JP2001005575A - 電子装置 - Google Patents

電子装置

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JP2001005575A
JP2001005575A JP11177580A JP17758099A JP2001005575A JP 2001005575 A JP2001005575 A JP 2001005575A JP 11177580 A JP11177580 A JP 11177580A JP 17758099 A JP17758099 A JP 17758099A JP 2001005575 A JP2001005575 A JP 2001005575A
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signal
control
package
circuit
act
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JP11177580A
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Kazuya Kikuchi
一哉 菊池
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NEC Engineering Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パッケージの活線挿抜によっても誤動作を生
じないようにする 【解決手段】 被制御パッケージから制御要求信号aが
入力されると、この制御要求aは論理和回路11にて構
成されるor回路3を経た後に、微分回路4の初段FF
12にてリタイミングされる。FF12の出力波形は、
さらに次段FF13にて再度リタイミングされる。FF
12の出力信号とFF13の出力信号との論理和14が
とられ、微分回路4から1クロック幅のパルス信号が出
力される。このパルス信号はACT信号送出遅延回路5
に入力され、ACT信号cを送出するタイミングを決め
ているカウンタ15をリセットする。カウンタ15はリ
セット後、一定時間経過した後カウンタ15の出力信号
を出力する。カウンタ15の出力信号はFF16にてリ
タイミング後、ACT信号生成回路6に入力され、最終
的にACT信号cとなって制御側パッケージ1から出力
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子装置に関し、特
にバックボード上に挿入実装された制御側パッケージと
被制御側パッケージとを含んで構成され、制御側パッケ
ージが被制御側パッケージからの制御要求に応答して被
制御側パッケージへの制御信号とこの制御信号を受信す
るタイミングを示す受信タイミング信号とを生成するよ
うにした大規模な伝送通信装置における活線挿抜方式に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】このような多数の(回路)パッケージに
て構成される装置におけるパッケージの挿抜は、従来は
一般的には装置の主電源をオフにしてから行っていた
が、近年、装置自体の主電源が入ったままの状態にて、
装置構成要素であるパッケージの挿抜をすることが要求
されている。なお、このパッケージの挿抜方法を活線挿
抜と呼ぶ。特に対策を行わずに活線挿抜を行うと、一般
的には誤動作を発生したり、極端な場合はパッケージあ
るいは電源部を破壊することにもなる。
【0003】この要請に応えるために、例えば特開平5
−341889号公報には、誤動作することなく、装置
主電源をオフにせずにパッケージの挿抜を行う手法が提
案されている。図17に示すように、この従来の活線挿
抜方法を適用した機器51は、メモリーカード50の挿
入あるいは拔去を行うことを機器51のCPU63に、
知らせるための挿入準備信号を制御する挿入準備スイッ
チ回路57を有する。
【0004】また、機器51のAC入力電源がオフされ
たことを検知して、機器電源オン信号65を出力する機
器電源監視回路64、メモリーカード50が挿入されて
いるか、あるいは抜かれているかを検知して、挿抜検知
信号68を出力する挿抜検知回路52を有する。さら
に、挿入準備信号62と機器電源オン信号65とから生
成される動作レディ信号66と、挿抜検知信号68に基
づいて、動作電圧スイッチング回路74への入力電圧の
立ち上り、及び立ち下りをなまらせることによって、ス
イッチングトランジスタ77を徐々に、オンあるいはオ
フさせる動作電圧スイッチング制御回路69を有する。
【0005】さらにまた、動作レディ信号66と動作電
源レディ信号42とに基づいて、メモリーカード50の
