JPH0951384A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH0951384A
JPH0951384A JP7215532A JP21553295A JPH0951384A JP H0951384 A JPH0951384 A JP H0951384A JP 7215532 A JP7215532 A JP 7215532A JP 21553295 A JP21553295 A JP 21553295A JP H0951384 A JPH0951384 A JP H0951384A
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JP
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telephone
unit
power
power supply
switching relay
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JP7215532A
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Shinji Okada
真二 岡田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電話着信の際に停電又はファクシミリ制御部の
故障により電話による通話ができなくなることを防止す
る。 【解決手段】回路切換リレー3はDTMF信号を基に電
話回線L1,L2の接続先をファクシミリ制御部5と信号
線切換リレー11との間で切り換える。電話側がオフフ
ックすると、オフフック電流検出部12は電力供給部1
0又は停電時に電力供給部10に代わり電力を供給する
バックアップ電力供給部15からの電流を検出し信号線
切換リレー11を切り替えて、電話制御部13と回路切
換リレー3を接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はファクシミリ装
置、特に着信時のファクシミリ通信と電話通信との切換
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置と電話機の回線を共用
し、一本の電話回線でファクシミリ通信及び電話通信の
両方をできるようにしたファクシミリ装置が開発されて
いる。このように、ファクシミリ通信と電話通信の両方
を一本の電話回線でできるようにした場合、例えば着呼
がファクシミリ通信によるものか、又は電話通信による
ものかを判断して接続を切り替える必要が有り、着信時
に自動で回線の切り換えを行うファクシミリ装置におい
ては、この切換をファクシミリ送受信を制御するファク
シミリ制御部で行なっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、着信の
際の回線切換制御をファクシミリ制御部で行なうと、フ
ァクシミリ制御部が故障した場合又は停電等の場合には
着信があっても接続を切り替えることができず、電話を
使用することができなかった。
【0004】また、着呼動作中に発呼側が発呼を中止し
た場合、発呼側が電話回線の開放手段を備えていないた
めに着呼側のユーザが電話機をオフフックするまで鳴動
し続ける場合があった。
【0005】この発明はかかる短所を解消するためにな
されたものであり、停電等であってもファクシミリ制御
基板による制御とは別に電話通信着信時の切換動作を行
ない電話での通信を可能にすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るファクシ
ミリ装置は、回路切換リレーと番号判断部と信号線切換
リレーと電力供給部とバックアップ電力供給部とオフフ
ック電流検出部とを備え、回路切換リレーは外部からの
電話回線の接続先をファクシミリ制御部と信号線切換リ
レーとの間で切り替えるもので着信待機中は電話回線を
信号線切換リレーに接続し、番号判断部は電話回線を介
して受信したDTMF信号に含まれた番号がファクシミ
リ用の番号か又は電話用の番号かを判断し、判断結果に
より回路切換リレーによる電話回線の接続先を切り換
