JPH0846719A - 通信機器の回線誤接続検出装置 - Google Patents

通信機器の回線誤接続検出装置

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JPH0846719A
JPH0846719A JP19470394A JP19470394A JPH0846719A JP H0846719 A JPH0846719 A JP H0846719A JP 19470394 A JP19470394 A JP 19470394A JP 19470394 A JP19470394 A JP 19470394A JP H0846719 A JPH0846719 A JP H0846719A
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JP
Japan
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loop current
line
connection
communication
connector
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Application number
JP19470394A
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English (en)
Inventor
Kuninori Ozawa
邦則 小沢
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 通信回線用コネクタ7と電話機用コネクタ8
とは、同一形状となっている。接続判定部11は、通信
機器100の起動時に、リレー6に対してリレー制御信
号を送出し、ループ電流検出回路4と通信回線用コネク
タ7とを接続するよう切り替え指示を行う。ループ電流
検出回路4は、ループ電流が検出された場合にループ電
流検出信号を送出するよう構成されており、このループ
電流が出力されなかった場合、接続判定部11は誤接続
であると判定する。接続情報出力部12は、接続判定部
11で誤接続であると判定された場合、表示部2やパー
ソナルコンピュータ200に対して誤接続情報を送出す
る。 【効果】 誤接続があった場合、これを確実に通知する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モデム等の通信機器に
おける回線ラインと電話機ラインの逆接続を検出する通
信機器の回線誤接続検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータ等の情報処理装
置におけるデータ伝送を通信回線を介して行う場合、変
復調処理といった通信制御処理を行うためモデム等の通
信機器が用いられている。このような通信機器は、通
常、通信回線と電話機との伝送路上に設置し、通信回線
側のケーブルを接続するためのコネクタと、電話機側の
ケーブルを接続するためのコネクタとを備えている。そ
して、これらのコネクタは、一般にモジュラジャックと
呼ばれるコネクタが用いられており、これらモジュラジ
ャックは、通常、同一形状のもので構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
なモデム等の通信機器の難点の一つに、通信状態の設定
処理があげられているが、その中で初歩的にみえるが意
外に多い誤りとして、通信機器のモジュラジャックの回
線ラインと電話機ラインに対してケーブルを逆挿入して
しまい、正常な設定を行っていながら、通信機機が正常
に動作しないという場合があった。
【0004】しかしながら、上記従来のモデム等の通信
機器では、このような誤接続を検出する機能はなく、ま
た、このような誤接続はかえって気付きにくいため、正
常動作させるまでに時間を要してしまうといった問題が
あった。このような点から、同一のコネクタを備えた通
信機器に対して、誤接続を確実に検出することのできる
装置が求められていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題を
解決するために、通信回線と電話機を接続する伝送路上
に設けられた通信機器において、その通信機器の起動時
に、通信回線からの給電信号によるループ電流を検出す
るループ電流検出回路と、通信回線側のコネクタとを接
続させ、この状態でループ電流検出回路がループ電流を
検出しなかった場合は、回線誤接続であると判定する接
続判定部を設ける。そして、この接続判定部が回線誤接
続であると判定した場合は、誤接続情報を出力する接続
情報出力部とを設けたものである。
【0006】
【作用】本発明の通信機器の回線誤接続検出装置におい
ては、通信機器の起動時、接続判定部は、通信回線側の
コネクタとループ電流検出回路を接続する。そして、こ
の状態でループ電流検出回路がループ電流を検出しなか
った場合は誤接続であると判定する。また、接続情報出
力部は、接続判定部が誤接続であると判定した場合、誤
