JP2002368720A - 距離測定装置 - Google Patents
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Abstract
装置において、基準電位から正若しくは負の一方向に変
化する受信信号を送信時のPN符号に対応して正確に2
値化し、相関計算、延いては距離測定を高精度に行うこ
とができるようにする。 【解決手段】 送信信号発生部6で所定チップ長のPN
符号を発生し、発光部2からPN符号に対応したレーザ
光を出射させ、その反射波を受光部8で受光すると共に
コンパレータ14で2値化し、相関器16で2値化後の
信号とPN符号との相関計算を行うことで、距離測定を
行うSS方式のレーダ装置において、受光部8とコンパ
レータ14との間に、受信信号から直流〜低周波信号成
分を除去するHPF10を設け、送信信号発生部6から
は、受光部8が反射光の受光を開始した後コンパレータ
14に入力される受信信号の直流電圧レベルが基準電位
に安定するのに要する時間以上、余分にPN符号を発生
させる。
Description
符号を用いて変調した電磁波を送受信することにより測
定対象物までの距離を測定するスペクトラム拡散方式の
距離測定装置に関する。
符号(最大周期符号系列)等の擬似ランダム雑音符号
(以下、PN符号ともいう)を用いて距離測定を行うス
ペクトラム拡散方式(以下、SS方式ともいう)の距離
測定装置が知られている。
用いて変調(強度変調)した距離測定用の電磁波を測定
対象物に向けて送信し、その送信波が測定対象物に当た
って反射してくる反射波を受信し、この受信信号と送信
に用いたPN符号との相関値を計算し、相関値が最大と
なる時刻から、電磁波が測定対象物との間を往復するの
に要した時間(延いては測定対象物までの距離)を測定
する。
る場合には、測定対象物からの反射波の受信信号を2値
化し、2値化後の符号と送信に用いたPN符号との相関
値を計算する。従って、SS方式の距離測定装置では、
受信信号にノイズが重畳されて、受信信号が送信時のP
N符号から少し変化したとしても、その反射波の受信時
刻を正確に検出することができ、測定対象物までの距離
を正確に測定することができる。
距離測定装置において、距離測定用の電磁波として、レ
ーザ光等の光を用いるようにした場合、電磁波の発生源
には、レーザダイオード等の発光素子が使用され、反射
波を受信する受信手段には、フォトダイオード若しくは
フォトトランジスタ等からなる受光素子(光電変換素
子)が使用される。そして、この場合、受光素子から出
力される受光信号(受信信号)は、受光素子が設けられ
た回路の基準電位(一般にグランド電位)を基準に正若
しくは負の一方向に変化するものとなる。
ド電位等の所定の基準電位に対して正若しくは負の一方
向に変化する距離測定装置においては、受信信号を2値
化してPN符号に対応した受信データを生成するのに用
いる判定電圧を、受信信号の信号レベルに対応した信号
レベルに設定することが難しく、場合によっては、受信
信号を良好に2値化することができなくなるという問題
があった。
の信号レベルは、距離測定装置と測定対象物との間の距
離や測定対象物の種類等によって変化するが、アンテナ
等を用いて測定対象物からの反射波(電波)を受信する
距離測定装置においては、図6(b)に示すように、受
信信号が、グランド電位等の基準電位を中心に正・負に
変化することから、受信信号の信号レベルが変化して
も、受信信号が基準電位に対して正か負かを判定するこ
とにより、受信信号を正確に2値化することができる。
グランド電位等の基準電位に対して正若しくは負の一方
向に変化する距離測定装置においては、図6(c)に示
すように、グランド電位等の基準電位に対する受信信号
の信号レベルが0〜正(又は0〜負)に変化し、その変
化幅は、距離測定装置と測定対象物との間の距離や測定
対象物の種類等によって変動するため、受信信号を正確
に2値化するのに使用する判定電圧を一定電圧に設定す
ると、受信信号を正確に2値化することができず、2値
化によって得られる受信データ(符号列)が、電磁波の
送信に用いたPN符号と対応しなくなることがあるので
ある。
号の信号レベルが低い場合でも、受信信号を2値化して
距離測定を行うことができるようにするために、2値化
用の判定電圧を基準電位であるグランド電位(GND)
近傍のVTH1 に設定すると、図に実線で示すように受信
信号の信号レベルが低い場合と、図に点線で示すように
