JPH10153425A - 位置検出センサーの受光回路 - Google Patents

位置検出センサーの受光回路

Info

Publication number
JPH10153425A
JPH10153425A JP8310411A JP31041196A JPH10153425A JP H10153425 A JPH10153425 A JP H10153425A JP 8310411 A JP8310411 A JP 8310411A JP 31041196 A JP31041196 A JP 31041196A JP H10153425 A JPH10153425 A JP H10153425A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
current
position detection
voltage
detection sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8310411A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Araki
宏明 新木
Shinichi Nishimoto
新一 西本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Inax Corp filed Critical Inax Corp
Priority to JP8310411A priority Critical patent/JPH10153425A/ja
Publication of JPH10153425A publication Critical patent/JPH10153425A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)
  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Measurement Of Optical Distance (AREA)
  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 位置検出センサーの受光回路において、放射
照度が大きく相違する場合であっても、広い範囲で誤判
断を発生しない回路を構成するものである。 【解決手段】 受光素子として、半導体位置検出素子を
使用した位置検出センサーの受光回路において、半導体
位置検出素子1の各々の電流/電圧増幅回路11・12
の次段に、増幅率変更調節回路8・9を介装した。ま
た、半導体位置検出素子1の各々の電流/電圧増幅回路
11・12を、対数増幅回路6・7とした。また、半導
体位置検出素子1の、各々の電流/電圧増幅回路11・
12にて増幅後の電流を信号として取出し、次段の増幅
率変更調節回路8・9を、同様に変更制御可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体位置検出素
子を利用して三角測量により被測定物との間の距離を測
定する位置検出センサーの受光回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、人体検出距離センサーに関す
る技術は公知とされているのである。例えば、特開平7
−19860号公報や、特開平7−167648号公報
や、特開平7−209435号公報に記載の技術の如く
である。
【0003】従来技術は、図3において示す如く、半導
体位置検出素子1(Position Sensiti
ve Photo Detector)を受光素子とし
て用い、発光素子2からの投光が、被測定物3で反射し
て戻り、半導体位置検出素子1上に受光されるスポット
位置を検出し、三角測量の原理を利用して被測定物3と
の間の距離dを距離センサー10を用いて測定し、人体
を検出する。この検出信号により、電磁バルブや温風フ
ァン等を駆動制御する自動水栓、便器洗浄装置、温水洗
浄便座、ハンドドライヤー、温風発生機付化粧台等の衛
生装置を制御する。
【0004】上記三角測量の原理は、半導体位置検出素
子1の二つの端子から得られる光電流値をそれぞれ電圧
値に変換し、これらの電圧値に基づいて距離dを演算す
るものである。レンズ21と22が距離検出センサー1
0の内部に配置されており、本発明は、該レンズ21と
22の焦点の方向が距離センサーパネルの面と平行にな
るように、レンズ21と22を配置しているのである。
【0005】図4は、上記従来の位置検出センサーの受
光回路において用いられる距離検出センサー10の回路
図であり、半導体位置検出素子1の2つの端子から得ら
