撮影時においては、撮影レンズ10、IRカットフィルタ12等を介して得られる被写体の光画像は、撮像素子としてのCCD14上に結像される。CCD14は、結像された光画像を電気信号に光電変換し、図示しない制御回路からの指示により、アナログ画像信号を出力する。このアナログ画像信号は、A/D変換器16で、8ビットのデジタル画像信号RGBに変換される。
【0015】
この8ビットのデジタル画像信号RGBは、データ変換部18で、露光量データrgbに変換される。露光量データrgbは、色分離処理部20において、色分離処理が施され、色分離処理後の露光量データr’g’b’は、データ変換部22で、再度8ビットのデジタル画像信号R’G’B’に変換されて、画像出力部24に出力される。画像出力部24は、画像をモニタに表示したり、所定の記録媒体に画像データを出力する。
【0016】
また、画像撮影装置1は、受光センサ26、感度検出部28及びIRカットフィルタ取り外し手段30を有している。感度検出部28は、受光センサ26で検知された被写界の明るさの情報を受け、CCD14の感度が不足しているか否か判定する。そして、感度不足(低感度)であると判定された場合には、IRカットフィルタ取り外し手段30は、IRカットフィルタ12を、撮影光路から取り除き、IRカットフィルタ12が挿入されている場合に比べて、CCD14の分光感度のオーバーラップ領域が相対的に増加するようにする。また、感度検出部28の感度不足検出信号は、色分離処理部20にも送られ、感度不足検出信号を受け取った色分離処理部20は、色分離処理の強度を同様に相対的に増加させるようにする。一方、感度に余裕がある(高感度)と判定された場合には、上とは逆にIRカットフィルタ12を、撮影光路に挿入し、CCD14の分光感度のオーバーラップ領域及び色分離処理の強度をそれぞれ相対的に減少させる。なお、このオーバーラップ領域の増減と色分離処理の強度の増減は、両方をともに行うようにしてもよいし、そのどちらかのみを行うようにしてもよい。
これらの詳細については、後述する。
また、画像撮影装置1には、詳しい説明は省略するが、以上述べたもの以外にも、通常の、信号の増幅を行うアンプやホワイトバランス回路やガンマ補正その他の画像処理を行う回路等、および各回路の制御を行う制御回路が設けられている。また、AF(自動合焦)機構やAE(自動露出)機構等を備えるようにしてもよい。AE機構を有する場合には、AE機構で、低感度か否かを検出するようにしてもよい。
【0017】
以下、本実施形態の作用について説明する。
本実施形態は、例えば、特に、暗い照明の下で暗い物体を撮影する場合のように、感度が不足する低感度の場合に、撮影光路内からIRカットフィルタを取り除き、CCDに入射する光のうち今までIRカットフィルタによりカットされていた赤外光領域を回復し、その分IRカットフィルタが配置されている場合とくらべて相対的にCCDの分光感度のオーバーラップ領域を増加させ、感度を向上させようとするものである。また、このとき、感度は向上するが色分離が下がるため、後述するよう色分離処理の強度をも相対的に増加させるようにするとよい。例えば、下色除去処理等のノイズを悪化させないマスキング手法による信号処理を行い、色の濁りを除去するようにする。
また、CCDの感度に余裕がある高感度の場合には、上とは逆に、撮影光路内にIRカットフィルタを挿入し、その分IRカットフィルタを取り除いた場合とくらべて相対的にCCDの分光感度のオーバーラップ領域を減少させようとするものである。また、このとき、色分離処理の強度をも相対的に減少させるようにするとよい。
【0018】
画像撮影装置1により撮影を行う際、まず受光センサ26により被写体の明るさを検出する。受光センサ26によって検出された明るさの情報は、感度検出部28に送られ、感度検出部28において、CCD14の感度が不足しているか否か、すなわち低感度か高感度かが判定される。
この判定は、例えば次のようにして行うようにしてもよい。すなわち、IRカットフィルタ12を撮影光路内に挿入して撮影し、G(緑)チャンネルの全画面に亘る平均値が80より小さい場合には、CCD14の感度不足すなわち低感度と判定し、また、上記平均値が80より大きい場合には、CCD14の感度に余裕があるすなわち高感度であると判定する。
