JP2003061105A - 画像処理方法、画像処理プログラム、画像処理装置およびそれを用いたディジタルスチルカメラ - Google Patents
画像処理方法、画像処理プログラム、画像処理装置およびそれを用いたディジタルスチルカメラInfo
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- H04N9/00—Details of colour television systems
- H04N9/64—Circuits for processing colour signals
- H04N9/646—Circuits for processing colour signals for image enhancement, e.g. vertical detail restoration, cross-colour elimination, contour correction, chrominance trapping filters
Abstract
向上し、画像を処理する画像処理方法、画像処理プログ
ラム、画像処理装置およびそれを用いたディジタルカメ
ラを提供する。 【解決手段】 CCDから出力された電子データを輝度
成分Yおよび色差成分Cb、Crに分離し(S10
0)、それぞれの成分についてエッジを抽出する(S2
00)。抽出されたエッジからエッジ量を算出し(S3
00)、エッジ量が最大となる成分を選択する(S40
0)。選択されたエッジ量が最大となる成分に基づいて
エッジ情報(例えばエッジの勾配の方向)を算出し(S
500)、算出された最大エッジ量を有する成分のエッ
ジ情報に基づいてフィルタを選択し(S600)、当該
フィルタによりCCDから出力された電子データに平滑
化処理を実行する(S700)。処理された電子データ
は、フラッシュメモリに書き込まれる(S800)。
Description
像処理プログラム画像処理装置およびそれを用いたディ
ジタルスチルカメラに関する。
用されているディジタルスチルカメラ(以下、ディジタ
ルスチルカメラを「ディジタルカメラ」という。)など
の画像入力装置の場合、画像入力手段からは受光した光
の量に応じた電気信号だけでなく、不要な電気信号が出
力されることがある。この不要な電気信号はノイズとし
て画像を構成する画素から出力される電子データに含ま
れることになる。従来、画像に含まれるノイズを除去す
る場合、出力された電子データから画像に含まれるエッ
ジを検出し、検出されたエッジの情報を用いて平滑化の
範囲を決定しノイズ除去などの画像処理を実施してい
る。例えば、検出されたエッジの情報を用いて、エッジ
の近傍にはエッジに沿って狭い範囲で平滑化を実施し、
エッジから遠隔の画素の周囲では広い範囲で平滑化を実
施している。
に注目画素を中心としたマトリクス(例えば3×3ある
いは5×5などの画素群)を構成する画素から出力され
た電子データの出力値を用いている。画像入力手段の画
素から出力される電子データは、画像処理を実施する際
に輝度成分および色差成分に分離される。そして、上述
のようなエッジを検出する場合、電子データから分離さ
れた輝度成分を用いてエッジの検出を実施している。エ
ッジの検出に輝度成分を用いると、例えば風景あるいは
人物などを撮影した画像のように画素ごとの輝度成分の
変化が大きな画像の場合、有効にエッジの検出を行うこ
とができる。
る絵柄模様を撮影した画像のように、輝度の変化は小さ
いものの色相の変化が大きな画像の場合、エッジの検出
に輝度成分を用いると、実際には画像に含まれているは
ずのエッジが検出されないおそれがある。すなわち、輝
度成分のみを使用する従来の画像処理方法では、注目画
素に輝度成分のエッジが含まれず、かつ色差成分のエッ
ジが含まれる場合、エッジが検出されないことがある。
その結果、エッジの周囲にも平滑化が実施され、画像の
破綻を招くおそれがある。また、画像入力手段から出力
される電子データの画素数は、画像入力手段の画素数に
依存する。そのため、画像入力手段から出力された電子
データの画素数よりも大きな画像を形成するには、画素
を補間する必要がある。
かわらずエッジの検出精度を向上する画像処理方法、画
像処理プログラム画像処理装置およびそれを用いたディ
ジタルカメラを提供することにある。
