JP2701769B2 - 活線挿抜方式 - Google Patents
活線挿抜方式Info
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- JP2701769B2 JP2701769B2 JP7035017A JP3501795A JP2701769B2 JP 2701769 B2 JP2701769 B2 JP 2701769B2 JP 7035017 A JP7035017 A JP 7035017A JP 3501795 A JP3501795 A JP 3501795A JP 2701769 B2 JP2701769 B2 JP 2701769B2
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- bus signal
- signal line
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、制御パッケージ(以
下、パッケージをPKGと言う)と被制御PKGとがバ
ス信号線を介して接続されるシステムにおける活線挿抜
方式に関するものである。
下、パッケージをPKGと言う)と被制御PKGとがバ
ス信号線を介して接続されるシステムにおける活線挿抜
方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3を用いて従来の活線挿抜方式につい
て説明する。同図において、10 は制御PKG、11 〜
1n は被制御PKG、2はバス信号線、3はトランシー
バ制御線、4はバックプレーン、50 〜5n はコネク
タ、S1〜Snはスイッチである。制御PKG10 はC
PU回路101,トランシーバ102およびフィルタ103を
備えている。被制御PKG11 〜1n は内部回路111〜
1n1,トランシーバ112〜1n2およびフィルタ113〜1
n3を備えている。
て説明する。同図において、10 は制御PKG、11 〜
1n は被制御PKG、2はバス信号線、3はトランシー
バ制御線、4はバックプレーン、50 〜5n はコネク
タ、S1〜Snはスイッチである。制御PKG10 はC
PU回路101,トランシーバ102およびフィルタ103を
備えている。被制御PKG11 〜1n は内部回路111〜
1n1,トランシーバ112〜1n2およびフィルタ113〜1
n3を備えている。
【0003】制御PKG10 のCPU回路101からのバ
ス信号線2は、トランシーバ102,フィルタ103,コネ
クタ50 を通し、バックプレーン4側のバス信号線2に
接続されている。バックプレーン4側のバス信号線2
は、コネク51 〜5n を通し、被制御PKG11 〜1n
に接続されている。被制御PKG11 〜1n において、
バス信号線2は、フィルタ113〜1n3を通った後、トラ
ンシーバ112〜1n2を介し、内部回路111〜1n1に接続
されている。トランシーバ112〜1n2を通ったバス信号
は、クロックckによって、内部回路111〜1n1に取り
込まれる。また、CPU回路101からのトランシーバ制
御線3は、トランシーバ102,コネクタ50 ,バックプ
レーン4,コネクタ51 〜5n ,スイッチS1〜Snを
通し、被制御PKG11 〜1n のトランシーバ112〜1
n2の制御端子に接続されている。
ス信号線2は、トランシーバ102,フィルタ103,コネ
クタ50 を通し、バックプレーン4側のバス信号線2に
接続されている。バックプレーン4側のバス信号線2
は、コネク51 〜5n を通し、被制御PKG11 〜1n
に接続されている。被制御PKG11 〜1n において、
バス信号線2は、フィルタ113〜1n3を通った後、トラ
ンシーバ112〜1n2を介し、内部回路111〜1n1に接続
されている。トランシーバ112〜1n2を通ったバス信号
は、クロックckによって、内部回路111〜1n1に取り
込まれる。また、CPU回路101からのトランシーバ制
御線3は、トランシーバ102,コネクタ50 ,バックプ
レーン4,コネクタ51 〜5n ,スイッチS1〜Snを
通し、被制御PKG11 〜1n のトランシーバ112〜1
n2の制御端子に接続されている。
【0004】PKGの障害、PKGの機能変更または、
PKGの増設によるPKGの挿抜は、装置の動作を止め
ないで行われる場合がある。言い換えれば、電源供給状
態において、PKGの活線挿抜によっても、システムの
動作を保証しなければならない。PKGの活線挿抜時に
は、次の,の問題がある。 活線挿抜PKGのトランシーバが不安定動作し、誤信
号をバス信号線に与えてしまう. 活線挿抜PKGのコネクタ容量、配線容量および、ト
ランシーバ入出力容量によって発生するノイズが、バス
信号線に重畳し、動作状態のPKGが誤動作してしま
う.
PKGの増設によるPKGの挿抜は、装置の動作を止め
ないで行われる場合がある。言い換えれば、電源供給状
態において、PKGの活線挿抜によっても、システムの
動作を保証しなければならない。PKGの活線挿抜時に
は、次の,の問題がある。 活線挿抜PKGのトランシーバが不安定動作し、誤信
号をバス信号線に与えてしまう. 活線挿抜PKGのコネクタ容量、配線容量および、ト
ランシーバ入出力容量によって発生するノイズが、バス
信号線に重畳し、動作状態のPKGが誤動作してしま
う.
