JP3249592B2 - 距離検出方法 - Google Patents

距離検出方法

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    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明は、例えば、車両の前方
物体までの距離等を検出する距離検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、距離検出方法として、例えば
特開昭59−60271号のように、パルス光を前方に
送出して、その反射波を受けるまでの時間に基づいて前
方物体までの距離を求めることにより距離検出を行なう
のが一般的である。この場合、上記時間測定は、送出パ
ルスのピーク検出時刻から反射パルス光のピーク検出時
刻までの時間を測定するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実際の
車両においては、反射光はピークを検出するための理想
的な性質をもってはいないために、次のような問題点を
起こしていた。図1の1〜4の領域で示すように、光ビ
ームの強度は分布をもっており、光を反射する車両上の
リフレクタが図1のどの領域の光を反射するかによっ
て、図2に示すように反射光のパルス波形形状が変動す
る。
【0004】図2において、10は送出光のパルス強度
の時間変化であり、11、12、13は夫々、図1の
5、6、7の領域にリフレクタがあった場合における反
射光の強度変化を示す。図2の11は、受光したパルス
光の強度が強すぎて光電変換信号に飽和が発生している
場合を示し、13は逆に強度が弱すぎて光電変換信号の
レベルがかなり落ちていることを示す。目標物体までの
距離Rは、送信から受信までの時間をT、光速をCで表
すと、R=T・C/2となる。
【0005】通常、前方物体までの距離検出は、前述し
たように送出パルスと受信パルスのピーク間の時間を検
出するが、このピークは図2に示すように、所定のスラ
イスレベルを信号レベルが越えたか否かにより判断され
る。図2の例では、スライスレベルは14、15として
示される。ここで、送出パルス10の強度は一定である
ために、そのピーク時刻の測定に誤差は発生しない。と
ころが、前述したように、受信光の強度は、車両上のリ
フレクタがどの領域の光を反射したかによって異なるか
ら、図2に示すように、受光ビームの光電変換信号が1
1の場合と13の場合とでは、α秒の差が発生し、これ
が測定距離の誤差となって現われてしまう。
【0006】また、信号が飽和しないようにするために
は、光電変換器への入力を制御する必要があるものの、
その制御は機械系を制御する必要があるために、高速な
測定には向いていなかった。そこで、本発明は上記従来
技術の欠点を解消するために提案されたもので、その目
的は、正確な受光タイミングを簡単に測定することので
きる距離検出方法を提案する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
の本発明は、光ビームを送出し物体からの反射光を受光
して、その反射光を受けるまでの時間に基づいて前記物
体までの距離を求める距離検出方法において、前記反射
光を光電変換して得られ、所定閾値レベルを超えたパル
ス信号が飽和しているか否か判定し、前記パルス信号が
飽和していないと判定したときには、前記パルス信号の
パルス幅の中間点を、前記物体までの距離を求める上で
の受光タイミングに設定し、前記パルス信号が飽和して
いると判定したときには、その飽和したパルス信号の立
ち上がり時点から所定時間を加算した時点を受光タイミ
ングに設定する
【0008】上記課題を達成するための他の構成になる
本発明は、光ビームを送出し物体からの反射光を受光し
て、当該反射光を光電変換して得られるパルス信号が所
定閾値レベルを超えた時点を前記物体までの距離を求め
る上での受光タイミングに設定し、その受光タイミング
までの時間に基づいて前記物体までの距離を求める距離
検出方法において、前記所定閾値レベルを光ビームの強
度の減衰特性に対応して時間とともに低下する曲線に設
定し、前記設定された曲線に対して当該パルス信号が横
切った2点を通過する直線を求めて当該直線の傾きに応
じて内分比を算出し、前記内分比に基づいて当該直線の
内分点を求めて当該内分点を前記パルス信号のピーク位
置に近似させると共に、その内分点を前記受光タイミン
グに設定する。
【0009】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら本発明の好適
な実施例を3つ挙げて説明する。 〈第1実施例〉図3は本発明の第1の実施例の距離測定
の原理を示す図である。第1実施例の測定は、反射波を
受光してそれを光電変換して得た受信信号が飽和してい
るか否かによって測定手法を異ならせるというものであ
る。飽和しているか否かは、受信パルスの幅a1(スラ
