JP2009124666A - 光電センサ - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、親局及び子局間を共通データ信号線によって繋ぎ、監視信号または制御信号を伝送し、制御を行う制御システムにおいて、子局は子局入出力部とセンサコントロール部とセンサ部からなり、配線量を低減し、複数の子局の光電センサを接続し、投光器と受光器の間隔が固定又は変化する場合の領域内の被検出体を正確に検出する光電センサと当該光電センサによって構成される光電センサシステム関する。
【解決手段】 本発明は、投光器と受光器の間隔が固定又は変化する場合、受光量レベルデータを経時的に監視し、受光量レベルデータが検出可能範囲に入るように信号の利得を調整する光電センサと当該光電センサによって構成される光電センサシステムに関する。
【選択図】図1

Description

本発明は、特定の領域内へ定形或いは不定形の被検出体の有無を検出する光電センサに関する。
従来から、特定領域への物の出し入れ時の確認や、特定領域への進入物の検出に対し、各種光電センサが用いられてきた。
例えば、多光軸光電センサの特許文献1には、
複数個の投光素子を並べた投光器と、複数個の投光素子と同数の受光素子を並べた受光器をそれぞれ対向させ、投光器と受光器の間の遮光状態を判別する多光軸光電センサが記載されている。この多光軸光電センサは、受光レベルにしきい値を設定して遮光状態を判別する。また、それぞれの投光素子を順に発光させる発光制御手段を有しており、
それぞれの投光素子の発光動作に同期し、当該発光素子に対向する受光素子の受光量を順に取り込み、当該受光量の取込みが一巡する間の受光量の最小値を検出する。
そして、最小受光量情報を表示する手段を具備する多光軸光電センサが記載されている。また、最小受光量をアナログ表示し、そのアナログ表示手段がバーグラフ表示する表示器であり、バーグラフの中間位置に前記遮光状態を判別するためのしきい値に相当する受光量を対応させる多光軸光電センサが記載されている。
また、例えば、多光軸光電センサの特許文献2には、
対向する複数の投光素子と複数の受光素子が順に投光・受光を行い、発光タイミングに合わせ受光する投光素子の投光の有効化をする多光軸光電センサが記載されている。また、その受光素子に対向投光素子の時期に有効化を行う検査タイミング制御手段や、回路異常検出手段や、外乱光異常検出手段を備えた多光軸光電センサが記載されている。
また、さらに、例えば、多光軸光電センサの特許文献3には、
向き合う対をなす投光器と、受光器とが、それぞれの投光器が発光動作する投光制御手段と、それぞれの投光素子の発光動作タイミングに合わせ受光素子が受光動作する受光制御手段と、投光器の発光動作信号を生成する信号生成手段とを有し、受光素子が外乱光を受光したとき、投光器の発光動作の周期を変更するようにした多光軸光電センサが記載されている。
更に、多光軸光電センサの特許文献4には、
多光軸光電センサ、投光装置、投光素子ユニット、投光制御ユニット、受光装置、受光素子ユニット、受光制御ユニット、及び、投受光素子の駆動数の設定方法が記載されている。
また更に、多光軸光電センサの特許文献5には、
複数の各投光素子に対向する複数の受光素子と、その投光素子群を順に点灯させて投光スキャン動作を所定の周期で繰り返す投光制御手段と、その各々の受光素子からの受光信号を、投光素子の点灯タイミングに一致させて検出し、遮光状態を検出する遮光検出手段と、干渉光の存在を検出する干渉光検出手段を有していることが記載されている。
また、この干渉光検出手段によって干渉光が検出したときには、投光制御手段における投光スキャン動作の開始タイミングを変更するか、干渉光が検出されたときには投光スキャン動作の開始タイミングをずらす多光軸光電センサが記載されている。
また、多光軸光電センサの特許文献6には、
投光器と対をなす受光器とを有する多光軸光電センサで、同期用投光素子駆動手段とを備えおり、同期用受光素子と、この同期用受光素子の出力で前記同期信号を検出する手段と、同期信号に基づいて各検出用投光素子を順に駆動する検出用投光素子駆動手段とを有することが記載されている。さらに、同期信号に基づいて受光器における各検出用受光素子からの受光信号を順次有効化する制御手段によって受光状態判定手段を備えた多光軸光電センサが記載されている。
特許第3724397号 特開2002−204151 特開2002−217703 特開2002−232285 特開2003−133933 特開2004−214899 特許第3548754号 特許第3724397号 特許第3763202号 前記の従来例において、例えば特許文献1では、複数のセンサの一巡する間の受光量の最小値を検出している。当該方式において、受光素子の直近の非投光時の受光信号レベルがどのようになっているかを検出しておらず、直近の周辺の光量変動に対し被検出体の検出の判定の信頼性が十分得られない。更に、特許文献2では、投光のタイミングで、受光を有効化し、誤動作を誘引する周辺からの受光を防止し、誤検出の対策をしている。しかしながら、当該方法においても、直近の周辺の光量変動を検出することなく、受光器の周辺光量の変動に対しての対策は取れておらず、問題が有った。
また、特許文献3には、投光器の発光動作信号を生成する信号生成手段とを有し、受光素子が外乱光を受光したとき、投光器の発光動作の周期を変更するとしてもインターバルの長い外乱光に対しては、例え発光動作周期を変更したとしても、十分な対策にはならなかった欠点がある。
特許文献5には、所定の周期で繰り返す投光制御手段と、点灯タイミングに一致させて検出し、遮光状態を検出する遮光検出手段と、干渉光の存在を検出する干渉光検出手段を有していることが記載されているが、これもまた、前例と同じく長周期の外乱光に対しての対策とはならない欠点がある。
更に、特許文献6には、同期信号に基づいて各検出用投光素子を順に駆動する検出用投光素子駆動手段とを有することが記載されており、また、順次有効化する制御手段によって受光状態判定手段を備えた多光軸光電センサが記載されているが、前例と同じく長周期の外乱光に対しての対策とはならない欠点があった。
従来例においては、システム全体を低コスト化や、多数センサを用いるときの配線の低減を行う所謂省配線化によって配線コスト低減や小型化において難点があった。
また、光の干渉や検出信号の信頼性についても、一定の工夫や改善がなされてはいるがいずれもシステムのコスト上昇し、また信頼性における性能面での欠点もあった。
本発明は、このような従来の不具合要因を解決し、すなわち、直近の非投光時の光量を、受光器の周辺の受光量レベルとして記憶保持し、投光時の検出受光検出レベルとの差分を検出信号レベルとして判定する方法及び判断基準である閾値を設定することで信頼性の確保がされた被検出体の検出が行なえる。
更に多数配線を省略することによって、配線スペースを低減することによる小型化を実現するものであり、また、故障時の保守作業を容易にし、また同時に当該光電センサのコストを下げ、従来の設備原価より原価低減を果たすことを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、単価の安い光電センサや、光電センサシステムを提供するものである。
請求項1には、
センサ部(9)に投光部(39)と前記投光部(39)からの投光信号を受光する受光部(40)を具備し、
センサコントロール部(8)に前記投光部(39)を駆動する検出投光駆動回路(23)と、定電流回路(22)および輝度調整回路(21)と、前記受光部(40)から得るアナログ受光信号の利得を調整する利得調整回路(34)と、前記アナログ受光信号をデジタル信号レベルデータに変換するA/D変換器(アナログデジタルコンバータ)(32)と、時系列で取込んだ複数の前記デジタル信号データを記憶保持するRAM(45)(記憶素子)と、記憶された前記デジタル信号データを使用し、
データの演算処理や検出状態を判断する判断機能を果たすMPU(マイクロプロセッサユニット)(20)を有することが記載されている。
そして、前記MPU(20)に接続された検出投光駆動回路(23)と前記投光部(39)の投光信号と、前記受光部(40)の受光信号は、同期クロックに同期したタイミングで順次一対の投光動作と受光動作し、
前記受光部(40)は、投光部(39)の非投光時の状態と投光時の状態の間、継続的に受光信号を検出し、
前記A/D変換器(32)を経て定量デジタルデータ化した各々のデジタル信号を当該非投光時の状態及び当該投光時の状態の受光信号レベルデータとして前記各々RAM(45)に記憶保持する。
そして、前記投光時の状態の当該受光信号レベルデータから前記非投光時の状態の受光信号レベルデータの差分データを検出量データとして前記RAM(45)に各々記憶保持し、