低感度であると判定された場合には、感度検出部28は、IRカットフィルタ取り外し手段30に信号を送り、撮影光路からIRカットフィルタ12を取り外すようにする。
このように、低感度の場合には、IRカットフィルタ12が無い状態で撮影が行われる。
【0019】
IRカットフィルタ12を撮影光路から取り除いて撮影するため、CCD14の分光感度は、例えば、図5に示したようになり、赤外光領域においても感度を有し、分光感度のオーバーラップ領域が拡大され、感度が向上される。
被写体の光画像は、CCD14上に結像され、CCD14によって電気信号に光電変換され、アナログ画像信号として出力される。このアナログ画像信号はA/D変換器16により8ビットのデジタル画像データRGBに変換される。
この8ビットのデジタル画像データRGBは、図2に示すように、データ変換器18により露光量データrgbに変換され、引き続き色分離処理部20において色分離処理が施された後、データ変換器22により、再び露光量データr’g’b’から8ビットのデジタル画像データR’G’B’に戻される。その後デジタル画像データR’G’B’は、画像出力部24から出力される。
【0020】
ここで、データ変換器18における、8ビットのデジタル画像データRGBから露光量データrgbへの変換は、図3に示すITU−R(International Telecommunication Union-Radio communication sector) によって規定されたHDTVの推奨規格であるBT709を用いて行われる。なお、図2のBT709-1の指数−1は、光量データ(quantum level)から露光量データ(exposure) への変換であることを示す。あるいは、この変換は、IEC(International Electrotechnical Commission)によって規定されたモニタ規格であるsRGBを用いて行うようにしてもよい。
【0021】
次に、色分離処理部20における色分離処理(マスキング処理)は、次の式(1)、(2)、(3)に示されるような、各色データからそれぞれ一定値を引き去るいわゆる下色除去処理によって行われる。
r’=r−0.10 ・・・・・・(1)
g’=g−0.12 ・・・・・・(2)
b’=b−0.13 ・・・・・・(3)
【0022】
なお、上のように下色除去量を固定とせず、次のように、IRカットフィルタを用いて撮影した画像データと、IRカットフィルタを除いて撮影した画像データとを比較することにより、下色除去量を適応的に決定するようにしてもよい。
すなわち、図4に示すように、IRカットフィルタ12を用いて撮影して得られた画像データ(R0 ,G0 ,B0 )、及びIRカットフィルタ12を用いずに撮影して得られた画像データ(R,G,B)を、それぞれBT709を用いて露光量データ(r0 ,g0 ,b0 )及び(r,g,b)に変換する。
【0023】
そして、画像中の一定範囲に亘る、 r0 ,g0 ,b0 の画面平均r01,g01, b01を求める。同様に、r,g,bについても、画像中の一定範囲に亘るr,g,bの画面平均r1 ,g1 ,b1 を求める。そして、これらの差を求める。
Δr=r1 −r01
Δg=g1 −g01
Δb=b1 −b01
【0024】
そして、前記式(1)、(2)、(3)の代わりに次の式(4)、(5)、(6)を用いることにより適応的な下色除去処理が実現される。
r’=r−Δr ・・・・・・(4)
g’=g−Δg ・・・・・・(5)
b’=b−Δb ・・・・・・(6)
【0025】
なお、色分離処理は、上に説明したような下色除去処理に限定されるものではなく、次の式(7)に示すような露光量データ上でのマトリクス演算によるものでもよい。
【数1】
または、次の式(8)に示すように、8ビットデータ上でのマトリクス演算によるものであってもよい。
【数2】
【0026】
