JPH10200754A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

Info

Publication number
JPH10200754A
JPH10200754A JP9005460A JP546097A JPH10200754A JP H10200754 A JPH10200754 A JP H10200754A JP 9005460 A JP9005460 A JP 9005460A JP 546097 A JP546097 A JP 546097A JP H10200754 A JPH10200754 A JP H10200754A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
noise
processing
filter
density
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9005460A
Other languages
English (en)
Inventor
Itaru Furukawa
至 古川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd filed Critical Dainippon Screen Manufacturing Co Ltd
Priority to JP9005460A priority Critical patent/JPH10200754A/ja
Publication of JPH10200754A publication Critical patent/JPH10200754A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Image Processing (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像中の輪郭部分などの鮮鋭度を維持しつ
つ、ノイズを除去することが容易に行える画像処理装置
を提供する。 【解決手段】 ノイズ情報検出手段70は、画像入力部
30から入力した処理対象画像に関して、所定の濃度値
についてのノイズ情報(ノイズ強度およびノイズ量)を
検出する。一方、ノイズ除去処理部80は、標準画像
(一般的な画像)について、そのノイズ除去処理特性を
決定するためのルックアップテーブルを予め有してい
る。そして、ノイズ除去処理部80は、処理対象画像の
ノイズ情報と標準画像のノイズ情報とを比較することに
よって該ルックアップテーブルを修正した後、修正済み
のテーブルに基づいてノイズ除去処理特性を決定し、処
理を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数画素からなる
フィルタによって画像を走査し、画像のノイズを除去す
る装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、画像処理装置は、原稿を入力ス
キャナなどによって光学的に読み取り、その読み取った
アナログ信号をディジタル信号に変換し、さらに階調補
正などを施した後に、所定の画像処理を行っている。従
って、画像処理装置が取り扱う画像データには、光学的
読み取り時や電気的な種々の変換処理時にノイズが混入
することがある。
【0003】このようなノイズを含んだままの画像デー
タに対して所定の画像処理、例えば輪郭強調処理を行う
と、そのノイズも強調されることとなり、出力された画
像の質を著しく劣化させることとなる。
【0004】そこで、従来より、ノイズを除去する方法
として空間フィルタを使用する方法が実施されている。
図18は、従来のノイズ除去用フィルタを説明するため
の図である。図18(a)に示すように、ノイズ除去用
フィルタは所定のサイズの画素行列(ここでは5×5の
画素行列)である。ここで、フィルタを構成する各画素
の係数を図18(b)の様に表わすとすると、このフィ
ルタからの出力Ux,yは次式のようにして算出される。
【0005】
【数1】
【0006】数1において、Sx,yは、元画像の座標
(x,y)に位置する画素の濃度値であり、これらの集
合が元画像の画像信号”S”である(以下、その他の画
像信号についても同様とする)。「濃度値」とは、画像
を構成する各画素が有する濃度情報を表現する値であ
り、グレースケール画像の場合白黒の濃淡を示す値であ
り、また、カラー画像の場合、例えば「R、G、B」の
それぞれの濃度を示す値である。
【0007】図18に示すノイズ除去用フィルタの特徴
は、当該フィルタを構成する全ての画素の係数が正であ
り、局所画素群の平均化、すなわち積分操作によってノ
イズなどの高周波成分を除去する性質を有する。
【0008】しかしながら、上記のようなノイズ除去用
フィルタをノイズをほとんど含まない画像に適用する
と、画像の高周波成分が一様に平滑化されるため、画像
中の輪郭部分の鮮鋭度も失われ、画像の質を劣化させる
結果となる。
【0009】そこで、図19に示すような補正係数変更
手段101を設けたノイズ除去装置が利用されている。
図中において、フィルタ演算部102は、上述したノイ
ズ除去用フィルタを使用して、元画像の画像信号”S”
(以下、単に元画像”S”と称し、他の画像信号につい
ても同様とする)からノイズなどの高周波成分を除去し
