JP4047710B2 - 多光軸光電センサ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の投光手段を有する投光器と、複数の投光手段に1対1に対応する複数の受光手段を有する受光器と、前記投光手段および前記受光手段の投受光タイミング毎に同期信号を順次生成する同期信号生成手段とを備えた多光軸光電センサに関する。
【0002】
【従来の技術】
多光軸光電センサは、複数の投光素子を有する投光器と、複数の投光素子に1対1に対応する複数の受光素子を有する受光器とを備え、複数の投光素子と複数の受光素子とにより複数の光軸を順次形成し、複数の受光素子の各々から出力された受光信号の信号レベルと閾値とを比較して受光状態であるか遮光状態であるかを判定するようになっている。
【0003】
このとき、投光器および受光器においては、両者が同期信号に基づいて動作するようになっており、例えば投光器が同期信号を生成する場合であれば、投光器は、投光素子の各々が投光器にて生成された同期信号に基づいて投光動作を行うと共に、受光器は、投光器から同期信号伝送路により伝送される同期信号に基づいて当該投光素子に対向する受光素子から出力された受光信号の信号レベルと閾値とを比較するようになっている。
【0004】
ところで、このように投光器と受光器との間で同期信号を同期信号伝送路により伝送する構成では、瞬間的に極めて多大なノイズが同期信号伝送路に重畳してしまうと、極めて多大なノイズの悪影響を受けて同期信号の波形が乱れる場合がある。そうなると、同期信号が伝送される側で同期信号を正確に検出することができなくなるので、投光器と受光器との間で同期が乱れ、受光状態であるか遮光状態であるかの判定を正確に行うことができなくなるという不具合があった。
【0005】
このような不具合を解決する対策として、従来の多光軸光電センサの一つとして、各光軸に対して複数回(例えば2回)の走査(スキャン)結果が連続して一致したときには、受光状態であるか遮光状態であるかの判定が正常に行われたと判定することにより、当該光軸が受光状態であるか遮光状態であるかを判定し、これに対して、各光軸に対して複数回の走査結果が連続して一致しなかったときには、受光状態であるか遮光状態であるかの判定が正常に行われなかったと判定することにより、当該光軸が受光状態であるか遮光状態であるかを判定しない構成のものがあった(例えば実用新案文献1参照)。
【0006】
【特許文献1】
実用新案登録第2549809号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このように各光軸に対して複数回の走査結果に基づいて受光状態であるか遮光状態であるかを判定する構成では、受光状態であるか遮光状態であるかの判定が正常に行われなかったと判定するまでに、複数回の走査を行う必要があり、さらに、その時点から投光器と受光器との間で同期を確立して複数回の走査を再度行った後に、複数回の走査結果が連続して一致したか否かを判定して受光状態であるか遮光状態であるかを判定することになるので、受光状態であるか遮光状態であるかを正確に判定するまでに多大な時間がかかり、応答速度が低下するという問題があった。
【0008】
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、同期信号が伝送される側で同期信号を正確に検出できなくなった場合であっても、同期信号を速やかに正確に検出できるようにすることにより、受光状態であるか遮光状態であるかを正確に判定するのに要する時間を短縮することができ、応答速度の向上を図ることができる多光軸光電センサを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載した多光軸光電センサは、
複数の投光手段を有する投光器と、
前記複数の投光手段に1対1に対応する複数の受光手段を有する受光器と、
前記投光器に設けられ、前記投光手段および前記受光手段の投受光タイミング毎に同期信号を順次生成する同期信号生成手段と、
前記投光器に設けられ、前記同期信号生成手段により生成された同期信号を出力する同期信号出力手段と、
前記投光器に設けられ、前記同期信号出力手段から出力された同期信号に基づいて前記投光手段に投光動作を行わせる投光駆動手段と、
前記投光器と前記受光器との間を接続するように設けられ、前記同期信号出力手段から出力された同期信号を前記受光器に伝送する同期信号伝送手段と、
前記受光器に設けられ、前記同期信号伝送手段により伝送される同期信号を検出する同期信号検出手段と、
前記受光器に設けられ、前記同期信号検出手段により検出された同期信号に基づいて前記受光素子からの受光信号を有効化する制御手段と、
前記受光器に設けられ、前記制御手段により有効化された受光信号に基づいて受光状態であるか遮光状態であるかを判定する判定手段とを備えた多光軸光電センサにおいて、
前記同期信号生成手段により生成された同期信号に同期して前記同期信号出力手段から前記同期信号伝送手段に出力された同期信号を監視し、前記同期信号出力手段から前記同期信号伝送手段に出力された同期信号が前記同期信号検出手段に正常に伝送されたか否かを当該監視結果に基づいて判定する同期信号伝送判定手段を備え、
前記同期信号生成手段は、一の光軸に対応する同期信号が前記同期信号検出手段に正常に伝送されなかった旨を前記同期信号伝送判定手段が認識したときには、前記一の光軸に対応する同期信号を所定時間が経過した後に再度生成し、一の光軸に対応する同期信号が前記同期信号検出手段に正常に伝送された旨を前記同期信号伝送判定手段が認識したときには、前記一の光軸の次段の光軸に対応する同期信号を生成するように構成したところに特徴を有する。
【0010】
ここで、このような投光器が同期信号を生成して同期信号伝送手段により受光器に伝送する構成では、瞬間的に極めて多大なノイズが同期信号伝送手段に重畳してしまうと、瞬間的に重畳されたノイズが極めて多大であることにより、投光器から受光器に同期信号が正常に伝送されなくなる。
【0011】
このとき、同期信号を生成する投光器において、同期信号伝送判定手段は、同期信号生成手段により生成された同期信号に同期して同期信号出力手段から同期信号伝送手段に出力された同期信号を監視することにより、同期信号出力手段から同期信号伝送手段に出力された同期信号が同期信号検出手段に正常に伝送されたか否かを判定する。そして、同期信号生成手段は、一の光軸に対応する同期信号が同期信号検出手段に正常に伝送されなかった旨を同期信号伝送判定手段が認識すると、一の光軸に対応する同期信号を所定時間が経過した後に再度生成する。
【0012】
