JP4783128B2 - 多光軸光電スイッチ、多光軸光電スイッチの基本ユニット、及び多光軸光電スイッチの増設ユニット - Google Patents

多光軸光電スイッチ、多光軸光電スイッチの基本ユニット、及び多光軸光電スイッチの増設ユニット Download PDF

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本発明は、多光軸光電スイッチ、多光軸光電スイッチの基本ユニット、及び多光軸光電スイッチの増設ユニットに関する
従来の多光軸光電スイッチの一例として、図10に示したものは、投光器1に複数の投光素子を一列にして備えると共に、これに対応して、受光器2に複数の受光素子4を一列に備える。また、受光器2には、動作表示灯5が設けられ、この動作表示灯5は、対応する受光素子4が光を受光したときにオフし、それ以外ではオンする。そして、投受光器1,2を対向配置して、各投受光素子3,4間で光信号が授受されるようにセットしてから、投受光器1,2の間に、被検出物が位置すると、その被検出物が、投光素子2から受光素子4への光を遮って検出され、これが動作表示灯5のオンをもって認識される。また、この多光軸光電スイッチをセットするには、まず目測により各投受光素子3,4が対向するように、投受光器1,2を暫定的に対向配置し、次いで、前記動作表示灯5で確認しながら、動作表示灯5がオフするように投受光器1,2の位置を微調整して光軸調整を行っていた。また、特許文献1では、受光素子を複数の群に分け、各群ごとに表示手段を設けた構成が開示されている。
特開2002−124169公報
ところで、上記のように複数のユニットを接続して多光軸光電スイッチを構成する場合、表示手段がユニットごとに設けられていたほうが利便性が高まる。一方、このようにユニットごとに表示手段を設けるようにすると、各ユニットの装置構成が複雑化し、部品点数の増加、コスト高が避けられない。
本発明は上記のような事情に基づいてなされたものであって、複数のユニットを接続して多光軸光電スイッチを構成する上で、各ユニットに簡易に表示手段を設けることができる構成を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、
光電素子を有する基本ユニットと、光電素子を有すると共に、前記基本ユニットに接続される増設ユニットと、を備えたユニット群が対をなして設けられ、それらユニット群の一方が投光器とされ、他方が受光器とされた多光軸光電スイッチであって、
前記基本ユニットは、電力供給を行うための電源回路を有し、前記増設ユニットは、前記電源回路に接続される電力供給ラインが設けられており、
前記受光器は、
前記光電素子としての複数の受光素子と、複数の前記受光素子に対応する前記投光器側の投光素子の投光タイミングに同期して、複数の前記受光素子を順次有効化して受光信号を取り込む受光動作を行わせる受光制御回路とが、前記基本ユニット及び前記増設ユニットにそれぞれ設けられ、かつ、複数の前記受光素子の受光状態に応じた信号を出力する出力回路を有し、
前記受光器の前記増設ユニットは、
自身の接続位置に関する位置情報を生成する生成手段と、
自身に設けられた前記受光素子の受光レベルに応じた受光情報を、前記位置情報とを対応付ける対応付け手段と、
を備え、
前記投光器及び前記受光器の少なくともいずれかのユニット群において、
前記基本ユニット及び前記増設ユニットの各ユニットごとに設けられるユニット別表示手段と、
前記ユニット別表示手段が配される側の前記ユニット群における前記基本ユニットは、
前記位置情報と前記受光情報とに基づき、前記位置情報に応じたユニット位置を特定する特定信号と、その位置情報に対応する前記受光信号に応じた表示を指令する指令信号と、を関連付けて出力する主制御回路を有し、
前記ユニット別表示手段が配される側の前記ユニット群における前記増設ユニットは、
前記主制御回路からの前記特定信号と前記指令信号とに基づいて、自ユニットに対する前記指令信号を抽出し、かつその指令信号に応じて自ユニットの前記ユニット別表示手段を制御する表示制御回路を有することを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載の多光軸光電スイッチにおいて、
前記ユニット別表示手段は、前記投光器及び前記受光器の両方の前記基本ユニット及び前記増設ユニットにそれぞれ設けられており、
少なくとも前記受光器の前記基本ユニットにおいて、前記主制御回路が設けられて、前記位置情報及び前記受光情報に基づき、前記特定信号と前記指令信号とを関連付けて出力するように構成され、
前記投光器及び前記受光器の前記増設ユニットにおいて、前記表示制御回路が設けられていることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の多光軸光電スイッチにおいて、