れるそれぞれの光電流値I1・I2を、電圧値V1・V
2に変換する為の、電流/電圧増幅回路11・12が用
いられる。電流/電圧増幅回路11は、オペアンプOP
1と抵抗R1からなり、電流/電圧増幅回路12は、オ
ペアンプOP2と抵抗R2からなっている。オペアンプ
OP1の出力側には、コンデンサC1が接続され、オペ
アンプOP2の出力側には、コンデンサC2が接続され
ている。
【0006】また、コンデンサC1には抵抗R21を入
力抵抗とするオペアンプ使用の積分回路13が接続さ
れ、コンデンサC2には抵抗R22と可変抵抗器VR1
の直列抵抗を入力抵抗とするオペアンプ使用の積分回路
14が接続されている。この積分回路13・14は、オ
ペアンプ回路で構成され、電流/電圧増幅回路11・1
2から出力された電圧値V1・V2を平均化する為に設
けられている。そして、この積分回路13・14で平均
化された電圧値V1・V2がA/D変換器23・24で
ディジタル値に変換されたあと、マイクロコンピュータ
15に入力される。該マイクロコンピュータ15は、A
/D変換器23・24からのディジタル値に基づいて、
三角測量の原理で半導体位置検出素子1と被測定物3と
の距離信号を演算し、その距離がしきい値以下である場
合には検知信号を出力する。
【0007】一方、マイクロコンピュータ15には、抵
抗R3を介してトランジスタQ1が接続されており、マ
イクロコンピュータ15から投光パルスが出力される
と、トランジスタQ1がその投光パルスに同期してオン
される。そしてトランジスタQ1のオン時に電源電圧V
Bから発光素子2に電流が通電され、発光素子2から間
欠投光される。また、マイクロコンピュータ15にはA
/D変換器25が接続され、該A/D変換器25には可
変抵抗器VR26が接続されており、該可変抵抗器VR
26の調節により前記検知距離のしきい値が設定され
る。
【0008】発光素子2から間欠投光される結果、被測
定物3で反射した反射光は、間欠的に半導体位置検出素
子1で受光される。その為に、電流/電圧増幅回路11
・12から出力される電圧値V1・V2は、投光時と非
投光時で変化する。そのため、マイクロコンピュータ1
5は、投光及び非投光タイミングそれぞれにおける電圧
値V1・V2の変動分をデジタル値で演算し、その変動
分について、半導体位置検出素子1と被測定物3との間
の距離を演算した上、その距離がしきい値以下である場
合に検知信号を出力する。なお、電流/電圧増幅回路1
1から出力される電圧値V1は、基準電圧E1との差
(V1=E1−I1・R1)に基づくものであり、電流
/電圧増幅回路12から出力される電圧値V2は、基準
電圧(E2+E3)との差 V2=(E1+E2)+
(I1+I2)・R2である。図3に示すように、設定
する距離をd、レンズ21・22間の距離Bを、レンズ
21・22と半導体位置検知素子1間の距離をf、半導
体位置検出素子1の受光位置距離をLとすれば、(I1
+I2)/I1=L・d/B・fとなり、d=(B・f
/L)×{(I1+I2)/I1}となるのである。こ
れにより、被測定物3が距離dに位置したことを検出す
ることが出来るのである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術は、以上の
如く構成されていたのであるが、位置検出センサーの受
光回路において、被測定物が黒い衣装と、白い衣装の如
く、受光の放射照度の範囲が広い場合において、十分に
電流/電圧増幅回路が作用しない領域となることがあ
り、これが位置検出センサーの誤判断に繋がることがあ
ったのである。本発明においては、電流/電圧増幅回路
の後段に、さらに、増幅率を変更可能な、増幅率変更調
節回路を設けて、常時受光の放射照度の最適な領域に増
幅させて、検出回路の判断を行わせんとするものであ
る。
【0010】また、従来の位置検出センサーの受光回路
において、受光の放射照度が非常に広い範囲にわたる場
合には、従来の電流/電圧増幅回路による、直線的なリ
ニア増幅回路では、オペアンプのリニア領域の範囲が限
られているために、出力が飽和してしまうという不具合
があったのである。出力が飽和した場合には、それ以上
の放射照度では、すべて同じ出力となり、増幅作用が働
かなくなるのである。本発明においては、この従来のオ
ペアンプによる電流/電圧増幅回路に変えて、対数ダイ
オードを用いた、対数増幅回路に代行させたものであ
る。
【0011】また、前記増幅率変更調節回路の変更調節
の作用を、半導体位置検出素子の、各々の電流/電圧増
幅回路にて増幅後の電流を信号として取出し、次段の増
幅率変更調節回路を、同様に変更制御するように構成し
て、常時最適の領域で検出判断できるよう構成し、位置
