JP3110125B2 - 活線挿抜制御方式 - Google Patents

活線挿抜制御方式

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JP3110125B2 JP04012844A JP1284492A JP3110125B2 JP 3110125 B2 JP3110125 B2 JP 3110125B2 JP 04012844 A JP04012844 A JP 04012844A JP 1284492 A JP1284492 A JP 1284492A JP 3110125 B2 JP3110125 B2 JP 3110125B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、オンライン状態での
モジュール交換時に不可欠な活線挿抜を実現するための
活線挿抜制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、24時間無停止システムでは、
システムの各モジュールが2重化されており、一方の系
が故障した場合でも、残った系が処理を引き継ぐことに
より無停止運転を可能にしていた。このようなシステム
では、修理の際もオンライン業務を継続することが要求
される。このため、故障モジュールの交換はオンライン
状態で行う必要があった。このようなモジュール交換を
オンライン交換と呼ぶ。
【0003】ところが、故障モジュールをオンライン状
態で交換すると、即ち電源が投入されたままの状態でモ
ジュールの活線挿抜を行うと、挿抜時に各種モジュール
がコネクタ接続されているバックパネル上のバスの電圧
が降下したり、信号ラインにノイズが出現するなどのト
ラブルが発生しやすくなる。
【0004】そこで、これを回避するために、従来よ
り、活線挿抜対応のコネクタを採用したり、モジュール
の電源ラインにコイル等の回路を挿入するなどの工夫が
なされていた。
【0005】図4は、従来の活線挿抜対応のコネクタ
(活線挿抜用コネクタ)機構の構造を示す。同図におい
て、41はバックパネル、42はバックパネル上のコネ
クタ、43はコネクタ42と結合されるモジュール上の
コネクタ(モジュールコネクタ)である。
【0006】コネクタ42には、バックパネル41上の
電源ライン411,信号ライン412と接続されている
電源ピン421,信号ピン422が設けられている。こ
の電源ピン421の長さは、機構的に信号ピン422の
長さより長く設定されており、モジュールコネクタ43
の電源ライン431,信号ライン432が、コネクタ4
2を介してバックパネル41上の電源ライン411,信
号ライン412に接続する時間の差を生成する構造とな
っている。
【0007】したがって、モジュールコネクタ43をコ
ネクタ42に挿入すると、まず先にモジュールコネクタ
43の電源ライン431(の端子)が、コネクタ42の
対応するピン、即ち電源ピン421に接触し、しかる後
に信号ライン432(の端子)がコネクタ42の対応す
るピン、即ち信号ピン422に接触する。この結果、モ
ジュール(上のデバイス)に電源が供給された後に、信
号が接続される。
【0008】一方、コネクタ42からのモジュールコネ
クタ43の抜出時には、まず先にモジュールコネクタ4
3の信号ライン432(の端子)が、コネクタ42の対
応する信号ピン422から切離され、しかる後に電源ラ
イン431(の端子)がコネクタ42の対応する電源ピ
ン421から切離される。従来は、以上の機能により、
コネクタ挿抜時の信号ライン上でのノイズ発生を抑える
ようにしていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記したように従来
は、コネクタ挿入時にはまず電源が接続された後に信号
が接続され、コネクタ抜出時には信号が切離された後に
電源が切離される構造の活線挿抜用コネクタを用いるこ
とで、活線挿抜時の信号ライン上でのノイズ発生を抑え
るようにしていた。
【0010】しかし、このような活線挿抜用コネクタを
用いたとしても、ノイズを無くすことができる訳ではな
く、特にシステムの基準クロックの変化と同時にノイズ
が発生した場合には、誤動作が起きやすいといった問題
があった。
【0011】この発明は上記事情に鑑みてなされたもの
でその目的は、オンライン状態でのモジュール交換が、