各種信号の出力バッファ48と、入出力バッファ49の
ゲート制御信号46を制御するゲート制御用OR(論理
和)回路45とを有して構成される。メモリーカード5
0の挿抜を、挿入準備スイッチ58のオン/オフによっ
てCPU63に知らせ、CPU63からの制御によって
メモリーカード50の電源をゆっくり立ち上げ、電源が
完全に立ち上がったことを検出した後、メモリーカード
50への読み書きを開始する制御を行うようにしたもの
である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図17に示す特開平5
−341889号公報記載の提案にては、制御側パッケ
ージ(例えば、CPUが実装されるパッケージ)から被
制御側パッケージ(例えばメモリーカード)へ電源を供
給する。また、被制御側パッケージの挿抜を挿抜スイッ
チのオン/オフによって制御側パッケージに知らせ、そ
の情報を基に制御側パッケージから被制御側パッケージ
の電源供給と制御信号の送信タイミングとを制御すると
いう動作となる。
【0007】その結果、制御側パッケージと被制御側パ
ッケージとにそれぞれオンボード電源を、実装したパッ
ケージ個別に電源を有する様なシステムには適用できな
いという問題がある。さらに、被制御側パッケージの挿
抜を挿入準備スイッチ回路のスイッチのオン/オフに
て、制御側パッケージに知らせるシステムとなっている
ため、被制御側パッケージの挿抜に当ってスイッチを操
作する必要があるという問題もある。
【0008】本発明の目的は、活線挿抜によっても誤動
作を生じない電子装置を提供することである。すなわ
ち、機能分割された数枚のパッケージがバックボードを
介して接続されるような構成を有する大規模な伝送通信
装置において、パラレル信号によってパッケージ間の状
態制御を行う制御方法を取る時に、パッケージの活線挿
抜によって誤動作することがないような対策を提供する
ことである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による電子装置
は、バックボード上に挿入実装された制御側パッケージ
と被制御側パッケージとを含んで構成され、前記制御側
パッケージが前記被制御側パッケージからの制御要求に
応答して前記被制御側パッケージへの制御信号とこの制
御信号を受信するタイミングを示す受信タイミング信号
とを生成するようにした電子装置であって、前記制御側
パッケージにおいて、前記制御要求の受信に応答して所
定時間経過後に前記受信タイミング信号を生成する受信
タイミング信号生成手段を設けたことを特徴とする。
【0010】さらに、前記被制御側パッケージに、前記
受信タイミング信号の受信した後、再度一定時間後にこ
の受信タイミング信号の確認をなす受信手段を設けたこ
とを特徴とする。
【0011】そして、前記受信手段は、前記受信タイミ
ング信号のレベルを前記一定時間を挟む前後において確
認する様にしたことを特徴とし、また前記受信タイミン
グ信号のレベルが前記一定時間を挟む前後において同一
の場合に、前記制御信号をラッチするようにしたことを
特徴とする。
【0012】本発明の作用は次の通りである。制御側パ
ッケージにおけるACT信号(被制御パッケージに対す
る制御信号である、例えばON LINE信号等を受信
するタイミングを示す信号)を生成する回路部分に、被
制御パッケージからの制御要求(信号)受信から、AC
T信号送出までのタイミングを遅延させる仕組みを設け
る。
【0013】また、被制御側パッケージにおける制御信
号(ON LINE信号及びACT信号)の受信回路部
分、特にACT信号の受信回路部分に、ACT信号を受
信した後、一定時間後に再度ACT信号のレベルを確認
する仕組みを設ける。このパラレル制御システムは、制
御側パッケージの回路においては、被制御パッケージか
ら制御要求があってから、ACT信号送出までのタイミ
ングを遅延させる。これによって、制御側パッケージ
が、例えば他のパッケージの活線挿抜等が実行された時
に、ノイズ等により被制御パッケージから制御要求を受
けたと誤認識した場合でも、ACT信号の生成はパッケ
ージが完全にバックボードから離れた後になるように作
用する。
【0014】被制御側パッケージにおいては、ACT信
号の変化が検出されてから一定時間後に、再度ACT信
号のレベルを確認する。これによって、制御側パッケー
ジの挿抜により、ACT信号にノイズが発生した場合に
ても、一定時間(パッケージ抜去によるノイズが収束す
る時間以上)ACT信号のレベルが同じである場合の
み、ACT信号が受信されたと認識するように作用す
る。従って、パラレル信号によりパッケージ間にて制御
を行う場合において、パッケージを活線挿抜した時に、