受信信号の信号レベルが高い場合とで、2値化後の符号
「1」に対応するパルス幅P1、P2が異なる値となっ
てしまい、受信信号の信号レベルが高い場合に、送信時
のPN符号に対応した受信データを正確に復元すること
ができなくなってしまう。また、逆に、高レベルの受信
信号を正確に2値化できるようにするために、2値化用
の判定電圧を比較的高電圧(VTH2 )に設定すると、受
信信号の信号レベルが低い場合に判定電圧が受信信号よ
りも大きくなって、受信信号を2値化できなくなってし
まう。
値化できない場合には、2値化後の受信信号(2値信
号)をサンプリングして、送信時に用いたPN符号との
相関計算を行った際に、演算誤差が生じ、距離測定精度
が低下してしまう。尚、図6(b),(c)は、図6
(a)に示すような31チップM系列符号を送信信号と
して測定対象物に電磁波を送信した場合の受信信号の変
化を模式的に表すものであり、実際には、受信信号の信
号レベルや信号波形は図に示すような綺麗な矩形波とは
ならず、後述実施例で説明する図4に示す如くなる。
2値化用の判定電圧を、受信信号の信号レベルに対応し
て、そのピーク電圧の1/2の電圧に設定すればよい
が、判定電圧をこのように設定するのは、極めて困難で
ある。また、たとえ、受信信号のピーク電圧を検出して
その1/2の電圧を判定電圧として設定するようにした
としても、判定電圧の設定に時間を要することから、受
信信号に含まれる最初の符号については正確に2値化す
ることができなくなる。
のであり、受信信号が基準電位から正若しくは負の一方
向に変化するSS方式の距離測定装置において、2値化
用の判定電圧を変化させることなく、受信信号を送信時
のPN符号に対応して正確に2値化し、距離測定を高精
度に行うことができるようにすることを目的とする。
めになされた請求項1記載の距離測定装置においては、
まず、符号発生手段が、一定周期のクロックに同期して
所定チップ数の擬似ランダム雑音符号(PN符号)を順
次発生し、送信手段が、擬似ランダム符号に従い距離測
定用の電磁波を生成して、その電磁波を測定対象物に向
けて送信し、受信手段が、その電磁波が外部の測定対象
物に当たって反射してきた反射波を受信し、基準電位に
対して正又は負の何れか一方に変化する受信信号を出力
する。
手段に入力され、2値化手段は、その受信信号と予め設
定された判定電圧とを比較することで、受信信号を2値
化する。すると、相関値演算手段が、その2値化された
受信信号(2値信号)を、符号発生手段がPN符号を生
成するのに用いたクロックに同期してサンプリングし、
そのサンプリングにより得られた受信データと符号発生
手段が発生したPN符号との相関値を演算する。
による演算結果に基づき電磁波が測定対象物との間で往
復するのに要した時間を求め、その時間から測定対象物
までの距離を算出する。ところで、本発明の距離測定装
置においては、受信手段が、基準電位に対して正又は負
の何れか一方に変化する受信信号を出力することから、
従来のように、受信手段からの受信信号を2値化手段に
そのまま入力するようにすると、受信信号が測定対象物
からの反射波に対応する場合であっても、2値化手段に
おいて、送信時のPN符号に対応した2値信号を復元で
きなることがある。
に、信号処理手段と送信開始タイミング制御手段とが設
けられている。即ち、本発明の距離測定装置において
は、信号処理手段が、受信手段から出力される受信信号
の中から、送信手段が生成した電磁波の周波数成分より
も低い周波数の信号成分を除去することで、その信号成
分除去後の受信信号が2値化手段に入力されるように
し、送信開始タイミング制御手段が、符号発生手段に対
して、相関値演算手段が2値信号のサンプリングを開始
する前から、受信手段が測定対象物からの反射波の受信
を開始してから信号処理手段での受信信号の直流電圧レ
ベルが安定するのに要する安定化時間に対応したクロッ
ク数分以上余分に、PN符号を発生させることで、送信
手段からの電磁波の送信開始タイミングを距離測定開始
タイミングよりも早くする。
値化手段に至る受信信号の入力経路に低周波信号成分除
去用の信号処理手段(例えば、ハイパスフィルタ、カッ
プリングコンデンサ等)を設けて、2値化手段に入力さ
れる受信信号の中から低周波信号成分を除去するように
した場合、受信手段が測定対象物からの反射波を受信し
ていない状態では、2値化手段の入力は、2値化手段を
構成するコンパレータ等の回路素子の基準電位(グラン
ド電位等)に保持される。
物からの反射波の受信を開始すると、2値化手段に入力