【0005】上記の問題、すなわちPKGの活線挿抜
時のトランシーバの不安定動作防止については、次のよ
うな方策がとられている。被制御PKG11 を例にとっ
て説明すると、図4にその制御タイミング図を示すよう
に、被制御PKG11 がコネクタ51 を介してバックプ
レーン4側のバス信号線2に挿入接続される時(図4に
示すt1点)、すなわち被制御PKG11 のバス信号線
および電源がバックプレーン4に接続される時、トラン
シーバ112および内部回路111が安定するまで(図4に
示すt2点)、スイッチS1をオフとすることによっ
て、トランシーバ112の動作を停止状態にし、誤信号が
バス信号線2へ重畳されることを防止する。
時のトランシーバの不安定動作防止については、次のよ
うな方策がとられている。被制御PKG11 を例にとっ
て説明すると、図4にその制御タイミング図を示すよう
に、被制御PKG11 がコネクタ51 を介してバックプ
レーン4側のバス信号線2に挿入接続される時(図4に
示すt1点)、すなわち被制御PKG11 のバス信号線
および電源がバックプレーン4に接続される時、トラン
シーバ112および内部回路111が安定するまで(図4に
示すt2点)、スイッチS1をオフとすることによっ
て、トランシーバ112の動作を停止状態にし、誤信号が
バス信号線2へ重畳されることを防止する。
【0006】被制御PKG11 を抜去する時は、被制御
PKG11 がコネクタ51 を介してバックプレーン4側
のバス信号線2に抜去切断される直前の所定のタイミン
グでスイッチS1をオフとし(図4に示すt3点)、ト
ランシーバ112の動作を停止状態にしてから、被制御P
KG11 を抜去することにより(図4に示すt4点)、
すなわち被制御PKG11 のバス信号線および電源をバ
ックプレーン4から切り離すことにより、誤信号がバス
信号線2へ重畳されることを防止する。
PKG11 がコネクタ51 を介してバックプレーン4側
のバス信号線2に抜去切断される直前の所定のタイミン
グでスイッチS1をオフとし(図4に示すt3点)、ト
ランシーバ112の動作を停止状態にしてから、被制御P
KG11 を抜去することにより(図4に示すt4点)、
すなわち被制御PKG11 のバス信号線および電源をバ
ックプレーン4から切り離すことにより、誤信号がバス
信号線2へ重畳されることを防止する。
【0007】PKGの活線挿抜時のトランシーバの不安
定動作防止の別の方策として、スイッチS1〜Snを用
いない方式も考えられている。図5においては、スイッ
チS1〜Snの代わりに、長ピンPLと短ピンPSを有
するコネクタ61 〜6n を用いることによって、トラン
シーバ112〜1n2の不安定動作を防止している。被制御
PKG11 を例にとって説明すると、図6にその制御タ
イミング図を示すように、被制御PKG11 の挿入接続
時は、コネクタ61 の長ピンPLがバックプレーン4側
のバス信号線2へ先ず接触し(図6に示すt1点)、長
ピンPLに収容されている被制御PKG11 のバス信号
線および電源がバックプレーン4に接続される。
定動作防止の別の方策として、スイッチS1〜Snを用
いない方式も考えられている。図5においては、スイッ
チS1〜Snの代わりに、長ピンPLと短ピンPSを有
するコネクタ61 〜6n を用いることによって、トラン
シーバ112〜1n2の不安定動作を防止している。被制御
PKG11 を例にとって説明すると、図6にその制御タ
イミング図を示すように、被制御PKG11 の挿入接続
時は、コネクタ61 の長ピンPLがバックプレーン4側
のバス信号線2へ先ず接触し(図6に示すt1点)、長
ピンPLに収容されている被制御PKG11 のバス信号
線および電源がバックプレーン4に接続される。
【0008】そして、トランシーバ112および内部回
路111が安定するまでに充分な時間を経たt2点で、
短ピンPSがバックプレーン4側のトランシーバ制御線
3に接触し、短ピンPSに収容されている被制御PKG
11のトランシーバ制御線がバックプレーン4に接続さ
れる。これにより、トランシーバ112は、短ピンPS
が接触するまでの時間t2まで、その動作を停止状態に
保つ。被制御PKG11の抜去時は、短ピンPS,長ピ
ンPLの順で非接触状態となり(図6に示すt3,t4
点)、トランシーバ112の動作を停止状態に保ちなが
ら、被制御PKG11のバス信号線および電源がバック
プレーン4から切り離される。
路111が安定するまでに充分な時間を経たt2点で、
短ピンPSがバックプレーン4側のトランシーバ制御線
3に接触し、短ピンPSに収容されている被制御PKG
11のトランシーバ制御線がバックプレーン4に接続さ
れる。これにより、トランシーバ112は、短ピンPS
が接触するまでの時間t2まで、その動作を停止状態に
保つ。被制御PKG11の抜去時は、短ピンPS,長ピ
ンPLの順で非接触状態となり(図6に示すt3,t4
点)、トランシーバ112の動作を停止状態に保ちなが
ら、被制御PKG11のバス信号線および電源がバック
プレーン4から切り離される。
【0009】上記の問題、すなわち活線挿抜PKGの
コネクタ容量、配線容量および、トランシーバ入出力容
量によって発生するノイズがバス信号線に重畳してしま
う問題については、図3および図5に示されているよう
に、フィルタ103〜1n3を挿入することにより、ノイズ
吸収を行っている。被制御PKG11 を例にとって説明
すると、図7にその活線挿抜時のノイズ除去タイミング
図を示すように、被制御PKG11 の挿抜時、コネクタ
ピンのチャタリングにより、バス信号線2にはノイズが
発生する。このノイズをバス信号として取り込まないよ
うに、動作状態の制御PKG10 ,被制御PKG12 〜
1nは、そのノイズをフィルタ103,123〜1n3を通し
て除去する。制御PKG10 のCPU回路101,被制御
PKG12 〜1n の内部回路121〜1n1は、ノイズ除去
後のバス信号を、トランシーバ102,122〜1n2を介