え、着信がファクシミリ通信用のものか又は電話通信用
のものかにより接続先を切り替える。
【0007】信号線切換リレーは電話による通話を制御
する電話制御部の接続先を回路切換リレーと電力供給部
との間で切り替えるものであり、電話側のオフフック検
出動作時は電話制御部を電力供給部に接続し、電力供給
部は停電時以外のときにオフフック電流検出部にオフフ
ック検出を行なうための電力を供給し、バックアップ電
力供給部は停電時に電力供給部に代わりオフフック電流
検出部にオフフック検出を行なうための電力を供給し、
比較的簡単な構成でオフフック検出を行なうための電力
を供給する。
【0008】オフフック電流検出部は電話側がオフフッ
クすると電力供給部又はバックアップ電力供給部が供給
した電力を検出し、信号線切換リレーと回路切換リレー
により電話制御部を電話回線と接続してファクシミリ制
御部を用いずに回線接続先を切り換えると共に、停電時
であっても電話受信時の応答を可能にする。
【0009】さらに、停電検出部と電圧比較部を備え、
電力供給部は停電時以外に電話回線と異なった電圧の電
力を発生し、停電検出部は外部交流電源からの電力供給
の有無から停電の有無を検出し、停電を検出すると回路
切換リレーと信号線切換リレーにより電話回線と電話制
御部とを接続し、電圧比較部は電話制御部と信号線切換
リレーの間に位置し電話制御部に供給された電圧を検出
し、検出した電力が電話回線からの電力であるときにオ
フフック検出のためにオフフック電流検出部に供給する
電力をバックアップ電力供給部からの電力に切り換え、
自動的に停電中における電話の受信時の応答を可能にす
る。
【0010】さらに、故障検出部はファクシミリ制御部
の故障の有無を検出し、検出結果により回路切換リレー
を切り替え、ファクシミリ制御部故障時の電話の受信を
可能時の応答にする。
【0011】さらに、極性反転検出部と鳴動部を有し、
極性反転検出部は電話回線の極性の反転を検出し、鳴動
部は番号判断部がDTMF信号に電話用の番号が含まれ
ていることを検出すると呼出音を発生し、呼出音発生中
に極性反転検出部が電話回線の極性の反転の検出をする
と、呼出音の発生を中止し、発呼側の発呼中断により呼
出音がなり続けることを防止する。
【0012】
【発明の実施の形態】この発明のファクシミリ装置はフ
ァクシミリ通信を行なうファクシミリ制御部と電話によ
る通話を制御する電話制御部とを備え、発呼側から送ら
れたDTMF信号に含まれる情報により、電話回線の接
続をファクシミリ制御部と電話制御部との間で自動的に
切り替えるものであり、特に電話による通信時のオフフ
ックを検出するオフフック電流検出部に供給する電流を
電流供給部と停電時に電力を供給するバックアップ電力
供給部との間で切り替えることにより停電等があっても
電話による着呼に対して応答できるようにしたものであ
る。
【0013】着信検出後、DTMF検出部がDTMF信
号の受信を検出し、番号判断部はDTMF検出部が検出
したDTMF信号に含まれた番号が電話用の番号である
ときに回路切換リレーにより電話回線をファクシミリ制
御部に接続する。オフフック電流検出部は電話側がオフ
フックし電力供給部が供給した電力を検出すると、回路
切換リレー及び信号線切換リレーを介して電話回線を電
話制御部に接続する。ここで、例えばファクシミリ通信
を受信し、ファクシミリ制御部でオフフックしたとして
も、オフフック電流検出部はファクシミリ制御部による
オフフックの影響を受けないので、電話による発呼を受
信した場合のオフフックの検出に誤検出がない。
【0014】さらに、オフフック電流検出部がオフフッ
クを検出するための電力の供給元は電話制御部と信号線
切換リレーとを手動又は自動で接続又は切断することに
より、電力供給部とバックアップ電力供給部との間で切
り換える。停電時にバックアップ電力供給部からオフフ
ックを検出するための電力を供給するようにすることに
より、停電時であっても着呼に対して応答することがで
きる。なお、回路切換リレーは停電があったときに自動
的に電話回線と信号線切換リレーを接続する。
【0015】また、停電検出部は外部交流電源からの電
力の供給の有無から停電を検出し、停電を検出すると回
路切換リレーと信号線切換リレーを切り替えて、電話回