画像処理プログラムまたは画像処理装置では、電子デー
タを輝度成分と色差成分とに分離し、分離された輝度成
分および色差成分ごとにエッジ量を算出している。算出
されたエッジ量すなわち輝度成分エッジ量および色差成
分エッジ量からエッジ量が最大の成分を選択し、選択さ
れた成分を最大エッジ量とする。選択された最大エッジ
量となる成分のエッジ情報を算出し、当該エッジ情報に
基づいて電子データの加工が実施される。エッジ情報と
は、例えばエッジの大きさすなわち電子データの出力値
の変化量、ならびにエッジの方向すなわち電子データの
出力値が変化する方向である。
ジ量からエッジ量が最大の成分を選択することにより、
例えばY(輝度)、Cb(色差1)、Cr(色差2)系
の色空間の場合、輝度成分Yの変化量が少ないときでも
色差成分CbまたはCrのいずれかエッジ量が大きな成
分のエッジを検出することができる。そのため、輝度成
分のエッジが検出できない場合でも色差成分のエッジを
検出することができ、エッジの検出精度を向上すること
ができる。したがって、画像の種類にかかわらずエッジ
の検出精度を向上することができる。
ログラムまたは画像処理装置では、電子データをR、G
およびBの各色成分に分離し、分離された色成分ごとに
エッジ量を算出してもよい。算出されたエッジ量すなわ
ち各色成分エッジ量からエッジ量が最大の色成分を選択
し、選択された成分を最大エッジ量とする。選択された
最大エッジ量となる成分のエッジ情報を算出し、当該エ
ッジ情報に基づいて電子データの加工が実施される。
択することにより、例えばR(赤)、G(緑)、B
(青)の原色の色空間の場合、R成分の変化量が少ない
ときでも他の色成分GまたはBのいずれかエッジ量が大
きな成分のエッジを検出することができる。そのため、
ある色成分のエッジが検出できない場合でも他の色成分
のエッジを検出することができ、エッジの検出精度を向
上することができる。したがって、画像の種類にかかわ
らずエッジの検出精度を向上することができる。
処理プログラムでは、最大エッジ量の選択ならびにエッ
ジ情報の算出は画素ごとに実施される。そのため、画像
に含まれるエッジを画素単位に検出することができる。
したがって、エッジの検出精度が向上し、画像の処理精
度を向上することができる。さらに、本発明の画像処理
をディジタルカメラに適用することにより、画像の処理
精度が向上し、より精細な画像を得ることができる。
例を図面に基づいて説明する。図2は、本発明の一実施
例による画像処理装置を適用したディジタルカメラ1で
ある。図2に示すようにディジタルカメラ1は、制御部
10、画像入力手段20、記録部30、表示部40およ
びインターフェイス50などから構成されている。
れた電子データを加工するための電気回路である。制御
部10は、CPU(Central Processing Unit)11、
ROM(Read Only Memory)12および処理回路60を
有している。ROM12には、制御部10のCPU11
および処理回路60で実行されるコンピュータプログラ
ムが記録されている。
情報算出手段61、フィルタ情報選択手段62、画像加
工手段としての平滑化処理手段63および記録手段とし
ての書き込み手段64から構成されている。また、図2
に示すように制御部10には、ユーザからの入力を受け
付けるための入力手段が接続されている。入力手段とし
ては、ユーザから撮影の実行の指示が入力されるシャッ
ターボタン71、ならびにディジタルカメラ1の種々の
機能の操作が入力される複数の入力ボタン72などがあ
る。
CD22およびA/D変換器23を有している。集光レ
ンズ21は被写体からの光をCCD22へ集光する。C
CD22は撮像素子を複数有している。CCD22は、
水平方向ならびに垂直方向にマトリクス状に複数個配置
されている撮像素子からなり、1つの撮像素子が1つの
画素を構成している。
ィルタが配置されている。カラーフィルタとしては、C
y(Cyan)、Mg(Magenta)、Ye(Yellow)および
G(Green)からなる補色フィルタが使用されている。
CCDの補色フィルタは、例えば図4に示すように配置
されている。各カラーフィルタは光の三原色である赤
(R)、緑(G)および青(B)のうち次の色の光を透