し、クロックckの打ち抜きタイミングで取り込む。
コネクタ容量、配線容量および、トランシーバ入出力容
量によって発生するノイズがバス信号線に重畳してしま
う問題については、図3および図5に示されているよう
に、フィルタ103〜1n3を挿入することにより、ノイズ
吸収を行っている。被制御PKG11 を例にとって説明
すると、図7にその活線挿抜時のノイズ除去タイミング
図を示すように、被制御PKG11 の挿抜時、コネクタ
ピンのチャタリングにより、バス信号線2にはノイズが
発生する。このノイズをバス信号として取り込まないよ
うに、動作状態の制御PKG10 ,被制御PKG12 〜
1nは、そのノイズをフィルタ103,123〜1n3を通し
て除去する。制御PKG10 のCPU回路101,被制御
PKG12 〜1n の内部回路121〜1n1は、ノイズ除去
後のバス信号を、トランシーバ102,122〜1n2を介
し、クロックckの打ち抜きタイミングで取り込む。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の方式によると、上記の問題に対しフィルタを
通してノイズを吸収するため、比較的バス信号速度の低
いシステムに限られてしまう。バス信号速度が高速にな
ると、バス信号の時間幅が狭くなり、ノイズ幅に近くな
る。したがって、バス信号とノイズとの区別がつかなく
なるような速度まで、バスを高速化することができな
い。すなわち、PKGの障害、PKGの機能変更また
は、PKGの増設によるPKGの活線挿抜回数および活
線挿抜時間は、システムの動作寿命から比べると僅かな
時間であり、この僅かな時間のために、従来の方式で
は、バスを高速化することができなかった。
た従来の方式によると、上記の問題に対しフィルタを
通してノイズを吸収するため、比較的バス信号速度の低
いシステムに限られてしまう。バス信号速度が高速にな
ると、バス信号の時間幅が狭くなり、ノイズ幅に近くな
る。したがって、バス信号とノイズとの区別がつかなく
なるような速度まで、バスを高速化することができな
い。すなわち、PKGの障害、PKGの機能変更また
は、PKGの増設によるPKGの活線挿抜回数および活
線挿抜時間は、システムの動作寿命から比べると僅かな
時間であり、この僅かな時間のために、従来の方式で
は、バスを高速化することができなかった。
【0011】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、その目的とするところは、活線挿抜に
よるシステムの動作保証を保ち、かつバスを高速化する
ことのできる活線挿抜方式を提供することにある。
なされたもので、その目的とするところは、活線挿抜に
よるシステムの動作保証を保ち、かつバスを高速化する
ことのできる活線挿抜方式を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、第1発明(請求項1に係る発明)は、制御パ
ッケージと第1〜第Nの被制御パッケージとを第1系統
および第2系統のバス信号線で接続するものとし、第1
〜第Nの被制御パッケージを第1系統および第2系統の
バス信号線に対して挿抜可能に接続する第1〜第Nのコ
ネクタに、第1〜第Nの被制御パッケージの第1系統お
よび第2系統のバス信号線に対する挿入接続に際し、第
1系統のバス信号線/第2系統のバス信号線の順に接触
する第1ピン/第2ピンを設け、制御パッケージおよび
第1〜第Nの被制御パッケージに、第1系統および第2
系統のバス信号線を介するバス信号をトランシーバを介
してラッチするバス信号線ラッチ回路と、このバス信号
線ラッチ回路にてラッチされたバス信号の排他的論理和
をとる排他的論理和回路とを設け、第1系統および第2
系統のバス信号線を同一のバス信号が同一タイミングで
並行して与えられる二重線としたものである。
るために、第1発明(請求項1に係る発明)は、制御パ
ッケージと第1〜第Nの被制御パッケージとを第1系統
および第2系統のバス信号線で接続するものとし、第1
〜第Nの被制御パッケージを第1系統および第2系統の
バス信号線に対して挿抜可能に接続する第1〜第Nのコ
ネクタに、第1〜第Nの被制御パッケージの第1系統お
よび第2系統のバス信号線に対する挿入接続に際し、第
1系統のバス信号線/第2系統のバス信号線の順に接触
する第1ピン/第2ピンを設け、制御パッケージおよび
第1〜第Nの被制御パッケージに、第1系統および第2
系統のバス信号線を介するバス信号をトランシーバを介
してラッチするバス信号線ラッチ回路と、このバス信号
線ラッチ回路にてラッチされたバス信号の排他的論理和
をとる排他的論理和回路とを設け、第1系統および第2
系統のバス信号線を同一のバス信号が同一タイミングで
並行して与えられる二重線としたものである。
【0013】第2発明(請求項2に係る発明)は、第1
発明において、第1〜第Nの被制御パッケージにおける
トランシーバの動作を、第1〜第Nの被制御パッケージ
が第2系統のバス信号線に対して挿入接続された後の所
定のタイミングで開始し、第1〜第Nの被制御パッケー
ジが第2系統のバス信号線に対して抜去切断される直前
の所定のタイミングで停止するようにしたものである。
発明において、第1〜第Nの被制御パッケージにおける
トランシーバの動作を、第1〜第Nの被制御パッケージ
が第2系統のバス信号線に対して挿入接続された後の所
定のタイミングで開始し、第1〜第Nの被制御パッケー
ジが第2系統のバス信号線に対して抜去切断される直前
の所定のタイミングで停止するようにしたものである。
【0014】第3発明(請求項3に係る発明)は、制御
パッケージと第1〜第Nの被制御パッケージとを第1系
統および第2系統のバス信号線とで接続するものとし、
制御パッケージから第1〜第Nの被制御パッケージのト
ランシーバに制御信号を送るものとし、第1〜第Nの被
制御パッケージを第1系統および第2系統のバス信号線
に対して挿抜可能に接続する第1〜第Nのコネクタに、
第1〜第Nの被制御パッケージの第1系統および第2系