予め設定した閾値と、各々の前記検出量データを比較し、
前記検出量データの変化をもって各々の被検出体(11)の有無を判定することを特徴とする光電センサまたは、光電センサシステムが記載されている。
請求項2には、センサ部(9)の投光部(39)に複数の投光器(18)と、前記投光部(39)のからの投光信号を受光する受光部(40)の前記複数の投光器(18)と対をなす複数の受光器(19)を具備していることが記載されている。
そして、センサコントロール部(8)に、前記投光部(39)を駆動する検出投光駆動回路(23)と、定電流回路(22)および輝度調整回路(21)と、前記受光部(40)から得るアナログ受光信号の利得を調整する利得調整回路(34)と、前記アナログ受光信号をデジタル信号レベルデータに変換するA/D変換器(アナログデジタルコンバータ)(32)と、時系列で取込んだ複数の前記デジタル信号データを記憶保持するRAM(45)(記憶素子)と、
記憶された前記デジタル信号データを使用し、データの演算処理や検出状態を判断する判断機能を果たすMPU(マイクロプロセッサユニット)(20)を有することが記載されている。
そして、前記MPU(20)に接続された検出投光駆動回路(23)と、前記複数の投光器(18)の投光信号と、前記複数の受光器(19)の受光信号は、それぞれ同期クロックに同期したタイミングで順次一対の投光動作と受光動作し、
前記複数の受光器(19)は、対をなす前記複数の投光器(18)のそれぞれの非投光時の状態と投光時の状態の間、継続的に受光信号を検出し、
共通の前記A/D変換器(32)を経て定量デジタルデータ化した各々のデジタル信号を当該非投光時の状態及び当該投光時の状態の受光信号レベルデータとして各々RAM(45)に記憶保持することが、記載されている
そして、前記投光時の状態の当該受光信号レベルデータから前記非投光時の状態の当該受光信号レベルデータの差分データを検出量データとして前記RAM(45)に各々記憶保持し、
予め設定した閾値と、各々の前記検出量データを比較し、
各々の前記検出量データの変化をもって各々の被検出体(11)の有無を判定することを特徴とする光電センサまたは、光電センサシステムが記載されている。
請求項3には、請求項1、2において、
単一受光器(19)又は複数の受光器(19)を一群とする複数の受光部(40)の複数の受光信号を同期クロックに同期したタイミングで順次一対の投光動作と受光動作し、マルチプレクサにより時分割し、共通のA/D変換器(32)を経て定量デジタルデータ化した各々のデジタル信号を当該非投光時及び当該投光時の受光信号レベルデータとして各々のRAM(45)に記憶保持すること
を特徴とする光電センサまたは、光電センサシステムが記載されている。
請求項4には、請求項1から3において、
制御部(1)と親局(4)の間で、並列信号である監視信号(135)と制御信号(136)を授受し、
前記親局(4)と単一又は、複数の子局(10)との間では、直列信号として伝送線(DP信号線5、DN信号線6)を介して伝送し、
前記子局は、子局入出力部(7)と、センサコントロール部(8)と、センサ部(9)から構成されていることが記載されている
センサコントロール部(8)に、前記投光部(39)を駆動する検出投光駆動回路(23)と、定電流回路(22)および輝度調整回路(21)と、前記受光部(40)から得るアナログ受光信号の利得を調整する利得調整回路(34)と、子局アドレス設定手段(24)と、前記アナログ受光信号をデジタル信号レベルデータに変換するA/D変換器(アナログデジタルコンバータ)(32)と、時系列で取込んだ複数の前記デジタル信号データを記憶保持するRAM(45)(記憶素子)と、記憶された前記デジタル信号データを使用し、データの演算処理や検出状態を判断する判断機能を果たすMPU(マイクロプロセッサユニット)(20)を有することが記載されている。
また、前記MPU(20)に接続された検出投光駆動回路(23)と、前記複数の投光器(18)の投光信号と、前記複数の受光器(19)の受光信号は、
それぞれ同期伝送クロックに同期した伝送タイミングで順次一対の投光動作と受光動作し、前記複数の受光器(19)は、対をなす前記複数の投光器(18)のそれぞれの非投光時の状態と投光時の状態の間、継続的に受光信号を検出し、
共通の前記A/D変換器(32)を経て定量デジタルデータ化した各々のデジタル信号を当該非投光時の状態及び当該投光時の状態の受光信号レベルデータとして各々の前記RAM(45)に記憶保持することが記載されている。
前記投光時の状態の当該受光信号レベルデータから前記非投光時の状態の当該受光信号レベルデータの差分データを検出量データとして前記RAM(45)に各々記憶保持し、
予め設定した閾値と、各々の前記検出量データを比較し、
各々の前記検出量データの変化をもって各々の被検出体(11)の有無を判定することを特徴とする光電センサまたは、光電センサシステムが記載されている。
請求項5には、請求項1から4において、
伝送データ信号に回路用供給電源の電力を重畳することを特徴とする光電センサまたは、光電センサシステムが記載されている。
請求項6には、請求項1から5において、
投光部(39)と受光部(40)の間隔が変化しながらセンサ領域の被検出体(11)を検出する場合において、受光量レベルデータを常に記憶し、経時的に受光量レベルデータの変化を比較し、自動的に感度調節を行うことを特徴とする光電センサまたは、光電センサシステムが記載されている。
請求項7には、請求項1から6において、
子局内に複数の投光器(18)又は複数の受光器(19)を一群として構成する光電センサであり、
各々の一群の最終タイミング移動信号を複数の投光器群又は複数の受光器群の群間の移動タイミング信号として直列接続し、
最終の受光器群の終了信号線に受光器群の終了信号と当該全受光信号を重畳することにより、子局内の信号線を低減するとともに、対をなす投光器群と受光器群を自由に増減できることを特徴とする前記子局ターミナルが記載されている。
請求項8には、請求項1から6において、
子局内に複数の投光器(18)又は複数の受光器(19)を一群として構成する光電センサであり、
各々の一群の最終タイミング移動信号を複数の投光器群又は複数の受光器群の群間の移動タイミング信号として直列接続し、
最終の投光器群の終了信号又は受光器群の終了信号と、子局内の信号線を低減するとともに、対をなす投光器群と受光器群を自由に増減できることを特徴とする前記子局ターミナルが記載されている。
請求項9には、制御部(1)と子局(10)の間で、並列信号である監視信号(135)と制御信号(136)を授受し、
前記子局子局入出力部(7)と、センサコントロール部(8)と、センサ部(9)から構成されていることが記載されている。
そして、センサコントロール部(8)は、子局入出力部(7)とセンサ部(9)の間にあり、センサ部(9)の投光駆動回路と、センサ部(9)の受光信号である複数のアナログ信号をデジタル信号データに変換するA/D変換器(アナログデジタルコンバータ)(32)と、前記複数のデジタル信号データを記憶保持するRAM(45)(記憶素子)と、複数の記憶データの演算処理や検出状態を判断する機能を果たすMPU(マイクロプロセッサユニット)(20)を有することが記載されている。
そして、前記MPU(20)に接続された検出投光駆動回路(23)と、前記投光部(39)の投光信号と、前記受光部(40)の受光信号は、同期クロックに同期したタイミングで順次一対の投光動作と受光動作することが記載されている。
そして、前記受光部(40)は、投光部(39)の非投光時の状態と投光時の状態の間、継続的に受光信号を検出し、
共通の前記A/D変換器(32)を経て定量デジタルデータ化した各々のデジタル信号を当該非投光時の状態及び当該投光時の状態の受光信号レベルデータとして各々の前記RAM(45)に記憶保持し、
前記投光時の状態の当該受光信号レベルデータから前記非投光時の状態の当該受光信号レベルデータの差分データを検出量データとして前記RAM(45)に各々記憶保持することが記載されている。
そして、予め設定した閾値と、各々の前記検出量データを比較し、
各々の前記検出量データの変化をもって各々の被検出体(11)の有無を判定することを特徴とする光電センサまたは、光電センサシステムが記載されている。
請求項10には、請求項2から7において、
同一子局内に投光部(39)と受光部(40)を持つ光電センサシステムにであり、
複数の前記子局を共通の伝送線(DP信号線5、DN信号線6)に並列接続し、
それぞれの前記子局の被検出体(11)の検出状態を親局(4)に伝送し、
親局(4)から制御部(1)にそれぞれの前記子局の被検出体(11)の検出状態送出することを特徴とする光電センサまたは、光電センサシステムが記載されている。