したがって、投光器から同期信号が同期信号伝送手段により伝送される受光器においては、投光器から一の光軸に対応する同期信号が正常に伝送されなかった直後に、一の光軸に対応する同期信号が直ちに正常に伝送されることにより、同期信号を速やかに正確に検出することができる。これにより、従来のものとは異なって、一の光軸に対して受光状態であるか遮光状態であるかを速やかに正確に判定することができ、受光状態であるか遮光状態であるかを正確に判定するのに要する時間を短縮することができ、応答速度の向上を図ることができる。
【0013】
請求項2に記載した多光軸光電センサは、
複数の投光手段を有する投光器と、
前記複数の投光手段に1対1に対応する複数の受光手段を有する受光器と、
前記受光器に設けられ、前記投光手段および前記受光手段の投受光タイミング毎に同期信号を順次生成する同期信号生成手段と、
前記受光器に設けられ、前記同期信号生成手段により生成された同期信号を出力する同期信号出力手段と、
前記投光器と前記受光器との間を接続するように設けられ、前記同期信号出力手段から出力された同期信号を前記投光器に伝送する同期信号伝送手段と、
前記投光器に設けられ、前記同期信号伝送手段により伝送される同期信号を検出する同期信号検出手段と、
前記投光器に設けられ、前記同期信号検出手段により検出された同期信号に基づいて前記投光手段に投光動作を行わせる投光駆動手段と、
前記受光器に設けられ、前記同期信号出力手段から出力された同期信号に基づいて前記受光素子からの受光信号を有効化する制御手段と、
前記受光器に設けられ、前記制御手段により有効化された受光信号に基づいて受光状態であるか遮光状態であるかを判定する判定手段とを備えた多光軸光電センサにおいて、
前記同期信号生成手段により生成された同期信号に同期して前記同期信号出力手段から前記同期信号伝送手段に出力された同期信号を監視し、前記同期信号出力手段から前記同期信号伝送手段に出力された同期信号が前記同期信号検出手段に正常に伝送されたか否かを当該監視結果に基づいて判定する同期信号伝送判定手段を備え、
前記同期信号生成手段は、一の光軸に対応する同期信号が前記同期信号検出手段に正常に伝送されなかった旨を前記同期信号伝送判定手段が認識したときには、前記一の光軸に対応する同期信号を所定時間が経過した後に再度生成し、一の光軸に対応する同期信号が前記同期信号検出手段に正常に伝送された旨を前記同期信号伝送判定手段が認識したときには、前記一の光軸の次段の光軸に対応する同期信号を生成するように構成したところに特徴を有する。
【0014】
ここで、このような受光器が同期信号を生成して同期信号伝送手段により投光器に伝送する構成では、瞬間的に極めて多大なノイズが同期信号伝送手段に重畳してしまうと、瞬間的に重畳されたノイズが極めて多大であることにより、受光器から投光器に同期信号が正常に伝送されなくなる。
【0015】
このとき、同期信号を生成する受光器において、同期信号伝送判定手段は、同期信号生成手段により生成された同期信号に同期して同期信号出力手段から同期信号伝送手段に出力された同期信号を監視することにより、同期信号出力手段から同期信号伝送手段に出力された同期信号が同期信号検出手段に正常に伝送されたか否かを判定する。そして、同期信号生成手段は、一の光軸に対応する同期信号が同期信号検出手段に正常に伝送されなかった旨を同期信号伝送判定手段が認識すると、一の光軸に対応する同期信号を所定時間が経過した後に再度生成する。
【0016】
したがって、受光器から同期信号が同期信号伝送手段により伝送される投光器においては、受光器から一の光軸に対応する同期信号が正常に伝送されなかった直後に、一の光軸に対応する同期信号が直ちに正常に伝送されることにより、同期信号を速やかに正確に検出することができる。これにより、受光器においては、上記した請求項1に記載したものと同様にして、一の光軸に対して受光状態であるか遮光状態であるかを速やかに正確に判定することができ、受光状態であるか遮光状態であるかを正確に判定するのに要する時間を短縮することができ、応答速度の向上を図ることができる。
【0017】
請求項3に記載した多光軸光電センサは、
請求項1または2に記載した多光軸光電センサにおいて、
前記同期信号生成手段は、同期信号として予め規定されている規定時間幅のパルスを生成し、
前記同期信号検出手段は、前記同期信号伝送手段により伝送される信号の信号レベルと前記規定レベルとを比較してパルスを検出し、検出されたパルスの時間幅を測定して前記規定時間幅と比較し、信号のパルスの時間幅が前記規定時間幅と略一致したときに、前記同期信号伝送手段により伝送される信号のパルスを同期信号として検出し、
前記同期信号伝送判定手段は、前記同期信号伝送手段により伝送される信号の信号レベルと予め規定されている規定レベルとを比較してパルスを検出し、検出されたパルスの時間幅を測定して前記規定時間幅と比較し、信号のパルスの時間幅が前記規定時間幅と略一致したときに、前記同期信号出力手段から前記同期信号伝送手段に出力された同期信号が前記同期信号検出手段に正常に伝送された旨を認識し、パルスを検出しなかったとき、または、信号のパルスの時間幅が前記規定時間幅と略一致しなかったときに、前記同期信号出力手段から前記同期信号伝送手段に出力された同期信号が前記同期信号検出手段に正常に伝送されなかった旨を認識するように構成したところに特徴を有する。
【0018】
このような構成によれば、同期信号が伝送される側においては、同期信号伝送手段により伝送される信号の信号レベルと規定レベルとを比較し、次いで、信号のパルスの時間幅と規定時間幅とを比較することにより、同期信号伝送手段により伝送される信号のパルスを同期信号として検出することができる。一方、同期信号を伝送する側においては、同期信号伝送手段により伝送される信号の信号レベルと規定レベルとを比較し、次いで、信号のパルスの時間幅と規定時間幅とを比較することにより、同期信号出力手段から同期信号伝送手段に出力された同期信号が同期信号検出手段に正常に伝送されたか否かを認識することができる。
【0019】
また、このとき、同期信号を同期信号伝送手段により伝送することに加えて、リトライ信号や伝送エラー信号をもパルスの時間幅を異ならせて同期信号伝送手段により伝送するような構成であっても、信号のパルスの時間幅を規定時間幅と比較するので、同期信号であるか否かをリトライ信号や伝送エラー信号と混同することなく、適切に判定することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を4光軸の多光軸光電センサに適用した第1実施例について、図1ないし図6を参照して説明する。まず、図1は、多光軸光電センサの電気的な構成を機能ブロック図として示している。多光軸光電センサ1は、投光器2と受光器3とが例えば接続ケーブルからなる同期信号伝送路4(本発明でいう同期信号伝送手段)により接続されて構成されている。
