JP2856896B2 - データ伝送装置 - Google Patents

データ伝送装置

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、電話回線と電話機とを接続して通信を行な
うデータ伝送装置に関する。
[従来の技術] 電話回線で使用するファクシミリ装置には、通常、電
話回線を接続する回線端子と、通話用の電話機を接続す
る電話端子とが配設されている。
それらの端子には、例えばモジュラージャックなど、
同一形状のものがよく使用されている。
このため、ファクシミリ装置を設置する際に、誤っ
て、電話回線を電話端子側に接続し、電話機を回線端子
側に接続してしまう場合があった。
このように誤接続すると、着信したときや、オペレー
タがファクシミリ通信を起動したとき、ファクシミリ装
置は、通信動作しなかった。
一方、ファクシミリ装置は、動作していない状態で
は、回線端子と電話端子とを装置内部で接続している。
これにより、誤接続した場合でも、電話機での通話は支
承なく行なえていた。このため、オペレータは、誤接続
に容易に気が付かなかった。
また、ファクシミリ装置によっては、接続される電話
機に一定電圧を印加して、そのフック状態を検知するも
のがある。このようなファクシミリ装置で、誤接続する
と、その一定電圧を発生する回路に電話回線の回線電圧
が印加される。この場合、その回路や電話局側の設備を
損傷する虞れがあった。
[発明が解決しようとする課題] 以上のように、従来は、電話機や電話回線を誤接続し
た場合、オペレータは容易に気付づくことができず、装
置や局設備を損傷する虞れがあると共に、ファクシミリ
通信が行なえないという問題があった。
なお、このような問題は、ファクシミリ装置に限ら
ず、モデムを使用して電話回線でデータ伝送を行なう各
種データ伝送装置において同様であった。
本発明は、上記の問題を解決し、オペレータが誤接続
を即座に知って、装置や設備の損傷を防止する一方、常
に所定の通信が行なえるデータ伝送装置を提供すること
を目的とする。
[課題を解決するための手段] このために、本願の第1の発明は、データ伝送を開始
する際に、電話端子に外部から電圧が印加されていない
かどうか検知して、電圧が印加されてない場合には、通
常どおりデータ伝送と電話端子への電圧印加とを開始す
る一方、電話端子に電圧が印加されている場合には、誤
接続している旨の警報を出力するようにしている。
また、第2の発明では、上記電話端子に電圧が印加さ
れいる場合には、電話端子側に信号を送受信してデータ
伝送するようにしている。
[作用] 電話回線と電話機とを誤接続している場合、電話端子
に電話回線の回線電圧が印加されることになる。
この場合、第1の発明では、警報を出力するので、オ
ペレータは、誤接続に即座に気付くことができると共
に、その場合、電話端子に電圧を印加しないので、回路
や局設備を保護することができる。
また、第2の発明では、誤接続されている場合、電話
回線が接続されている電話端子側でデータ信号を送受信
するので、常に所定の通信を実行することができるよう
になる。
[実施例] 以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施例を詳
細に説明する。
第1図は、本発明の第1の実施例に係るファクシミリ
装置のブロック構成図を示したものである。図におい
て、回線端子1は、電話回線を接続するもので、その2
本のラインは、スイッチ回路S1の接点a1,a2にそれぞれ
接続されている。電話端子2は、電話機を接続するもの
で、その一方のラインは、スイッチ回路S1の接点b1とル
ープ電流検知部3を介して、スイッチ回路S2の接点c3
に接続されている。その他方のラインは、スイッチ回路
S1の接点b2とスイッチ回路S2のコモン接点c4とに接続さ
れている。
スイッチ回路S1のコモン端子c1は、リンギング検出部
4とスイッチ回路S2の接点a3とトランス5の一方の巻線
の一端とに接続されている。また、スイッチ回路S1のコ
モン端子c2は、極性反転検出部6を介して、リンギング
検出部4とスイッチ回路S2の接点a4とに接続され、さら
にそのラインは、スイッチ回路S3を介して上記巻線の他
端に接続されている。
トランス5の他方の巻線の両端は、ファクシミリ画像
処理部7に接続されている。スイッチ回路S2の接点b3,b
4は、回線電圧発生部8に接続されている。
制御部9は、上記各部を監視制御するもので、ループ
電流検知部3,リンギング検出部4および極性反転検出部
6からそれぞれ検知信号を入力し、操作表示部10から操
作情報を入力する一方、スイッチ回路S1〜S3,ファクシ
