JP2901406B2 - 誤実装保護装置 - Google Patents

誤実装保護装置

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JP2901406B2
JP2901406B2 JP4020883A JP2088392A JP2901406B2 JP 2901406 B2 JP2901406 B2 JP 2901406B2 JP 4020883 A JP4020883 A JP 4020883A JP 2088392 A JP2088392 A JP 2088392A JP 2901406 B2 JP2901406 B2 JP 2901406B2
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plug
package
signal
packages
wiring board
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恭子 三上
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Nippon Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は誤実装保護装置に関し、
特にディジタル電気通信機器においてプラグインパッケ
ージをバックワイヤリングボードにプラグイン実装して
使用する場合の誤実装保護装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図2を参照すると、誤実装を検出するた
めに従来は、バックワイヤリングボード3、バックワイ
ヤリングボード3にそれぞれ実装されてバックワイヤリ
ングボード3内の信号バス(図示省略)を介してバック
ワイヤリングボード3に接続される他のプラグインパッ
ケージ(図示省略)との間で信号の送受信を行う複数の
プラグインパッケージ4とを備える。ここでは、代表的
に1つのプラグインパッケージ4を図示している。詳述
すると、プラグインパッケージ4がバックワイヤリング
ボード3にプラグイン実装されると、バックワイヤリン
グボード3からプラグインパッケージ4に対して信号線
fを介してパッケージ種別指定信号が供給され、比較回
路40の一方の入力部に入力される。比較回路40のも
う一方の入力部には信号線gを介してプラグインパッケ
ージ4内の他の回路(図示省略)から自らのパッケージ
の種別を認識するパッケージ種別識別信号が入力され
る。比較回路40はパッケージ種別指定信号の信号パタ
ーンとパッケージ種別識別信号の信号パターンとを比較
して一致・不一致を判定し、不一致を検出すると信号線
mを介して不一致を示す信号を出力する。即ち、プラグ
インパッケージ4のプラグインされた位置が間違ってい
ることを知らせる。ここで、パッケージ種別識別信号は
機能の異なる何種類かのパッケージの識別ができるよう
に予め付与されたパターンコードであり、パッケージに
よってそれぞれ異なる。また、パッケージ種別指定信号
はバックワイヤリングボード3の何箇所かの実装位置に
対応させて実装位置ごとに予めパターンコードが定めら
れており、実装位置によってそれぞれ異なる。また、プ
ラグインパッケージ4は出力部にドライブバッファ41
を有し、プラグインパッケージ4内の他の回路(図示省
略)から信号線hを介して入力される情報伝達信号をド
ライブバッファ41を通して信号線kへ出力し、バック
ワイヤリングボード3内の信号バスを介してこのバック
ワイヤリングボード3に実装される他のプラグインパッ
ケージの各各へ伝達する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】機能の異なる複数のプ
ラグインパッケージ4がバックワイヤリングボード3に
プラグイン実装される際には、一般的に各各のプラグイ
ンパッケージ4のプラグインされる位置が予め決められ
ており、各各指定された位置にプラグインされて使用さ
れる。また、ディジタル電気通信機器において、機能の
異なる複数のプラグインパッケージ4を共通のバックワ
イヤリングボード3にプラグイン実装して使用する場
合、複数のプラグインパッケージ4の相互間の信号の送
受信の際に使用される信号線は一般的にバックワイヤリ
ングボード3内の信号バスが共用され、予め定められた
伝送手順に従って相互に情報伝達信号の送受信が行われ
る。このような状態で使用されるプラグインパッケージ
4がバックワイヤリングボード3にプラグインされる際
に実装位置を間違えて別の位置にプラグインされた場
合、比較回路40はプラグインパッケージ4が間違った
位置にプラグインされたことを知らせる信号を信号線m
に出力するが、この信号はアラームの表示あるいはアラ
ームの記録に使用されているだけである。従って、ドラ
イブバッファ41からは信号線kを介してバックワイヤ
リングボード3内の信号バスへ情報伝達信号が送出され
るので、その時信号バスに出力されている他のプラグイ
ンパッケージからの情報信号と衝突を起こし、相互のパ
ッケージあるいはシステム全体の誤動作や障害が生じる
ことを免れない。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明による誤実装保護
装置は、複数のプラグインパッケージを実装し前記プラ
グインパッケージの各各へパッケージ種別を指定する種
別指定信号を出力するとともに前記プラグインパッケー
ジの各各から入力される情報伝達信号を該当する他の
記プラグインパッケージの各各へ伝達するパッケージ間
情報伝達の仲介をするバックワイヤリングボードと;
記プラグインパッケージの各各が前記バックワイヤリン
グボードからの前記種別指定信号と自内部からの自らの
パッケージ種別を識別する種別識別信号とを入力されて
前記種別指定信号と前記種別識別信号との一致・不一致
を検出する比較回路と、前記比較回路が不一致を検出し
たとき前記比較回路から入力される制御信号に応答し
自内部から入力され前記バックワイヤリングボードへ
送出前記情報伝達信号の出力を停止するトライステー
ト論理回路とを有する複数のプラグインパッケージと;
を備える
【0005】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。本発明の一実施例を示す図1を参照すると、誤実装
の保護のために、バックワイヤリングボード1と、バッ
クワイヤリングボード1にそれぞれ実装されてバックワ
イヤリングボード1内の信号バス(図示省略)を介して
バックワイヤリングボード1に接続される他のプラグイ
ンパッケージ(図示省略)との間で信号の送受信を行う
複数のプラグインパッケージ2とを備える。ここでは、
代表的に1つのプラグインパッケージ2を図示してい
る。機能の異なる複数のプラグインパッケージがバック
ワイヤリングボードにプラグイン実装される際には一般
的に各各のプラグインパッケージのプラグインされる位
置が予め決められており、各各指定された位置にプラグ
インされて使用される。また、ディジタル電気通信機器
において機能の異なる複数のプラグインパッケージを共
通のバックワイヤリングボードにプラグイン実装して使
用する場合、複数のプラグインパッケージ相互間の信号
の送受信の際に使用される信号線は一般的にバックワイ
ヤリングボード内の信号バスが共用され、予め定められ
た伝送手順に従って相互に情報伝達信号の送受信が行わ
れる。プラグインパッケージ2がバックワイヤリングボ
ード1にプラグイン実装されると、バックワイヤリング
ボード1からプラグインパッケージ2に対して信号線a
を介してパッケージ種別指定信号が供給され比較回路2
0の一方の入力部に入力される。比較回路20のもう一
方の入力部には信号線bを介してプラグインパッケージ
2内の他の回路(図示省略)から自らのパッケージの種
別を認識するパッケージ種別識別信号が入力される。比
較回路20はパッケージ種別指定信号の信号パターンと
パッケージ種別識別信号の信号パターンとを比較して一
致・不一致を判定し、不一致を検出すると信号線eを介
して不一致を示す信号、即ちプラグインパッケージ2の
実装された位置が間違っていることを知らせる信号をト
ライステートバッファ21へ出力する。ここで、パッケ
ージ種別識別信号は機能の異なる何種類かのプラグイン
パッケージ2の識別ができるように予めパッケージごと
に付与されたパターンコードであり、パッケージによっ
てそれぞれ異なる。また、パッケージ種別指定信号はバ
ックワイヤリングボード1の何箇所かの実装位置に対応
させて実装位置ごとに予めパターンコードが定められて
おり、実装位置によってそれぞれ異なる。また、プラグ
インパッケージ2は出力部にトライステートバッファ2
1を有し、通常はプラグインパッケージ2内の他の回路
(図示省略)から信号線cを介して入力される情報伝達
信号をトライステートバッファ21を通して信号線dへ
出力し、バックワイヤリングボード1内の信号バスを介
してこのバックワイヤリングボード1に実装される他の
プラグインパッケージの各各へ伝達する。ここで、プラ
グインパッケージ2がバックワイヤリングボード1にプ
ラグインされる際に実装位置を間違えて別の位置にプラ
グインされた場合、比較回路20はプラグインパッケー
ジ2が間違った位置に実装されたことを示す信号を信号
線eに出力する。トライステートバッファ21は比較回
路20から信号線eを介して誤実装を示す信号がディス
エーブル端子Aに入力されると、出力を停止状態(即
ち、高インピーダンス)にする。従って、信号線cを介
して入力される情報伝達信号は信号線dに出力されず、
プラグインパッケージ2からの情報伝達信号がバックワ
イヤリングボード1へ伝達されない。このため、誤って
実装されたプラグインパッケージ2は周囲の電気的条件
に影響を与えないようにでき、バックワイヤリングボー
ド1内の同じ信号バスに接続されている他のプラグイン
パッケージの各各からの出力との衝突を回避できるの
で、情報伝達信号を相互に送受信するプラグインパッケ
ージ4あるいはシステム全体の誤動作や障害が引き起こ
されるのを防止できる。
【0006】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
プラグインパッケージが実装位置を誤ってバックワイヤ
リングボードにプラグインされた場合でも、他のプラグ
インパッケージからの出力信号との衝突を避けることが
できる。この結果、誤動作および障害が引き起こされる
ことを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の誤実装保護装置を示すブロ
ック図である。
【図2】従来例の誤実装保護方式を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 バックワイヤリングボード 2 プラグインパッケージ 20 比較回路 21 トライステートバッファ A ディスエーブル端子 a,b,c,d,e 信号線