【0021】
投光器2は、略一列に配置されてなる4個の例えばLEDから構成される投光素子2a〜2d(本発明でいう投光手段)と、投光側CPU5(本発明でいう同期信号生成手段、同期信号出力手段、投光駆動手段、同期信号伝送判定手段)と、駆動回路6a〜6dとを備えて構成されている。
【0022】
投光側CPU5は、マイクロコンピュータを主体として構成されており、投光器2の動作全般を制御するもので、同期信号Dを生成して同期信号出力端子5aから同期信号伝送路4に出力することにより、同期信号Dを同期信号伝送路4により受光器3に伝送すると共に、同期信号出力端子5aから同期信号伝送路4に出力されて帰還された同期信号Dを同期信号帰還入力端子5bに入力することにより、同期信号出力端子5aから同期信号伝送路4に出力された同期信号Dを監視する。また、投光側CPU5は、自身が同期信号出力端子5aから同期信号伝送路4に出力した同期信号Dに同期して、基本的には、投光駆動信号T1〜T4を駆動回路6a、駆動回路6b、駆動回路6c、駆動回路6dの順序にしたがって順次出力する。
【0023】
駆動回路6a〜6dは、投光側CPU5から投光駆動信号T1〜T4が入力されると、投光素子2a〜2dに駆動信号を出力する。投光素子2a〜2dは、駆動回路6a〜6dから駆動信号が入力されると、投光動作を行い、所定の投光時間にわたって光を投じる。このような構成により、投光器2は、1回毎の走査では、基本的には、投光素子2a、投光素子2b、投光素子2c、投光素子2dの順序にしたがって投光動作を順次行う。
【0024】
受光器3は、一列に配置されてなる4個の例えばフォトダイオードからなる受光素子3a〜3d(本発明でいう受光手段)と、受光側CPU7(本発明でいう同期信号検出手段、制御手段、判定手段)と、受光アンプ8a〜8dと、アナログスイッチ9a〜9dと、コンパレータ10と、出力回路11とを備えて構成されている。
【0025】
受光側CPU7は、マイクロコンピュータを主体として構成されており、受光器3の動作全般を制御するもので、投光側CPU5の同期信号出力端子5aから同期信号伝送路4に出力された同期信号Dが同期信号入力端子7aに入力されることにより、投光側CPU5から同期信号Dが伝送される。また、受光側CPU7は、投光側CPU5から同期信号Dが正常に伝送されると、伝送された同期信号Dに同期して、基本的には、受光駆動信号S1〜S4をアナログスイッチ9a、アナログスイッチ9b、アナログスイッチ9c、アナログスイッチ9dの順序にしたがって順次出力する。
【0026】
受光アンプ8a〜8dは、受光素子3a〜3dから受光信号が入力されると、入力された受光信号を増幅してアナログスイッチ9a〜9dに出力する。アナログスイッチ9a〜9dは、受光側CPU7から受光駆動信号S1〜S4が入力されると、受光アンプ8a〜8dから増幅されて出力された受光信号を所定の通過時間にわたって通過させてコンパレータ10に入力させる。このとき、受光アンプ8a〜8dが受光信号を通過させる通過時間は、投光器2における投光素子2a〜2dが光を投じる投光時間よりも僅かに長く設定されている。
【0027】
コンパレータ10は、受光アンプ8a〜8dから増幅された受光信号がアナログスイッチ9a〜9dを通じて入力されると、入力された受光信号の受光量に応じた信号レベルと閾値とを比較する。そして、コンパレータ10は、入力された受光信号の信号レベルが閾値以上であると、例えばハイレベルの判定信号Pを受光側CPU7に出力し、これに対して、入力された受光信号の信号レベルが閾値未満であると、例えばロウレベルの判定信号Pを受光側CPU7に出力する。
【0028】
受光側CPU7は、各光軸に対してコンパレータ10からハイレベルの判定信号Pが2回連続して入力されると、当該光軸が受光状態である旨を認識して受光判定信号を出力回路11に出力し、これに対して、各光軸に対してコンパレータ10からロウレベルの判定信号Pが2回連続して入力されると、当該光軸が遮光状態である旨を認識して遮光判定信号を出力回路11に出力する。このような構成により、受光器3は、1回毎の走査では、基本的には、受光素子3aから出力された受光信号、受光素子3bから出力された受光信号、受光素子3cから出力された受光信号、受光素子3dから出力された受光信号の順序にしたがって受光信号の信号レベルと閾値とを順次比較する。
【0029】
次に、上記した構成の作用について、図2ないし図6も参照して説明する。ここで、図2および図3は、投光器2および受光器3の動作をタイミングチャートとして示しており、図4および図5は、投光側CPU5が行う処理をフローチャートとして示している。ここでは、
(1)投光器2から同期信号伝送路4に出力された同期信号Dが受光器3に正常に伝送された場合
(2)投光器2から同期信号伝送路4に出力された同期信号Dが受光器3に正常に伝送されなかった場合
について順次説明する。尚、ここでは、同期信号Dは、ロウアクティブ信号であり、投光駆動信号T1〜T4および受光駆動信号S1〜S4は、ハイアクティブ信号であることを前提として説明する。
【0030】
(1)投光器2から同期信号伝送路4に出力された同期信号Dが受光器3に正常に伝送された場合
最初に、投光器2から同期信号伝送路4に出力された同期信号Dが受光器3に正常に伝送された場合について、図2を参照して説明する。
【0031】
まず、投光器2において、投光側CPU5は、各スキャン毎にスタートパルスを生成して同期信号出力端子5aから同期信号伝送路4に出力する。ここで、スタートパルスは、同期信号Dとはパルスの時間幅が異なっており、受光側CPU7は、投光側CPU5から伝送された信号のパルスの時間幅を判定することにより、スタートパルスと同期信号Dとを識別する。そして、これ以降、投光側CPU5は、スタートパルスを同期信号出力端子5aから同期信号伝送路4に出力したのに続いて、光軸毎の同期信号Dを順次生成し、一方、受光側CPU7は、投光側CPU5からスタートパルスが伝送されたのに続いて、投光側CPU5か同期信号Dが正常に伝送される毎に、検出対象とする光軸を順次シフトする。
【0032】
さて、投光側CPU5は、1光軸目(ch1)に対応する同期信号Dを生成すると、生成された同期信号Dを同期信号出力端子5aから同期信号伝送路4に出力する(図2中(a)、t1参照)。このとき、何ら瞬間的に極めて多大なノイズが同期信号伝送路4に重畳していなければ、受光側CPU7は、投光側CPU5から同期信号伝送路4に出力された同期信号Dが同期信号入力端子7aに入力されることにより、投光側CPU5から同期信号Dが正常に伝送されることになり、投光側CPU5は、自身から同期信号伝送路4に出力されて帰還された同期信号Dを同期信号帰還入力端子5bに入力することになる(図2中(b)参照)。
