JP2003207569A - 光電近接スイッチ - Google Patents

光電近接スイッチ

Info

Publication number
JP2003207569A
JP2003207569A JP2002351173A JP2002351173A JP2003207569A JP 2003207569 A JP2003207569 A JP 2003207569A JP 2002351173 A JP2002351173 A JP 2002351173A JP 2002351173 A JP2002351173 A JP 2002351173A JP 2003207569 A JP2003207569 A JP 2003207569A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pulse
optical
pulses
proximity switch
transmitter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002351173A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4430863B2 (ja
Inventor
Peter Heimlicher
ヘイムリッヒャー ペーター
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Optosys SA
Original Assignee
Optosys SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Optosys SA filed Critical Optosys SA
Publication of JP2003207569A publication Critical patent/JP2003207569A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4430863B2 publication Critical patent/JP4430863B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K17/00Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking
    • H03K17/94Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the way in which the control signals are generated
    • H03K17/941Electronic switching or gating, i.e. not by contact-making and –breaking characterised by the way in which the control signals are generated using an optical detector

Landscapes

  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
  • Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 同室内に同時に多数が使用されても被監視区
域における物体の存在を信頼性検出する簡単な構成の光
電近接スイッチを提供する。 【解決手段】 光電近接スイッチ11において、光パル
ス送信器13は送信信号パルスをパルス発生器(ランダ
ム信号発生器又は疑似ランダム信号発生器)14によっ
てトリガされかつ各信号パルス間に時間間隔を保って被
監視区域内へ発射し、光受信器(15)は、光パルス送
信器13と被監視区域とに対して適当に配置されること
によって、被監視区域内に物体12が存在しないと光パ
ルス送信器13から光を受信しないが、同区域内に物体
12が存在すると反射に因り或る量の光を光パルス送信
器13から受信する結果、光受信器15とパルス発生器
14に接続された受信信号評価デバイス16は物体検出
信号を送出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被監視区域におけ
る物体の存在を検出する光電近接スイッチに関し、光電
近接スイッチは送信光パルスを被監視区域内へ発射する
光パルス送信器であって、送信光パルスがパルス発生器
の出力信号によってトリガされかつ送信光パルスの各々
間に時間間隔を保って発射されるようになっている光パ
ルス送信器、及び光受信器であって、被監視区域内に検
出されるべき物体が存在しない際に光受信器は光パルス
送信器から光を本質的に受信しないが、しかし被監視区
域内に検出されるべき物体が存在する際に光受信器は反
射に因り或る量の光を光パルス送信器から受信しこの或
る量の光は光受信器に接続された受信信号評価デバイス
が物体検出信号を送出するような量の光であるというよ
うに、光パルス送信器と被監視区域に対して配置される
光受信器を含む。
【0002】本発明は、更に、被監視区域における物体
の存在を検出するシステムに関する。
【0003】本発明は、また、上に述べた種類の光電近
接スイッチによって被監視区域における物体の存在を検
出する方法に関する。
【0004】光は、情報の伝送用媒体として広く使用さ
れる。光は、外部磁界や外部電界からのその独立性、そ
の高伝搬速度、その広い範囲、簡単な光学装置によって
光線ビームを形成する可能性、等のような、他の媒体に
優る多くの利点を有する。更になお、光を発生する及び
検出する非常に効率的な電子的構成要素が今日利用可能
