JP3442608B2 - コネクタ係合状態検出装置 - Google Patents

コネクタ係合状態検出装置

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JP3442608B2
JP3442608B2 JP03461997A JP3461997A JP3442608B2 JP 3442608 B2 JP3442608 B2 JP 3442608B2 JP 03461997 A JP03461997 A JP 03461997A JP 3461997 A JP3461997 A JP 3461997A JP 3442608 B2 JP3442608 B2 JP 3442608B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は回路基板に実装さ
れたコネクタと、コネクタハウジングとの係合状態を検
出する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図12は従来の回路基板とセンサ部の接
続状態を示す図である。回路基板1にはコネクタ2が実
装され、これにコネクタハウジング5が係合(以下コネ
クタ係合状態という)されている。3はオン/オフ状態
を検出するセンサ部で、リード線4A,4Cによりコネ
クタハウジング5に接続されている。6は直流正電源5
Vに接続されたセンサ入力検出回路部、9はマイクロコ
ンピュータ(以下マイコンという)である。
【0003】従来の回路基板とセンサ部は上記のように
構成され、図12に示すようにコネクタ係合状態のと
き、センサ部3がオフ状態であると、マイコン9への入
力は5Vとなる。また、センサ部3がオン状態である
と、センサ入力検出回路部6から0Vへ、センサ部3と
リード線4A,4Cを通して電流が流れるため、マイコ
ン9への入力は,0Vとなる。これでセンサ部3のオン
/オフ状態が検出できる。
【0004】しかし、コネクタ2からコネクタハウジン
グ5が外れた状態(以下コネクタ離脱状態という)であ
る場合、マイコン9への入力は5Vとなるが、マイコン
9への入力はコネクタ係合状態でセンサ部3がオフ状態
のときと同様であるため、コネクタ離脱状態として検出
することはできない。
【0005】図13は例えば特開昭63−278111
号公報に示された従来のコネクタ係合状態検出装置を示
す構成図である。図において、41は回路基板1に実装
された雌側コネクタで、雌コンタクト41a,41bを
有している。42A〜42Cは雌コンタクト41a,4
1bに接続されたパターン配線、43は判定回路、44
は雄側コネクタで、雌コンタクト41a,41bと係合
する雄コンタクト44a,44bを有している。45は
雄コンタクト44a,44bを接続する折返し配線であ
る。なお、雄側コネクタ44には外部機器に接続された
信号ケーブル線(図示しない)が接続されている。
【0006】従来のコネクタ係合状態検出装置は上記の
ように構成され、判定回路43からコネクタ離脱状態を
確認するための確認信号をパターン配線42Aに出力
し、この信号はコンタクト41a,44a、折返し配線
45、コンタクト44b,41b及びパターン配線42
B,42Cを通り、判定回路43に戻る。判定回路43
は戻った確認信号のレベルの大小でコネクタ離脱状態を
判定する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のコ
ネクタ係合状態検出装置では、確認信号を雄側コネクタ
44の折返し配線45に流し、戻って来た確認信号のレ
ベルによってコネクタ離脱状態を判定しているため、専
用の判定回路43及び折返し配線45が必要となる。ま
た、折返し配線45部分の外れは検知できても、それ以
外の上記信号ケーブル線とは独立している。すなわち、
折返し配線45と雌側コネクタ41の接続でコネクタ全
体の接続を検知しているため、例えば信号ケーブル線の
断線や、信号ケーブル線の途中にあるコネクタの外れは
検知できないという問題点がある。