【0033】
また、投光側CPU5は、同期信号Dを出力してから所定の遅延時間が経過した後に投光駆動信号T1を駆動回路6aに出力し、受光側CPU7は、投光側CPU5から同期信号Dが正常に伝送されてから所定の遅延時間が経過した後に受光駆動信号S1をアナログスイッチ9aに出力する(図2中(c)参照)。このとき、投光側CPU5が投光駆動信号T1を駆動回路6aに出力するタイミングと、受光側CPU7が受光駆動信号S1をアナログスイッチ9aに出力するタイミングとは略同時である。
【0034】
これにより、投光素子2aが投光動作を行うのと略同時に、投光素子2aに対向する受光素子3aから出力されて受光アンプ8aにて増幅された受光信号がアナログスイッチ9aを通過してコンパレータ10に入力され、受光信号の信号レベルと閾値とが比較され、ハイレベルの判定信号Pまたはロウレベルの判定信号Pが受光側CPU7に出力される(図2中(g)参照)。尚、図2では、受光素子3aから出力された受光信号の信号レベルが閾値以上であり、ハイレベルの判定信号Pが受光側CPU7に出力された場合を示している。このようにして、投光器2および受光器3は、1光軸目の投受光動作を行う。
【0035】
次いで、投光側CPU5は、1光軸目に対応する同期信号Dを生成してから所定の遅延時間が経過すると、2光軸目(ch2)に対応する同期信号Dを生成して同期信号出力端子5aから同期信号伝送路4に出力する(図2中(a)、t2参照)。このときも、何ら瞬間的に極めて多大なノイズが同期信号伝送路4に重畳していなければ、受光側CPU7は、投光側CPU5から同期信号伝送路4に出力された同期信号Dが同期信号入力端子7aに入力されることにより、投光側CPU5から同期信号Dが正常に伝送されることになり、投光側CPU5は、自身から同期信号伝送路4に出力されて帰還された同期信号Dを同期信号帰還入力端子5bに入力することになる(図2中(b)参照)。
【0036】
そして、上記した1光軸目のときと同様にして、投光側CPU5は、同期信号Dを出力してから所定の遅延時間が経過した後に投光駆動信号T2を駆動回路6bに出力し、受光側CPU7は、投光側CPU5から同期信号Dが正常に伝送されてから所定の遅延時間が経過した後に受光駆動信号S2をアナログスイッチ9bに出力する(図2中(d)参照)。これにより、投光素子2bが投光動作を行うのと略同時に、投光素子2bに対向する受光素子3bから出力されて受光アンプ8bにて増幅された受光信号がアナログスイッチ9bを通過してコンパレータ10に入力され、受光信号の信号レベルと閾値とが比較され、ハイレベルの判定信号Pまたはロウレベルの判定信号Pが受光側CPU7に出力される(図2中(g)参照)。
【0037】
尚、図2では、受光素子3bから出力された受光信号の信号レベルも閾値以上であり、ハイレベルの判定信号Pが受光側CPU7に出力された場合を示している。このようにして、投光器2および受光器3は、2光軸目の投受光動作を行う。
【0038】
これ以降、投光側CPU5は、2光軸目に対応する同期信号Dを生成してから所定の遅延時間が経過すると、3光軸目(ch3)に対応する同期信号Dを生成して同期信号出力端子5aから同期信号伝送路4に出力し(図2中(a)、t3参照)、次いで、3光軸目に対応する同期信号Dを生成してから所定の遅延時間が経過すると、4光軸目(ch4)に対応する同期信号Dを生成して同期信号出力端子5aから同期信号伝送路4に出力する(図2中(a)、t4参照)。
【0039】
このようにして、投光器2は、投光素子2a、投光素子2b、投光素子2c、投光素子2dの順序にしたがって投光動作を順次行うことにより、1回目の走査を終了する。また、受光器3は、受光素子3aから出力された受光信号、受光素子3bから出力された受光信号、受光素子3cから出力された受光信号、受光素子3dから出力された受光信号の順序にしたがって受光信号の信号レベルと閾値とを順次比較することにより、1回目の走査を終了する。
【0040】
そして、投光側CPU5は、1回目の走査を終了してから所定の遅延時間が経過した後に2回目の走査を行う(図2中(a)、t5〜t8参照)。また、受光側CPU7も、1回目の走査を終了してから所定の遅延時間が経過した後に2回目の走査を行う。このとき、受光側CPU7は、各光軸に対して1回目の走査における判定信号Pと2回目の走査における判定信号Pとに基づいて受光状態であるか否かを判定する。
【0041】
具体的に説明すると、受光側CPU7は、1回目の走査でハイレベルの判定信号Pを入力すると共に、2回目の走査でもハイレベルの判定信号Pを入力し、つまり、ハイレベルの判定信号Pを2回連続して入力すると、受光状態である旨を認識する。また、受光側CPU7は、1回目の走査でロウレベルの判定信号Pを入力すると共に、2回目の走査でもロウレベルの判定信号Pを入力し、つまり、ロウレベルの判定信号Pを2回連続して入力すると、遮光状態である旨を認識する。尚、図2では、受光側CPU7は、1光軸目、2光軸目および4光軸目に対して受光状態である旨を認識し、3光軸目に対して遮光状態である旨を認識した場合を示している。
【0042】
(2)投光器2から同期信号伝送路4に出力された同期信号Dが受光器3に正常
に伝送されなかった場合
次に、投光器2から同期信号伝送路4に出力された同期信号Dが受光器3に正常に伝送されなかった場合について、図3を参照して説明する。ここでは、投光側CPU5が2光軸目に対応する同期信号Dを生成して同期信号出力端子5aから同期信号伝送路4に出力した直後に瞬間的に極めて多大なノイズが同期信号伝送路4に重畳した場合を例にして説明する。
【0043】
投光側CPU5は、1光軸目に対応する同期信号Dを生成してから所定の遅延時間が経過すると、2光軸目に対応する同期信号Dを生成して同期信号出力端子5aから同期信号伝送路4に出力するが(図3中(a)、t2参照)、この直後に瞬間的に極めて多大なノイズが同期信号伝送路4に重畳すると、投光側CPU5から出力された同期信号Dの波形が乱れ、受光側CPU7は、投光側CPU5から同期信号Dが正常に伝送されなくなる。
【0044】
このとき、投光側CPU5は、同期信号帰還入力端子5bに入力されている信号の信号レベルや信号のパルスの時間幅を判定し、同期信号帰還入力端子5bに入力されている信号が同期信号でない旨を認識することになる(図3中(b)参照)。一方、受光側CPU7は、同期信号入力端子7aに入力されている信号の信号レベルや信号のパルスの時間幅を判定し、同期信号入力端子7aに入力されている信号が同期信号でない旨を認識することになる。尚、投光側CPU5が同期信号帰還入力端子5bに入力されている信号の信号レベルや信号のパルスの時間幅を判定する処理については、図4および図5を参照して後述する。