である。加えて、光を検出する構成要素は、実用上は無
制限の寿命、広い帯域幅、及び費用効率性によって際立
っている。
【0005】信号伝送に光を使用することにおける主問
題は、2つ以上の送信器−受信器対が同じ室内に使用さ
れるとき、各受信器が異なった送信器から光を受信し、
かつ受信デバイスは受信された光がどの送信器から発射
されたか決定することができないということで、しばし
ばある。
【0006】或る1つの送信器から或る1つの受信器へ
の光伝送は、直接に、又は反射や多重反射を通して、行
われることがある。この問題は、各送信器によって発射
された光が追加情報を備え、追加情報はそれらの受信器
によって評価され及び識別のために使用されるというこ
とで解決することができる。これを達成する多くの方法
が知られている、例えば、所与の波長及び/又は偏光を
各送信器によって発射された光に関連させることによっ
て、又は異なった種類の変調、或はまた(res
p.)、コードばかりでなくそれらの組合わせを使用す
ることによって達成する。発射された光の変調は、技術
的観点から特に関心を引くが、しかしそれはあらゆる環
境で全利用可能帯域幅を狭めるという欠点を有する。
【0007】上に述べた問題は、例えば、光電近接スイ
ッチにおいて断言される。光電近接スイッチは、製造、
運輸、貯蔵の分野に主として使用される。これらの施設
への増大する厳しい需要に連れて、結局、限られた空間
内のセンサの数は連続的に増大するようになり、その結
果、異なった送信器−受信器対間の望ましくない相互干
渉の可能性はますます高くなる。したがって、特別な注
意を払う必要なく思うがままに使用することができる送
信器−受信器対をユーザに提供することが望まれる。個
別に識別可能であるために準備処置を必要とする送信器
−受信器対は、それらが特により複雑なロジスティック
ス(logistics)及び交換部品を設置する際の
エラーの危険の増大を伴うので、特に不適当である。
【0008】また、異なった送信器−受信器対の信号接
続は、追加配線の理由から一般に受け入れ不能である。
【0009】改善された信号対雑音比及び周囲光に対す
る低感度のために、先行技術の光電近接スイッチは、図
1に示したようなパルス変調送信光パルス41を主とし
て使用する。
【0010】更に、改善されたスイッチング安全性、或
はまた、同じくその信頼性のために、受信デバイスは、
その受信デバイスの出力信号42の状態の変化をトリガ
する前に或る数N0のパルスが受信されるのを待機する
ように設計される。状態のこのような変化は、被監視区
域内に検出された物体が存在することを信号する。根本
的に、これは、隣接する送信器−受信器対間の相互干渉
の危険をまた良く低めることができる。しかしながら、
所与の製造系列の全てのデバイスのパルス周波数は近似
しているがしかし構成要素許容誤差が理由で正確には同
じではないので、位相関係の一致かつそれゆえ望ましく
ない相互干渉がやはり時折起こることがある。
【0011】独國特許第DE40 31 142 C2
号は、各送信器−受信器対が光パルスを発射する前にそ
の受信器に隣接送信器−受信器対からの光が衝突しつつ
あるかどうかを確かめる方法を開示する。この通り衝突
しつつあるならば、その光受信器が外部光をもはや受信
しなくなるまで送信光パルスの発射を遅延させ、かつそ
の後に限り光パルスが発射する。しかしながら、先行技
術のこの方法は、いくつかの欠点を有する。送信光パル
スを余りに長くは遅延させることはできないので、3つ
以上のデバイスが同時に使用されるならば達成される動
作は特に不満足なものである。更になお、送信パルスが
2つ以上のデバイスによって正確に同時に発射されるの
は、非同期動作に因り時折り不可避であって、そうなれ
ば、参考資料DE40 31 142 C2号に開示さ
れた方法の動作は、信頼性がない。
【0012】先行技術の他の方法は、複雑な変調、或は
また、複雑なコードを利用する。例えば、独國特許出願
第DE199 26 214 A1号は、変調がなんと
相関分析と関連して使用される方法を開示する。先行技
術のこの方法は、かなりの欠点をまた抱えている、主要
な欠点は、相関を計算するのに要する時間、しかしまた
得られた結果の非信頼性である。事実、相関関数の決定
されたしきい値次第で、エラー・パルスの確率はより高
く又は低い一方、時間消費は逆比例する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
第1の目的は、多数の光電近接スイッチが或る1つの室
内に同時に使用されそこでは各光受信器が2つ以上の光
送信器からの光ばかりでなく漂遊光も受信することがあ
るときにまた被監視区域における物体の存在の信頼性検
出をできるようにする、上記イントロダクションで述べ
た種類の光電近接スイッチを提供することである。
【0014】いままさに述べた第1の目的は、好適に
は、 − 光電近接スイッチの個別識別に対する処置を必要と
することなく、 − 光電近接スイッチの他の能力、特にそれらのスイッ
チング頻度及び電流消費を損なうことなく、かつ − コストを実質的に上昇させることなく、被監視区域
における物体の存在の信頼性検出が可能であるというよ
うに、達成されることになる。
【0015】更になお、本発明の第2の目的は、上に論
じた欠点を除く被監視区域における物体の存在を検出す
るシステムを提供することである。
【0016】更になお、上に論じた欠点を除く上に述べ
た種類の光電近接スイッチによって被監視区域における
物体の存在を検出する方法を提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明によって得られる