前記投光器及び前記受光器の少なくともいずれかのユニット群における前記基本ユニット及び前記増設ユニットは、
自ユニットの異常を検出する異常検出手段と、
自ユニットの接続位置に関する位置情報を生成する生成手段と、
前記異常検出手段にて異常が検出された場合に、前記位置情報と異常情報とを対応付ける異常情報対応手段と、
を備え、
前記主制御回路は、
前記異常検出手段にて異常が検出されたユニットと対応する前記ユニット別表示手段に対し異常表示を指示する異常表示指示信号を出力することを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項3に記載の多光軸光電スイッチにおいて、
前記ユニット別表示手段は、表示色を切替可能に構成されており、正常状態の際には、第1の表示色にて表示が行われ、前記異常表示指示信号が与えられた場合、前記第1の表示色とは異なる第2の表示色にて表示が行われることを特徴とする。
請求項5の発明は、
光電素子を有する基本ユニットと、光電素子を有すると共に、前記基本ユニットに接続される増設ユニットと、を備えたユニット群が対をなして設けられ、それらユニット群の一方が投光器とされ、他方が受光器とされ、
前記受光器は、前記光電素子としての複数の受光素子と、複数の前記受光素子に対応する前記投光器側の投光素子の投光タイミングに同期して、複数の前記受光素子を順次有効化して受光信号を取り込む受光動作を行わせる受光制御回路とが、前記基本ユニット及び前記増設ユニットにそれぞれ設けられ、かつ、複数の前記受光素子の受光状態に応じた信号を出力する出力回路を有し、
前記受光器の前記増設ユニットにおいて、自身の接続位置に関する位置情報を生成する生成手段と、自身に設けられた前記受光素子の受光レベルに応じた受光情報を、前記位置情報とを対応付ける対応付け手段とが設けられ、前記投光器及び前記受光器の少なくともいずれかのユニット群において、前記基本ユニット及び前記増設ユニットの各ユニットごとにユニット別表示手段が設けられた多光軸光電センサにおける、
前記ユニット別表示手段が配される側の前記ユニット群における基本ユニットであって、
当該基本ユニット及び当該基本ユニットに接続される前記増設ユニットの電力供給ラインに対して電力供給を行う電源回路と、
前記位置情報と前記受光情報とに基づき、前記位置情報に応じたユニット位置を特定する特定信号と、その位置情報に対応する前記受光信号に応じた表示を指令する指令信号と、を関連付けて出力し、前記ユニット別表示手段が配される側の前記増設ユニットに与える主制御回路と、
を有することを特徴とする。
請求項6の発明は、
光電素子を有する基本ユニットと、光電素子を有すると共に、前記基本ユニットに接続される増設ユニットと、を備えたユニット群が対をなして設けられ、それらユニット群の一方が投光器とされ、他方が受光器とされ、
前記受光器は、前記光電素子としての複数の受光素子と、複数の前記受光素子に対応する前記投光器側の投光素子の投光タイミングに同期して、複数の前記受光素子を順次有効化して受光信号を取り込む受光動作を行わせる受光制御回路とが、前記基本ユニット及び前記増設ユニットにそれぞれ設けられ、かつ、複数の前記受光素子の受光状態に応じた信号を出力する出力回路を有し、
前記受光器の前記増設ユニットにおいて、自身の接続位置に関する位置情報を生成する生成手段と、自身に設けられた前記受光素子の受光レベルに応じた受光情報を、前記位置情報とを対応付ける対応付け手段とが設けられ、前記投光器及び前記受光器の少なくともいずれかのユニット群において、前記基本ユニット及び前記増設ユニットの各ユニットごとにユニット別表示手段が設けられた多光軸光電センサにおける、
前記ユニット別表示手段が配される側の前記ユニット群における増設ユニットであって、
前記基本ユニットの電源回路に接続される電力供給ラインと、
前記基本ユニットの主制御回路において、前記位置情報と前記受光情報とに基づき、前記位置情報に応じたユニット位置を特定する特定信号と、その位置情報に対応する前記受光信号に応じた表示を指令する指令信号と、が関連付けて出力されることに応じて、自ユニットに対する前記指令信号を抽出し、かつその指令信号に応じて自ユニットの前記ユニット別表示手段を制御する表示制御回路と、
を有することを特徴とする。
<請求項1の発明>
請求項1の発明によれば、複数のユニットを接続してなる多光軸光電スイッチにおいて、各ユニットにユニット別表示手段を設けることができ、かつ各ユニットの構成を複雑化することなくユニット別表示手段の表示を制御できるようになる。
<請求項2の発明>
請求項2の発明によれば、投光器及び受光器の両方において基本ユニット及び増設ユニットにユニット別表示手段を設けることができる好適例となる。
<請求項3の発明>
請求項3の発明によれば、ユニット別表示手段が異常報知手段としての機能をも兼ねることとなり、ユニットの構成を複雑化することなく簡易に高機能化を図ることができる。
<請求項4の発明>