たフィルタリング画像”U”を得る処理部である。ま
た、補正係数変更手段101は、補正係数kmを設定、
変更する手段である。ここで設定された補正係数kmに
基づいて、次式よりノイズ除去装置からの出力画像”
F”が得られる。
【0010】
【数2】
【0011】すなわち、補正係数変更手段101は、元
画像”S”とフィルタリング画像”U”との混合比を変
化させることによって高周波成分の除去の程度を可変調
整する手段であり、ノイズを多く含む画像に対しては補
正係数kmの値を小さくし、ノイズをほとんど含まない
画像に対しては補正係数kmの値を大きくすることによ
り、適切なノイズ除去処理が可能となる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ノイズは画
像中に均一に分布しているわけではなく、通常、原稿読
み取り媒体(例えば、フォトマルやCCDなど)の特質
により、濃度値の小さい領域(以降、「ハイライト領
域」と称する)および濃度値の大きい領域(以降、「シ
ャドウ領域」と称する)においては、それらの中間の濃
度領域よりも高周波ノイズが多い。従って、上記補正係
数kmの値を同一の画像中においても適当に調整する必
要がある。すなわち、中間の濃度領域においては、画像
の輪郭部分などをそのまま保持し、鮮鋭度を維持するた
め、補正係数kmの値を大きくし、また、ハイライト領
域やシャドウ領域においては、ノイズを十分に除去する
ため、補正係数kmの値を小さくする必要がある。
【0013】このように、画像の質を維持するためには
補正係数kmの値を適宜調整する必要があるが、従来に
おいては、補正係数kmの調整はオペレータの経験によ
るところが大きく、熟練したオペレータでなければ困難
であった。特に、画像を見ながら補正係数kmを調整す
ることは難しく、一般的には一つの画像中においては補
正係数kmを調整しないことが多い。そして、その結
果、ノイズが十分に除去されなかったり、逆に輪郭部分
の鮮鋭度が失われたりして、画像の質の劣化が避けられ
ないという問題があった。
【0014】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、画像中の輪郭部分などの鮮鋭度を維持しつつ、
ノイズを除去することが容易に行える画像処理装置を提
供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の発明は、複数の画素からなるフィルタに
よって画像を走査することにより前記画像のノイズ除去
処理を行う画像処理装置であって、(a) 予め定められた
濃度値についてノイズ情報を検出するノイズ情報検出手
段と、(b) 検出した前記ノイズ情報に応じて前記ノイズ
除去処理の特性を変化させるノイズ除去処理特性変化手
段とを備えている。
【0016】また、請求項2の発明は、請求項1の発明
に係る画像処理装置において、前記ノイズ除去処理特性
変化手段に、前記ノイズ情報に応じて前記フィルタの選
択を変更させている。
【0017】また、請求項3の発明は、請求項1の発明
に係る画像処理装置において、(c)前記フィルタによっ
て走査された画像と走査されない画像とを混合する混合
手段をさらに備え、前記ノイズ除去処理特性変化手段
に、前記混合における混合比を前記ノイズ情報に応じて
変化させている。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態について詳細に説明する。
【0019】
【第1実施形態】 <A.画像処理装置の概略構成>まず、本発明に係る画
像処理装置の概略構成について説明する。図1は、本発
明に係る画像処理装置の概略構成を示す機能ブロック図
である。この画像処理装置は、画像処理部50と、操作
部10と、表示部20と、画像入力部30と、画像出力
部40とを備えている。
【0020】操作部10は、オペレータが画像処理装置
に対して指示を与えるための手段でありキーボードやマ
ウスで構成されている。そして、後述するように、この
操作部10は、閾値を入力する閾値入力手段としての機
能も有している。また、表示部20は、オペレータが処
理対象となる画像や画像処理部50からのメッセージを
確認することができるディスプレイである。また、画像
入力部30は、例えば入力スキャナであり、処理対象と
なるべき原稿を読み取り、画像処理装置に読み取った画
像の画像信号を入力するための入力手段である。さら
に、画像出力部40は、処理済みの画像を出力するため
の出力手段(出力スキャナやイメージセッタなど)であ
る。
【0021】上記の画像処理装置において、オペレータ
は、操作部10を介して適当なコマンドおよび設定すべ
き閾値を画像処理部50に与えることにより、画像入力
部30から入力された画像に対しノイズ除去処理を行う
ことができる。そして、オペレータは、表示部20によ
り処理結果を視認できるとともに、画像出力部40から
出力することによって、最終的な出力結果を確認するこ
ともできる。
【0022】画像処理部50は、記憶部60とノイズ情
報検出手段70とノイズ除去処理部80とを備えてい
る。記憶部60は画像処理のプログラムや処理対象とな
る画像信号を記憶しておくRAMである。なお、記憶部
60には、補助的に磁気ディスクなどを接続し、その磁
気ディスクからプログラムやデータを読み出すようにし
てもよい。
