JPH0697942A - データ伝送装置 - Google Patents

データ伝送装置

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JPH0697942A
JPH0697942A JP4199508A JP19950892A JPH0697942A JP H0697942 A JPH0697942 A JP H0697942A JP 4199508 A JP4199508 A JP 4199508A JP 19950892 A JP19950892 A JP 19950892A JP H0697942 A JPH0697942 A JP H0697942A
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JP
Japan
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communication processing
data
data communication
bus
control unit
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JP4199508A
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Hiroyuki Arikawa
裕之 有川
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 データ伝送に対する信頼性が高く、異常箇所
の発見を容易にさせる。 【構成】 制御ユニット5cで制御ユニット5dのフォ
トカプラ11cに電力の供給停止が検出されると、OR
13cはハイレベルでリレー回路16cを駆動させる。
リレー回路16cは、制御ユニット5dとのバスライン
2接続を切り離すと共に終端抵抗R6を挿入する。そし
て、OR13cのハイレベル出力によって発光ダイオー
ド19cを発光させて、終端状態を表す表示を行う。従
って、電力供給をしない異常な制御ユニット5dは、バ
スライン2から切り離され、正常な制御ユニット5b〜
5c間でデータ伝送を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はデータ伝送装置に関
し、特に複数のデータ通信処理モジュールのバスが直列
的に接続され、これらの複数のデータ通信処理モジュー
ル間でデータ伝送を行うものに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、アメリカのEIA(電子工業会)
で規格化されたRS485インタフェース方式を使用し
たデータ伝送システムが実用されている。そして、この
RS485インタフェース方式は、例えばバス構成に利
用されて、ネットワーク伝送システムなどにも利用され
ている。
【0003】図2は、従来の一例のPBX(構内交換
機)内のユニット間のデータ伝送方式の構成例である。
【0004】この図2において、この交換機は、制御ユ
ニット5a〜5eのコネクタがマザーボード7のバスラ
イン2に接続されて構成されている。この制御ユニット
5a〜5eは、例えば、加入者からの信号を処理するも
のである。そして、制御ユニット5aは、ドライバ3a
を備えて、データをドライブしてバスライン2に出力で
きる様に構成されている。そして、この制御ユニット5
aにはバスライン2の左端を終端するための終端抵抗1
aが接続されている。そして、バスライン2との接続は
コネクタ6a1、6a2で行われている。
【0005】制御ユニット5b〜5eは、制御ユニット
5aから出力されたデータをバスライン2から取り込む
ための装置である。そして、制御ユニット5b〜5d
は、同じ構成であって、内部にレシーバ4b〜4dを備
えてバスライン2からデータを取り込む様に構成されて
いる。そして、制御ユニット5eは、バスライン2から
データを取り込むレシーバ4eが備えられ、更にバスラ
イン2の右端を終端するための終端抵抗1eが備えられ
ている。
【0006】この様に構成することによって、制御ユニ
ット5aから送出されたデータが、制御ユニット5b〜
5eで受信することができる。そして、この図2の構成
においては、バスライン2に制御ユニット5a〜5eが
5個接続されているが、最大32個接続して各制御ユニ
ット間でデータ通信を行うことができる。
【0007】また、バスライン2の右端と左端に終端抵
