JPH08256191A - データ処理装置 - Google Patents
データ処理装置Info
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- JPH08256191A JPH08256191A JP7059266A JP5926695A JPH08256191A JP H08256191 A JPH08256191 A JP H08256191A JP 7059266 A JP7059266 A JP 7059266A JP 5926695 A JP5926695 A JP 5926695A JP H08256191 A JPH08256191 A JP H08256191A
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- power supply
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 装置の運用中、ユニットの挿脱時にユニット
からマザーボードへの不定データの出力を防ぐ。 【構成】 マザーボード側に固定される雄形コネクタの
端子長を、接地端子が最も長く、以下給電端子、制御系
端子およびデータ系端子の順に短くなるように予め設定
し、かつ各ユニット21〜2nに電源電圧監視回路34
をそれぞれ設け、電源電圧Vccが所定値を保持していな
い時には“L”レベルを検出信号ESを出力して出力制
御回路35の出力制御信号NSを“H”レベルに設定
し、これによりデータ出力回路32の出力側をハイイン
ピーダンスに固定するように構成する。ユニットのマザ
ーボード挿入時に、先ず接地端子が接続され、次いで給
電端子、制御端子、最後にデータ系端子が接続されるの
で不定データは出力されない。
からマザーボードへの不定データの出力を防ぐ。 【構成】 マザーボード側に固定される雄形コネクタの
端子長を、接地端子が最も長く、以下給電端子、制御系
端子およびデータ系端子の順に短くなるように予め設定
し、かつ各ユニット21〜2nに電源電圧監視回路34
をそれぞれ設け、電源電圧Vccが所定値を保持していな
い時には“L”レベルを検出信号ESを出力して出力制
御回路35の出力制御信号NSを“H”レベルに設定
し、これによりデータ出力回路32の出力側をハイイン
ピーダンスに固定するように構成する。ユニットのマザ
ーボード挿入時に、先ず接地端子が接続され、次いで給
電端子、制御端子、最後にデータ系端子が接続されるの
で不定データは出力されない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば多重化端局装置
や交換装置のように、複数のユニットをマザーボードに
対して挿脱自在にコネクタ接続することにより構成され
るデータ処理装置に関する。
や交換装置のように、複数のユニットをマザーボードに
対して挿脱自在にコネクタ接続することにより構成され
るデータ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にPCM多重化端局装置は、主制御
部や多重分離部等が設けられたマザーボードと、端末イ
ンタフェースなどの端末系回路が設けられた複数のユニ
ットとを備え、これらのユニットを上記マザーボードに
対してコネクタ機構を用いて挿脱自在に接続するように
構成されている。このような構成であれば、端末の増設
時にはマザーボードの空きスロットにユニットを新たに
接続することで対応でき、また接続中のユニットに不具
合が発生した場合には、該当するユニットを交換するこ
とにより復旧することができるので、保守管理を極めて
容易に行なえる利点がある。
部や多重分離部等が設けられたマザーボードと、端末イ
ンタフェースなどの端末系回路が設けられた複数のユニ
ットとを備え、これらのユニットを上記マザーボードに
対してコネクタ機構を用いて挿脱自在に接続するように
構成されている。このような構成であれば、端末の増設
時にはマザーボードの空きスロットにユニットを新たに
接続することで対応でき、また接続中のユニットに不具
合が発生した場合には、該当するユニットを交換するこ
とにより復旧することができるので、保守管理を極めて
容易に行なえる利点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この種の従来
の装置には次のような解決すべき課題があった。すなわ
ち、装置の運用状態において、マザーボードと各ユニッ
トとの間では、電源供給、制御信号の転送およびデータ
の転送がコネクタを介してそれぞれ行なわれる。ところ
が、装置の運用中にユニットの挿着または取り外しを行
なうと、この挿着および取り外しの過渡的状態において
上記電源供給の立上がりおよび切断のタイミングと、制
御信号のオン・オフタイミング、およびデータの立上が
りおよび立下がりタイミングとの相対関係が不定にな
り、この結果ユニットからマザーボードへ不定データが
出力されて、マザーボードのデータバス上でデータ誤り
が発生する心配があった。
の装置には次のような解決すべき課題があった。すなわ
ち、装置の運用状態において、マザーボードと各ユニッ
トとの間では、電源供給、制御信号の転送およびデータ
の転送がコネクタを介してそれぞれ行なわれる。ところ
が、装置の運用中にユニットの挿着または取り外しを行
なうと、この挿着および取り外しの過渡的状態において
上記電源供給の立上がりおよび切断のタイミングと、制
御信号のオン・オフタイミング、およびデータの立上が
りおよび立下がりタイミングとの相対関係が不定にな
り、この結果ユニットからマザーボードへ不定データが
出力されて、マザーボードのデータバス上でデータ誤り
