JP2513335Y2 - 多光軸式光電スイッチ - Google Patents

多光軸式光電スイッチ

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JP2513335Y2 JP1990058056U JP5805690U JP2513335Y2 JP 2513335 Y2 JP2513335 Y2 JP 2513335Y2 JP 1990058056 U JP1990058056 U JP 1990058056U JP 5805690 U JP5805690 U JP 5805690U JP 2513335 Y2 JP2513335 Y2 JP 2513335Y2
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【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は複数対の投光素子及び受光素子を備え、いず
れかの光軸が遮光されたことに基づき動作する多光軸式
光電スイッチに関する。
(従来の技術) この種の光電スイッチは、広い範囲で物体の有無を検
出できるため、例えばプレス装置の安全装置として利用
される。その基本的構成は、検出物が通過する領域に複
数本の光軸を構成するように対をなして投光素子及び受
光素子を設け、あたかも複数の透過形光電スイッチを組
合わせた形とするのである。この構成では、1つの光軸
に検出物が侵入してその光軸が遮られたとしても、遮ら
れた光軸の受光素子に隣の光軸の投光素子からの光が入
射して入光状態と見なされたのでは、検出物の進入を確
実に検出することができない。このため従来は、複数の
投光素子を所定のタイミングで順次発光させると共に、
受光回路側に投光タイミングに対応する同期信号を信号
ケーブルを介して送り、発光している投光素子に対応す
る受光素子のみを有効化する構成としていた。
しかし、この構成では、投光装置と受光装置との間を
長い信号ケーブルにて接続する必要があるため、設置時
の配線作業が相当に面倒になるという大きな欠点があっ
た。
そこで、本出願人は、投光・受光装置間のワイヤレス
化を可能にする技術を開発し、既に出願した(特開昭61
-199863号)。これは、物体検出用の複数対の投光素子
及び受光素子に加えて同期用の投光素子及び受光素子を
設け、この同期用投光素子及び受光素子を利用して光信
号で同期信号を受光装置に送信する構成である。受光装
置は、同期用受光素子が同期用の光信号を受けたことを
検出する度に、受光回路に投光タイミングに対応する同
期信号を出力するようになっている。これによれば、投
光装置と受光装置とを結ぶ信号ケーブルが不要になり、
機器設置の自由度が高まるという利点がある。
(考案が解決しようとする課題) ところで、この種の光電スイッチでは、より広い領域
への物体の進入を検出すべく、複数組の投光装置と受光
装置とを併設する場合がある。
しかしながら、投光装置から同期信号を光信号によっ
て受光装置に送信する構成では、ある投光装置から発光
された同期用の光信号がそれと対をなす組の受光装置で
けでなく、隣の組の受光装置にも入光してしまう。この
ため、隣の組の投光装置からの同期用光信号を受けた受
光装置では、正確な同期をとって受光信号の判定をする
ことができず、誤動作を引き起こすという問題を生ず
る。
そこで、本考案の目的は、投光・受光装置間のワイヤ
レス化を可能にし、しかも複数組の投受光装置を設置し
た場合でも誤動作を生じさせることがない多光軸式光電
スイッチを提供するにある。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 本考案の多光軸式光電スイッチは、検出用の光軸を構
成するように対をなして設けられた検出用投光素子及び
受光素子と、同期用の光軸を構成するように対をなして
設けられた同期用投光素子及び受光素子と、同期用投光
素子の発光時間を検出用投光素子の発光時間よりも長く
して各投光素子を所定の投光タイミングで繰返し走査す
るように発光させる投光回路と、同期用受光素子が継続
して受光状態となった後に非受光状態となるまでの受光
時間が所定の基準受光時間と一致する度に前記投光タイ
ミングに対応した同期信号を出力する同期信号生成手段
と、各検出用受光素子からの受光信号を同期信号と同期
をとりつつ取込むことにより光軸の遮光状態を検出する