イスレベル15についてのパルス幅)が、所定値よりも
大きい場合は飽和していると、小さい場合は飽和してい
ないと判断する。そして、飽和していない場合には、そ
の受信パルスのパルス幅a2の中間位置にピークがある
と判断する。従って、送光から受光までの時間Tは、 T=T2+a2/2 となる。ここで、T2は送信してから、受信パルスのレ
ベルがスライスレベル15を越える時刻までの時間間隔
である。一方、パルス幅が大きい場合、即ち、飽和して
いる場合には、 T=T1+b となる。ここで、T1は送信してから、受信パルスのレ
ベルがスライスレベル15を越える時刻までの時間間隔
である。図2の例で明らかなように、飽和しているパル
スの立ち上がりは急峻であるので、T2>T1である。そ
して、bは、飽和している信号の立ち上がりから、飽和
していない信号パルスの中心位置までの距離の平均値で
ある。このようなbは前もって実験的に求めておくこと
ができる。
【0010】このような第1実施例の手法によれば以下
の長所が得られる。 :受信信号のレベル変動によらない精度の良い計測が
可能となる。 :反射光の受光強度にレベル変動があっても受信信号
のレベル調整等を行なう必要がないのでリアルタイムの
計測が可能となる。 図4を用いて第1実施例の距離測定システムの構成を説
明する。
【0011】同図において、送光系は距離カウンタ22
とタイミング制御部23と送光部24とからなる。ま
た、受光系は受光部25と増幅部26と検波部27と距
離カウンタ28とからなる。クロック部21は距離カウ
ンタ22、28の計数パルスを生成する。信号処理ユニ
ット20はCPU等を含み、タイミング制御や信号処理
などを行なう。
【0012】信号処理ユニット20はタイミング制御部
23に送光部24にレーザ光を発光せしめると共に距離
カウンタ22に時間計測を開始せしめる。目標物体に反
射して戻ってきたレーザ光は受光部25で受けられ電気
信号に変換される。この電気信号は増幅部26で増幅さ
れ、検波部27がその増幅された電気信号の立ち上がり
と立ち下がりとを検出する。この検波は、図3に示した
ように、スライスレベルを越えた時点を検出することに
より行なわれる。
【0013】検波部27は受信信号の立ち上がりを検出
すると、カウンタ22を停止すると共に、カウンタ28
による時間計測を開始せしめる。さらに、検波部27
は、立ち下がり時刻を検出するとカウンタ28を停止さ
せる。これらの動作により、図5に示すように、カウン
タ22は、レーザ光を送信してから反射光を受信するま
での時間(T1)を計測し、カウンタ28は、受信パル
スのパルス幅(a1やa2)を計測することができる。
【0014】信号処理ユニット20は、これらのT1
1(a2)等を取り込み、図3に関連して説明した手法
により目標物体までの距離を検出する。 〈第1実施例の変形〉上記第1実施例では、受信信号が
飽和しているか否かの判定に受光した反射光の光電変換
信号のパルス幅を用いていたが、この光電変換信号の立
ち上がりの傾きによっても判断することができる。傾き
を測定する方法としては、図6に示すように、レベルの
異なる2つの閾値(30、31)を設定しておき、図4
のシステムにさらに1つのカウンタを付加し、このカウ
ンタが、閾値31を信号が越えてから閾値30を越える
までの時間T2を測定し、このT2が所定値を越えた場合
(図6で、T2>所定値)には傾きは小さいと、越えな
い場合(図6で、T2<所定値)には傾きは大きいと判
断する。 〈第2実施例〉前記第1実施例は、受信信号が飽和して
いる場合にも対処できるというものであったが、この第
2実施例は、受信信号の波形が極度に飽和歪状態に達し
ていない場合に適用される。かかる場合は、受信信号の
ピーク位置はレベルによらずほぼ一定であることに着目
し、なるべくピーク位置に近い点で受信トリガをかける
ことにより測定距離精度を向上させるものである。
【0015】図7,図8は第2実施例の原理を説明す
る。同図において、反射光の強度により、信号のレベル
が33になったり34になったりしたとする。受信信号
に飽和が発生していないならば、図7からも明らかなよ
うに、受信信号のピーク位置間で相違はすくない。従っ
て、2つの信号33、34のピーク位置は本来的には同
じ時刻として観測されるべきである。しかしながら、従
来では、閾値のレベルを例えばl1の単独としていたた
めに、信号33、34間でピーク位置のずれはd1とな
っていた。そこで、信号33に対しては閾値としてl4
を用い、信号34に対しては閾値l2を用いれば、図7
に示すように、信号33と34の夫々に対して測定され
るピーク位置間のずれは小さなd2となる。
【0016】図9は、第2実施例の測定システムのブロ
ック図である。同図において、送光系は、送信回路41
と送光部43とからなり、受光系は受光部44と増幅部
45と検波部46とからなる。内部にCPUを有する信
号処理ユニット40が送信回路41に対し制御信号を送
