JP2007158479A - 多光軸光電スイッチの検出ユニット及び多光軸光電スイッチ - Google Patents

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陽子 樋口
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Abstract

【課題】複数の検出ユニットを接続することによって多光軸光電スイッチを構成する場合に、誤った種類のユニットを接続することを効果的に防止しうる構成を提供する。
【解決手段】多光軸光電スイッチ1を構成する受光器20は、複数の検出ユニット60A〜60Cを接続することによって構成されている。検出ユニット60A〜60Cは、全て同一構成をなしており、光電素子が所定ピッチで配されてなるユニットケースKと、ユニットケースKの少なくとも一方において、他の検出ユニットとの電気的な接続を行うべくコネクタが設けられている。検出ユニット60A〜60Cは、自身の光軸ピッチと同一のピッチの光軸を有する対応ユニットが接続されているか否かを判別し、対応ユニットが接続されていないと判断された場合に異常を報知するように構成されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、多光軸光電スイッチの検出ユニット及び多光軸光電スイッチに関する。
従来、多光軸光電スイッチとして、所定間隔ごとに一列状に配置される複数の投光素子を備える投光器と、各投光素子に対応して所定間隔ごとに一列状に配置される複数の受光素子を備える受光器とを備え、投光素子と受光素子との間に複数本の光軸が形成される構成のものが提供されている。この種の多光軸光電スイッチでは、例えば投光素子を上から順に1回ずつ投光動作をさせるとともに、各投光素子の投光動作に同期してそれに対応する受光素子からの受光信号を順次有効化させて、その有効化された受光信号レベルを所定の基準レベルと比較することにより、各光軸が遮光状態にあるかどうかを判別していく。
特開平11−345549号公報
また、多光軸光電スイッチとしては、例えば特許文献1のように、複数の検出ユニットを接続することによって構成したものも提供されている。特許文献1では、光軸のピッチの異なる複数のユニットを接続することによって多光軸光電センサを構成する技術が開示されている。
しかしながら、上記のように複数のユニットを接続して多光軸光電センサを構成する場合、誤った種類のユニットを接続してしまう虞がある。たとえば、所定の光軸ピッチで構成すべき多光軸光電センサにおいて、異なる光軸ピッチのユニットを接続してしまった場合、所望の検出精度が得られなくなってしまうという問題がある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、複数の検出ユニットを接続することによって多光軸光電スイッチを構成する場合に、誤った種類のユニットを接続することを効果的に防止しうる構成を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、
少なくとも複数の検出ユニットを接続することによって構成される多光軸光電スイッチの検出ユニットであって、
光電素子が所定ピッチで配されてなるユニットケースと、
前記ユニットケースの少なくとも一方において、他の検出ユニットとの電気的な接続を行うべく設けられる接続手段と、
前記接続手段に対し、当該検出ユニットと対応する対応ユニットが接続されているか否かを判別する判別手段と、
前記判別手段により、前記対応ユニットが接続されていないと判断された場合に異常を報知する報知手段と、
を有することを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1に記載の多光軸光電スイッチの検出ユニットにおいて、
前記対応ユニットは、光軸のピッチ、光軸数、ユニットサイズのうちの少なくともいずれかが特定条件を満たすユニットであることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1に記載の多光軸光電スイッチの検出ユニットにおいて、
前記対応ユニットは、当該検出ユニットの前記所定ピッチと同一ピッチにて光軸が構成されるユニットであることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の多光軸光電スイッチの検出ユニットにおいて、
前記判別手段は、前記接続手段を介して前記他の検出ユニットに対し確認信号を送出し、前記確認信号を送出してからの前記他の検出ユニットからの応答結果に基づいて前記対応ユニットが接続されているか否かを判別することを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の多光軸光電スイッチの検出ユニットにおいて、
前記接続手段は、前記他の検出ユニットに設けられた相手側コネクタと係合可能に構成され、かつ前記相手側コネクタと電気的に接続可能な複数の端子を有するコネクタを備え、