が発生する心配があった。
【0004】本発明は上記事情に着目してなされたもの
で、その目的とするところは、ユニットの挿脱時にユニ
ットからマザーボードへ不定データが出力されないよう
にし、これにより動作信頼性の向上を図ったデータ処理
装置を提供することにある。
で、その目的とするところは、ユニットの挿脱時にユニ
ットからマザーボードへ不定データが出力されないよう
にし、これにより動作信頼性の向上を図ったデータ処理
装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、マザーボードと、複数のユニットとを有
し、これらのマザーボードと複数のユニットとの間の機
械的接続と、電源ライン、制御信号ラインおよびデータ
ラインの電気的接続とを、複数の端子を有する一対のコ
ネクタ機構を用いて挿脱自在に行なうデータ処理装置に
おいて、上記コネクタ機構を、接続時の端子の接触タイ
ミングが少なくともデータラインよりも電源ラインおよ
び制御信号ラインの方が早くなるように端子長を異なら
せて構成し、かつ上記複数のユニットの各々にデータ出
力制御回路を設け、このデータ出力制御回路により、上
記電源ラインを介して上記マザーボードから供給される
電源電圧を監視して、この電源電圧が所定の状態になっ
ていないときの上記データラインへのデータ出力を禁止
するように構成したものである。
に本発明は、マザーボードと、複数のユニットとを有
し、これらのマザーボードと複数のユニットとの間の機
械的接続と、電源ライン、制御信号ラインおよびデータ
ラインの電気的接続とを、複数の端子を有する一対のコ
ネクタ機構を用いて挿脱自在に行なうデータ処理装置に
おいて、上記コネクタ機構を、接続時の端子の接触タイ
ミングが少なくともデータラインよりも電源ラインおよ
び制御信号ラインの方が早くなるように端子長を異なら
せて構成し、かつ上記複数のユニットの各々にデータ出
力制御回路を設け、このデータ出力制御回路により、上
記電源ラインを介して上記マザーボードから供給される
電源電圧を監視して、この電源電圧が所定の状態になっ
ていないときの上記データラインへのデータ出力を禁止
するように構成したものである。
【0006】また本発明は、コネクタ機構を、接続時の
端子の接触タイミングが電源ライン、制御信号ライン、
データラインの順に早くなるように端子長を異ならせて
構成すること、さらには接続時の端子の接触タイミング
が接地ライン、電源ライン、制御信号ライン、データラ
インの順に早くなるように端子長を異ならせて構成した
ことも特徴としている。
端子の接触タイミングが電源ライン、制御信号ライン、
データラインの順に早くなるように端子長を異ならせて
構成すること、さらには接続時の端子の接触タイミング
が接地ライン、電源ライン、制御信号ライン、データラ
インの順に早くなるように端子長を異ならせて構成した
ことも特徴としている。
【0007】
【作用】この結果本発明によれば、ユニットの挿着時に
は電源ラインが接続されてマザーボードからユニットへ
の電源供給が開始されるとともに、制御信号ラインが接
続されてマザーボードからユニットへ制御信号が投入さ
れたのち、最後にデータラインが接続されてデータの出
力が可能となる。このため、ユニットは電源供給を受け
て動作可能状態となり、かつ制御信号の投入を受けて動
作状態が確立された後に、データ出力動作を開始するこ
とになる。一方ユニットの取り外し時には、上記挿着時
とは逆に、先ずデータラインが切断され、次に制御信号
ラインが切断されて最後に電源ラインが切断される。こ
のため、データラインが切断される時点ではユニットは
まだ正常な動作状態を保持していることになり、データ
ラインへ不定データが出力される不具合は生じない。
は電源ラインが接続されてマザーボードからユニットへ
の電源供給が開始されるとともに、制御信号ラインが接
続されてマザーボードからユニットへ制御信号が投入さ
れたのち、最後にデータラインが接続されてデータの出
力が可能となる。このため、ユニットは電源供給を受け
て動作可能状態となり、かつ制御信号の投入を受けて動
作状態が確立された後に、データ出力動作を開始するこ
とになる。一方ユニットの取り外し時には、上記挿着時
とは逆に、先ずデータラインが切断され、次に制御信号
ラインが切断されて最後に電源ラインが切断される。こ
のため、データラインが切断される時点ではユニットは
まだ正常な動作状態を保持していることになり、データ
ラインへ不定データが出力される不具合は生じない。
【0008】したがって、挿着および取り外しの過渡的
状態において、マザーボードへ不定データが出力される
ことはなくなり、これによりマザーボードのデータライ
ン上に他のユニットからのデータが出力されていても、
このデータを破壊する心配はなくなる。
状態において、マザーボードへ不定データが出力される
ことはなくなり、これによりマザーボードのデータライ
ン上に他のユニットからのデータが出力されていても、
このデータを破壊する心配はなくなる。
【0009】しかも本発明では、データ出力制御回路に
おいて電源供給状態が監視されて電源が確実に立上がり
かつデータラインが完全に接触した状態においてのみデ
ータラインへのデータ出力が可能となる。このため、コ
ネクタ機構の挿着時および取り外し時において、例えば
ユニットへの力の入れ具合や挿脱の方向などの操作むら
により、電源ライン、制御信号ラインおよびデータライ
ンの接触タイミングまたは切断タイミングが変化して
も、データラインの接触時点または切断時点におけるユ
ニットの動作状態を正常に保つことができる。したがっ
て、挿脱時にデータ出力が不定になる不具合はさらに確
実に防止される。
おいて電源供給状態が監視されて電源が確実に立上がり
