JPH05134042A - 車載用測距装置および方法 - Google Patents

車載用測距装置および方法

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JPH05134042A
JPH05134042A JP3295555A JP29555591A JPH05134042A JP H05134042 A JPH05134042 A JP H05134042A JP 3295555 A JP3295555 A JP 3295555A JP 29555591 A JP29555591 A JP 29555591A JP H05134042 A JPH05134042 A JP H05134042A
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JP
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light
distance
sampling
pulse
timing
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Application number
JP3295555A
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English (en)
Inventor
Norihiro Tamiya
則宏 田宮
Yuuichi Fudewaki
雄一 筆脇
Tadatomi Ishigami
忠富 石上
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の送光ビームを使用した場合に、広範囲
の検知領域を短時間で測距でき、かつ複数の検知方向を
区別して測距できる。 【構成】 パルス発生器1で発生したパルス信号をタイ
ミング制御手段7で複数の送光器21〜23とサンプリ
ング手段51〜53の複数の駆動パルスに変換し、この
駆動パルスにより送光手段21〜23より順次所定時間
毎に反射体に送光パルスを送光し、反射体からの反射パ
ルス光を受光器3で受光して電気信号に変換され、送光
器21〜23に対応する複数のサンプリング手段51〜
53に送出する。このサンプリング手段51〜53で受
信信号をサンプルホールドし、距離検出手段6でサンプ
リング手段51〜53から出力される受信信号c1 〜c
3 が所定レベル以上のときに送信タイミング信号a1
3 とサンプリングタイミング信号b1 〜b3 からそれ
ぞれの反射体までの距離を検出する。 【効果】 短時間に広範囲の測距と複数の検知方向を区
別して測距できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、パルス光を反射体に
送光し、この反射体からの反射パルス光を受光すること
によって反射体までの距離を検出する車載用測距装置お
よび方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3はたとえば特開平1−228579
号公報に示された従来の車載用測距装置を示すブロック
図である。この図3において、1はパルス発生器、2は
このパルス発生器1からの電気信号を光信号に変換する
ための発光素子(レーザダイオードなど)とその駆動回
路とレンズ系で構成される送光器、3は反射光を受光す
るためのレンズ系と光信号を電気信号に変換するための
受光素子(ホトダイオードなど)で構成される受光器、
4は受光器3から出力されるパルス信号を増幅する広帯
域増幅器、5は受信パルス信号をサンプルパルスでサン
プリングするサンプリング手段、6は距離検出手段であ
る。
【0003】次に、動作について説明する。パルス発生
器1は送信パルスを発生して、送光器2へ駆動パルスと
して送出する。これにより、送光器2は送信パルスを光
信号に変換して、パルス光を反射体(図示せず)に送出
する。反射体から反射してきた反射パルス光は受光器3
で受光され、この受光器3で光電変換して、電気信号に
変換された後、広帯域増幅器4によって、必要レベルま
で増幅されて、受信パルスとなる。
【0004】この受信パルスは高周波のパルス信号であ
るが、サンプリング手段5によってサンプリングされ、
時間軸が変換された低周波の受信パルス信号cになる。
【0005】また、サンプリング手段5では、送信タイ
ミング信号aとサンプリングタイミング信号bが作られ
る。距離検出手段6では、この低周波に変換されたサン
プリング後の受信パルス信号cをレベル判定し、一定の
しきい値を越えたときに、受信信号を検出したとして、
そのときの送信タイミング信号aとサンプリングタイミ
ング信号bから反射体までの距離を検出する。
【0006】また、図4に、上記従来装置の1回の測距