活線挿抜時に発生するノイズの影響を全く受けることな
く行える活線挿抜制御方式を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は、モジュール
が挿抜される状態を検出するための検出手段を有するコ
ネクタ機構と、このコネクタ機構の検出手段によるモジ
ュール挿抜検出に応じ、システム内各モジュールへ供給
するクロックを一時停止させる制御手段とを備え、モジ
ュール挿抜時にはシステム内各モジュールへのクロック
供給を一時停止するようにしたことを特徴とするもので
ある。
【0013】また、この発明は、上記のコネクタ機構と
して、活線挿抜用のコネクタ機構を用いると共に、同機
構に設けた検出手段を、電源接続から信号接続までの間
にモジュール挿入を検出する共に、信号切離しから電源
切離しまでの間にモジュール切離しを検出する第1の検
出手段と、信号接続後にモジュール挿入を検出すると共
に、信号切離し前にモジュール抜出を検出するための第
2の検出手段とにより構成することを特徴とする。
【0014】
【作用】上記の構成においては、オンライン状態でモジ
ュールが挿抜されると、その状態がコネクタ機構に設け
られた検出手段により検出され、そのモジュール挿抜の
間、システム内各モジュールへのクロック供給が制御手
段により停止される。このクロック供給停止の期間は、
次のように決定される。
【0015】例えば、オンライン状態でモジュール(の
コネクタ)の挿入が行われた場合、まず、そのモジュー
ルに対応するコネクタ機構により電源が接続される。す
ると、そのモジュール上(のデバイス)にバックパネル
から電源が供給される。
【0016】次に、コネクタ機構内の検出手段(第1の
検出手段)によりモジュール挿入が検出され、挿入検出
信号が真となる。これにより制御手段が起動され、シス
テム内各モジュールへのクロック供給が停止される。
【0017】続いて(挿入検出信号、切離し検出信号を
除く)通常の信号が接続され、しかる後に検出手段(第
2の検出手段)によりモジュール挿入が検出される。こ
のモジュール挿入検出により、抜出検出信号が偽とな
り、システム内各モジュールへのクロック供給が、制御
手段により再開される。
【0018】また、オンライン状態で故障モジュール
(のコネクタ)の抜出が行われた場合には、まず、その
モジュールに対応するコネクタ機構の検出手段(第2の
検出手段)によりモジュール抜出が検出され、抜出検出
信号が真となる。これにより制御手段が起動され、シス
テム内各モジュールへのクロック供給が停止される。
【0019】続いて、通常の信号が切離され、しかる後
に検出手段(第1の検出手段)によりモジュール抜出が
検出される。このモジュール抜出検出により、挿入検出
信号が偽となり、システム内各モジュールへのクロック
供給が、制御手段により再開される。最後に、電源が切
離される。
【0020】このように上記の構成では、オンライン状
態でのモジュールの挿抜時に、ほぼ一定時間、システム
内各モジュールへのクロック供給が停止される。このと
き、信号ラインにモジュール挿抜に伴うノイズが発生し
ても、クロックによりシステム全体が停止しているた
め、システムへのノイズの影響は全くない。
【0021】
【実施例】図1はこの発明の活線挿抜制御方式を適用す
る例えばマルチプロセッサシステムの一実施例を示すシ
ステム構成図である。
【0022】図1において、10はモジュールを複数枚
実装可能なバックパネル、20はオンライン状態で交換
される交換用のモジュール、30,40,50はバック
パネル10に実装され、オンライン状態で処理を行って
いるモジュールである。モジュール20,30,40,
50には、並行して処理可能なプロセッサが搭載されて
いる。
【0023】モジュール20には活線挿抜用のコネクタ
(モジュールコネクタ)21が設けられ、バックパネル
10にはモジュール20のモジュールコネクタ21と嵌
合する活線挿抜用のコネクタ11が設けられている。な
お、モジュール30,40,50には、モジュールコネ
クタ21と同様の活線挿抜用コネクタが設けられ、バッ
クパネル10には、モジュール30,40,50のコネ
クタと嵌合する活線挿抜用コネクタが設けられている
が、図では省略されている。
【0024】バックパネル10には、図2に示すよう
に、電源ライン101および複数の信号ライン102が
配設されている。バックパネル10には更に、コネクタ