かつデータラインが完全に接触した状態においてのみデ
ータラインへのデータ出力が可能となる。このため、コ
ネクタ機構の挿着時および取り外し時において、例えば
ユニットへの力の入れ具合や挿脱の方向などの操作むら
により、電源ライン、制御信号ラインおよびデータライ
ンの接触タイミングまたは切断タイミングが変化して
も、データラインの接触時点または切断時点におけるユ
ニットの動作状態を正常に保つことができる。したがっ
て、挿脱時にデータ出力が不定になる不具合はさらに確
実に防止される。
【0010】また本発明によれば、電源ラインの接続に
先立ち接地ラインが接続されるので、電源ライン接続時
のユニットの基準電位を確定することができ、これによ
りさらに安定な接続および切断を行なうことができる。
先立ち接地ラインが接続されるので、電源ライン接続時
のユニットの基準電位を確定することができ、これによ
りさらに安定な接続および切断を行なうことができる。
【0011】
【実施例】図1は、本発明の一実施例に係わるPCM多
重端局装置の概略構成を示す回路ブロック図である。こ
の装置は、マザーボード1と、図示しない複数のデータ
端末装置に各々対応して用意された複数のユニット21
〜2nとを備えている。
重端局装置の概略構成を示す回路ブロック図である。こ
の装置は、マザーボード1と、図示しない複数のデータ
端末装置に各々対応して用意された複数のユニット21
〜2nとを備えている。
【0012】マザーボード1には、多重化部11と、タ
イミング生成部12と、制御部13とが設けられてい
る。多重化部11は、複数のユニット21〜2nからデ
ータバス上に出力されたスロットデータを所定の伝送フ
レームフォーマットに時分割多重して高速通信回線へ送
出する。タイミング生成部12は、上記伝送フレームを
構成するために必要なフレームパルスFP等のタイミン
グ信号を生成するもので、このタイミング信号を上記多
重化部11および各ユニット21〜2nに供給する。制
御部13は例えばマイクロコンピュータを主制御部とし
て備えたもので、種々制御信号を発生することにより、
上記多重化部11、タイミング生成部12および各ユニ
ット21〜2nの動作を統括的に制御する。
イミング生成部12と、制御部13とが設けられてい
る。多重化部11は、複数のユニット21〜2nからデ
ータバス上に出力されたスロットデータを所定の伝送フ
レームフォーマットに時分割多重して高速通信回線へ送
出する。タイミング生成部12は、上記伝送フレームを
構成するために必要なフレームパルスFP等のタイミン
グ信号を生成するもので、このタイミング信号を上記多
重化部11および各ユニット21〜2nに供給する。制
御部13は例えばマイクロコンピュータを主制御部とし
て備えたもので、種々制御信号を発生することにより、
上記多重化部11、タイミング生成部12および各ユニ
ット21〜2nの動作を統括的に制御する。
【0013】一方、各ユニット21〜2nはそれぞれ、
データ入力回路31と、データ出力回路32と、タイミ
ング発生回路33と、電源電圧監視回路34と、出力制
御回路35とを備えている。図2は、その構成を拡大し
て示した回路ブロック図である。
データ入力回路31と、データ出力回路32と、タイミ
ング発生回路33と、電源電圧監視回路34と、出力制
御回路35とを備えている。図2は、その構成を拡大し
て示した回路ブロック図である。
【0014】データ入力回路31は、入力データDTin
をバッファリングして出力する。データ出力回路32は
例えばトライステートバッファからなる。そして、出力
制御回路35から発生される出力制御信号(ナンド出
力)NSに応じて開成し、これにより上記入力回路31
から出力されたデータDTout を出力する。タイミング
発生回路33は、マザーボード1のタイミング生成部1
2から出力されたフレームパルスFPと、制御部13か
ら供給されたユニット個別情報IDSとを基に、当該ユ
ニットに割り当てられたタイムスロットのタイミングを
表わすタイミングパルスTPを発生する。
をバッファリングして出力する。データ出力回路32は
例えばトライステートバッファからなる。そして、出力
制御回路35から発生される出力制御信号(ナンド出
力)NSに応じて開成し、これにより上記入力回路31
から出力されたデータDTout を出力する。タイミング
発生回路33は、マザーボード1のタイミング生成部1
2から出力されたフレームパルスFPと、制御部13か
ら供給されたユニット個別情報IDSとを基に、当該ユ
ニットに割り当てられたタイムスロットのタイミングを
表わすタイミングパルスTPを発生する。
【0015】電源電圧監視回路34は、マザーボード1
を介して供給された電源電圧Vccをの値を監視し、この
電源電圧Vccの値が所定レベル以上になりかつレベルが
安定した時より“H”レベルとなる電源検出信号ESを
出力する。
を介して供給された電源電圧Vccをの値を監視し、この
電源電圧Vccの値が所定レベル以上になりかつレベルが
安定した時より“H”レベルとなる電源検出信号ESを
出力する。
【0016】出力制御回路35は、ユニット個別情報識
別回路41と、ナンド回路42とから構成される。ユニ
ット個別情報識別回路41は、マザーボード1に接続さ
れた図示しない保守コンソールから入力されたユニット
個別情報IDS′が自ユニットのものか否かを判定する
もので、自ユニットのユニット個別情報IDS′が入力
された場合に“L”レベルの検出信号ISを出力する。
なお、上記自ユニットのユニット個別情報IDS′が入
力されていない期間には、常時“H”レベルの信号IS
を出力する。ナンド回路42は、上記電源電圧監視回路
34から“H”レベルの電源検出信号ESが出力され、