このとき、感度検出部28が検出した、低感度の程度に応じて下色除去処理あるいはマトリクス演算等の色分離処理の強度を増加するようにしてもよい。すなわち、色分離処理部20は、感度検出部28から受け取った検出信号に基づいて前記下色除去量やマトリクス演算の係数を変更し、色分離処理の強度を変更するようにしてもよい。
【0027】
また、この色分離処理の強度の変更は、画像出力部24の画像表示を見て撮影者が画像撮影装置1を操作することにより、行うようにしてもよい。また、予め低感度の環境で撮影することがわかっている場合には、撮影者が撮影時にIRカットフィルタを外すようにしてもよいし、はじめからIRカットフィルタを外した画像撮影装置を用意して、撮影するようにしてもよい。
【0028】
色分離処理部20において色分離処理を施された画像データ(r’,g’,b’)は、データ変換部22で、再度8ビットのデジタル画像データ(R’,G’,B’)に変換される。この変換も、図3に示すBT709を用いて行われる。
変換後のデジタル画像データは、画像出力部24から出力される。
【0029】
このように、低感度であると判定された場合に、IRカットフィルタを外すことにより、色分離は下がるが、信号レベルは(いわゆる、「下駄を履いた」状態となり)、信号レベルが上がるので、熱雑音に起因するノイズを相対的に低減することができる。また、下色除去等のノイズを悪化させないマスキング処理を用いて色の濁りを除去するようにすることで、手ブレやノイズの犠牲を払うことなく感度を向上させるという目的を達成することができる。
【0030】
また、一方、感度検出部28において、高感度であると判定された場合には、感度検出部28は、IRフィルタ取り外し手段30に信号を送り、撮影光路にIRフィルタ12を挿入するようにする。そして、高感度の場合には、IRフィルタ12が配置された状態で撮影が行われる。IRフィルタ12を配置して撮影するため、CCD14の分光感度のオーバーラップ領域は、IRフィルタが無い場合に比べて相対的に減少する。
また、このとき、色分離処理部20における色分離処理においても、その処理強度を低感度の場合と比較して、相対的に減少させるようにする。
【0031】
すなわち、従来は、撮影時の感度に関わりなく、常にIRフィルタの挿入という物理的手段によって色分離を行っていたところ、本実施形態では、撮影時における撮像素子の感度が不足するか否か、すなわち低感度か高感度かを判定し、高感度の場合には、IRフィルタを挿入するという物理的手段により色分離を行うようにし、また、低感度の場合には、IRフィルタを取り外し、主に例えば行列演算の係数を変更する等のソフトウエア処理によって色分離を行うようにしたものである。
以上、本発明の画像撮影方法及び装置について詳細に説明したが、本発明は、以上の例には限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、各種の改良や変更を行ってもよいのはもちろんである。
【0032】
【発明の効果】
以上説明した通り、本発明によれば、撮影の際、撮影光量に応じた撮影及び色分離処理を行うことができ、特に、撮像素子の感度が不足している場合に、手ブレやノイズの発生を増加させることなく感度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る画像撮影装置の概略を示すブロック図である。
【図2】 本実施形態における画像データ変換の様子を示す説明図である。
【図3】 画像データと露光量との変換を行う規格であるBT709とsRGBを示す線図である。
【図4】 適応的な下色除去の方法を示す説明図である。
【図5】 CCDの分光感度の例を示す線図である。
【図6】 IRカットフィルタの分光吸収波形の例を示す線図である。
【符号の説明】
1 画像撮影装置
10 撮影レンズ
12 IRカットフィルタ
14 CCD
16 A/D変換器
18、22 データ変換器
20 色分離処理部
24 画像出力部
Claims (18)
- 撮影光学系を介して撮像素子に被写体を撮影し、該撮像素子からの撮像信号に対し、色分離処理を含む所定の処理を施して画像信号を得る画像撮影方法であって、