統のバス信号線ならびに制御信号線に対する挿入接続に
際し、第1系統のバス信号線/第2系統のバス信号線/
制御信号線の順に接触する第1ピン/第2ピン/第3ピ
ンを設け、制御パッケージおよび第1〜第Nの被制御パ
ッケージに、第1系統および第2系統のバス信号線を介
するバス信号をトランシーバを介してラッチするバス信
号線ラッチ回路と、このバス信号線ラッチ回路にてラッ
チされたバス信号の排他的論理和をとる排他的論理和回
路とを設け、第1系統および第2系統のバス信号線を同
一のバス信号が同一タイミングで並行して与えられる二
重線としたものである。
パッケージと第1〜第Nの被制御パッケージとを第1系
統および第2系統のバス信号線とで接続するものとし、
制御パッケージから第1〜第Nの被制御パッケージのト
ランシーバに制御信号を送るものとし、第1〜第Nの被
制御パッケージを第1系統および第2系統のバス信号線
に対して挿抜可能に接続する第1〜第Nのコネクタに、
第1〜第Nの被制御パッケージの第1系統および第2系
統のバス信号線ならびに制御信号線に対する挿入接続に
際し、第1系統のバス信号線/第2系統のバス信号線/
制御信号線の順に接触する第1ピン/第2ピン/第3ピ
ンを設け、制御パッケージおよび第1〜第Nの被制御パ
ッケージに、第1系統および第2系統のバス信号線を介
するバス信号をトランシーバを介してラッチするバス信
号線ラッチ回路と、このバス信号線ラッチ回路にてラッ
チされたバス信号の排他的論理和をとる排他的論理和回
路とを設け、第1系統および第2系統のバス信号線を同
一のバス信号が同一タイミングで並行して与えられる二
重線としたものである。
【0015】
【作用】したがってこの発明によれば、第1発明では、
例えば、第1の被制御パッケージを活線挿抜すると、第
1のコネクタの第1ピンと第2ピンとの第1系統および
第2系統のバス信号線に対する接触時間がずれるので、
第1系統のバス信号線および第2系統のバス信号線に重
畳されるノイズの発生タイミングが異なるものとなり、
両系統のバス信号に不一致が起こると、他のパッケージ
における排他的論理和回路の出力が「1」レベルとな
り、この排他的論理和回路の出力に基づきノイズの発生
を検出することができる。
例えば、第1の被制御パッケージを活線挿抜すると、第
1のコネクタの第1ピンと第2ピンとの第1系統および
第2系統のバス信号線に対する接触時間がずれるので、
第1系統のバス信号線および第2系統のバス信号線に重
畳されるノイズの発生タイミングが異なるものとなり、
両系統のバス信号に不一致が起こると、他のパッケージ
における排他的論理和回路の出力が「1」レベルとな
り、この排他的論理和回路の出力に基づきノイズの発生
を検出することができる。
【0016】第2発明では、第1発明の作用に加えて、
例えば、第1の被制御パッケージを活線挿抜すると、第
1の被制御パッケージにおけるトランシーバは、第2系
統のバス信号線に対して挿入接続された後の所定のタイ
ミングでその動作を開始し、第2系統のバス信号線に対
して抜去切断される直前の所定のタイミングでその動作
を停止する。
例えば、第1の被制御パッケージを活線挿抜すると、第
1の被制御パッケージにおけるトランシーバは、第2系
統のバス信号線に対して挿入接続された後の所定のタイ
ミングでその動作を開始し、第2系統のバス信号線に対
して抜去切断される直前の所定のタイミングでその動作
を停止する。
【0017】第3発明では、第1発明の作用に加えて、
例えば、第1の被制御パッケージを活線挿抜すると、第
1の被制御パッケージにおけるトランシーバは、第2ピ
ンが第2系統のバス信号線に接続された後の第3ピンの
制御信号線への接触によってその動作が開始され、第2
ピンが第2系統のバス信号線に対して切り離される前の
第3ピンの制御信号線からの切り離しによってその動作
が停止される。
例えば、第1の被制御パッケージを活線挿抜すると、第
1の被制御パッケージにおけるトランシーバは、第2ピ
ンが第2系統のバス信号線に接続された後の第3ピンの
制御信号線への接触によってその動作が開始され、第2
ピンが第2系統のバス信号線に対して切り離される前の
第3ピンの制御信号線からの切り離しによってその動作
が停止される。
【0018】
【実施例】図1を用いて本発明に係る活線挿抜方式の一
実施例について説明する。同図において、110は制御
PKG、111〜11nは被制御PKG、121および
122は第1系統および第2系統のバス信号線、13は
トランシーバ制御線、14はバックプレーン、150〜
15nはコネクタ、S1〜Snはスイッチである。制御
PKG110はCPU回路1101,トランシーバ11
02,バス信号ラッチ回路1103および排他的論理和
回路1104を備えている。被制御PKG111〜11
nは内部回路1111〜11n,トランシーバ1112
〜11n2,バス信号ラッチ回路1113〜11n3お
よび排他的論理和回路1114〜11n4を備えてい
る。コネクタ151〜15nは、長ピンPL、短ピンP
S1,PS2を有している。第1系統のバス信号線12
1 および第2系統のバス信号線12 2 は同一のバス信号
が同一タイミングで並行して与えられる二重線とされて
いる。すなわち、第1系統のバス信号線12 1 および第
2系統のバス信号線12 2 には、同一のバス信号が同一
タイミングで並行して与えられる。
実施例について説明する。同図において、110は制御
PKG、111〜11nは被制御PKG、121および
122は第1系統および第2系統のバス信号線、13は
トランシーバ制御線、14はバックプレーン、150〜
15nはコネクタ、S1〜Snはスイッチである。制御
PKG110はCPU回路1101,トランシーバ11
02,バス信号ラッチ回路1103および排他的論理和
回路1104を備えている。被制御PKG111〜11
nは内部回路1111〜11n,トランシーバ1112
〜11n2,バス信号ラッチ回路1113〜11n3お
よび排他的論理和回路1114〜11n4を備えてい