かつ上記ユニット個別情報識別回路41から“H”レベ
ルの信号が出力されている期間にゲート開成状態とな
り、この状態で上記タイミング発生回路33からタイミ
ングパルスTPが出力されたときに、このタイミングパ
ルスTPを通過させて出力制御信号NSとして前記デー
タ出力回路32に供給する。
別回路41と、ナンド回路42とから構成される。ユニ
ット個別情報識別回路41は、マザーボード1に接続さ
れた図示しない保守コンソールから入力されたユニット
個別情報IDS′が自ユニットのものか否かを判定する
もので、自ユニットのユニット個別情報IDS′が入力
された場合に“L”レベルの検出信号ISを出力する。
なお、上記自ユニットのユニット個別情報IDS′が入
力されていない期間には、常時“H”レベルの信号IS
を出力する。ナンド回路42は、上記電源電圧監視回路
34から“H”レベルの電源検出信号ESが出力され、
かつ上記ユニット個別情報識別回路41から“H”レベ
ルの信号が出力されている期間にゲート開成状態とな
り、この状態で上記タイミング発生回路33からタイミ
ングパルスTPが出力されたときに、このタイミングパ
ルスTPを通過させて出力制御信号NSとして前記デー
タ出力回路32に供給する。
【0017】ところで、上記マザーボード1と各ユニッ
ト21〜2nとの間の接続はそれぞれコネクタ機構によ
り行なわれる。これらのコネクタ機構は、それぞれマザ
ーボード1のボード上に固定された雄形コネクタ5と、
ユニット21〜2nの端部に挿着された雄形コネクタ6
とからなり、複数の端子を有している。これらの端子
は、電源系の給電端子および接地端子と、データ系の2
本の端子と、制御系の2本の端子とからなる合計6本の
端子により構成される。
ト21〜2nとの間の接続はそれぞれコネクタ機構によ
り行なわれる。これらのコネクタ機構は、それぞれマザ
ーボード1のボード上に固定された雄形コネクタ5と、
ユニット21〜2nの端部に挿着された雄形コネクタ6
とからなり、複数の端子を有している。これらの端子
は、電源系の給電端子および接地端子と、データ系の2
本の端子と、制御系の2本の端子とからなる合計6本の
端子により構成される。
【0018】また雄形コネクタ5のピン端子長は、図3
に示すごとく接地端子が最も長く設定され、以下給電端
子、制御系端子およびデータ系端子の順に短くなるよう
にそれぞれ設定されている。接地端子と給電端子との端
子長の差はΔ1に、また給電端子と制御系端子との端子
長の差はΔ2、制御系端子とデータ系端子との端子長の
差はΔ3にそれぞれ設定されている。これらの端子長の
差は例えば1〜2mm程度に設定される。
に示すごとく接地端子が最も長く設定され、以下給電端
子、制御系端子およびデータ系端子の順に短くなるよう
にそれぞれ設定されている。接地端子と給電端子との端
子長の差はΔ1に、また給電端子と制御系端子との端子
長の差はΔ2、制御系端子とデータ系端子との端子長の
差はΔ3にそれぞれ設定されている。これらの端子長の
差は例えば1〜2mm程度に設定される。
【0019】次に以上のように構成された装置の動作を
説明する。先ず動作中のマザーボード1に新たなユニッ
ト2nを挿着する場合について説明する。図5はこの場
合のユニット各部の状態を示すタイミング図である。
説明する。先ず動作中のマザーボード1に新たなユニッ
ト2nを挿着する場合について説明する。図5はこの場
合のユニット各部の状態を示すタイミング図である。
【0020】マザーボード1に設けられた雄形コネクタ
5の端子長は、図3に示したように接地端子が最も長
く、以下給電端子、制御系端子、データ系端子の順に短
くなるように予め設定されている。このため、ユニット
2nの雌形コネクタ6をマザーボード1の雄形コネクタ
5に挿着するときの挿入期間、つまり挿入開始時点から
すべての端子が完全に接触するまでの期間では、先ず接
地端子が接続され、続いて給電端子が接続される。そし
て、次に制御系端子が接続され、最後にデータ系端子が
接続される。
5の端子長は、図3に示したように接地端子が最も長
く、以下給電端子、制御系端子、データ系端子の順に短
くなるように予め設定されている。このため、ユニット
2nの雌形コネクタ6をマザーボード1の雄形コネクタ
5に挿着するときの挿入期間、つまり挿入開始時点から
すべての端子が完全に接触するまでの期間では、先ず接
地端子が接続され、続いて給電端子が接続される。そし
て、次に制御系端子が接続され、最後にデータ系端子が
接続される。
【0021】したがって、ユニット2nには先ず電源電
圧Vccが供給されて、これによりユニット2n内の各回
路は起動される。次に、ユニット2nには制御系端子を
介してマザーボード1からフレームパルスFPおよびユ
ニット個別情報IDSが供給され、これによりタイミン
グ発生回路33ではタイミングパルスTPを発生するた
めの動作が開始される。
圧Vccが供給されて、これによりユニット2n内の各回
路は起動される。次に、ユニット2nには制御系端子を
介してマザーボード1からフレームパルスFPおよびユ
ニット個別情報IDSが供給され、これによりタイミン
グ発生回路33ではタイミングパルスTPを発生するた
めの動作が開始される。
【0022】ところで、このとき上記給電端子が完全に
接続されて電源電圧Vccが正常値に立ち上がり切るまで
の期間、および制御系端子が完全に接触してマザーボー
ド1から正常なフレームパルスFPおよびユニット個別
情報IDSが入力されるまでの期間では、ユニット2n
のデータ出力回路32は誤動作を起こす心配がある。し
かし、上記給電端子および制御系端子がまだ完全に接触
していない状態ではデータ系端子がまだ接触していな