される受信信号は、一時的に、正若しくは負方向に大き
く変動し、受信信号の変動中心も同様に変化するが、そ
の後、受信信号の変動中心(換言すれば直流電圧レベ
ル)は、当該装置の基準電位(一般にグランド電位)に
安定することになる(後述の図4参照)。
化手段に至る受信信号の入力経路に信号処理手段を設
け、更に、符号発生手段から、信号処理手段から出力さ
れる受信信号の直流電圧レベルが安定するのに要する安
定化時間に対応したクロック数分以上余分にPN符号を
発生させて、送信手段からの電磁波の送信開始タイミン
グを距離測定開始タイミングよりも早くすることによ
り、距離測定開始後(詳しくは相関値演算手段による2
値信号のサンプリング時)に、2値化手段において、距
離測定用のPN符号に対応した2値信号を正確に復元で
きるようにしているのである。
磁波として光を用いる距離測定装置のように、受信手段
にて得られる受信信号がグランド電位等の基準電位に対
して正若しくは負の一方向にのみ変化する距離測定装置
において、受信信号のレベル変動に対応して判定電圧を
変化させることなく、受信信号を正確に2値化すること
ができるようになり、従来装置に比べて、測定可能距離
を長くし、且つ、距離測定精度を向上することが可能と
なる。
らPN符号を余分に発生させることで、2値化手段によ
る受信信号の2値化精度を高めるには、単に、受信手段
が測定対象物からの反射波の受信を開始してから、2値
化手段に入力される受信信号が安定するのに要する時間
分だけ、符号発生手段からPN符号を余分に発生させる
ようにしても良い。
段での2値信号のサンプリング期間を、少なくとも、距
離測定に用いるPN符号の一周期分の時間に、当該装置
で測定すべき最大距離を電磁波が往復するのに要する時
間(最大往復時間)を加えた時間以上に設定しなければ
ならず、そのサンプリングにより得られた受信データか
ら測定対象物との間の距離を求めるためには、その受信
データの中から、PN符号の一周期分(換言すれば所定
チップ長分)のデータを順に取り出し、その取り出した
全てのデータに対して、距離測定用のPN符号との相関
演算を行わなければならなくなる。
るPN符号の発生時間を、単に、2値化手段に入力され
る受信信号が安定するのに要する時間に対応させた場合
には、相関値演算手段が2値信号のサンプリングを開始
してから測定対象物からの反射波が届くまでの時間が、
測定対象物との間の距離によって変化することになるの
で、相関値演算手段では、PN符号のチップ長に対応し
た時間に上述した最大往復時間を加えた時間以上、2値
信号のサンプリングを行わなければならず、この結果、
相関値演算手段での相関演算すべきデータ量が多くなっ
て、その演算処理が複雑になってしまうのである。
の間の距離が長いと、受信手段に測定対象物からの反射
波が届いてから2値化手段に入力される受信信号が安定
化するまでの安定化時間中にも、2値化手段が受信信号
を2値化することになるので、相関値演算手段による演
算結果に誤差が生じることも考えられる。
信開始タイミング制御手段を、請求項2に記載のように
構成するとよい。つまり、請求項2に記載の距離測定装
置においては、送信開始タイミング制御手段が、符号発
生手段に対して、相関値演算手段が2値信号のサンプリ
ングを開始する前から、電磁波が当該装置で測定すべき
最大測定距離を往復するのに要する最大往復時間に上述
した安定化時間を加えた時間に対応したクロック数分だ
け余分に、PN符号を発生させる。
において、相関値演算手段は、受信手段に測定対象物か
らの反射波が届き、信号処理手段から直流電圧レベルが
安定した受信信号が2値化手段に入力されるようになっ
てから、2値信号のサンプリング動作に入ることにな
る。
よれば、受信手段にて測定対象物からの反射波が受信さ
れない期間中に相関値演算手段が2値信号のサンプリン
グに入るのを防止して、相関値演算手段による演算結果
に誤差が生じるのを防止できる。また、相関値演算手段
における不要なサンプリング動作を防止できるので、サ
ンプリングにより得られるデータ量を少なくして、相関
値演算手段による演算処理を簡素化できる。
おいて、相関値演算手段による2値信号のサンプリング
動作を必要最小限に抑えて、相関値の演算をより効率よ
く実行させるには、符号発生手段、相関値演算手段、及
び距離演算手段を、請求項3に記載のように構成すると
よい。
いては、相関値演算手段が、2値信号のサンプリング開
始後、PN符号のチップ数に対応したクロック数分だけ