【0008】また、雄側コネクタ44を雌側コネクタ4
1に対して逆係合、すなわち、雄コンタクト44aを雌
コンタクト41bに、雄コンタクト44bを雌コンタク
ト41aに誤係合しても、それを検出することはできな
いという問題点がある。また、コネクタ係合状態検出装
置として他にも提案されているが、特殊なコネクタを使
用したりコネクタに改良を加えたりしなければならない
という問題点がある。
【0009】この発明は上記問題点を解消するためにな
されたもので、簡単な構成で回路基板上及び回路基板外
のコネクタ離脱状態又は逆係合状態を検出できるように
したコネクタ係合状態検出装置を提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明の発明に係
るコネクタ係合状態検出装置は、センサ部の一端に接続
された第1のリード線と、センサ部の他端に接続され回
路基板への電圧帰還ループを形成する第2のリード線
と、この第2のリード線に接続され回路基板のグランド
への回路を形成する第3のリード線と、第2のリード線
に接続され回路基板内の分圧用抵抗器を介して電圧帰還
ループを形成する第4のリード線とを有し、第1のリー
ド線からの入力変化を検出する第1の電圧検出手段と、
第2又は第4のリード線からの入力変化を検出する第2
の電圧検出手段とを備えたものである。
【0011】また、第発明に係るコネクタ係合状態検
出装置は、第1発明のものにおいて、センサ部を、接
点、可変抵抗又は電極で構成したものである。
【0012】また、第発明に係るコネクタ係合状態検
出装置は、第1又は第発明のものにおいて、第2の電
圧検出手段で電圧帰還が検出されないとき機器のアクチ
ュエータの制御を禁止するようにしたものである。
【0013】また、第発明に係るコネクタ係合状態検
出装置は、第又は第発明のものにおいて、第2の電
圧検出手段で帰還電圧が設定電圧になったことを検出す
ると機器のアクチュエータの制御を禁止するようにした
ものである。
【0014】また、第発明に係るコネクタ係合状態検
出装置は、第又は第発明のものにおいて、アクチュ
エータの制御が禁止されると、これを回路基板上の表示
部に表示するようにしたものである。
【0015】また、第発明に係るコネクタ係合状態検
出装置は、第又は第発明のものにおいて、アクチュ
エータの制御が禁止されると、これを遠隔操作器の表示
部に表示するようにしたものである
【0016】
【発明の実施の形態】施の形態1. 図1〜図5はこの発明の一実施の形態を示す図で、図1
は構成図、図2は動作説明図、図3〜図5は他の実施の
形態を示す構成図であり、図中同一符号は同一又は相当
部分を示す(以下の実施の形態も同じ)。
【0017】図1及び図2において、1は回路基板、2
Aは回路基板1に実装されたコネクタ、3は回路基板1
の外部に設けられオン/オフ状態を検出する接点からな
るセンサ部、4Aはセンサ部3の一端に接続された第1
のリード線、4B,4Cはセンサ部3の他端に接続され
た第2及び第3のリード線で、第2のリード線4Bは電
圧帰還ループ用、第3のリード線4Cはグランド接続用
(共通用)となっている。5Aは第1〜第3のリード線
4A〜4Cに接続されコネクタ2Aと係合するコネクタ
ハウジングである。
【0018】6は直流正電源5Vに接続され、コネクタ
係合状態になると、第1のリード線4Aに接続されるセ
ンサ入力検出回路、7は同じく直流正電源5Vに接続さ
れコネクタ係合状態では第2のリード線4Bに接続され
る帰還電圧入力検出回路である。なお、コネクタ係合状
態では第3のリード線4Cはグランド0Vに接続され
る。
【0019】8は機器の制御回路、9はマイコンで、そ
の入力ポート9aにセンサ入力検出回路6が接続され、
入力ポート9bに帰還電圧入力検出回路7が接続されて
いる。なお、センサ入力検出回路6とマイコン9により
第1電圧検出手段が、帰還電圧入力検出回路7とマイコ
ン9により第2電圧検出手段が構成されている。
【0020】上記のようなコネクタ係合状態検出装置に