【0045】
さて、このとき、投光側CPU5は、2光軸目に対応する同期信号Dを生成したので、同期信号Dを出力してから所定の遅延時間が経過した後に投光駆動信号T2を駆動回路6bに出力することになるが(図3中(d)参照)、受光側CPU7は、投光側CPU5から同期信号Dが正常に伝送されていないので、受光駆動信号S2をアナログスイッチ9bに出力することはない(図3中(e)参照)。つまり、投光素子2bが投光動作を行うが、投光素子2bに対向する受光素子3bから出力されて受光アンプ8bにて増幅された受光信号がアナログスイッチ9bを通過することはない。
【0046】
そして、投光側CPU5は、上記したように自身から出力された同期信号Dを入力していない旨を認識したことにより、同期信号Dが受光側CPU7に正常に伝送されていない旨を認識し、2光軸目に対応する同期信号Dを生成してから所定の遅延時間が経過した後に次段の3光軸目に対応する同期信号Dを生成するのでなく、2光軸目に対応する同期信号Dを生成してから所定の同期信号再生成時間(本発明でいう所定時間)が経過した後に同段の2光軸目に対応する同期信号Dを再度生成して出力する(図3中(a)、t2´参照)。
【0047】
このときは、受光側CPU7は、投光側CPU5から同期信号Dが正常に伝送されることになる。投光側CPU5は、同期信号帰還入力端子5bに入力されている信号の信号レベルや信号のパルスの時間幅を判定し、同期信号帰還入力端子5bに入力されている信号が同期信号Dである旨を認識することになる(図3中(b)参照)。一方、受光側CPU7は、同期信号入力端子7aに入力されている信号の信号レベルや信号のパルスの時間幅を判定し、同期信号入力端子7aに入力されている信号が同期信号である旨を認識することになる。
【0048】
そして、投光側CPU5は、同段の2光軸目に対応する同期信号Dを再度生成したので、同期信号Dを再度生成してから所定の遅延時間が経過した後に投光駆動信号T2を駆動回路6bに再度出力することになり(図3中(d)参照)、受光側CPU7は、投光側CPU5から同期信号Dが正常に伝送されたので、受光駆動信号S2をアナログスイッチ9bに出力することになる(図3中(e)参照)。つまり、投光素子2bが投光動作を行うと同時に、投光素子2bに対向する受光素子3bから出力されて受光アンプ8bにて増幅された受光信号がアナログスイッチ9bを通過してコンパレータ10に入力され、受光信号の信号レベルと閾値とが比較され、ハイレベルの判定信号Pまたはロウレベルの判定信号Pが受光側CPU7に出力される(図3中(h)参照)。
【0049】
これ以降、投光側CPU5は、2光軸目に対応する同期信号Dを再度生成してから所定の遅延時間が経過すると、3光軸目に対応する同期信号Dを生成して同期信号出力端子5aから同期信号伝送路4に出力し(図3中(a)、t3参照)、次いで、3光軸目に対応する同期信号Dを生成してから所定の遅延時間が経過すると、4光軸目に対応する同期信号Dを生成して同期信号出力端子5aから同期信号伝送路4に出力し、1回目の走査を終了する。
【0050】
そして、投光側CPU5は、1回目の走査を終了してから所定の遅延時間が経過した後に2回目の走査を行う(図3中(a)、t5〜t8参照)。また、受光側CPU7も、1回目の走査を終了してから所定の遅延時間が経過した後に2回目の走査を行う。このときも、受光側CPU7は、上記した場合と同様にして、各光軸に対して1回目の走査の判定信号Pと2回目の走査の判定信号Pとに基づいて受光状態であるか否かを判定する。
【0051】
ところで、以上は、投光側CPU5が2光軸目に対応する同期信号Dを生成して同期信号出力端子5aから同期信号伝送路4に出力した直後に瞬間的に極めて多大なノイズが同期信号伝送路4に重畳した場合を例にして説明したものであるが、他の光軸に対応する同期信号Dを生成して同期信号出力端子5aから同期信号伝送路4に出力した直後に瞬間的に極めて多大なノイズが同期信号伝送路4に重畳した場合も、これと同様の処理を行う。
【0052】
さて、投光側CPU5は、以下に示す処理を行うことにより、同期信号帰還入力端子5bに入力された信号の信号レベルや信号のパルスの時間幅を判定することにより、同期信号Dが受光側CPU7に正常に伝送されたか否かを判定する。以下、投光側CPU5が行う処理について、図4および図5を参照して説明する。尚、ここでは、投光側CPU5が行う処理を説明するが、受光側CPU7は、この投光側CPU5が行う処理と同様の処理を行うことにより、同期信号入力端子7aに入力されている信号が同期信号Dであるか否かを検出する。
【0053】
投光側CPU5は、同期信号Dを生成して同期信号出力端子5aから同期信号伝送路4に出力すると(ステップS1)、第1のタイマによるカウントを開始し(ステップS2)、同期信号帰還入力端子5bに入力されている信号を読込む(ステップS3)。次いで、投光側CPU5は、第1のタイマのカウント値が予め規定されている規定カウント値以上であるか否かを判定すると共に(ステップS4)、同期信号帰還入力端子5bに入力されている信号の信号レベルが予め規定されている規定レベル未満であるか否かを判定するステップS5)。
【0054】
ここで、投光側CPU5は、第1のタイマのカウント値が規定カウント以上になるよりも前に、同期信号帰還入力端子5bに入力されている信号の信号レベルが規定レベル未満である旨を検出すると(ステップS4にて「NO」、ステップS5にて「YES」)、第2のタイマによるカウントを開始し(ステップS6)、同期信号帰還入力端子5bに入力されている信号を再度読込む(ステップS7)。
【0055】
次いで、投光側CPU5は、第1のタイマのカウント値が予め規定されている規定カウント値以上であるか否かを再度判定すると共に(ステップS8)、同期信号帰還入力端子5bに入力されている信号の信号レベルが規定レベル未満であるか否かを再度判定する(ステップS9)。
【0056】
ここで、投光側CPU5は、第1のタイマのカウント値が規定カウント値以上になるよりも前に、同期信号帰還入力端子5bに入力されている信号の信号レベルが規定レベル未満でない旨を検出すると(ステップS8にて「NO」、ステップS9にて「NO」)、第2のタイマによるカウントを終了する(ステップS10)。
【0057】