線と電話制御部とを接続する。電力供給部は停電時以外
に電話回線と異なった電圧の電力を発生し、電圧比較部
は検出した電圧が電力供給部から供給された電力による
ものか、又は、電話回線からのものかを検出し、検出し
た電圧が電話回線からのものであるときにオフフック電
流検出部に供給する電力をバックアップ電力供給部から
の電力に切り換える。オフフック電流検出部はバックア
ップ電力供給部からの電力を検出してオフフック検出を
する。ここで、バックアップ電力供給部は、例えば停電
前に電力供給部が供給する電力を充電し、停電時に充電
した電力を供給する。これにより、停電時にオフフック
供給電力を自動的にバックアップ電力供給部から供給で
きる。
【0016】さらに、故障検出部はファクシミリ制御部
又は電源供給部の故障の有無を検出して、例えば回路切
換リレーにより電話回線と信号線切換リレーとを接続等
の処理を行なう。電圧比較部は検出した電圧が電力供給
部から供給された電力によるものか、又は、電話回線か
らのものかを検出し、検出した電圧が電話回線からの電
力によるものであるときにオフフック電流検出部に供給
する電力をバックアップ電力供給部からの電力に切り換
える。これにより、例えばファクシミリ制御部又は電源
供給部が故障した場合であっても電話による通話を可能
にする。ここで、ファクシミリ制御部の故障の検出は、
例えば受呼時に一旦電話回線をファクシミリ制御部に接
続しファクシミリ制御部からの応答の有無を検出し、故
障の有無を検出する。
【0017】さらに、極性反転検出部は電話回線の極性
の反転を検出し、鳴動部は呼出音発生中に極性反転検出
部が電話回線の極性の反転の検出をすると、呼出音の発
生を中止して、オフフック前に発呼側が発呼を中止した
場合に呼出音が鳴り続けることを防止する。
【0018】
【実施例】図1はこの発明の一実施例のファクシミリ装
置の構成図である。図に示すように、直流電流検出部
1、極性反転検出部2、回路切換リレー3、ファクシミ
リ制御部用トランス4、ファクシミリ制御部5、DTM
F検出部用トランス6、DTMF検出部7、番号判断部
8、着信検出部9、電力供給部10、信号線切換リレー
11、オフフック電流検出部12、電話制御部13、鳴
動部14、バックアップ電力供給部15、電力切換スイ
ッチ16、電圧比較部17、停電検出部18、故障検出
部19及びバックアップ用スイッチ20を有する。
【0019】直流電流検出部1は電話回線L1,L2上に
流れる電流を検出して、電話回線L1,L2の閉結状態を
検出する。極性反転検出部2は電話回線L1,L2上を流
れる電流の極性の反転を検出する。回路切換リレー3
は、番号判断部8の判断により電話回線L1,L2の接続
先をファクシミリ制御部5と信号線切換リレー11との
間で切り換えるもので、ファクシミリ装置が受信待ちの
ときは電話回線L1,L2を信号線切換リレー11に接続
する。また、回路切換リレー3は停電時に自動的に電話
回線L1,L2を信号線切換リレー11に接続する。ファ
クシミリ制御部用トランス4は電話回線L1,L2とファ
クシミリ制御部5とをアイソレートして、ファクシミリ
制御部5の誤動作又は故障を防止する。ファクシミリ制
御部5は、図2に示すようにCPU51、読取部52、
メモリ53、印字部54、通信制御部55、ブザー5
6、操作部57を備え、ファクシミリ原稿の読取、印字
及び送信等を行なう。DTMF検出部用トランス6は回
路切換リレー3と信号線切換リレー11との間にDTM
F検出部用トランス6及び着信検出部9と共に並列に接
続され、電話回線L1,L2とDTMF検出部7とをアイ
ソレートして、DTMF検出部7の誤動作又は故障を防
止する。DTMF検出部7は外部電話機(不図示)等か
ら電話回線を介して送られたDTMF信号を検出する。
番号判断部8はDTMF検出部7が検出したDTMF信
号に含まれた番号がファクシミリ用の番号か又は電話用
の番号かを判断し、判断結果により回路切換リレー3に
よる電話回線L1,L2の接続を切り換える。着信検出部
9はリンギング信号を検出することにより電話通信の着
信を検出する。
【0020】電力供給部10は信号線切換リレー11及
び電力切換スイッチ16が電力供給部10を電話制御部