サイクルにおけるタイミング(1ビーム)を示す。この
図4によって、測距サイクルの説明を行う。たとえば、
図4(a)に示すように、10KHz の繰り返し(周期1
00μs)の送光パルスAに対して、図4(b)に示す
ような受光パルスBは、反射体までの往復の距離に相当
する光の伝搬時間tdだけ逆光パルスの各パルスから遅
延した信号となる。
【0007】ここで、この受信パルス信号を広帯域増幅
器4で増幅後、図4(c)に示すサンプルパルスCでサ
ンプリングするわけであるが、サンプルパルスCは送光
パルスAからの遅延時間がt1 ,t2 ,…tnのごと
く、サンプルパルスの送光パルスからパルス送信ごと
に、徐々に増加して行くように発生する。
【0008】ただし、この遅延時間の変化範囲は、たと
えば、検出距離0mに相当する時間から最大検出距離に
相当する時間まで(たとえば、100mの距離の場合
は、約667ns)をカバーする範囲であり、この範囲
を1回掃引して、1回測距サイクルとする。これが繰り
返されることになる。ここでは、測距サイクルの周期を
100msとしている。
【0009】ところで、この1回の測距サイクル期間で
得られる図4で示すサンプリング後の受信パルス信号D
は、サンプリング前の高周波の受信パルス信号に対し
て、時間軸を引き伸ばしただけの低周波の受信パルス信
号となっている。この低周波の受信パルス信号を検出し
ているので、距離データは測距サイクルごと(100m
sごと)に得られるわけである。
【0010】しかしながら、実際の測距動作は、毎回の
送出したパルス光について行っており、そのパルス光が
帰ってくるまでの時間を掃引サンプルパルスで監視して
いる。ここでは、この時間、すなわち、検出しようとす
る距離範囲に相当する時間tn {図4(c)}を送出し
たパルス光の測距時間と以下呼ぶことにする。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来の車載用測距装置
は以上のように構成されているので、受信信号の検出を
このようなサンプリング手段で行う方法は、一つの距離
データが得られるまでには、1回の掃引に要する時間
(この場合、1回の測距サイクルである100ms)は
必要であるが、高感度に受信信号が検出できるという優
れた特徴がある。
【0012】ところで、上記送光器2が一つ(送光ビー
ムが一つ)の場合の動作を説明したが、検知領域を広げ
るためには、複数の送光ビームを使用して測距を行う場
合が考えられる。このような場合は、従来装置を単純に
複数個の送光器(送光ビームが複数)で置き換え、1個
の受光器(以下の受信系統も1系統)で受信する構成に
すると、以下のような課題があった。
【0013】その第1の課題は複数の送光ビームについ
て順番に測距をすると、複数個の測距データを得るまで
に時間がかかってしまう(たとえば、3ビームであれ
ば、3倍の時間がかかる)。
【0014】第2の課題は、第1の課題を避けるため
に、複数送光ビーム同時に送受光して測距すると、複数
ビームの区別ができなくなる。
【0015】請求項1に記載の発明は、上記のような課
題を解消するためになされたもので、複数の走行ビーム
を使用した場合に、広範囲の検知領域を短時間で測距で
きるとともに、複数の検知方向を区別して、測距できる
車載用測距装置を得ることを目的とする。
【0016】また、請求項2に記載の発明は、複数の送
光ビームを使用した場合に、広範囲の検知領域を短時間
で測距でき、かつ複数の検知方向を区別して簡単な方法
で測距できる車載用測距方法を得ることを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
係る車載用測距装置は、複数の送光手段と、この複数の
送光手段から送光したパルス光の反射体からの反射パル
ス光を受光して電気信号に変換する受光手段と、この受
光手段の出力を各送光手段の送光パルスに対応してサン
プリングする複数のサンプリング手段と、複数の送光手
段から送光したパルス光の毎回の測距時間が互いに重な
らないように送光タイミングと複数のサンプリング手段
のサンプリングタイミングを制御するタイミング制御手
段とを設けたものである。
【0018】また、請求項2に記載の発明に係る車載用
測距方法は、タイミング制御手段により毎回の測距時間
が互いに重ならないように複数の送光手段からパルス光
の送光制御を行い、反射体からの反射パルス光を受光手
段で受光して電気信号に変換し、この電気信号を複数の
サンプリング手段でタイミング制御手段のタイミング制
御に基づきサンプリングするようにしたものである。
【0019】
【作用】請求項1の発明における複数の送光手段は、タ
イミング制御手段の制御のもとに順次送光タイミングを
ずらして反射体に向けてパルス光を送光し、反射体から