利点は、上の目的が有利な仕方で達成されるというこ
と、及び本発明が限定された空間に配置された多数の光
電近接スイッチの信頼性動作を漂遊光の存在する中でも
またできるようにするということにある。
【0018】本発明によれば、上に述べた第1目的は、
請求項1に従う光電近接スイッチによって達成される。
【0019】本発明によれば、上に述べた第2目的は、
請求項11に従うシステムによって達成される。
【0020】本発明によれば、上に述べた第3目的は、
請求項12に従う方法によって達成される。
【0021】本発明の好適実施の形態は、従属請求項に
定められている。
【0022】本発明の実施の形態を添付図面を参照して
例として説明する。
【0023】
【発明の実施の形態】
【発明に従う光電近接スイッチの模範的実施の形態】図
3に見えるように、被監視区域における物体12の存在
を検出する光電近接スイッチ11は、次の構成要素、或
はまた、機能ブロック、すなわち、光パルス送信器1
3、パルス発生器14、光受信器15、及び受信信号評
価デバイス16を含む。パルス発生器14は、好適に
は、ランダム信号発生器である。
【0024】光パルス送信器13は送信信号パルスを被
監視区域内へ発射し、これらの信号パルスはパルス発生
器14によってトリガされかつそれらパルスの各々間に
時間間隔を保って発射される。
【0025】光受信器(15)は、被監視区域内に検出
されるべき物体12が存在しない際に光受信器は光パル
ス送信器13から光を本質的に受信しないが、しかし被
監視区域内に検出されるべき物体が存在する際に光受信
器は反射に因り或る量の光を光パルス送信器13から受
信しこの或る量の光はこの光受信器に接続された受信信
号評価デバイス16が物体検出信号を送出するような量
の光であるというように、光パルス送信器13と被監視
区域とに対して配置される。
【0026】ランダム信号発生器14の第1出力は光パ
ルス送信器13の入力に接続され、光パルス送信器13
の入力は、それゆえ、光パルス送信器によって発射され
た送信光パルスの位置を決定するために役立つ第1出力
信号を供給される。
【0027】ランダム信号発生器14の第2出力は受信
信号評価デバイス16の入力に接続され、評価デバイス
16の入力は、それゆえ、ランダム信号発生器14の第
1出力信号と同等である又はこれに相当するランダム信
号発生器14の第2出力信号を供給される。
【0028】ランダム信号発生器14が送出した出力信
号によって、評価デバイス16は、受信された信号パル
スの妥当性を確かめる。図2に従う送信パルス列43
は、各送信器によって送信される列であって、ランダム
信号発生器14の出力信号によってパルス位置変調され
る。その結果、そのパルス列は、ランダムに変調され
る。これは、送信器13が、固定送信周波数F、或はま
た、固定周期Tで送信する代わりに、平均送信周波数F
a、或はまた、平均周期Taかつパルス持続時間Tpで
送信するということで達せられる。
【0029】ランダム信号発生器14は、好適には、そ
の出力信号のいかなる周期性もその開始相の間中は除外
されるか又は少なくとも起こりそうもないというように
設計される。
【0030】前述の論議から推定されるように、異なっ
た光パルス送信器は、共通光学室内にある異なった送信
器−受信器対間の相互干渉の可能性をこのような干渉の
可能性が実用上除外されるレベルまで下げるために、可
能な限り完全に同期外れさせられる。この関係で、本ア
プローチは、異なった送信器の可能な限り正確な同期化
によって、しかしながら異なった送信器によって発射さ
れた光パルス間に制御された移相を保って、同じ目的に
達することを企図するアプローチとは明白に異なる。
【0031】ランダム信号発生器14は、設計上非常に
簡単であり、かつ、例えば、自然雑音、すなわち、本質
的に白色雑音を利用する。例として、図4は、例えば、
型式BZX84C6V2のツェナ・ダイオード17が雑
音源として使用され、それによって本質的に白色雑音を
発生する雑音信号発生器の形をしたランダム信号発生器
14の回路図を示す。この雑音信号発生器は、例えば、
10ボルトの電圧を供給する直流電圧源18と、例え
ば、470オームの抵抗器19と、ツェナ・ダイオード
17の直列接続を含む。ツェナ・ダイオード17の負荷
抵抗19の両端間の雑音信号は、増幅器21によって増
幅されかつパルス整形器22内で方形波信号に変換され
る。
【0032】本発明に従う光電近接スイッチの第2実施
の形態では、ランダム信号発生器14は、疑似ランダム
信号発生器の形を取る。
【0033】本発明の文脈の中で、疑似ランダム信号発
生器は、例えば、パルス発生器14として働く、いわゆ
る、ディジタル雑音発生器の形を取る。この種の疑似ラ
ンダム信号発生器は、例えば、フィードバックに排他的
ORゲートを用いたシフト・レジスタを含む。
【0034】しかしながら、疑似ランダム信号発生器
は、その出力信号が或る種の周期性を常に有することに
なるので雑音信号発生器よりもランダム信号発生に適し
ていない。
【0035】図5は、疑似ランダム信号発生器の典型的
実施の形態を示し、この発生器では排他的ORゲート3
1、32、33がシフト・レジスタ35の並列出力Q
2、Q3、Q5、Q16に接続され、このシフト・レジ
スタはその入力INでクロック発生器34によってクロ
ックされるので、多項式関数
【0036】
【数1】f(x)=1+x2+x3+x5+x16
【0037】がその出力OUTに直列に得られる。この
関数は、ランダム・パルス列に似ている。しかしなが
ら、それは、ランダム関数ではなくて、クロック発生器
34の2 nクロック・パルスの周期で循環する(ここに
nはシフト・レジスタのフリップ・フロップの数であ
る)。