誤った制御が行われることを防止する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例について
図面を参照して説明する。図1は本発明による電子装置
である伝送通信装置の実施例の構成を示す基本ブロック
図であり、図2〜17と同等部分は同一符号にて示して
いる。
【0016】図1において、本発明による伝送通信装置
は、被制御側パッケージ2からの制御信号である制御要
求aを受けて、被制御側パッケージ2へ、制御信号であ
るON LINE信号(例えば現用/予備系において、
該当被制御側パッケージ2の運用/非運用を切り替え指
示する信号)b、及びACT(ON LINE信号bの
受信タイミングを与える受信動作指示)信号cを、送出
する制御側パッケージ1を有する。また、制御側パッケ
ージ1へ制御要求(信号)aを送出し、ONLINE信
号b及びACT信号cを受信する被制御側パッケージ2
を有して、バックボード(図示せず)上に挿入されて構
成される。
【0017】図3に、本発明による制御側パッケージ1
の回路構成(の一部)を示す。本回路は被制御側パッケ
ージ2から受信する制御要求信号aと自パッケージ1内
部に保持しているON LINE信号との論理和11を
とるor回路3、or回路3から出力された信号を微分
し、パルス化する微分回路4を有する。また、微分回路
4から出力されたパルス信号にてリセットされ、その後
一定時間後にパルスを出力するACT信号送出タイミン
グ遅延回路5、遅延回路5から出力されたパルス信号を
基にACT信号cを生成するACT信号生成回路6を有
して構成される。
【0018】さらに、微分回路4は、論理和回路11の
出力をラッチするFF(データタイプフリップフロッ
プ)12、その出力を再度ラッチするFF13、FF1
2,13の論理和をとる論理和回路14にて構成され
る。さらにまた、ACT信号送出タイミング遅延回路5
は、論理和回路14の出力によってリセットされた後、
一定時間(一定カウント)を計数するカウンタ15、カ
ウンタ15の出力をラッチするFF16にて構成され
る。さらにまた、ACT信号生成回路6は、FF16の
出力を再度ラッチするFF17、FF17の出力を基に
一定幅のパルスをACT信号cとして送出するモノマル
チ(例えばモノステーブルマルチバイブレータ)18に
て構成される。
【0019】図14に、本発明による活線挿抜対策を施
していない場合の従来のACT信号送出回路の構成を示
す。図14において、制御要求aあるいはON LIN
E情報(ON LINE信号b)の変化の論理和11を
とり、モノマルチ18をトリガしてACT信号cを出力
している。図3に示す本発明による制御側パッケージ1
のACT信号送出回路は、図14に示す従来の構成に対
して、微分回路4、ACT信号送出タイミング遅延回路
5を構成要素として追加している。
【0020】図5に、本発明による被制御側パッケージ
2の制御信号受信回路の構成(の一部)を示す。本回路
は、制御側パッケージ1から送出されたACT信号cが
正しい制御信号であるか、あるいは、制御側パッケージ
1の活線挿抜により、発生したノイズ等による誤った信
号であるのかを、判断するACT信号受信保護回路7を
有する。また、ACT信号受信保護回路7が正しい制御
信号と判断したタイミングにて、ON LINE信号b
を受信するON LINE信号受信回路8を有して構成
される。
【0021】図16に、本発明による活線挿抜対策を施
していない場合の従来の被制御側パッケージ2の制御信
号受信回路の構成を示す。図16において、ON LI
NE信号bをACT信号cにてラッチ26して受信して
いる。図5に示す本発明による被制御側パッケージ2の
制御信号受信回路は、図16に示す従来の構成に対し
て、ACT信号受信保護回路7を構成要素として追加し
ている。
【0022】本発明の実施例の動作を図1〜6により説
明する。図1において、制御側パッケージ1と被制御側
パッケージ2の間にて、制御要求信号a,ON LIN
E(動作運用状態)信号b、ACT(動作)信号cの3
つの信号に関するやり取りがある。図2のタイミングチ
ャートにおいて、被制御側パッケージ2から制御側パッ
ケージ1に送出される制御要求信号aは、被制御側パッ
ケージ2が装置(バックボード)に実装されて、パワー
オンクリア(電源投入時の回路リセット)実行後、制御
を受け付ける準備が整った時に発出される。
【0023】制御側パッケージ1はこの制御要求aを受
けて、ON LINE信号bとともに被制御側パッケー
ジ2に、このON LINE信号bを受け取るタイミン
グを示すACT信号cを送出する。被制御側パッケージ
2は、ACT信号cが“L(ローレベル)”から“H
(ハイレベル)”になるタイミングにて、制御側パッケ