請求項4の発明によれば、把握しやすい異常表示を簡易な構成にて行うことができる。
<請求項5の発明>
請求項5の発明によれば請求項1と同様の効果を奏する基本ユニットとなる。
<請求項6の発明>
請求項6の発明によれば請求項1と同様の効果を奏する増設ユニットとなる。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図面を参照して説明する。
1.全体構成
図1は、実施形態1に係る多光軸光電スイッチを概念的に例示する斜視図であり、図2は、その電気的構成を概念的に例示するブロック図である。なお、図2では、受光器の一部構成を省略して示している。また、図3は、受光器の電気的構成を概念的に例示するブロック図である。
本実施形態の多光軸光電スイッチ1は、図1に示すように、互いに対向配置される投光器10と受光器20とからなる。これら投光器10は、投光素子を有する複数の投光ユニット(基本ユニット40A,増設ユニット40B,40C)が接続された形態をなし、受光器20は、受光素子を有する複数の受光ユニット(基本ユニット60A,増設ユニット60B,60C)が接続された形態をなしている。そして、投光器10及び受光器20は共に上下に延びた角柱状をなし、投光器10のうち受光器20との対向面には、複数の投光素子が上下方向に沿って一列に配され、受光器20のうち投光器10との対向面には、前記各投光素子と対をなす複数の受光素子が、やはり上下方向に沿って一列に配されている。
基本ユニット40Aは投光器10における基本ユニットであり、図2に示すように、ユニットケース内に一列状に配される複数の投光素子53Aと、これら各投光素子53Aが連なる投光回路52Aとが設けられている。この投光回路52Aは主制御回路58から送られるクロックパルス信号に基づいて作動して、各投光素子53Aに順次に駆動信号を与える。これにより、各投光素子53Aから順次に光信号が出射される。
増設ユニット40Bは、投光器10における増設ユニットであり、ユニットケース内に一列状に配される複数の投光素子53Bと、これら各投光素子53Bが連なる投光回路52Bとが設けられている。この投光回路52Bは主制御回路58から送られるクロックパルス信号に基づいて作動して、基本ユニット40Aにおける投光素子53Aの投光動作に続いて各投光素子53Bに順次に駆動信号を与える。これにより、各投光素子53Bから順次に光信号が出射される。
増設ユニット40Cは、投光器10における増設ユニットであり、増設ユニット40Bと同一の構成をなしている。増設ユニット40Cのユニットケース内には、一列状に配される複数の投光素子53Cと、これら各投光素子53Cが連なる投光回路52Cとが設けられている。この投光回路52Cは主制御回路58から送られるクロックパルス信号に基づいて作動して、増設ユニット40Bにおける投光素子53Bの投光動作に続いて各投光素子53Cに順次に駆動信号を与える。これにより、各投光素子53Cから順次に光信号が出射される。
次に、受光ユニット(基本ユニット60A及び増設ユニット60B,60Cの構成について説明する。
図3は、受光器20の電気的構成を概念的に示すものであり、基本ユニット60Aは、受光器20の基本ユニットに相当するものであり、ユニットケース内に、複数の投光素子53Aと対をなして光軸を形成するように一列状に配される複数の受光素子72Aを備えており、これら各受光素子72Aから出力される受光信号はアナログスイッチ73Aを介し、共通の信号線にまとめられてコンパレータ74Aに取り込まれるようになっている。
各アナログスイッチ73Aはシフトレジスタ75Aを介して主制御回路68に接続されている。そして、主制御回路68は、同期線L1を通じて、先のクロックパルス信号(以下、同期信号とする)を投光側から取り込んでおり、これがシフトレジスタ75Aに送られるようになっている。これにより、各アナログスイッチ73Aには各アナログスイッチ73Aをオン状態にするためのゲート制御信号が順次送られ、オンしたアナログスイッチ73Aに連なる受光素子の受光信号だけが、コンパレータ74Aに入力される。
コンパレータ74Aからは受光信号が設定された基準値X1を下回る、すなわち遮光状態にある場合に遮光検出信号が出力されて、これが主制御回路68に取り込まれるようになっている。
増設ユニット60Bは、投光器20の増設ユニットに相当するものであり、ユニットケース内に、複数の投光素子53Bと対をなして光軸を形成するように一列状に配される複数の受光素子72Bを備えており、これら各受光素子72Bから出力される受光信号はアナログスイッチ73Bを介し、共通の信号線にまとめられてコンパレータ74Bに取り込まれるようになっている。
各アナログスイッチ73Bはシフトレジスタ75Bを介して主制御回路68に接続されている。そして、主制御回路68からは、クロックパルス信号がシフトレジスタ75Bに送られるようになっており、各アナログスイッチ73Bには各アナログスイッチ73Bをオン状態にするためのゲート制御信号が順次送られ、オンしたアナログスイッチ73Bに連なる受光素子の受光信号だけが、コンパレータ74Bに入力される。