請求項11には、請求項2から7において、
単一の子局内に投光部(39)のみを持つ投光子局(16)と、
前記投光子局(16)と対をなす単一の子局内に受光部(40)のみを持つ受光子局(17)の子局アドレスをそれぞれ同一アドレスに設定することにより、前記投光子局(16)と受光子局(17)の間の被検出体(11)の検出状態を親局(4)に伝送し、
前記投光子局(16)と受光子局(17)の間の被検出体(11)の有無を検出することを特徴とする光電センサまたは、光電センサシステムが記載されている。
請求項12には、請求項11において
複数の子局内に投光部(39)のみを持つ投光子局(16)と、前記複数の投光子局(16)とそれぞれ対をなす複数の子局内に受光部(40)のみを持つ受光子局(17)の子局アドレスをそれぞれ同一アドレスに設定することにより、
それぞれ対をなす前記複数の投光子局(16)と前記複数の受光子局(17)の間の被検出体(11)の検出状態を親局(4)に伝送し、被検出体(11)の有無を検出することを特徴とする光電センサまたは、光電センサシステムが記載されている。
本発明による光電センサ及び光電センサシステムでは、単一のA/D変換器によって、定量デジタルデータ化した各々のデジタル信号を当該非投光時の状態及び当該投光時の状態の受光信号レベルデータとして前記各々RAMに記憶保持する。その後、投光時の状態の受光信号レベルデータから非投光時の状態の受光信号レベルデータの差分データを検出量データとしてRAMに各々記憶保持する。また、予め設定した閾値と各々の前記検出量データを比較し、前記検出量データの変化をもって各々の被検出体の有無を検出する。このようにして、被検出体の有無を正確に判定することができる。
また、本発明では、複数の検出した受光信号を単一のA/D変換器によって定量デジタルデータ化した各々のデジタル信号を当該非投光時の状態及び当該投光時の状態の受光信号レベルデータとして前記各々RAMに記憶保持する。そして、投光時の状態の受光信号レベルデータから非投光時の状態の受光信号レベルデータの差分データを検出量データとしてRAMに各々記憶保持する。
また、予め設定した閾値と各々の前記検出量データを比較し、前記検出量データの変化をもって各々の被検出体の有無を検出する。このようにして、被検出体の有無を正確に判定することができる。
また、さらに、本発明によれば、請求項1、2において、
単一受光器又は複数の受光器を一群とする複数の受光部の複数の受光信号を同期クロックに同期したタイミングで順次一対の投光動作と受光動作し、マルチプレクサにより時分割し、共通のA/D変換器を経て定量デジタルデータ化した各々のデジタル信号を当該非投光時及び当該投光時の受光信号レベルデータとして各々のRAMに記憶保持することができる。
また、本発明では、投光部を駆動する検出投光駆動回路23と、定電流回路22および輝度調整回路21と、受光部から得るアナログ受光信号の利得を調整する利得調整回路34と、子局アドレス設定手段24と、前記アナログ受光信号をデジタル信号レベルデータに変換するA/D変換器(アナログデジタルコンバータ)32と、時系列で取込んだ複数の前記デジタル信号データを記憶保持するRAM45(記憶素子)と、記憶された前記デジタル信号データを使用し、データの演算処理や検出状態を判断する判断機能を果たすMPU(マイクロプロセッサユニット)20で構成されている。
そして、MPUに接続された検出投光駆動回路と、前記複数の投光器の投光信号と、前記複数の受光器の受光信号は、それぞれ同期伝送クロックに同期した伝送タイミングで順次一対の投光動作と受光動作をする。そして、前記複数の受光器は、対をなす前記複数の投光器のそれぞれの非投光時の状態と投光時の状態の間、継続的に受光信号を検出し、共通の前記A/D変換器を経て定量デジタルデータ化した各々のデジタル信号を当該非投光時の状態及び当該投光時の状態の受光信号レベルデータとして各々の前記RAMに記憶保持する。
そこで、その投光時の状態の当該受光信号レベルデータから前記非投光時の状態の当該受光信号レベルデータの差分データを検出量データとして前記RAMに各々記憶保持する。一方、予め設定した閾値と、各々の前記検出量データを比較し、各々の前記検出量データの変化をもって各々の被検出体の有無を検出する。このようにして、被検出体の有無を正確に判定することができる。
また、本発明によれば、請求項1から4において、伝送データ信号に回路用供給電源の電力を重畳することができる。
また、更に、本発明によれば、請求項1から5において、
投光部と受光部の間隔が変化しながらセンサ領域の被検出体を検出する場合において、受光量レベルデータを常に記憶し、経時的に受光量レベルデータの変化を比較し、自動的に利得調整を行い、感度調節を行うことができる。
また、本発明によれば、請求項1から5において、
投光部と受光部の間隔が変化しながらセンサ領域の被検出体を検出する場合において、受光量レベルデータを常に記憶し、経時的に受光量レベルデータの変化を比較し、自動的に利得調整を行い、感度調節を行うことができる。
また、更に、本発明によれば、請求項1から6において、
子局内に複数の投光器又は複数の受光器を一群として光電センサを構成している。そこで、各々の一群の最終タイミング移動信号を複数の投光器群又は複数の受光器群の群間の移動タイミング信号として直列接続し、最終の受光器群の終了信号線に受光器群の終了信号と当該全受光信号を重畳することにより、子局10内の信号線を低減するとともに、対をなす投光器群と受光器群を自由に増減できることができる。
また、本発明によれば、請求項1から6において、
子局10内に複数の投光器又は複数の受光器を一群として構成する光電センサであり、
各々の一群の最終タイミング移動信号を複数の投光器群又は複数の受光器群の群間の移動タイミング信号として直列接続し、最終の投光器群の終了信号又は受光器群の終了信号と、子局10内の信号線を低減するとともに、対をなす投光器群と受光器群を自由に増減できることができる。
また、更に、本発明による光電センサは、制御部1と子局10の間で、並列信号である監視信号135と制御信号136を授受し、前記子局入出力部7と、センサコントロール部8と、センサ部9から構成されている。そのセンサコントロール部8は、子局入出力部7とセンサ部9の間にあり、センサ部9の投光駆動回路と、センサ部9の受光信号である複数のアナログ信号をデジタル信号データに変換するA/D変換器(アナログデジタルコンバータ)と、前記複数のデジタル信号データを記憶保持するRAM45(記憶素子)と、複数の記憶データの演算処理や検出状態を判断する機能を果たすMPU(マイクロプロセッサユニット)20を有している。
前記MPUに接続された検出投光駆動回路と前記投光部の投光信号と前記受光部の受光信号は、同期クロックに同期したタイミングで順次一対の投光動作と受光動作をする。そして、前記受光部は、投光部の非投光時の状態と投光時の状態の間、継続的に受光信号を検出し、共通の前記A/D変換器を経て定量デジタルデータ化した各々のデジタル信号を当該非投光時の状態及び当該投光時の状態の受光信号レベルデータとして各々の前記RAMに記憶保持することができる。
このようにして、前記投光時の状態の当該受光信号レベルデータから前記非投光時の状態の当該受光信号レベルデータの差分データを検出量データとして前記RAMに各々記憶保持し、予め設定した閾値と各々の前記検出量データを比較し、各々の前記検出量データの変化をもって各々の被検出体の有無を検出する。このようにして、被検出体の有無を確実に判定することができる。
また、本発明による光電センサは、請求項2から7において、
同一子局内に投光部と受光部を持つ光電センサシステムとすることができる。
この場合、複数の前記子局10を共通の伝送線(DP信号線5、DN信号線6)に並列接続し、それぞれの前記子局10の被検出体の検出状態を親局に伝送し、親局から制御部にそれぞれの前記子局10の被検出体の検出状態送出することができる。
また、本発明によれば、請求項2から7において、
単一の子局10内に投光部のみを持つ投光子局16と、前記投光子局16と対をなす単一の子局内に受光部40のみを持つ受光子局17の子局アドレスをそれぞれ同一アドレスに設定することにより、前記投光子局16と受光子局17の間の被検出体の検出状態を親局に伝送し、
前記投光子局16と受光用子局17の間の被検出体11の有無を検出することができる。
また、更に、本発明によれば、
請求項11において、複数の子局10内に投光部のみを持つ投光子局16と、前記複数の投光子局16とそれぞれ対をなす複数の子局10内に受光部のみを持つ受光子局17の子局アドレスを
それぞれ同一アドレスに設定することにより、それぞれ対をなす前記複数の投光子局16と前記複数の受光用子局17の間の被検出体1の検出状態を親局に伝送し、被検出体の有無を検出することができる。