過する。Cy=G+B、Mg=B+RおよびYe=G+
Rである。すなわち、1つのフィルタで2色の光を透過
する。
電気信号に変換されて出力される。CCD22から出力
された電気信号はアナログ信号であるので、A/D変換
器23でディジタルの電子データへ変換される。記録部
30は、RAM(Random Access Memory)31およびフ
ラッシュメモリ32を有している。RAM31として
は、セルフリフレッシュ機能を有するDRAM(Dynami
c RAM)が用いられる。フラッシュメモリ32は通電し
なくても記録内容を保持することができる書き換え可能
な記録媒体であり、ディジタルカメラ1に内蔵されてい
るか、またはディジタルカメラ1に着脱自在に取り付け
られている。
/D変換器23から出力されたディジタルの電子データ
を一時的に記録する。フラッシュメモリ32は、RAM
31に一時的に記録されている電子データを蓄積して保
管する。また、フラッシュメモリ32には、後述するフ
ィルタ情報が記録されている。
1およびVRAM(Video RAM)42を有している。L
CD41はフラッシュメモリ32に記録されている電子
データまたはA/D変換器23から出力されたディジタ
ルの電子データに基づく画像を表示する。VRAM42
にはLCD41で表示するために電子データから作成さ
れる表示データが記録されている。インターフェイス5
0は、フラッシュメモリ32に記録されている電子デー
タを外部の例えばパーソナルコンピュータなどの機器に
出力する。
説明する。前述のように制御部10には処理回路60が
設けられている。処理回路60は画像処理を実行するた
めの専用の演算装置である。処理回路60はROM32
に記録されているコンピュータプログラムにより所定の
処理を実行する。また、本実施例では、画像処理の一例
として電子データに含まれる雑音を除去する平滑化処理
について説明する。
の各手段によって実行される処理およびその流れについ
て説明する。処理回路60の各手段で実行される処理
は、CPU11が用いられることなくパイプライン処理
される。
段61では、画像入力手段から出力された画像の電子デ
ータからエッジ抽出処理を実施する。そして、抽出され
たエッジからそのエッジ量を算出する。エッジ抽出処理
は、CCD22の画素ごとに出力される電子データに基
づいて実施される。画素から出力される電子データに
は、輝度成分と色差成分とが含まれているため、エッジ
抽出処理の前に画素から出力された電子データを輝度成
分と色差成分とに分離される(S100)。本実施例で
は、輝度成分Y、色差成分CbおよびCrのYCbCr
色空間を用いた例について説明する。
rの算出は、図4に示すような4色のカラーフィルタを
有するCCD22の場合、注目画素に隣接する4つの画
素から出力された電子データの出力値から算出される。
算出された輝度成分Y、色差成分CbおよびCrから各
成分ごとにエッジの抽出処理が実施される(S20
0)。エッジ抽出処理の方法としては、画素の微分値を
求めるためのPrewittオペレータを使用する。Prewittオ
ペレータは以下の式により示される。図5に示すよう
に、注目画素をP(i,j)とする。 Δfx={P(i+1,j-1)−P(i-1,j-1)}+{P(i+1,j)−P(i-1,j)}
+{P(i+1,j+1)−P(i-1,j+1)} Δfy={P(i-1,j-1)−P(i-1,j+1)}+{P(i,j-1)−P(i,j+1)}
+{P(i+1,j-1)−P(i+1,j+1)}
Pについて近傍領域の画素、本実施例では注目画素Pを
中心とした3×3のマトリクス80を構成する画素から
出力される電子データに基づいてエッジ抽出を行う。エ
ッジ抽出では、図5の矢印X方向および矢印Y方向のエ
ッジ成分が検出される。電子データとして画素から出力
されるのは、例えば出力が8bitの場合0から255
までの256段階の階調データである。
度成分Y、色差成分CbおよびCrについてそれぞれエ
ッジの勾配の大きさすなわちエッジ量を算出する(S3
00)。エッジ量Gは以下の式(A)により算出され
る。
(A1)または式(A2)によりエッジ量を算出しても
よい。式(A1)または式(A2)を用いることによっ
て、より高速にエッジ量を求めることができる。
の階調が大きく変化する部分、すなわち画像に含まれる