13に接続しているときに、オフフック電流検出部12
に対して電力を供給する。信号線切換リレー11は電話
制御部13の接続を回路切換リレー3と電力供給部10
との間で切り替えるものであり、電話側のオフフック検
出動作時に電話制御部13を電力供給部10に接続す
る。また、信号線切換リレー11は停電時に自動的に電
話制御部13を回路切換リレー3を介して電話回線L
1,L2に接続する。オフフック電流検出部12は信号
線切換リレー11と電話制御部13との間で接続され、
オフフックしたことを検出し、オフフックを検出する
と、信号線切換リレー11を切り替えて電話制御部13
を回路切換リレー3を介して電話回線L1,L2に接続す
る。電話制御部13は電話通信の制御を行なうものであ
る。鳴動部14は番号判断部8がDTMF信号に電話用
の番号が含まれていることを検出すると、電力供給部1
0又はバックアップ電力供給部15から供給される電力
を基に呼出音を発生する。
【0021】バックアップ電力供給部15は信号線切換
リレー11とオフフック電流検出部12との間で電圧比
較部17と共に電話制御部13に並列に接続し、電力供
給部10がオフフック電流検出部12及び電話制御部1
3に電力を供給している間は電力供給部10が供給した
電力を充電し、停電時に電力供給部10に代わってオフ
フック電流検出部12及び電話制御部13に電力を供給
する。このように、バックアップ電力供給部15が停電
時にオフフック電流検出部12及び電話制御部13に電
力を供給することにより、ファクシミリ装置全体をバッ
クアップするのに比較して簡単な構成でバックアップす
ることができ、製作費用の増加を抑えることができる。
【0022】電力切換スイッチ16は信号線切換リレー
11とバックアップ電力供給部15との間で信号線切換
リレー11と電話制御部13とを接続又は遮断する。電
力切換スイッチ16が信号線切換リレー11と電話制御
部13との接続を遮断すると、電話回線L1,L2及び電
力供給部10の電力は遮断されオフフック電流検出部1
2及び電話制御部13に届かず、バックアップ電力供給
部15からの電力を基にオフフック電流検出部12がオ
フフックを検出する。電圧比較部17は電力切換スイッ
チ16と信号線切換リレー11との間にバックアップ電
力供給部と並列に接続し、電話制御部13に入力した信
号の電圧を検出し、検出した電圧が電力供給部10から
供給された電力によるものか、又は、電話回線L1,L2
からのものかを検出する。電圧比較部17は検出した電
圧が電話回線L1,L2からのものであるときに、電力切
換スイッチ16により信号線切換リレー11と電話制御
部13との接続を切断する。
【0023】停電検出部18は、例えば外部交流電源
(不図示)から電力供給部10に供給される電力の有無
を調べ停電を検知する。故障検出部19は、例えばファ
クシミリ制御部5の故障の検出を行なうには受呼時に一
旦電話回線L1,L2をファクシミリ制御部5に接続し、
ファクシミリ制御部5からの応答の有無を検出し、故障
の有無を検出する。また、故障検出部19は、例えば電
源供給部10の故障の検出は、例えば電圧比較部17で
信号線上の電圧が一定値以下になったことを検出して行
なう。バックアップ用スイッチ20はオフフック電流検
出部12がオフフックを検出して、信号線切換リレー1
1を切り替えて電話制御部13と電話回線L1,L2を回
線切換リレー3を介して接続すると、バックアップ電力
供給部15を電話制御部13から切り離し、バックアッ
プ電力供給部15の電力が電話回線の信号の妨げになら
ないようにする。なお、DTMF検出部7,番号判断部
8、着信検出部9及び電圧比較部17の駆動電力はオフ
フック電流検出部12、電話制御部13及び鳴動部14
と同様に停電時以外は電力供給部10が供給し、停電時
にはバックアップ電力供給部15が供給する。
【0024】上記構成のファクシミリ装置で停電及び故
障がない場合の動作について説明する。
【0025】ファクシミリ装置は、図1に示すように回
路切換リレー3で電話回線L1,L2を信号線切換リレー
11に接続し、信号線切換リレー11では、電話制御部
13と電力供給部10を接続した状態で外部装置からの
着信を待つ。この状態で、例えば外部の交換機(不図