本発明によれば、請求項1の構成において、
時系列で取込んだ複数の前記デジタル信号データをRAMに記憶保持している。そして、記憶された前記デジタル信号データを使用し、MPUによるデータの演算処理により、検出状態を正確に判断できる。
すなわち、低い信号レベルデータに含まれるノイズや、環境から来る周辺の光量データを差分データとして取り除き、高い信号レベルデータの変動のみにより被検出体の有無を検出することで、ノイズ影響を従来法より低減し、繰り返しデータ収集などを行なわずに正確な被検出体の有無を検出することが出来る。
従って、従来法に比較し、簡単な回路により、また、簡単なプログラムにより、回路やシステムの単価の抑えることが出来る効果がある。
また、複数の受光部の複数の受光信号をマルチプレクサにより時分割し、共通のA/D変換器を経て定量デジタルデータ化した各々のデジタル信号を当該非投光時及び当該投光時の受光信号レベルデータとして各々のRAMに記憶保持する。そのため、複数のA/D変換器を用いる必要がなく、従って、回路の簡素化や、プログラムの簡素化によって、システムコストを低減した上で正確な被検出体の検知を実現することができる。
また、本発明によれば、閾値の設定も先の差信号の高い信号レベルデータ側から設定することができるため、ノイズや、環境から来る周辺の光量データの影響を取り除き、正確な被検出体の有無を検出することが出来る。
また、本発明によれば、伝送データ信号に回路用供給電源の電力を重畳することできるため、2本の伝送線(DP信号線5、DN信号線6)に複数の子局1を並列接続するだけでよく、配線を減ずる所謂省配線の実現ができるため、従来法よりシステムコストの低減や、工期短縮や小型化を実現することができる。
さらに、本発明によれば、投光部と受光部の間隔が変化しながらセンサ領域の被検出体を検出する場合において、距離に応じてまたは、受光量レベルデータに応じて、受光量レベルデータの変化を比較し、自動的に利得調整を行い、感度調節を行うことができる。
また、各々の一群の最終タイミング移動信号を複数の投光器群又は複数の受光器群の群間の移動タイミング信号として直列接続し、最終の受光器群の終了信号線に受光器群の終了信号と当該全受光信号を重畳することにより、子局1内の信号線を低減するとともに、対をなす投光器群と受光器群を自由に増減できる。従って、これも省配線効果に繋がり、コスト低減や工期短縮、小型化できる利点がある。
また、複数の投光器群又は複数の受光器群の群間の移動タイミング信号として直列接続し、最終の投光器群の終了信号又は受光器群の終了信号として用い、子局(10)内の信号線を低減するとともに、対をなす投光器群と受光器群を自由に増減できる効果がある。
また、同一子局10内に投光部と受光部を持つ光電センサシステムにおいて、複数の前記子局10を共通の伝送線(DP信号線5、DN信号線6)に並列接続することができる。この場合、それぞれの前記子局10の被検出体の検出状態を親局に伝送し、親局から制御部にそれぞれの前記子局10の被検出体の検出状態送出することで、配線を低減が容易であり、従って、省配線効果に繋がり、コスト低減や工期短縮、小型化できる利点がある。
また、単一の子局10内に投光部のみを持つ投光子局16と、前記投光子局16と対をなす単一の子局内に受光部のみを持つ受光子局17の子局アドレスをそれぞれ同一アドレスに設定することができる。これによって、前記投光子局16と受光子局17の間の被検出体11の検出状態を親局4に伝送し、前記投光子局16と受光子局17の間の被検出体の有無を検出することができる。そして、投光部と受光部の間の同期信号を別途に用意する必要がなく、省配線効果に繋がり、コスト低減や工期短縮、小型化できる利点がある。
また更に、複数の子局10内に投光部のみを持つ投光子局16と、前記複数の投光子局16とそれぞれ対をなす複数の子局10内に受光部のみを持つ受光子局17の子局アドレスをそれぞれ同一アドレスに設定することにより、それぞれ対をなす前記複数の投光子局16と前記複数の受光子局17の間の被検出体11の検出状態を親局4に伝送する。このようにして、被検出体の有無を検出することができるため、省配線効果に繋がり、コスト低減や工期短縮、小型化できる利点が得られる。
本発明によれば、上記の如く、被検出体の有無を正確に判定することができるだけでなく、配線の省略(省配線)や回路構成が安価にできる効果があり、コスト低減とともに、小型化、信頼性向上の効果が得られる。
以下に本発明を実施するための最良の形態を実施例に基づき説明する。
本発明の実施例を図1から図16によって説明する。
図1に本発明におけるセンサシステムの機能ブロック図を示す。
制御部1は、当該センサシステムにおける上位システムコンピュータであり、シーケンスコントローラやパソコンなどで、システム全体の情報の管理システムである。制御部1は、入力ユニット2と出力ユニット3を入力出力インタフェイスとして具備し、当該システムの親局4を経由してDP信号線5とDN信号線6から子局10の入出力情報を授受する。親局4は、子局10との間で用いられる直列伝送信号を並列信号に変換し、制御部1に受け渡す。子局10は、DP信号線5とDN信号線6との信号を授受する子局入出力部7を、センサコントロール部8とセンサ部9から構成されている。
子局入出力部7は、センサ部9によって検出された監視信号をセンサコントロール部8で判別処理を行ない、その判別結果の信号をセンサコントロール部8から受取り、前記伝送線(DP信号線5、DN信号線6)から親局4に向けて送出する。また、一方、子局入出力部7は、親局4からの制御信号を前記伝送線(DP信号線5、DN信号線6)から受信し、センサコントロール部8に受渡し、センサコントロール部8は、センサ部9の制御を行なう。
図1は、3個並列に図8に示す割込み型の領域センサシステムの子局部を伝送線(DP信号線5、DN信号線6)に接続し、親局4を経由し、制御部と通信制御する光電センサシステムを表したものである。
図1において、光電センサシステムの親局と子局10の間の配線は、2本の伝送線(DP信号線5、DN信号線6)に並列接続で簡単に複数の子局10を接続できる。
図2に、本発明における投光部と受光部の距離の離れた場合のセンサシステムの機能ブロック図実施例を示す。
制御部1と親局4及び伝送線(DP信号線5、DN信号線6)を介して子局10との接続や構成及び作用は図1と同様であるが、子局10として投光子局16と受光子局17が図1と異なる。すなわち図2の投光子局16は、投光器18の有する投光部のみを有する子局であり、また、受光子局17は、受光器19の有する受光部のみを有する子局である。
投光子局16と受光子局17は、それぞれ親局との通信制御を果たす子局入出力部7と投光信号制御または受光信号制御するセンサコントロール部8とを有する。
このように、子局10の内部に投光部と受光部を同時に持たず、投光子局16と受光子局17がそれぞれ独立して伝送線(DP信号線5、DN信号線6)に接続していることから、投光部と受光部の距離を容易に離すことができる。
従って、大型の物件や部品、車、人、動物などの被検出体の検出に有効である。また、その場合において、当該子局は、投光子局16と受光子局17の子局アドレスを同一に設定すれば、一対一対応させることができるため、両子局間を別途信号線で接続し、同期を取る必要がなく、省配線効果が得られる、一方、両子局の間隔が変動する場合にあっては、受光部に一定レベルの受光信号を得るために、自動輝度調整を行なったり、自動感度調整が容易に行なえる利点がある。
図3に、本発明における制御部と子局の間をパラレル信号結合する機能ブロック図を示す。
図において、制御部1と子局10は、伝送線(DP信号線5、DN信号線6)を介することなく、直接子局入出力部7と
パラレル信号を授受する。すなわち、制御部1の入力ユニット2は、センサコントロール部8から制御部1の入力信号として子局入出力部7からパラレル信号である監視信号135を受け取る。また、制御部1の出力ユニット3は、センサコントロール部8に対し、制御部1の出力信号を子局入出力部7へパラレル信号である制御信号136を送出する。図1又は図2と同じく、子局入出力部7は、センサコントロール部8を介してセンサ部9の投光器18を有する投光部と受光器19を有する受光部に接続している。
当該システムでは、子局と制御部1の間隔が比較的短い場合、高速で子局10からパラレル信号を授受することが可能である。
図4に、本発明における親局の機能ブロック図を示す。