ると、送信回路41は送光部43からレーザ光を発光さ
せると共に、タイミング制御部42に対してスタート命
令を送り、カウンタ47a〜47c…におけるカウント
アップを開始させる。これが、図8における時間T1
2、T3の計数の開始となる。
【0017】目標物体に反射して戻ってきたレーザ光は
受光部44で受けられ電気信号に変換される。この電気
信号は増幅部45で増幅され、検波部46がその増幅さ
れた電気信号の立ち上がりを検出する。検波部46は、
カウンタ47の数と同数のコンパレータ46a〜46c
…を有する。コンパレータ46a、46b、46c…は
1、l2、l3…を有し、夫々、スライスレベルを越え
た受信信号を受けた時点でストップ命令を発生して対応
する夫々のカウンタ47a、47b、47c…に送る。
【0018】もし、図8の信号33をシステムが受信終
了したならば、カウンタ47a、47b、47c、47
d(不図示)、47e(不図示)には、夫々、時間
1、T2、T3、T4、∞が格納されている。ここで、∞
は大きな時間幅を意味する値である。なぜなら、閾値l
5に対しては、コンパレータ46eからはストップ信号
が発生されないからである。信号処理ユニット40は、
1、T2、T3、T4のなかで、最もスライスレベルの高
い閾値に対応するカウンタの出力、即ち、T4を採用す
る。
【0019】もしシステムが信号34を受信するなら
ば、カウンタ47a、47b、47c、47d(不図
示)、47e(不図示)には、夫々、時間T1、T2、T
3、∞、∞が格納され、処理ユニット40は、測定結果
として、T1、T2、T3のなかで、最もスライスレベル
の高い閾値に対応するカウンタの出力、即ちT2を採用
する。 〈第2実施例の変形〉上記第2実施例は、各カウンタの
カウントアップの開始時点は同時であったが、これらの
カウンタを順に開始してもよい。即ち、図8において、
信号33を受信しているときに、コンパレータ46aが
閾値l1を検出したならば、カウンタ47aのカウンタ
の計数を停止すると同時に、カウンタ47bの計数を開
始する。次に、コンパレータ46bが閾値l2を検出し
たならば、カウンタ47bのカウンタの計数を停止する
と同時に、カウンタ47cの計数を開始する。次に、コ
ンパレータ46cが閾値l3を検出したならば、カウン
タ47cのカウンタの計数を停止すると同時に、カウン
タ47dの計数を開始する。このようにして各カウンタ
に格納された時間を、t1、t2、t3、t4…とすると、
信号33についての受信時間Tは、 T=t1+t2+t3+t4 となる。またさらに精度を上げるために、この変形例を
さらに修正して、 T=α1・t1+α2・t2+α3・t3+α4・t4 としてもよい。ここで、α1、α2、α3、α4は、夫々の
閾値レベルに応じた補正係数である。 〈第3実施例〉第3実施例は、受信信号(光電変換後の
信号)のセンタを精度よく検出する手法の改良である。
【0020】第3実施例は、光ビームの強度は一般に距
離の4乗に比例して減衰するので、閾値として、そのス
ライスレベルが時間とともに低下する右下がりの曲線と
なっているものを採用する。この第3実施例では、この
ような特性を有する曲線を閾値として有する測定システ
ムに関するものである。図10はこの第3実施例の原理
を説明する。同図において、52は反射光の光電変換後
の信号である。この信号を検波するために用いられる閾
値関数は50に示すような特性を有する。すると、信号
52のピーク位置53は、閾値50が信号52と交差す
る2つの点P1、P2を、結ぶ直線l(51)内分点Pc
に近似できる。点Pcが線分P12のm:nの内分点と
して定義できるならば、 Pc=(n・P1+m・P2)/(m+n) となる。
【0021】ところで、受信信号の波形は、物体までの
距離に応じて変形する、即ち、そのピーク位置は変動す
る。換言すれば、ピーク位置Pcは物体までの距離に応
じて内分比を変動させることにより修正されるべきであ
る。物体までの距離が受信信号の波形に反映されるので
あれば、それは線分P12の傾きに反映される。言い換
えれば、2点をP1(t1、v1)、P2(t2、v2)とす
れば、線分P12の傾きkは、 k=(v2−v1)/(t2−t1) となり、mはkの関数として定義される。この第3実施
例では、 m=1/2・(1−k) n=1−m とする。例として、 k=0 → m=1/2、n=1/2 k=∞ → m=0、n=1 となる。
【0022】図11は第3実施例の測定システムのブロ
ック図である。カウンタ70は、図10の時間t1を、
カウンタ71は時間t2を夫々測定する。また、A/D
コンバータ73は、図9の時刻t1、t2における信号強
度をA/D変換してユニット60に送る。ユニット60
はこれらのデータから傾きkを演算する。そして、この
傾きkに基づいてRAM72を検索して内分比データ
m、nを求める。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