前記コネクタは、前記複数の端子のうちの少なくとも1つが、前記相手側コネクタに設けられた端子に基づいて光軸ピッチを認識する認識用端子とされており、
前記判別手段は、前記対応ユニットが接続されているか否かを、前記認識用端子の接続状態に基づいて判別することを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の多光軸光電スイッチの検出ユニットにおいて、
前記接続手段は、前記他の検出ユニットに設けられた相手側コネクタと係合可能に構成され、かつ前記相手側コネクタと電気的に接続可能な複数の端子を有するコネクタを備え、
前記判別手段は、前記コネクタを介して前記他の検出ユニットに対する確認信号を送出するように構成され、
前記コネクタは、前記判別手段からの前記確認信号を送り出す送信用端子と、前記確認信号に応じて前記他の検出ユニットから返答される前記返答信号を受け入れる受信用端子と、を有し、
前記判別手段は、当該検出ユニットと接続した際に前記送信用端子に信号を取得する信号取得端子が接続され前記受信用端子に信号を送り出す信号送出端子が接続される前記対応ユニットが接続されているか否かを、前記送信用端子及び前記受信用端子の少なくともいずれかの接続状態に基づいて判別することを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項6に記載の多光軸光電スイッチの検出ユニットにおいて、
前記判別手段は、当該検出ユニットと接続した際に前記送信用端子に信号送出端子が接続され前記受信用端子に信号取得端子が接続される前記他の検出ユニットが接続された場合、前記対応ユニットが接続されていないと判別することを特徴とする。
請求項8の発明は、
光電素子を備えたユニットケースと、前記ユニットケースの少なくとも一方において、他の検出ユニットとの電気的な接続を行うべく設けられる接続手段と、を備えた検出ユニットが複数接続されることにより構成される多光軸光電スイッチであって、
複数の前記検出ユニットのうちのいずれかの一の検出ユニットの前記接続手段に対し、当該一の検出ユニットと対応する対応ユニットが接続されているか否かを判別する判別手段と、
前記判別手段により、前記対応ユニットが接続されていないと判断された場合に異常を報知する報知手段と、
を有することを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項8に記載の多光軸光電スイッチにおいて、
前記対応ユニットは、光軸のピッチ、光軸数、ユニットサイズのうちの少なくともいずれかが特定条件を満たすユニットであることを特徴とする。
請求項10の発明は、請求項8に記載の多光軸光電スイッチにおいて、
前記対応ユニットは、前記一の検出ユニットの光軸のピッチと同一ピッチにて光軸が構成されるユニットであることを特徴とする。
請求項11の発明は、請求項8ないし請求項10のいずれかに記載の多光軸光電スイッチにおいて、
前記判別手段は、前記一の検出ユニットから他の検出ユニットに対し確認信号を送出し、前記確認信号を送出してからの前記他の検出ユニットからの応答結果に基づいて、当該他の検出ユニットが前記対応ユニットであるか否かを判別することを特徴とする。
請求項12の発明は、請求項8ないし請求項11のいずれかに記載の多光軸光電スイッチの検出ユニットにおいて、
前記接続手段は、前記他の検出ユニットに設けられた相手側コネクタと係合可能に構成され、かつ前記相手側コネクタと電気的に接続可能な複数の端子を有するコネクタを備え、
前記コネクタは、前記複数の端子のうちの少なくとも1つが、前記相手側コネクタに設けられた端子に基づいて光軸ピッチを認識する認識用端子とされており、
前記判別手段は、前記一の検出ユニットに前記対応ユニットが接続されているか否かを、前記認識用端子の接続状態に基づいて判別することを特徴とする。
請求項13の発明は、請求項8ないし請求項11のいずれかに記載の多光軸光電スイッチの検出ユニットにおいて、
前記接続手段は、前記他の検出ユニットに設けられた相手側コネクタと係合可能に構成され、かつ前記相手側コネクタと電気的に接続可能な複数の端子を有するコネクタを備え、
前記判別手段は、前記コネクタを介して前記他の検出ユニットに対する確認信号を送出するように構成され、
前記コネクタは、前記判別手段からの前記確認信号を送り出す送信用端子と、前記確認信号に応じて前記他の検出ユニットから返答される前記返答信号を受け入れる受信用端子と、を有し、
前記判別手段は、前記一の検出ユニットに対し、当該一の検出ユニットと接続した際に前記送信用端子に信号を取得する信号取得端子が接続され前記受信用端子に信号を送り出す信号送出端子が接続される前記対応ユニットが接続されているか否かを、前記送信用端子及び前記受信用端子の少なくともいずれかの接続状態に基づいて判別することを特徴とする。
請求項14の発明は、請求項13に記載の多光軸光電スイッチの検出ユニットにおいて、