対象物と対象物との境界部分である。このエッジでは、
エッジの両側で画素から出力される電子データの階調が
大きく変化する。上記の式(A)に基づいて、エッジ情
報算出手段61はCCD22の画素ごとにエッジ量Gを
算出する。このエッジ量は、上述のように輝度成分Y、
色差成分CbおよびCrについてそれぞれ算出される。
いて算出されたエッジ量をそれぞれGy、Gcb、Gc
rとする。エッジ量Gy、GcbおよびGcrが算出さ
れると、エッジ情報算出手段61は、注目画素について
算出されたエッジ量Gy、GcbおよびGcrから最も
大きなエッジ量すなわち最大エッジ量Gmaxとなる成
分を選択する(S400)。本実施例では、一例として
色差成分Cbが最大エッジ量Gmaxを有する成分、す
なわち選択された成分とする。
されると、その成分についてエッジ情報が算出される
(S500)。エッジ情報とは、上述のエッジ量Gとそ
のエッジの勾配の方向θgとからなる情報である。した
がって、最大エッジ量Gmaxを有する成分として色差
成分Cbが選択されると、エッジ情報算出手段61は色
差成分Cbのエッジ情報を算出する。エッジの勾配の方
向θgは、下記の式(B)から算出される。
の階調の変化が生じている方向である。したがって、図
6に示すように、エッジEの方向とエッジの勾配の方向
θgとは垂直な関係となる。
手段61によりCCD22の各画素ごとに最大エッジ量
Gmaxおよびエッジの勾配の方向θgからなるエッジ
情報が算出されると、フィルタ情報選択手段62はフラ
ッシュメモリ32に記録されているフィルタ情報を選択
する。フィルタ情報選択手段62は、記録されている複
数のフィルタ情報のうち算出された最大エッジ量Gma
x、エッジの勾配の方向θgおよび平滑化強度に対応し
たフィルタ情報を選択する(S600)。
れている平滑化フィルタを上述のエッジ情報に基づいて
変形させたものである。ここでは、一例を用いて原理を
説明する。本実施例では、図7に示すように注目画素P
を中心とした5×5のマトリクスMを平滑化の範囲とし
ている。
タからは、エッジ情報だけでなく、平滑化強度が算出さ
れる。平滑化強度は、エッジ情報算出手段61で選択さ
れた最大エッジ量Gmaxに対応する成分について、C
CD22の各画素から出力される電子データに基づいて
算出される。平滑化強度σは、以下の式(C)によって
算出される。電子データのうち最大エッジ量Gmaxに
対応する成分すなわち本実施例の場合、色差Cbの出力
値をMとする。
イズ量が最大となる輝度である。nは撮影条件に応じて
変化し、例えば画素からの出力が8bitの256階調
の本実施例では、n=50に設定している。この式
(C)で算出された平滑化強度σから平滑化の範囲が算
出される。平滑化の範囲は後述するガウス分布により求
められる。
れている平滑化フィルタを上述のエッジ情報に基づいて
変形させたものである。ガウス分布は以下の式(D)に
より求められる。
軸方向を1/nおよび長軸方向を1/mにスケーリング
した楕円に変形し、かつθgだけ右回りに回転させたも
のである。すなわち、mおよびnにより楕円の形状が変
化し、θgにより楕円の傾きが変化する。このmおよび
nはスケーリングパラメータであり、上記の式(A)に
よって算出されたエッジ量のうち最大の最大エッジ量G
maxに依存している。
てスケーリングパラメータmおよびnの値(主にnの
値)を大きくし、扁平な楕円形状に変形させる。また、
勾配の方向θgに応じて回転させることにより図7に示
すようにエッジEに沿った平滑化の範囲が求められる。
すなわち、スケーリングパラメータmおよびnの値が小
さいとき図7の破線で示すように平滑化の範囲A1は円
形であるのに対し、スケーリングパラメータmおよび
n、特にnの値が大きくなるにしたがって図7の実線で
示すように平滑化の範囲A2は扁平な楕円形となる。
結果、エッジ量Gが小さいとき注目画素Pの周辺は平坦
部であることになる。したがって、注目画素Pから出力
された電子データは注目画素Pの周囲の画素に均等に分
配される必要がある。そのため、平滑化の範囲は注目画
素Pを中心とした円形の範囲となる。
周辺はエッジ部であることになる。したがって、注目画
素Pから出力された電子データは注目画素Pの周囲のエ