そして、投光側CPU5は、第2のタイマによりカウントしたカウント値が予め規定されている規定範囲内であるか否かを判定することにより、信号のパルスの時間幅が予め規定されている規定時間幅以内であるか否かを判定する(ステップS11)。
【0058】
ここで、投光側CPU5は、第2のタイマによるカウント値が規定範囲内である旨を認識したことにより、信号のパルスの時間幅が規定時間幅未満である旨を認識すると(ステップS11にて「YES」)、同期信号帰還入力端子5bに入力されている信号が同期信号Dである旨を認識し、同期信号Dの伝送状態が正常である旨を認識し、同期信号Dが受光側CPU7に正常に伝送された旨を認識する(ステップS12)。
【0059】
次いで、投光側CPU5は、第1のタイマによるカウントを終了し(ステップS13)、第1のタイマによるカウント値をリセットし(ステップS14)、第2のタイマによるカウント値をリセットする(ステップS15)。そして、投光側CPU5は、同期信号Dを生成してから所定の遅延時間が経過した後に次段の光軸に対応する同期信号Dを生成して同期信号出力端子5aから同期信号伝送路4に出力し(ステップS16)、上記したステップS2に戻り、これ以降、上記した処理を繰返して行う。
【0060】
これにより、投光側CPU5は、同期信号帰還入力端子5bに入力されている信号が、図6中(b)に示す信号である場合に、同期信号帰還入力端子5bに入力されている信号が同期信号Dである旨を認識し、同期信号Dの伝送状態が正常である旨を認識し、同期信号Dが受光側CPU7に正常に伝送された旨を認識することが可能となる。
【0061】
これに対して、投光側CPU5は、第1のタイマによるカウントを開始し(ステップS2)、同期信号帰還入力端子5bに入力されている信号を読込んだ後に(ステップS3)、同期信号帰還入力端子5bに入力されている信号の信号レベルが規定レベル未満になるよりも前に、第1のタイマのカウント値が規定カウント値以上である旨を検出すると(ステップS4にて「YES」)、同期信号Dの伝送状態が異常である旨を認識し、同期信号Dが受光側CPU7に正常に伝送されなかった旨を認識する(ステップS17)。
【0062】
このときは、投光側CPU5は、第1のタイマによるカウントを終了し(ステップS18)、第1のタイマによるカウント値をリセットする(ステップS19)。そして、投光側CPU5は、同期信号Dを生成してから上記した所定の同期信号再生成時間が経過した後に同段の光軸に対応する同期信号Dを再度生成して同期信号出力端子5aから同期信号伝送路4に出力し(ステップS20)、上記したステップS2に戻り、これ以降、上記した処理を繰返して行う。
【0063】
尚、このとき、投光側CPU5は、同期信号帰還入力端子5bに入力されている信号のパルスの時間幅に基づいて所定の同期信号再生成時間を決定する。具体的には、投光側CPU5は、同期信号帰還入力端子5bに入力されている信号のパルスの時間幅が相対的に短いときには、同期信号再生成時間を短く決定し、これに対して、同期信号帰還入力端子5bに入力されている信号のパルスの時間幅が相対的に長いときには、同期信号再生成時間を短く決定することにより、同段の光軸に対応する同期信号Dを適切なタイミングで再度生成することができる。
【0064】
これにより、投光側CPU5は、同期信号帰還入力端子5bに入力されている信号が、図6中(c)に示す信号である場合に、同期信号帰還入力端子5bに入力されている信号が同期信号Dでない旨を認識し、同期信号Dの伝送状態が異常である旨を認識し、同期信号Dが受光側CPU7に正常に伝送されなかった旨を認識することが可能となる。
【0065】
また、投光側CPU5は、第2のタイマによるカウントを開始し(ステップS6)、同期信号帰還入力端子5bに入力されている信号を再度読込んだ後に(ステップS7)、同期信号帰還入力端子5bに入力されている信号の信号レベルが規定レベル未満でなくなるよりも前に、第1のタイマのカウント値が規定カウント値以上である旨を検出すると(ステップS8にて「YES」)、このときも、同期信号Dの伝送状態が異常である旨を認識し、同期信号Dが受光側CPU7に正常に伝送されなかった旨を認識する(ステップS21)。
【0066】
このときは、投光側CPU5は、第1のタイマによるカウントを終了し(ステップS22)、第2のタイマによるカウントを終了し(ステップS23)、第1のタイマによるカウント値をリセットし(ステップS24)、第2のタイマによるカウント値をリセットする(ステップS25)。そして、投光側CPU5は、上記したように、同期信号Dを生成してから所定の同期信号再生成時間が経過した後に同段の光軸に対応する同期信号Dを再度生成して同期信号出力端子5aから同期信号伝送路4に出力し(ステップS27)、上記したステップS2に戻り、これ以降、上記した処理を繰返して行う。尚、このときも、投光側CPU5は、同期信号帰還入力端子5bに入力されている信号のパルスの時間幅に基づいて所定の同期信号再生成時間を決定する。
【0067】
これにより、投光側CPU5は、同期信号帰還入力端子5bに入力されている信号が、図6中(d)に示す信号である場合に、同期信号帰還入力端子5bに入力されている信号が同期信号Dでない旨を認識し、同期信号Dの伝送状態が異常である旨を認識し、同期信号Dが受光側CPU7に正常に伝送されなかった旨を認識することが可能となる。
【0068】
さらに、投光側CPU5は、第2のタイマによるカウント値が規定範囲内でない旨を認識したことにより、信号のパルスの時間幅が規定時間以上である旨を認識すると(ステップS11にて「NO」)、このときも、同期信号Dの伝送状態が異常である旨を認識し、同期信号Dが受光側CPU7に正常に伝送されなかった旨を認識する(ステップS27)。
【0069】
このときは、投光側CPU5は、第1のタイマによるカウントを終了し(ステップS28)、第1のタイマによるカウント値をリセットし(ステップS29)、第2のタイマによるカウント値をリセットする(ステップS30)。そして、投光側CPU5は、同期信号Dを生成してから所定の同期信号再生成時間が経過した後に同段の光軸に対応する同期信号Dを再度生成して同期信号出力端子5aから同期信号伝送路4に出力し(ステップS31)、上記したステップS2に戻り、これ以降、上記した処理を繰返して行う。尚、このときも、投光側CPU5は、同期信号帰還入力端子5bに入力されている信号のパルスの時間幅に基づいて所定の同期信号再生成時間を決定する。
【0070】
これにより、投光側CPU5は、同期信号帰還入力端子5bに入力されている信号が、図6中(e)、(f)に示す信号である場合に、同期信号帰還入力端子5bに入力されている信号が同期信号Dでない旨を認識し、同期信号Dの伝送状態が異常である旨を認識し、同期信号Dが受光側CPU7に正常に伝送されなかった旨を認識することが可能となる。