【0023】図2は、ノイズ情報検出手段70の構成を
示す機能ブロック図である。また、図3は、ノイズ除去
処理部80の構成を示す機能ブロック図である。図示の
ように、ノイズ情報検出手段70は、フィルタリング処
理部71と、判定用画像作成部72と、フィルタリング
画像ヒストグラム作成部73と、判定用画像ヒストグラ
ム作成部74と、比較演算部75と、ノイズ情報分析部
76とを備えている。また、ノイズ除去処理部80は、
マスクID決定部81と、フィルタ選択部82と、フィ
ルタリング処理部83とを備えている。これらの各処理
部は、ノイズ分析処理用ソフトウェアに応じて実行され
る処理内容を表しており、その処理内容については、さ
らに後述する。
【0024】<B.画像処理の手順>図4は、上述の画
像処理装置における画像処理手順を示すフローチャート
である。ノイズ情報検出処理に先立って、処理対象とな
る画像が画像入力部30によって読み込まれる(ステッ
プS1)。読み込まれた画像は、ディジタル信号で表さ
れた画像信号として記憶部60に格納される。
【0025】画像入力が行われた後、ノイズ情報検出処
理が行われ(ステップS2)、その後、検出されたノイ
ズ情報に基づいてノイズ除去処理が実行される(ステッ
プS3)。以下、これらの処理を順に説明する。
【0026】<B−1.ノイズ情報検出手順>まず、ノ
イズ情報検出処理手順について説明する。図5は、ノイ
ズ情報検出処理手順を示すフローチャートである。
【0027】最初に、画像入力部30から入力した画像
または予め入力され上記磁気ディスクなどに保管してい
る画像(これらを総称して以下「元画像」とする)に対
してフィルタリング処理部71がフィルタリング処理を
実行し、フィルタリング画像を得る(ステップS2
1)。「フィルタリング画像」とは、元画像に平滑化フ
ィルタを走査(平滑化処理)して得られるノイズが除去
された画像である。このフィルタリング処理の様子を図
7および図8を使用して説明する。
【0028】図7は、フィルタリング処理の概要を説明
する図である。図7(a)に示す元画像Iに対してX方
向を主走査方向とし、Y方向を副走査方向として1画素
ごとに平滑化フィルタ(従来より使用されているノイズ
除去用フィルタと同種のフィルタ)Fを走査させつつ処
理対象の画素(注目画素)OPを移動し、順次にフィル
タリング処理を実行する。なお、注目画素OPは、図7
(b)に示すように、平滑化フィルタFの中心の画素で
ある。また、図7(b)の例では、5×5の画素行列か
らなる平滑化フィルタFが使用されている。そして、平
滑化フィルタFの各画素成分に付与された係数に従って
注目画素OPの濃度値とその周辺画素の濃度値との加重
平均を算出し、得られた値を平滑化フィルタFの出力と
して注目画素OPのフィルタリング処理後の濃度値とす
る。この処理を、図中の画像Iの左上隅の画素から右下
隅の画素に至るまで順次実行し、フィルタリング画像を
得る。
【0029】図8は、上記フィルタリング処理に使用す
る平滑化フィルタの例を示す図である。ここで、図8の
平滑化フィルタを構成する各画素の係数を図18(b)
の様に表すとすると、この平滑化フィルタからの出力U
x,yは、従来のノイズ除去処理と同様、数1に従って算
出され、フィルタリング画像が得られる。
【0030】図8に示す平滑化フィルタの特徴は、いず
れも積分操作によってノイズなどの高周波成分を除去す
る性質を有することである。もっとも、図8(a)に示
す平滑化フィルタ(係数に重み付けがされている)と図
8(b)に示す平滑化フィルタ(係数が全て等しい)と
では、フィルタの特性が異なり、その結果、検出される
ノイズ情報に差異が生じることとなるが、いずれにして
もここでのフィルタリング処理には、積分操作を行うフ
ィルタを使用する必要がある。なお、フィルタは5×5
の画素行列に限定されるものではなく、3×3の画素行
列であっても良い。
【0031】次に、ステップS22に進んで、閾値の設
定を行う。ここで考えている例においては、オペレータ
が操作部10を介して閾値の設定入力を行う。ここで設
定された閾値がノイズ情報を検出すべき濃度値となるの
で、オペレータはノイズ情報を知りたい濃度値を閾値と
して設定入力する必要がある。設定すべき閾値は1つで
あってもよいし、それ以上でもかまわない。
【0032】なお、閾値を自動的に設定するようにして
もよい。自動的に閾値を設定する具体的な手法として
は、例えば、フィルタリング画像の濃度ヒストグラムを
作成し、その極大値に対応する濃度値を閾値として設定
する様にすればよい。
【0033】次に、ステップS23に進み、判定用画像
作成部72が濃度区間の設定を行う。濃度区間の設定
は、上記設定された閾値がT1、T2・・・、Tnである
とき、濃度値を0以上T1未満、T1以上T2未満、以下
同様にしてTn以上最大濃度値以下の(n+1)個の区
間に分割することによって行われる。
【0034】そして、濃度区間の設定後、ステップS2
4に進み、判定用画像作成部72が判定用画像を作成す
る。ここで、「判定用画像」とは、フィルタリング画像
の濃度値を閾値を基準にして判別し、当該閾値の前後で
フィルタリング画像と元画像とを組み合わせた画像であ
り、設定された濃度区間ごとにフィルタリング画像また
は元画像が割り当てられて構成されている。この判定用
画像の作成は、フィルタリング画像の画素ごとに判断
し、その画素の濃度値が属する濃度区間に応じてフィル