い。このため、ユニット2nのデータ出力回路32が誤
動作してもマザーボード1のデータバスへ不定データが
出力される心配はない。
接続されて電源電圧Vccが正常値に立ち上がり切るまで
の期間、および制御系端子が完全に接触してマザーボー
ド1から正常なフレームパルスFPおよびユニット個別
情報IDSが入力されるまでの期間では、ユニット2n
のデータ出力回路32は誤動作を起こす心配がある。し
かし、上記給電端子および制御系端子がまだ完全に接触
していない状態ではデータ系端子がまだ接触していな
い。このため、ユニット2nのデータ出力回路32が誤
動作してもマザーボード1のデータバスへ不定データが
出力される心配はない。
【0023】また、上記電源電圧Vccの立上がりは電源
電圧監視回路34により監視され、電源電圧Vccが所定
値に達しある時間安定するまでは電源電圧監視回路34
から“L”レベルの検出信号が出力される。このため、
出力制御回路35のナンド回路42の出力信号NSは
“H”レベルを保持し、これによりデータ出力回路32
の出力側はハイインピーダンスを保持する。したがっ
て、上記電源電圧Vccが立ち上がり切りレベルが安定す
るまでの期間に、コネクタの挿入操作上の不具合や導電
性ごみの存在などにより、たとえデータ系端子が接触し
たとしても、ユニット2nからマザーボード1へ不定デ
ータが出力される不具合は生じない。
電圧監視回路34により監視され、電源電圧Vccが所定
値に達しある時間安定するまでは電源電圧監視回路34
から“L”レベルの検出信号が出力される。このため、
出力制御回路35のナンド回路42の出力信号NSは
“H”レベルを保持し、これによりデータ出力回路32
の出力側はハイインピーダンスを保持する。したがっ
て、上記電源電圧Vccが立ち上がり切りレベルが安定す
るまでの期間に、コネクタの挿入操作上の不具合や導電
性ごみの存在などにより、たとえデータ系端子が接触し
たとしても、ユニット2nからマザーボード1へ不定デ
ータが出力される不具合は生じない。
【0024】次に、装置の動作中にマザーボード1から
ユニット2nを取り外す場合について説明する。図6
は、この場合のユニット各部の状態を示すタイミング図
である。
ユニット2nを取り外す場合について説明する。図6
は、この場合のユニット各部の状態を示すタイミング図
である。
【0025】マザーボード1に設けられた雄形コネクタ
5の端子長は、先に述べたように接地端子が最も長く、
以下給電端子、制御系端子、データ系端子の順に短くな
るように予め設定されている。このため、ユニット2n
の雄形コネクタ6をマザーボード1の雄形コネクタ5か
ら取り外すときの期間、つまり取り外し開始時点からす
べての端子が完全に離脱するまでの期間では、先ずデー
タ系端子が離脱し、続いて制御系端子が離脱する。そし
て、次に給電端子が離脱し、最後に接地端子が離脱す
る。
5の端子長は、先に述べたように接地端子が最も長く、
以下給電端子、制御系端子、データ系端子の順に短くな
るように予め設定されている。このため、ユニット2n
の雄形コネクタ6をマザーボード1の雄形コネクタ5か
ら取り外すときの期間、つまり取り外し開始時点からす
べての端子が完全に離脱するまでの期間では、先ずデー
タ系端子が離脱し、続いて制御系端子が離脱する。そし
て、次に給電端子が離脱し、最後に接地端子が離脱す
る。
【0026】したがって、ユニット2nの動作状態が必
ず正常な状態を保持しているときにデータ系端子が取り
外されることになる。すなわち、給電端子や制御系端子
の取り外し時点では、データ系端子は既に取り外された
後となる。このため、上記給電端子や制御系端子の取り
外しによってユニット2nのデータ出力回路32が誤動
作を起こしたとしても、この誤動作の影響がデータ系端
子を介してマザーボード1へ現れる不具合は生じない。
ず正常な状態を保持しているときにデータ系端子が取り
外されることになる。すなわち、給電端子や制御系端子
の取り外し時点では、データ系端子は既に取り外された
後となる。このため、上記給電端子や制御系端子の取り
外しによってユニット2nのデータ出力回路32が誤動
作を起こしたとしても、この誤動作の影響がデータ系端
子を介してマザーボード1へ現れる不具合は生じない。
【0027】なお、上記データ系端子の離脱時にチャタ
リングなどの影響によってユニット2nからマザーボー
ド1へ誤ったデータが出力される可能性がある。この不
具合を回避するには、例えば離脱作業に先立ち保守コン
ソールから該当ユニット2nのユニット個別情報ID
S′を入力して出力制御回路35に供給するとよい。こ
のようにすると、出力制御回路35のユニット個別情報
識別回路41において上記ユニット個別情報IDS′が
検出されて、これにより検出信号ISが“L”レベルに
なる。このため、以後ナンド回路42の出力信号NSは
“H”レベルに固定され、これによりデータ出力回路3
2の出力側はハイインピーダンスに固定される。したが
って、この状態でユニット2nの取り外しを行なって
も、データ系端子の接触不定状態における不具合は生じ
ない。
リングなどの影響によってユニット2nからマザーボー
ド1へ誤ったデータが出力される可能性がある。この不
具合を回避するには、例えば離脱作業に先立ち保守コン
ソールから該当ユニット2nのユニット個別情報ID
S′を入力して出力制御回路35に供給するとよい。こ
のようにすると、出力制御回路35のユニット個別情報
識別回路41において上記ユニット個別情報IDS′が
検出されて、これにより検出信号ISが“L”レベルに
なる。このため、以後ナンド回路42の出力信号NSは
“H”レベルに固定され、これによりデータ出力回路3
2の出力側はハイインピーダンスに固定される。したが