前記判別手段は、前記一の検出ユニットと接続した際に前記送信用端子に信号送出端子が接続され前記受信用端子に信号取得端子が接続される前記他の検出ユニットが接続された場合、前記一の検出ユニットに前記対応ユニットが接続されていないと判別することを特徴とする。
<請求項1の発明並びに請求項8の発明>
請求項1、8の発明によれば、接続手段に、対応ユニットが接続されているか否かが判別手段によって判別され、対応ユニットが接続されていないと判断された場合には報知手段によって異常が報知される。従って、誤ったユニットが接続されて多光軸光電スイッチが構成されることを効果的に防止できることとなる。
<請求項2の発明並びに請求項9の発明>
請求項2、9の発明によれば、光軸のピッチ、光軸数、ユニットサイズのうちの少なくともいずれかが特定条件を満たす対応ユニットを良好に判別できる。
<請求項3の発明並びに請求項10の発明>
請求項3、10の発明によれば、誤った光軸ピッチのユニットが接続されて多光軸光電スイッチが構成されることを効果的に防止できる。
<請求項4の発明並びに請求項11の発明>
請求項4、11の発明によれば、誤ったユニットが接続されているか否かの確認を、複雑な構成を用いることなく好適に行うことができる。
<請求項5の発明並びに請求項12の発明>
請求項5、12の発明によれば、相手側コネクタの識別端子が認識用端子に接続されているか否かに基づいて対応ユニットが接続されているか否かを判断できるようになる。
<請求項6の発明並びに請求項13の発明>
請求項6、13の発明によれば、確認信号とそれに応じた返答信号によって対応ユニットが接続されているか否かを精度高く判別できるようになる。
<請求項7の発明並びに請求項14の発明>
請求項7、14の発明によれば、対応ユニットではないユニットについては信号送出端子と信号取得端子の配置が対応ユニットと逆配置とされ、この逆配置によって対応ユニットではないユニットが接続されていることをも正確に把握できるようになる。
<実施形態1>
本発明の実施形態1を図面を参照して説明する。
本発明の第1実施形態を図1ないし図3によって説明する。
本実施形態の多光軸光電スイッチは、図1に示すように、互いに対向配置される投光器10と受光器20とからなる。これら投光器10は、投光素子を有する複数の投光ユニット40A,40B,40Cが接続された形態をなし、受光器20は、受光素子を有する複数の受光ユニット60A,60B,60Cが接続された形態をなしている。そして、投光器10及び受光器20は共に上下に延びた角柱状をなし、投光器10のうち受光器20との対向面には、複数の投光素子が上下方向に沿って一列に配され、受光器20のうち投光器10との対向面には、前記各投光素子と対をなす複数の受光素子が、やはり上下方向に沿って一列に配されている。
以下、投光ユニット40A〜40C、受光ユニット60A〜60Cの単体の構成についてまず説明を行い、その後、連結のための構成について説明を行う。尚、投光ユニット40A〜40C、並びに受光ユニット60A〜60Cは全て同一構造であるため、単体の構成については投光ユニット40A、並び受光ユニット60Aを代表させて説明を行うものとする。
投光ユニット40AはユニットケースK内に投光動作を行うための投光部51Aと、これを制御するための投光制御部41Aとを備えてなる。投光部51Aは一列状に配される複数の投光素子53Aと、これら各投光素子53Aが連なる投光回路52Aとからなる。この投光回路52Aは次述する投光制御部41Aの備える投光側制御回路42Aから送られる所定のクロックパルス信号に基づいて作動して、各投光素子53Aに順次に駆動信号を与える。これにより、各投光素子53Aから順次に光信号が出射される。
投光制御部41Aは、先に説明した投光回路52Aの制御を行うための投光側制御回路42Aと、この投光側制御回路42Aにそれぞれ接続される受信回路43A、送信回路44A、送信回路45A、受信回路46Aよりなる。
次に、受光ユニット60Aの構成について説明する。受光ユニット60AはユニットケースK内に受光動作を行うための受光部71Aと、これを制御するための受光制御部61Aとを備えてなる。
受光部71Aは前記複数の投光素子53Aと対をなして光軸を形成するように一列状に配される複数の受光素子72Aを備え、これら各受光素子72Aから出力される受光信号はのアナログスイッチ73Aを介し、共通の信号線にまとめられてコンパレータ74Aに取り込まれるようになっている。
各アナログスイッチ73Aはシフトレジスタ75Aを介して受光側制御回路62Aに接続されている。そして、受光側制御回路62Aは同期線(図示せず)を通じて、先のクロックパルス信号(以下、同期信号とする)を投光側から取り込んでおり、これがシフトレジスタ75Aに送られるようになっている。これにより、各アナログスイッチ73Aには各アナログスイッチ73Aをオン状態にするためのゲート制御信号が順次送られ、オンしたアナログスイッチ73Aに連なる受光素子の受光信号だけが、コンパレータ74Aに入力される。
コンパレータ74Aからは受光信号が設定された基準値X1を下回る、すなわち遮光状態にある場合に遮光検出信号が出力されて、これが受光側制御回路62Aに取り込まれるようになっている。