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のプラグインパッケージを実装し前記
    プラグインパッケージの各各へパッケージ種別を指定す
    る種別指定信号を出力するとともに前記プラグインパッ
    ケージの各各から入力される情報伝達信号を該当する他
    前記プラグインパッケージの各各へ伝達するパッケー
    ジ間情報伝達の仲介をするバックワイヤリングボード
    と; 前記プラグインパッケージの各各が前記バックワイヤリ
    ングボードからの前記種別指定信号と自内部からの自ら
    のパッケージ種別を識別する種別識別信号とを入力され
    て前記種別指定信号と前記種別識別信号との一致・不一
    を検出する比較回路と、前記比較回路が不一致を検出
    したとき前記比較回路から入力される制御信号に応答
    して自内部から入力され前記バックワイヤリングボード
    送出前記情報伝達信号の出力を停止するトライステ
    ート論理回路とを有する複数のプラグインパッケージ
    と; を備える ことを特徴とする誤実装保護装置。
JP4020883A 1992-02-06 1992-02-06 誤実装保護装置 Expired - Lifetime JP2901406B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP4020883A JP2901406B2 (ja) 1992-02-06 1992-02-06 誤実装保護装置

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JP4020883A JP2901406B2 (ja) 1992-02-06 1992-02-06 誤実装保護装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05243764A JPH05243764A (ja) 1993-09-21
JP2901406B2 true JP2901406B2 (ja) 1999-06-07

Family

ID=12039599

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JP4020883A Expired - Lifetime JP2901406B2 (ja) 1992-02-06 1992-02-06 誤実装保護装置

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0290219A (ja) * 1988-09-27 1990-03-29 Fuji Electric Co Ltd カード誤装着保護回路
JP2940018B2 (ja) * 1989-10-12 1999-08-25 日本電気株式会社 実装位置検出方式

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JPH05243764A (ja) 1993-09-21

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980303