2値信号をサンプリングし、そのサンプリングにより得
られた受信データと、サンプリング期間中に符号発生手
段が発生したPN符号である送信データとの相関値を、
各データを相対的に1ビットずつ順にシフトさせて演算
する。そして、距離演算手段は、相関値演算手段にて演
算された相関値が最大となったときの受信データと送信
データとの位相差から、電磁波が測定対象物との間で往
復するのに要した時間を求め、測定対象物までの距離を
算出する。
によれば、相関値演算手段による2値信号のサンプリン
グ数(換言すればデータ量)を、距離測定用のPN符号
のチップ数に制限して、相関値演算手段での演算処理を
簡単にすることができる。一方、本発明の距離測定装置
においては、受信手段として、基準電位に対して正又は
負の何れか一方に変化する受信信号を出力するものが使
用されるが、このような受信手段としては、一般的に
は、光を送受信する際に用いられる受光素子が知られて
いる。
のように、送信手段が、距離測定用の電磁波として光を
発生する発光素子と、この発光素子をPN符号に従い駆
動する駆動回路とから構成され、受光手段が、発光素子
から出射された光が測定対象物に当たって反射してくる
反射光を受光する受光素子から構成された距離測定装置
に適用することにより、上記効果を有効に発揮すること
ができる。
光を使用するものに限定されるものではなく、受信手段
が、基準電位に対して正又は負の何れか一方に変化する
受信信号を出力するものであれば、電磁波として電波を
使用する距離測定装置であっても適用できる。例えば、
受信手段が、一端が設置されたLC共振回路からなる共
振アンテナにて構成され、測定対象物からの反射波(電
波)をその共振アンテナにて受信するようにされた距離
測定装置であれば、共振アンテナにて得られる受信信号
は、基準電位(この場合グランド電位)に対して正又は
負の何れか一方に変化することになるので、本発明は、
このような装置であっても適用できる。
含まれる低周波信号成分を除去するためのものであるこ
とから、ハイパスフィルタや、低周波信号遮断用のカッ
プリングコンデンサ等を用いることができるが、一般に
受信手段からの受信信号は微弱であることから、信号処
理手段に信号増幅機能を持たせてもよい。そして、この
ためには、請求項5に記載のように、信号処理手段を、
受信信号の中から上述した低周波信号成分を除去するフ
ィルタ手段を備えた増幅回路にて構成すればよい。
基づき説明する。図1は、本発明が適用された実施例の
SS方式の距離測定装置の構成を表す構成図である。
車に搭載されて、車両前方の測定対象物(前方を走行す
る先行車両や障害物等)までの距離を測定するために用
いられるものであり、図1に示すように、距離測定用の
レーザ光を車両前方に向けて出射する発光部2を備え
る。発光部2は、発光素子としてレーザダイオードLD
を備え、レーザダイオードLDへの通電・非通電がLD
駆動回路4によって切り換えられることにより、距離測
定用のレーザ光を出射する。
6から一定周期(例えば、周波数:20MHz)のクロ
ック(以下、動作クロックという)CKに同期して順次
出力される送信信号(詳しくはPN符号)に応じて、レ
ーザダイオードLDへの通電・非通電を切り換える。
6からの送信信号が、値「1」を表すHighレベルである
とき、レーザダイオードLDへ通電してレーザ光を出射
させ、送信信号が値「0」を表すLow レベルであると
き、レーザダイオードLDへの通電を遮断してレーザ光
の出射を停止させる。
M,RAM等からなるマイクロコンピュータ(以下単に
CPUという)20から送信開始信号を受けると、その
後、CPU20から送信停止信号が入力される迄の間、
所定チップ数のPN符号(例えば、31チップM系列符
号)を繰り返し生成し、その生成したPN符号を送信信
号としてLD駆動回路4に出力するものであり、本発明
の符号発生手段として機能する。また、LD駆動回路4
及び発光部2は、本発明の送信手段に相当する。
部2から出射されたレーザ光が車両前方の測定対象物に
当たって反射してくる反射光を受光する、受信手段とし
ての受光部8が備えられている。受光部8は、受光素子
として、電流検出用の抵抗等を介して電源ラインに逆バ
イアス状態で接続されたフォトダイオードPDを備え、
フォトダイオードPDにレーザ光(測定対象物からの反
射光)が入射することにより流れた光電流を電圧信号に
変換して出力する。そして、この受光部8にて光電変換
された信号(受信信号)は、直流〜低周波信号成分遮断