判定手段とを設け、投光回路は、同期用投光素子の発光
時間を複数種の時間に設定可能であると共に前記同期用
投光素子に対する発光タイミングを示す投光同期信号を
出力するように設けられ、外部から投光同期信号を入力
したときは当該投光同期信号が示す発光タイミングと互
いに異なるタイミングで前記同期用投光素子及び検出用
投光素子を夫々発光させるように構成し、同期信号生成
手段は、その複数種の各発光時間に対応して複数種の基
準受光時間を設定可能に構成したところに特徴を有す
る。
(作用) 同期用投光素子から投光される光信号は、検出用投光
素子から投光される光信号に比べて発光期間を長くされ
ている。このため、同期用受光素子に同期用投光素子か
らの光信号が入光したときには、同期信号生成手段にお
いて同期用受光素子が所定時間継続して受光状態となっ
たことが検出されて投光回路における投光タイミングに
対応した同期信号が判定手段に出力される。しかし、検
出用投光素子からの光信号が同期用受光素子に入光した
ときには、その光信号の発光時間は短いから同期用受光
素子が所定時間継続して受光状態となったことが検出さ
れず、同期信号は判定手段に与えられない。こうして同
期用の光信号と検出用の光信号とは明確に区別される。
一方、判定手段は、検出用受光素子からの受光信号を
同期信号と同期をとりつつ取込むことにより各光軸の遮
光状態を検出する。
ここで、投光回路は同期用投光素子の発光時間を複数
種の時間に設定可能に構成され、同期信号生成手段は、
その複数種の各発光時間に対応して複数種の基準受光時
間を設定可能に構成されているから、複数組の投光・受
光装置を設置する場合には、各組毎に異なる発光時間及
び基準受光時間を設定すればよい。このようにすれば、
同期用光信号を各組についてその発光時間の長さによっ
て区別することができ、各組の受光装置において正確な
同期をとって受光信号の判定をすることができる。
(実施例) 以下本考案の一実施例について第1図ないし第3図を
参照して説明する。この例は、投光・受光の各装置を2
組組合わせて使用する場合である。
[1] 投光装置T1,T2 2つの投光装置T1,T2は同一構成である。投光回路11
について述べるに、これは1個の同期用投光素子12及び
計3個の検出用投光素子13,14,15を備え、各投光素子12
〜15は検出物の通過領域を横切って光を投射するように
設けられている。これらを制御するためにCPU16、シフ
トレジスタ17及び4個のアンドゲート18が図示の通りに
設けられ、このうちCPU16の出力端子O0からは第2図
(A)及び(C)にそれぞれ示す2種類の投光信号S1
S2が選択的に出力可能で、またこのCPU16からの信号を
受けて動作するシフトレジスタ17の各出力ラインには各
アンドゲート18を順に開く選択信号が繰返し走査するよ
うに出力される。各アンドゲート18が順に開くと、投光
信号S1またはS2が駆動回路19に与えられて各投光素子12
〜15が投光信号S1またはS2に基づくタイミングで繰返し
走査されるように発光され、もって同期用投光素子12か
らは同期用光信号が、各検出用投光素子13〜15からは検
出用光信号が夫々受光装置R1,R2に向けて投光される。
ここで、前記投光信号S1,S2は、共に第2図(A)
(C)に示すように同期用光信号のためのパルス群
PS1,PS2と、検出用光信号のための3個のパルスPD1,P
D2,PD3とを繰返し含み、そのうち特に同期用光信号の
ためのパルス群PS1,PS2は、例えば100KHZの周波数でオ
ンオフを繰り返すバースト信号で、検出用光信号のため
の各パルスPD1,PD2,PD3に比べて発光期間が長くなる
ようにしている。
2つの投光信号S1,S2は、同期用光信号のためのパル
ス群PS1,PS2の長さにおいて相違している。この結果、
投光信号S1は同期用光信号を比較的長い発光時間t1で出
力させ、投光信号S2は同期用光信号を比較的長い発光時
間t2(t1>t2)で出力させることができる。両投光信号
S1,S2の選択は、選択スイッチ20をオンまたはオフさせ
ることによりCPU16の入力端子IN0に与える電圧レベルを
切換えて行うことができる。すなわち、この投光回路11
では、同期用投光素子12の発光時間を2種の時間に設定
可能に構成されている。そこで、本例のように2組の投
光・受光装置T1,T2及びR1,R2を組合わせて使用する場