タリング画像または元画像が選択される。例えば、元画
像の画像信号(画像を構成する画素の濃度値の集合体)
を”S”、フィルタリング画像の画像信号を”U”とす
ると、0≦U<T1のとき”U”を選択、T1≦U<T2
のとき”S”を選択、以下、同様にして、nが奇数であ
るとすると、Tn-1≦U<Tnのとき”U”を選択(但
し、nが偶数のとき”S”を選択)、Tn≦U≦最大濃
度値のとき”S”を選択(但し、nが偶数のとき”U”
を選択)、することによって判定用画像が作成される。
【0035】図9は、判定用画像の作成の様子を説明す
る図である。同図において、横軸はフィルタリング画像
の画素位置を示しており、その画素ごとに画素濃度値が
属する濃度区間に応じてフィルタリング画像の画像信
号”U”(以下、単にフィルタリング画像”U”と称
し、他の画像信号についても同様とする)または元画
像”S”が選択されている。但し、同図においては、図
示の便宜上T1、T2、T3の3つの閾値のみを表示して
いる。
【0036】なお、上記において、フィルタリング画像
の画素濃度値が0≦U<T1のとき元画像”S”を選
択、T1≦U<T2のときフィルタリング画像”U”を選
択、以下同様の手順を繰り返すようにしてもよい。すな
わち、判定用画像の作成において重要なことは、設定さ
れた閾値を境界として濃度区間ごとにフィルタリング画
像と元画像とを交互に選択することであり、個別の濃度
区間においてどちらが選択されてもかまわない。
【0037】以上のようにして判定用画像が作成される
と、次に、ステップS25に進み、ヒストグラム作成が
行われる。ここでは、フィルタリング画像ヒストグラム
作成部73がフィルタリング画像についての濃度ヒスト
グラム”HU”を、判定用画像ヒストグラム作成部74
が判定用画像についての濃度ヒストグラム”HB”をそ
れぞれ作成する。ステップS25で作成される濃度ヒス
トグラムは、各画像における濃度値の度数分布である。
【0038】図10は、フィルタリング画像および判定
用画像についての濃度ヒストグラムを示す図である。図
示のように、閾値の近傍において、元画像”S”を選択
した側では判定用画像の濃度ヒストグラム”HB”がフ
ィルタリング画像の濃度ヒストグラム”HU”よりも度
数が少なくなっており、フィルタリング画像”U”を選
択した側では逆の傾向となっている。これは、判定用画
像の閾値の前後において、選択された元画像のノイズの
一部は閾値を越えて存在し、また、選択されたフィルタ
リング画像では閾値を越えて存在する部分が皆無である
という性質に起因するものである。そして、設定された
閾値を境界として濃度区間ごとにフィルタリング画像と
元画像とが交互に選択されているため、設定されたそれ
ぞれの閾値の近傍において上記の現象は起こることとな
る。なお、図10においては、図示の便宜上T1、T2
の2つの閾値のみを表示している。
【0039】次に、ステップS26に進み、比較演算部
75が比較演算を実行する。具体的には、判定用画像の
濃度ヒストグラム”HB”からフィルタリング画像の濃
度ヒストグラム”HU”を減算する。図11は、比較演
算後の濃度ヒストグラムを示す図である。この濃度ヒス
トグラムの意味するところは閾値近傍の「ノイズ情報」
である。すなわち、図中において、β1、β2はそれぞれ
閾値”T1”、”T2”近傍のノイズの度数を示すもので
あり、それぞれ濃度値”T1”、”T2”近傍のノイズ量
を示す指標である。また、図中において、α1、α2は、
それぞれ閾値”T1”、”T2”近傍においてノイズの濃
度値が周辺領域の濃度値からどの程度乖離しているかを
示すものであり、それぞれ濃度値”T1”、”T2”近傍
のノイズ強度を示す指標である。
【0040】そして、ノイズ情報分析部76がノイズ情
報、すなわち各閾値におけるノイズ量、ノイズ強度を分
析する(ステップS27)。ここでは、図11の濃度ヒ
ストグラムを基にしてノイズ情報の分析が行われ、ノイ
ズ量”β1”、”β2”としては濃度ヒストグラム中の正
の度数ピークから負の度数ピークまでの度数差を測定す
る。また、ノイズ強度”α1”、”α2”としては正の度
数ピークの20%の度数に相当する濃度値から負の度数
ピークの20%の度数に相当する濃度値までの濃度値差
を測定する。なお、ノイズ強度の測定は、これに限定さ
れるものではなく、例えば度数ピークの10%を基準に
して測定を行ってもよい。
【0041】<B−2.ノイズ除去処理手順>以上のよ
うにして求められた各閾値についてのノイズ強度および
ノイズ量はノイズ除去処理部80に伝達され、それらノ
イズ情報に基づいてノイズ除去処理が実行されることと
なる。図6は、ノイズ除去処理手順を示すフローチャー
トである。
【0042】まず、処理対象の画像(上記元画像)のノ
イズ情報は、ノイズ除去処理部80のマスクID決定部
81(図3参照)に伝達され、濃度値についてのノイズ
強度およびノイズ量の関数が作成される(ステップS3
1)。具体的には、各閾値についてのノイズ強度および
ノイズ量が求められているので、それらに基づいて補間
処理を行うことによって濃度値についてのノイズ情報の
関数、即ちノイズ強度α(t)、ノイズ量β(t)が求
められる。なお、”t”は濃度値である。
【0043】次に、ステップS32に進み、マスクID
決定部81がマスクID参照テーブルの修正を行う。図
12は、マスクID参照テーブルを示す図である。この