受光制御部61Aは、先に説明した受光部71Aの制御を行うための受光側制御回路62Aと、この受光側制御回路62Aにそれぞれ接続される受信回路63A、送信回路64A、送信回路65A、受信回路66Aよりなる。そして、受信回路63Aと送信回路64Aとが一つの組になっており、これら回路にはそれぞれ受信端子83A、送信端子84Aが連なっている。
一方、送信回路65A、受信回路66Aも一つの組になっており、同回路にはそれぞれ送信端子85A、受信端子86Aが連なっている。
また、受光制御部61Aには出力回路(図示せず)が設けられている。この出力回路は受光側制御回路62Aからの表示制御信号に基づいて動作して、表示部(図示せず)に駆動電流を供給するようになっている。表示部は、例えばLEDからなる異常表示灯と、LCD表示パネルよりなる。
尚、先には説明しなかったが、本実施形態においてユニットケースKは一方向に長い筒状をなし、両端部が他の受光ユニットに対する接続面とされている。そして、前述した受信端子83A、送信端子84AはユニットケースKの一方側の接続面に配されるのに対し、送信端子85A、受信端子86A、判定用端子87Aが他方側の接続面に配されるようになっている。そして、図2においては、便宜上、各受光制御部61の上面82A、82B、82C、並びに下面81A、81B、81Cが接続面(他の受光ユニットとの接続面)であるものとして、各端子83A、84A、85A、86Aを上面側、或いは下面側に配してある。
なお、受光ユニット60Cの上面82Cに、終端キャップ95が装着されるようになっている。この終端キャップ95は上面82Cの全体を覆う大きさに形成され、同終端キャップ95を上面82Cに正対させつつ、その状態から図示下方へ押し込み操作することで上面82Cに対して固定されるようになっている。
終端キャップ95は、他との接続に使用されない終端部分の接続面を覆って同部分を保護(主として接続面から露出される受信端子83C、送信端子84Cの保護)するものであるが、内部に短絡端子96を備えている。
この短絡端子96の両端部97、98は、図2に示すように、図示下方に折り曲げられている。短絡端子96は終端キャップ95を上面82Cに対向させると、一端部97が受信回路63Cの受信端子83Cに対向し、他端部98が送信回路64Cの送信端子84Cに対向するようになっており、受光ユニット60Cに対する終端キャップ95の装着に伴って、短絡端子96の一端部97が受信回路63Cの受信端子83Cに接続され、他端部98が送信回路64Cの送信端子84Cに接続される。これにより、終端キャップ95を受光ユニット60Cに装着すると、それと同時に、受信回路63Cと送信回路64Cとの間が短絡端子96によって短絡されるようになっている。
一方、受光ユニット60Aの下面81Aには、始端キャップ91が装着されるようになっている。この始端キャップ91は、電源と受光ユニット60との間を接続するためのものである。
かくして、各受光ユニット60A、60B、60Cは電気的に直列に接続されるとともに、電源側より電源ケーブルを通じて受光ユニット60Aに電力の供給がなされるから、同受光ユニット60Aを通じて中間の受光ユニット60Bに電力の供給がなされ、更には中間の受光ユニット60Bを通じて末端の受光ユニット60Cに電力の供給がなされることとなる。
次に、本発明の特徴的構成について受光ユニットを参照して説明する。
多光軸光電スイッチ1を構成する受光器20は、複数の検出ユニット60A〜60Cを接続することによって構成されている。検出ユニット60A〜60Cは、全て同一構成をなしており、光電素子が所定ピッチで配されてなるユニットケースKと、ユニットケースKの少なくとも一方において、他の検出ユニットとの電気的な接続を行うべくコネクタ(92A,93A,92B,93B,92C,93C)が設けられている。
本発明に係る検出ユニット60A〜60Cは、自器のコネクタに対し、自器に対応する対応ユニットが接続されているか否かを判別し、対応ユニットが接続されていないと判断された場合に異常を報知するように構成されている。なお、ここでは、受光制御回路62A,62B,62Cにそれぞれ設けられたCPUが各検出ユニットにおける判別手段に相当し、各検出ユニットの表示部90A,90B,90Cが各検出ユニットの報知手段に相当する。
以下、検出ユニット60A〜60Cのうちの90Aを代表例として説明する。この検出ユニット60Aに対応する対応ユニットは、当該検出ユニット60Aのピッチと同一ピッチにて光軸が構成されるユニットであり、検出ユニット60B,60Cは検出ユニット60Aについての対応ユニットとされている。そして、本実施形態では、検出ユニット60Aと同じピッチで光軸が構成されるユニット以外のユニットが、当該検出ユニット60Aに接続された場合、検出ユニット60Aの表示部90Aにて異常を報知するように構成されている。以下、具体的に説明する。