コンパレータ74Bからは受光信号が設定された基準値X1を下回る、すなわち遮光状態にある場合に遮光検出信号が出力されて、これが主制御回路68に取り込まれるようになっている。
また、増設ユニット60Cも、投光器20の増設ユニットに相当し、増設ユニット60Bと同一の構成をなしており、ユニットケース内に、複数の投光素子53Cと対をなして光軸を形成するように一列状に配される複数の受光素子72Cを備えており、これら各受光素子72Cから出力される受光信号はアナログスイッチ73Cを介し、共通の信号線にまとめられてコンパレータ74Cに取り込まれるようになっている。
各アナログスイッチ73Cはシフトレジスタ75Cを介して主制御回路68に接続されている。そして、主制御回路68からは、クロックパルス信号がシフトレジスタ75Cに送られるようになっており、各アナログスイッチ73Cには各アナログスイッチ73Cをオン状態にするためのゲート制御信号が順次送られ、オンしたアナログスイッチ73Cに連なる受光素子の受光信号だけが、コンパレータ74Bに入力される。
コンパレータ74Cからは受光信号が設定された基準値X1を下回る、すなわち遮光状態にある場合に遮光検出信号が出力されて、これが主制御回路68に取り込まれるようになっている。
なお、増設ユニット60Cの上面には、終端キャップ95が装着されるようになっている。この終端キャップ95は増設ユニット60C上面の全体を覆う大きさに形成され、同終端キャップ95を上面に正対させつつ、その状態から図示下方へ押し込み操作することで上面に対して固定されるようになっている。
終端キャップ95は、他との接続に使用されない終端部分の接続面を覆って同部分を保護(主として接続面から露出される端子の保護)するものであるが、内部に短絡端子96を備えている。
この短絡端子96の両端部97、98は、図3に示すように、図示下方に折り曲げられている。短絡端子96は終端キャップ95を上面に対向させると、一端部97がシフトレジスタからの端子81Cに対向し、他端部98が主制御回路68に接続される端子82Cに対向するようになっており、増設ユニット60Cに対する終端キャップ95の装着に伴って、短絡端子96の一端部97がシフトレジスタ75Cに接続され、他端部98が主制御回路68に接続される。
2.特徴構成
上述したように、多光軸光電スイッチ1は、光電素子を有する基本ユニットと、光電素子を有すると共に、基本ユニットに接続される増設ユニットと、を備えたユニット群が対をなして設けられ、それらユニット群の一方が投光器10とされ、他方が受光器20とされている。投光器10及び受光器20のそれぞれの基本ユニットは、電力供給を行うための電源回路57,85を有しており、増設ユニット40B,40C,60B,60Cは、電源回路57,85に接続される電力供給ライン56,59,88,89がそれぞれ設けられている。
受光器20は、光電素子としての複数の受光素子と、複数の受光素子に対応する投光器10側の投光素子の投光タイミングに同期して、複数の受光素子を順次有効化して受光信号を取り込む受光動作を行わせる受光制御回路とが、基本ユニット60A及び増設ユニット60B,60Cにそれぞれ設けられている。また、複数の受光素子の受光状態に応じた信号を外部に出力するように構成されている。本実施形態では、主制御回路68が出力回路に相当する。
受光器20の増設ユニット60B,60Cは、自身の接続位置に関する位置情報を生成し、自身に設けられた受光素子の受光レベルに応じた受光情報を、位置情報とを対応付けるように構成されている。ここでは、各シフトレジスタ75B,75Cが対応付け手段、生成手段に相当している。
位置情報は以下のように主制御回路68に与えられるようになっている。即ち、主制御回路68はシフトレジスタに与えるクロックパルスCLKをカウントしており、かつ、シフトレジスタからのリータン信号SEをもカウントしている。リターン信号SEは、シフトレジスタからパルスが出力されるときに主制御回路68に与えられる信号であり、図4及び図5の例では、シフトレジスタ75Aからシフトレジスタ75Bへパルスが出力されるとき、シフトレジスタ75Bからシフトレジスタ75Cへパルスが出力されるとき、及び、シフトレジスタ75Cからパルスが出力されるときにリターン信号SEが主制御回路68に与えられる。
また、遮光信号S1が主制御回路68に入力された場合、その遮光信号S1と対応するクロックパルスを特定することにより、何番目のユニットにおける何光軸目で遮光状態となっているかを特定できるようになる。