反射されたパルス光を受光手段で順次受光して電気信号
に変換し、この電気信号を複数の送光手段に対応する複
数のサンプリング手段に入力し、タイミング制御手段の
タイミング制御の基に、送光手段に対応したサンプリン
グ手段が受光手段の出力信号をサンプリングして、送光
パルス光の毎回の測距時間が互いに重ならないような送
光タイミングとサンプリングタイミングから反射体まで
の距離の測距に供する。
【0020】また、請求項2に記載の発明においては、
複数の送光手段からタイミング制御手段の制御のもと
に、順次送光パルスの発生時間を変えて重ならないよう
に反射体にパルス光を送光し、反射体から順次反射され
てくる反射パルス光を受光手段で順次受光して電気信号
に変換する。この電気信号は送光手段に対応した複数の
サンプリング手段に送られる。各サンプリング手段はタ
イミング制御手段のタイミング制御の基に受光手段の出
力信号をサンプリングして、送光パルス光の毎回の測距
時間が互いに重ならないような送光タイミングとサンプ
リングタイミングから反射体までの距離を検出する測距
に供する。
【0021】
【実施例】以下、この発明の車載用測距装置および方法
の実施例について図面に基づき説明する。図1はその一
実施例の構成を示すブロック図である。この図1におい
て、図3と同一部分には同一符号を付してその重複説明
を避ける。
【0022】この図1を図3と比較しても明らかなよう
に、図1における符号1,4,6で示す部分、すなわ
ち、パルス発生器1、受光手段としての受光器3、広帯
域増幅器4、距離検出手段6は図3と同じである。
【0023】また、21〜23は送光手段としての送光
器であり、この発明では複数個使用され、図1の実施例
では、3個の場合を例示している。この送光器21〜2
3はタイミング制御手段7のタイミング制御の基に、パ
ルス発生器1で発生された送信パルスを送光パルスに変
換されて順次送光パルスの発生時期を変えて、反射体
(図示せず)に送光するようになっている。すなわち、
送光パルスの毎回の測距時間が互いに重ならないよう
に、タイミング制御手段7によりタイミング制御するこ
とにより、送光器21〜23から順次送光パルスを発生
するようになっている。
【0024】また、広帯域増幅器4の出力信号は複数個
(図1では、送光器21〜23に対応して3個)のサン
プリング手段51〜53に送出するようになっている。
このサンプリング手段51〜53は、送光器21〜23
から送光された送光パルスの受光信号をタイミング制御
手段7のタイミング制御の基にサンプリングするように
なっている。
【0025】これらのサンプリング手段51〜53の出
力信号は測距に供するものであり、距離検出手段6に送
出するようになっている。
【0026】次に動作について説明する。図2はこの動
作を説明するためのタイミングチャートである。このタ
イミングチャートを参照しながら動作説明を行う。ま
ず、図2(a)に示すように、パルス発生器1は送信パ
ルス(基準タイミング40KHz)を発生する。この送信パ
ルスはタイミング制御手段7によって、複数の送光器2
1〜23、サンプリング手段51〜53の複数の駆動パ
ルスに変換される。この駆動パルスは後に詳述するが、
送光器21〜23から発生する各送光ビームの送光タイ
ミングを送光パルスの送光毎の測距時間が重ならないよ
うに制御されている。
【0027】このようにして、送信パルスから駆動パル
スに変換された駆動パルスが送光器21〜23に入力さ
れることにより、それぞれ図2(b)〜図2(d)に示
すように、タイミングを異ならせた送光パルスA1〜A
3を発生する。
【0028】すなわち、図2(a)に示す送信パルスを
発生するごとに、図2(b)に示すように、第1ビーム
の送光パルスA1が送光器21から発生して反射体に向
けて送光され、次いで、25μsec 経過して、図2
(c)に示すように、第2ビームの送光パルスA2が送
光器22から送光され、さらに25μsec 経過して、図
2(d)に示すように、第3ビームの送光パルスA3が
送光器23から送光される。
【0029】これらの図2(b)〜図2(d)からも明
らかなように、パルス発生器1で発生した基準タイミン
グ40KHz の送信パルス(図2(a))の発生ごとに、
送光器21〜23が順次25μsec の間隔をおいて、送
光パルスA1〜A3を発生するようにしており、これら
の送光パルスA1〜A3は互いに時間的に重ならないよ
うになっている。
【0030】このようにして、送光器21〜23から送
光された送光パルスA1〜A3は反射体に照射して、順
次反射体から反射して反射パルス光となり、受光器3で
受光され、そこで光電変換されて、電気信号に変換され
た後、広帯域増幅器4に入力され、そこで必要なレベル
まで増幅されて、受信パルスとなる。
【0031】このとき、受信パルスは複数のサンプリン
