JPH1139060A - 活線挿抜システム - Google Patents

活線挿抜システム

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JPH1139060A
JPH1139060A JP9198772A JP19877297A JPH1139060A JP H1139060 A JPH1139060 A JP H1139060A JP 9198772 A JP9198772 A JP 9198772A JP 19877297 A JP19877297 A JP 19877297A JP H1139060 A JPH1139060 A JP H1139060A
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JP
Japan
Prior art keywords
hard disk
disk device
circuit unit
power supply
signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP9198772A
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English (en)
Inventor
Atsunori Takagi
敦則 高木
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NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 標準コネクタを使用するハードディスク装置
の活線挿抜システムを得る。 【解決手段】 CPUのハードディスク装置が故障した
ことを、検出するシーケンスをフローチャートに示す。
すなわち、CPUが該ハードディスク装置をアクセスし
たとき(11)、一定時間内に該ハードディスク装置か
ら、応答が戻ったかどうかを判定し(12)、YESの
場合は正常として終了する。該ハードディスク装置がエ
ラーステータスを、CPUに出力した場合(13)、あ
るいはステップ12がNOの場合は、CPUは該ハード
ディスク装置に異常が発生したと判定し、該ハードディ
スク装置の電源を切断する(14)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は活線挿抜システムに
関し、特にコンピュータシステムにおけるハードディス
ク装置の活線挿抜システム関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンピュータシステムにおいて、例えば
ハードディスク装置に異常が発生した場合、このハード
ディスク装置を、活線挿抜(コンピュータシステムを活
かした状態で、異常が発生した装置をシステムから外し
たり、挿入したりする)する必要が生じる。
【0003】ハードディスク装置は同一インタフェース
で駆動可能で、情報処理装置(コンピュータ;CPU)
にパラレルに複数台接続される。ハードディスク装置は
記憶装置として使用される。このハードディスク装置を
ディスクアレイ構成にて使用した場合、情報処理装置が
稼働中でも、故障したハードディスク装置単独で交換
(活線挿抜)することが必要である。しかし、単純に装
置を活線挿抜すると、電源や接地端子の接断時に、ノイ
ズ(ショック)が発生して回路を破壊する可能性があ
る。
【0004】特開平5−324143号公報には、活線
挿抜のノイズを除去する方法として、カード(ボード)
の接続端子(エッジコネクタ)部に、長さの異なる(長
いものはエッジコネクタの端部までパターン接点があ
り、短いものはエッジコネクタの端部との間に隙間を設
け、エッジコネクタをバックボードにあるコネクタに挿
入、あるいは抜去するときに、エッジコネクタとバック
ボードのコネクタとの接触/非接触に時間間隔を与え
る)挿抜検知端子(2端子)と電源端子、GND(接
地)端子、信号端子を設ける。
【0005】これらすべての端子について、コンタクト
部の長さを変えることと、挿抜検知端子により作成する
挿入信号及びカード引き抜き信号と、カード側回路状態
を表す信号及び通信異常を表す信号とにより、信号線経
路切り替え用リレーコイルをオン/オフ制御して、カー
ドの挿入時は通信の初期化が完了した後、リレーコイル
の駆動信号をオンし、カードの引き抜き時はリレーコイ
ルの駆動信号をオフして信号路を遮断した後、カード側
とマザーボード側の信号線が切り離されることが提案さ
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】特開平5−32414
3号公報記載の提案の場合、活線挿抜時の前後に信号線
のみを遮断するため、挿抜検出信号のみならず、電源端
子、GND端子、信号端子のコンタクト部分のすべての
長さを変える必要があり、嵌合部の構造が複雑となるこ
とは避けられない。また、これを実現するために、コン
タクト部分の構造が限られ、特に挿抜される方(装置)
のコネクタ部分は、エッジコネクタタイプに限られるこ
とから、嵌合部のコネクタ構造に制約が生じ汎用性に欠
ける。
【0007】特に、汎用製品であるハードディスク装置
のコネクタ仕様では、ピンタイプ等の嵌合する方(プラ
グ)も、される方(レセプタクル)も両方共コネクタの
タイプ(エッジコネクタではなく、ピンタイプ)が標準
であるために、実現が困難であるという問題がある。
【0008】本発明の目的は、標準コネクタを使用する
ハードディスク装置の活線挿抜システムを提供すること
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による活線挿抜シ
ステムは、CPUを含むコンピュータシステムにおける
回路ユニットの活線挿抜システムであって、前記CPU
による前記回路ユニットの異常検出に応答して、前記ハ
ードディスク装置の電源を切断する電源切断手段と、前
記ハード回路ユニットの挿入/抜去を検出する装置挿入
/抜去検出手段と、前記回路ユニットの挿入が検出され
たとき前記回路ユニットの電源を接続する電源接続手段
とを含むことを特徴とする。
【0010】そして、前記装置挿入/抜去検出手段は、
前記回路ユニットにおける接続コネクタのピンの電位状
態に応じて前記挿入/抜去を検出するようにしたことを
特徴としており、また、前記電源切断手段と前記電源接
続手段は、リレー接点と、前記リレー接点を接/断制御
する手段とを有することを特徴とする。
【0011】本発明の作用を述べる。複数台のハードデ
ィスク装置等の回路ユニットが、バックボード上にパラ
レル接続される構成において、バックボードに次のよう
な機能をもたせる。回路ユニットがホストCPUとのコ
マンド/データ通信を行うためのインタフェースと、同
一インタフェーストをバックボード上にも設ける。各回
路ユニットとのインタフェースに、回路ユニットが挿抜
されたことを検出する機能を設ける。また、各回路ユニ
ットそのものの電源をオン/オフするリレーと、制御回
路トを設ける。その結果、各回路ユニットの挿抜状態を
検出し、各回路ユニットの電源オン/オフをホストCP
Uとの通信制御より実施する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例について
図面を参照して説明する。