抗を接続するのは、解放にしておくと、解放端のインピ
ーダンスは各制御装置からみると、無限大のインピーダ
ンスを持つ信号線(ケーブル)を接続したことと同じ状
態にみられる。従って、反射率が100%となる。そこ
で、各制御装置の入力インピーダンス(十kΩ程度)を
含むバスラインのインピーダンスと同等のインピーダン
スの抵抗を両端に接続して反射が起こらない様にしてい
る。例えば、この終端抵抗は数百Ω程度である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記図
2の構内交換機内のデータ伝送装置において、例えば、
いずれかの制御ユニット内のバスライン2の断線、未接
続状態がおきると、バスライン2が解放されている部分
から信号の反射が起こりバスライン2を伝送される信号
レベルの変化や、位相が乱れた信号などの発生が起こ
り、各制御ユニットの受信データに誤りが生じるという
問題がある。
【0009】例えば、制御ユニット5dのコネクタ6d
1が未接続状態にされると、当然制御ユニット5d及び
5eでは、制御ユニット5aからのデータを受信するこ
とはできない、しかもコネクタ6d1の部分でバスライ
ン2が解放されるため反射が起こり、残されたバスライ
ン2に接続されている制御ユニット5a〜5cにおける
受信信号レベルが上昇し、更に波形が乱れ検出した受信
データ出力に誤りが起きるという問題がある。
【0010】また、コネクタの未接続でけでなく、制御
ユニット5d内における破壊などによってバスライン2
に断線が起きると、上述と同様な問題が起きる。また、
破壊などの故障によって、バスライン2がショート(短
絡)状態にされると、反射は0になるが、バスライン2
には電位差がなくなり、従って、制御ユニット5a〜5
cにおいて、受信信号レベルが0となり受信データを得
ることができないという問題がある。
【0011】また、上記の様な故障や異常が発生した場
合に、いずれの箇所が故障や異常なのかを発見すること
が容易ではないという問題もある。
【0012】従って、いずれかのバスライン2上の一部
の制御ユニットで故障や異常があった場合に、バスライ
ン2上の全ての制御ユニット間でデータ通信ができなく
なるのではなく、正常なバスライン2上に接続されてい
る制御ユニット間ではデータ通信を可能とし、故障や異
常箇所の発見が容易にできるものが要請されていた。こ
の発明は、以上の課題に鑑み為されたものであり、その
目的とするところは、データ伝送に対する信頼性が高
く、異常箇所の発見が容易なデータ伝送装置を提供する
ことである。
【0013】
【課題を解決するための手段】この第1の発明は、以上
の目的を達成するために、複数のデータ通信処理モジュ
ールのバスが直列的に接続され、上記データ通信処理モ
ジュール間でデータ伝送を行うデータ伝送装置におい
て、以下の特徴的な各手段を備えて実現した。
【0014】つまり、上記各データ通信処理モジュール
は、上記バスから供給されるデータの状態を判断し、デ
ータ異常が検出された場合に異常信号を出力するデータ
判断手段と、上記異常信号を隣接する上記データ通信処
理モジュールに供給する異常信号供給手段と、上記デー
タ通信処理モジュールから上記異常信号が供給される
と、上記異常信号を発生している上記データ通信処理モ
ジュールを上記バスから切り離す切り離し手段と、上記
上記異常信号を供給されるとバスを終端する終端手段と
を備える。
【0015】そして、上記各データ通信処理モジュール
は、異常信号が供給されると、上記異常信号を供給した
データ通信処理モジュールを上記バスから切り離し、上
記バスを終端することを特徴とする。
【0016】また、第2の発明は、上述の目的を達成す
るために、複数のデータ通信処理モジュールのバスが直
列的に接続され、上記データ通信処理モジュール間でデ
ータ伝送を行うデータ伝送装置において、以下の特徴的
な各手段を備えて実現した。つまり、上記各データ通信
処理モジュールは、電力を隣接する上記データ通信処理
モジュールに供給する電力供給手段と、上記データ通信
処理モジュールからの上記電力の供給の有無を判断し、
無と判断されると、上記電力を供給していないデータ通
信処理モジュールを上記バスから切り離す切り離し手段
と、上記電力供給無と判断されると上記バスを終端する
終端手段とを備える。
【0017】そして、上記各データ通信処理モジュール
は、隣接する上記データ通信処理モジュールから上記電