合には、互いに同期用投光素子12の発光時間を異ならせ
るために、例えば第1組の投光装置T1では選択スイッチ
20をオフ状態に設定してCPU16から投光信号S1を出力さ
せ、第2組の投光装置T2では選択スイッチ20をオン状態
に設定してCPU16から投光信号S2を出力させる。
さらに、第1図に示すように各投光装置T1,T2には同
期出力回路21、同期入力回路22及びダイオード23,24が
設けられ、両者間が投光同期ケーブル25にて接続されて
いる。そして、投光装置T1に属する投光回路11のCPU16
は、第2図(B)に示すように、同期光信号のためのパ
ルス群PS1を出力した後であって検出用光信号のための
パルスPD1を出力する前に、出力端子O1から投光同期信
号SBを出力し、この投光同期信号SBを投光装置T2に属
する投光回路11のCPU16に与えるように構成されてい
る。従って、投光装置T1に属する投光回路11のCPU16か
ら出力された投光同期信号SBは、投光装置T1の同期出
力回路21、ダイオード23、投光同期ケーブル25、投光装
置T2のダイオード24及び同期入力回路22を順に介してCP
U16の入力端子IN1に入力される。そして、そのCPU16
は、投光同期信号SBを受けたことを契機として同期光
信号のためのパルス群PS2を出力するようになってい
る。これにより、両投光信号S1,S2の各パルスPD1,PD2,
PD3は交互に出力される関係となり、併設された投光装
置T1,T2の各投光素子12〜15は交互に発光することにな
る。
尚、投光装置T1と投光装置T2とは同一構成であるが、
夫々の選択スイッチ20の設定状態によって、選択スイッ
チ20がオフ状態のときにはCPU16の入力端子IN1への入力
を無効化すると共に出力端子O1から投光同期信号SBを
出力し、選択スイッチ20がオン状態のときにはCPU16の
入力端子IN1への入力を有効化すると共に出力端子O1か
らは投光同期信号を出力しないように構成されている。
そのため、この場合には投光装置T2からは投光同期信号
SBは出力されず、また投光装置T1ではCPU16の入力端子
IN1は無効化されており、投光同期信号SBによらず投光
装置T1のCPU16自身で所定のタイミングで同期光信号の
ためのパルス群Ps1を出力するようになっている。
[2] 受光装置R1,R2 2つの受光装置R1,R2も同一構成である。受光装置R1
は投光装置T1と同一の組に属し、受光装置R2は投光装置
T2と同一の組に属する。
受光回路31について述べるに、これは上記した同期用
及び検出用の各投光素子12〜15と対をなす同期用受光素
子32と検出用受光素子33〜35とを備える。同期用投光素
子12と同期用受光素子32とで同期用の光軸が形成され、
検出用投光素子13〜15と検出用受光素子33〜35とで第1
ないし第3の3本の検出用の光軸が形成される。
各受光素子32〜35は例えばフォトダイオードから構成
され、前記投光素子12〜15からの光信号を受光信号に光
電変換する。それらの受光信号は4個の受光アンプ36〜
39にて増幅され,選択的に導通状態にされるアナログス
イッチ40を介してコンパレータ41に入力され、コンパレ
ータ41からの出力信号はCPU42及びオフディレイ回路43
に与えられる。コンパレータ41は各受光素子32〜35から
の受光信号を基準レベルと比較することにより波形を整
形する機能を有し、またオフディレイ回路43は、コンパ
レータ41からの整形信号のオフタイミングを遅らせる機
能を有する。従って、受光信号のうち同期用光信号に対
応する部分は幅の十分に広いパルス(同期トリガ信号S
T1,ST2)に変換され、検出用光信号に対応する部分は
パルス幅が極僅かに広がるだけとなる。
また、CPU42は次に述べるように同期信号生成手段及
び判定手段を構成するものである。即ち、受光回路31の
電源を投入した直後の初期状態では、CPU42はシフトレ
ジスタ44に信号を与えて同期用受光素子32に対応するア
ナログスイッチ40を導通状態にして同期トリガ信号ST1
またはST2の検出を待つ。この同期トリガ信号ST1,ST2
は、同期用受光素子32が所定の基準受光時間だけ継続し
て受光状態となってオフディレイ回路43からCPU42の幅
の広いパルスが入力されることに基づき検出される。こ
の同期トリガ信号ST1,ST2が検出されると、CPU42はそ