示)から呼出信号が送られてくると、着信検出部9が呼
出信号を検出する。着信検出部9が呼出しを検出する
と、ファクシミリ装置は回路切換リレー3をファクシミ
リ制御部5側に切り替えて、電話回線L1,L2とファク
シミリ制御部5を接続する。その後、例えば数百ms経
過すると、ファクシミリ装置は回路切換リレー3による
電話回線L1,L2の接続をを信号線切換リレー11側に
切り替えて、電話回線L1,L2とDTMF検出部7を接
続し、交換機からのDTMF信号を待つ。
【0026】DTMF信号を交換機から受信し、DTM
F検出部7がDTMF信号を検出すると、番号判断部8
はDTMF信号に含まれる番号を検出して、検出した番
号がファクシミリ用の番号であるときは、回路切換リレ
ー3をファクシミリ制御部5側に切り替え、番号を検出
できなかった場合及び検出した番号がファクシミリ用の
番号でない場合は番号判断部8は電話通信の着信である
ことを電話制御部13に通知し、鳴動部14から呼出音
を発生する。
【0027】受信側ユーザが呼出音を聞いてオフフック
すると、電力供給部10が供給する直流電流が信号線切
換リレー11を介してオフフック電流検出部12を流れ
る。オフフック電流検出部12は電力供給部10が供給
する直流電流を検出して、オフフックしたことを検出す
ると、信号線切換リレー11を回路切換リレー3側に切
り替えて、電話制御部13を信号線切換リレー11及び
回路切換リレー3を介して電話回線L1,L2に接続し、
通話状態になる。また、オフフック電流検出部12はオ
フフックしたことを検出すると、図3に示すようにバッ
クアップ用スイッチ20を切断状態にして、バックアッ
プ電力供給部15を電話制御部13から切り離し、バッ
クアップ電力供給部15の電力が電話回線の信号の妨げ
にならないようにする。このように、電話回線L1,L2
からオフフック電流検出部12を切り離し、電力供給部
10が供給する直流電流を基にオフフックを検出するの
で、ファクシミリ制御部5側のオフフックと混同するこ
となく正確に、オフフックを検出することができる。さ
らに、オフフック電流検出部12がオフクックしたこと
を検出すると、鳴動部14は呼出音の発生をやめる。
【0028】なお、オフフック電流検出部12がオフフ
ックを検出する前に、発信側ユーザが発呼を中止する
と、電話回線L1,L2上の信号の極性の反転する。極性
反転検出部2がこの電話回線L1,L2上の信号の極性の
反転を検出すると、鳴動部14は呼出音の発生を止め
る。このように極性反転検出部2が電話回線L1,L2
極性の反転を検出すると、鳴動部14が呼出音の発生を
止めるので、例えば、受呼側でオフフックする前に発呼
側が発呼を中断した場合であっても、呼出音を発生し続
けることを防止できる。
【0029】次ぎに、停電中のファクシミリ装置の着呼
動作について説明する。
【0030】ファクシミリ装置は、図1に示すように回
路切換リレー3で電話回線L1,L2を信号線切換リレー
11に接続し、信号線切換リレー11では、電話制御部
13と電力供給部10を接続した状態で外部装置からの
着信を待つ。停電になり、例えば電力供給部10に外部
交流電源からの電力の供給がなくなると、停電検出部1
8は外部交流電源からの電力の供給がなくなったことか
ら停電を検出し、信号線切換リレー11の接続を回路切
換リレー3側に切り変えて、電圧比較部17と電話回線
1,L2とを接続する。また、停電検出部18は停電を
検出すると、バックアップ用スイッチ20を切断状態に
して、バックアップ電力供給部15を電話制御部13か
ら切り離す。このように、停電検出部18が信号線切換
リレー11及びバックアップ用スイッチ20を切り替え
ると、電圧比較部17に供給された電圧は、電力供給部
10の供給電圧から、電話回線L1,L2の電圧に変化
する。電圧比較部17はこの電圧の変化を検出すると、
電力切換スイッチ16を切断状態にし、また、バックア
ップ用スイッチ20を接続状態にして、図4に示すよう
にオフフック電流検出部12に供給する電力をバックア
ップ電力供給部15からの電力に切り換える。
【0031】既に説明したように、例えば交換機からの
呼出し信号を検出した後に、番号判断部8がDTMF信
号にファクシミリ用の番号を検出できない場合は鳴動部