用のハイパスフィルタ(HPF)10を介して、増幅回
路12に入力され、この増幅回路12にて所定レベルま
で増幅された後、コンパレータ14に入力される。尚、
HPF10及び増幅回路12は、本発明(特に請求項5
に記載)の信号処理手段に相当し、その内、HPF10
は、請求項5に記載のフィルタ手段に相当する。
を介して入力される受信信号を2値化するためのもので
あり、その受信信号と予め設定された判定電圧とを比較
し、受信信号が判定電圧よりも大きいときにHighレベル
となり、受信信号が判定電圧以下であるときにLow レベ
ルとなる2値信号を発生する。そして、この2値信号
は、相関器16に入力される。尚、コンパレータ14
は、本発明の2値化手段に相当する。
ァレンスコードとコンパレータ14から入力される2値
信号との相関値を演算するものであり、本発明の相関演
算手段に相当する。そして、特に、本実施例では、相関
器16は、リファレンスコードと2値信号との相関値を
演算するに当たって、CPU20から出力される相関開
始信号及び相関停止信号に従い、PN符号一周期分の時
間、上記動作クロックに同期して、コンパレータ14か
らの2値信号をサンプリングし、そのサンプリングした
受信データとリファレンスコードとの相関値を、これら
各データを相対的に1ビットずつ順にシフトさせて演算
し、相関値が最大となるときの各データの位相差をCP
U20に出力するようにされている。
ンプリング期間中に送信信号発生部6が発生するPN符
号一周期分を予め相関器16に送ることにより、相関器
16にセットされる。一方、CPU20は、相関器16
から測定データとして出力される位相差に基づき、発光
部2からのレーザ光が測定対象物に当たって反射してく
る迄のレーザ光の往復時間を求め、その時間から測定対
象物までの距離を算出する。
に実行される距離測定処理について、図2に示すフロー
チャートに沿って説明する。図2に示すように、距離測
定を行うに当たって、CPU20は、まず、送信信号発
生部6に送信開始信号を出力する(S110)。この結
果、送信信号発生部6では、所定チップ長のPN符号が
繰り返し生成され、これが送信信号としてLD駆動回路
4に出力されて、発光部2からPN符号に応じたレーザ
光が出射される。
レーザ光の出射を開始すると、CPU20は、その後、
予め設定された遅延時間が経過したか否かを判断するこ
とにより、遅延時間が経過するのを待ち(S120)、
遅延時間が経過すると、相関器16に対して、相関開始
信号を出力する(S130)。すると、相関器16は、
送信信号発生部6がPN符号を発生するのに用いるクロ
ックと同じクロックを用いて、コンパレータ14から入
力される2値信号をサンプリングし、これを受信データ
として順に記憶する。
後、送信信号発生部6が所定チップ長のPN符号を出力
するのに要するPN符号一周期分の時間(サンプリング
期間)が経過したか否かを判断することにより、サンプ
リング期間が経過するのを待ち(S140)、サンプリ
ング期間が経過すると、送信停止信号及び相関停止信号
を、送信信号発生部6及び相関器16に夫々出力する
(S150)。
の生成(換言すれば送信信号の出力)を停止し、相関器
16は、2値信号のサンプリングを終了して、そのサン
プリングしたPN符号一周期分の受信データと、そのサ
ンプリング期間中に送信信号発生部6が発生したPN符
号であるリファレンスコードとの相関値を演算し、相関
値が最大となるときの各データの位相差をCPU20に
出力する。
び相関停止信号の出力後は、相関器16から相関値の演
算結果(相関値が最大となる受信データとリファレンス
コードとの位相差)を取り込み、この位相差から、発光
部2からのレーザ光が測定対象物との間で往復するのに
要した時間を求め、この時間から測定対象物までの距離
を算出する(S160)。
に送信開始信号を出力してから、相関器16に相関開始
信号を出力する迄の遅延時間は、図3に示すように、測
定対象物からの反射光が受光部8に届いてから、HPF
10及び増幅回路12を介してコンパレータ14に入力
される受信信号の直流電圧レベルが安定するのに要する
安定化時間(本実施例では1.5μsec.)と、本実施例
の距離測定装置において測定対象となっている最大距離
(本実施例では200m)をレーザ光が往復するのに要
する最大往復時間(本実施例では1.33μsec.)とを
加えた時間(2.88μsec.)である。
図4は、送信信号発生部6が20MHzの動作クロック
で31チップM系列符号を2周期に渡って送信信号とし