ッジに沿った画素に分配される必要がある。そのため、
平滑化の範囲は注目画素Pを中心としてエッジEに沿っ
た楕円形の範囲となる。すなわち、エッジの勾配が大き
くなるほど、エッジEに沿って平滑化処理を実施する必
要がある。
は、算出される最大エッジ量Gmaxおよびエッジの勾
配の方向θgならびに平滑化強度σに対応してあらかじ
め作成され、フラッシュメモリ32に記録されている。
したがって、フィルタ情報選択手段62は、算出された
最大エッジ量Gmax、エッジの勾配の方向θgおよび
平滑化強度σに基づいて、フラッシュメモリ32から最
適なフィルタ情報を選択する。したがって、フィルタ情
報を毎回算出する場合と比較して高速にフィルタ情報を
得ることができる。
によりフィルタ情報が選択されると、注目画素から出力
された電子データと選択されたフィルタ情報とから平滑
化処理手段63により平滑化処理が実行される(S70
0)。すなわち、出力された電子データの加工が実行さ
れる。平滑化処理は、注目画素から出力された電子デー
タの生データにフィルタ情報の数値を乗ずることにより
実行される。
スを構成する画素の出力値から算出された最大エッジ量
Gmax、エッジの勾配の方向θgおよび平滑化強度σ
に基づいてフィルタ情報選択手段62によりフィルタ情
報が選択される。そして、注目画素Pから出力される電
子データの生データにフィルタ情報を乗ずることによ
り、注目画素Pの情報はその注目画素Pを中心とする5
×5のマトリクスMの特定画素に分散される。注目画素
Pの情報がマトリクスMの特定画素に分散されることに
より、注目画素Pの電子データに平滑化処理が行われ
る。
素すなわちCCD22のすべての画素について実施す
る。平滑化処理は1つの画素について周囲24個の画素
において実施されるので、1つの画素ごとに25回の平
滑化処理が実施される。周囲の各画素について実施され
た平滑化処理の総和が平滑化処理後の電子データとな
る。
り平滑化処理が完了すると、処理を完了した電子データ
は書き込み手段64によりRAM31に書き込まれる
(S800)。書き込み手段64により1画像分の電子
データがRAM31へ書き込まれると、RAM31に記
憶されている電子データはフラッシュメモリ32へ記録
されるデータ量を低減するために圧縮処理される。圧縮
形式としては、ディジタルカメラ1で撮影した画像の場
合、JPEG(Joint Photographic Experts Group)あ
るいはTIFF(Tagged Image File Format)などのフ
ァイル形式が使用される。圧縮された電子データはフラ
ッシュメモリ32に記録される。
動について説明する。 (1) ディジタルカメラ1の図示しない電源スイッチ
を「ON」にすると、ディジタルカメラ1はいつでも撮
影可能な待機状態となる。このとき、CCD22では数
分の1秒〜数百分の1秒ごとに集光レンズ21により集
光された光が電気信号に変換される。変換された電気信
号は、A/D変換器23でディジタルの電子データに変
換される。ユーザがファインダーとしてLCD41を使
用する場合、A/D変換器23から出力されたディジタ
ルの電子データはVRAM42に転送され、撮影対象が
動画としてLCD41に表示される。
1が作動範囲の途中まで押し込まれた「半押し」状態に
なると、露光およびフォーカスが設定され固定される。
撮影時の露光は、制御部10のCPU11が集光レンズ
21の絞りやシャッタスピードすなわちCCD22の電
荷蓄積時間を制御することにより変更可能である。ディ
ジタルカメラ1のシャッタは、物理的に光を遮る機械的
なシャッタ、あるいはCCD22の電荷蓄積時間を制御
する電子シャッタの一方または両方が使用される。
1が作動範囲の限界まで押し込まれた「全押し」状態と
なると、以下のような処理が行われる。まず、被写体に
対し正確な測光、焦点合わせなどを行う。測光、焦点合
わせが完了すると、CCD22に蓄積されている電荷が
一端すべて放電され、その後集光レンズ41により被写
体からの光がCCD22へ入射し、CCD22は入射し
た光の光量に応じた電荷の量に基づいて電気信号を出力
する。
号はA/D変換器23によりディジタルの電子データに
変換される。ディジタルの電子データは、高速化のため
DMA(Direct Memory Access)により制御部10のC