検出ユニット60Aに設けられた接続手段たるコネクタ92A,93Aは、他の検出ユニットに設けられた相手側コネクタと係合可能に構成され、かつ相手側コネクタと電気的に接続可能な複数の端子85A,86A及び83A,84Aを有している。
受光制御回路62A(より詳しくは受光制御回路62Aに設けられたCPU)は、これらコネクタ92A,93Aを介して検出ユニット60Aに接続される他の検出ユニットに対し確認信号を送出し、確認信号を送出してからの他の検出ユニットからの応答結果に基づいて対応ユニットが接続されているか否かを判別するようにしている。より具体的には、コネクタ92A,93Aを介して他の検出ユニットに対する確認信号を送出するように構成されており、コネクタ92A,93Aには、確認信号を送り出す送信用端子84A,85Aと、確認信号に応じて他の検出ユニットから返答される返答信号を受け入れる受信用端子83A,86Aが設けられている。
図3の検出ユニット60Bに代表されるように、検出ユニット60Aに対応する対応ユニットは、検出ユニット60Aに接続した際に検出ユニット60Aの送信用端子に信号を取得する信号取得端子が接続され、検出ユニットの受信用端子に信号を送り出す信号送出端子が接続されるように構成されている。ここでは、送信用端子84A,85Aと同様の送信用端子84B,85Bが信号送出端子とされており、受信用端子83A,86Aと同様の受信用端子83B,86Bが信号取得端子とされている。
そして、検出ユニット60Aの受光制御回路62AのCPUは、検出ユニット60Aに他の検出ユニットが接続された際に送信用端子84A,85Aに信号取得端子が接続され、受信用端子83A,86Aに信号送出端子が接続されているか否かを判断し、送信用端子84A,85A及び受信用端子83A,86Aの接続状態に基づいて判断し、送信用端子84A及び受信用端子83Aにそれぞれ信号取得端子及び信号送出端子が接続されている場合には、コネクタ93Aに対応ユニットが接続されていると判断し、送信用端子85A及び受信用端子86Aにそれぞれ信号取得端子及び信号送出端子が接続されている場合には、コネクタ92Aに対応ユニットが接続されていると判断する。図3の例では、送信用端子84A及び受信用端子83Aにそれぞれ信号取得端子(受信用端子86B)及び信号送出端子(送信用端子85B)が接続されているため、対応ユニットが接続されていると判断される。
次に、図4のように、検出ユニット60Aに対応ユニットではないユニットが接続された場合について説明する。図5は、検出ユニット60Aに、光軸ピッチの異なる非対応ユニットが接続された例を示している。図5に示すように、本実施形態では、対応ニットではない非対応ユニットは、受信用端子86D,83D(信号取得端子)及び送信用端子85D,84D(信号送出端子)の配置が対応ユニットと逆配置とされている。即ち、図4のように光軸ピッチH2が検出ユニット60Aの光軸ピッチH1と異なる非対応ユニット60Dは、検出ユニット60Aと接続した際に、検出ユニット60Aの送信用端子84A(或いは85A)に、信号送出端子たる送信用端子85D(或いは84D)が接続され受信用端子83A(或いは86A)に信号取得端子たる受信用端子86D(或いは83D)が接続されるようになっている。検出ユニット60Aにおける受光制御回路62AのCPUは、このように、送信用端子84A(或いは85A)に、信号送出端子が接続され受信用端子83A(或いは86A)に信号取得端子が接続される場合には対応ユニットが接続されていないと判別するようにしている。そして、対応ユニットが接続されていないと判別された場合には、表示部90Aにて異常状態を示す旨の表示(例えば特定色の表示)がなされる。
上記実施形態では、対応ユニットが接続されているか否かが判別手段によって判別され、対応ユニットが接続されていないと判断された場合には報知手段によって異常が報知される。従って、誤ったユニットが接続されて多光軸光電ユニットが構成されることを効果的に防止できることとなる。
また、検出ユニットと異なる光軸ピッチのユニットが接続された場合に報知を行うようにしているため、誤った光軸ピッチのユニットが接続されて多光軸光電スイッチが構成されることを効果的に防止できる。
また、前接続手段を介して他の検出ユニットに対し確認信号を送出し、確認信号を送出してからの他の検出ユニットからの応答結果に基づいて対応ユニットが接続されているか否かを判別するようにしているため、誤ったユニットが接続されているか否かの確認を、複雑な構成を用いることなく好適に行うことができる。
また、相手側コネクタの端子が認識用端子に接続されているか否かに基づいて対応ユニットが接続されているか否かを好適に判断できるようになっている。
さらに、確認信号とそれに応じた返答信号によって対応ユニットが接続されているか否かを精度高く判別できるようになっている。
また、対応ユニットではないユニットについては信号送出端子と信号取得端子の配置が対応ユニットと逆配置とされ、この逆配置によって対応ユニットではないユニットが接続されていることをも正確に把握できるようになっている。
<実施形態2>