【0013】図1は本発明による活線挿抜システムの実
施例の構成を示すブロック図である。図1において、本
発明による活線挿抜システムは、データ等を記憶するハ
ードディスク装置1−0〜1−nと、ハードディスク装
置1−0〜1−nをホストCPU(図示せず)に接続す
るバックボード2と、リレー制御回路4を制御するコマ
ンドデータ制御回路3と、リレー(接点)5−0〜5−
nを制御するリレー制御回路4と、ハードディスク装置
1−0〜1−nの電源(Vcc)fを接断するリレー(接
点)5−0〜5−nとを有する。
【0014】また、コマンドデータバスaをハードディ
スク装置1−0〜1−nに接続するコネクタピン1−0
−1〜1−n−1と、ID信号bをハードディスク装置
1−0〜1−nに接続するコネクタピン1−0−2〜1
−n−2と、ハードディスク装置1−0〜1−nからの
接地信号i,j等を挿抜検出信号dとしてリレー制御回
路4に接続するコネクタピン1−0−3〜1−n−3
と、ハードディスク装置1−0〜1−nに電源を接続す
るコネクタピン1−0−4〜1−n−4とが設けられて
いる。
【0015】複数台のハードディスク装置1−0〜1−
nがバックボード2上にパラレル接続される構成におい
て、バックボードに次のような機能を設ける。ハードデ
ィスク装置1−0〜1−nと同様に、バックボード2が
ホストCPUと通信するためのコマンドデータ制御回路
3を設ける。また、コマンドデータ制御回路3がホスト
CPUとの通信制御において必要なID番号を決める入
力ピンdを設ける。ホストCPUとの通信は、各ハード
ディスク装置1−0〜1−nと同一のコマンドデータバ
スaとID信号bとで制御される。
【0016】各ハードディスク装置1−0〜1−nへの
電源信号g,h等のオン/オフを制御するためのリレー
(接点)5−0〜5−nを各ハードディスク装置1−0
〜1−n毎に設け、このリレー(接点)5−0〜5−n
はリレー制御回路4から出力される各ハードディスク装
置1−0〜1−n毎のリレー制御信号eにより制御され
る。リレー制御信号eが”ハイ”のときは、リレー(接
点)5−0〜は”オン”となり、”ロー”のときは、”
オフ”となる。
【0017】リレー制御回路4は各ハードディスク装置
毎に設けた挿抜検出信号dと、コマンドデータ制御回路
3を経由したホストCPUからの命令により、各ハード
ディスク装置1−0〜1−n用のリレー制御信号eを制
御する。
【0018】図2に示すハードディスク装置1−0の挿
抜シーケンスを説明する。ハードディスク装置1−0に
故障が発生した場合、ハードディスク装置1−0はコマ
ンドデータバスaとID信号bとによりホストCPUに
異常を通知する。ホストCPUの解析結果より、ハード
ディスク装置1−0の復旧が困難と判断された場合、ホ
ストCPUはハードディスク装置1−0の電源切断命令
をコマンドデータバスaとID信号bとによりコマンド
データ制御回路3に発行する。
【0019】切断命令を受信したコマンドデータ制御回
路3は、ハードディスク装置1−0の電源切断をリレー
制御回路4に伝達し、リレー制御回路4がハードディス
ク装置1−0用のリレー制御信号eを”ロー”にし、リ
レー(接点)5−0がオフされ、ハードディスク装置1
−0の電源信号gがオフされる。これでハードディスク
装置1−0のすべての電源が切断されたことになる。
【0020】ホストCPUは電源切断命令発行後、充分
な時間が経過したあと、CPU(情報処理装置)に接続
されている、表示機能(LED、LCDあるいはモニタ
等)に、ハードディスク装置1−0の引き抜き可能なこ
とを表示する。
【0021】その後、ハードディスク装置1−0が抜去
されたことを、ハードディスク装置1−0のGND信号
iが嵌合部から離れたことで、ハードディスク装置1−
0の挿抜検出信号dが”ハイ”になったことにより認識
したリレー制御回路4は、コマンドデータ制御回路3に
伝達し、コマンドデータ制御回路3を経由して、コマン
ドデータバスaとlD信号dによりホストCPUに通知
される。
【0022】ハードディスク装置1−0が正常なハード
ディスク装置に交換されて挿入された場合は、上記同
様、ハードディスク装置1−0のGND信号iが嵌合部
に接続されたことで、ハードディスク装置1−0の挿抜
検出信号dが”ロー”になったことにより、ハードディ
スク装置1−0が挿入されたことを認識したリレー制御
回路4は、コマンドデータ制御回路3に伝達し、コマン
ドデータ制御回路3を経由して、コマンドデータバスa
とID信号bとにより、ホストCPUにハードディスク
装置1−0が挿入されたことを通知する。
【0023】ホストCPUは上記通知を受信後、ハード
ディスク装置1−0の電源再投入命令を、コマンドデー
タバスaとID信号bとにより、コマンドデータ制御回
路3に発行する。ハードディスク装置1−0の電源投入
命令を受信したコマンドデータ制御回路3は、ハードデ
ィスク装置1−0の電源投入をリレー制御回路4に伝達
し、リレー制御回路4がハードディスク装置1−0用の
リレー制御信号eを”ハイ”にし、リレー(接点)5−
0がオンされ、ハードディスク装置1−0の電源信号g
がオンとなり、ハードディスク装置1−0の電源が投入
される。
【0024】上記の動作により、ハードディスク装置1
−0の活線挿抜が実施されるが、ハードディスク装置挿
抜前後で、充分な時間が経過したあとに、ハードディス
ク装置そのものの電源をオン/オフすることにより、信
号ラインの安定した状態でハードディスク装置の電源投
入/切断が可能となり、最低限のノイズに抑制できる。
【0025】CPUの例えばハードディスク装置1−0
に異常が発生したことを検出するシーケンスを図3のフ
ローチャートに示す。すなわち、CPUが該ハードディ
スク装置1−0をアクセスしたとき(ステップ11)、
一定時間内に該ハードディスク装置1−0から、応答が
戻ったかどうかを判定し(ステップ12)、YESの場
合は正常(異常がない)として終了する。
【0026】該ハードディスク装置1−0がエラーステ
ータスを、CPUに出力した場合(ステップ13)、あ
るいはステップ12がNOの場合は、CPUは該ハード
ディスク装置1−0に異常が発生したと判定し、該ハー
ドディスク装置1−0の電源を切断する(ステップ1
4)。
【0027】尚、上記においては、ハードディスク装置
の例を示したが、他の回路のユニットについても同様に
適用可能である。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ハ
ードディスク装置等の回路ユニットあるいはそれを接続
するバックボードに、各回路ユニットの電源をオン/オ
フ制御する機能と、専用のインタフェースを有すること
なく、回路ユニットが挿抜されたことを検出する機能を
設けることで、有効な活線挿抜が実現できる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のブロック図である。
【図2】本発明の実施例のハードディスク装置の挿抜シ
ーケンスである。
【図3】本発明の実施例のCPUのハードディスク装置
の異常検出フローチャートである。
【符号の説明】
1−0〜1−n ハードディスク装置 1−0−1〜1−n−4 コネクタピン 2 バックボード 3 コマンドデータ制御回路 4 リレー制御回路 5−0〜5−n リレー接点