PU11を介さずに直接RAM31のアドレスを指定し
て一時的に記憶される。
タは処理回路60により上述の処理が実施されたあと、
適切なカラー画像の電子データとして生成される。そし
てフラッシュメモリ32への記録枚数を増加させるため
に、JPEGなどのファイル形式の電子データに圧縮さ
れる。 (6) 電子データの圧縮が完了すると、電子データは
RAM31からフラッシュメモリ32へ複製され記録さ
れる。
ルカメラ1を用いた画像処理方法によると、電子データ
から分離された輝度成分Yならびに色差成分Cbおよび
Crからそれぞれエッジ量を算出する。そして、算出し
たエッジ量が最大となる成分を用いてエッジの勾配の方
向θgおよび平滑化強度σを算出する。そのため、例え
ば輝度成分Yの変化量が小さく、輝度成分Yに基づいて
エッジを検出することができない画像であっても、他の
成分に基づいてエッジを検出することができる。したが
って、エッジの検出精度が向上され、検出されたエッジ
情報に基づいて画像の平滑化を実施することができ、画
像に含まれるノイズを除去することができる。
段61で算出されたエッジ量G、エッジの勾配の方向θ
gおよび平滑化強度σに基づいてフィルタ選択手段62
によりフィルタ情報が選択される。このフィルタ情報は
あらかじめエッジ量G、エッジの勾配の方向θgおよび
平滑化強度σに応じて作成され、フラッシュメモリ32
に記録されている。そのため、エッジ量G、エッジの勾
配の方向θgおよび平滑化強度σが算出されると、直ち
にフィルタ情報はフラッシュメモリ32から選択され
る。その結果、フィルタ情報を逐次作成する場合と比較
すると、処理能力の低いCPU11を使用した場合でも
高速にフィルタ情報を得ることができる。したがって、
画像処理に要する時間を短縮することができる。
てYCbCr色空間を使用した例について説明したが、
RGB色空間あるいはLabからなる絶対色空間を使用
することもできる。また、エッジ検出のオペレータとし
てPrewittオペレータを使用したが、Sobelオペレータな
ど他のオペレータを使用してもよい。さらに、本発明の
一実施例では、画像処理の一例として電子データに含ま
れる雑音を除去する平滑化処理について説明した。しか
し、平滑化処理に限らず、例えばエッジを検出し、検出
したエッジに基づいて画素を補間する画像処理について
も本発明を適用することができる。
いた画像処理方法の流れを示すフロー図である。
すブロック図である。
理回路の詳細を示すブロック図である。
CDを示す模式図である。
(A)はX方向のエッジ検出、(B)はY方向のエッジ
検出を示す図である。
て、注目画素についてエッジとエッジの傾きとの関係を
説明するための図である。
て、注目画素について平滑化の範囲を説明するための図
である。
Claims (10)
- 【請求項1】 入力された画像の電子データを加工する
画像処理方法であって、 前記電子データを輝度成分と色差成分とに分離する信号
分離段階と、 前記信号分離段階で分離された前記輝度成分および前記
色差成分ごとに輝度成分エッジ量および色差成分エッジ
量を算出するエッジ量算出段階と、 前記エッジ量算出段階で算出された前記輝度成分エッジ
量および前記色差成分エッジ量のうちエッジ量が最大の
最大エッジ量を選択する最大エッジ量選択段階と、 前記最大エッジ量選択段階で選択された前記最大エッジ
量に基づいて、該最大エッジ量に対応する成分のエッジ
情報を算出するエッジ情報算出段階と、 前記エッジ情報算出段階で算出された前記エッジ情報に
基づいて前記電子データを加工する電子データ加工段階
と、 を含むことを特徴とする画像処理方法。 - 【請求項2】 入力された画像の電子データを加工する
画像処理方法であって、 前記電子データをR、GおよびBの各色成分に分離する
信号分離段階と、 前記信号分離段階で分離された前記各色成分ごとにRエ
ッジ量、Gエッジ量およびBエッジ量を算出するエッジ
量算出段階と、 前記エッジ量算出段階で算出された前記Rエッジ量、前
記Gエッジ量および前記Bエッジ量のうちエッジ量が最
大の最大エッジ量を選択する最大エッジ量選択段階と、 前記最大エッジ量選択段階で選択された前記最大エッジ
量に基づいて、該最大エッジ量に対応する成分のエッジ