次に、図6、図7を参照して実施形態2について説明する。図6の例では、シフトレジスタが直列的に接続される多光軸光電センサを示している。本実施形態の検出ユニット60Eにおいても、光電素子(受光素子72E)が所定ピッチで配されてなるユニットケースの少なくとも一方において、他の検出ユニットとの電気的な接続を行うべくコネクタ93Eが設けられており、そのコネクタ93Eに対して検出ユニット60Eと対応する対応ユニットが接続されているか否かを判別するようにしている。ここでは、CPU191が判別手段に相当している。
本実施形態でも、対応ユニットは、当該検出ユニット60Eの所定ピッチと同一ピッチにて光軸が構成されるユニットであり、図6の検出ユニット60Fは対応ユニットとされている。このように対応ユニットが接続される場合、シフトレジスタ75Eが対応ユニットのシフトレジスタ75Fと直列接続されることとなる。この構成では、シフトレジスタ75Eに信号が与えられると、信号が順次シフトし、そのシフトに伴って図3のアナログスイッチ72Aと同様のアナログスイッチ73Eに信号が与えられることとなる。最終段までシフトすると、信号がシフトレジスタ75Fに与えられると共に、シフトレジスタ75Fにおいて信号が順次シフトし、そのシフトに伴って同様のアナログスイッチ73Fに信号が与えられることとなる。この構成では、シフトする信号が最終的に終端ユニット95を通ってCPU101に戻るため、CPUはこの帰ってくる信号を取得することにより対応ユニットが接続されているか否かを判別できる。
図7に示すように、検出ユニット60Eの対応ユニットではない検出ユニット60G(ここでは、検出ユニットの光軸ピッチH1とは異なる光軸ピッチを有するユニット)は、シフトレジスタの接続端子位置が対応ユニットと異なっている。具体的には、シフトレジスタが接続される接続線の端子と、リターン信号を送信する接続線の端子とが互いに逆配置とされている。つまり、対応ユニットでないユニットを検出ユニット60Eに接続したとしても、シフトレジスタからのリターン信号がCPU101には入力されないようになっている。即ち、検出ユニット60Eに非対応ユニットである検出ユニット60Eが接続される場合、シフトレジスタ75Eからの出力は、シフトレジスタ75Fには入力されず、終端ユニット95を介してシフトレジスタ75の出力側から信号が入力されることとなる(即ち、信号としては無効なものとなる)。CPU101は、所定時間内にリターン信号が得られなかった場合に対応ユニットが接続されていないと判断している。そして、対応ユニットが接続されていないと判断された場合に異常を報知する(例えば図示しない表示部によって異常を報知する)。
本実施形態でも、コネクタを介して他の検出ユニットに対し確認信号を送出し、確認信号を送出してからの他の検出ユニットからの応答結果に基づいて対応ユニットが接続されているか否かを判別するようにしている。
また、図8、図9のようにしてもよい。この例でも、シフトレジスタが直列的に接続される多光軸光電センサを示している。この例の検出ユニット60Hにおいても、光電素子(受光素子72H)が所定ピッチで配されてなるユニットケースの少なくとも一方において、他の検出ユニットとの電気的な接続を行うべくコネクタ93Hが設けられており、そのコネクタ93Hに対して検出ユニットと対応する対応ユニットが接続されているか否かを判別するようにしている。ここでも、CPU101が判別手段に相当している。
本実施形態でも、対応ユニットは、当該検出ユニット60Hの所定ピッチと同一ピッチにて光軸が構成されるユニットであり、図8の検出ユニット60Jは対応ユニットとされている。このように対応ユニットが接続される場合、シフトレジスタ75Hが対応ユニットのシフトレジスタ75Jと直列接続されることとなる。この構成では、シフトレジスタ75Hに信号が与えられると、信号が順次シフトし、そのシフトに伴って図3と同様のアナログスイッチ73Hに信号が与えられることとなる。最終段までシフトすると、信号がシフトレジスタ75Jに与えられると共に、シフトレジスタ75Jにおいて信号が順次シフトし、そのシフトに伴って図3と同様のアナログスイッチ73Jに信号が与えられることとなる。この構成では、シフトする信号が最終的に終端ユニット95を通ってCPU101に戻るため、CPU101はこの帰ってくる信号を取得することにより対応ユニットが接続されているか否かを判別できる。
一方、対応ユニットではない検出ユニット60K(ここでは、検出ユニットの光軸ピッチH1とは異なる光軸ピッチを有するユニット)は、シフトレジスタの接続端子位置が対応ユニットと異なっている。つまり、図9のように、対応ユニットでないユニットを検出ユニット60Hに接続したとしても、シフトレジスタ75Hからの出力は無効となり、CPU101には入力されないようになっている。CPU101は、所定時間内にリターン信号が得られなかった場合に対応ユニットが接続されていないと判断している。そして、対応ユニットが接続されていないと判断された場合に異常を報知する(例えば図示しない表示部によって異常を報知する)。