て生成し、発光部2がその送信信号に応じてレーザ光を
出射し、受光部8がそのレーザ光を直接(距離:零)受
光した場合の、コンパレータ14に入力される受信信号
とコンパレータ14から出力される2値信号との関係を
表す説明図である。
離測定装置には、受光部8からコンパレータ14に至る
受信信号の経路上にHPF10が設けられているため、
受光部8に測定対象物からの反射光が入射した直後に
は、コンパレータ14の受信信号入力端子は、コンパレ
ータ14の基準電位(グランド電位「0」)から、受光
部8からの出力の変化方向(本実施例では正「+」方
向)に大きく変化する。また、受光部8に入射する測定
対象物からの反射光はPN符号によって強度変調(換言
すれば振幅変調)されているため、受光部8からの出力
は、グランド電位「0」からレーザ光の強度に応じた所
定の正電位までの間で変化する。
光が入射した直後のコンパレータ14の入力電位は、グ
ランド電位「0」と増幅回路12で増幅された受信信号
の振幅に対応した正電位との間で変動し、その変動中心
(換言すれば受信信号の直流電圧レベル)は、グランド
電位「0」よりも高い正電圧となる。
部8に入力され続けると、HPF10及び増幅回路12
を介してコンパレータ14に入力される受信信号の変動
中心(つまり直流電圧レベル)は、徐々に低下し、最終
的(本実施例の場合、1.5μsec.経過後)には、グラ
ンド電位「0」で安定する。
信信号の直流電圧レベルがグランド電位「0」で安定す
るまでは、コンパレータ14にて、送信時のPN符号に
対応した2値信号を正確に復元することはできないもの
の、コンパレータ14に入力される受信信号の直流電圧
レベルがグランド電位「0」で安定した後は、判定電圧
に基準電位(つまりグランド電位)を設定しておくこと
により、コンパレータ14にて、送信時のPN符号に対
応した2値信号を正確に復元することができる。
開始信号を出力して発光部2からのレーザ光の出射を開
始させた後、CPU20が相関開始信号を出力して相関
器16による2値信号のサンプリングを開始させるまで
の遅延時間(換言すれば、相関器16に対して2値信号
のサンプリングを開始させる前に発光部2からPN符号
に対応したレーザ光を余分に出射させる時間)として、
コンパレータ14に入力される受信信号の直流電圧レベ
ルが安定するのに要する安定化時間(本実施例では、
1.5μsec.)以上の時間を設定することにより、コン
パレータ14にて、PN符号に対応した2値信号を正確
に復元できるようにしているのである。
信信号の直流信号成分を遮断するためのものであり、そ
のカットオフ周波数を高く設定しすぎると、測定対象物
からの反射波に含まれる信号成分が遮断されてしまうこ
とがあるので、カットオフ周波数はできるだけ低い値に
設定することが望ましい。
N符号が31チップM系列符号であり、このPN符号に
より発光部2を制御する際の動作クロックが20MHz
であるとすると、31チップM系列符号で符号が1又は
0で連続する最大回数は5回であるため、送・受信信号
に含まれる最低周波数成分は、PN符号10チップを1
周期とする2MHzとなり、HPF10のカットオフ周
波数は、少なくとも2MHzよりも小さい周波数に設定
する必要があり、受信信号がHPF10の影響を受ける
のを確実に防止するには、そのカットオフ周波数を10
0kHz程度に設定するとよい。
述した安定化時間をそのまま設定するのではなく、この
安定化時間(1.5μsec.)に、測定対象となっている
最大距離(本実施例では200m)をレーザ光が往復す
るのに要する最大往復時間(本実施例では1.33μse
c.)を加えた時間(2.88μsec.)を設定している
が、これは、以下の理由による。
動作クロックで31チップM系列符号を2周期に渡って
送信信号として生成し、発光部2がその送信信号に応じ
てレーザ光を出射するようにした場合、図5に示すよう
に、測定対象物との距離が零(0m)であれば、受光部
8からその送信信号に対応した受光信号が応答遅れなく
出力されるが、測定対象物との距離が測定対象となる最
大距離(200m)であれば、受光部8からは、送信信
号に対して最大往復時間(1.33μsec.)だけ遅れて
受光信号が出力されることになる。
時間(1.5μsec.)をそのまま設定して、測定対象物
との間の距離を0〜200mの範囲で正確に測定できる
ようにするには、相関器16での2値信号のサンプリン
グ期間を、PN符号1周期分の時間(1.55μsec.)