検出センサーの受光回路の誤判断を無くそうとするもの
である。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
の手段を説明する。請求項1においては、受光素子とし
て、半導体位置検出素子を使用した位置検出センサーの
受光回路において、半導体位置検出素子の各々の電流/
電圧増幅回路の次段に、増幅率変更調節回路を介装した
ものである。
【0013】請求項2においては、請求項1記載の半導
体位置検出素子の各々の電流/電圧増幅回路を、対数増
幅回路としたものである。
【0014】請求項3においては、請求項1又は2記載
の半導体位置検出素子の、各々の電流/電圧増幅回路に
て増幅後の電流を信号として取出し、次段の増幅率変更
調節回路により増幅率を変更制御するものである。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て説明すると、図1はトイレ等の壁部、大便器、人体位
置検出センサーの配置を示す平面図、図2は大便器の側
面図、図3は位置検出センサーの発光素子、受光素子及
びレンズ、被測定物等の配置を示す図面、図4は従来の
位置検出センサーの受光回路の構成を示す図面、図5は
本発明の位置検出センサーの受光回路を示す図面、図6
は本発明の位置検出センサーの受光回路の制御フローチ
ャートを示す図面、図7はオペアンプを用いた対数増幅
回路の回路図、図8は従来の電流/電圧増幅回路と本発
明の対数増幅回路の比較状態を示す図面、図9は対数増
幅回路の後部に設けた増幅率変更調節回路による増幅率
を変更する状態を示す図面、図10は検出値の大小によ
り、増幅率変更調節回路を変更する条件を示す図面であ
る。
【0016】本発明の位置検出センサーの受光回路は、
例えば、人体位置検出センサーSとして使用することが
できるものであり、図1においてトイレ等の壁部Hと大
便器Uと人体位置検出センサーSとの平面的な位置関係
が図示されている。通常は、大便器Uを中央に配置し、
その側面のトイレ等の壁部Hの部分に人体位置検出セン
サーSが配置される可能性が高い。そして、大便器Uに
使用者が座った状態で、該位置への被測定物3の存在を
確認して、座ってから10秒後に洗浄水を一定量流し、
また排便終了後に大便器Uから離れると、3分後に自動
的に洗浄水が流れる等の操作が自動的に行われるのであ
る。
【0017】図2においては、トイレ等の壁部Hに人体
位置検出センサーSを配置するのではなくて、通常の大
便器UのメカボックスZの部分に人体位置検出センサー
Sを配置する構成を図示している。また、この場合にお
いてロータンクWの前面に人体位置検出センサーSを配
置する構成としてもよいが、大便器Uの便器蓋Fを開い
たときに、この便器蓋Fにより光路が閉鎖されることの
ない位置に人体位置検出センサーSを配置する必要があ
る。
【0018】また、本発明の位置検出センサーの受光回
路を用いた人体位置検出センサーを、洗面化粧台の前面
に配置することにより、使用者が洗面化粧台に近付いた
ことを検出して、洗面ボールの洗浄水を予め流したり、
洗面化粧台の照明を点灯したり、冬期は足元に温風を噴
き出したり、各部の扉等の開閉を行ったり、足元ヒータ
ーを点けたりすることが自動的にできるのである。
【0019】次に、図5において、本発明の構成を説明
する。発光素子2から赤外線を照射する。該発光素子2
から出た赤外線は、レンズ21により集光されて、被測
定物3の方向に照射されるのである。そして、該発光素
子2から出た赤外線が、被測定物3に反射して戻り、戻
った赤外線をレンズ22で集光し、半導体位置検出素子
1の上で検出するのである。即ち、半導体位置検出素子
1の上の、2つの端子から得られるそれぞれの光電流値
I1・I2が、変化するのである。該光電流値I1・I
2を電圧値V1・V2に変換する為の、電流/電圧増幅
回路11・12が用いられる。電流/電圧増幅回路11
は、オペアンプOP1と抵抗R1からなり、電流/電圧
増幅回路12は、オペアンプOP2と抵抗R2からなっ
ている。オペアンプOP1の出力側には、コンデンサC
1が接続され、オペアンプOP2の出力側には、コンデ
ンサC2が接続されている。
【0020】該被測定物3は、照射位置で距離を変化さ
せるが、図6のフローチャートに示す如く、被測定物3
が位置検出センサー10に近い場合には、V1が増加
し、V1>V2となり、被測定物3が遠い場合には、V
1<V2となる。更に遠くなれば、V2は0となり、所
定の距離の場合に、V1=V2となり、一定のしきい値
以下となると、被測定物3を検出したとの信号を送信す
べく構成している。
【0021】本発明においては、図4に示す従来技術に
おいて、電流/電圧増幅回路11・12が配置されてい
