JP2002370352A5 - - Google Patents

Description

【特許請求の範囲】
【請求項１】
第１圧力発生室と、第２圧力発生室とを介して混合物が吐出されるインクヘッドを有する印刷装置であって、
前記第１圧力発生室の一面には第１圧電素子が装着された第１弾性板が、前記第２圧力発生室の一面には第２圧電素子が装着された第２弾性板が、前記混合物の供給経路側をそれぞれ前記第１弾性板及び前記第２弾性板にして備えられ、
前記第１圧電素子の変位による振動により前記混合物を連続的に吐出し、前記第２圧電素子の変位により前記混合物の吐出を止めることを特徴とする印刷装置。
【請求項２】
第１圧力発生室と、第２圧力発生室とを介して混合物が吐出されるインクヘッドと、気体の噴出により前記インクヘッドから吐出した混合物を平坦化する手段とを有し、
前記第１圧力発生室の一面には第１圧電素子が装着された第１弾性板が、前記第２圧力発生室の一面には第２圧電素子が装着された第２弾性板が、前記混合物の供給経路側をそれぞれ前記第１弾性板及び前記第２弾性板にして備えられ、
前記第１圧電素子の変位による振動により前記混合物を連続的に吐出し、前記第２圧電素子の変位により前記混合物の吐出を止めることを特徴とする印刷装置。
【請求項３】
第１圧力発生室と、第２圧力発生室とを介して混合物が吐出されるインクヘッドと、気体の噴出により前記インクヘッドから吐出した混合物を平坦化する手段とを有し、
前記第１圧力発生室の一面には第１圧電素子が装着された第１弾性板が、前記第２圧力発生室の一面には第２圧電素子が装着された第２弾性板が、前記混合物の供給経路側をそれぞれ前記第１弾性板及び前記第２弾性板にして備えられ、
前記第１圧電素子が装着された第１弾性板により前記混合物を連続的に吐出し、前記第２圧電素子が装着された第２弾性板により前記混合物の吐出を止める機能が備えられていることを特徴とする印刷装置。
【請求項４】
第１圧力発生室と、第２圧力発生室とを介して混合物が吐出されるインクヘッドと、気体の噴出により前記インクヘッドから吐出した混合物を平坦化する手段とを有し、
前記第１圧力発生室の一面には第１圧電素子が装着された第１弾性板が、前記第２圧力発生室の一面には第２圧電素子が装着された第２弾性板が、前記混合物の供給経路側をそれぞれ前記第１弾性板及び前記第２弾性板にして備えられ、
前記第１圧電素子により、連続的に前記混合物を滴下して、前記第２圧電素子により、前記混合物の滴下を停止させる手段が備えられていることを特徴とする印刷装置。
【請求項５】
請求項１乃至請求項４のいずれか一において、
前記混合物として、有機発光材料又はその前駆体を液体に溶解又は分散させたものを用いていることを特徴とする印刷装置。
【請求項６】
請求項１乃至請求項５のいずれか一において、
前記混合物には、昇華性を有さずかつ連鎖する分子の長さが５μｍ以下の有機化合物を、溶媒に溶解または分散させたものを用いることを特徴とする印刷装置。
【請求項７】
請求項６において、
前記溶媒は、水であることを特徴とする印刷装置。
【請求項８】
インクジェット方式により有機化合物層を形成する発光装置の作製方法において、
インクヘッドから、第１の圧電素子の振動により、連続的に混合物を滴下して画素領域にストライプ状の有機化合物層を形成する第１の段階と、
前記第１の圧電素子の振動を停止させ、第２の圧電素子により前記混合物の滴下を瞬時に停止する第２の段階とを有することを特徴とする発光装置の作製方法。
【請求項９】
インクジェット方式により有機化合物層を形成する発光装置の作製方法において、
インクヘッドから、第１の圧電素子の振動により、連続的に混合物を滴下して、混合物を塗布し、その塗布面に気体を吹き付けて平坦化しながら、画素領域にストライプ状の有機化合物層を形成する第１の段階と、
前記第１の圧電素子の振動を停止させ、第２の圧電素子により前記混合物の滴下を瞬時に停止する第２の段階とを有することを特徴とする発光装置の作製方法。
【請求項１０】
塗布法により第１の有機化合物層を形成し、インクジェット方式により前記第１の有機化合物層上に第２の有機化合物層を形成する工程を有し、
前記第２の有機化合物層の形成は、インクヘッドから、第１の圧電素子の振動により、連続的に混合物を滴下して画素領域にストライプ状の有機化合物層を形成する第１の段階と、
前記第１の圧電素子の振動を停止させ、第２の圧電素子により前記混合物の滴下を瞬時に停止する第２の段階とを有することを特徴とする発光装置の作製方法。
【請求項１１】
塗布法により第１の有機化合物層を形成し、インクジェット方式により前記第１の有機化合物層上に第２の有機化合物層を形成する工程を有し、
前記第２の有機化合物層の形成は、インクヘッドから、第１の圧電素子の振動により、連続的に混合物を滴下して、混合物を塗布し、その塗布面に気体を吹き付けて平坦化しながら、画素領域にストライプ状の有機化合物層を形成する第１の段階と、
前記第１の圧電素子の振動を停止させ、第２の圧電素子により前記混合物の滴下を瞬時に停止する第２の段階とを有することを特徴とする発光装置の作製方法。
【請求項１２】
請求項１０又は請求項１１において、
前記第１の有機化合物層をポリエチレンジオキシチオフェンで形成することを特徴とする発光装置の作製方法。
【請求項１３】
請求項８乃至請求項１２のいずれか一において、
前記混合物は、有機発光材料又はその前駆体を液体に溶解又は分散させたものであることを特徴とする発光装置の作製方法。
【請求項１４】
請求項８乃至請求項１３のいずれか一において、
前記混合物には、昇華性を有さずかつ連鎖する分子の長さが５μｍ以下の有機化合物を、溶媒に溶解または分散させたものを用いることを特徴とする発光装置の作製方法。
【請求項１５】
請求項１４において、
前記溶媒は、水であることを特徴とする発光装置の作製方法。