力供給が供給されていないと判断すると、電力を供給し
ていない上記データ通信処理モジュールを上記バスから
切り離し、上記バスを終端することを特徴とする。
【0018】また、上述の第1の発明又は第2の発明
で、上記バスへの終端において、終端状態を可視的に表
示する表示手段を備えることも好ましい。
【0019】
【作用】この第1発明によれば、データ判断手段でバス
から供給されるデータの状態を判断し、異常と判断され
ると異常信号を隣接するデータ通信処理モジュールに供
給して、このデータ通信処理モジュールで、異常を発生
しているデータ通信処理モジュールをバスから切り離し
て、しかもバスを終端するので、異常なデータ通信処理
モジュールはバスから切り離し、正常なデータ通信処理
モジュール間でデータ伝送を行うことができる。
【0020】また、第2の発明においても、隣接するデ
ータ通信処理モジュールからの電力供給がなければ、電
力供給経路に何等かの異常が起きていると判断でき、こ
の場合には、電力供給をしていないデータ通信処理モジ
ュールをバスから切り離し、しかもバスを終端すること
ができるので、正常なデータ通信処理モジュール間でデ
ータ伝送を行うことができる。
【0021】また、上記第1又は第2の発明において、
表示手段を備えることによって、終端状態を可視的に表
示させることができるので、終端されているデータ通信
処理モジュールの位置を容易に発見することができ、従
って、終端されているデータ通信処理モジュールに隣接
するモジュールで異常が起きていることを容易に発見す
ることができる。また、電力供給の有無を検出し、異常
を判断しているので構成が簡単である。
【0022】従って、データ伝送装置内のいずれかのデ
ータ通信処理モジュールに異常が起きても、自動的にこ
の異常なデータ通信処理モジュールをバスから切り離
し、バスの終端位置を最適に変更することができるの
で、データ伝送装置の信頼性を向上させ、しかも故障位
置の発見を容易にさせることができる。
【0023】
【実施例】次にこの発明に係るデータ伝送装置の好適な
一実施例を図面を用いて説明する。
【0024】この一実施例においては、上述の図2の交
換機内のデータ伝送装置において、制御ユニット5dに
おいて、故障が発生、又は未接続状態が発生してバスラ
イン2に接続されている制御ユニット5d及び5eでバ
スライン2からのデータが受信できなくなる障害時と、
制御ユニット5cが未接続状態にされた場合の動作につ
いて説明する。
【0025】図1はこの一実施例のデータ伝送装置にお
ける制御ユニット5c及び5dの機能ブロック図であ
る。そして、制御ユニット5a〜5eは、基本的に図1
の構成と同じ構成で実現でき、尚、バスライン終端用の
制御ユニット5a、5eは、通常のときにバスライン終
端抵抗が挿入される様に制御される。
【0026】制御ユニット5dが正常時の場合の動作 この図1において、いずれの制御ユニット5a〜5eに
おいても、故障や未接続状態がおきていない正常な場合
においては、例えば制御ユニット5dのレシーバ4d
は、バスライン2からの受信信号をマンチェスタデコー
ダ9dに供給して、デコードなどを行い、受信データを
出力すると共に、受信データ異常検出回路10dに供給
して例えば、パリティ検査などを行い、CPU113な
どで異常がないと判断されると、正常信号(ハイレベル
信号)を出力して、トランジスタTr2をオン動作さ
せ、このオン動作によって、制御ユニット5cのフォト
カプラ12cはオン動作されて、このオン動作によっ
て、このフォトカプラ12cはロウレベル信号を出力す
る。
【0027】このロウレベル信号はOR13cに供給さ
れる。一方、制御ユニット5dからフォトカプラ11c
に電力が供給されているので、このフォトカプラ11c
はオン動作されて、ロウレベル信号をOR13cに供給
する。そして、OR13cはロウレベル信号をインバー
タ14cに供給する。インバータ14cはハイレベルを
出力するので発光ダイオード19cは発光せず、終端状
態を表さない。
【0028】一方、上記OR13cのロウレベル出力は
バッファアンプ15cにも供給されるので、このバッフ
ァアンプ15cは、このロウレベル信号をリレー回路1
6cの電磁石部に供給して非駆動し、この非駆動によっ
て内部のスイッチ17c及び18cは切り換えられず、
図示の実線状態にされる。つまり、バスライン2には終
端抵抗R6は挿入されない。