情報を算出するエッジ情報算出段階と、 前記エッジ情報算出段階で算出された前記エッジ情報に
基づいて前記電子データを加工する電子データ加工段階
と、 を含むことを特徴とする画像処理方法。 - 【請求項3】 前記最大エッジ量選択段階および前記エ
ッジ情報算出段階では、それぞれ入力された画像の画素
ごとに、前記最大エッジ量の選択ならびに該最大エッジ
量に対応する成分のエッジ情報の算出が実行されること
を特徴とする請求項1または2記載の画像処理方法。 - 【請求項4】 入力された画像の電子データの加工をコ
ンピュータに実行させる画像処理プログラムであって、 前記電子データを輝度成分と色差成分とに分離する信号
分離手順と、 前記信号分離手順で分離された前記輝度成分および前記
色差成分ごとに輝度成分エッジ量および色差成分エッジ
量を算出するエッジ量算出手順と、 前記エッジ量算出手順で算出された前記輝度成分エッジ
量および前記色差成分エッジ量のうちエッジ量が最大の
最大エッジ量を選択する最大エッジ量選択手順と、 前記最大エッジ量選択手順で選択された前記最大エッジ
量に基づいて、該最大エッジ量に対応する成分のエッジ
情報を算出するエッジ情報算出手順と、 前記エッジ情報算出手順で算出された前記エッジ情報に
基づいて前記電子データを加工する電子データ加工手順
と、 をコンピュータに実行させることを特徴とする画像処理
プログラム。 - 【請求項5】 入力された画像の電子データの加工をコ
ンピュータに実行させる画像処理プログラムであって、 前記電子データをR、GおよびBの各色成分に分離する
信号分離手順と、 前記信号分離段階で分離された前記各色成分ごとにRエ
ッジ量、Gエッジ量およびBエッジ量を算出するエッジ
量算出手順と、 前記エッジ量算出段階で算出された前記Rエッジ量、前
記Gエッジ量および前記Bエッジ量のうちエッジ量が最
大の最大エッジ量を選択する最大エッジ量選択手順と、 前記最大エッジ量選択段階で選択された前記最大エッジ
量に基づいて、該最大エッジ量に対応する成分のエッジ
情報を算出するエッジ情報算出手順と、 前記エッジ情報算出段階で算出された前記エッジ情報に
基づいて前記電子データを加工する電子データ加工手順
と、をコンピュータに実行させることを特徴とする画像
処理プログラム。 - 【請求項6】 前記最大エッジ量選択手順および前記エ
ッジ情報算出手順では、それぞれ入力された画像の画素
ごとに、前記最大エッジ量の選択ならびに該最大エッジ
量に対応する成分のエッジ情報の算出が実行されること
を特徴とする請求項4または5記載の画像処理プログラ
ム。 - 【請求項7】 画像情報が入力され、前記画像情報を電
子データとして出力可能な画像入力手段と、 前記画像入力手段から出力された前記電子データから、
輝度成分および色差成分を検出し、前記輝度成分および
前記色差成分のうちエッジ量が最大の成分についてエッ
ジ情報を算出するエッジ情報算出手段と、 前記エッジ情報算出手段で算出された前記エッジ情報に
基づいて前記電子データを加工する画像加工手段と、 前記電子データおよび前記フィルタ情報を記録可能な記
録手段と、 を備えることを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項8】 画像情報が入力され、前記画像情報を電
子データとして出力可能な画像入力手段と、 前記画像入力手段から出力された前記電子データから、
R、GおよびBの各色成分を検出し、前記各色成分のう
ちエッジ量が最大の成分についてエッジ情報を算出する
エッジ情報算出手段と、 前記エッジ情報算出手段で算出された前記エッジ情報に
基づいて前記電子データを加工する画像加工手段と、 前記電子データおよび前記フィルタ情報を記録可能な記
録手段と、 を備えることを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項9】 前記エッジ情報算出手段で算出された前
記エッジ情報に基づいて前記電子データを加工するため
のフィルタ情報を選択するフィルタ情報選択手段を備え
ることを特徴とする請求項7または8記載の画像処理装
置。 - 【請求項10】 請求項7、8または9記載の画像処理
装置を備えるディジタルスチルカメラ。
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