また、本実施形態に係る構成では、ユニットが正常に接続されているか否かをリターン信号に基づいて判断するようにしている。例えば、当該多光軸光電センサにおいて予め設定される最大光軸数をカウントしても主制御回路68にリターン信号が入力されなかった場合にユニット接続が異常(例えば、誤ったユニットの接続など)であると判断するようにできる。例えば、最大光軸数が192光軸の場合、192クロックカウント時間経過しても主制御回路68にリターン信号が入力されなかった場合に、ユニット接続が異常であると判断できる。また、ユニットにおける最大の光軸数分カウントしてもリターン信号が主制御回路68に入力されなかった場合にユニット接続が異常であると判断してもよい。また、予め定めた所定時間経過しても主制御回路68にリターン信号が入力されなかった場合にユニット接続が異常であると判断するようにしてもよい。
本発明では、クロックパルスCLKと対応付けられたリターン信号SEが位置情報とされており、主制御回路68は、このリターン信号SEと遮光信号S1により、遮光状態となっているユニット及び光軸を特定し、ユニット位置を特定する特定信号と、その位置情報に対応する受光信号に応じた表示を指令する指令信号とを表示制御回路83Aないし83Cに出力する。
本実施形態では、投光器10における基本ユニット40A及び増設ユニット40B,40Cの各ユニットごとにユニット別表示部200,210,220が設けられており、また、受光器20における基本ユニット60A及び増設ユニット60B,46Cの各ユニットごとに、ユニット別表示部100,110,120が設けられている。これらユニット別表示部100,110,120及び200,210,220はユニット別表示手段に相当する。図8は、受光器20のユニット別表示部100,110,120について概念的に例示している。
ユニット別表示部が配される両ユニット群の基本ユニット40A,60Aは、主制御回路58,68により、上述の位置情報と受光情報とに基づき、位置情報に応じたユニット位置を特定する特定信号と、その位置情報に対応する受光信号に応じた表示を指令する指令信号とを関連付けて出力する。例えば、上述のリターン信号SE及び遮光信号S1により、2番目のユニットにおける第2光軸において遮光が生じていると特定できる場合、その2番目のユニットの二番目の表示部を特定する特定信号と、2番目のユニットにおける第2光軸の受光状態に応じた指令信号とを出力する。
この際、受光器20の基本ユニット60Aは、増設ユニット60B,60Cからの位置情報と受光情報を取得し、主制御回路68は、その受信した位置情報及び受光情報に基づき、特定信号と指令信号とを互いに関連付けて増設ユニット60B,60Cに出力する。
また、投光器10の基本ユニット40Aは、受光器20から位置情報と受光情報とを受信し、主制御回路58は、その受信した位置情報及び受光情報に基づき、特定信号と指令信号とを関連付けて出力するように構成されている。なお、主制御回路58は、受信手段に相当する。
また、投光器10及び受光器20の両ユニット群における増設ユニット40B,40C及び60B,60Cは、表示制御回路55B,55C及び83B,83Cを有しており、この表示制御回路55B,55C及び83B,83Cは、主制御回路58,68からの特定信号と指令信号とに基づいて、自ユニットに対する指令信号を抽出し、かつその指令信号に応じて自ユニットのユニット別表示部を制御する。例えば、上述したように、2番目のユニットの第2光軸に遮光が生じている場合、2番目のユニットの第2光軸を示す特定信号と、表示を指令する指令信号とが、各主制御回路58,68から各表示制御回路55A〜55C,83A〜83Cに送信される。2番目のユニットに相当する表示制御回路55B及び83Bは、その特定信号と指令信号に基づき、第2光軸に対応する第2表示部112,212をそれぞれ表示することとなる。
また、投光器10及び受光器20の基本ユニット及び増設ユニットは、自ユニットの異常を検出する異常検出手段を有している。ここでは、図示しない異常検出回路が異常検出回路に相当している。異常検出回路は、ユニット内の異常を検出するものであれば種々の構成とすることができ、例えば、過電流異常を検出する公知の過電流検出回路としたり、或いは、受光回路や投光回路から異常な電流値が出力されているか否かを閾値に基づいて判断する回路としたりすることができる。本実施形態では、異常検出回路からの出力は、主制御回路58,68に与えられるようになっており、各ユニットの接続位置に関する位置情報と、異常情報とを対応付けることができるようになっている。なお、主制御回路58,68は、異常情報対応手段に相当する。例えば、所定のクロックカウントの際に受光素子から異常電流が検出された場合、クロックカウントによってどの素子に異常が生じたのかを特定できるようになっている。そして、主制御回路58,68は、異常が検出されたユニットと対応するユニット別表示部に対し異常表示を指示する異常表示指示信号を出力する。