14から呼出音を発生する。受信側ユーザが呼出音を聞
いてオフフックすると、バックアップ電力供給部15が
供給する直流電流がオフフック電流検出部12を流れ
る。オフフック電流検出部12はバックアップ電力供給
部15が供給する直流電流を検出して、オフフックした
ことを検出すると、図3に示すように電力切換スイッチ
16を接続状態にし、バックアップ用スイッチ20を切
断状態にして、電話制御部13を信号線切換リレー11
及び回路切換リレー3を介して電話回線L1,L2に接続
し通話状態になる。このように停電時には電力供給部1
0に代わってバックアップ電力供給部15がオフフック
電流検出部12にオフフック検出のための電力を供給す
るので、停電中でも着呼処理ができる。
【0032】なお、故障検出部19でファクシミリ制御
部5又は電力供給部10等の故障を検出して、回路切換
リレー3又は電力切換スイッチ16等を切り替えるよう
にしても良い。例えば故障検出部19がファクシミリ制
御部5の故障を検出した場合には、回路切換リレー3を
ファクシミリ制御部5側に切り換えないようにする。ま
た、故障検出部19が電力供給部10の故障を検出した
場合には電話による通信の受信時に、信号線切換リレー
11を回路切換リレー3側に切り換え、電力スイッチ1
6を切断して、バックアップ電力供給部15が供給する
電力でオフフックを検出する。これにより、ファクシミ
リ制御部5又は電力供給部10が故障しても電話による
着呼に対して応答できる。
【0033】また、回路切換リレー3又は電力切換スイ
ッチ16等の切換は手動で行なうようにしても良い。
【0034】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、電話回
線を介して受信したDTMF信号に含まれた番号がファ
クシミリ用の番号か又は電話用の番号かを判断し、判断
結果により電話回線の接続をファクシミリ制御部と信号
線切換リレーとの間で切り換えるので、ファクシミリ通
信と電話通信との処理を切り離すことができる。
【0035】さらに、電話側のオフフック検出動作時は
電話制御部を電力供給部と接続し、電力供給部が供給し
た電力を検出することにより電話側がオフフックしたこ
とを検出し、電話制御部を電話回線と接続して、ファク
シミリ制御部の制御とは別にオフフックの検出をするこ
とができる。
【0036】また、オフフック検出のために供給する電
力の供給元を停電時に電力供給部からバックアップ電力
供給部に切り換え、電話側のオフフックをバックアップ
電力供給部が供給した電力から検出し、電話制御部を電
話回線と接続するので、停電時であっても電話受信時の
応答を可能にすることができる。
【0037】さらに、外部交流電源からの電力供給の有
無から停電の有無を検出し、停電を検出すると電話制御
部と回路切換リレーとを接続し、電話制御部と信号線切
換リレーの間の電圧の変化を検出し、検出した電圧が電
話回線からのものであるときにオフフック電流検出部に
供給する電力の供給元をバックアップ電力供給部に切り
換えるので、自動的に停電中における電話の受信時の応
答を可能にすることができる。
【0038】さらに、ファクシミリ制御部の故障の有無
を検出し、検出結果により電話回線の接続を切り替える
ので、ファクシミリ制御部故障時等の電話の受信を可能
にすることができる。
【0039】さらに、DTMF信号に電話用の番号が含
まれていることを検出すると呼出音を発生し、呼出音発
生中に電話回線の極性の反転の検出をすると、呼出音の
発生を中止するので、発呼側の発呼中断により呼出音が
鳴り続けることを防止することができる。
【0040】また、電話着信動作に必要な電力のみをバ
ックアップ電力供給部でバックアップすることにより、
ファクシミリ装置全体をバックアップするのに比較し
て、バックアップ電力供給部の構成が簡単になり、製作
費用が高くなることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す構成図である。
【図2】ファクシミリ制御部の構成図である。
【図3】電話通話状態の接続を示すファクシミリ装置の
構成図である。
【図4】停電時にオフフックを検出する場合の接続を示
す構成図である。
【符号の説明】