親局4は、制御部1の入力ユニット2へ子局10から受けた直列信号を直列・並列変換し、制御入力信号135として送出する入力データ部120と、制御部1の出力ユニット3から制御出力信号136として受けた並列信号を並列・直列変換し信号を取込む出力データ部121とタイミング発生手段124、制御データ発生手段125、親局出力部126を構成する。タイミング発生手段124は、水晶発振回路122からクロック信号の基本信号を得てクロック信号を生成し、このクロック信号にスタート信号とエンド信号を加えて制御信号の基本信号を生成する。(図示せず)
親局アドレス設定手段123からタイミング発生手段124へ親局のデータの送受信タイミングを伝える。親局出力部126は、制御データ発生手段125とラインドライバ128からなり、DC24V電源9と0V電源10から電源供給を受け、DP電源重畳共通データ信号線5およびDN電源重畳共通データ信号線6を経由し、システム全体に電源を供給する。
また、親局4の親局入力部132は監視信号検出手段131と監視データ抽出手段130で構成され、入力データ部120へ入力データ信号を送出する。監視信号検出手段131は、DP電源重畳共通データ信号線5およびDN電源重畳共通データ信号線6を経由して子局10から送出された一群の子局入出力部である入出力ターミナルから得られた監視信号であるデータ信号を検出する。また、親局4は、伝送インタフェイス回路として、伝送ブリーダ電流回路129を有する。
親局4は、インタフェイス回路である伝送ブリーダ電流回路129が、親局出力部126内のラインドライバ128に接続されており、親局4の制御データ発生手段125から受けた制御データをタイミング発生手段124から送られるクロック信号と共に外部信号接続部(DP側)133を経由して、DP電源重畳共通データ信号線5に又、外部信号接続部(DN側)134を経由してDN電源重畳共通データ信号線6に送出する。
ラインドライバ128は、親局入力部132の監視信号検出手段131にデータ信号を渡し、監視データ抽手段130は、タイミング発生手段124から受けたクロック信号と同期して監視データ信号を得る。この監視データ信号を入力データ部120に渡し、制御部1の入力ユニット2に親局送信信号135として伝送する。
このように、親局4は制御部1と子局10の間にあって、子局情報を受け、制御部に信号を受渡し、また、制御部から制御信号を得て、子局10に制御信号を受け渡す役割を果たしている。
図5に、本発明における投光部と受光部の距離間隔が長い場合のセンサシステムの機能ブロック図実施例を示す。
図5は、複数の透過型センサターミナルを使用し、大型部品のセンシングを行う子局カスケード入出力部の模式図を示す。パイプ12をパイプラック継手13にて次々接続し、立体空間を跨いで投光部39と受光部40をパイプにとりつけ、その間に入る大型物品や、不定形物品の存在を感知することができる。
図5において、子局入出力部7とセンサコントロール部8は、続く子局カスケード入出力部の表示部も含んでおり、ホストコンピュータからの引取り支持を表示するようになっている。投光部39をパイプラック12に適宜取り付け、配線にて、それぞれを結線している。配線は配線止具にてパイプラック12固定している。
図5は、パイプラック12によって、大型の被検知物を跨いで透過型の子局カスケード入出力部入出力システムを構成する例であり、複数の同様の構成を実施する場合にも、それぞれの投光部39と受光部40の間に子局入出力部7とセンサコントロール部8設置し、子局入出力部7をDP電源重畳共通データ信号線5、DN電源重畳共通データ信号線6に接続するのみであり、全体の配線量の低減を図ることができる。
図6に、本発明における投光部と受光部の距離間隔が可変である場合のセンサシステムの機能ブロック図実施例を示す。図において、可動ラック41は車輪42により一定方向に移動し、可動線または、一対の車輪42を介してDP信号線5とDN信号線6に接続している。投光部39から投光信号15を受光部40に向かって送出し、それぞれが一定方向に移動可能な可動ラック41の間に存在する被検出物を検出し、この検出信号をホストコンピュータである制御部に伝送し、被検出物が検出されると可動ラック41の駆動を停止する。
図7に、本発明における子局入出力部7とセンサコントロール部8の機能ブロック配線図である。子局入出力部7は、DP信号線5とDN信号線6との信号を授受する。一方、子局入出力部7とセンサコントロール部8はOUT信号25によって、MPU20と信号を授受し、センサ部9から検出された検出信号からMPU20によって判定した被検出体11の検出結果を子局入出力部7から親局に伝達する。
センサコントロール部8からセンサ部9の投光部39への信号と電源は、図7のAで示すCP信号28と、LEND信号27と、タイミングデータ信号であるTD信号29と、電源供給線Vcc(5V)35とDN(0V)36の5本の線の接続によって行なっている。
また、センサ部9の受光部40の間は、図7のBで示す電源供給線Vcc(5V)35とDN(0V)36とCP信号28と、タイミングデータ信号であるTD信号29と、DEND37の5本の線の接続によって行なっている。
センサコントロール部8には、中心機能を果たすMPU20と比較データや判断プログラムデータを記憶保持するROM44とセンサレベルデータと演算結果を記憶保持するRAM45と、投光信号の輝度調整を行なう輝度調整回路21、投光信号のバラツキを押さえ、安定した投光を行なうための定電流回路22と、CP信号28に投光器の駆動電流を載せて送出する検出投光駆動回路23と、子局アドレス設定手段24と、A/D変換器32と利得調整回路34を具備している。
また、センサコントロール部8は、センサ部9の受光部40から投光部の投光器から受光した信号に受光終了信号を重畳したDEND信号37を受け、利得調整回路34にて利得調整の上、アナログ信号であるAIN信号33をA/D変換器32でデジタルレベル信号に変換し、MPU20のADATAポートにDOUTA信号26として取り込む。A/D変換器32のデータ変換タイミングは、A/D変換をMPU20によって許可するイネーブル信号であるENB信号30によって制御されている。
センサコントロール部8において、センサ部9に向け、投光又は受光の基本信号となるCK信号43をMPU20から送出する。
図8に、本発明における割込み型の領域センサシステムの子局部の摸式図を示す。
制御部1と親局4は、並列信号で双方の信号を授受し、親局4と子局10の間は、DP信号線5とDN信号線6を介して直列信号で授受する。子局10は、前記DP信号線5とDN信号線6と子局入出力部7を介してセンサコントロール部8を経由し、センサ部9の検出信号に基づく被検出体の有無情報を子局入出力部7から伝送線(DP信号線5、DN信号線6)との間で信号を授受する。
図8の割込み型の領域センサシステムの構成は、複数の投光器18を備える投光部39と複数の受光器19を備える受光部40の間隔が比較的近い場合の応用に有効である。
ここで、センサコントロール部8と子局入出力部7は、図7に示す通りである。すなわち、子局入出力部7とセンサコントロール部8を投光器18と受光器19が共有するため、子局10の簡素化、低コスト化ができる。
図9に、本発明における投光部39と受光部40の距離間隔が長い場合又は距離間隔変化する場合の割込み型の領域センサシステムの図であり、子局部の機能ブロック摸式図である。図9の光電センサシステムは、図8の光電センサシステムに比較し、投光子局16と受光子局17がそれぞれ子局入出力部7とセンサコントロール部8を備えているため、子局の組合せにおいて重複とコスト上昇が生じる。しかしながら、投光器18を備える投光子局16と受光器19を備える受光子局17の間隔が遠い場合、また、間隔が変動する場合において、投光・受光時の最適調整が出来るため、高機能の光電センサシステムを構成することができる。
すなわち、自動輝度調整や利得調整機能により、間隔が離れた場合の輝度や感度調整で、間隔の距離の影響や、間隔の変動による輝度、利得の調整の必要性が、確保できる。
図10は、本発明における子局部が投光部のみを持つセンサ部9と、子局部が受光部のみを持つセンサ部9であり、それぞれ投光部と受光部を複数接続した場合の摸式図である。
複数の投光器18を持つ投光部39とさらに複数の投光器18を持つ投光部39の間をCP信号28と、LEND信号27と、タイミングデータ信号であるTD信号29と、電源供給線Vcc(5V)35とDN(0V)36の5本の線でカスケード接続することにより、検出領域の広い光電センサシステムの投光子局16を構成することができる。
また、複数の受光器19を持つ受光部40とさらに複数の受光器19を持つ受光部40の間を図7のBで示す電源供給線Vcc(5V)35とDN(0V)36とCP信号28と、タイミングデータ信号であるTD信号29と、DEND37の5本の線でカスケード接続することにより、検出領域の広い光電センサシステムの受光子局17を構成することができる。それぞれの投光子局16と受光子局17は、それぞれ子局入出力部7とセンサコントロール部8を備え、独立してDP信号線5とDN信号線6に接続している。この構成では、投光子局16と受光子局17の間隔を広く又は、間隔を変動させて使用する場合に有効である。