【0038】実用上の理由から、パルス発生器14とし
て働くランダム信号発生器又は疑似ランダム信号発生器
によって発生された逐次送信パルス間の可変間隔の値の
範囲を制限することが有利である。余りに短い間隔は、
それらが送信ダイオードの過負荷及び受信器の短過ぎる
回復時間を引き起こすので、不利である。余りに長い間
隔は、それらが評価デバイス16中でのドロップアウト
を引き起こすので、また不利である。それゆえ、ランダ
ム信号発生器又は疑似ランダム信号発生器14は、好適
には、この発生器内で発生された逐次送信光パルス間に
ランダムに分布された間隔の長さが最小限界と最大限界
によって定められた所定範囲に納まるように動作させら
れる。
【0039】評価デバイス16の第1実施の形態は、次
の事実を考慮に入れる。すなわち、たとえランダムに変
調された信号が使用されてもパルス衝突は起こることが
ある。更に、このような衝突の生起は、同じ室内にある
送信器の数Mと共に多くなる。したがって、評価デバイ
ス16で以て受信器側で一連のNのパルスの評価を実施
することによって、全衝突確率を特定応用に必要とされ
る値より下へ低めることが保証される。それゆえ、中断
することなく逐次に数Nの妥当信号を受信することが、
受信器の出力信号の状態の変化をトリガするために必要
とされ、状態のこの変化は物体検出信号と等価である。
この文脈の中で、相当する送信された光パルスと同じ時
間的位置を本質的に有する各受信されたパルスは有効と
考えられることになるが、しかしながら、それは、それ
らのパルスが受信器15に関連した送信器によって事実
発射されたかどうかという、評価デバイス16によって
決定することができないこととは無関係に、有効と考え
られるのである。
【0040】余分の送信パルス、すなわち、送信器−受
信器対の受信器に関連した送信器によって発射された送
信パルスと一致にしない送信パルスは、評価されない。
確率計算と統計についての既知の方法は、衝突確率P1
を次の式によって計算できることを示す。
【0041】
【数2】
【0042】ここに
【数3】
【0043】Cは( )の組合わせを意味し、且つ次に
よって与えられる。
【0044】
【数4】
【0045】M、Tp、Faが定められるならば、Nは
所望衝突確率が得られるように選択される。Nは、(ゼ
ロを除いて)望まれるだけ低く選択することができる。
しかしながら、Nを大きくするならば、有効スイッチン
グ頻度はそれに相当して低められる。したがって、スイ
ッチング頻度M、Tp、Fa、Nとの間での妥協を各場
合に選択しなければならない。例えば、M=5、Tp=
1マイクロ秒、Fa=15kHz、かつN=500なら
ば、1.25×10-17の、つまり、1,270,00
0年に1事象の衝突確率、及び1kHzのスイッチング
頻度という結果を生じる。
【0046】評価デバイス16の好適代替実施の形態
は、例えば、入力段における電子的擾乱又は電子的雑音
に因り、送信パルスの全部が全部は成功裡に受信されな
いことがあり得るという事実を考慮に入れる。この可能
性を考慮に入れるために、評価デバイス16の或る代替
実施の形態は、Nのパルスの列(シーケンス)の中で、
上の条件に従うならば存在するはずの数Kの喪失パルス
を認めることによって、上に述べた条件(Nパルスの中
断することのない列)から逸脱する。しかしながら、も
しK>0ならば、所与の衝突確率を維持するために、N
の元の値をより高い値Nkへ増大させなければならな
い。
【0047】評価デバイス16のこの実施の形態では、
その状態の変化が物体検出信号である、受信器の出力信
号の状態の変化をトリガするために、Nk光パルスを受
信しなければならず、それらのうち、評価デバイス16
はNk−Kパルスを妥当として認めなけれならず、ここ
にKは正の整数でありかつK=Nk−N。相当する送信
光パルスと同じ時間的位置を本質的に有する各パルスは
妥当と認められる。
【0048】評価デバイス16についていままさに説明
した動作モードでは、衝突確率P2を次の式によって計
算できると証明することができる。
【0049】
【数5】
【0050】いままさに説明した動作モードは、例え
ば、電子的雑音に因るエラーを有効なかつ比較的容易な
方法で処置することができるという利点を有する。この
動作モードでの光電近接スイッチは、所望スイッチング
頻度と衝突確率を得るためにM、Tp、Fa、Kを固定
することによって特定応用に調節することができ、か
つ、それゆえ、苦しい(rugged)条件の下でも広
い応用範囲で動作させることができる。特に、たとえ送
信パルスの或るいくつかが成功裡に受信されなくても、
光電近接スイッチの信頼性動作は保証される。
【0051】上に述べた方法では、このデバイスの出力
信号の変化を可能にするために数Nの、或はまた、Nk
のパルスを待機しなければならない。光電近接スイッチ
の有効なスイッチング頻度は相当して低下させられるの
で、その結果のスイッチング頻度の値は或る種の応用に
は低すぎることがある。しかしながら、上に述べたよう
に、今日使用されている簡単なデバイスは、一般に、そ
のデバイスの出力信号の変化を生じさせる前に数N0
妥当パルスをまたカウントする。したがって、有効信号
周波数は、先行技術のデバイスでは既に低下させられて
いる。
【0052】本発明に従う光電近接スイッチの好適実施
の形態では、スイッチング頻度の望ましくない低下は、
次の処置によって打ち消される。すなわち、 1.送信光パルスのパルス持続時間Tpを短縮する一
方、平均変調周波数Faを維持する。利用可能な構成要
素を用いて、典型的値が、現在、約2から10マイクロ
秒の範囲にあるTpを2マイクロ秒未満へ又は1マイク
ロ秒未満へさえ短縮させることは、いかなる問題もなく