る。コネクタ151〜15nは、長ピンPL、短ピンP
S1,PS2を有している。第1系統のバス信号線12
1 および第2系統のバス信号線12 2 は同一のバス信号
が同一タイミングで並行して与えられる二重線とされて
いる。すなわち、第1系統のバス信号線12 1 および第
2系統のバス信号線12 2 には、同一のバス信号が同一
タイミングで並行して与えられる。
【0019】制御PKG110 のCPU回路1101から
のバス信号線121 および122 は、バス信号ラッチ回
路1103,トランシーバ1102,コネクタ150 を通
し、バックプレーン4側のバス信号線121 および12
2 に接続されている。バックプレーン4側のバス信号線
121 および122 は、コネクタ151 〜15n の長ピ
ンPLおよび短ピンPS1 に接続されている。被制御P
KG111 〜11n において、バス信号線121 および
122 は、トランシーバ1112〜11n2を介し、バス信
号ラッチ回路1113〜11n3を経て、内部回路1111〜
11n1に接続されている。
のバス信号線121 および122 は、バス信号ラッチ回
路1103,トランシーバ1102,コネクタ150 を通
し、バックプレーン4側のバス信号線121 および12
2 に接続されている。バックプレーン4側のバス信号線
121 および122 は、コネクタ151 〜15n の長ピ
ンPLおよび短ピンPS1 に接続されている。被制御P
KG111 〜11n において、バス信号線121 および
122 は、トランシーバ1112〜11n2を介し、バス信
号ラッチ回路1113〜11n3を経て、内部回路1111〜
11n1に接続されている。
【0020】トランシーバ1112〜11n2を通ったバス
信号線121 および122 からの信号(第1および第2
のバス信号)は、クロックckによって、バス信号ラッ
チ回路1113〜11n3でラッチされる。バス信号ラッチ
回路1113〜11n3でラッチされた第1および第2のバ
ス信号は、排他的論理和回路1114〜11n4へ与えられ
ると共に、クロックckによって、内部回路1111〜1
1n1に取り込まれる。排他的論理和回路1114〜11n4
の出力端は内部回路1111〜11n1に接続されている。
また、CPU回路1101からのトランシーバ制御線13
は、トランシーバ1102,コネクタ150 ,バックプレ
ーン14,コネクタ151 〜15n の短ピンPS2 ,ス
イッチS1〜Snを通し、被制御PKG111 〜11n
のトランシーバ1112〜11n2の制御端子に接続されて
いる。なお、本実施例において、コネクタ151 〜15
n における短ピンPS1 とPS2 とは、同一長さとされ
ている。
信号線121 および122 からの信号(第1および第2
のバス信号)は、クロックckによって、バス信号ラッ
チ回路1113〜11n3でラッチされる。バス信号ラッチ
回路1113〜11n3でラッチされた第1および第2のバ
ス信号は、排他的論理和回路1114〜11n4へ与えられ
ると共に、クロックckによって、内部回路1111〜1
1n1に取り込まれる。排他的論理和回路1114〜11n4
の出力端は内部回路1111〜11n1に接続されている。
また、CPU回路1101からのトランシーバ制御線13
は、トランシーバ1102,コネクタ150 ,バックプレ
ーン14,コネクタ151 〜15n の短ピンPS2 ,ス
イッチS1〜Snを通し、被制御PKG111 〜11n
のトランシーバ1112〜11n2の制御端子に接続されて
いる。なお、本実施例において、コネクタ151 〜15
n における短ピンPS1 とPS2 とは、同一長さとされ
ている。
【0021】図2にPKGの活線挿抜時のノイズ発生検
出タイミング(エラー検出タイミング)図を示す。例え
ば、今、被制御PKG111 を、活線挿入するものとす
る。この場合、先ず、コネクタ151 の長ピンPLがバ
ックプレーン14側の第1系統のバス信号線121 に接
触する(図2に示すt1点)。この時、長ピンPLが接
触するバックプレーン14側のバス信号線121 には、
その長ピンPLのチャタリングにより、ノイズが重畳さ
れる。このノイズは、動作中の制御PKG110 ,被制
御PKG112 〜11n に伝達され、クロックckの打
ち抜きタイミングと一致すると、誤バス信号として、C
PU回路1101,内部回路1121〜11n1に取り込まれ
る。
出タイミング(エラー検出タイミング)図を示す。例え
ば、今、被制御PKG111 を、活線挿入するものとす
る。この場合、先ず、コネクタ151 の長ピンPLがバ
ックプレーン14側の第1系統のバス信号線121 に接
触する(図2に示すt1点)。この時、長ピンPLが接
触するバックプレーン14側のバス信号線121 には、
その長ピンPLのチャタリングにより、ノイズが重畳さ
れる。このノイズは、動作中の制御PKG110 ,被制
御PKG112 〜11n に伝達され、クロックckの打
ち抜きタイミングと一致すると、誤バス信号として、C
PU回路1101,内部回路1121〜11n1に取り込まれ
る。
【0022】この時、被制御PKG111 のコネクタ1
51 の短ピンPS1 は、まだバックプレーン14側の第
2系統のバス信号線122 に接触していないため、バッ
クプレーン14側のバス信号線122 にはノイズが重畳
されておらず、第1系統のバス信号線121 のバス信号
(第1のバス信号)と第2系統のバス信号線122 のバ
ス信号(第2のバス信号)とが異なることになる。第1
のバス信号および第2のバス信号はバス信号ラッチ回路
1103,1123〜11n3にてラッチされる。バス信号ラ
ッチ回路1103,1123〜11n3にてラッチされた第1
のバス信号および第2のバス信号は排他的論理和回路1
104,1124〜11n4へ与えられる。
51 の短ピンPS1 は、まだバックプレーン14側の第
2系統のバス信号線122 に接触していないため、バッ
クプレーン14側のバス信号線122 にはノイズが重畳