マスクID参照テーブルは、マスクID決定部81が有
する一種のルックアップテーブルであり、後述するフィ
ルタ選択のためのIDを決定するためのものである。
【0044】図12の細線で示すマスクID参照テーブ
ルは、予めマスクID決定部81に保管されているもの
であり、標準画像(一般的な画像)についてのテーブル
である。また、本実施形態で説明する一連の画像処理に
先立って、予め標準画像のノイズ情報の濃度値について
の関数、即ちノイズ強度α0(t)およびノイズ量β0
(t)を求めておく。なお、標準画像のノイズ情報の求
め方は、本実施形態で説明したのと同様の手法によれば
よい。
【0045】そして、次式に従って補正基準関数C
(t)を算出する。
【0046】
【数3】
【0047】この式において、係数AおよびBは、それ
ぞれノイズ強度およびノイズ量についての修正係数であ
り、正の値をとる。数3に従えば、例えば、処理対象と
なっている画像の濃度値t1におけるノイズ強度および
ノイズ量が標準画像のノイズ強度およびノイズ量よりも
大きい場合は、補正基準値C(t1)は大きくなり、逆
に濃度値t2におけるノイズ強度およびノイズ量が標準
画像のノイズ強度およびノイズ量よりも小さい場合は、
補正基準値C(t2)は小さくなる。
【0048】次に、この補正基準関数C(t)を基にし
て、テーブル補正関数IDA(t)を求める。図13
は、テーブル補正関数IDA(t)の導出の様子を示す
図である。図示のように、補正基準関数C(t)の増減
に応じてテーブル補正関数IDA(t)がステップ状に
増減している。そして、この濃度値についてのテーブル
補正関数IDA(t)を元の(標準画像の)マスクID
参照テーブルに加算することによってステップS32の
修正処理は完了する。従って、処理対象画像のノイズ強
度およびノイズ量が標準画像のノイズ強度およびノイズ
量よりも大きい場合は、マスクID参照テーブルに正の
修正がなされ、逆に小さい場合は、マスクID参照テー
ブルに負の修正がなされる。図12では、濃度値T1
は正の修正がなされ、濃度値Tnでは負の修正が行われ
ている(図中の太線が修正後)。
【0049】なお、マスクID参照テーブルの修正は上
記の例に限定されるものではなく、処理対象画像と標準
画像とのノイズ情報の差異に基づいてテーブルに修正を
加えるような手法であればかまわない。
【0050】以上のようにしてマスクID参照テーブル
の修正が完了すると、次にステップS33(図6参照)
に進み、マスクID決定部81がマスクIDの決定を行
う。このマスクID決定は、処理対象画像の注目画素の
濃度値に基づき、図12の修正後のマスクID参照テー
ブルに従って行われる。例えば、注目画素の濃度値が”
1”であったとすると、マスクIDとして”4”が決
定される。なお、図6においてステップS32までの処
理は一つの画像につき一度行われる処理であるが、ステ
ップS33以降は一つの画像の各画素ごとに実行される
処理である。
【0051】次に、ステップS34に進み、フィルタ選
択部82(図3参照)が上記決定されたマスクIDに基
づいてフィルタの選択を行う。図14は、フィルタ選択
部82が選択可能なフィルタセットの一例である。マス
クIDごとにフィルタが用意されており、いずれも平滑
化フィルタであるが、本実施形態では、マスクIDが大
きくなるにつれて平均化の程度が大きくなる、即ちより
効果的にノイズ除去を行うフィルタとなる。この際のフ
ィルタ選択の具体的手法としては、例えば、予め図14
のフィルタセットを記憶部60を構成するRAMに格納
しておき、フィルタごとに格納アドレス値にオフセット
を設け、マスクIDによってオフセットを変えるように
すればよい。
【0052】フィルタが選択されると、次に、ステップ
S35に進み、フィルタリング処理部83がフィルタリ
ング処理を実行する。ここでのフィルタリング処理は、
図14の中から選択されたフィルタを使用しつつ、数1
による演算を実行し、注目画素の濃度値を演算後の値に
置換する処理である。なお、本実施形態では画素の濃度
値によって異なるフィルタが選択されるため、ノイズ情
報検出時のようなフィルタの走査は行わない。
【0053】そして、最後に処理対象画像の全画素につ
いて上記処理が終了したか否かが判別される(ステップ
S36)。そして、全画素について処理が終了している
場合には、ノイズ除去処理が終了することになる。一
方、全画素について処理が終了していない場合には、注
目画素を移動してステップS33〜S35までの処理を
繰り返して行う。
【0054】以上説明したように、本実施形態において
は、まず濃度値についてのノイズ情報を検出し、そのノ
イズ情報に基づいてマスクID参照テーブルを修正した
後、当該マスクID参照テーブルを参照しつつ画素ごと
にフィルタを選択しノイズ除去処理を行っている。従っ
て、例えば、処理対象となる画像のシャドウ領域に特に
ノイズが多い場合には、当該画像の高い濃度値の画素に
対しては効果的にノイズ除去を行うフィルタ(マスクI
Dの大きなフィルタ)が選択されるようになり、十分に
ノイズ除去が行われることとなる。また、逆に、例え
ば、ハイライト領域に比較的ノイズが少ない場合は、低
い濃度値の画素に対してはノイズ除去効果の比較的弱い
フィルタ(マスクIDの小さなフィルタ)が選択される
ように修正され、輪郭部分などの鮮鋭度が維持されるこ