可能である。パルス幅の半分への短縮は、(同じ衝突確
率に対して)Nに要求される値を半分未満だけ減らす。 2.評価デバイス16が、例えば、Nsの妥当パルスの
短い列を検出しかつしたがって評価デバイスの出力信号
の状態の変化が確かに生じるらしいならば、それに続く
N−Nsのパルス、或はまた、Nk−Nsのパルスの変
調周波数Faを大幅に、例えば、2倍に高める(バース
トする)。それによって、N、或はまた、Nkを達成す
るために必要とされる時間は、衝突確率に影響すること
なく、相当して短縮される。 3.評価デバイス16は、それ自体の送信器以外の他の
送信器によって発射された外来パルスの永久監視に使用
される。外来パルスがない又は少数である場合、N、或
はまた、Nkは、ダイナミックに減らされてその結果有
効スイッチング頻度を高める。
【0053】それゆえ、本発明は、先行技術に優る近接
デバイス間の干渉の非常に顕著な減少をもたらす方法を
提供する。したがって、このようなデバイスの可能な応
用は実質的に拡大され、かつそれらのデバイスの応用は
簡単化される。
【0054】
【発明に従うシステムの模範的実施の形態】図6は、本
発明に従う複数の光電近接スイッチ51、52、53等
を含み、かつ、例えば、被監視区域における物体12の
存在を検出するために働くシステムを概略的に示す。各
光電近接スイッチ51、52、53等の設計と機能性
は、上に説明した実施の形態の1つに相当するといえ
る。
【0055】
【発明に従う方法の模範的実施の形態】被監視区域にお
ける物体12の存在を検出する本発明に従う方法の実施
の形態では、例えば、光電近接スイッチの上に説明した
実施の形態の1つが使用される。この目的のために、
(a)光パルス送信器13によって発射された送信光パ
ルスのパルス列がパルス発生器として働くランダム信号
発生器又は疑似ランダム信号発生器の第1出力信号によ
ってパルス位置変調され、かつ(b)ランダム信号発生
器又は疑似ランダム信号発生器の第1出力信号と同等で
ある又はこれに相当するランダム信号発生器の第2出力
信号が受信信号評価デバイス16の動作を制御するため
に使用される。
【0056】いままさに定義した方法の第1実施の形態
では、光受信器15によって受信された光パルスが評価
デバイス内で処理され、このデバイスは光受信器15が
N光パルスの中断しない列を受信するとき物体検出信号
を送出し、Nの受信された光パルスの各々は相当する送
信された光パルスと本質的に同じ時間的位置を有する。
【0057】いままさに定義した方法の第2実施の形態
では、光受信器15によって受信された光パルスが評価
デバイス内で処理され、このデバイスは光受信器15が
Nkの光パルスの列を受信するとき物体検出信号を送出
し、数Nk−Kの受信された光パルスの各々は相当する
送信された光パルスと本質的に同じ時間的位置を有する
一方、Kは正の整数でありかつK=Nk−N。
【0058】高まったスイッチング頻度に対しては、本
方法は、次の処置を個別に又は組み合せで含む。すなわ
ち、 − 2マイクロ秒未満のパルス持続時間Tpを有する送
信光パルスの使用、 − 受信間隔内に受信されかつ評価デバイスによって妥
当と認められた光パルスの数が所定値よりも小さいなら
ば、選択された時間間隔にわたって光パルス送信器13
によって発射される送信光パルスの平均パルス周波数F
aを高めること。
【0059】本発明の文脈の中で、全ての光波長、すな
わち、可視光ばかりでなく赤外放射及び紫外放射を考慮
に入れることができる。
【0060】本発明の好適実施の形態を特定用語を使用
して説明したが、このような説明は例示目的のために過
ぎず、いうまもなく変形及び変種は本発明の特許請求の
範囲の精神と範囲に反することなく行うこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】先行技術に従う光電近接スイッチの送信光パル
ス41の及び受信信号評価デバイスの出力信号42の時
間的位置を示す波形図である。
【図2】本発明に従う光電近接スイッチの送信光パルス
43の及び受信信号評価デバイスの出力信号44の時間
的位置を示す波形図である。
【図3】本発明に従う光電近接スイッチの回路ブロック
図である。
【図4】図3のランダム信号発生器14の第1模範的実
施の形態の回路図である。
【図5】図3のランダム信号発生器14の第2模範的実
施の形態の回路図である。
【図6】本発明に従う複数の光電近接スイッチを含むシ
ステムの概略ブロック図である。
【符号の説明】
11 光電近接スイッチ 12 物体 13 光パルス送信器 14 パルス発生器、ランダム信号発生器、疑似ランダ
ム信号発生器、雑音信号発生器 15 光受信器 16 受信信号評価デバイス 17 ツェナ・ダイオード 18 直流電圧源 19 抵抗器 21 増幅器 22 パルス整形器 31 排他的ORゲート 32 排他的ORゲート 33 排他的ORゲート 34 クロック発生器 35 シフト・レジスタ 41 パルス変調送信光パルス 42 受信デバイスの出力信号 43 送信光パルスのパルス変調列 44 評価デバイスの出力信号 51 送信器−受信器対 52 送信器−受信器対 53 送信器−受信器対 F 送信された光パルスの周波数 T 送信された光パルスの周期 Fa 送信された光パルスの周波数の平均値 Ta 送信された光パルスの周期の平均値 M 同じ室内にある光パルス送信器の数 N0 受信された光パルスの数(先行技術) N 受信された光パルスの数(評価デバイスの第1実施
の形態) Nk 受信された光パルスの数(評価デバイスの第2実
施の形態) Ns 受信された光パルスの数(評価デバイスの第3実
施の形態) K 正の整数 P1 衝突確率 P2 衝突確率