2 極性反転検出部 3 回路切換リレー 5 ファクシミリ制御部 7 DTMF検出部 8 番号判断部 9 着信検出部 10 電力供給部 11 信号線切換リレー 12 オフフック電流検出部 13 電話制御部 14 鳴動部 15 バックアップ電力供給部 16 電力切換スイッチ 17 電圧比較部 18 停電検出部 19 故障検出部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路切換リレーと番号判断部と信号線切
    換リレーと電力供給部とバックアップ電力供給部とオフ
    フック電流検出部とを備え、回路切換リレーは外部から
    の電話回線の接続先をファクシミリ制御部と信号線切換
    リレーとの間で切り替えるもので着信待機中は電話回線
    と信号線切換リレーとを接続し、番号判断部は電話回線
    を介して受信したDTMF信号に含まれた番号がファク
    シミリ用の番号か又は電話用の番号かを判断し判断結果
    により回路切換リレーによる電話回線の接続先を切り換
    え、信号線切換リレーは電話による通話を制御する電話
    制御部の接続先を回路切換リレーと電力供給部との間で
    切り替えるものであり電話側のオフフック検出動作時は
    電話制御部を電力供給部に接続し、電力供給部は停電時
    以外のときにオフフック電流検出部にオフフック検出を
    行なうための電力を供給し、バックアップ電力供給部は
    停電時に電力供給部に代わりオフフック電流検出部にオ
    フフック検出を行なうための電力を供給し、オフフック
    電流検出部は電話側がオフフックすると電力供給部又は
    バックアップ電力供給部が供給した電力を検出し、信号
    線切換リレーと回路切換リレーにより電話制御部を電話
    回線と接続することを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 停電検出部と電圧比較部を備え、電力供
    給部は電話回線と異なった電圧の電力を発生し、停電検
    出部は外部交流電源からの電力供給の有無から停電の有
    無を検出し、停電を検出すると回路切換リレーと信号線
    切換リレーにより電話回線と電話制御部とを接続し、電
    圧比較部は電話制御部と信号線切換リレーの間に位置し
    電話制御部に供給された電圧を検出し、検出した電力が
    電話回線からの電力であるときにオフフックの検出のた
    めにオフフック電流検出部に供給する電力をバックアッ
    プ電力供給部からの電力に切り換える請求項1記載のフ
    ァクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 ファクシミリ制御部の故障の有無を検出
    し、検出結果により回路切換リレーを切り替える故障検
    出部を備える請求項1記載のファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 極性反転検出部と鳴動部を有し、極性反
    転検出部は電話回線の極性の反転を検出し、鳴動部は番
    号判断部がDTMF信号に電話用の番号が含まれている
    ことを検出すると呼出音を発生し、呼出音発生中に極性
    反転検出部が電話回線の極性の反転の検出をすると、呼
    出音の発生を中止する請求項1記載のファクシミリ装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103428372A (zh) * 2012-05-16 2013-12-04 中国联合网络通信集团有限公司 检测电话摘机的方法和装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103428372A (zh) * 2012-05-16 2013-12-04 中国联合网络通信集团有限公司 检测电话摘机的方法和装置
CN103428372B (zh) * 2012-05-16 2015-02-04 中国联合网络通信集团有限公司 检测电话摘机的方法和装置

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