おいて、図1に示すようにコネクタ係合状態のとき、セ
ンサ部3がオフ状態であると、センサ部3と第1のリー
ド線4Aとセンサ入力検出回路6に電流が流れないた
め、マイコン9の入力ポート9aへの入力は5Vとなっ
ている。マイコン9はこの入力を読み込み、これが5V
のときはセンサ部3がオフ状態であると判断する。ま
た、コネクタ係合状態でセンサ部3がオン状態のとき
は、センサ入力検出回路6とセンサ部3と第1及び第3
のリード線4A,4Cに電流が流れるため、マイコン9
の入力ポート9aへの入力は0Vとなる。このときはセ
ンサ部3がオン状態であると判断する。
【0021】また、帰還電圧入力検出回路7には、第2
及び第3のリード線4B,4Cを介して常に電流が流れ
るため、マイコン9の入力ポート9bへの入力は常に0
Vとなる。これで、センサ部3のオン/オフ状態が検出
される。次に、図2に示すようにコネクタ離脱状態のと
きは、マイコン9の入力ポート9aへの入力は常に5V
となっているが、第2及び第3のリード線4B,4Cが
帰還電圧入力検出回路7と切り離されてしまうため、帰
還電圧入力検出回路7には電流が流れなくなる。
【0022】このため、マイコン9の入力ポート9bへ
の入力は5Vとなり、コネクタ離脱状態と判断する。こ
のときは、センサ部3の状態は、マイコン9では検出で
きないため、センサ部3がオン状態かオフ状態かの判断
は行わない。このようにして、第1及び第2のリード線
4A,4Bの入力変化は、コネクタ係合状態でのセンサ
部3のオン状態及びオフ状態と、コネクタ離脱状態とで
異なるため、従来よりも簡易な構成でセンサ部3の入力
検出と、コネクタ離脱状態の検出が可能となる。
【0023】図3は実施の形態1の他の形態を示し、図
1のセンサ部3として限りなく大きな抵抗値を持つ可変
抵抗10を用いたものである。この場合も、既述のよう
に第1及び第2のリード線4A,4Bの入力変化は、コ
ネクタ係合状態で可変抵抗10が限りなく大きな抵抗値
の状態、すなわちオフ状態に近い場合と、コネクタ離脱
状態とで異なる。したがって、可変抵抗10が限りなく
大きな抵抗値の状態であるか、コネクタ離脱状態である
かが区別できる。なお、コネクタ離脱状態のときは、可
変抵抗10の抵抗値入力による判断は行わない。
【0024】図4も実施の形態1の他の実施の形態を示
し、図1のセンサ部3として水等の導電性の物質11に
浸漬される電極12A,12Bを用いたものである。こ
の場合も、同様にコネクタ離脱状態が判断できるため、
導電性物質11が存在しない状態であるか、コネクタ離
脱状態であるかが判断できる。なお、コネクタ離脱状態
のときは、導電性物質11の有無の判断は行わない。
【0025】図5も実施の形態1の他の実施の形態を示
し、センサ部3、可変抵抗10及び電極12A,12B
が設けられたものである(同種のものが複数個設けられ
た場合でもよい)。この場合も、同様の構成で第2のリ
ード線4Bと帰還電圧入力検出回路7を1個だけ設け
て、その入力をマイコン9に取り込むことにより、コネ
クタ係合状態及び離脱状態を検出することが可能であ
る。
【0026】実施の形態2. 図6及び図7はこの発明の第及び第発明の一実施の
形態を示す図で、図6は構成図、図7は動作説明図であ
る。この実施の形態は、図1の第3のリード線4Cと並
列に第4のリード線4Dを設け、これがコネクタ係合状
態では入力電圧分圧用の抵抗器13を介してグランド0
Vに接続されるようになっている。
【0027】図6に示すようにコネクタ係合状態のと
き、センサ部3がオフ状態であると、センサ部3と第1
のリード線4Aとセンサ入力検出回路6に電流が流れな
いため、マイコン9の入力ポート9aへの入力は5Vと
なり、センサ部3がオン状態のときは、センサ入力検出
回路6とセンサ部3と第1及び第3のリード線4A,4
Cに電流が流れるため、マイコン9の入力ポート9aへ
の入力は0Vとなる。このとき、抵抗器13には電流が
流れないため、抵抗器13による入力ポート9aの入力
への影響はない。
【0028】また、帰還電圧入力検出回路7には第2及