グ手段51〜53の入力信号となり、それぞれのサンプ
リング手段51〜53でタイミング制御手段7のタイミ
ング制御の基に、サンプルホールドされ、複数の低周波
受信パルス信号に変換される。
【0032】また、サンプリング手段51〜53では、
それぞれの送信タイミング信号aとサンプルタイミング
信号bが作られ、サンプリング後の低周波の受信パルス
信号cとともに距離検出手段6に送出する。この距離検
出手段6では、受信パルス信号cをレベル判定し、一定
のしきい値を越えたときに、受信信号を検出したとし
て、そのときの送信タイミング信号とサンプリングタイ
ミング信号から各々の反射体までの距離を検出する。
【0033】ここで、図2により、さらにタイミング制
御について説明を加えることにする。各ビーム単独の測
距タイミングについては、従来例の図4で説明したのと
同じである。第1ビームの送光パルスA1に関して例を
とって説明すると、送光パルスA1は10KHz の繰り返
し(周期100μsec)で送出される。
【0034】距離データは測距サイクルごとに得られる
のであるが、送光パルスA1が送出される毎に、反射パ
ルス光が帰ってくるまでの時間を掃引サンプルパルスで
監視しているので、この期間(すなわち、検出しようと
する距離範囲に相当する時間tn )が第1ビームの測距
時間範囲となる。第2ビーム、第3ビームに対しても同
様である。
【0035】ここで、発光素子は高出力のレーザダイオ
ードなどを使用するが、素子の性能や寿命などにより、
送光の繰り返し周波数には限界がある。たとえば、ここ
で述べたように、10KHz 程度となる。それぞれの送光
パルスA1〜A3の繰り返し周波数が10KHz 、すなわ
ち、周期が100μsであるのに対し、測距時間範囲
は、たとえば、最大検出距離を100mとすると、約6
67nsとなり、送光繰り返しの周期に対しておよそ1
/100以下の時間幅である。したがって、送光繰り返
しの1周期の間に、複数の測距時間範囲を含むように、
送光のタイミングを制御すれば、無駄なく、測光を行う
ことができる。
【0036】たとえば、図2(a)に示す基準タイミン
グを40KHz ( 周期25μsec)として、第1ビームの送
光パルスA1に対して第2ビームの送光パルスA2を基
準タイミングの1/4周期(25μsec)遅延させて送出
する。また、第3ビームの送光パルスA3は同じく基準
タイミングの2/4周期遅延させて送出する。残りの1
/4周期の期間は休み(この期間はデータの処理に使う
など)とする。
【0037】このように、送光のタイミングを設定する
と、各第1ビーム〜第3ビームの測距時間範囲は図2
(e)〜図2(g)に示すように、10KHz(周期10
0μs)の1周期の中で時分割され、重なることはな
い。したがって、各ビームによる測距が独立に行える。
【0038】ところで、上記実施例では、3ビームと
し、一つのビームの送光繰り返しを10KHz 、タイミン
グ制御を25μsずつ遅延させて行った場合を例にとっ
て説明したが、勿論これに限るものではない。
【0039】また、送光パルスの測距時間が重ならない
ように、上記実施例では、送光パルス間の時間差を25
μs以上にしたが、これは検出しようとする距離範囲に
相当する時間tn 以上あればよく、たとえば、遠方から
の反射(受信可能な最小レベルの反射)がかえってくる
までの時間以上としてもよい。このようにすると、一つ
前の送光パルスの反射が次の送光パルスの測距に干渉し
なくなる。
【0040】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の発明に
よれば、送光手段およびサンプリング手段をそれぞれ複
数個設け、毎回の送光パルスの測距時間がそれぞれ重な
らないように制御するようにしたので、複数ビームによ
って、広範囲の検知領域を短時間で測距できるととも、
複数の検知方向を区別して測距できるという効果があ
る。
【0041】また、請求項2に記載の発明によれば、複
数の送光手段からタイミング制御手段により送光パルス
の毎回の測距時間が互いに重ならないように送光タイミ
ングを制御し、反射体からの反射パルス光を受光して送
光手段に対応する複数のサンプリング手段でサンプリン
グして測距に供するようにしたので、複数の測距データ
が得られる時間は1個の送光手段とサンプリング手段と
による測距の場合と変わらずにでき、かつ時分割の処理
によってそれぞれが区別して測距でき、しかも、簡単に
広範囲の検知領域を短時間でかつ容易にでき、さらに複
数の検知方向を区別して測距できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による車載用測距装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】同上実施の動作を説明するためのタイミングチ