11へのモジュール挿入が行われたことを示す挿入検出
信号を伝達するための挿入検出ライン103、およびコ
ネクタ11からのモジュール抜出が行われたことを示す
抜出検出信号を伝達するための抜出検出ライン104が
配設されている。この挿入検出ライン103および抜出
検出ライン104は、コネクタ11に対応するものであ
り、図1のモジュール30,40,50のコネクタに対
しては、別の挿入検出ラインおよび抜出検出ライン(図
示せず)がそれぞれ独立に設けられる。
【0025】次にコネクタ(活線挿抜用コネクタ)11
には、図2に示すように、バックパネル10上の電源ラ
イン101,信号ライン102と接続されている電源ピ
ン111,信号ピン112が設けられている。コネクタ
11には更に、バックパネル10上の挿入検出ライン1
03,抜出検出ライン104と接続されている挿入検出
ピン113,抜出検出ピン114が設けられている。こ
こで、コネクタ11のピンの長さは、長い方から、電源
ピン111、挿入検出ピン113、信号ピン112、そ
して抜出検出ピン114の順となる。したがって、モジ
ュール挿入時は、このピンの長さの順序で接続され、モ
ジュール抜出時は、逆の順序で切離される。以上の構成
は、モジュール30,40,50のコネクタと嵌合する
バックパネル10上のコネクタについても同様である。
【0026】次にモジュールコネクタ21には、図2に
示すように、同コネクタ21がコネクタ11に挿入され
た場合に、コネクタ11の電源ピン111,信号ピン1
12と接触(接続)する電源ライン211,信号ライン
212が設けられている。モジュールコネクタ21には
更に、同コネクタ21がコネクタ11に挿入された場合
に、コネクタ11の挿入検出ピン113,抜出検出ピン
114と接触(接続)する挿入通知ライン213,抜出
通知ライン214が設けられている。この構成は、モジ
ュール30,40,50のコネクタについても同様であ
る。なお、挿入通知ライン213,抜出通知ライン21
4は、電源ライン211に電源が供給されると、所定レ
ベル、例えば高レベルに設定されるようになっている。
【0027】再び図1を参照すると、バックパネル10
にはまた、システムの基本クロックを発生するためのク
ロック発生回路60、およびクロック制御回路70が設
けられている。クロック制御回路70は、クロック発生
回路60の出力を受け、挿入検出ライン103および抜
出検出ライン104を始めとする各挿入検出ラインおよ
び抜出検出ラインの状態をもとに、システム内各モジュ
ール20,30,40,50へのクロック(システムク
ロック)71,72,73,74の供給を制御する。こ
こで、各モジュールへ独立のクロックを供給するのは、
クロック間のスキューを減らすためであるが、同一のク
ロックを各モジュールに共通に供給するようにしてもよ
い。なお、クロック71は、図2に示すコネクタ11の
特定の信号ピン112、モジュールコネクタ21の特定
の信号ライン212を介してモジュール20に供給され
る。次に、上記図1および図2に示す構成の動作を、図
3のタイミングチャートを適宜参照して説明する。
【0028】まず、バックパネル10に設けられた活線
挿抜用コネクタ11には、電源ピン111および複数の
信号ピン112の他に、挿入検出ピン113および抜出
検出ピン114が設けられている。挿入検出ピン113
の長さは、電源ピン111と信号ピン112の中間とな
り、即ち“信号ピン112の長さ”<“挿入検出ピン1
13の長さ”<“電源ピン111の長さ”となるように
設定され、抜出検出ピン114の長さは最も短く設定さ
れる。
【0029】以上のコネクタ11の各ピン111〜11
4の長さの設定により、モジュール20(のモジュール
コネクタ21)がコネクタ11に挿入されると、まずモ
ジュールコネクタ21の電源ライン211とコネクタ1
1の電源ピン111とが接触(接続)され、次にモジュ
ールコネクタ21の挿入通知ライン213とコネクタ1
1の挿入検出ピン113とが接触(接続)される。続い
て、モジュールコネクタ21の信号ライン212とコネ
クタ11の信号ピン112とが接触(接続)され、最後
にモジュールコネクタ21の抜出通知ライン214とコ
ネクタ11の抜出検出ピン114とが接触(接続)され
る。即ち、モジュール挿入時には、電源ピン111→挿
入検出ピン113→信号ピン112→抜出検出ピン11
4の順序で接続が行われる。また、モジュール抜出時に