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被監視区域における物体(12)の存在
    を検出する光電近接スイッチ(11)は 送信光パルスを前記被監視区域内へ発射する光パルス送
    信器(13)であって、前記送信光パルスはパルス発生
    器(14)の出力信号によってトリガされかつ前記送信
    光パルスの各々間に時間間隔を保って発射される前記光
    パルス送信器(13)と、 光受信器(15)であって、前記被監視区域内に検出さ
    れるべき物体(12)が存在しない際に前記光受信器は
    前記光パルス送信器(13)から光を本質的に受信しな
    いが、しかし前記被監視区域内に検出されるべき物体が
    存在する際に前記光受信器は反射に因り或る量の光を前
    記光パルス送信器(13)から受信し前記或る量の光は
    前記光受信器に接続された受信信号評価デバイス(1
    6)が物体検出信号を送出するような量の光であるとい
    うように、前記光パルス送信器(13)と前記被監視区
    域とに対して配置された前記光受信器(15)とを含
    み、前記光電近接スイッチであって、 (a) 前記パルス発生器(14)はランダム信号発生
    器又は疑似ランダム信号発生器であり、 (b) 前記パルス発生器の出力は前記光パルス送信器
    (13)の入力に接続され、前記光パルス送信器の入力
    は、それゆえ、前記ランダム信号発生器又は前記疑似ラ
    ンダム信号発生器によって発生された前記パルス発生器
    の第1出力信号であってかつ前記光パルス送信器(1
    3)によって発射された送信光パルスのパルス位置を決
    定するために役立つ前記第1出力信号を供給され、 (c) 前記パルス発生器の出力は前記受信信号評価デ
    バイス(16)の入力に接続され、前記受信信号評価デ
    バイスの入力は、それゆえ、前記ランダム信号発生器又
    は前記疑似ランダム信号発生器の前記第1出力信号と同
    等である又は前記第1出力信号に相当する前記パルス発
    生器の第2出力信号を供給されることを特徴とする光電
    近接スイッチ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の光電近接スイッチであっ
    て、前記ランダム信号発生器は雑音信号発生器であるこ
    とを特徴とする光電近接スイッチ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の光電近接スイッチであっ
    て、前記雑音信号発生器は白色雑音を本質的に発生する
    傾向があることを特徴とする光電近接スイッチ。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の光電近接スイッチであっ
    て、前記ランダム信号発生器又は前記疑似ランダム信号
    発生器は該ランダム信号発生器又は該疑似ランダム信号
    発生器内に発生された逐次送信光パルス間にランダムに
    分布した間隔の長さが最小限界と最大限界とによって定
    められた所定範囲に納まるように設計されることを特徴
    とする光電近接スイッチ。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の光電近接スイッチであっ
    て、前記受信信号評価デバイス(16)は前記光受信器
    (15)がNの光パルスの中断することのない列を受信
    するとき物体検出信号を送出する評価ユニットを含み、
    Nの受信されたパルスの各々は相当する送信された光パ
    ルスと同じ時間的位置を本質的に有することを特徴とす
    る光電近接スイッチ。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の光電近接スイッチであっ
    て、前記受信信号評価デバイス(16)は前記光受信器
    (15)がNkの光パルスの列を受信するとき物体検出
    信号を送出する評価ユニットを含み、数Nk−Kの受信
    されたパルスは相当する送信された光パルスと同じ時間
    的位置を本質的に有する一方、Kは正の整数であること
    を特徴とする光電近接スイッチ。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の光電近接スイッチであっ
    て、前記光パルス送信器(13)は発射された送信光パ
    ルスの各々が2マイクロ秒未満のパルス持続時間(T
    p)を有するように設計されることを特徴とする光電近
    接スイッチ。
  8. 【請求項8】 請求項1記載の光電近接スイッチであっ
    て、前記光パルス送信器(13)は発射された送信光パ
    ルスの平均パルス周波数(Fa)が選択された時間間隔
    にわたって高められ得るように設計されることを特徴と
    する光電近接スイッチ。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の光電近接スイッチであっ
    て、漂遊パルスを検出しかつ評価する手段を更に含むこ
    とを特徴とする光電近接スイッチ。
  10. 【請求項10】 請求項1記載の光電近接スイッチであ