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CPUを含むコンピュータシステムにお
    ける回路ユニットの活線挿抜システムであって、前記C
    PUによる前記回路ユニットの異常検出に応答して、前
    記ハードディスク装置の電源を切断する電源切断手段
    と、前記ハード回路ユニットの挿入/抜去を検出する装
    置挿入/抜去検出手段と、前記回路ユニットの挿入が検
    出されたとき前記回路ユニットの電源を接続する電源接
    続手段とを含むことを特徴とする活線挿抜システム。
  2. 【請求項2】 前記装置挿入/抜去検出手段は、前記回
    路ユニットにおける接続コネクタのピンの電位状態に応
    じて前記挿入/抜去を検出するようにしたことを特徴と
    する請求項1記載の活線挿抜システム。
  3. 【請求項3】 前記電源切断手段と前記電源接続手段
    は、リレー接点と、前記リレー接点を接/断制御する手
    段とを有することを特徴とする請求項1あるいは2記載
    の活線挿抜システム。
  4. 【請求項4】 前記回路ユニットはハードディスク装置
    であることを特徴とする請求項1〜3いずれか記載の活
    線挿抜システム。
JP9198772A 1997-07-24 1997-07-24 活線挿抜システム Pending JPH1139060A (ja)

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Legal Events

Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20010321