は、その逆の順序で切離される。
【0030】今、コネクタ11に挿入されていたモジュ
ールが故障したために、その故障モジュールをオンライ
ン状態で抜出し、しかる後に交換用のモジュール20を
コネクタ11に挿入したものとする。このモジュール故
障の発生から、モジュール交換が行われて正常状態に復
帰するまでの間は、モジュール30,40,50に搭載
された各プロセッサにより縮退運転が行われ、システム
動作が継続される。
【0031】モジュール20がコネクタ11に挿入され
ると、上記したように、まずモジュール20のモジュー
ルコネクタ21の電源ライン211とコネクタ11の電
源ピン111とが接続される。これにより、バックパネ
ル10から電源ライン101、電源ピン111、電源ラ
イン211を介して、モジュール20上のデバイスに電
源が供給される。すると、挿入通知ライン213および
抜出通知ライン214が高レベルに設定される。
【0032】上記の電源ピン111の接続の後は、モジ
ュールコネクタ21の挿入通知ライン213とコネクタ
11の挿入検出ピン113とが接続され、これにより高
レベルの挿入検出信号がバックパネル10の挿入検出ラ
イン103に出力される。この挿入検出ライン103上
の挿入検出信号はクロック制御回路70に入力される。
【0033】クロック制御回路70は、挿入検出ライン
103上の挿入検出信号の状態を監視しており、同信号
が高レベル(真)になると、図3(a)に示すように、
各モジュール20,30,40,50へのクロック7
1,72,73,74の供給を停止して、モジュール動
作を一時停止させる。
【0034】上記の挿入検出ピン113の接続の後は、
モジュールコネクタ21の信号ライン212とコネクタ
11の信号ピン112とが接続される。このとき、イン
ピーダンスの変動等の要因により信号ピン112と接続
されている信号ライン102にノイズが発生しても、ク
ロック制御回路70の制御によるクロック停止によりシ
ステム全体が停止しているため、全く問題がない。
【0035】最後にモジュールコネクタ21の抜出通知
ライン214とコネクタ11の抜出検出ピン114とが
接続され、これにより高レベルの抜出検出信号がバック
パネル10の抜出検出ライン104に出力される。この
抜出検出ライン104上の抜出検出信号はクロック制御
回路70に入力される。
【0036】クロック制御回路70は、抜出検出ライン
104上の抜出検出信号の状態を監視しており、同信号
が高レベル(偽)になると、図3(a)に示すように、
各モジュール20,30,40,50へのクロック7
1,72,73,74の供給を再開して、システムを正
常状態に復帰させる。
【0037】このようにして、正常なシステム動作が行
われ、やがてコネクタ11に挿入されたモジュール20
に故障が生じたものとする。この場合、モジュール3
0,40,50に搭載された各プロセッサによる縮退運
転が行われるが、オンライン交換のために、故障モジュ
ール20(のモジュールコネクタ21)をコネクタ11
から抜出す必要がある。このモジュール20の抜出時の
動作について以下に説明する。
【0038】モジュール20(のモジュールコネクタ2
1)の抜出時のコネクタ11においては、前記したよう
に、抜出検出ピン114→信号ピン112→挿入検出ピ
ン113→電源ピン111の順でピンが切離される。
【0039】この結果、まず抜出検出ピン114の切離
しに応じて、抜出検出ライン104上の抜出検出信号
が、図3(b)に示すように高レベルから低レベルに遷
移する。クロック制御回路70は、抜出検出ライン10
4上の抜出検出信号が低レベル(真)に遷移すると、図
3(b)に示すように、各モジュール20,30,4
0,50へのクロック71,72,73,74の供給を
停止して、モジュール動作を一時停止させる。
【0040】続いて、信号ピン112が切離される。こ
のとき、インピーダンスの変動等の要因により信号ピン
112と接続されている信号ライン102にノイズが発
生しても、クロック制御回路70の制御によるクロック
停止によりシステム全体が停止しているため、全く問題
がない。
【0041】次に、挿入検出ピン113が切離される。
挿入検出ピン113が切離されると、挿入検出ライン1
03上の挿入検出信号が、図3(b)に示すように高レ
ベルから低レベルに遷移する。クロック制御回路70
は、挿入検出ライン103上の挿入検出信号が低レベル