【0029】制御ユニット5dが異常時の場合の動作 一方、制御ユニット5dにおいて、レシーバ4dや、マ
ンチェスタデコーダ9dなどで故障がおきると、受信デ
ータ異常検出回路10dは常時受信データのパリティチ
ェックなどを行っていて、CPU113などで異常を検
出すると異常検出信号(ロウレベル)を出力する。この
異常検出信号(ロウレベル)は、トランジスタTr2に
供給されてオフされる。このトランジスタTr2がオフ
されると、制御ユニット5cのフォトカプラ12cがオ
フされる。
【0030】このフォトカプラ12cがオフされると、
ハイレベル信号がOR(論理和回路)13cに供給され
る。一方、制御ユニット5cのフォトカプラ11cには
電力が制御装置5dから供給されているので、制御ユニ
ット置5cと5dが接続状態においては、オンされてお
り、従って、ロウレベル信号がOR13cに供給され
る。そして、OR13cは、論理和出力としてハイレベ
ル信号を出力する。
【0031】このOR13cから出力されたハイレベル
信号はバッファアンプ15cに供給されて、このバッフ
ァアンプ15cは、リレー回路16cにこのハイレベル
信号を供給して、リレー回路16cの電磁石部を駆動動
作させて、内部のスイッチ17c及び18cを実線側の
接点から点線側の接点に切り換えさせる。このためバス
ライン2に終端抵抗R6が接続されると共に、バスライ
ン2から制御ユニット5dが切り離される。
【0032】つまり、制御ユニット5d及び5eがバス
ライン2から切り離され、代わって制御装置5cがバス
ライン2の右端の終端制御ユニットとして機能し、例え
ば、制御ユニット5aから送出されたデータは、制御ユ
ニット5b、5cで正常に受信することができる。
【0033】そして、OR13cは、論理和出力として
ハイレベル信号を出力し、このハイレベル信号によって
インバータ14cはロウレベルを出力して発光ダイオー
ド19cをオンさせて制御ユニット5cの終端状態であ
ることを表示させることができる。
【0034】制御ユニット5dが未接続状態にされた場
合の動作 また、制御ユニット5dの例えばコネクタ6d1が未接
続状態にされると、当然、制御ユニット5cのフォトカ
プラ11cには電力が供給されないので、オフ動作し、
フォトカプラ12cも制御ユニット5dのトランジスタ
Tr2との信号ラインが解放されるので、オフ動作す
る。従って、OR13cには、フォトカプラ11c、1
2cからハイレベル信号が供給され、OR13c出力と
してハイレベル信号を出力する。従って、上記の動作
と同様にリレー回路16cが駆動され、バスライン2に
は終端抵抗R6が挿入され、制御ユニット5dがバスラ
イン2から切り離される。同時に発光ダイオード19c
が発光されて、制御ユニット5cにおいて終端されてい
ることを表示させることができる。
【0035】そして、制御ユニット5dが故障修理など
の後に再び接続状態にされた場合は、制御ユニット5d
から電力がフォトカプラ11cに供給される。一方、制
御ユニット5dの受信データ異常検出回路10dのCP
U113は、最初にハイレベル信号をある時間出力し、
トランジスタTr2をオンさせる。このオン動作によっ
てフォトカプラ12cもオンされて、OR13cの両方
の入力はロウレベルで供給されるので、ロウレベル出力
をバッファアンプ15cに供給する。
【0036】バッファアンプ15cは、このロウレベル
信号によってリレー回路16cを駆動させないので、終
端抵抗R6がバスライン2から切り離され、同時に制御
ユニット5cと5dのバスライン2が接続される。そし
て、制御ユニット5dのレシーバ4dでバスライン2か
らのデータを取り込み、マンチェスタデコーダ9dでデ
コードして得られたデータを受信データ異常検出回路1
0dで検査して、異常がなければCPU113は、その
ままデータ正常を表すハイレベル信号を出力する。
【0037】しかしながら、制御ユニット5dで何等か
の原因で異常と判定されると、CPU113はそれまで
のハイレベル信号からロウレベル信号(異常信号)に変
更して出力する。この異常信号によって、上述のの動
作と同様に動作して、制御ユニット5cはリレー回路1
6cで、制御ユニット5dとのバスライン2を切り離
し、同時に終端抵抗R6でバスライン2を終端して反射
を生じさせない。
【0038】制御ユニット5cが未接続状態にされた場
合の動作 また、制御ユニット5cのコネクタ6c2が未接続状態
にされると、制御ユニット5cから制御ユニット5dの