【0071】
ところで、同期信号帰還入力端子5bに入力されている信号が同期信号Dであるか否かを判定するのに、信号のパルスの時間幅を規定時間幅と比較するのは、以下の理由による。すなわち、投光側CPU5は、同期信号Dを受光側CPU7に伝送することに加えて、外乱光の影響を受けたときに同段の光軸の投受光動作を再度行わせるためのリトライ信号をも受光側CPU7に伝送する場合がある。このとき、投光側CPU5は、同期信号とリトライ信号とを各々のパルスの時間幅を異ならせて受光側CPU7に伝送する。そのため、投光側CPU5は、帰還されて入力された信号が同期信号であるかリトライ信号であるかを区別する必要があるので、信号のパルスの時間幅を規定時間幅と比較し、信号のパルスの時間幅を規定時間幅以内であると、当該信号が同期信号である旨を認識するものである。
【0072】
以上に説明したように第1実施例によれば、多光軸光電センサ1の投光器2において、同期信号伝送路4に出力された同期信号Dを監視することにより、同期信号Dが受光器3に正常に伝送されたか否かを判定し、同期信号Dが受光器3に正常に伝送されなかった旨を認識すると、同段の光軸に対応する同期信号Dを再度生成して同期信号伝送路4に出力するように構成した。したがって、受光器3においては、投光器2から同期信号Dが正常に伝送されなかった直後に、同段の光軸に対応する同期信号Dが直ちに正常に伝送されることにより、同期信号Dを速やかに正確に検出することができる。これにより、受光状態であるか遮光状態であるかを速やかに正確に判定することができ、受光状態であるか遮光状態であるかを正確に判定するのに要する時間を短縮することができ、応答速度の向上を図ることができる。
【0073】
(第2実施例)
次に、本発明の第2実施例について、図7を参照して説明する。尚、上記した第1実施例と同一部分については説明を省略し、異なる部分について説明する。上記した第1実施例は、投光器2の投光側CPU5が同期信号Dを生成して出力するように構成したものであるが、これに対して、この第2実施例は、受光器の受光器側CPUが同期信号Dを生成して出力するように構成したものである。
【0074】
すなわち、図7において、多光軸光電センサ21において、受光器23の受光側CPU27(本発明でいう同期信号生成手段、同期信号出力手段、制御手段、判定手段、同期信号伝送判定手段)は、同期信号Dを生成して同期信号出力端子27aから同期信号伝送路4に出力することにより、同期信号Dを同期信号伝送路4により投光器22に伝送すると共に、同期信号出力端子27aから同期信号伝送路4に出力されて帰還された同期信号Dを同期信号帰還入力端子27bに入力することにより、同期信号出力端子27aから同期信号伝送路4に出力された同期信号Dを監視する。また、投光器22の投光側CPU25(本発明でいう同期信号検出手段、投光駆動手段)は、受光側CPU27の同期信号出力端子27aから同期信号伝送路4に出力された同期信号Dが同期信号入力端子25aに入力されることにより、受光側CPU27から同期信号Dが伝送される。
【0075】
以上に説明したように第2実施例によれば、多光軸光電センサ21の受光器23において、同期信号伝送路4に出力された同期信号Dを監視することにより、同期信号Dが投光器22に正常に伝送されたか否かを判定し、同期信号Dが投光器22に正常に伝送されなかった旨を認識すると、同段の光軸に対応する同期信号Dを再度生成して同期信号伝送路4に出力するように構成した。したがって、投光器22においては、受光器23から同期信号Dが正常に伝送されなかった直後に、同段の光軸に対応する同期信号Dが直ちに正常に伝送されることにより、同期信号Dを速やかに正確に検出することができる。これにより、受光器23において、上記した第1実施例に記載したものと同様にして、受光状態であるか遮光状態であるかを速やかに正確に判定することができ、受光状態であるか遮光状態であるかを正確に判定するのに要する時間を短縮することができ、応答速度の向上を図ることができる。
【0076】
(その他の実施例)
本発明は、上記した実施例にのみ限定されるものではなく、以下のように変形または拡張することができる。
各実施例において、4光軸を形成するものに限らず、それ以外の数の光軸を形成するものであっても良い。
同期信号は、ハイアクティブ信号であっても良い。
各光軸に対して2回の走査結果が連続して一致したときに受光状態であるか遮光状態であるかを判定する構成に限らず、各光軸に対して3回以上の走査結果が連続して一致したときに受光状態であるか遮光状態であるかを判定する構成であっても良い。
【0077】
同期信号帰還入力端子に入力されている信号のパルスの時間幅が規定時間幅以内であるか否かを判定して同期信号の伝送状態が正常であるか異常であるかを判定する構成に限らず、同期信号帰還入力端子に入力されている信号のパルスの時間幅と正規の同期信号のパルスの時間幅との差を計算し、当該差が規定時間幅以内であるか否かを判定して同期信号の伝送状態が正常であるか異常であるかを判定する構成であっても良い。
同期信号帰還入力端子に入力されている信号が同期信号であるか否かを、信号パルスの時間幅に基づいて判定する構成に限らず、信号のパルスの個数に基づいて判定する構成であっても良く、また、信号パルスの時間幅と数との双方に基づいて判定する構成であっても良い。
【0078】
同期信号が正常に伝送されたか否かを判定する構成に限らず、リトライ信号が正常に伝送されたか否かを判定する構成や、伝送エラーが発生した旨を通知するための伝送エラー信号が正常に伝送されたか否かを判定する構成に適用しても良い。その場合も、リトライ信号や伝送エラー信号をパルスの個数に基づいて判定する構成であっても良い。
同期信号を監視する方法としては、同期信号出力端子から出力された同期信号を帰還させて同期信号入力端子に入力させる方法に限らず、他の方法であっても良い。
【0079】
【発明の効果】
以上の説明によって明らかなように、本発明の多光軸光電センサによれば、同期信号を伝送する側において、同期信号伝送手段に出力された同期信号を監視することにより、同期信号が正常に伝送されたか否かを判定し、同期信号が正常に伝送されなかった旨を認識すると、同段の光軸に対応する同期信号を再度生成して同期信号伝送路に出力するように構成した。したがって、同期信号が伝送される側においては、同期信号が正常に伝送されなかった直後に、同段の光軸に対応する同期信号が直ちに正常に伝送されることにより、同期信号を速やかに正確に検出することができる。これにより、受光状態であるか遮光状態であるかを速やかに正確に判定することができ、受光状態であるか遮光状態であるかを正確に判定するのに要する時間を短縮することができ、応答速度の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例を示す機能ブロック図