されておらず、第1系統のバス信号線121 のバス信号
(第1のバス信号)と第2系統のバス信号線122 のバ
ス信号(第2のバス信号)とが異なることになる。第1
のバス信号および第2のバス信号はバス信号ラッチ回路
1103,1123〜11n3にてラッチされる。バス信号ラ
ッチ回路1103,1123〜11n3にてラッチされた第1
のバス信号および第2のバス信号は排他的論理和回路1
104,1124〜11n4へ与えられる。
【0023】この場合、第1のバス信号と第2のバス信
号とが異なっていることから、排他的論理和回路1
104,1124〜11n4の出力が「1」レベルとなる。こ
の「1」レベルの信号はCPU回路1101,内部回路1
121〜11n1へ与えられる。CPU回路1101,内部回
路1121〜11n1は、クロックckの打ち抜きタイミン
グにて排他的論理和回路1104,1124〜11n4からの
「1」レベルの信号を検出すると、ノイズが発生したも
のと判断し、すなわちエラーを検出し、その内部のフリ
ップフロップ(F/F:図示せず)のQ出力を「1」レ
ベルとする。これにより、CPU回路1101,内部回路
1121〜11n1は、エラー検出後、エラー処理を行う。
号とが異なっていることから、排他的論理和回路1
104,1124〜11n4の出力が「1」レベルとなる。こ
の「1」レベルの信号はCPU回路1101,内部回路1
121〜11n1へ与えられる。CPU回路1101,内部回
路1121〜11n1は、クロックckの打ち抜きタイミン
グにて排他的論理和回路1104,1124〜11n4からの
「1」レベルの信号を検出すると、ノイズが発生したも
のと判断し、すなわちエラーを検出し、その内部のフリ
ップフロップ(F/F:図示せず)のQ出力を「1」レ
ベルとする。これにより、CPU回路1101,内部回路
1121〜11n1は、エラー検出後、エラー処理を行う。
【0024】すなわち、本実施例では、被制御PKG1
11 〜11n の活線挿抜時、コネクタ151 〜15n の
長ピンPLと短ピンPS1 とのバス信号線121 ,12
2 に対する接触時間がずれるので(図2に示すt1点,
t2点)、バス信号線121および122 に重畳される
ノイズの発生タイミングが異なるものとなり、両系統の
バス信号に不一致が起こると、排他的論理和回路1104
〜11n4の出力が「1」レベルとなって、回路1101〜
11n1へ伝達され、エラー処理が行われるものとなる。
11 〜11n の活線挿抜時、コネクタ151 〜15n の
長ピンPLと短ピンPS1 とのバス信号線121 ,12
2 に対する接触時間がずれるので(図2に示すt1点,
t2点)、バス信号線121および122 に重畳される
ノイズの発生タイミングが異なるものとなり、両系統の
バス信号に不一致が起こると、排他的論理和回路1104
〜11n4の出力が「1」レベルとなって、回路1101〜
11n1へ伝達され、エラー処理が行われるものとなる。
【0025】換言すれば、本実施例では、両系統のバス
信号に不一致が起きなければ、排他的論理和回路1104
〜11n4の出力が「1」レベルとならず、回路1101〜
11n1は、パルス信号ラッチ回路1103〜11n3からの
バス信号を受けて、正常処理を行う。したがって、本実
施例によれば、バスを高速としても、両系統のバス信号
に不一致が生じない限り、バス信号をノイズとして見誤
ることがない。
信号に不一致が起きなければ、排他的論理和回路1104
〜11n4の出力が「1」レベルとならず、回路1101〜
11n1は、パルス信号ラッチ回路1103〜11n3からの
バス信号を受けて、正常処理を行う。したがって、本実
施例によれば、バスを高速としても、両系統のバス信号
に不一致が生じない限り、バス信号をノイズとして見誤
ることがない。
【0026】〔第2発明〕なお、本実施例においては、
活線挿抜時のトランシーバの不安定動作の防止のため
に、図4を用いて説明したものと同様の方策をとってい
る。すなわち、スイッチS1〜Snの操作によって、被
制御PKG111 〜11n におけるトランシーバ1112
〜11n2の動作を、被制御PKG111 〜11n が第2
系統のバス信号線122 に対して挿入接続された後の所
定のタイミングで開始し、被制御PKG111 〜11n
が第2系統のバス信号線122 に対して抜去切断される
直前の所定のタイミングで停止するようにしている。
活線挿抜時のトランシーバの不安定動作の防止のため
に、図4を用いて説明したものと同様の方策をとってい
る。すなわち、スイッチS1〜Snの操作によって、被
制御PKG111 〜11n におけるトランシーバ1112
〜11n2の動作を、被制御PKG111 〜11n が第2
系統のバス信号線122 に対して挿入接続された後の所
定のタイミングで開始し、被制御PKG111 〜11n
が第2系統のバス信号線122 に対して抜去切断される
直前の所定のタイミングで停止するようにしている。
【0027】〔第3発明〕活線挿抜時のトランシーバの
不安定動作の防止方策として、図6を用いて説明したも
のと同様の方策をとることも考えられる。すなわち、図
1において、コネクタ151 〜15n における短ピンP
S2 を短ピンPS1 よりも短くし、制御PKG110 か
らのトランシーバ制御線13をスイッチS1〜Snを介
さずに、コネクタ151 〜15n の短ピンPS2 を介し
て直にトランシーバ1112〜11n2へ与えるものとして
もよい。
不安定動作の防止方策として、図6を用いて説明したも
のと同様の方策をとることも考えられる。すなわち、図
1において、コネクタ151 〜15n における短ピンP
S2 を短ピンPS1 よりも短くし、制御PKG110 か
らのトランシーバ制御線13をスイッチS1〜Snを介
さずに、コネクタ151 〜15n の短ピンPS2 を介し
て直にトランシーバ1112〜11n2へ与えるものとして
もよい。
【0028】また、本実施例においては、コネクタ15
0 におけるピンP1,P2,P3を同一長さとしている