び第3のリード線4B,4Cを介して常に電流が流れる
が、第4のリード線4D及び抵抗器13には電流が流れ
ないため、抵抗器13によるマイコン9の入力ポート9
bの入力への影響はなく、入力ポート9bへの入力は常
に0Vとなる。
【0029】実施の形態1はコネクタ離脱状態を検出す
るものであるが、実施の形態2はコネクタ逆係合を検出
するものである。すなわち、図7に示すようにコネクタ
2Bとコネクタハウジング5Bが無理やり逆に係合され
たり、コネクタ2Bとコネクタハウジング5Bが上下又
は左右のどちらの方向でも係合可能な構造である場合、
両者が誤って逆方向に係合されたりすると、第3のリー
ド線4Cがセンサ入力検出回路6に、第4のリード線4
Dが帰還電圧入力検出回路7に接続される。
【0030】このため、センサ部3がオフ状態であれ
ば、センサ入力検出回路6と第3及び第2のリード線4
C,4Bと抵抗器13に電流が流れるため、マイコン9
の入力ポート9aへの入力はセンサ入力検出回路6と抵
抗器13の分圧比によって決まる電圧となる。また、帰
還電圧入力検出回路7には、第4及び第2のリード線4
D,4Bと抵抗器13を通して電流が流れるため、マイ
コン9の入力ポート9bへの入力も帰還電圧入力検出回
路7と抵抗器13の分圧比によって決まる電圧となる。
【0031】あらかじめマイコン9で任意の電圧を決め
ておき、帰還電圧入力検出回路7と第4及び第2のリー
ド線4D,4Bと抵抗器13に電流が流れた場合、入力
ポート9bへの入力が任意の電圧となるように抵抗器1
3の値を設定しておけば、マイコン9への入力と上記設
定電圧とが一致した場合、コネクタ2とコネクタハウジ
ング5の係合方向が逆であると判断する。このときは、
センサ部3の状態はマイコン9で検出できないため、セ
ンサ部3の状態判断は行わない。
【0032】このようにして、実施の形態1と同様に、
簡易な構成でセンサ部3の入力検出と、コネクタ離脱状
態の検出が可能となるとともに、第2又は第4のリード
線4B,4Dの入力変化は、コネクタ正係合状態と逆係
合状態とで異なるため、簡易な構成でコネクタ逆係合状
態の検出が可能となる。なお、図3〜図5の実施の形態
は実施の形態2にも適用可能であることはいうまでもな
い。
【0033】実施の形態3. 図8はこの発明の第発明の一実施の形態を示す動作フ
ローチャートである。なお、図1及び図2は実施の形態
3にも共用する。次に、この実施の形態の動作を図8を
参照して説明する。なお、このフローチャートのプログ
ラムはマイコン9のROM(図示しない)に記憶されて
いる。
【0034】ステップS1で帰還電圧入力検出回路7に
より帰還電圧が検出されたかを判断し、検出されていれ
ばステップS5へ進み、未検出であればステップS2へ
進む。ステップS2では一定時間帰還電圧の検出を繰り
返す。一定時間帰還電圧未検出の状態が続けば、ステッ
プS3でコネクタ外れフラグに「1」をセットし、ステ
ップS4へ進んで、制御回路8による機器のアクチュエ
ータの制御を禁止する。
【0035】ここで、ステップS1〜S4は制御禁止手
段を構成している。なお、上記は実施の形態2にも適用
可能である。このようにして、一定時間帰還電圧が未検
出であると、コネクタ離脱状態と判断して機器のアクチ
ュエータの制御を禁止するようにしたため、センサ部3
がオン状態のときに、コネクタ離脱状態になってもセン
サ部3がオフ状態になったと誤検出することなく、機器
の誤制御動作を防止することが可能となる。
【0036】実施の形態4. この発明の第発明の一実施の形態であり、図6〜図8
を共用する。この実施の形態の動作を図8を参照して説
明する。実施の形態3で説明したように、ステップS1
で帰還電圧が検出されてステップS5へ進むと、帰還電
圧が設定電圧になっているかを判断し、設定電圧でなけ
ればステップS6で通常の制御及び通常の表示を行う。
ステップS5で設定電圧になっていると判断されるとス
テップS7へ進み、一定時間設定電圧の検出を繰り返
す。
【0037】一定時間設定電圧を検出した状態が続け