た位置に、対数増幅回路6・7を配置しており、該対数
増幅回路6(7)の基本的な回路が図7に図示されてい
る。対数増幅回路6は、オペアンプOP1と対数ダイオ
ードD1により構成されており、また対数増幅回路7
は、オペアンプOP2と対数ダイオードD2により構成
されている。即ち、従来技術の電流/電圧増幅回路11
・12の抵抗R1とR2に変えて、対数ダイオードD1
・D2を介装したものが、対数増幅回路6・7となって
いるのである。
【0022】図8において図示する如く、対数増幅回路
6・7により増幅する場合の出力電圧−放射照度特性
は、対数曲線Yの如くなり、従来の電流/電圧増幅回路
によるリニア増幅の場合の、出力電圧−放射照度特性
は、点線で示すリニア直線Xの如くになるのである。故
に、被測定物3の衣装が白で、放射照度が極端に高い場
合には、リニア直線Xが増幅可能領域を外れてしまうの
で、出力が飽和して、全て同じ出力となるのである。
【0023】これに対して、対数曲線Yの場合には、放
射照度が大の場合にでも、対数曲線であるので、領域を
外れることがなく、十分に増幅することが出来るのであ
る。しかし、被測定物3が黒い衣装を着ている場合等の
如く、極端に放射照度が低い場合には、対数曲線Yは増
幅率が低い位置に位置するので、十分な増幅率が得られ
ないのである。
【0024】この対数曲線Yの放射照度の低い部分にお
ける増幅率の低下を補充する為に、前記対数増幅回路6
・7の次段に増幅率変更調節回路8・9を配置している
のである。即ち、対数曲線Yの放射照度の低い部分で
は、増幅率(大)を選択し、対数曲線Yの放射照度の高
い場合には、増幅率(小)を選択することが出来るよう
に、対数増幅回路6・7の次段に電圧値検出回路30、
増幅率変更調節回路8・9を配置しているのである。
【0025】そして、対数増幅回路6・7により増幅し
た次段に、従来はA/D変換器23が配置されていたの
であるが、この部分に、本発明においては、増幅率変更
調節回路8・9を配置している。該増幅率変更調節回路
8・9は、オペアンプを利用した増幅回路であり、従来
技術において電流/電圧増幅回路11・12として使用
されていた回路と略同じである。しかし、本発明の増幅
率変更調節回路8・9においては、オペアンプと平行に
介装する抵抗を34・32と、35・37と2個ずつを
パラレルに配置し、抵抗36・37の部分に調節切換ス
イッチ32・33を配置しているのである。
【0026】該調節切替スイッチ32・33により、並
列に配置した抵抗36・37の回路をON−OFFする
ことにより、増幅率を図9の増幅率(大)と増幅率
(小)の2本の線上で切換えるように構成しているので
ある。該増幅率(大)と増幅率(小)の切換の為の信号
は、コンデンサC1の前の回路から分岐した電圧値検出
回路30からの電圧検出信号をオペアンプ31からの信
号Aを介して、マイクロコンピュータ15に送信するこ
とにより行っている。
【0027】該オペアンプ31からの信号Aをマイクロ
コンピュータ15により判断して、図10に示す論理図
の如く判断し、抵抗36・37の並列回路を調節切替ス
イッチ32・33によりON−OFFすることにより、
増幅率(大)と増幅率(小)を自動的に選択するのであ
る。即ち、オペアンプ31からの信号Aの電圧が大の場
合には、調節切替スイッチ32・33は増幅率(小)の
回路を選択し、オペアンプ31からの信号Aが小の場合
には、調節切換スイッチ32・33は増幅率(大)の回
路を選択するのである。該信号Aからの信号のマイクロ
コンピュータ15による判断と、被測定物3の有無を判
断するフローチャートが図6に開示されている。図6に
おいて示す如く、対数増幅回路6・7、増幅率変更調節
回路8・9を介してマイクロコンピュータ15に供給さ
れる、V1とV2の信号の判断よりも前に、増幅率を選
択する制御が行われ、最適の増幅率で増幅されたV1と
V2の信号を比較判断するというフローチャートに構成
している。
【0028】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するものである。請求項1の如く、受光
素子として、半導体位置検出素子を使用した位置検出セ
ンサーの受光回路において、半導体位置検出素子の各々
の電流/電圧増幅回路の次段に、増幅率変更調節回路を
介装したので、位置検出センサーの受光回路において、
被測定物が黒い衣装と、白い衣装の如く、受光の放射照
度の範囲が広い場合において、十分に電流/電圧増幅回
路が作用しない領域が発生することがなくなったのであ
る。これにより、位置検出センサーの誤判断を無くすこ
とが出来たのである。即ち、本発明においては、電流/