ージ1から送出されたON LINE信号bを受信す
る。また、被制御側パッケージ2から制御要求aがない
時でも、制御側パッケージ1は自分に保持しているON
LINEの情報が変化した時に、ON LINE信号
b、ACT信号cの送出を行う。
【0024】次に、図3に示す制御側パッケージ1のA
CT信号送出回路の動作について、図4のタイミングチ
ャートを用いて説明する。図3,4において、被制御パ
ッケージ2から制御要求信号(例えば“L”にて制御要
求あり)aが入力されると、この制御要求aは論理和回
路11にて構成されるor回路3を経た後に、微分回路
4の初段FF12にてリタイミングされる。FF12の
出力波形は、さらに次段FF13にて再度リタイミング
される。
【0025】FF12の出力信号とFF13の出力信号
との論理和14がとられ、微分回路4から1クロック幅
のパルス信号(論理和回路14の出力)が出力される。
このパルス信号はACT信号送出遅延回路5に入力さ
れ、ACT信号cを送出するタイミング(遅延させる時
間)を決めているカウンタ15をリセットする。カウン
タ15はリセット後、一定時間(一定クロック数)経過
した後(例えば6クロック後)、カウンタ15の出力信
号を出力する。カウンタ15の出力信号はFF16にて
リタイミング後、ACT信号生成回路6に入力され、F
F17にて再度ラッチされた後、最終的にACT信号c
となって制御側パッケージ1から出力される。
【0026】従来の活線挿抜対策が施されていないAC
T信号送出回路は、図14に示すように単純に制御要求
aをうけた場合と、内部にあるON LINE情報に変
化が生じた場合との論理和11をとり、モノマルチ18
を駆動してACT信号cを出力している。
【0027】図14に示す従来の(活線挿抜対策されて
いない)ACT信号送出回路の場合、バックボードコネ
クタ(パッケージの例えばエッジコネクタが挿入される
バックボード側のコネクタ)から、パッケージ(のエッ
ジ)コネクタが離れていく際に、生じるチャタリングに
より、被制御側パッケージ2から制御要求aがあったと
誤認識して、誤ってACT信号cが送出される可能性が
ある(図15参照)。
【0028】図3,4に示す本発明によるACT信号送
出回路においては、制御要求aを認識してもすぐにはA
CT信号cを送出しない構成になっており、パッケージ
コネクタの全ピンがバックボードコネクタから離れるま
での時間、送出タイミングを遅延させれば、ACT信号
の誤発出を防止することができる。
【0029】次に、図5に示す被制御側パッケージ2の
制御信号受信回路の動作について、図6のタイミングチ
ャートを用いて説明する。図5,6において、制御側パ
ッケージ1から受信したACT信号cは、ACT信号受
信保護回路7に入力され、ACT信号cが“H”から
“L”への変化のタイミングにて、モノマルチ(モノス
テーブルマルチバイブレータ)21にトリガとして入力
される。
【0030】モノマルチ21は、このトリガの後一定時
間のパルス信号を生成する。モノマルチ21の出力信号
は次段のFF25のクロックとして入力され、モノマル
チ21の出力信号が“L”から“H”に変化するタイミ
ングにて、ACT信号cがインバータ23を介してラッ
チされる。なお、FF25は、ACT信号cをインバー
ト22した信号と、パワーオンクリア信号eとの論理積
24をとった信号によってリセットされる。
【0031】FF25の出力信号は、ON LINE信
号受信回路8のFF26のクロックとして使用され、F
F25の出力信号が“L”から“H”に変化するタイミ
ングにて、ON LINE信号bをラッチする。ACT
信号cが“H”から“L”に変化した後、一定時間
“L”であり続けない時は、FF25の出力信号は生成
されない。この結果、制御側パッケージ1の活線挿去等
により、ACT信号cにノイズとして短いパルス信号が
付加されても、被制御側パッケージ2にて誤ってACT
信号cと認識し、ON LINE信号bの取り込みが行
われることはない。
【0032】従来の活線挿抜対策が施されていない被制
御側パッケージ2は、図16に示すように、単純に入力
ON LINE信号bをACT信号cにてラッチ26し
ている。図16において、被制御側パッケージ2に活線
挿抜対策が施されていない場合(図7参照)、制御側パ
ッケージ1の挿抜によって生じたチャタリング等によ
り、ON LINE信号bをラッチするタイミングでな
い時に、ON LINE信号bを誤ってラッチしてしま
うことがある。
【0033】これに対し、図7に示すように、本発明に
よる活線挿抜対策された被制御側パッケージ2の制御信
号受信回路(図5参照)にては、ACT信号cにチャタ
リングが生じても、一定時間後に再度ACT信号cのレ