ャートである。
【図3】従来の車載用測距装置の構成を示すブロック図
である。
【図4】図3の車載用測距装置の動作を説明するための
タイミングチャートである。
【符号の説明】
1 パルス発生器 3 受光器 4 広帯域増幅器 6 距離検出手段 7 タイミング制御手段 21 送光器 22 送光器 23 送光器 51 サンプリング手段 52 サンプリング手段 53 サンプリング手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年6月15日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】図3はたとえば特開平−228579
号公報に示された従来の車載用測距装置を示すブロック
図である。この図3において、1はパルス発生器、2は
このパルス発生器1からの電気信号を光信号に変換する
ための発光素子(レーザダイオードなど)とその駆動回
路とレンズ系で構成される送光器、3は反射光を受光す
るためのレンズ系と光信号を電気信号に変換するための
受光素子(ホトダイオードなど)で構成される受光器、
4は受光器3から出力されるパルス信号を増幅する広帯
域増幅器、5は受信パルス信号をサンプルパルスでサン
プリングするサンプリング手段、6は距離検出手段であ
る。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】また、図4に、上記従来装置の1回の測距
サイクルにおけるタイミング(1ビーム)を示す。この
図4によって、測距サイクルの説明を行う。たとえば、
図4(a)に示すように、10KHz の繰り返し(周期1
00μs)の送光パルスAに対して、図4(b)に示す
ような受光パルスBは、反射体までの往復の距離に相当
する光の伝搬時間tdだけ光パルスの各パルスから遅
延した信号となる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】ここで、この受信パルス信号を広帯域増幅
器4で増幅後、図4(c)に示すサンプルパルスCでサ
ンプリングするわけであるが、サンプルパルスCは送光
パルスAからの遅延時間がt1 ,t2 ,…tnのごと
く、パルス送信ごとに、徐々に増加して行くように発生
する。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】請求項1に記載の発明は、上記のような課
題を解消するためになされたもので、複数の送光ビーム
を使用した場合に、広範囲の検知領域を短時間で測距で
きるとともに、複数の検知方向を区別して、測距できる
車載用測距装置を得ることを目的とする。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】この図1を図3と比較しても明らかなよう
に、図1における符号1,3,4,6で示す部分、すな
わち、パルス発生器1、受光手段としての受光器3、広
帯域増幅器4、距離検出手段6は図3と同じである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パルス光を送出する複数の送光手段と、
    反射体からの反射パルス光を受光して電気信号に変換す
    る受光手段と、この受光手段によって得られた受信信号
    と上記複数の送光手段から送出されたパルス光のそれぞ
    れの受信光をサンプルパルスによってサンプリングする
    複数のサンプリング手段と、送光タイミングから上記反
    射体までの距離を検出する距離検出手段と、上記複数の
    送光手段から送光したパルス光の毎回の測距時間が互い
    に重ならないように送光タイミングおよび上記複数のサ
    ンプリング手段のサンプリングタイミングを制御するタ
    イミング制御手段とを備えた車載用測距装置。
  2. 【請求項2】 タイミング制御手段により複数の送光手
    段から反射体に対してパルス光の送光タイミングを異な
    らせて送光し、上記反射体から反射してきた反射パルス
    光を受光手段で受光して電気信号に変換して受信信号を
    出力し、上記複数の送光手段に対応した複数のサンプリ
    ング手段の各サンプリングタイミングを上記タイミング
    制御手段により制御して上記各送光手段から送光するパ
    ルス光の毎回の測距時間が互いに重ならないように制御
    し、この複数のサンプリング手段の出力により送光タイ
    ミングとサンプリングタイミングから反射体までの距離
    を距離検出手段で検出することを特徴とする車載用測距
    方法。
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