って、この状態でユニット2nの取り外しを行なって
も、データ系端子の接触不定状態における不具合は生じ
ない。
【0028】この様なユニット個別情報IDS′の入力
によるデータ出力回路32の出力状態の固定は、先に述
べたユニット挿入時にも同様に行なうことができる。以
上のように本実施例の装置では、マザーボード1側に固
定される雄形コネクタ5の端子長を、接地端子が最も長
く、以下給電端子、制御系端子およびデータ系端子の順
に短くなるように予め設定し、かつ各ユニット21〜2
nに電源電圧監視回路34を設け、電源電圧Vccが所定
値を保持していない時には“L”レベルを検出信号ES
を出力して出力制御回路35の出力制御信号NSを
“H”レベルに設定し、これによりデータ出力回路32
の出力側をハイインピーダンスに固定するようにしてい
る。
によるデータ出力回路32の出力状態の固定は、先に述
べたユニット挿入時にも同様に行なうことができる。以
上のように本実施例の装置では、マザーボード1側に固
定される雄形コネクタ5の端子長を、接地端子が最も長
く、以下給電端子、制御系端子およびデータ系端子の順
に短くなるように予め設定し、かつ各ユニット21〜2
nに電源電圧監視回路34を設け、電源電圧Vccが所定
値を保持していない時には“L”レベルを検出信号ES
を出力して出力制御回路35の出力制御信号NSを
“H”レベルに設定し、これによりデータ出力回路32
の出力側をハイインピーダンスに固定するようにしてい
る。
【0029】したがって本実施例であれば、ユニット2
1〜2nの挿入時においては、先ずユニット21〜2n
へ電源が供給されてユニット21〜2n内の各回路が起
動し、次に制御信号が供給されてユニット21〜2n内
の回路の動作状態が確立された後に、最後にデータ系端
子が接続されてユニット21〜2nからマザーボード1
へのデータ出力が可能となる。このため、給電端子が完
全に接触して電源電圧Vccが正常値に立ち上がり切るま
での期間、および制御系端子が完全に接触してマザーボ
ード1から正常なフレームパルスFPおよびユニット個
別情報IDSが入力されるまでの期間に、ユニット21
〜2nのデータ出力回路32が誤動作を起こしたとして
も、データ系端子はまだ接触していないため、ユニット
21〜2nのデータ出力回路32からマザーボード1の
データバスへ不定データが出力される心配はない。
1〜2nの挿入時においては、先ずユニット21〜2n
へ電源が供給されてユニット21〜2n内の各回路が起
動し、次に制御信号が供給されてユニット21〜2n内
の回路の動作状態が確立された後に、最後にデータ系端
子が接続されてユニット21〜2nからマザーボード1
へのデータ出力が可能となる。このため、給電端子が完
全に接触して電源電圧Vccが正常値に立ち上がり切るま
での期間、および制御系端子が完全に接触してマザーボ
ード1から正常なフレームパルスFPおよびユニット個
別情報IDSが入力されるまでの期間に、ユニット21
〜2nのデータ出力回路32が誤動作を起こしたとして
も、データ系端子はまだ接触していないため、ユニット
21〜2nのデータ出力回路32からマザーボード1の
データバスへ不定データが出力される心配はない。
【0030】また、ユニット離脱時においては、先ずデ
ータ系端子が離脱し、続いて制御系端子が離脱したの
ち、最後に給電端子および接地端子が離脱する。したが
って、給電端子や制御系端子の取り外し時点では、デー
タ系端子は既に取り外された後となり、このため上記給
電端子や制御系端子の取り外しによってユニット21〜
2nのデータ出力回路32が誤動作を起こしたとして
も、この誤動作の影響がデータ系端子を介してマザーボ
ード1のデータバスへ現れる心配はない。
ータ系端子が離脱し、続いて制御系端子が離脱したの
ち、最後に給電端子および接地端子が離脱する。したが
って、給電端子や制御系端子の取り外し時点では、デー
タ系端子は既に取り外された後となり、このため上記給
電端子や制御系端子の取り外しによってユニット21〜
2nのデータ出力回路32が誤動作を起こしたとして
も、この誤動作の影響がデータ系端子を介してマザーボ
ード1のデータバスへ現れる心配はない。
【0031】しかも、電源電圧監視回路34において電
源電圧Vccが所定値以上に達していないときにはデータ
出力回路32の出力がハイインピーダンス状態に固定さ
れるので、コネクタ挿入時およびコネクタ離脱時におけ
る操作上の不具合などによって、電源電圧Vccが安定に
なる以前にデータ系端子が接触したとしても、このとき
の不定データの送出についても確実に防止される。
源電圧Vccが所定値以上に達していないときにはデータ
出力回路32の出力がハイインピーダンス状態に固定さ
れるので、コネクタ挿入時およびコネクタ離脱時におけ
る操作上の不具合などによって、電源電圧Vccが安定に
なる以前にデータ系端子が接触したとしても、このとき
の不定データの送出についても確実に防止される。
【0032】したがって本実施例であれば、ユニットの
挿入時においてもまた取り外し時においても、電源電圧
や制御信号の不定によりユニット21〜2nが誤動作を
起こしたとしても、マザーボード1への不定データの送
出を確実に防止することができ、これにより装置の信頼
性を高めることができる。
挿入時においてもまた取り外し時においても、電源電圧
や制御信号の不定によりユニット21〜2nが誤動作を
起こしたとしても、マザーボード1への不定データの送
出を確実に防止することができ、これにより装置の信頼
性を高めることができる。
【0033】また本実施例では、給電端子よりも接地端
子の端子長を長く設定しているので、給電に先立ち、お
よび給電切断後において、ユニット21〜2nの接地電