この異常表示指示信号は、異常が生じたユニットの番号及び光軸番号を特定する信号と共に出力され、各表示制御回路55A〜55C,83A〜83Cは、自ユニットのユニット番号が対応付けられた異常表示指示信号を取得した場合、自ユニットのユニット別表示部において異常表示をする。本実施形態に係るユニット別表示部は、表示色を切替可能に構成されており、正常状態の際には、第1の表示色にて表示が行われ、主制御回路から異常表示指示信号が与えられた場合、第1の表示色とは異なる第2の表示色にて表示が行われるように制御がなされる。例えば、5番目のクロックパルスのときに受光回路異常が生じた場合、その5番目のクロックパルスに対応するユニットにおける対応する表示部(ここでは、2番目のユニット(増設ユニット60B)における第1表示部111)に対し異常表示指示信号を出力する。
また、シフトレジスタ75A,75B,75Cを以下のように構成してもよい。
図6に示すように変形例に係るシフトレジスタ75A,75B,75Cは5つのDフリップフロップ(以下、FFともいう)によって構成されてそれぞれ同一の構成をなしている。これらシフトレジスタについて、シフトレジスタ75Cを参照して説明すると、シフトレジスタ75Cを構成するFF141、142、143、144は、それぞれのクロック入力端子に、主制御回路68のクロックパルスが入力されるようになっており、FF141のQ端子Q5にFF142のデータ端子D6が接続され、同様に、FF142のQ端子Q6にFF143のデータ端子D7が接続され、FF143のQ端子Q7にFF144のデータ端子D8が接続されることで、シフトレジスタが構成されている。各FFのQ端子Q5,Q6,Q7,Q8はアナログスイッチ73Cに接続されている。さらに、4番目のFF144にFF145が接続されている。このFF145のクロック端子には、主制御回路68からのクロックパルスが反転して入力されるようになっている。
なお、シフトレジスタ75A,75Bも上述のシフトレジスタ75Cと同一の構成をなしており、5つのFFを有し、そのうちの最後のFF(図6の符号135参照)においてクロック端子にクロックパルスが反転して入力されるようになっている(図6の符号135参照)。なお、このようなFFを用いると、次のユニットに接続されるFF(図6では、FF135に接続されるFF141)にクロックパルスが入力される立ち上がり時にデータ端子(図6ではデータ端子F5)を確実にHレベルとすることができ、出力が良好に行われる。逆に、FF135を設けずにFF135のQ端子Q3を直接データ端子D5に接続すると、データ端子D5のHレベルの期間が短く、動作が不安定になる懸念がある。
図7は、クロックパルス、リターン信号、端子Q0〜Q9における出力の関係を示すタイミングチャートである。この構成では、FF144からの出力に終端キャップ95が接続されるユニット(即ち最終のユニット)においては、最終のFF145からの出力が、その前のFF144から出力されるリターン信号と重なり、図7に示すように、最終のユニット(図3では、受光ユニット60C)からのリターン信号が、他のユニットからのリターン信号よりも長いパルス間隔とされている。
この構成では、リターン信号間のクロックパルスをカウントすれば、光軸数が判明することとなり、また、リターン信号数をカウントすれば、増設ユニット数が判明することとなる。なお、このリターン信号数をカウントする際には、上述の長いパルスのリターン信号が主制御回路に入力された場合に最終のユニットからのリターン信号が出力されたことを判断できるため、ユニット数のカウントを迅速かつ正確に行うことができるようになる。
以上のように、上記構成によれば、複数のユニットを接続してなる多光軸光電スイッチにおいて、各ユニットにユニット別表示手段を設けることができ、かつ各ユニットの構成を複雑化することなくユニット別表示手段の表示を制御できるようになる。
また、投光器及び受光器の両方において基本ユニット及び増設ユニットにユニット別表示手段を設けられるため、ユニットの状態をより良好に把握できる好適例となる。
また、ユニット別表示手段が異常報知手段としての機能をも兼ねているため、ユニットの構成を複雑化することなく簡易に高機能化を図ることができる。
さらに、ユニット別表示手段は、表示色を切替可能に構成されており、正常状態の際には、第1の表示色にて表示が行われ、前記異常表示指示信号が与えられた場合、前記第1の表示色とは異なる第2の表示色にて表示が行われるようになっている。従って、把握しやすい異常表示を簡易な構成にて行うことができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、投光器及び受光器の両方にユニット別表示手段が設けられた構成を示したが、例えば、投光器のユニット別表示手段を省略し、受光器のみにユニット別表示手段を設けるようにしてもよい。