の検出タイミングに応じて投光回路11における投光タイ
ミングに対応した第2図(I)(J)に示すようなパル
ス状の同期信号SI1,SI2を生成する。また、これに併せ
てシフトレジスタ44に信号が与えられ、その出力ライン
からゲートオープン信号が出力されるため、対応する各
アナログスイッチ40が導通状態になって各受光素子33〜
35からの受光信号SD1,SD2がコンパレータ41を介してCP
U42に入力される。そして、コンパレータ41にて波形整
形された整形信号SF1,SF2がCPU42内で同期信号SI1,S
I2と同期をとりつつ取込まれることにより、対応する光
軸が遮光状態か否かが検出される。ここで、同期用光軸
または各検出用光軸のうちの1本でも遮光状態にあるこ
とが検出されたときには、CPU42は出力回路45に信号を
与えて出力オフの状態とする。
さて、CPU42の入力端子IN0には抵抗46及び選択スイッ
チ47が図示の通りに接続され、選択スイッチ47をオン状
態に設定したときと、オフ状態に設定したときとでは、
入力端子IN0に与えられる電圧レベルが相違するように
なり、この結果、同期信号生成手段としての機能におい
て相違が生ずる。すなわち、選択スイッチ47がオフ状態
に設定されている場合には、同期トリガ信号ST1またはS
T2の検出の判断基準となる基準受光時間が、投光信号S1
のパルス群PS1の長さt1に対応した時間に設定され、逆
に選択スイッチ46がオン状態に設定されている場合に
は、その基準受光時間が、投光信号S2のパルス群PS2
長さt2に対応した時間に設定される。
〔3〕 作用 さて、上記構成において、第3図に示すように2組の
投光・受光の各装置を使用するには、例えば第1組に属
する投光装置T1及び受光装置R1の各選択スイッチ20,47
をいずれもオフ状態に設定し、第2図に属する投光装置
T2及び受光装置R2の各選択スイッチ20,47を逆にオン状
態に設定しておく。これにより、第1組に属する投光装
置T1の同期用投光素子12からは長い発光時間t1の同期用
光信号が出力され、第2組に属する投光装置T2の同期用
投光素子12からは短い発光時間t2の同期用光信号が出力
されることになり、また第1組に属する受光装置R1にお
ける基準受光時間が時間t1に対応した時間に設定され、
第2組に属する受光装置R2における基準受光時間が時間
t2に対応した時間に設定されることになる。
第3図に示すように、他の組に属する投光装置T1,T2
の同期用投光素子12からの同期用光信号が互いに他の組
に属する受光装置R1,R2の同期用受光素子32に入射する
関係に併設されている場合、例えば投光装置T1からの光
信号は受光装置R1だけでなく受光装置R2にも入光する
(同図以下において投光領域は二点鎖線間の領域であ
る)。従って、各受光装置R1,R2における受光信号
SD1,SD2は第2図(D)(E)に示すように、他の組に
属する投光素子からの光信号に起因する部分を含むこと
になる。しかし、受光装置R1においては、基準受光時間
が時間t1に対応した時間に設定されており、その時間t1
継続する同期トリガ信号ST1のみが検出されるから、CPU
42においてはその同期トリガ信号ST1に基づき同期信号S
I1が生成される。また、同様に、受光装置R2において
は、基準受光時間が時間t2に対応した時間に設定されて
おり、その時間t2継続する同期トリガ信号ST2のみが検
出されるから、CPU42においてはその同期トリガ信号ST2
に基づき同期信号SI2が生成される(第2図(I)
(J)参照)。従って、第3図に示すように、他の組に
属する投光装置T1,T2の同期用投光素子12からの同期用
光信号が互いに他の組に属する受光装置R1,R2の同期用
受光素子32に入射する関係にあったとしても、両同期用
光信号が混同されることはなく、各組の受光装置R1,R2
において正確な同期をとって受光信号の判定をすること
ができ、誤動作を確実に防止することができる。
なお、本実施例では2台の投光装置T1,T2間を投光同
期ケーブル25にて接続する構成としているが、併設する
投光装置T1,T2間は受光装置との間に比べれば極めて距
離が短いから、投光同期ケーブル25は短いもので済み、
また配線作業もやり易く、問題はない。さらに、特に本
実施例では、投光信号S1,S2の各パルスPD1,PD2,PD3
は交互に出力される関係としているから、一方の投光信