ば、ステップS4へ進んで制御回路8による機器のアク
チュエータの制御を禁止する。ここで、ステップS5,
S7,S4は制御禁止手段を構成している。このように
して、一定時間帰還電圧が設定電圧になっていると、コ
ネクタ逆係合状態と判断して機器のアクチュエータの制
御を禁止するようにしたため、コネクタ逆係合状態にな
っても、正常と誤検出することなく、機器の誤制御動作
を防止することが可能となる。
【0038】実施の形態5. 図9はこの発明の第発明の一実施の形態を示す構成図
である。なお、図1、図2及び図8はこの実施の形態に
も共用する。図9において、9c,9dはマイコン9の
出力ポート、15A,15Bはそれぞれ出力ポート9
c,9dに接続されたバッファ、17はバッファ15
A,15Bに接続された異常表示装置で、17a,17
bは発光ダイオード(LED)等の表示部である。
【0039】次に、この実施の形態の動作を図8を参照
して説明する。実施の形態3と同様に、ステップS1〜
S4でコネクタ離脱状態を検出すると、ステップS8へ
進み、出力ポート9cから出力し、バッファ15Aを介
して異常表示装置17のLED17aを点灯する。ここ
で、ステップS8は表示手段を構成している。このよう
にして、コネクタ離脱状態となって機器のアクチュエー
タの制御を禁止すると、これを表示するようにしたた
め、コネクタ離脱状態を機器使用者が確認することが可
能となる。
【0040】実施の形態6. この発明の第発明の他の実施の形態であり、図6〜図
9を共用する。この実施の形態の動作を図8を参照して
説明する。実施の形態3と同様に、ステップS1,S
5,S7,S4でコネクタ逆係合状態を検出すると、ス
テップS8へ進み、出力ポート9dから出力し、バッフ
ァ15Bを介して異常表示装置17のLED17bを点
灯する。このようにして、コネクタ逆係合状態となって
機器のアクチュエータの制御を禁止すると、これを表示
するようにしたため、コネクタ逆係合状態を機器使用者
が確認することが可能となる。
【0041】実施の形態7. 図10はこの発明の第発明の一実施の形態を示す構成
図である。なお、図1、図2及び図8は実施の形態7に
も共用する。図10において、18は図1の回路基板1
に接続された機器を遠隔操作する操作器で、18aはそ
の表示部である。
【0042】次に、この実施の形態の動作を図8を参照
して説明する。実施の形態5と同様に、ステップS1〜
S4,S8でコネクタ離脱状態を検出すると、ステップ
S9へ進み、コネクタ外れフラグが「1」であるかを判
断する。コネクタ外れフラグが「1」であれば、ステッ
プS10で遠隔操作器18にコネクタ離脱状態の情報を
送信する。そのデータを受信した遠隔操作器18は表示
部18aに上記情報を表示する。ここで、ステップS
9,S10は遠隔表示手段を構成している。
【0043】このようにして、コネクタ離脱状態となっ
て機器にアクチュエータの制御を禁止すると、これを遠
隔表示するようにしたため、コネクタ離脱状態を遠隔位
置から使用者が確認することが可能となる。
【0044】実施の形態8. この発明の第発明の他の実施の形態であり、図6〜図
8及び図10を共用する。この実施の形態を図8を参照
して説明する。実施の形態6と同様に、ステップS1,
S5,S7,S4,S8でコネクタ逆係合状態を検出
し、LED17bを点灯するとステップS9へ進み、コ
ネクタ外れフラグが「1」であるかを判断する。コネク
タ外れフラグが「0」であれば、ステップS11で遠隔
操作器18にコネクタ逆係合状態を情報を送信する。そ
のデータを受信した遠隔操作器18は表示部18aに上
記情報を表示する。ここで、ステップS9,S11は遠
隔表示手段を構成している。
【0045】このようにして、コネクタ逆係合状態とな
って機器のアクチュエータの制御を禁止すると、これを
遠隔表示するようにしたため、コネクタ逆係合状態を遠
隔位置から使用者が確認することが可能となる。
【0046】実施の形態9. 図11はこの発明の他の実施の形態を示す構成図であ