(2)上記実施形態では、基本ユニットと増設ユニットをコネクタによって直接接続した構成を例示したが、例えば図9に示すように可撓性を有するケーブルによって基本ユニットと増設ユニットを、或いは増設ユニット同士を接続するようにしてもよい。図9の例では、基本ユニット60Aと増設ユニット60Bをケーブル152によって接続し、増設ユニット60Bと60Cとをケーブル151によって接続して受光器20を構成している。また、基本ユニット40Aと増設ユニット40Bをケーブル154によって接続し、増設ユニット40Bと40Cとをケーブル153によって接続して投光器10を構成している。
(3)上記実施形態では、ユニット別表示部100,110,120において1つの光軸と対応して1つの表示部が設けられ、同様に投光器のユニット別表示装置200、210,220においても、1つの光軸と対応して1つの表示部が設けられている。複数の光軸と対応して1つの表示部が設けられるように構成してもよい。例えば、8つの受光素子を有するユニットを構成した場合、2つの受光素子に対応するように1つの表示部を設け、計4つの表示部によって当該ユニットにおけるユニット別表示部を構成してもよい。
実施形態1に係る多光軸光電スイッチを概念的に例示する斜視図 図1の多光軸光電スイッチの一部の電気的構成を示すブロック図 受光器の電気的構成を例示するブロック図 接続位置に関する位置情報を生成するための構成について説明する説明図 クロックパルス信号、リターン信号、遮光信号について例示するタイミングチャート 変形例におけるシフトレジスタの構成を説明する説明図 変形例におけるクロックパルス、リターン信号、端子Q0〜Q9における出力の関係を示すタイミングチャート ユニット別表示部を表示する様子を説明する説明図 図1の変形例を示す図 従来の多光軸光電スイッチを例示する説明図
符号の説明
1…多光軸光電スイッチ
10…投光器(ユニット群)
20…受光器(ユニット群)
40A,…投光器の基本ユニット
40B,40C…投光器の増設ユニット
53A,53B,53C…投光素子(光電素子)
55A,55B,55C…投光器の表示制御回路
56,59…投光器の電力供給ライン
57…投光器の電源回路
58…投光器の主制御回路(異常情報対応手段)
60A…受光器の基本ユニット
60B,60C…受光器の増設ユニット
68…受光器の主制御回路(出力回路、異常情報対応手段)
70A,70B,70C…受光回路(受光制御回路)
72A,72B,72C…受光素子(光電素子)
75A,75B,75C…シフトレジスタ(生成手段,対応付け手段)
83A,83B,83C…受光器の表示制御回路
85…受光器の電源回路
88,89…受光器の電力供給ライン
100,110,120…受光器のユニット別表示手段
200,210,220…投光器のユニット別表示手段

Claims (6)

  1. 光電素子を有する基本ユニットと、光電素子を有すると共に、前記基本ユニットに接続される増設ユニットと、を備えたユニット群が対をなして設けられ、それらユニット群の一方が投光器とされ、他方が受光器とされた多光軸光電スイッチであって、
    前記基本ユニットは、電力供給を行うための電源回路を有し、前記増設ユニットは、前記電源回路に接続される電力供給ラインが設けられており、
    前記受光器は、
    前記光電素子としての複数の受光素子と、複数の前記受光素子に対応する前記投光器側の投光素子の投光タイミングに同期して、複数の前記受光素子を順次有効化して受光信号を取り込む受光動作を行わせる受光制御回路とが、前記基本ユニット及び前記増設ユニットにそれぞれ設けられ、かつ、複数の前記受光素子の受光状態に応じた信号を出力する出力回路を有し、
    前記受光器の前記増設ユニットは、
    自身の接続位置に関する位置情報を生成する生成手段と、
    自身に設けられた前記受光素子の受光レベルに応じた受光情報を、前記位置情報とを対応付ける対応付け手段と、
    を備え、
    前記投光器及び前記受光器の少なくともいずれかのユニット群において、
    前記基本ユニット及び前記増設ユニットの各ユニットごとに設けられるユニット別表示手段と、
    前記ユニット別表示手段が配される側の前記ユニット群における前記基本ユニットは、
    前記位置情報と前記受光情報とに基づき、前記位置情報に応じたユニット位置を特定する特定信号と、その位置情報に対応する前記受光信号に応じた表示を指令する指令信号と、を関連付けて出力する主制御回路を有し、
    前記ユニット別表示手段が配される側の前記ユニット群における前記増設ユニットは、
    前記主制御回路からの前記特定信号と前記指令信号とに基づいて、自ユニットに対する前記指令信号を抽出し、かつその指令信号に応じて自ユニットの前記ユニット別表示手段を制御する表示制御回路を有することを特徴とする多光軸光電スイッチ。
  2. 前記ユニット別表示手段は、前記投光器及び前記受光器の両方の前記基本ユニット及び前記増設ユニットにそれぞれ設けられており、
    少なくとも前記受光器の前記基本ユニットにおいて、前記主制御回路が設けられて、前記位置情報及び前記受光情報に基づき、前記特定信号と前記指令信号とを関連付けて出力するように構成され、