【図2】 タイミングチャート
【図3】 図2相当図
【図4】 投光側CPUの処理を示すフローチャート
【図5】 図4相当図
【図6】 同期信号の波形および同期信号帰還入力端子に入力されている信号の波形を概略的に示す図
【図7】 本発明の第2実施例を示す機能ブロック図
【符号の説明】
図面中、1は多光軸光電センサ、2は投光器、2a〜2dは投光素子(投光手段)、3は受光器、3a〜3dは受光素子(受光手段)、4は同期信号伝送路(同期信号伝送手段)、5は投光側CPU(同期信号生成手段、同期信号出力手段、投光駆動手段、同期信号伝送判定手段)、7は受光側CPU(同期信号検出手段、制御手段、判定手段)、21は多光軸光電センサ、22は投光器、22a〜22dは投光素子(投光手段)、23は受光器、23a〜23dは受光素子(受光手段)、25は投光側CPU(同期信号検出手段、投光駆動手段)、27は受光側CPU(同期信号生成手段、同期信号出力手段、制御手段、判定手段、同期信号伝送判定手段)である。

Claims (3)

  1. 複数の投光手段を有する投光器と、
    前記複数の投光手段に1対1に対応する複数の受光手段を有する受光器と、
    前記投光器に設けられ、前記投光手段および前記受光手段の投受光タイミング毎に同期信号を順次生成する同期信号生成手段と、
    前記投光器に設けられ、前記同期信号生成手段により生成された同期信号を出力する同期信号出力手段と、
    前記投光器に設けられ、前記同期信号出力手段から出力された同期信号に基づいて前記投光手段に投光動作を行わせる投光駆動手段と、
    前記投光器と前記受光器との間を接続するように設けられ、前記同期信号出力手段から出力された同期信号を前記受光器に伝送する同期信号伝送手段と、
    前記受光器に設けられ、前記同期信号伝送手段により伝送される同期信号を検出する同期信号検出手段と、
    前記受光器に設けられ、前記同期信号検出手段により検出された同期信号に基づいて前記受光素子からの受光信号を有効化する制御手段と、
    前記受光器に設けられ、前記制御手段により有効化された受光信号に基づいて受光状態であるか遮光状態であるかを判定する判定手段とを備えた多光軸光電センサにおいて、
    前記同期信号生成手段により生成された同期信号に同期して前記同期信号出力手段から前記同期信号伝送手段に出力された同期信号を監視し、前記同期信号出力手段から前記同期信号伝送手段に出力された同期信号が前記同期信号検出手段に正常に伝送されたか否かを当該監視結果に基づいて判定する同期信号伝送判定手段を備え、
    前記同期信号生成手段は、一の光軸に対応する同期信号が前記同期信号検出手段に正常に伝送されなかった旨を前記同期信号伝送判定手段が認識したときには、前記一の光軸に対応する同期信号を所定時間が経過した後に再度生成し、一の光軸に対応する同期信号が前記同期信号検出手段に正常に伝送された旨を前記同期信号伝送判定手段が認識したときには、前記一の光軸の次段の光軸に対応する同期信号を生成することを特徴とする多光軸光電センサ。
  2. 複数の投光手段を有する投光器と、
    前記複数の投光手段に1対1に対応する複数の受光手段を有する受光器と、
    前記受光器に設けられ、前記投光手段および前記受光手段の投受光タイミング毎に同期信号を順次生成する同期信号生成手段と、
    前記受光器に設けられ、前記同期信号生成手段により生成された同期信号を出力する同期信号出力手段と、
    前記投光器と前記受光器との間を接続するように設けられ、前記同期信号出力手段から出力された同期信号を前記投光器に伝送する同期信号伝送手段と、
    前記投光器に設けられ、前記同期信号伝送手段により伝送される同期信号を検出する同期信号検出手段と、
    前記投光器に設けられ、前記同期信号検出手段により検出された同期信号に基づいて前記投光手段に投光動作を行わせる投光駆動手段と、
    前記受光器に設けられ、前記同期信号出力手段から出力された同期信号に基づいて前記受光素子からの受光信号を有効化する制御手段と、
    前記受光器に設けられ、前記制御手段により有効化された受光信号に基づいて受光状態であるか遮光状態であるかを判定する判定手段とを備えた多光軸光電センサにおいて、
    前記同期信号生成手段により生成された同期信号に同期して前記同期信号出力手段から前記同期信号伝送手段に出力された同期信号を監視し、前記同期信号出力手段から前記同期信号伝送手段に出力された同期信号が前記同期信号検出手段に正常に伝送されたか否かを当該監視結果に基づいて判定する同期信号伝送判定手段を備え、
    前記同期信号生成手段は、一の光軸に対応する同期信号が前記同期信号検出手段に正常に伝送されなかった旨を前記同期信号伝送判定手段が認識したときには、前記一の光軸に対応する同期信号を所定時間が経過した後に再度生成し、一の光軸に対応する同期信号が前記同期信号検出手段に正常に伝送された旨を前記同期信号伝送判定手段が認識したときには、前記一の光軸の次段の光軸に対応する同期信号を生成することを特徴とする多光軸光電センサ。
  3. 前記同期信号生成手段は、同期信号として予め規定されている規定時間幅のパルスを生成し、
    前記同期信号検出手段は、前記同期信号伝送手段により伝送される信号の信号レベルと予め規定されている規定レベルとを比較してパルスを検出し、検出されたパルスの時間幅を測定して前記規定時間幅と比較し、信号のパルスの時間幅が前記規定時間幅と略一致したときに、前記同期信号伝送手段により伝送される信号のパルスを同期信号として検出し、
    前記同期信号伝送判定手段は、前記同期信号伝送手段により伝送される信号の信号レベルと前記規定レベルとを比較してパルスを検出し、検出されたパルスの時間幅を測定して前記規定時間幅と比較し、信号のパルスの時間幅が前記規定時間幅と略一致したときに、前記同期信号出力手段から前記同期信号伝送手段に出力された同期信号が前記同期信号検出手段に正常に伝送された旨を認識し、パルスを検出しなかったとき、または、信号のパルスの時間幅が前記規定時間幅と略一致しなかったときに、前記同期信号出力手段から前記同期信号伝送手段に出力された同期信号が前記同期信号検出手段に正常に伝送されなかった旨を認識することを特徴とする請求項1または2に記載した多光軸光電センサ。
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