にレーザ光の最大往復時間(1.33μsec.)を加えた
時間以上に設定する必要がある。
プリングされる2値信号のデータ量が多くなり、相関器
16での相関演算が複雑になってしまう。また、この場
合、相関器16でサンプリングされる2値信号には、距
離測定対象となる範囲内(200m内)に測定対象物が
存在していたとしても、その測定対象物からの反射光と
は関係のない信号が含まれることになるので、距離測定
精度が低下する虞もある。
安定化時間(1.5μsec.)と最大往復時間(1.33
μsec.)とを加えた時間を設定することにより、距離測
定対象となる範囲内(200m内)に測定対象物が存在
している場合に、相関器16において、測定対象物から
の反射光に対応し、且つ安定した2値信号を、確実にサ
ンプリングできるようにしているのである。
ば、受光部8からの受光信号が基準電位(グランド電
位)から一方向(本実施例では正方向)に変化するにも
関わらず、受信信号から距離測定に用いるPN符号に対
応した2値信号を復元し、その復元した2値信号とPN
符号との相関演算によって、測定対象物までの距離を正
確に測定することができるようになる。
グすることにより得られるデータ量は、相関演算に最低
必要なPN符号一周期分であり、相関器16で2値信号
を余分にサンプリングする必要がないので、相関器16
での相関演算(延いては相関器16の構成)を簡単に
し、しかも、その演算結果から測定対象物までの距離を
精度よく求めることができるようになる。
いて実行されるS110〜S130の処理が、本発明の
送信開始タイミング制御手段に相当し、S160の処理
が、本発明の距離演算手段に相当する。また、S14
0,S150の処理は、相関器16を請求項3に記載の
相関値演算手段として機能させるための処理である。
が、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、
種々の態様を採ることができる。例えば、上記実施例で
は、増幅回路12の前段にHPF10を設けて、受光部
8からの受信信号の中から、直流〜低周波信号成分を除
去するものとして説明したが、例えば、増幅回路12と
して、複数段の増幅素子からなり、各増幅素子間に、低
周波信号成分カット用のカップリングコンデンサを備え
た高周波増幅回路を用いた場合には、そのカップリング
コンデンサによって、受信信号の中から直流〜低周波信
号成分を除去することができるので、本実施例のように
HPF10を別途設けることなく、本発明を実現でき
る。
からPN符号を余分に発生させる時間(つまり遅延時
間)として、安定化時間(1.5μsec.)と最大往復時
間(1.33μsec.)とを加えた時間を設定するものと
して説明したが、遅延時間として単に安定化時間を設定
した場合であっても、相関器16では、PN符号に対応
した2値信号をサンプリングすることができるので、従
来装置に比べて、距離測定精度を向上することができ
る。
波としてレーザ光を用いる距離測定装置について説明し
たが、本発明は、距離測定用の電磁波を受信する受信手
段からの出力が基準電位に対して正又は負の一方向にの
み変化する距離測定装置であれば、上記実施例と同様に
適用して、同様の効果を得ることができる。
として、ミリ波を用い、これを一端がグランド等の基準
電位に接地された共振アンテナで受信するようにした距
離測定装置であっても、受信信号は、その基準電位に対
して正又は負の一方向にのみ変化することになるので、
こうした距離測定装置であっても、本発明を適用するこ
とにより、上記実施例と同様の効果を得ることができ
る。
す構成図である。
を表すフローチャートである。
ムチャートである。
及びコンパレータから出力される2値信号の変化を説明
する説明図である。
によって変化する受信信号を説明する説明図である。
8…受光部、10…HPF(ハイパスフィルタ)12…
増幅回路、14…コンパレータ、16…相関器、20…