ととなる。そして、マスクID参照テーブルの修正は自
動的に行われるため、経験のないオペレータであっても
容易に処理が実行できる。
【0055】
【第2実施形態】以上、本発明の第1実施形態について
説明したが、本発明は以下に示す第2実施形態のように
してもよい。この第2実施形態において、画像処理装置
の概略構成およびノイズ情報検出手順は上記第1実施形
態と同様であるため、説明を省略する。そして、本第2
実施形態においても、各閾値についてのノイズ強度およ
びノイズ量がノイズ除去処理部80に伝達され、それら
ノイズ情報に基づいてノイズ除去処理が実行される。こ
のノイズ除去処理部80の構成およびノイズ除去処理手
順が第1実施形態と異なる。
【0056】図15は、ノイズ除去処理部80の他の例
を示す機能ブロック図である。ノイズ除去処理部80
は、km決定部84と、フィルタリング処理部85とを
備えている。
【0057】図17は、ノイズ除去処理手順の他の例を
示すフローチャートである。km決定部84は、まず、
処理対象画像の濃度値についてのノイズ情報を基にして
補正係数km参照テーブルの修正を行う。この際の修正
に至る手法は、上記マスクID参照テーブルの修正と同
様である。すなわち、ステップS41において処理対象
画像のノイズ情報の濃度値についての関数、即ちノイズ
強度α(t)、ノイズ量β(t)を求める。
【0058】次に、ステップS42に進み、補正係数k
m参照テーブルの修正を行う。図16は、補正係数km
参照テーブルを示す図である。このテーブルも一種のル
ックアップテーブルであり、後述するように混合比であ
る補正係数kmを決定するためのものである。
【0059】図16の点線で示す補正係数km参照テー
ブルは、予めkm決定部84に保管されているものであ
り、標準画像(一般的な画像)についてのテーブルであ
る。また、上記第1実施形態と同様に、予め標準画像の
ノイズ情報の濃度値についての関数、即ちノイズ強度α
0(t)およびノイズ量β0(t)を求めておく。
【0060】そして、次式に従って補正係数関数km
(t)を算出する。
【0061】
【数4】
【0062】この式において、km0(t)は上記標準
画像についての補正係数関数であり図16の点線で示さ
れる。また、係数AおよびBは、それぞれノイズ強度お
よびノイズ量についての修正係数であり、正の値をと
る。数4に従えば、例えば、処理対象となっている画像
の濃度値t1におけるノイズ強度およびノイズ量が標準
画像のノイズ強度およびノイズ量よりも大きい場合は、
補正係数km(t1)は小さくなり、逆に濃度値t2にお
けるノイズ強度およびノイズ量が標準画像のノイズ強度
およびノイズ量よりも小さい場合は、補正係数km(t
2)は大きくなる。
【0063】以上のようにして補正係数km参照テーブ
ルが修正された結果、図16の実線で示すような補正係
数関数km(t)となる。次に、ステップS43に進
み、km決定部84が補正係数kmを決定する。この補
正係数kmの決定は、処理対象画像の注目画素の濃度値
に基づき、図16の修正後の補正係数km参照テーブル
に従って行われる。なお、上記第1実施形態と同様、図
17においてステップS42までの処理は一つの画像に
つき一度行われる処理であるが、ステップS33以降は
一つの画像の各画素ごとに実行される処理である。
【0064】続いて、フィルタリング処理(ステップS
44)と混合(ステップS45)が行われる。すなわ
ち、フィルタリング処理部85が図18(a)に示すよ
うなノイズ除去フィルタ(平滑化フィルタ)を使用しつ
つ、数1に従って算出し、注目画素のフィルタリング済
み信号Ux、yを出力する。そして、数2に従って注目画
素の出力信号Fx、yが得られる。
【0065】最後に、上記第1実施形態と同様、処理対
象画像の全画素について上記処理が終了したか否かが判
別される(ステップS46)。そして、全画素について
処理が終了している場合には、ノイズ除去処理が終了す
ることになる。一方、全画素について処理が終了してい
ない場合には、注目画素を移動してステップS43〜S
45までの処理を繰り返して行う。
【0066】以上の第2実施形態において、補正係数k
mは、元画像の画像信号とフィルタリング画像の画像信
号との混合比である。そして、まず濃度値についてのノ
イズ情報を検出し、そのノイズ情報に基づいて補正係数
km参照テーブルを修正した後、当該補正係数km参照
テーブルに基づいて混合比である補正係数kmを画素ご
とに決定し、ノイズ除去処理を行っている。
【0067】このようにしても、例えば、処理対象とな
る画像のシャドウ領域に特にノイズが多い場合には、当
該画像の高い濃度値の画素に対しては小さな補正係数k
mが決定されるようになり、十分にノイズ除去が行われ
ることとなる。また、逆に、例えば、中間領域に比較的
ノイズが少ない場合は、当該領域に属する濃度値の画素
に対しては大きな補正係数kmが決定されるように修正
され、輪郭部分などの鮮鋭度が維持されることとなる。
そして、補正係数km参照テーブルの修正は自動的に行
われるため、経験のないオペレータであっても容易に処
理が実行できる。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、予め定められた濃度値についてノイズ情報を検
出するノイズ情報検出手段と、検出したノイズ情報に応
じてノイズ除去処理の特性を変化させるノイズ除去処理