ミリ画像処理部7および操作表示部10にそれぞれ制御信
号を出力している。
以上の構成で、本実施例のファクシミリ装置を使用す
る場合、回線端子1に電話回線を接続し、電話端子2に
図示せぬ電話機を接続する。
第2図は、このファクシミリ装置の通信動作を示した
ものである。すなわち、ファクシミリ装置は、電源をオ
ンにすると、スイッチ回路S1,S2を、それぞれ接点a側
に接続し、スイッチ回路S3を開いて(処理101)、待機
する(処理102のNのループ)。
このとき、電話機は、スイッチ回路S2,ループ電流検
知部3,極性反転検出部6およびスイッチ回路S1を介し
て、電話回線に接続される。これにより、オペレータ
は、その電話機を自由に通話に使用することができる。
一方、上記待機状態で、電話回線に着信した場合、リ
ンギング検出部4が回線からの呼出信号を検知する。ま
た、オペレータは、ファクシミリ通信を行なう場合、操
作表示部10で所定の起動操作を行なう。
ファクシミリ装置は、着信したり起動操作が行なわれ
たりした場合(処理102のY)、スイッチ回路S1を接点
b側に切り換えて、スイッチ回路S3を閉じる(処理10
3)。そして、電話端子2のラインにループ電流が流れ
るかどうかをループ電流検出部3により検知する(処理
104)。
電話端子2に電話機が正しく接続されている場合に
は、上記ループ電流は流れない。この場合(処理104の
N)、スイッチ回路S1を接点a側、スイッチ回路S2を接
点b側にそれぞれ切り換える(処理105)。これによ
り、電話回線は、極性反転検出部6とスイッチ回路S3と
を介してトランス5の巻線に接続される。ファクシミリ
画像処理部7は、電話回線に対してファクシミリ信号を
送受信して、所定のファクシミリ通信を実行する。
また、電話端子2には、回線電圧発生部8から一定電
圧が印加される。これにより、電話機がオフフックされ
た場合には、電話端子2のラインに流れる電流により、
ループ電流検知部3がそのオフフックを検知するように
なる。
通信中に、オペレータが電話機をオフフックした場
合、ファクシミリ装置は、画情報を伝送した後、既知の
会話手順を実行して、オペレータの通話を可能にする。
なお、極性反転検出部6は、回線電圧の極性判定によ
り、発呼した際の相手先の応答や、通信中における相手
先の回線切断を検知する。これにより、実行している通
信手順を必要に応じて中止する(処理106)。
ところで、いま、誤って回線端子1に電話機を接続
し、電話端子2に電話回線を接続したとする。
この場合、電話端子2に直流48Vの回線電圧が印加さ
れるため、上記処理104において、ループ電流が検知さ
れるようになる。この場合には(処理104のY)、アラ
ーム表示として、例えば、操作表示部10の表示器で、例
えば「回線接続が間違ってます。」というメッセージ表
示すると共にブザーなどで警報音を出力する(処理10
7)。そして、動作しないで待機状態に戻る(処理101
へ)。
以上のように、本実施例では、通信動作を開始する際
に、電話端子2に外部から電圧が印加されていないかど
うか検知して、電圧が印加されている場合には、アラー
ム表示を行なうようにしている。これにより、誤接続し
ている場合、オペレータは、そのことを即座に気付くこ
とができる。
また、誤接続の場合には、回線電圧発生部8から電話
端子2に電圧を印加しないので、回線電圧が回線電圧発
生部8に印加されて、その回路が損傷したり、その回路
の発生電圧が電話局設備に損傷を与えたりする虞れがな
くなる。
次に、本発明の第2の実施例を説明する。
本実施例では、第1図に示したファクシミリ装置に、
第3図に示すように、さらにもう1つのスイッチ回路S4
を配設している。
すなわち、電話端子2の2つのラインは、スイッチ回
路S1の接点b1,b2およびスイッチ回路S4の接点a5,a6にそ
れぞれ接続されている。また、回線端子1の2つのライ
ンは、スイッチ回路S1の接点a1,a2とスイッチ回路S4の
接点b5,b6にそれぞれ接続されている。そして、スイッ
チ回路S4の接点c5は、スイッチ回路S2の接点c4に接続さ
れ、スイッチ回路S4の接点c6はループ電流検知部3を介
してスイッチ回路S2の接点c3に接続されている。
この場合、ファクシミリ装置は、第4図に示すよう
に、スイッチ回路S1,S2,S4をそれぞれa側に接続し、ス
イッチ回路S3を開いた状態で(処理201)、待機する
(処理202のNのループ)。
そして、着信あるいは起動操作があると(処理202の
Y)、前述の実施例と同様に、スイッチ回路S1をb側に
切り換えスイッチ回路S3を閉じて(処理203)、ループ
電流をチェックする(処理204)。
ここで、正しく接続されており、ループ電流がない場