電圧増幅回路の後段に、更に、増幅率を変更可能な、増
幅率変更調節回路を設けることにより、常時受光の放射
照度の最適な領域に増幅させて、検出回路の判断を行わ
せることが出来るのである。
【0029】請求項2の如く、半導体位置検出素子の各
々の電流/電圧増幅回路を、対数増幅回路としたので、
従来のオペアンプによる電流/電圧増幅回路の場合に、
受光の放射照度が非常に広い範囲にわたる場合には、従
来の電流/電圧増幅回路による、直線的なリニア増幅回
路では、オペアンプのリニア領域の範囲が限られている
ために、出力が飽和してしまうという不具合があり、出
力が飽和した場合には、それ以上の放射照度では、すべ
て同じ出力となり、増幅作用が働かなくなるのであった
が、この点を対数曲線とすることにより、解消すること
が出来たのである。
【0030】請求項3の如く、半導体位置検出素子の、
各々の電流/電圧増幅回路にて増幅後の電流を信号とし
て取出し、次段の増幅率変更調節回路の増幅率を変更制
御すべく構成したので、前記増幅率変更調節回路の変更
調節の作用を、半導体位置検出素子の、各々の電流/電
圧増幅回路にて増幅後の電流を信号として取出し、次段
の増幅率変更調節回路を、同様に変更制御するように構
成でき、常時最適の領域で検出判断できるようになった
のである。これにより、位置検出センサーの受光回路
の、放射照度が広い範囲にわたることが原因で発生する
誤判断を無くすことが出来たのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】トイレ等の壁部、大便器、人体位置検出センサ
ーの配置を示す平面図。
【図2】大便器の側面図。
【図3】位置検出センサーの発光素子、受光素子及びレ
ンズ、被測定物等の配置を示す図面。
【図4】従来の位置検出センサーの受光回路の構成を示
す図面。
【図5】本発明の位置検出センサーの受光回路を示す図
面。
【図6】本発明の位置検出センサーの受光回路の制御フ
ローチャートを示す図面。
【図7】オペアンプを用いた対数増幅回路の回路図。
【図8】従来の電流/電圧増幅回路と本発明の対数増幅
回路の比較状態を示す図面。
【図9】対数増幅回路の後部に設けた増幅率変更調節回
路による増幅率を変更する状態を示す図面。
【図10】検出値の大小により、増幅率変更調節回路を
変更する条件を示す図面。
【符号の説明】
1 半導体位置検出素子 2 発光素子 3 被測定物 6,7 対数増幅回路 8,9 増幅率変更調節回路 D1,D2 対数ダイオード OP1,OP2 オペアンプ 30 電圧値検出回路 31 オペアンプ A 信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G01V 8/12 G01V 9/04 J

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受光素子として、半導体位置検出素子を
    使用した位置検出センサーの受光回路において、半導体
    位置検出素子の各々の電流/電圧増幅回路の次段に、増
    幅率変更調節回路を介装したことを特徴とする位置検出
    センサーの受光回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の半導体位置検出素子の各
    々の電流/電圧増幅回路を、対数増幅回路としたことを
    特徴とする位置検出センサーの受光回路。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の半導体位置検出素
    子の、各々の電流/電圧増幅回路にて増幅後の電流を信
    号として取出し、次段の増幅率変更調節回路により増幅
    率を変更制御することを特徴とする位置検出センサーの
    受光回路。
JP8310411A 1996-11-21 1996-11-21 位置検出センサーの受光回路 Pending JPH10153425A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8310411A JPH10153425A (ja) 1996-11-21 1996-11-21 位置検出センサーの受光回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8310411A JPH10153425A (ja) 1996-11-21 1996-11-21 位置検出センサーの受光回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10153425A true JPH10153425A (ja) 1998-06-09

Family