位をマザーボード1の接地電位と一致させることができ
る。したがって、ユニット21〜2n内の各回路への電
源供給をより一層安定に行なうことができる。
子の端子長を長く設定しているので、給電に先立ち、お
よび給電切断後において、ユニット21〜2nの接地電
位をマザーボード1の接地電位と一致させることができ
る。したがって、ユニット21〜2n内の各回路への電
源供給をより一層安定に行なうことができる。
【0034】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではない。例えば、上記実施例ではマザーボード1側
に設けた雄形コネクタ5の複数の端子の長さを相互に異
ならせるようにしたが、それとは反対に図4に示すごと
くマザーボード1側に設けた雄形コネクタ5′の端子長
は一定にし、ユニット21〜2n側に設けた雌形コネク
タ6′の導電部61の長さを異ならせることにより、同
様の効果を得るようにしてもよい。
のではない。例えば、上記実施例ではマザーボード1側
に設けた雄形コネクタ5の複数の端子の長さを相互に異
ならせるようにしたが、それとは反対に図4に示すごと
くマザーボード1側に設けた雄形コネクタ5′の端子長
は一定にし、ユニット21〜2n側に設けた雌形コネク
タ6′の導電部61の長さを異ならせることにより、同
様の効果を得るようにしてもよい。
【0035】また、前記実施例では接地端子の長さを最
も長く設定し、以下給電端子、制御系端子、データ系端
子の順に端子長を短く設定した。しかし、接地端子と給
電端子とを同一長に設定してもよく、また給電端子と制
御系端子、あるいは接地端子と給電端子と制御系端子と
を同一長に設定してもよい。要するに、データ系端子の
長さを他の端子の長さよりも長く設定すれば、本発明の
最低限度の目的は達成される。
も長く設定し、以下給電端子、制御系端子、データ系端
子の順に端子長を短く設定した。しかし、接地端子と給
電端子とを同一長に設定してもよく、また給電端子と制
御系端子、あるいは接地端子と給電端子と制御系端子と
を同一長に設定してもよい。要するに、データ系端子の
長さを他の端子の長さよりも長く設定すれば、本発明の
最低限度の目的は達成される。
【0036】さらに前記実施例では、マザーボード1側
のコネクタを雄形とし、ユニット21〜2n側のコネク
タを雌形としたが、反対にマザーボード1側のコネクタ
を雌形とし、ユニット21〜2n側のコネクタを雄形と
してもよい。その他、コネクタの構造や端子長、ユニッ
ト内のデータ出力回路および出力制御回路の構成、適用
対象となる装置の種類等についても、本発明の要旨を逸
脱しない範囲で種々変形して実施できる。
のコネクタを雄形とし、ユニット21〜2n側のコネク
タを雌形としたが、反対にマザーボード1側のコネクタ
を雌形とし、ユニット21〜2n側のコネクタを雄形と
してもよい。その他、コネクタの構造や端子長、ユニッ
ト内のデータ出力回路および出力制御回路の構成、適用
対象となる装置の種類等についても、本発明の要旨を逸
脱しない範囲で種々変形して実施できる。
【0037】
【発明の効果】以上詳述したように本発明のデータ処理
装置では、コネクタ機構を、接続時の端子の接触タイミ
ングが少なくともデータラインよりも電源ラインおよび
制御信号ラインが早くなるように端子長を異ならせて構
成し、かつ上記複数のユニットの各々にデータ出力制御
回路を設け、このデータ出力制御回路により、上記電源
ラインを介して上記マザーボードから供給される電源電
圧を監視して、この電源電圧が所定の状態になっていな
いときの上記データラインへのデータ出力を禁止するよ
うに構成している。
装置では、コネクタ機構を、接続時の端子の接触タイミ
ングが少なくともデータラインよりも電源ラインおよび
制御信号ラインが早くなるように端子長を異ならせて構
成し、かつ上記複数のユニットの各々にデータ出力制御
回路を設け、このデータ出力制御回路により、上記電源
ラインを介して上記マザーボードから供給される電源電
圧を監視して、この電源電圧が所定の状態になっていな
いときの上記データラインへのデータ出力を禁止するよ
うに構成している。
【0038】したがって本発明によれば、ユニットの挿
脱時にユニットからマザーボードへ不定データが出力さ
れないようにすることができ、これにより動作信頼性の
向上を図ったデータ処理装置を提供することができる。
脱時にユニットからマザーボードへ不定データが出力さ
れないようにすることができ、これにより動作信頼性の
向上を図ったデータ処理装置を提供することができる。
【図1】本発明の一実施例に係わるPCM多重端局装置
の概略構成を示す回路ブロック図。
の概略構成を示す回路ブロック図。
【図2】図1に示した装置のユニットの概略構成を示す
回路ブロック図。
回路ブロック図。
【図3】図1に示した装置のコネクタ機構の構造を示す
図。
図。
【図4】本発明の他の実施例に係わるコネクタ機構の構
造を示す図。
造を示す図。
【図5】図1に示した装置のユニット挿着時の動作を説
明するための使用するタイミング図。
明するための使用するタイミング図。
【図6】図1に示した装置のユニット取り外し時の動作
を説明するための使用するタイミング図。
を説明するための使用するタイミング図。
1…マザーボード 21〜2n…
ユニット 11…多重化部 12…タイ
ミング生成部 13…制御部 31…デー
タ入力回路 32…データ出力回路 33…タイ
ミング発生回路 34…電源電圧監視回路 35…出力
制御回路 41…ユニット個別情報識別回路 42…ナン
ド回路 5,5′…マザーボード側の雄形コネクタ 6,6′…ユニット側の雌形コネクタ 61…導電部 Vcc…電源電圧 GND…接
地電位 Din…入力データ Dout …出