ベルを確認した後、ON LINE信号bのラッチを行
うため、誤ったタイミングにてON LINE信号bを
ラッチすることがない。
【0034】本発明の他の実施例として、その基本構成
は上述の実施例と同一であるが、制御側パッケージ1と
被制御側パッケージ2との間にて、やり取りするON
LINE信号がn個(nは任意の整数)ある場合につい
て図8,9に示す。すなわち、制御側パッケージ1のA
CT信号送出回路を図8に被制御側パッケージ2の制御
信号受信回路を図9に示す。
【0035】図8において、ACT信号送出回路は微分
回路4、ACT信号送出タイミング遅延回路5、ACT
信号生成回路(モノマルチ18)6は先に示した実施例
とまったく同じ構成である。これに対し、or回路3の
部分がn個のON LINE信号#1〜#nに対応し
て、n本の入力を持つところが異なっている。
【0036】図9において、制御信号受信回路はACT
信号受信保護回路7は先に示した実施例とまったく同じ
構成であり、ON LINE信号受信回路8も同様の機
能を持つが、n個のON LINE信号#1〜#nに対
応してn個のFF26を有する。従って、このON L
INE信号#1〜#nがn個である場合の制御側パッケ
ージ1のACT信号送出回路と、被制御側パッケージ2
の制御信号受信回路のタイミングチャートは、上述の実
施例のタイミングチャート図4,図6と同じである。
【0037】また、本発明のさらに他の実施例として、
その基本構成は上述の実施例と同一であるが、制御側パ
ッケージ1のACT信号送出回路において、ACT信号
生成回路6がモノマルチ18にて構成されるのではな
く、カウンタ31とFF32,33にて構成されている
例を図10に示す。
【0038】また、被制御側パッケージ2の制御信号受
信回路において、ACT信号受信保護回路7の構成要素
の内、モノマルチ21にて構成されている部分を、カウ
ンタ37、FF34,35,38、論理和回路36にて
構成した例を図12に示す。図10に関するタイミング
チャートを図11示す。
【0039】図10,11において、or回路3、微分
回路4、ACT信号送出タイミング遅延回路5について
は、図3に示す上述の実施例と同じ構成であり、図4に
示すタイミングチャートと同じ動作であるため、図11
にては説明を省略して、ACT信号生成回路6の動作に
ついてのみ記述する。ACT信号送出タイミング遅延回
路5より出力されたFF16の出力信号により、ACT
信号生成回路6の構成要素であるカウンタ31、FF3
2,33がリセットされる。
【0040】カウンタ31はリセットが解除されたとこ
ろからカウントを開始し、カウント後にカウンタ31の
出力信号を出力する。カウンタ31の出力信号はFF3
2にてリタイミン後、FF32の出力が生成され、この
信号がFF33にクロックとして入力される。この場合
は、カウンタ31がリセットされてから、カウンタ31
がカウントを終了した時間に、1クロック足した時間が
ACT信号cのパルス幅となる。
【0041】制御側パッケージ1が活線挿去された際
に、制御側パッケージ1のコネクタがバックボードコネ
クタから完全に離れるまでの時間、ACT信号cの送出
を遅らせるACT信号送出タイミング遅延回路5につい
ては、図3に示す上述の実施例と同じであるため、図1
0に示す実施例においても、本発明の目的が達成され
る。
【0042】図12に関するタイミングチャートを図1
3に示す。図12,13において、図5に示す上述の実
施例のACT信号受信保護回路7を構成するモノマルチ
21が、FF34,35,38、カウンタ37、論理和
回路36にて構成される回路に置き替えられているた
め、図13については置き替えられた部分に関する動作
のみについて記述する。
【0043】ACT信号cは、FF34にてリタイミン
グされ、FF34の出力信号が生成される。FF34の
出力信号はさらにFF35にてリタイミングされ、FF
35の出力信号が生成される。FF34,35の出力信
号は論理和36をとられ、論理和回路36の出力信号が
生成されてカウンタ37のリセット端子に入力される。
カウンタ37はリセット解除された時からカウントを開
始し、カウント後にカウンタ37の出力信号が生成さ
れ、この信号がリタイミングされて、生成されたFF3
8の出力信号の“L”から“H”へ変化するタイミング
にて、ACT信号cのレベルが再度確認される動作が得
られ、本発明の目的が達成される。
【0044】しかも、本実施例においては、制御側パッ
ケージ1のACT信号送出回路においては、ACT信号
生成回路6をモノマルチ18にて構成した場合に比し
て、ACT信号cのパルス幅が変動しにくいという効果
が得られる。また、被制御側パッケージ2の制御信号受
信回路においては、ACT信号受信保護回路7をモノマ