    って、前記受信信号評価デバイス(16)は該デバイス
    自身の送信器以外の他の送信器によって発射された漂遊
    パルスを永久に監視するようにかつ漂遊パルスの数が最
    小値の下へ落ちるとき物体検出信号を送出するために受
    信される必要のあるパルスの数(N,Nk)をダイナミ
    ックに減らすように設計されることを特徴とする光電近
    接スイッチ。
  11. 【請求項11】 被監視区域における物体の存在を検出
    するシステムであって、複数の光電近接スイッチ(5
    1,52,53)を含み、前記複数の光電近接スイッチ
    の全て又は一部は請求項1から10のいずれか1つに従
    って設計されることを特徴とするシステム。
  12. 【請求項12】 光電近接スイッチによって被監視区域
    における物体の存在を検出する方法において、前記光電
    近接スイッチは送信光パルスを前記被監視区域内へ発射
    する光パルス送信器(13)であって、前記送信光パル
    スはパルス発生器(14)の出力信号によってトリガさ
    れかつ前記送信光パルスの各々間に時間間隔を保って発
    射される前記光パルス送信器(13)と、 光受信器(15)であって、前記被監視区域内に検出さ
    れるべき物体(12)が存在しない際に前記光受信器は
    前記光パルス送信器(13)から光を本質的に受信しな
    いが、しかし前記被監視区域内に検出されるべき物体が
    存在する際に前記光受信器は反射に因り或る量の光を前
    記光パルス送信器(13)から受信し前記或る量の光は
    前記光受信器に接続された受信信号評価デバイス(1
    6)が物体検出信号を送出するような量の光であるとい
    うように、前記光パルス送信器(13)と前記被監視区
    域とに対して配置された前記光受信器(15)とを含
    み、前記方法であって、 (a) 前記光パルス送信器(13)によって発射され
    た送信光パルスのパルス列はランダム信号発生器又は疑
    似ランダム信号発生器の第1出力信号によってパルス位
    置変調され、 (b) 前記ランダム信号発生器又は前記疑似ランダム
    信号発生器の前記第1出力信号と同等である又は前記第
    1出力に相当する前記パルス発生器の第2出力信号は前
    記受信信号評価デバイス(16)の動作の制御に使用さ
    れることを特徴とする方法。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の方法であって、前記
    光受信器(15)によって受信された光パルスは前記光
    受信器(15)がNの光パルスの中断することのない列
    を受信するとき物体検出信号を送出する評価デバイス内
    で処理され、Nの受信されたパルスの各々は相当する送
    信された光パルスと同じ時間的位置を本質的に有するこ
    とを特徴とする方法。
  14. 【請求項14】 請求項12記載の方法であって、前記
    光受信器(15)によって受信された光パルスは前記光
    受信器(15)がNkの光パルスの列を受信するとき物
    体検出信号を送出する評価デバイス内で処理され、数N
    k−Kの受信された光パルスは相当する送信された光パ
    ルスと同じ時間的位置を本質的に有する一方Kが正の整
    数であることを特徴とする方法。
  15. 【請求項15】 請求項12記載の方法であって、前記
    送信光パルスの各々は2マイクロ秒未満のパルス持続時
    間(Tp)を有することを特徴とする方法。
  16. 【請求項16】 請求項12記載の方法であって、受信
    間隔内に受信されたかつ評価デバイスによって妥当と認
    められた光パルスの数が所定値よりも小さいならば前記
    光パルス送信器(13)によって発射された送信光パル
    スの平均パルス周波数(Fa)は選択された時間間隔に
    わたって高められことを特徴とする方法。
  17. 【請求項17】 請求項12記載の方法であって、受信
    信号評価デバイス(16)は該デバイス自身の送信器以
    外の他の送信器によって発射された漂遊パルスを永久に
    監視しかつ漂遊パルスの数が最小値の下へ落ちるとき物
    体検出信号を送出するために受信される必要のあるパル
    スの数(N,Nk)をダイナミックに減らすことを特長
    とする方法。
JP2002351173A 2001-12-04 2002-12-03 光電近接スイッチ Expired - Lifetime JP4430863B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP01811175A EP1318606B9 (de) 2001-12-04 2001-12-04 Fotoelektrischer Näherungsschalter
EP01811175.7 2001-12-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003207569A true JP2003207569A (ja) 2003-07-25
JP4430863B2 JP4430863B2 (ja) 2010-03-10