接続情報を出力する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。図1は本発明の通信機器の回線誤接続検出装
置を適用したデータ通信システムを示す構成図である。
【0008】図のシステムは、通信機器(モデム)10
0とパーソナルコンピュータ200とが接続されたシス
テムである。通信機器100は、パーソナルコンピュー
タ200のデータ変復調処理等を行うモデムであり、以
下、通信機器100をモデムとして説明する。また、パ
ーソナルコンピュータ200は、通信回線を介してデー
タ伝送処理を行うデータ端末としての機能を有する情報
処理装置である。
【0009】モデム100は、モデム部1、表示部2、
スピーカ3、ループ電流検出回路4、直流保持回路5、
リレー6、通信回線用コネクタ7、電話機用コネクタ8
からなる。モデム部1は、変復調処理やデータ圧縮とい
ったモデム100としての通信制御処理を行うモジュー
ルであり、接続判定部11と接続情報出力部12を備え
ている。
【0010】接続判定部11は、モデム100の起動
時、リレー制御信号によって、リレー6をモデム部1側
に切り替え、通信回線用コネクタ7とループ電流検出回
路4とを接続し、この状態でループ電流検出回路4から
ループ電流検出信号が出力されるか否かを判定し、ルー
プ電流を検出しなかった場合は、誤接続であると判定す
る機能を有している。
【0011】また、接続情報出力部12は、接続判定部
11の判定結果が誤接続であった場合、誤接続情報を表
示部2やスピーカ3あるいはパーソナルコンピュータ2
00に出力する機能を有している。表示部2は、LED
(発光ダイオード)等からなる表示部であり、接続判定
部11の判定結果に基づき点灯/非点灯を行うものであ
る。また、スピーカ3は、接続判定部11の判定結果が
誤接続である場合にアラーム出力を行う等の機能を有す
るものである。
【0012】ループ電流検出回路4は、通信回線側(通
信網の交換機)より供給される給電信号(−48V)に
より、直流保持回路5を介して流れるループ電流を検出
する回路であり、通常、モデム100では、回線の切断
の判断等を行うために設けられている。また、直流保持
回路5は、回線からのループ電流を保持する、即ち、電
話機におけるオフフック状態を構成するための回路であ
る。尚、これらループ電流検出回路4および直流保持回
路5は、通常のモデムに装備されている既知の回路であ
る。
【0013】リレー6は、モデム部1によって制御さ
れ、通信回線用コネクタ7への伝送路をモデム部1と電
話機用コネクタ8との切り替えを行うものである。ま
た、通信回線用コネクタ7および電話機用コネクタ8
は、同一形状のモジュラジャックであり、各コネクタ
7、8は、各々のモジュラプラグが挿入されるよう構成
されているものである。そして、モデム100とパーソ
ナルコンピュータ200とは、RS−232C等のシリ
アルインタフェースで接続されている。
【0014】次に、上記構成のシステムにおける通信機
器の回線誤接続検出装置の動作を説明する。モデム10
0の電源が投入されると、接続判定部11は、リレー制
御信号によって、リレー6をモデム部1側(ループ電流
検出回路4側)に切り替えるよう指示する(図中、実線
で示す状態)。そして、この状態でループ電流検出回路
4から出力されるループ電流検出信号を監視する。
【0015】ループ電流検出回路4は、ループ電流を検
出した場合にループ電流検出信号を出力するよう構成さ
れており、従って、通信回線用コネクタ7側が通信回線
に正常接続されていた場合、ループ電流検出回路4は、
ループ電流検出信号を出力する。このため、接続判定部
11は、正常接続されていると判定し、また、接続情報
出力部12も誤接続情報は送出しない。
【0016】一方、通信回線用コネクタ7側が通信回線
に対して接続されていなかった場合、ループ電流検出回
路4からはループ電流検出信号は出力されないため、接
続判定部11は、誤接続であると判定する。そして、接
続判定部11が誤接続と判定することにより、接続情報
出力部12は、図中の破線に示すように、誤接続情報と
して表示部2への点灯指示やスピーカ3からのアラーム
出力、あるいはパーソナルコンピュータ200へのメッ
セージ出力を行う。
【0017】以上のように、上記実施例では、モデム1
00の起動時に通信回線用コネクタ7側からループ電流
が検出されなかった場合は、誤接続であることを表示す
るようにしたので、設定時等の誤接続を防止し、誤接続
による無用な手間を省くことができる。
【0018】また、上記実施例では、誤接続状態を、表
示部2の表示やスピーカ3からの音声出力、あるいはパ
ーソナルコンピュータ200でのメッセージ表示といっ
た構成で表示するよう構成したので、モデム100にお
けるコードの接続状態を的確に把握することができる。
【0019】更に、上記実施例では、モデム100が一
般に備えているループ電流検出回路4からのループ電流
検出によって、回線の誤接続判定を行うよう構成してい
るため、誤接続判定のために新たな回路の追加等を行う