CPU(マイクロコンピュータ)。
Claims (5)
- 【請求項1】 一定周期のクロックに同期して所定チッ
プ数の擬似ランダム雑音符号を順次発生する符号発生手
段と、 該符号発生手段が発生した擬似ランダム符号に従い距離
測定用の電磁波を生成すると共に、該電磁波を測定対象
物に向けて送信する送信手段と、 該送信手段が送信した電磁波が外部の測定対象物に当た
って反射してくる反射波を受信し、基準電位に対して正
又は負の何れか一方に変化する受信信号を出力する受信
手段と、 該受信手段からの受信信号と予め設定された判定電圧と
を比較することで、前記受信信号を2値化する2値化手
段と、 該2値化手段にて2値化された2値信号を前記クロック
に同期して順次サンプリングし、該サンプリングにより
得られた受信データと前記符号発生手段が発生した擬似
ランダム雑音符号との相関値を演算する相関値演算手段
と、 該相関値演算手段による演算結果に基づき前記電磁波が
測定対象物との間で往復するのに要した時間を求め、該
時間から前記測定対象物までの距離を算出する距離演算
手段と、 を備えたスペクトラム拡散方式の距離測定装置におい
て、 前記受信手段から出力される受信信号の中から、前記送
信手段が生成した電磁波の周波数成分よりも低い周波数
の信号成分を除去し、該信号成分除去後の受信信号を前
記2値化手段に出力する信号処理手段と、 前記符号発生手段に対して、前記相関値演算手段が前記
2値信号のサンプリングを開始する前から、前記受信手
段が前記反射波の受信を開始してから前記信号処理手段
での受信信号の直流電圧レベルが安定するのに要する安
定化時間に対応したクロック数分以上余分に、前記擬似
ランダム雑音符号を発生させることで、前記送信手段か
らの電磁波の送信開始タイミングを距離測定開始タイミ
ングよりも早くする送信開始タイミング制御手段と、 を備えたことを特徴とする距離測定装置。 - 【請求項2】 前記送信開始タイミング制御手段は、前
記符号発生手段に対して、前記相関値演算手段が前記2
値信号のサンプリングを開始する前から、前記電磁波が
当該装置で測定すべき最大測定距離を往復するのに要す
る最大往復時間に前記安定化時間を加えた時間に対応し
たクロック数分だけ余分に、前記擬似ランダム雑音符号
を発生させることを特徴とする請求項1記載の距離測定
装置。 - 【請求項3】 前記相関値演算手段は、前記2値信号の
サンプリング開始後、前記擬似ランダム雑音符号のチッ
プ数に対応したクロック数分だけ前記2値信号をサンプ
リングし、該サンプリングにより得られた受信データ
と、該サンプリング期間中に前記符号発生手段が発生し
た擬似ランダム雑音符号である送信データとの相関値
を、各データを相対的に1ビットずつ順にシフトさせて
演算し、 前記距離演算手段は、前記相関値演算手段にて演算され
た相関値が最大となったときの前記各データの位相差か
ら、前記電磁波が前記測定対象物との間で往復するのに
要した時間を求め、前記測定対象物までの距離を算出す
ることを特徴とする請求項2記載の距離測定装置。 - 【請求項4】 前記送信手段は、前記距離測定用の電磁
波として光を発生する発光素子と、該発光素子を前記擬
似ランダム雑音符号に従い駆動する駆動回路とからな
り、 前記受信手段は、前記発光素子から出射された光が測定
対象物に当たって反射してくる反射光を受光する受光素
子からなることを特徴とする請求項1〜請求項3何れか
記載の距離測定装置。 - 【請求項5】 前記信号処理手段は、前記受信手段から
出力される受信信号の中から、少なくとも前記送信手段
が生成した電磁波の周波数成分よりも低い周波数の信号
成分を除去するフィルタ手段を備えた増幅回路からな
り、低周波信号成分除去後の受信信号を増幅して、前記
2値化手段に出力することを特徴とする請求項1〜請求
項4何れか記載の距離測定装置。
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