る。なお、図1及び図2は実施の形態9にも共用する。
図11において、31A,31Bは第1及び第2のコン
パレータ、R〜Rは抵抗器、32はリレー、32a
はその常開接点、33は電源、34は外部に設けられた
表示器である。なお、コネクタ2Aには図1に示すコネ
クタハウジング5Aが係合されるものとする。
【0047】次に、この実施の形態の動作を説明する。
第1及び第2のコンパレータ31A,31Bの正端子に
は、抵抗器R,Rで分圧される基準電圧が入力され
ている。第1のコンパレータ31Aはセンサ部3の状態
表示用であり、コネクタ係合状態でセンサ部3が0Vと
なって出力が反転し、バッファ15Aを介してセンサ部
3の状態が表示される。
【0048】第2のコンパレータ31Bはコネクタ離脱
状態の検出用であり、抵抗器R〜Rの値は、第2の
コンパレータ31Bの負端子の入力が5Vのときに、第
2のコンパレータ31Bの出力が反転するように設定さ
れている。これで、コネクタ離脱状態が生じると、帰還
電圧入力検出回路7の電圧が5Vになるため、第2のコ
ンパレータ31Bの出力は反転する。この出力によりリ
レー32が付勢され、接点32aは閉成する。これで、
表示器34は点灯する。
【0049】このようにして、コネクタ離脱状態になる
と、表示器34が点灯して使用者にコネクタ離脱状態を
確認させることが可能となる。この実施の形態では、マ
イコンを必要としないため、安価に構成することが可能
となる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したとおり、この発明の
明では、センサ部の一端に接続された第1のリード線
と、センサ部の他端に接続され回路基板への電圧帰還ル
ープを形成する第2のリード線と、この第2のリード線
に接続され回路基板のグランドへの回路を形成する第3
のリード線と、第2のリード線に接続され回路基板内の
分圧用抵抗器を介して電圧帰還ループを形成する第4の
リード線とを有し、第1のリード線からの入力変化を検
出する第1の電圧検出手段と、第2又は第4のリード線
からの入力変化を検出する第2の電圧検出手段とを備え
るようにしたため、簡易な構成でセンサ部の入力検出
と、コネクタ離脱状態及び逆係合状態の検出をすること
ができる。
【0051】また、第発明では、センサ部を、接点、
可変抵抗又は電極で構成するようにしたため、各種のセ
ンサ部に広く利用することができる。
【0052】また、第発明では、第2の電圧検出手段
で電圧帰還が検出されないとき、第発明では、第2の
電圧検出手段で帰還電圧が設定電圧になったことを検出
すると、それぞれ機器のアクチュエータの制御を禁止す
るようにしたため、コネクタ離脱状態又はコネクタ逆係
合状態になっても、機器の誤制御動作を防止することが
できる。
【0053】また、第発明では、アクチュエータの制
御が禁止されると、これを回路基板上の表示部に表示す
るようにしたため、コネクタ離脱状態又はコネクタ逆係
合状態を機器使用者が回路基板上で確認することができ
る。
【0054】また、第発明では、アクチュエータの制
御が禁止されると、これを遠隔操作器の表示部に表示す
るようにしたため、コネクタ離脱状態又はコネクタ逆係
合状態を機器使用者が外部から確認することができる
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1及び実施の形態3を
示す構成図。
【図2】 図1の動作説明図。
【図3】 この発明の実施の形態1の他の実施の形態を
示す構成図。
【図4】 この発明の実施の形態1の他の実施の形態を
示す構成図。
【図5】 この発明の実施の形態1の他の実施の形態を
示す構成図。
【図6】 この発明の実施の形態2及び実施の形態4を
示す構成図。
【図7】 図6の動作説明図。
【図8】 この発明の実施の形態3〜実施の形態8を示
す動作フローチャート。
【図9】 この発明の実施の形態5及び実施の形態6を
示す構成図。
【図10】 この発明の実施の形態7及び実施の形態8
を示す構成図。