号の各検出パルスPD1,PD2,PD3が出力されてから他方
の投光信号の各検出パルスPD1,PD2,PD3を出力する構
成に比べて、余分な待ち時間が短くなって検出物の進入
検出の応答性を高くすることができる。
また、上記実施例では、2組の投光・受光装置を使用
する例を示したが、本考案はこれに限られず、第4図に
示すように、投光同期ケーブル25にて接続した2台の投
光装置T1,T2からの光信号が、やはり投光同期ケーブル
25にて接続した2台の投光装置T3,T4に入光しない関係
にあれば、2組以上の投光・受光装置を使用することも
できる。また、前記実施例では、同期用投光素子12の発
光時間を2種の時間t1,t2に選択的に設定可能に構成し
たが、これに限られず、3種以上の発光時間を選択でき
るようにしてもよい。例えば3種の発光時間を設定でき
るようにすれば、第5図に示すように、3台の投光装置
T1,T2,T3を投光同期ケーブル25にて接続して3組の投
光・受光装置を同時に使用することができる。
また、各投光装置間を結ぶ投光同期ケーブル25は必ず
しも必要ではなく、光信号や磁気信号によって一方の投
光装置から他方の投光装置に発光同期信号SBを送信する
構成としてもよく、或いは各投光装置間において発光同
期信号SBをやりとりしなくとも、投光装置とは別に設け
たコントローラから各投光装置に信号を与えて各投光装
置における発光タイミングを調整するようにしてもよ
い。
さらに、検出用光軸の数は、検出領域の広さや必要と
される密度に応じて適宜設定すればよい等、本考案は上
記し且つ図面に示す実施例に限定されるものではなく、
要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することが
できる。
[考案の効果] 本考案は以上述べたように、投光・受光装置間のワイ
ヤレス化を可能にしながら、しかも複数組の投受光装置
を設置した場合でも誤動作を生じさせることがないとい
う優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案の一実施例を示し、第1図
は全体のブロック図、第2図は投光回路及び受光回路の
各部の電圧波形図、第3図は投光・受光装置の配置例を
しめす概略的平面図、第4図及び第5図は投光・受光装
置の配置例において夫々異なる態様を示す第3図相当図
である。 図面中、11は投光回路、12は同期用投光素子、13〜15は
検出用投光素子、31は受光回路、32は同期用受光素子、
33〜35は同期用受光素子、42はCPU(同期信号生成手
段、判定手段)である。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】検出用の光軸を構成するように対をなして
    設けられた検出用投光素子及び受光素子と、 同期用の光軸を構成するように対をなして設けられた同
    期用投光素子及び受光素子と、 前記同期用投光素子の発光時間を前記検出用投光素子の
    発光時間よりも長くして各投光素子を所定の投光タイミ
    ングで繰返し走査するように発光させる投光回路と、 前記同期用受光素子が継続して受光状態となった後に非
    受光状態となるまでの受光時間が所定の基準受光時間と
    一致する度に前記投光タイミングに対応した同期信号を
    出力する同期信号生成手段と、 前記各検出用受光素子からの受光信号を前記同期信号と
    同期をとりつつ取込むことにより前記光軸の遮光状態を
    検出する判定手段とを具備し、 前記投光回路は、前記同期用投光素子の発光時間を複数
    種の時間に設定可能であると共に前記同期用投光素子に
    対する発光タイミングを示す投光同期信号を出力するよ
    うに設けられ、外部から投光同期信号を入力したときは
    当該投光同期信号が示す発光タイミングと互いに異なる
    タイミングで前記同期用投光素子及び検出用投光素子を
    夫々発光させるように構成され、 前記同期信号生成手段は、前記複数種の各発光時間に対
    応して複数種の前記基準受光時間を設定可能に設けら
    れ、対応する投光回路にて設定された基準受光時間と同
    一の基準受光時間に設定されるように構成されているこ
    とを特徴とする多光軸式光電スイッチ。
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