反射光を光電変換して得られ、所定閾値レベルを超えた
パルス信号が飽和しているか否か判定し、パルス信号が
飽和していないと判定したときには、パルス信号のパル
ス幅の中間点を、物体までの距離を求める上での受光タ
イミングに設定し、パルス信号が飽和していると判定し
たときには、その飽和したパルス信号の立ち上がり時点
から所定時間を加算した時点を受光タイミングに設定す
ることにより、受信信号が飽和しているか否かによらな
い精度の良い計測が可能となる。また、本発明によれ
ば、光ビームを送出し物体からの反射光を受光して、当
該反射光を光電変換して得られるパルス信号が所定閾値
レベルを超えた時点を物体までの距離を求める上での受
光タイミングに設定する際に、所定閾値レベルを光ビー
ムの強度の減衰特性に対応して時間とともに低下する曲
線に設定し、この設定された曲線に対して当該パルス信
号が横切った2点を通過する直線を求めて当該直線の傾
きに応じて内分比を算出し、この内分比に基づいて当該
直線の内分点を求めて当該内分点をパルス信号のピーク
位置に近似させると共に、その内分点を受光タイミング
に設定することにより、パルス信号のピーク位置を精度
良く検出することができる。
【0024】
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例及び従来の装置に用いられている光ビ
ームの強度分布を示す図。
【図2】 従来技術の欠点を説明する図。
【図3】 本発明の第1の実施例の原理を説明する図。
【図4】 第1の実施例の構成を説明する図。
【図5】 第1実施例の動作を説明する図。
【図6】 第1実施例の動作を説明する図。
【図7】 第2実施例の動作原理を説明する図。
【図8】 第2実施例の動作を説明する図。
【図9】 第2実施例の構成を説明する図。
【図10】 本発明の第3実施例の原理を説明する
図。。
【図11】 第3実施例の構成を説明する図。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−134584(JP,A) 特開 平3−81687(JP,A) 特開 昭64−9389(JP,A) 特開 昭63−311191(JP,A) 特開 平2−49180(JP,A) 実開 昭60−193485(JP,U) 実開 昭59−34372(JP,U) 実開 昭59−37574(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01S 7/00 - 17/88

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ビームを送出し物体からの反射光を受
    光して、その反射光を受けるまでの時間に基づいて前記
    物体までの距離を求める距離検出方法において、 前記反射光を光電変換して得られ、所定閾値レベルを超
    えたパルス信号が飽和しているか否か判定し、 前記パルス信号が飽和していないと判定したときには、
    前記パルス信号のパルス幅の中間点を、前記物体までの
    距離を求める上での受光タイミングに設定し、 前記パルス信号が飽和していると判定したときには、そ
    の飽和したパルス信号の立ち上がり時点から所定時間を
    加算した時点を受光タイミングに設定することを特徴と
    する距離検出方法。
  2. 【請求項2】 前記パルス信号のパルス幅が所定値以上
    のときに当該パルス信号が飽和していると判定すること
    を特徴とする請求項1に記載の距離検出方法。
  3. 【請求項3】 前記パルス信号の立ち上がりの傾きが所
    定値以上のときに当該パルス信号が飽和していると判定
    することを特徴とする請求項1に記載の距離検出方法。
  4. 【請求項4】 光ビームを送出し物体からの反射光を受
    光して、当該反射光を光電変換して得られるパルス信号
    が所定閾値レベルを超えた時点を前記物体までの距離を
    求める上での受光タイミングに設定し、その受光タイミ
    ングまでの時間に基づいて前記物体までの距離を求める
    距離検出方法において、 前記所定閾値レベルを光ビームの強度の減衰特性に対応
    して時間とともに低下する曲線に設定し、 前記設定された曲線に対して当該パルス信号が横切った
    2点を通過する直線を求めて当該直線の傾きに応じて内
    分比を算出し、 前記内分比に基づいて当該直線の内分点を求めて当該内
    分点を前記パルス信号のピーク位置に近似させると共
    に、その内分点を前記受光タイミングに設定することを
    特徴とする距離検出方法。
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JPH0672925B2 (ja) レーザ測距装置

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