が、コネクタ151 〜15n と同様、長ピンPL,短ピ
ンPS1 ,PS2 とするようにしてもよい。
0 におけるピンP1,P2,P3を同一長さとしている
が、コネクタ151 〜15n と同様、長ピンPL,短ピ
ンPS1 ,PS2 とするようにしてもよい。
【0029】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように本
発明によれば、第1発明では、例えば、第1の被制御パ
ッケージを活線挿抜すると、第1のコネクタの第1ピン
と第2ピンとの第1系統および第2系統のバス信号線に
対する接触時間がずれるので、第1系統のバス信号線お
よび第2系統のバス信号線に重畳されるノイズの発生タ
イミングが異なるものとなり、両系統のバス信号に不一
致が起こると、他のパッケージにおける排他的論理和回
路の出力が「1」レベルとなり、この排他的論理和回路
の出力に基づきノイズの発生を検出することができるよ
うになる。これにより、バスを高速としても、両系統の
バス信号に不一致が生じない限り、バス信号をノイズと
して見誤ることがなく、活線挿抜によるシステムの動作
保証を保ち、かつバスを高速化することができるように
なる。
発明によれば、第1発明では、例えば、第1の被制御パ
ッケージを活線挿抜すると、第1のコネクタの第1ピン
と第2ピンとの第1系統および第2系統のバス信号線に
対する接触時間がずれるので、第1系統のバス信号線お
よび第2系統のバス信号線に重畳されるノイズの発生タ
イミングが異なるものとなり、両系統のバス信号に不一
致が起こると、他のパッケージにおける排他的論理和回
路の出力が「1」レベルとなり、この排他的論理和回路
の出力に基づきノイズの発生を検出することができるよ
うになる。これにより、バスを高速としても、両系統の
バス信号に不一致が生じない限り、バス信号をノイズと
して見誤ることがなく、活線挿抜によるシステムの動作
保証を保ち、かつバスを高速化することができるように
なる。
【0030】すなわち、PKGの活線挿抜回数および活
線挿抜時間は、システムの動作寿命から比べると僅かな
時間であり、エラー発生時(ノイズ発生時)の処理低下
そのものは大きな問題ではない。システムが停止した
り、誤動作したりすること、または、誤ったデータを受
け取った時に訂正処理できないことが問題である。本発
明の活線挿抜方式は、活線挿抜時、確実にエラーを検出
しエラー処理を行うことが可能であり、活線挿抜時以外
の通常動作では、デバイスの高速性を有効に活用した、
バスの高速化を提供することができるようになる。
線挿抜時間は、システムの動作寿命から比べると僅かな
時間であり、エラー発生時(ノイズ発生時)の処理低下
そのものは大きな問題ではない。システムが停止した
り、誤動作したりすること、または、誤ったデータを受
け取った時に訂正処理できないことが問題である。本発
明の活線挿抜方式は、活線挿抜時、確実にエラーを検出
しエラー処理を行うことが可能であり、活線挿抜時以外
の通常動作では、デバイスの高速性を有効に活用した、
バスの高速化を提供することができるようになる。
【0031】第2発明では、例えば、第1の被制御パッ
ケージを活線挿抜すると、第1の被制御パッケージにお
けるトランシーバは、第2系統のバス信号線に対して挿
入接続された後の所定のタイミングでその動作を開始
し、第2系統のバス信号線に対して抜去切断される直前
の所定のタイミングでその動作を停止し、第1発明の効
果に加えて、PKGの活線挿抜時のトランシーバの不安
定動作を防止することができる。
ケージを活線挿抜すると、第1の被制御パッケージにお
けるトランシーバは、第2系統のバス信号線に対して挿
入接続された後の所定のタイミングでその動作を開始
し、第2系統のバス信号線に対して抜去切断される直前
の所定のタイミングでその動作を停止し、第1発明の効
果に加えて、PKGの活線挿抜時のトランシーバの不安
定動作を防止することができる。
【0032】第3発明では、例えば、第1の被制御パッ
ケージを活線挿抜すると、第1の被制御パッケージにお
けるトランシーバは、第2ピンが第2系統のバス信号線
に接続された後の第3ピンの制御信号線への接触によっ
てその動作が開始され、第2ピンが第2系統のバス信号
線に対して切り離される前の第3ピンの制御信号線から
の切り離しによってその動作が停止され、第1発明の効
果に加えて、PKGの活線挿抜時のトランシーバの不安
定動作を防止することができる。
ケージを活線挿抜すると、第1の被制御パッケージにお
けるトランシーバは、第2ピンが第2系統のバス信号線
に接続された後の第3ピンの制御信号線への接触によっ
てその動作が開始され、第2ピンが第2系統のバス信号
線に対して切り離される前の第3ピンの制御信号線から
の切り離しによってその動作が停止され、第1発明の効
果に加えて、PKGの活線挿抜時のトランシーバの不安
定動作を防止することができる。
【図1】 本発明に係る活線挿抜方式の一実施例を説明
するためのシステム構成図である。
するためのシステム構成図である。
【図2】 図1におけるPKGの活線挿抜時のノイズ発
生検出タイミング図である。
生検出タイミング図である。
【図3】 従来の活線挿抜方式の一例を説明するための
システム構成図である。
システム構成図である。
【図4】 図3におけるPKGの活線挿抜時のトランシ
ーバの不安定動作防止方策を説明するための制御タイミ
ング図である。
ーバの不安定動作防止方策を説明するための制御タイミ
ング図である。
【図5】 従来の活線挿抜方式の他の例を説明するため
のシステム構成図である。
のシステム構成図である。
【図6】 図5におけるPKGの活線挿抜時のトランシ
ーバの不安定動作防止方策を説明するための制御タイミ
ング図である。
ーバの不安定動作防止方策を説明するための制御タイミ
ング図である。
【図7】 図3および図5におけるPKGの活線挿抜時
のノイズ除去タイミング図である。
のノイズ除去タイミング図である。
110 …制御PKG、111 〜11n …被制御PKG、