特性変化手段とを備えているため、大きなノイズ情報が
検出された濃度値についてはノイズ除去処理を強化し、
また、小さなノイズ情報が検出された濃度値については
ノイズ除去処理を緩和することにより、画像中の輪郭部
分などの鮮鋭度を維持しつつ、ノイズを除去することが
容易に可能となる。
【0069】また、請求項2の発明によれば、ノイズ除
去処理特性変化手段がノイズ情報に応じてフィルタの選
択を行っているため、大きなノイズ情報が検出された濃
度値についてはノイズ除去効果の強いフィルタを選択
し、小さなノイズ情報が検出された濃度値についてはノ
イズ除去効果の弱いフィルタを選択することにより、請
求項1の発明と同様の効果が得られる。
【0070】また、請求項3の発明によれば、フィルタ
によって走査された画像と走査されない画像とを混合す
る混合手段をさらに備えるとともに、その混合における
混合比をノイズ情報に応じて変化させため、大きなノイ
ズ情報が検出された濃度値については走査済み画像の混
合比を高め、小さなノイズ情報が検出された濃度値につ
いては未走査画像の混合比を高くすることにより、請求
項1の発明と同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像処理装置の概略構成を示す機
能ブロック図である。
【図2】図1のノイズ情報検出手段の構成を示す機能ブ
ロック図である。
【図3】図1のノイズ除去処理部の構成を示す機能ブロ
ック図である。
【図4】図1の画像処理装置における画像処理手順を示
すフローチャートである。
【図5】図4のノイズ情報検出処理手順を示すフローチ
ャートである。
【図6】図4のノイズ除去処理手順を示すフローチャー
トである。
【図7】フィルタリング処理の概要を説明する図であ
る。
【図8】図7のフィルタリング処理に使用する平滑化フ
ィルタの例を示す図である。
【図9】判定用画像の作成の様子を説明する図である。
【図10】フィルタリング画像および判定用画像につい
ての濃度ヒストグラムを示す図である。
【図11】比較演算後の濃度ヒストグラムを示す図であ
る。
【図12】マスクID参照テーブルを示す図である。
【図13】テーブル補正関数IDA(t)の導出の様子
を示す図である。
【図14】フィルタ選択部が選択可能なフィルタセット
の一例を示す図である。
【図15】図1のノイズ除去処理部の他の例を示す機能
ブロック図である。
【図16】補正係数km参照テーブルを示す図である。
【図17】ノイズ除去処理手順の他の例を示すフローチ
ャートである。
【図18】従来のノイズ除去用フィルタを説明するため
の図である。
【図19】従来のノイズ除去装置の一例を示す図であ
る。
【符号の説明】
10 操作部 70 ノイズ情報検出手段 80 ノイズ除去処理部 81 マスクID決定部 82 フィルタ選択部 84 km決定部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画素からなるフィルタによって画
    像を走査することにより前記画像のノイズ除去処理を行
    う画像処理装置であって、 (a) 予め定められた濃度値についてノイズ情報を検出す
    るノイズ情報検出手段と、 (b) 検出した前記ノイズ情報に応じて前記ノイズ除去処
    理の特性を変化させるノイズ除去処理特性変化手段と、
    を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像処理装置において、 前記ノイズ除去処理特性変化手段は、前記ノイズ情報に
    応じて前記フィルタの選択を変更することを特徴とする
    画像処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の画像処理装置において、 (c) 前記フィルタによって走査された画像と走査されな
    い画像とを混合する混合手段をさらに備え、 前記ノイズ除去処理特性変化手段は、前記混合における
    混合比を前記ノイズ情報に応じて変化させることを特徴
    とする画像処理装置。
JP9005460A 1997-01-16 1997-01-16 画像処理装置 Pending JPH10200754A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9005460A JPH10200754A (ja) 1997-01-16 1997-01-16 画像処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9005460A JPH10200754A (ja) 1997-01-16 1997-01-16 画像処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10200754A true JPH10200754A (ja) 1998-07-31

Family

ID=11611845