力データ ES…電源検出信号 FP…フレ
ームパルス TP…タイミングパルス IS…検出
信号 IDS,IDS′…ユニット個別情報 NS…出力
制御信号
ユニット 11…多重化部 12…タイ
ミング生成部 13…制御部 31…デー
タ入力回路 32…データ出力回路 33…タイ
ミング発生回路 34…電源電圧監視回路 35…出力
制御回路 41…ユニット個別情報識別回路 42…ナン
ド回路 5,5′…マザーボード側の雄形コネクタ 6,6′…ユニット側の雌形コネクタ 61…導電部 Vcc…電源電圧 GND…接
地電位 Din…入力データ Dout …出
力データ ES…電源検出信号 FP…フレ
ームパルス TP…タイミングパルス IS…検出
信号 IDS,IDS′…ユニット個別情報 NS…出力
制御信号
Claims (3)
- 【請求項1】 マザーボードと、複数のユニットとを有
し、これらのマザーボードと複数のユニットとの間の機
械的接続と、電源ライン、制御信号ラインおよびデータ
ラインの電気的接続とを、複数の端子を有する一対のコ
ネクタ機構を用いて挿脱自在に行なうデータ処理装置に
おいて、 前記コネクタ機構を、接続時の端子の接触タイミングが
少なくともデータラインよりも電源ラインおよび制御信
号ラインが早くなるように端子長を異ならせて構成し、 かつ前記複数のユニットの各々にデータ出力制御回路を
設けて、前記電源ラインを介して前記マザーボードから
供給される電源電圧を監視して、この電源電圧が所定の
状態になっていないときの前記データラインへのデータ
出力を禁止するように構成したことを特徴とするデータ
処理装置。 - 【請求項2】 コネクタ機構は、接続時の端子の接触タ
イミングが電源ライン、制御信号ライン、データライン
の順に早くなるように端子長を異ならせて構成したこと
を特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。 - 【請求項3】 コネクタ機構は、接続時の端子の接触タ
イミングが接地ライン、電源ライン、制御信号ライン、
データラインの順に早くなるように端子長を異ならせて
構成したことを特徴とする請求項1に記載のデータ処理
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7059266A JPH08256191A (ja) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | データ処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7059266A JPH08256191A (ja) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | データ処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08256191A true JPH08256191A (ja) | 1996-10-01 |
Family
ID=13108408
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7059266A Pending JPH08256191A (ja) | 1995-03-17 | 1995-03-17 | データ処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08256191A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100276618B1 (ko) * | 1996-12-06 | 2001-01-15 | 다니구찌 이찌로오, 기타오카 다카시 | 메모리 모듈 |
JP2007159734A (ja) * | 2005-12-12 | 2007-06-28 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2007159732A (ja) * | 2005-12-12 | 2007-06-28 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2007159733A (ja) * | 2005-12-12 | 2007-06-28 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
-
1995
- 1995-03-17 JP JP7059266A patent/JPH08256191A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100276618B1 (ko) * | 1996-12-06 | 2001-01-15 | 다니구찌 이찌로오, 기타오카 다카시 | 메모리 모듈 |
JP2007159734A (ja) * | 2005-12-12 | 2007-06-28 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2007159732A (ja) * | 2005-12-12 | 2007-06-28 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2007159733A (ja) * | 2005-12-12 | 2007-06-28 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
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