図11は、本発明における子局部内に複数の投光部39と、複数の受光部40を持つセンサ部9の摸式図である。図11に示す光電センサシステムは、投光子局16と受光子局17の間隔が一定であり、また広い領域での被検出体の検出に有効である。
図12に、本発明における投光部と受光部の機能ブロック配線図を示す。
図12において、投光部39は、図7のセンサコントロール部8と、接続部Aで示すCP信号28と、LEND信号27と、タイミングデータ信号であるTD信号29と、電源供給線Vcc(5V)35とDN(0V)36の5本の線によって接続している。
CP信号28は、投光器であるLED1からLED25に接続されており、カスケード接続されたフリップフロップの出力が接続されている。
タイミングデータ信号であるTD信号29をトリガーとして、CP信号28のクロックパルス入力によって、カスケード接続されたフリップフロップの出力それぞれ接続された投光器であるLED1からLED25が順次投光する。
図12において、TDout信号38が破線の如くLEND信号27に折り返すことによって、投光信号の終了信号としてセンサコントロール部8に戻され、一連の投光動作完了となる。
一方、受光部40は、前記投光器であるLED1からLED25から発せられた投光信号に一対一対応の受光器フォトトランジスタ14を備えており、CP信号28のクロックパルス入力を受け、タイミングデータ信号であるTD信号29をトリガーとして、順次作動するフリップフロップの出力タイミングで、それぞれPTR−1からPTR−25によって、投光信号を受光する。受光部40においても、TDout信号38が破線の如くDEND信号37に折り返すことによって、受光信号の終了信号としてセンサコントロール部8に戻され、一連の受光動作が完了となる。
投光部39と受光部40において、Vcc(5V)35とDN(0V)36は、投光部39と受光部40を動作するための電源供給線である。
投光部39と受光部40のTDout信号38を破線の如くDEND信号37に折り返さず、複数の対をなす投光部39と受光部40を接続すれば、多段の投光部39と受光部40を構成することができる。
図13は、本発明におけるセンサシステム内部における信号のタイムングチャートである。
図の最上部が、クロックより長いインターバルのスタートパルス信号と投光器又は受光器の数に相当するクロックパルスで構成されているCP信号28である。
続く段のTD信号29は、投光又は受光を起動するタイミングデータ信号である。
TD信号29でシフトレジスタが起動され、Shift Reg. Q1信号を生成する。このShift Reg. Q1信号とともにフリップフロップQ1から出力されるLED1を作動させるパルスが生成され、LED1の投光器が投光する。
続くシフトレジスタのフリップフロップも同様にShift Reg. Q2信号、Shift Reg. Q3信号、Shift Reg. Q4信号、Shift Reg.Q5信号からShift Reg. Q25信号を生成し、これに従って、フリップフロップの出力であるLED2を作動させるパルス、LED3を作動させるパルス、LED4を作動させるパルス、LED4を作動させるパルス、LED5を作動させるパルスと続き、LED25を作動させるパルスまで続く。尚この図の場合、投光器と受光器がそれぞれ25個であるため、投光部も受光部も25個用に設計されているが、更に多くの投光器も受光器を接続することも可能であり、また、投光部や受光部を順次更に繰り返し接続することも可能である。
続いてLEND信号27とDEND信号37が重ね書きされているが、スタートパルス後の所定のパルス数(この事例では25個のパルス期間)の終了を投光部ではLEND信号27として、また受光部ではDEND信号37をして同一のインターバルで構成している。
受光信号を含むDEND信号37の拡大したものが次段に示す。
ここでは、受光信号レベルをそれぞれ順次摸式的に表している。スタート信号後、初段の受光器の受光信号レベルが非投光期間であるが、0Vレベルから受光信号が上昇し、受光器周辺の光を拾い、オフセット電圧Vof1となる。
このオフセット電圧Vof1からVofnは、受光器の設置されている周辺環境の光量を測定する役割を果たしている。すなわち、次に続く投光時の受光信号レベルと比較する上でのオフセットレベルを検出していることが重要である。例えば、投光期間や非投光期間を検出するわずかな期間の間に、環境の光量レベルの変動があった場合においても、誤動作や、誤判定を防ぐ効果が得られる。
次に、LED1の投光信号が被検出体により弱められ、受光した受光信号レベルV1dを検出する。その後また非投光期間があり、オフセット電圧Vof2となり、次に、LED2の投光信号が被検出体によって遮られることなく受光器に検出された高い信号レベル受光信号レベルV2dを検出する。図において、Vthは閾値レベルを1点破線示したものであり、初期値は、ROMに記憶された信号レベルを模式的に表したものであり、また、MPU20において、演算し、適正な閾値とするものである。
被検出体の有無のレベルは、当該アナログ検出レベル信号をA/D変換器32にて、デジタル信号レベルに変換し、一旦RAMに記憶したのちオフセット信号レベルを投光時の検出レベル信号を同じく一旦RAMに記憶したのち演算処理し、被検出体の有無を閾値に比較し、判断する。
図の最下段のENB信号は、A/D変換器32に対してMPU20が信号変換を指示するイネーブル信号である。
図14に、本発明に実施形態に係るROMとRAMのデータの記憶配列を示す。
記憶部のROM領域であるROM44には、被検出体の有無を判断するあるいは、検出の判断基準となる閾値を演算するプログラムPRM1や、初期の閾値Vthを記憶保持している。
記憶部のRAM領域であるRAM45には、各受光器によって受光した受光信号レベルがA/D変換器32によってデジタル信号レベルデータとしてそれぞれチャネル毎に記憶している。また、非投光時の信号レベルのオフセット信号レベルVofnと投光時の受光信号レベルデータVsnとともに、受光信号レベルデータVsnからオフセット信号レベルVofnを差引きした結果である差分データVndを記憶している。
図15は、本発明に実施形態に係るセンサシステムの動作を示すフローチャート図である。図15は、当該光電センサシステムのDATA収集プログラムである。
MPU20は、図15、図16のフローチャート図に従って信号の生成や演算処理、データの保存や閾値と信号レベルデータの比較判断を行なう。
プログラムがスタートし、検出パルスの5倍以上のインターバルを持つスタートビットを生成する。続いてTD信号29を生成する(ステップS1)。続いてオフセット信号Vof1の入力をチェックする(ステップS3)。受光チャネル1のためのCP信号を出力をONするとともに、非投光時のチャネル1のオフセット信号Vof1の入力データをRAM領域にデータを格納する(ステップS4)。
次に、受光チャネル1の投光時検出信号であるVs1信号の入力チェックを行なう。また受光チャネル1のCP信号出力をOFFにする。投光時検出信号であるVs1信号をRAMのDATA領域に格納する(ステップS5)。
次に、受光チャネル2の非投光時のオフセット信号Vof2の入力をチェックする(ステップS6)。次に、受光チャネル2のCP信号出力をONにするとともに、非投光時のチャネル2のオフセット信号Vof1の入力データをRAMのDATA領域へ格納する(ステップS7)。受光チャネル2の投光時検出信号であるVs2信号の入力チェックを行なう(ステップS8)。
次に、受光チャネル2のCP信号出力をOFFにするとともに、投光時検出信号であるVs2信号をRAMのDATA領域に格納する(ステンプS9)。
引続き前記ステップS6からステップS9と同様にチャネル3からチャネル24までの信号データをデータ領域に格納する。更に、受光チャネル25の非投光時のオフセット信号Vof25の入力をチェックする(ステップS10)。更に、受光チャネル25のCP信号出力をONにするとともに、非投光時のチャネル25のオフセット信号Vof25の入力データをRAMのDATA領域へ格納する(ステップS11)。受光チャネル25の投光時検出信号であるVs25信号の入力チェックを行なう(ステップS12)。
次に、受光チャネル25のCP信号出力をOFFにするとともに、投光時検出信号であるVs25信号をRAMのDATA領域に格納する(ステップS13)。
図16は、本発明に実施形態に係るセンサシステムの動作を示す図12に続くフローチャート図である。この処理は、RAMのDATA領域に記憶保持されたデータの演算処理であり、光電センサによる被検出物の有無を判定する信号の抽出工程である。