フォトカプラ20dに供給されている電力が供給されな
くなるのでオフされ、従って、ハイレベル信号がバッフ
ァアンプ21dに供給される。バッファアンプ21d
は、このハイレベル信号をリレー回路23d(詳細を図
4の機能ブロックに示す。)に供給し、電磁石部193
を駆動して、スイッチ191及び192を切り換えさ
せ、制御ユニット5cとのバスライン接続を切り離すと
共に、バスライン2に終端抵抗R22を挿入する。
【0039】また、バッファアンプ21dのハイレベル
出力によって、ドライバ13dをオンにさせて、マンチ
ェスタエンコーダ22cからのエンコードデータをドラ
イバ13dからバスライン2に出力させ、制御ユニット
5dと制御ユニット5eとのデータ伝送を可能にさせる
ことができる。
【0040】図3はこの一実施例における上述の受信デ
ータ異常検出回路10c及び10dの一例の機能ブロッ
ク図である。
【0041】この図3において、直列/並列変換回路1
11はマンチェスタデコーダ9c又は9dから直列デー
タを取り込むと、並列データに変換してパリティ検査回
路112に供給する。ここで例えばパリティ検査を行っ
て、異常か否かをCPU113に供給する。そして、C
PU113は、異常と判定すると、例えば、ロウレベル
信号で異常信号を出力する。正常ならばハイレベル信号
を出力する。この異常信号及び正常信号はトランジスタ
Tr1又はTr2に供給する。
【0042】以上の一実施例によれば、データ伝送装置
内のバスライン2に直列的に接続されているいずれかの
制御ユニット(例えば、制御ユニット5d)が故障又は
未接続状態にされると、自動的に隣接する制御ユニット
(例えば、制御ユニット5c)が終端され、同時に終端
状態を表す表示をさせることができ、しかも異常が起き
ている制御ユニットをバスライン2から切り離すること
ができるので、正常な制御ユニット間ではデータ伝送を
継続して行うことができ、上記表示によって異常な制御
ユニットの発見が容易になるという効果がある。
【0043】また、各制御ユニットにおけるバスライン
2からの切り離しや、バスライン2を終端させるための
構成を同じ構成で実現でき、バスライン2における制御
ユニットの挿入位置にあった、最適な終端を自動的に行
うことができる。
【0044】従って、信頼性の高く、異常制御ユニット
位置の発見が容易なデータ伝送装置が実現でき、この様
なデータ伝送装置は例えば交換機などの加入者信号処理
用のデータ通信処理ボード(パッケージ)などに適用し
て好適である。
【0045】以上の一実施例においては、交換機でのデ
ータ伝送を例に説明したが、これに限るものではない。
従って、制御ユニット5a〜5eについて説明したが、
当然に制御ユニットは、一般的な通信機能を有する処理
モジュールや処理ボードであっても適用することができ
る。
【0046】また、以上の一実施例において、各制御ユ
ニットの機能ブロックを図1、図3、図4で示したが、
この機能ブロックに限定するものでない。例えば、フォ
トカプラ11、12、20を使用したが、他の回路素子
などで実現してもよい。また、マンチェスタエンコーダ
22、マンチェスタデコーダ9を使用したが、これに限
るものではない。また、バスライン2に接続される制御
ユニットの数も2以上であれば適用することができる。
【0047】また、以上の一実施例の図1においては、
各制御ユニットが隣接する制御ユニットからの電力供給
の有無の確認情報と、受信データが異常か否かの情報と
からリレー回路16を制御する様に構成したが、これに
限るものではない。いずれかの一方の情報でリレー回路
16の制御をする様に構成してもよい。
【0048】
【発明の効果】以上述べた様にこの第1の発明によれ
ば、各データ通信処理モジュールは、データ判断手段
と、異常信号供給手段と、切り離し手段と、終端手段と
を備えて、上記各データ通信処理モジュールは、異常信
号が供給されると、上記異常信号を供給したデータ通信
処理モジュールを上記バスから切り離し、上記バスを終
端することができるので、正常なデータ通信処理モジュ
ール間でデータ伝送を行うことができる。しかもデータ
伝送品質を精度よく監視することができる。
【0049】また、第2の発明によれば、各データ通信
処理モジュールは、電力供給手段と、切り離し手段と、
終端手段とを備えて、電力供給無と判断されると上記バ
スからの切り離しを行い、上記バスを終端するので、正
常なデータ通信処理モジュール間でデータ伝送を行うこ