ルチ21を用いて構成した場合に比して、ACT信号が
“H”から“L”へ変化した後、再度ACT信号cのレ
ベルを確認するまでの時間を、正確に決定できるという
相乗的な効果が得られる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、o
r回路、微分回路、ACT信号送出タイミング遅延回
路、ACT信号生成回路にて構成される制御側パッケー
ジACT信号送出回路と、ACT信号受信保護回路及び
ON LINE信号受信回路にて構成される被制御側パ
ッケージ制御信号受信回路という基本構成を採用するこ
とにより、制御側パッケージにおいては誤った制御信号
の発出及び被制御側パッケージにおいては制御信号の誤
検出を引き起こすことがなく、パッケージの活線挿抜が
行えることを実現したパラレル信号伝送によるパッケー
ジ間制御システムが提供されるという効果がある。
【0046】また、オンボード電源という形式でパッケ
ージ個別に電源を有するシステムにも適用できるという
効果があり、また挿抜に先立って挿抜準備スイッチ等を
操作することを必要としないという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の基本ブロック図である。
【図2】本発明の実施例の基本タイミングチャートであ
る。
【図3】本発明の実施例の制御側パッケージのACT信
号送出回路のブロック図である。
【図4】本発明の実施例の制御側パッケージのACT信
号送出回路のタイミングチャートである。
【図5】本発明の実施例の被制御側パッケージの制御信
号受信回路のブロック図である。
【図6】本発明の実施例の被制御側パッケージの制御信
号受信回路のタイミングチャートである。
【図7】本発明の実施例の被制御側パッケージの活線挿
抜対策効果説明図である。
【図8】本発明の他の実施例の制御側パッケージのAC
T信号送出回路のブロック図である。
【図9】本発明の他の実施例の被制御側パッケージの制
御信号受信回路のブロック図である。
【図10】本発明のさらに他の実施例の制御側パッケー
ジのACT信号送出回路のブロック図である。
【図11】本発明のさらに他の実施例の制御側パッケー
ジのACT信号送出回路のタイミングチャートである。
【図12】本発明のさらに他の実施例の被制御側パッケ
ージの制御信号受信回路のブロック図である。
【図13】本発明のさらに他の実施例の被制御側パッケ
ージの制御信号受信回路のタイミングチャートである。
【図14】従来の制御側パッケージのACT信号送出回
路の一例のブロック図である。
【図15】従来の制御側パッケージのACT信号送出回
路の一例のタイミングチャートである。
【図16】従来の被制御側パッケージの制御信号受信回
路の一例のブロック図である。
【図17】従来の伝送通信装置の一例のブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 制御側パッケージ 2 被制御側パッケージ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バックボード上に挿入実装された制御側
    パッケージと被制御側パッケージとを含んで構成され、
    前記制御側パッケージが前記被制御側パッケージからの
    制御要求に応答して前記被制御側パッケージへの制御信
    号とこの制御信号を受信するタイミングを示す受信タイ
    ミング信号とを生成するようにした電子装置であって、 前記制御側パッケージにおいて、 前記制御要求の受信に応答して所定時間経過後に前記受
    信タイミング信号を生成する受信タイミング信号生成手
    段を設けたことを特徴とする電子装置。
  2. 【請求項2】 さらに、前記被制御側パッケージに、前
    記受信タイミング信号の受信した後、再度一定時間後に
    この受信タイミング信号の確認をなす受信手段を設けた
    ことを特徴とする請求項1記載の電子装置。
  3. 【請求項3】 前記受信手段は、前記受信タイミング信
    号のレベルを前記一定時間を挟む前後において確認する
    様にしたことを特徴とする請求項2記載の電子装置。
  4. 【請求項4】 前記受信手段は、前記受信タイミング信
    号のレベルが前記一定時間を挟む前後において同一の場
    合に、前記制御信号をラッチするようにしたことを特徴
    とする請求項3記載の電子装置。
  5. 【請求項5】 前記被制御側パッケージは、電源投入状
    態での活線挿抜が自在であることを特徴とする請求項1
    〜4いずれか記載の電子装置。
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