必要がなく、従って、この機能を実現するためのコスト
上昇も殆ど伴うことがない。
【0020】尚、上記実施例では、通信回線用コネクタ
7側のループ電流の検出で誤接続判定を行ったが、電話
機用コネクタ8をループ電流検出回路4に接続するリレ
ー等を設けることによって、電話機用コネクタ8側から
も誤接続判定を行うことができる。即ち、本来、給電信
号が検出されない電話機用コネクタ8側からループ電流
が検出された場合、接続判定部11は誤接続であると判
定するものである。
【0021】また、モデム100の起動時に通信回線用
コネクタ7と電話機用コネクタ8との双方に対してルー
プ電流が検出されるか否かを調べ、この結果によって誤
接続判定を行うようにすれば、誤接続判定を更に正確に
行うことができる。
【0022】尚、上記実施例では、通信機器としてパー
ソナルコンピュータ200の通信制御を行うモデム10
0を例にとって説明したが、これに限定されるものでは
なく、ファクシミリ装置等、通信回線に対するコネクタ
と、電話機に対するコネクタが同一形状である通信機器
であれば、他の機器であっても適用可能である。
【0023】そして、上記実施例のデータ通信システム
では、通信機器としてのモデム100を、通信回線と電
話機とを接続する伝送路上に設けているが、伝送路上と
いう条件を満たしていれば、特に、モデム100に対し
て電話機が接続されていなくてもよい。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の通信機器
の回線誤接続検出装置によれば、通信機器の起動時に、
ループ電流検出回路を通信回線側のコネクタに接続し、
ループ電流が検出されるか否かによって、誤接続判定を
行うよう構成したので、通信機器の設定時に誤接続があ
った場合は、これを確実に通知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通信機器の回線誤接続検出装置を適用
したデータ通信システムの構成図である。
【符号の説明】
2 表示部 3 スピーカ 4 ループ電流検出回路 7 通信回線用コネクタ 8 電話機用コネクタ 11 接続判定部 12 接続情報出力部 100 通信機器(モデム)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線と電話機を接続する伝送路上に
    設けられ、当該電話機を接続するためのコネクタと前記
    通信回線に接続するためのコネクタの形状が等しい通信
    機器の回線誤接続検出装置であって、 前記通信回線からの給電信号によるループ電流を検出す
    るループ電流検出回路と、 前記通信機器の起動時に、前記通信回線に対するコネク
    タと前記ループ電流検出回路とを接続し、この状態で当
    該ループ電流検出回路がループ電流を検出しなかった場
    合は、回線誤接続であると判定する接続判定部と、 前記接続判定部が回線誤接続であると判定した場合は、
    誤接続情報を出力する接続情報出力部とを備えたことを
    特徴とする通信機器の回線誤接続検出装置。
  2. 【請求項2】 通信回線と電話機を接続する伝送路上に
    設けられ、当該電話機を接続するためのコネクタと前記
    通信回線に接続するためのコネクタの形状が等しい通信
    機器の回線誤接続検出装置であって、 前記通信回線からの給電信号によるループ電流を検出す
    るループ電流検出回路と、 前記通信機器の起動時に、前記電話機に対するコネクタ
    と前記ループ電流検出回路とを接続し、この状態で当該
    ループ電流検出回路がループ電流を検出した場合は、回
    線誤接続であると判定する接続判定部と、 前記接続判定部が回線誤接続であると判定した場合は、
    誤接続情報を出力する接続情報出力部とを備えたことを
    特徴とする通信機器の回線誤接続検出装置。
JP19470394A 1994-07-27 1994-07-27 通信機器の回線誤接続検出装置 Pending JPH0846719A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08214084A (ja) * 1995-02-03 1996-08-20 Micro Sogo Kenkyusho:Kk 回線インタフェース装置
JP2007199812A (ja) * 2006-01-24 2007-08-09 Chugoku Electric Power Co Inc:The Lanスイッチのネットワーク障害回避装置及びこれを用いたネットワーク障害回避方法
US8644456B2 (en) 2009-05-29 2014-02-04 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Improper connection determination method and communication apparatus

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