合(処理204のN)、スイッチ回路S1をa側に戻し、ス
イッチ回路S2をb側に切り換え(処理205)、所定のフ
ァクシミリ通信を実行する(処理206)。
一方、誤接続されており、ループ電流があった場合に
は(処理204のY)、スイッチ回路S4をb側に切り換え
た後、スイッチ回路S2をb側に切り換える(処理20
7)。
これにより、電話回線はトランス5に接続されて、フ
ァクシミリ通信が可能になると共に、電話機には、回線
電圧発生部8から所定の電圧が印加され、フック状態を
検知することができるようになる。
この状態で所定のファクシミリ通信を実行する(処理
206へ)。
以上のように、本実施例では、誤接続した場合、電話
端子2側に対して、ファクシミリ信号を送受信すると共
に、回線電圧発生部8の電圧を回線端子1側に印加し
て、フック状態を検知するようにしている。
これにより、誤接続状態でも、正しく接続されている
場合と全く同様に、所定の通信を行なうことができるよ
うになる。
なお、以上の各実施例では、電話端子2側に電話回線
が接続されてないかどうか判別する際に、電話機のフッ
ク状態を検知するループ電流検知部3を利用したので、
上記判別用の独立した検知回路が不要になっているが、
電話端子2の印加電圧を検知する独立した回路を備えて
もよいことは当然である。
また、ファクシミリ装置を例にとって説明したが、フ
ァクシミリ装置に限らず、モデムを使用して電話回線で
データ伝送する各種データ伝送装置において、本発明は
同様に適用できることはいうまでもない。
[発明の効果] 以上のように、本願の第1の発明によれば、データ伝
送を開始する際に、電話端子に外部から電圧が印加され
ている場合には、誤接続の旨を警報するようにしたの
で、オペレータは、誤接続に即座に気付くことができる
と共に、その場合、電話端子に電圧を印加しないので、
回路や局設備を保護することができる一方、第2の発明
によれば、誤接続の場合、電話端子側に対してデータ信
号を送受信するようにしたので、常に所定の通信を実行
することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例に係るファクシミリ装置
の回路構成図、第2図はその実施例における通信動作の
フローチャート、第3図は第2の実施例において第1図
に追加するスイッチ回路周辺部分の回路構成図、第4図
はその実施例における通信動作のフローチャートであ
る。 1……回線端子、2……電話端子、3……ループ電流検
知部、4……リンギング検出部、5……トランス、6…
…極性反転検出部、7……ファクシミリ画像処理部、8
……回線電圧発生部、9……制御部、10……操作表示
部、S1〜S4……スイッチ回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04M 11/00 - 11/10 H04N 1/00 107

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電話回線接続用の回線端子と、電話機接続
    用の電話端子と、通信動作実行中にその電話端子に一定
    電圧を印加する電圧印加手段と、その電圧印加手段から
    流れる電流の有無により電話機のフック状態を判別する
    フック状態判別手段とを備え、接続される上記電話回線
    を介してデータ伝送を行なうデータ伝送装置において、
    データ伝送を開始する際に上記電話端子に外部から電圧
    が印加されていないかどうか検知する検知手段と、上記
    電話端子に電圧が印加されてない場合にはデータ伝送お
    よび上記電圧印加手段による上記電話端子への電圧印加
    を開始する動作開始手段と、上記電話端子に電圧が印加
    されている場合には誤接続している旨の警報を出力する
    警報手段とを備えていること特徴とするデータ伝送装
    置。
  2. 【請求項2】電話回線接続用の回線端子と、電話機接続
    用の電話端子とを備え、接続される上記電話回線を介し
    てデータ伝送を行なうデータ伝送装置において、データ
    伝送を開始する際に上記電話端子に外部から電圧が印加
    されていないかどうか検知する検知手段と、上記電話端
    子に電圧が印加されてない場合には上記回線端子に対し
    て信号を送受信してデータ伝送を行なう通常通信手段
    と、上記電話端子に電圧が印加されている場合には上記
    電話端子に対して信号を送受信してデータ伝送を行なう
    誤接続通信手段とを備えていることを特徴とするデータ
    伝送装置。
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