    前記投光器及び前記受光器の前記増設ユニットにおいて、前記表示制御回路が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の多光軸光電スイッチ。
  3. 前記投光器及び前記受光器の少なくともいずれかのユニット群における前記基本ユニット及び前記増設ユニットは、
    自ユニットの異常を検出する異常検出手段と、
    自ユニットの接続位置に関する位置情報を生成する生成手段と、
    前記異常検出手段にて異常が検出された場合に、前記位置情報と異常情報とを対応付ける異常情報対応手段と、
    を備え、
    前記主制御回路は、
    前記異常検出手段にて異常が検出されたユニットと対応する前記ユニット別表示手段に対し異常表示を指示する異常表示指示信号を出力することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の多光軸光電スイッチ。
  4. 前記ユニット別表示手段は、表示色を切替可能に構成されており、正常状態の際には、第1の表示色にて表示が行われ、前記異常表示指示信号が与えられた場合、前記第1の表示色とは異なる第2の表示色にて表示が行われることを特徴とする請求項3に記載の多光軸光電スイッチ。
  5. 光電素子を有する基本ユニットと、光電素子を有すると共に、前記基本ユニットに接続される増設ユニットと、を備えたユニット群が対をなして設けられ、それらユニット群の一方が投光器とされ、他方が受光器とされ、
    前記受光器は、前記光電素子としての複数の受光素子と、複数の前記受光素子に対応する前記投光器側の投光素子の投光タイミングに同期して、複数の前記受光素子を順次有効化して受光信号を取り込む受光動作を行わせる受光制御回路とが、前記基本ユニット及び前記増設ユニットにそれぞれ設けられ、かつ、複数の前記受光素子の受光状態に応じた信号を出力する出力回路を有し、
    前記受光器の前記増設ユニットにおいて、自身の接続位置に関する位置情報を生成する生成手段と、自身に設けられた前記受光素子の受光レベルに応じた受光情報を、前記位置情報とを対応付ける対応付け手段とが設けられ、前記投光器及び前記受光器の少なくともいずれかのユニット群において、前記基本ユニット及び前記増設ユニットの各ユニットごとにユニット別表示手段が設けられた多光軸光電センサにおける、
    前記ユニット別表示手段が配される側の前記ユニット群における基本ユニットであって、
    当該基本ユニット及び当該基本ユニットに接続される前記増設ユニットの電力供給ラインに対して電力供給を行う電源回路と、
    前記位置情報と前記受光情報とに基づき、前記位置情報に応じたユニット位置を特定する特定信号と、その位置情報に対応する前記受光信号に応じた表示を指令する指令信号と、を関連付けて出力し、前記ユニット別表示手段が配される側の前記増設ユニットに与える主制御回路と、
    を有することを特徴とする多光軸光電スイッチの基本ユニット。
  6. 光電素子を有する基本ユニットと、光電素子を有すると共に、前記基本ユニットに接続される増設ユニットと、を備えたユニット群が対をなして設けられ、それらユニット群の一方が投光器とされ、他方が受光器とされ、
    前記受光器は、前記光電素子としての複数の受光素子と、複数の前記受光素子に対応する前記投光器側の投光素子の投光タイミングに同期して、複数の前記受光素子を順次有効化して受光信号を取り込む受光動作を行わせる受光制御回路とが、前記基本ユニット及び前記増設ユニットにそれぞれ設けられ、かつ、複数の前記受光素子の受光状態に応じた信号を出力する出力回路を有し、
    前記受光器の前記増設ユニットにおいて、自身の接続位置に関する位置情報を生成する生成手段と、自身に設けられた前記受光素子の受光レベルに応じた受光情報を、前記位置情報とを対応付ける対応付け手段とが設けられ、前記投光器及び前記受光器の少なくともいずれかのユニット群において、前記基本ユニット及び前記増設ユニットの各ユニットごとにユニット別表示手段が設けられた多光軸光電センサにおける、
    前記ユニット別表示手段が配される側の前記ユニット群における増設ユニットであって、
    前記基本ユニットの電源回路に接続される電力供給ラインと、
    前記基本ユニットの主制御回路において、前記位置情報と前記受光情報とに基づき、前記位置情報に応じたユニット位置を特定する特定信号と、その位置情報に対応する前記受光信号に応じた表示を指令する指令信号と、が関連付けて出力されることに応じて、自ユニットに対する前記指令信号を抽出し、かつその指令信号に応じて自器の前記ユニット別表示手段を制御する表示制御回路と、
    を有することを特徴とする多光軸光電スイッチの増設ユニット。
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