先ず、受光チャネル1の投光時検出信号であるVs2信号と、受光チャネル1の非投光時のオフセット信号Vof2を抽出する(ステップS14)。
次に、受光チャネル1の投光時検出信号であるVs1信号データから受光チャネル1の非投光時のオフセット信号Vof1データを差引き、差分データV1dをRAMのDATA領域へ格納する(ステップS15)。
同じく、受光チャネル2の投光時検出信号であるVs2信号データから受光チャネル2の非投光時のオフセット信号Vof2データを差引き、差分データV2dをRAMのDATA領域へ格納する(ステップS17)。同様に、受光チャネル3から受光チャネル24の投光時検出信号であるVs3信号からVs24信号をそれぞれ受光チャネル3から受光チャネル24の非投光時のオフセット信号Vof3からVof24データを差引き、差分データとしてV3dからV24dをRAMのDATA領域へそれぞれ格納する。
更に、受光チャネル25の投光時検出信号であるVs25信号と、受光チャネル25の非投光時のオフセット信号Vof25を抽出する(ステップS18)。
次に、受光チャネル25の投光時検出信号であるVs25信号データから受光チャネル25の非投光時のオフセット信号Vof25データを差引き、差分データV25dをRAMのDATA領域へ格納する(ステップS19)。
次に、RAMDATA領域の記憶保持されたデータから演算処理によって被検出体の有無の判定である対象物検知を行なう工程に進む。
先ず、カウンタN=1を設定する(ステップS20)。チャネル1から順次被検出体の有無判定を行なう(ステップS21)。Vndが閾値Vthより大きいかを判定する(ステップS22)。もし、Vndが閾値Vthより大きい場合は、OUTn=1とする(ステップS23)。もし、Vndが閾値Vthより小さい場合、OUTn=0とする(ステップS24)。カウンタNをインクリメントする(ステップS25)。N=25となるまで前記判定を続ける(ステップS26)。
N=25となったら、チャネル25の検出状態を判定する(ステップS27)。次に、V25dがVthより大きいかを判定し、大きければ、OUT25を“1”として、被検出体有りを判定する(ステップS29)。V25dがVthより小さいときOUT25を“0”として、被検出体不存在を判定する(ステップS30)。またB端子へ戻り、受光チャネル1から受光チャネル25のデータ収集し、繰り返し被検出物の有無を判定する。
本発明において、1クロック内の投光期間と非投光期間の受光信号を比較することによって、短期間の前後データ比較であることから、被検出体の有無の判定において、周辺の影響を受けにくくすることが特徴であり、また、被検出体の有無を判定する検出信号レベルを投光期間の受光信号レベルから非投光期間の受光信号レベルを差引き比較をしていることから、最も信号レベルの高い受光信号レベルを基準としていること、また、最も信号レベルの高い受光信号レベルからオフセット信号を差引き、オフセット信号以上、投光期間の最も信号レベルの高い受光信号レベルの間に閾値を設定するため、ノイズに対し、強いこと、更に、非投光期間に閾値レベルを越えた場合、明らかに外乱であると判定できることが特徴であり、被検出体の有無を判定する信頼性が得られている。
本発明におけるセンサシステムの機能ブロック図を示す。 本発明における投光部と受光部の距離の離れた場合のセンサシステムの機能ブロック図実施例を示す。 本発明における制御部と子局の間をパラレル信号結合する機能ブロック図を示す。 本発明における親局の機能ブロック図を示す。 本発明における投光部と受光部の距離間隔が長い場合のセンサシステムの機能ブロック図実施例を示す。 本発明における投光部と受光部の距離間隔が可変である場合のセンサシステムの機能ブロック図実施例を示す。 本発明における子局入出力部とセンサコントロール部の機能ブロック配線図である。 本発明における割込み型の領域センサシステムの子局部の摸式図である。 本発明における投光部と受光部の距離間隔が長い場合の割込み型の領域センサシステムの図子局部の機能ブロック摸式図である。 本発明における子局部が投光部のみを持つセンサ部と、子局部が受光部のみを持つセンサ部であり、それぞれ投光部と受光部を複数接続した場合の摸式図である。 本発明における子局部内に複数の投光部と、複数の受光部を持つセンサ部の摸式図である。 本発明における投光部と受光部の機能ブロック配線図である。 本発明におけるセンサシステム内部における信号のタイムングチャートである。 本発明に実施形態に係るROMとRAMのデータの記憶配列を示す。 本発明に実施形態に係るセンサシステムの動作を示すフローチャート図である。 本発明に実施形態に係るセンサシステムの動作を示す図12に続くフローチャート図である。
符号の説明
1 制御部 2 入力ユニット 3 出力ユニット
4 親局 5 DP信号線 6 DN信号線
7 子局入出力部 8 センサコントロール部
9 センサ部 10 子局 11 被検出体
12 パイプラック用パイプ 13 パイプラック用継ぎ手
14 フォトトランジスタ 15 投光信号 16 投光子局
17 受光子局 18 投光器 19 受光器
20 MPU 21 輝度調整回路 22 定電流回路
23 検出投光駆動回路 24 子局アドレス設定手段
25 OUT信号 26 DOUTA信号 27 LEND信号
28 CP信号 29 TD信号 30 ENB信号
32 A/D変換器 33 AIN信号
34 利得調整回路 35 Vcc(5V) 36 DN(0V)
37 DEND信号 38 TDout信号 39 投光部
40 受光部 41 可動ラック 42 車輪
43 CK信号 44 ROM 45 RAM
120 入力データ部 121 出力データ部
122 水晶発信回路 123 親局アドレス設定手段
124 タイミング発生手段 125 制御データ発生手段
126 親局出力部 128 ラインドライバ
129 伝送ブリーダ電流回路 130 監視データ抽出手段
131 監視信号検出手段 132 親局入力部
133 DP親局伝送信号端子 134 DN親局伝送信号端子
135 監視信号 136 制御信号

Claims (12)

  1. センサ部(9)に投光部(39)と前記投光部(39)からの投光信号を受光する受光部(40)を具備し、
    センサコントロール部(8)に前記投光部(39)を駆動する検出投光駆動回路(23)と、
    定電流回路(22)および輝度調整回路(21)と、前記受光部(40)から得るアナログ受光信号の利得を調整する利得調整回路(34)と、前記アナログ受光信号をデジタル信号レベルデータに変換するA/D変換器(アナログデジタルコンバータ)(32)と、時系列で取込んだ複数の前記デジタル信号データを記憶保持するRAM(45)(記憶素子)と、記憶された前記デジタル信号データを使用し、
    データの演算処理や検出状態を判断する判断機能を果たすMPU(マイクロプロセッサユニット)(20)を有し、
    前記MPU(20)に接続された検出投光駆動回路(23)と前記投光部(39)の投光信号と、前記受光部(40)の受光信号は、同期クロックに同期したタイミングで順次一対の投光動作と受光動作し、
    前記受光部(40)は、投光部(39)の非投光時の状態と投光時の状態の間、継続的に受光信号を検出し、
    前記A/D変換器(32)を経て定量デジタルデータ化した各々のデジタル信号を当該非投光時の状態及び当該投光時の状態の受光信号レベルデータとして前記各々RAM(45)に記憶保持し、
    前記投光時の状態の当該受光信号レベルデータから前記非投光時の状態の受光信号レベルデータの差分データを検出量データとして前記RAM(45)に各々記憶保持し、
    予め設定した閾値と、各々の前記検出量データを比較し、
    前記検出量データの変化をもって各々の被検出体(11)の有無を判定することを特徴とする光電センサまたは、光電センサシステム。
  2. センサ部(9)の投光部(39)に複数の投光器(18)と、前記投光部(39)のからの投光信号を受光する受光部(40)の前記複数の投光器(18)と対をなす複数の受光器(19)を具備し、
    センサコントロール部(8)に、前記投光部(39)を駆動する検出投光駆動回路(23)と、定電流回路(22)および輝度調整回路(21)と、前記受光部(40)から得るアナログ受光信号の利得を調整する利得調整回路(34)と、前記アナログ受光信号をデジタル信号レベルデータに変換するA/D変換器(アナログデジタルコンバータ)(32)と、時系列で取込んだ複数の前記デジタル信号データを記憶保持するRAM(45)(記憶素子)と、
    記憶された前記デジタル信号データを使用し、データの演算処理や検出状態を判断する判断機能を果たすMPU(マイクロプロセッサユニット)(20)を有し、