ID=18004945

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8310411A Pending JPH10153425A (ja) 1996-11-21 1996-11-21 位置検出センサーの受光回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10153425A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002012845A1 (fr) * 2000-08-03 2002-02-14 Hamamatsu Photonics K.K. Detecteur optique
JP2009097872A (ja) * 2007-10-12 2009-05-07 Sharp Corp 光学式測距センサ、物体検出装置、洗浄便座、および光学式測距センサの製造方法
JP2009124666A (ja) * 2007-11-12 2009-06-04 Anywire:Kk 光電センサ

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002012845A1 (fr) * 2000-08-03 2002-02-14 Hamamatsu Photonics K.K. Detecteur optique
US7286172B2 (en) 2000-08-03 2007-10-23 Hamamatsu Photonics K.K. Optical sensor
US7969491B2 (en) 2000-08-03 2011-06-28 Hamamatsu Photonics K.K. Light detection apparatus
JP2009097872A (ja) * 2007-10-12 2009-05-07 Sharp Corp 光学式測距センサ、物体検出装置、洗浄便座、および光学式測距センサの製造方法
US7760332B2 (en) 2007-10-12 2010-07-20 Sharp Kabushiki Kaisha Optical range-finding sensor, object detection device, self-cleaning toilet seat, and method for manufacturing optical range-finding sensor
JP2009124666A (ja) * 2007-11-12 2009-06-04 Anywire:Kk 光電センサ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6215116B1 (en) Continuous threshold adjustable proximity detecting device
KR900002199B1 (ko) 인체 감지 방법 및 그 장치
CN101393262B (zh) 距离检测感应装置及其近距离检测方法
US4843416A (en) Autofocus camera system
JPH10153425A (ja) 位置検出センサーの受光回路
EP0864700B1 (en) Shower arrangement
GB2280025A (en) Range sensor suitable for a sanitary device
US4072962A (en) Metering device
JP3975538B2 (ja) スレーブストロボ制御装置およびスレーブストロボ装置
JPH0862660A (ja) 露光計付きカメラ
JP2747187B2 (ja) 光電スイッチ
JP3044518B2 (ja) 人体検知装置
JP2992859B2 (ja) 距離センサを用いた衛生装置
JPH11304470A (ja) 距離検出器
JP2000107081A (ja) 温水洗浄便座装置
JP2791836B2 (ja) 測距センサ
JPH09159441A (ja) 人体検出距離センサー
JP3670859B2 (ja) 受光位置検出回路
US5400111A (en) Distance measurement device having a mode for measuring an extremely near distance
JPH06241788A (ja) 静止型人感装置及び人感照明装置
JPH0682177U (ja) 物体検出装置
JPH1062160A (ja) 距離センサの光軸可動装置
JPH058575Y2 (ja)
JPH0471187U (ja)
JP2001318163A (ja) 光学的検出装置