【図11】 この発明の実施の形態9を示す構成図。
【図12】 従来の回路基板とセンサ部の接続状態を示
す図。
【図13】 従来のコネクタ係合状態検出装置を示す構
成図。
【符号の説明】
1 回路基板、2A,2B コネクタ、3 センサ部、
4A〜4D 第1〜第4のリード線、5A,5B コネ
クタハウジング、6 第1の電圧検出回路(センサ入力
検出回路)、7 第2の電圧検出回路(帰還電圧入力検
出回路)、9マイコン、10 可変抵抗、12A,12
B 電極、17a,17b 表示部(LED)、18
遠隔操作器、18a 表示部、31A 第1のコンパレ
ータ、31B 第2のコンパレータ、32a リレー接
点、34 表示器、S1〜S4,S5,S7,S4 制
御禁止手段、S8 表示手段、S9〜S11 遠隔表示
手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−174900(JP,A) 特開 平4−101373(JP,A) 特開 平6−333640(JP,A) 特開 昭63−261684(JP,A) 特開 平7−244784(JP,A) 特開 平7−230586(JP,A) 特開 昭63−152887(JP,A) 実開 昭63−19738(JP,U) 実開 平4−92383(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/64 H01R 13/65 G06F 1/00 320

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 路基板に実装されたコネクタと、4本
    のリード線を有し上記コネクタに係合するコネクタハウ
    ジングと、オン/オフ状態を有するセンサ部とを有し、
    上記リード線は上記センサ部の一端に接続された第1の
    リード線と、上記センサ部の他端に接続され上記回路基
    板への電圧帰還ループを形成する第2のリード線と、こ
    の第2のリード線に接続され上記回路基板のグランドへ
    の回路を形成する第3のリード線と上記第2のリード線
    に接続され上記回路基板内の分圧用抵抗器を介して電圧
    帰還ループを形成する第4のリード線とで構成され、上
    記第1のリード線からの入力変化を検出する第1の電圧
    検出手段と、上記第2又は第4のリード線からの入力変
    化を検出する第2の電圧検出手段とを備えてなるコネク
    タ係合状態検出装置。
  2. 【請求項2】 センサ部を、接点、可変抵抗又は電極で
    構成したことを特徴とする請求項1記載のコネクタ係合
    状態検出装置。
  3. 【請求項3】 センサ部の状態により機器のアクチュエ
    ータを制御する制御回路を設け、第2の電圧検出手段で
    電圧帰還が検出されないとき上記制御回路の動作を禁止
    する制御禁止手段を備えたことを特徴とする請求項1又
    は請求項記載のコネクタ係合状態検出装置。
  4. 【請求項4】 センサ部の状態により機器のアクチュエ
    ータを制御する制御回路を設け、第2の電圧検出手段で
    帰還電圧が設定電圧になったことを検出すると上記制御
    回路の動作を禁止する制御禁止手段を備えたことを特徴
    とする請求項又は請求項記載のコネクタ係合状態検
    出装置。
  5. 【請求項5】 回路基板上に表示部を設け、制御禁止手
    段が動作するとこれを上記表示部に表示する表示手段を
    備えたことを特徴とする請求項又は請求項記載のコ
    ネクタ係合状態検出装置。
  6. 【請求項6】 回路基板に接続された機器を外部から操
    作する遠隔操作器を設け、制御禁止装置が動作するとこ
    れを上記遠隔操作器に設けられた表示部に表示する遠隔
    表示手段を備えたことを特徴とする請求項又は請求項
    記載のコネクタ係合状態検出装置。
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