    前記MPU(20)に接続された検出投光駆動回路(23)と、前記複数の投光器(18)の投光信号と、前記複数の受光器(19)の受光信号は、それぞれ同期クロックに同期したタイミングで順次一対の投光動作と受光動作し、
    前記複数の受光器(19)は、対をなす前記複数の投光器(18)のそれぞれの非投光時の状態と投光時の状態の間、継続的に受光信号を検出し、
    共通の前記A/D変換器(32)を経て定量デジタルデータ化した各々のデジタル信号を当該非投光時の状態及び当該投光時の状態の受光信号レベルデータとして各々RAM(45)に記憶保持し、
    前記投光時の状態の当該受光信号レベルデータから前記非投光時の状態の当該受光信号レベルデータの差分データを検出量データとして前記RAM(45)に各々記憶保持し、
    予め設定した閾値と、各々の前記検出量データを比較し、
    各々の前記検出量データの変化をもって各々の被検出体(11)の有無を判定することを特徴とする光電センサまたは、光電センサシステム。
  3. 請求項1、2において、
    単一受光器(19)又は複数の受光器(19)を一群とする複数の受光部(40)の複数の受光信号を同期クロックに同期したタイミングで順次一対の投光動作と受光動作し、マルチプレクサにより時分割し、共通のA/D変換器(32)を経て定量デジタルデータ化した各々のデジタル信号を当該非投光時及び当該投光時の受光信号レベルデータとして各々のRAM(45)に記憶保持すること
    を特徴とする光電センサまたは、光電センサシステム。
  4. 請求項1から3において、
    制御部(1)と親局(4)の間で、並列信号である監視信号(135)と制御信号(136)を授受し、
    前記親局(4)と単一又は、複数の子局(10)との間では、直列信号として伝送線(DP信号線5、DN信号線6)を介して伝送し、
    前記子局は、子局入出力部(7)と、センサコントロール部(8)と、センサ部(9)からなり、
    センサコントロール部(8)に、前記投光部(39)を駆動する検出投光駆動回路(23)と、定電流回路(22)および輝度調整回路(21)と、前記受光部(40)から得るアナログ受光信号の利得を調整する利得調整回路(34)と、子局アドレス設定手段(24)と、前記アナログ受光信号をデジタル信号レベルデータに変換するA/D変換器(アナログデジタルコンバータ)(32)と、時系列で取込んだ複数の前記デジタル信号データを記憶保持するRAM(45)(記憶素子)と、記憶された前記デジタル信号データを使用し、データの演算処理や検出状態を判断する判断機能を果たすMPU(マイクロプロセッサユニット)(20)を有し、
    前記MPU(20)に接続された検出投光駆動回路(23)と、前記複数の投光器(18)の投光信号と、前記複数の受光器(19)の受光信号は、
    それぞれ同期伝送クロックに同期した伝送タイミングで順次一対の投光動作と受光動作し、
    前記複数の受光器(19)は、対をなす前記複数の投光器(18)のそれぞれの非投光時の状態と投光時の状態の間、継続的に受光信号を検出し、
    共通の前記A/D変換器(32)を経て定量デジタルデータ化した各々のデジタル信号を当該非投光時の状態及び当該投光時の状態の受光信号レベルデータとして各々の前記RAM(45)に記憶保持し、
    前記投光時の状態の当該受光信号レベルデータから前記非投光時の状態の当該受光信号レベルデータの差分データを検出量データとして前記RAM(45)に各々記憶保持し、
    予め設定した閾値と、各々の前記検出量データを比較し、
    各々の前記検出量データの変化をもって各々の被検出体(11)の有無を判定することを特徴とする光電センサまたは、光電センサシステム。
  5. 請求項1から4において、
    伝送データ信号に回路用供給電源の電力を重畳することを特徴とする光電センサまたは、光電センサシステム。
  6. 請求項1から5において、
    投光部(39)と受光部(40)の間隔が変化しながらセンサ領域の被検出体(11)を検出する場合において、受光量レベルデータを常に記憶し、経時的に受光量レベルデータの変化を比較し、自動的に感度調節を行うことを特徴とする光電センサまたは、光電センサシステム。
  7. 請求項1から6において、
    子局内に複数の投光器(18)又は複数の受光器(19)を一群として構成する光電センサであり、
    各々の一群の最終タイミング移動信号を複数の投光器群又は複数の受光器群の群間の移動タイミング信号として直列接続し、
    最終の受光器群の終了信号線に受光器群の終了信号と当該全受光信号を重畳することにより、子局内の信号線を低減するとともに、対をなす投光器群と受光器群を自由に増減できることを特徴とする前記子局ターミナル。
  8. 請求項1から6において、
    子局内に複数の投光器(18)又は複数の受光器(19)を一群として構成する光電センサであり、
    各々の一群の最終タイミング移動信号を複数の投光器群又は複数の受光器群の群間の移動タイミング信号として直列接続し、
    最終の投光器群の終了信号又は受光器群の終了信号と、子局内の信号線を低減するとともに、対をなす投光器群と受光器群を自由に増減できることを特徴とする前記子局ターミナル。
  9. 制御部(1)と子局(10)の間で、並列信号である監視信号(135)と制御信号(136)を授受し、
    前記子局子局入出力部(7)と、センサコントロール部(8)と、センサ部(9)からなり、
    センサコントロール部(8)は、子局入出力部(7)とセンサ部(9)の間にあり、センサ部(9)の投光駆動回路と、センサ部(9)の受光信号である複数のアナログ信号をデジタル信号データに変換するA/D変換器(アナログデジタルコンバータ)(32)と、前記複数のデジタル信号データを記憶保持するRAM(45)(記憶素子)と、複数の記憶データの演算処理や検出状態を判断する機能を果たすMPU(マイクロプロセッサユニット)(20)を有し、
    前記MPU(20)に接続された検出投光駆動回路(23)と、前記投光部(39)の投光信号と、前記受光部(40)の受光信号は、同期クロックに同期したタイミングで順次一対の投光動作と受光動作し、
    前記受光部(40)は、投光部(39)の非投光時の状態と投光時の状態の間、継続的に受光信号を検出し、
    共通の前記A/D変換器(32)を経て定量デジタルデータ化した各々のデジタル信号を当該非投光時の状態及び当該投光時の状態の受光信号レベルデータとして各々の前記RAM(45)に記憶保持し、
    前記投光時の状態の当該受光信号レベルデータから前記非投光時の状態の当該受光信号レベルデータの差分データを検出量データとして前記RAM(45)に各々記憶保持し、予め設定した閾値と、各々の前記検出量データを比較し、
    各々の前記検出量データの変化をもって各々の被検出体(11)の有無を判定することを特徴とする光電センサまたは、光電センサシステム。
  10. 請求項2から7において、
    同一子局内に投光部(39)と受光部(40)を持つ光電センサシステムにであり、
    複数の前記子局を共通の伝送線(DP信号線5、DN信号線6)に並列接続し、
    それぞれの前記子局の被検出体(11)の検出状態を親局(4)に伝送し、
    親局(4)から制御部(1)にそれぞれの前記子局の被検出体(11)の検出状態送出することを特徴とする光電センサまたは、光電センサシステム。
  11. 請求項2から7において、
    単一の子局内に投光部(39)のみを持つ投光子局(16)と、
    前記投光子局(16)と対をなす単一の子局内に受光部(40)のみを持つ受光子局(17)の子局アドレスをそれぞれ同一アドレスに設定することにより、前記投光子局(16)と受光子局(17)の間の被検出体(11)の検出状態を親局(4)に伝送し、
    前記投光子局(16)と受光子局(17)の間の被検出体(11)の有無を検出することを特徴とする光電センサまたは、光電センサシステム。
  12. 請求項11において
    複数の子局内に投光部(39)のみを持つ投光子局(16)と、前記複数の投光子局(16)とそれぞれ対をなす複数の子局内に受光部(40)のみを持つ受光子局(17)の子局アドレスをそれぞれ同一アドレスに設定することにより、
    それぞれ対をなす前記複数の投光子局(16)と前記複数の受光子局(17)の間の被検出体(11)の検出状態を親局(4)に伝送し、被検出体(11)の有無を検出することを特徴とする光電センサまたは、光電センサシステム。
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