本実施形態でも、コネクタ93Hを介して他の検出ユニットに対し確認信号を送出し、確認信号を送出してからの他の検出ユニットからの応答結果に基づいて対応ユニットが接続されているか否かを判別するようにしている。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、発明に係る検出ユニットと光軸のピッチが同一であるものを対応ユニットとしたが、光軸のピッチが所定範囲内のものを対応ユニットとしてもよい。また、発明に係る検出ユニットと光軸数が同一のもの、或いは、光軸数が所定条件を満たすものを対応ユニットとしてもよい。また、発明に係る検出ユニットとサイズが同一のものを対応ユニットとしてもよく、サイズが所定条件を満たすものを対応ユニットとしてもよい。
(2)上記実施形態では、受光ユニット60Aを本発明に係る検出ユニットとして例示したが、投光ユニットにも受光ユニット60Aと同様の判別手段を設け、対応ユニットが接続されたか否かを判断できるように構成できる。この場合、投光ユニットが本発明に係る検出ユニットに相当することとなる。
(3)上記実施形態では、コネクタに設けられた送信用端子及び受信用端子が、相手側コネクタに設けられた端子に基づいて光軸ピッチを認識する認識用端子とされ、検出ユニットに対応ユニットが接続されているか否かを、2つの認識用端子の接続状態に基づいて判別する例を示したが、認識用端子は、1つのみであってもよい。
(4)上記いずれの実施形態においても、投光器を構成する検出ユニット(投光素子を備えた検出ユニット)に受光器を構成する検出ユニット(受光素子を備えた検出ユニット)を接続できないようにすることができる。例えば、投光器を構成する検出ユニットのコネクタ形状が受光器を構成する検出ユニットのコネクタ形状と対応しないように構成するとよい。このようにすれば、誤ったユニット接続をより効果的に防止できることとなる。また、ユニット同士が嵌合によって接続されるような形態の場合、投光器を構成するユニットと、受光器を構成するユニットとが嵌合不能となるように構成することができる。
本発明の実施形態1に係る多光軸光電スイッチを概念的に例示する斜視図 図1の多光軸光電スイッチの電気的構成を例示するブロック図 受光器の電気的構成を例示するブロック図 光軸ピッチの異なるユニットが接続された様子を説明する説明図 光軸ピッチの異なるユニットが接続された場合の電気的構成を示す図 本発明の実施形態2に係る多光軸光電スイッチの電気的構成を例示するブロック図 本発明の実施形態2に係る多光軸光電スイッチにおいて、誤ったユニットを接続した場合について説明する説明図 図6の変形例を示すブロック図 図8の多光軸光電スイッチにおいて誤ったユニットを接続した場合について説明する説明図
符号の説明
1…多光軸光電スイッチ
60A…受光ユニット(検出ユニット)
62A…受光側制御回路(判別手段)
72A…受光素子(光電素子)
84A,85A…送信用端子
83A,86A…受信用端子
90A…表示部(報知手段)
92A,93A…コネクタ(接続手段)
K…ユニットケース
H1…光軸ピッチ

Claims (14)

  1. 少なくとも複数の検出ユニットを接続することによって構成される多光軸光電スイッチの検出ユニットであって、
    光電素子が所定ピッチで配されてなるユニットケースと、
    前記ユニットケースの少なくとも一方において、他の検出ユニットとの電気的な接続を行うべく設けられる接続手段と、
    前記接続手段に対し、当該検出ユニットと対応する対応ユニットが接続されているか否かを判別する判別手段と、
    前記判別手段により、前記対応ユニットが接続されていないと判断された場合に異常を報知する報知手段と、
    を有することを特徴とする多光軸光電スイッチの検出ユニット。
  2. 前記対応ユニットは、光軸のピッチ、光軸数、ユニットサイズのうちの少なくともいずれかが特定条件を満たすユニットであることを特徴とする請求項1に記載の多光軸光電スイッチの検出ユニット。
  3. 前記対応ユニットは、当該検出ユニットの前記所定ピッチと同一ピッチにて光軸が構成されるユニットであることを特徴とする請求項1に記載の多光軸光電スイッチの検出ユニット。
  4. 前記判別手段は、前記接続手段を介して前記他の検出ユニットに対し確認信号を送出し、前記確認信号を送出してからの前記他の検出ユニットからの応答結果に基づいて前記対応ユニットが接続されているか否かを判別することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の多光軸光電スイッチの検出ユニット。
  5. 前記接続手段は、前記他の検出ユニットに設けられた相手側コネクタと係合可能に構成され、かつ前記相手側コネクタと電気的に接続可能な複数の端子を有するコネクタを備え、
    前記コネクタは、前記複数の端子のうちの少なくとも1つが、前記相手側コネクタに設けられた端子に基づいて光軸ピッチを認識する認識用端子とされており、