121 …第1系統のバス信号線,122 …第2系統のバ
ス信号線、13…トランシーバ制御線、14…バックプ
レーン、150 〜15n …コネクタ、S1〜Sn…スイ
ッチ、1101…CPU回路,1102…トランシーバ,1
103…バス信号ラッチ回路、1104…排他的論理和回
路、1111〜11n1…内部回路,1112〜11n2…トラ
ンシーバ,1113〜11n3…バス信号ラッチ回路、11
14〜11n4…排他的論理和回路、PL…長ピン、P
S1 ,PS2 …短ピン。
121 …第1系統のバス信号線,122 …第2系統のバ
ス信号線、13…トランシーバ制御線、14…バックプ
レーン、150 〜15n …コネクタ、S1〜Sn…スイ
ッチ、1101…CPU回路,1102…トランシーバ,1
103…バス信号ラッチ回路、1104…排他的論理和回
路、1111〜11n1…内部回路,1112〜11n2…トラ
ンシーバ,1113〜11n3…バス信号ラッチ回路、11
14〜11n4…排他的論理和回路、PL…長ピン、P
S1 ,PS2 …短ピン。
Claims (3)
- 【請求項1】 制御パッケージと第1〜第Nの被制御パ
ッケージとを接続する第1系統および第2系統のバス信
号線と、前記第1〜第Nの被制御パッケージを前記第1
系統および第2系統のバス信号線に対して挿抜可能に接
続する第1〜第Nのコネクタとを備え、 前記第1〜第Nのコネクタは、前記第1〜第Nの被制御
パッケージの前記第1系統および第2系統のバス信号線
に対する挿入接続に際し、第1系統のバス信号線/第2
系統のバス信号線の順に接触する第1ピン/第2ピンを
有し、 前記制御パッケージおよび第1〜第Nの被制御パッケー
ジは、前記第1系統および第2系統のバス信号線を介す
るバス信号をトランシーバを介してラッチするバス信号
線ラッチ回路と、このバス信号線ラッチ回路にてラッチ
されたバス信号の排他的論理和をとる排他的論理和回路
とを有し、 前記第1系統および第2系統のバス信号線は同一のバス
信号が同一タイミングで並行して与えられる二重線とさ
れてい ることを特徴とする活線挿抜方式。 - 【請求項2】 請求項1において、第1〜第Nの被制御
パッケージにおけるトランシーバは、第1〜第Nの被制
御パッケージが第2系統のバス信号線に対して挿入接続
された後の所定のタイミングでその動作が開始され、第
1〜第Nの被制御パッケージが第2系統のバス信号線に
対して抜去切断される前の所定のタイミングでその動作
が停止されることを特徴とする活線挿抜方式。 - 【請求項3】 制御パッケージと第1〜第Nの被制御パ
ッケージとを接続する第1系統および第2系統のバス信
号線と、前記制御パッケージから前記第1〜第Nの被制
御パッケージのトランシーバに制御信号を送る制御信号
線と、前記第1〜第Nの被制御パッケージを前記第1系
統および第2系統のバス信号線ならびに前記制御信号線
に対して挿抜可能に接続する第1〜第Nのコネクタとを
備え、 前記第1〜第Nのコネクタは、前記第1〜第Nの被制御
パッケージの前記第1系統および第2系統のバス信号線
ならびに制御信号線に対する挿入接続に際し、 第1系統のバス信号線/第2系統のバス信号線/制御信
号線の順に接触する第1ピン/第2ピン/第3ピンを有
し、 前記制御パッケージおよび前記第1〜第Nの被制御パッ
ケージは、前記第1系統および第2系統のバス信号線を
介するバス信号をトランシーバを介してラッチするバス
信号線ラッチ回路と、このバス信号線ラッチ回路にてラ
ッチされたバス信号の排他的論理和をとる排他的論理和
回路とを有し、 前記第1系統および第2系統のバス信号線は同一のバス
信号が同一タイミングで並行して与えられる二重線とさ
れてい ることを特徴とする活線挿抜方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7035017A JP2701769B2 (ja) | 1995-02-23 | 1995-02-23 | 活線挿抜方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7035017A JP2701769B2 (ja) | 1995-02-23 | 1995-02-23 | 活線挿抜方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08234869A JPH08234869A (ja) | 1996-09-13 |
JP2701769B2 true JP2701769B2 (ja) | 1998-01-21 |
Family
ID=12430310
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7035017A Expired - Fee Related JP2701769B2 (ja) | 1995-02-23 | 1995-02-23 | 活線挿抜方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2701769B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3371760B2 (ja) * | 1997-06-19 | 2003-01-27 | 松下電器産業株式会社 | Pcカード用コネクタ、pcカード及びpcカード処理装置 |
JP2008192063A (ja) * | 2007-02-07 | 2008-08-21 | Sii Network Systems Kk | 活線挿抜システム及び電子機器 |
-
1995
- 1995-02-23 JP JP7035017A patent/JP2701769B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08234869A (ja) | 1996-09-13 |
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