Family

ID=8184286

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002351173A Expired - Lifetime JP4430863B2 (ja) 2001-12-04 2002-12-03 光電近接スイッチ

Country Status (5)

Country Link
US (1) US6838655B2 (ja)
EP (1) EP1318606B9 (ja)
JP (1) JP4430863B2 (ja)
CN (1) CN1291550C (ja)
DE (1) DE50115661D1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007184703A (ja) * 2006-01-05 2007-07-19 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> トリガ信号発生装置
DE102008019048A1 (de) * 2008-04-15 2009-10-29 Novaled Ag Lichtemittierendes organisches Bauelement und Verfahren zum Herstellen sowie Anordnung mit mehreren lichtemittierenden organischen Bauelementen
WO2018012099A1 (ja) * 2016-07-15 2018-01-18 シャープ株式会社 光電センサ及び近接センサ
KR20190002678A (ko) * 2016-06-14 2019-01-08 레이던 컴퍼니 모호하지 않은 도플러 측정을 위한 비균일 샘플링

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7699141B2 (en) * 2006-03-20 2010-04-20 Fossier David A Pallet distance ranging device for forklift
DE102008009180A1 (de) 2007-07-10 2009-01-22 Sick Ag Optoelektronischer Sensor
DE102008015286A1 (de) * 2008-03-20 2009-10-01 Sick Ag Optoelektronischer Sensor
ATE520999T1 (de) 2009-03-04 2011-09-15 Sick Ag Optoelektronischer sensor
DE102011006072A1 (de) 2011-03-24 2012-09-27 Ifm Electronic Gmbh Optischer Näherungsschalter nach der Spreizspektrumtechnik
DE102012200153B4 (de) 2012-01-05 2022-03-03 pmdtechnologies ag Optischer Näherungsschalter mit einem Korrelationsempfänger
CN102692622B (zh) * 2012-05-28 2014-07-02 清华大学 基于密集脉冲的激光探测方法
DE102013218460B4 (de) 2013-09-16 2022-01-27 Ifm Electronic Gmbh Verfahren zum Betrieb eines optischen Näherungsschalters und Näherungsschalter zur Durchführung des Verfahrens
ES2759443T3 (es) * 2016-05-26 2020-05-11 Essence Security International Esi Ltd Sensor y procedimiento de detección de intrusión
CN107914010B (zh) * 2016-10-08 2023-08-15 上海继胜磁性材料有限公司 压机自动停机设备及其运行方法
DE102017106380B4 (de) * 2017-03-24 2021-10-07 Sick Ag Optoelektronischer Sensor und Verfahren zum Erfassen von Objekten
DE102017208704A1 (de) 2017-05-23 2018-11-29 Robert Bosch Gmbh Vorrichtung und Verfahren zur Entfernungsmessung
CN108809288A (zh) * 2018-06-14 2018-11-13 天津杰泰高科传感技术有限公司 超微型对射光电开关
CN111812739B (zh) * 2020-06-08 2023-02-24 深圳怡化电脑股份有限公司 反射式光电传感设备和检验物品是否取走的方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4031142C3 (de) * 1990-10-02 1998-01-29 Sick Optik Elektronik Erwin Optischer Lichttaster und Verfahren zu seinem Betrieb
US5243182A (en) * 1991-03-14 1993-09-07 Alps Electric Co., Ltd. Photoelectric switch including synch timing signal emitter and detector and photoelectric detector system using the same
DE19926214A1 (de) * 1999-06-09 2001-01-11 Balluff Gebhard Gmbh & Co Verfahren zur Unterdrückung von Störsignalen in Optosensoren/Näherungsschaltern und Schaltungsanordnung zur Druchführung dieses Verfahrens
US6455839B1 (en) * 2000-12-15 2002-09-24 Prospects, Corp. Obstacle detection sensor using synchronous detection

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007184703A (ja) * 2006-01-05 2007-07-19 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> トリガ信号発生装置
DE102008019048A1 (de) * 2008-04-15 2009-10-29 Novaled Ag Lichtemittierendes organisches Bauelement und Verfahren zum Herstellen sowie Anordnung mit mehreren lichtemittierenden organischen Bauelementen
DE102008019048B4 (de) * 2008-04-15 2012-03-01 Novaled Ag Lichtemittierendes organisches Bauelement und Verfahren zum Herstellen sowie Anordnung mit mehreren lichtemittierenden organischen Bauelementen
KR20190002678A (ko) * 2016-06-14 2019-01-08 레이던 컴퍼니 모호하지 않은 도플러 측정을 위한 비균일 샘플링
JP2019517681A (ja) * 2016-06-14 2019-06-24 レイセオン カンパニー 一意的なドップラー測定のための不均一サンプリング
KR102191689B1 (ko) * 2016-06-14 2020-12-16 레이던 컴퍼니 모호하지 않은 도플러 측정을 위한 비균일 샘플링 방법
WO2018012099A1 (ja) * 2016-07-15 2018-01-18 シャープ株式会社 光電センサ及び近接センサ

Also Published As

Publication number Publication date
DE50115661D1 (de) 2010-11-25
EP1318606A1 (de) 2003-06-11
US20030116699A1 (en) 2003-06-26
CN1291550C (zh) 2006-12-20
EP1318606B9 (de) 2011-01-26
CN1423419A (zh) 2003-06-11
JP4430863B2 (ja) 2010-03-10
EP1318606B1 (de) 2010-10-13
US6838655B2 (en) 2005-01-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003207569A (ja) 光電近接スイッチ
JP4457525B2 (ja) 距離測定装置
EP2887096B1 (en) Distance measurement device, receiver thereof and method of distance measurement
WO2018187759A1 (en) Apparatus and method for mitigating lidar interference through pulse coding and frequency shifting
JP2008298596A (ja) Dme地上装置
JP5798202B2 (ja) 光電センサおよび監視領域内の物体の検出方法
US5504570A (en) Distance measuring equipment
GB2275841A (en) Optoelectric distance measuring equipment
US6759644B2 (en) Sensor using radiation pulses
JP4378897B2 (ja) 距離測定装置
JP2005106603A (ja) パルス波レーダー装置
JP2006238417A (ja) 光電センサ装置及び対応するセンサを動作させるための方法
JP2002368595A (ja) 放射パルス介在型センサ
US6804466B1 (en) Optical coding system
JPH0727859A (ja) 距離測定装置
JPH05134042A (ja) 車載用測距装置および方法
JP2544069B2 (ja) 多光軸光電スイッチ
JP3062265B2 (ja) 光電スイッチ
JP4047710B2 (ja) 多光軸光電センサ
JPH10209838A (ja) 監視システム、測定システムおよび測定装置
JPH0798374A (ja) レーダ装置
US6649903B2 (en) Self-configurable optical proximity detector
JP2011013136A (ja) 光パルス試験装置
JP3274734B2 (ja) 物体検知システム
JPH0735863A (ja) パルス・エコー型車間距離計測装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050824

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080415

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080422

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20080722

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20080725

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080822

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090508

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20090810

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20090813

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20090908

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20090911

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20091007

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20091013

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091109

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091204

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091218

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121225

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4430863

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131225

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term