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9005460A Pending JPH10200754A (ja) 1997-01-16 1997-01-16 画像処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10200754A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002005543A1 (fr) * 2000-07-06 2002-01-17 Seiko Epson Corporation Procede de traitement d'image, support d'enregistrement, et dispositif de traitement d'image
US7616240B2 (en) 2001-06-07 2009-11-10 Seiko Epson Corporation Image processing method, image processing program, image processing apparatus, and digital still camera using the image processing apparatus

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002005543A1 (fr) * 2000-07-06 2002-01-17 Seiko Epson Corporation Procede de traitement d'image, support d'enregistrement, et dispositif de traitement d'image
US7199902B2 (en) 2000-07-06 2007-04-03 Seiko Epson Corporation Image processing method, recording medium, and image processing apparatus
US7616240B2 (en) 2001-06-07 2009-11-10 Seiko Epson Corporation Image processing method, image processing program, image processing apparatus, and digital still camera using the image processing apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7536036B2 (en) Method and apparatus for red-eye detection in an acquired digital image
EP1898624B1 (en) Image processing device, image processing method, image processing program product, and image-capturing device
US6346994B1 (en) Image processing system and its smoothing method for correcting color fog and backlight of a digital image
JP3465226B2 (ja) 画像濃度変換処理方法
US8165419B2 (en) Histogram stretching apparatus and histogram stretching method for enhancing contrast of image
US20110243439A1 (en) Image Processing Method and Apparatus
EP0933924A2 (en) Image processing apparatus
JPH0568147B2 (ja)
JP2004040235A (ja) 画像処理装置、及び画像処理方法
US8280162B2 (en) Image processing apparatus and recording medium recording image processing program
JP2006013558A (ja) 画像処理装置、画像処理プログラム
US6915023B2 (en) Contour correction device
JP4109001B2 (ja) 画質補正方法
JPH06339017A (ja) カラー画像の彩度強調方法及び装置
JP4039245B2 (ja) 画像の暗領域の空間平滑化方法及び装置
JP4353233B2 (ja) 画像処理プログラムおよび画像処理装置
JPH10200754A (ja) 画像処理装置
JPH10283470A (ja) 画像処理装置、画像処理方法および記録媒体
JP4032200B2 (ja) 画像データ補間方法、画像データ補間装置および画像データ補間プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP4345026B2 (ja) 画像処理プログラムおよび画像処理装置
JPH10340332A (ja) 画像処理装置、画像処理方法、画像処理制御プログラムを記録した媒体
JP4550090B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理方法
JP2001061075A (ja) 画像処理方法、装置および記録媒体
JPH10210297A (ja) 画像処理装置
JPH1042191A (ja) 画像の逆光補正方法及び装置