(偽)に遷移すると、図3(b)に示すように、各モジ
ュール20,30,40,50へのクロック71,7
2,73,74の供給を再開する。これにより、モジュ
ール30,40,50に搭載された各プロセッサによる
縮退運転が再開される。最後に、電源ピン111が切離
され、モジュール20への電源供給が遮断される。
【0042】なお、前記実施例では、挿入検出ライン
(103)および抜出検出ライン(104)がバックパ
ネル10上の各活線挿抜用コネクタ毎に独立に設けられ
るものとして説明したが、これに限るものではない。例
えば、コネクタ11の挿入検出ピン113が接続されて
から抜出検出ピン114が接続されるまでの期間と、抜
出検出ピン114が切離されてから挿入検出ピン113
が切離されるまでの期間だけ真となる信号(クロック停
止指定信号)を出力する機能を各コネクタ機構に設け、
この信号を共通の信号ラインでワイヤード・オアしてク
ロック制御回路70に伝達するようにしてもよい。
【0043】また、前記実施例では、4台のプロセッサ
を持つマルチプロセッサシステムに実施した場合につい
て説明したが、これに限るものではなく、本発明は、オ
ンライン状態でモジュール交換が可能なシステム全般に
適用可能である。
【0044】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
オンライン状態でのモジュール挿抜時には、ほぼ一定の
期間だけシステム内の各モジュールへのクロック供給を
停止する構成としたので、オンライン動作中のモジュー
ルは、挿抜時に発生するノイズの影響を全く受けなくて
済み、システムの動作周波数が高いシステム、即ち活線
挿抜時にノイズが発生しやすいシステムでも、オンライ
ン交換が簡単に且つ安定して行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の活線挿抜制御方式を適用するマルチ
プロセッサシステムの一実施例を示すシステム構成図。
【図2】同実施例における活線挿抜用コネクタ機構の概
略構成図。
【図3】同実施例における活線挿抜時の動作を説明する
ためのタイミングチャート。
【図4】従来の活線挿抜用コネクタ機構の概略構成図。
【符号の説明】
10…バックパネル、11…コネクタ、20,30,4
0,50…モジュール、21…モジュールコネクタ、6
0…クロック発生回路、70…クロック制御回路、71
〜74…クロック、101,211…電源ライン、10
2,212…信号ライン、103…挿入検出ライン、1
04…抜出検出ライン、111…電源ピン、112…信
号ピン、113…挿入検出ピン、114…抜出検出ピ
ン、213…挿入通知ライン、214…抜出通知ライ
ン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/00 G06F 1/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源接続用の電源ピン、電源接続から信
    号接続までの間にモジュール挿入を検出すると共に信号
    切離しから電源切離しまでの間にモジュール抜出を検出
    するための挿入検出ピン、信号接続用の信号ピン、及び
    信号接続後にモジュール挿入を検出すると共に信号切離
    し前にモジュール抜出を検出するための抜出検出ピンの
    各コネクタピンを含み、各コネクタピンの長さが「電源
    ピン>挿入検出ピン>信号ピン>抜出検出ピン」となる
    ように設定され、モジュール挿入時には、電源が接続さ
    れた後に信号が接続され、モジュール抜出時には、信号
    が切離された後に電源が切離される構造の活線挿抜用の
    コネクタ機構と、前記挿入検出ピン及び前記抜出検出ピンの状態を監視す
    ることで、前記挿入検出ピンによるモジュール挿入検出
    から前記抜出検出ピンによるモジュール挿入検出までの
    期間と、前記抜出検出ピンによるモジュール抜出検出か
    ら前記挿入検出ピンによるモジュール抜出検出までの期
    間とをそれぞれ認識し、その期間、 システム内各モジュ
    ールへ供給するクロックを一時停止させる制御手段とを
    具備することを特徴とする活線挿抜制御方式。
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