とができる。また、電力供給の有無を検出し、異常を判
断しているので構成が簡単である。
【0050】また、表示手段を備えることで、終端され
ているデータ通信処理モジュールに隣接するモジュール
で異常が起きていることを容易に発見することができ
る。
【0051】従って、データ伝送装置内のいずれかのデ
ータ通信処理モジュールに異常が起きても、自動的にこ
の異常なデータ通信処理モジュールをバスから切り離
し、バスの終端位置を変更することができるので、デー
タ伝送装置の信頼性を向上させ、しかも故障位置の発見
を容易にさせることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例のデータ伝送装置の機能ブ
ロック図である。
【図2】従来例のデータ伝送装置の機能ブロック図であ
る。
【図3】一実施例の受信データ異常検出回路の機能ブロ
ック図である。
【図4】一実施例のリレー回路部の機能ブロック図であ
る。
【符号の説明】
2…バスライン、5…制御ユニット、10…受信データ
異常検出回路、11〜12、20…フォトカプラ、1
6、23…リレー回路、19…発光ダイオード、R6、
R16、R21、R22…終端抵抗。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 29/00 25/02 W 8226−5K

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のデータ通信処理モジュールのバス
    が直列的に接続され、上記データ通信処理モジュール間
    でデータ伝送を行うデータ伝送装置において、 上記各データ通信処理モジュールは、 上記バスから供給されるデータの状態を判断し、データ
    異常が検出された場合に異常信号を出力するデータ判断
    手段と、 上記異常信号を隣接する上記データ通信処理モジュール
    に供給する異常信号供給手段と、 上記データ通信処理モジュールから上記異常信号が供給
    されると、上記異常信号を発生している上記データ通信
    処理モジュールを上記バスから切り離す切り離し手段
    と、 上記上記異常信号を供給されるとバスを終端する終端手
    段とを備えて、 上記各データ通信処理モジュールは、異常信号が供給さ
    れると、上記異常信号を供給したデータ通信処理モジュ
    ールを上記バスから切り離し、上記バスを終端すること
    を特徴とするデータ伝送装置。
  2. 【請求項2】 複数のデータ通信処理モジュールのバス
    が直列的に接続され、上記データ通信処理モジュール間
    でデータ伝送を行うデータ伝送装置において、 上記各データ通信処理モジュールは、 電力を隣接する上記データ通信処理モジュールに供給す
    る電力供給手段と、 上記データ通信処理モジュールからの上記電力の供給の
    有無を判断し、無と判断されると、上記電力を供給して
    いないデータ通信処理モジュールを上記バスから切り離
    す切り離し手段と、 上記電力供給無と判断されると上記バスを終端する終端
    手段とを備えて、 上記各データ通信処理モジュールは、隣接する上記デー
    タ通信処理モジュールから上記電力供給が供給されてい
    ないと判断すると、電力を供給していない上記データ通
    信処理モジュールを上記バスから切り離し、上記バスを
    終端することを特徴とするデータ伝送装置。
  3. 【請求項3】 上記バスへの終端において、終端状態を
    可視的に表示する表示手段を備えることを特徴とする請
    求項1又は2に記載のデータ伝送装置。
JP4199508A 1992-07-27 1992-07-27 データ伝送装置 Pending JPH0697942A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015170148A (ja) * 2014-03-07 2015-09-28 日本電気株式会社 制御回路、情報処理装置、および、制御方法

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JP2015170148A (ja) * 2014-03-07 2015-09-28 日本電気株式会社 制御回路、情報処理装置、および、制御方法

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