    前記判別手段は、前記対応ユニットが接続されているか否かを、前記認識用端子の接続状態に基づいて判別することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の多光軸光電スイッチの検出ユニット。
  6. 前記接続手段は、前記他の検出ユニットに設けられた相手側コネクタと係合可能に構成され、かつ前記相手側コネクタと電気的に接続可能な複数の端子を有するコネクタを備え、
    前記判別手段は、前記コネクタを介して前記他の検出ユニットに対する確認信号を送出するように構成され、
    前記コネクタは、前記判別手段からの前記確認信号を送り出す送信用端子と、前記確認信号に応じて前記他の検出ユニットから返答される前記返答信号を受け入れる受信用端子と、を有し、
    前記判別手段は、当該検出ユニットと接続した際に前記送信用端子に信号を取得する信号取得端子が接続され前記受信用端子に信号を送り出す信号送出端子が接続される前記対応ユニットが接続されているか否かを、前記送信用端子及び前記受信用端子の少なくともいずれかの接続状態に基づいて判別することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の多光軸光電スイッチの検出ユニット。
  7. 前記判別手段は、当該検出ユニットと接続した際に前記送信用端子に信号送出端子が接続され前記受信用端子に信号取得端子が接続される前記他の検出ユニットが接続された場合、前記対応ユニットが接続されていないと判別することを特徴とする請求項6に記載の多光軸光電スイッチの検出ユニット。
  8. 光電素子を備えたユニットケースと、前記ユニットケースの少なくとも一方において、他の検出ユニットとの電気的な接続を行うべく設けられる接続手段と、を備えた検出ユニットが複数接続されることにより構成される多光軸光電スイッチであって、
    複数の前記検出ユニットのうちのいずれかの一の検出ユニットの前記接続手段に対し、当該一の検出ユニットと対応する対応ユニットが接続されているか否かを判別する判別手段と、
    前記判別手段により、前記対応ユニットが接続されていないと判断された場合に異常を報知する報知手段と、
    を有することを特徴とする多光軸光電スイッチ。
  9. 前記対応ユニットは、光軸のピッチ、光軸数、ユニットサイズのうちの少なくともいずれかが特定条件を満たすユニットであることを特徴とする請求項8に記載の多光軸光電スイッチ。
  10. 前記対応ユニットは、前記一の検出ユニットの光軸のピッチと同一ピッチにて光軸が構成されるユニットであることを特徴とする請求項8に記載の多光軸光電スイッチ。
  11. 前記判別手段は、前記一の検出ユニットから他の検出ユニットに対し確認信号を送出し、前記確認信号を送出してからの前記他の検出ユニットからの応答結果に基づいて、当該他の検出ユニットが前記対応ユニットであるか否かを判別することを特徴とする請求項8ないし請求項10のいずれかに記載の多光軸光電スイッチ。
  12. 前記接続手段は、前記他の検出ユニットに設けられた相手側コネクタと係合可能に構成され、かつ前記相手側コネクタと電気的に接続可能な複数の端子を有するコネクタを備え、
    前記コネクタは、前記複数の端子のうちの少なくとも1つが、前記相手側コネクタに設けられた端子に基づいて光軸ピッチを認識する認識用端子とされており、
    前記判別手段は、前記一の検出ユニットに前記対応ユニットが接続されているか否かを、前記認識用端子の接続状態に基づいて判別することを特徴とする請求項8ないし請求項11のいずれかに記載の多光軸光電スイッチ。
  13. 前記接続手段は、前記他の検出ユニットに設けられた相手側コネクタと係合可能に構成され、かつ前記相手側コネクタと電気的に接続可能な複数の端子を有するコネクタを備え、
    前記判別手段は、前記コネクタを介して前記他の検出ユニットに対する確認信号を送出するように構成され、
    前記コネクタは、前記判別手段からの前記確認信号を送り出す送信用端子と、前記確認信号に応じて前記他の検出ユニットから返答される前記返答信号を受け入れる受信用端子と、を有し、
    前記判別手段は、前記一の検出ユニットに対し、当該一の検出ユニットと接続した際に前記送信用端子に信号を取得する信号取得端子が接続され前記受信用端子に信号を送り出す信号送出端子が接続される前記対応ユニットが接続されているか否かを、前記送信用端子及び前記受信用端子の少なくともいずれかの接続状態に基づいて判別することを特徴とする請求項8ないし請求項11のいずれかに記載の多光軸光電スイッチ。
  14. 前記判別手段は、前記一の検出ユニットと接続した際に前記送信用端子に信号送出端子が接続され前記受信用端子に信号取得端子が接続される前記他の検出ユニットが接続された場合、前記一の検出ユニットに前記対応ユニットが接続されていないと判別することを特徴とする請求項13に記載の多光軸光電スイッチ。
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