撮影時に前記撮像素子の感度が不足しているか否か判定し、
前記撮像素子の感度が不足している場合には、該撮像素子の分光感度のオーバーラップ領域を相対的に増加させると共に前記色分離処理の強度を前記感度の不足の程度に応じて相対的に増加させ、
前記撮像素子の感度に余裕がある場合には、前記撮像素子の分光感度のオーバーラップ領域を相対的に減少させると共に前記色分離処理の強度を前記感度の余裕の程度に応じて相対的に減少させるようにして撮影することを特徴とする画像撮影方法。 - 前記撮像素子の感度が不足しているか否かの判定は、前記撮影時に受光センサによって検知された被写界の明るさの情報に基づいて行う請求項1に記載の画像撮影方法。
- 前記撮像素子の感度が不足しているか否かの判定は、IRカットフィルタを用いて予備撮影を行い、得られた画像のGチャンネルの全面に亘る平均値が80未満の場合は不足であると判断することにより行う請求項2に記載の画像撮影方法。
- 前記撮像素子の感度が不足しているか否かの判定は、前記撮影時に自動露出機構によって行う請求項1に記載の画像撮影方法。
- 前記撮像素子の分光感度のオーバーラップ領域が赤外光領域である請求項1〜4のいずれかに記載の画像撮影方法。
- 前記オーバーラップ領域の増減は、IRカットフィルタの挿脱により行う請求項1〜5のいずれかに記載の画像撮影方法。
- 前記色分離処理が前記感度の程度に応じた下色除去処理である請求項1〜6のいずれかに記載の画像撮影方法。
- 前記下色除去処理は、IRカットフィルタを用いて撮影した画像データと、該IRカットフィルタを除いて撮影した画像データとの比較結果に基づいて行うものである請求項7に記載の画像撮影方法。
- 前記色分離処理が前記感度の程度に応じたマトリクス演算である請求項1〜6のいずれかに記載の画像撮影方法。
- 撮影光学系を介して被写体を撮影する撮像素子と、該撮像素子からの撮像信号に対し、色分離処理を含む所定の処理を施して画像信号を得る手段とを有する画像撮影装置であって、
前記撮像素子の感度が不足しているか否かを判定する手段と、
前記撮像素子の感度が不足している場合に該撮像素子の分光感度のオーバーラップ領域を相対的に増加させる手段、及び、前記撮像素子の感度が不足している場合に前記色分離処理の強度を前記感度の不足の程度に応じて相対的に増加させる手段と、
前記撮像素子の感度に余裕がある場合に該撮像素子の分光感度のオーバーラップ領域を相対的に減少させる手段、及び、前記撮像素子の感度に余裕がある場合に前記色分離処理の強度を前記感度の余裕の程度に応じて相対的に減少させる手段と、
を有することを特徴とする画像撮影装置。 - さらに、被写界の明るさを検知する受光センサを有し、
前記撮像素子の感度が不足しているか否かを判定する手段は、前記受光センサによって検知された被写界の明るさの情報に基づいて判定を行うものである請求項10に記載の画像撮影装置。 - 前記撮像素子の感度が不足しているか否かを判定する手段は、IRカットフィルタを用いて予備撮影を行い、得られた画像のGチャンネルの全面に亘る平均値が80未満の場合は不足であると判断することにより判定を行う請求項11に記載の画像撮影装置。
- 前記撮像素子の感度が不足しているか否かを判定する手段は、自動露出機構である請求項10に記載の画像撮影装置。
- 前記撮像素子の分光感度のオーバーラップ領域が赤外光領域である請求項10〜13のいずれかに記載の画像撮影装置。
- 前記オーバーラップ領域の増減は、IRカットフィルタの挿脱により行う請求項10〜14のいずれかに記載の画像撮影装置。
- 前記色分離処理が前記感度の程度に応じた下色除去処理である請求項10〜15のいずれかに記載の画像撮影装置。
- 前記下色除去処理は、IRカットフィルタを用いて撮影した画像データと、該IRカットフィルタを除いて撮影した画像データとの比較結果に基づいて行うものである請求項16に記載の画像撮影装置。
- 前記色分離処理が前記感度の程度に応じたマトリクス演算である請求項10〜15のいずれかに記載の画像撮影装置。
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