JP4808291B1 - センサヘッド構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】光ファイバを用いることなくセンサヘッドを小型化することを可能とする、センサヘッド構造を提供する。
【解決手段】本発明に係るセンサヘッド構造は、共通二線に接続されたエミッタおよびレシーバと、前記エミッタの出力状態および前記エミッタの非出力状態を切り替える第一切替手段と、前記第一切替手段と同期して前記エミッタの出力状態から前記レシーバの検出信号の検出可能状態へ切り替える第二切替手段と、前記出力状態から前記非出力状態に切り替わった直後の所定期間内に、前記出力状態に対応する前記レシーバの検出信号と所定の信号値との比較処理を行う検出手段を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、光量や磁界の変化により検出対象物の有無を検出する検出センサのセンサヘッド構造に関するものである。
検出対象物を検出するための手段として、検出対象物に対し光や磁気などを発するエミッタ(放出体)と、エミッタから発せられた光や磁気を受けるレシーバ(検出体)を用い、レシーバが受けた光量や磁界の変化により検出対象物の有無などを検出する検出センサが広く使用されている。
近年、これら検出センサの用途は多岐に亘り、サイズの小さいものでなければ使用できない状況も発生している。そこで、検出対象物に関わる位置に配置する必要のあるエミッタとレシーバをセンサヘッドに集約させ、センサとしての機能を果たすために必要な回路や部品等を備えた本体部にセンサヘッドをケーブルで接続する構成とし、センサヘッドを小型化することで、様々な用途への対応が図られている。また、検出センサが工場設備などに複数用いられる場合、これら複数の検出センサからの情報収集は通信やデータ伝送などにより制御部に集約させることが多く、このような場合、センサヘッドが分離されている本体部に通信機能を集約させることで、構成を簡単にでき、コストの低減を図ることができる。そのため、このような観点からも、センサヘッドを本体部にケーブル接続する構成が多く採用されている。
そして、センサヘッドが本体部にケーブルで接続された構成とするための、様々な提案がなされている。例えば、特開2003−298401号公報には、光電素子を備えた検出ヘッドと、検出ヘッドの光電素子と着脱可能に接続される接続端子部、及び、その接続端子部の電圧レベルと閾値との大小比較に基づいて異常検知動作を行う異常検知手段を備えたアンプ部とからなるアンプ分離型光電センサが開示されている。このアンプ分離型光電センサでは、異常検知手段の異常検知動作における閾値が、各異常状態時における接続端子部の電圧レベルに基づいて複数設けられ、更に、アンプ部には、異常検知手段で検知された各種異常状態のそれぞれに対応付けて記憶する記憶手段と、異常検知動作時において、記憶手段に記憶された複数の表示パターンのうち検知された異常状態に対応付けられた表示パターンを読み出してデジタル表示手段に表示させる制御手段が備えられている。そのため、投光時の(投光用)接続端子部での電圧レベルに基づいて、投光素子及び接続端子部が連なる回路が断線、或いは、投光素子が開放した「断線/開放異常」、受光ヘッド部が誤って接続された「誤接続異常」や「投光素子が短絡した素子短絡異常」を区別して検知し表示することができる。更に、非投光時の(受光用)接続端子部での電圧レベルに基づいて、受光素子及び接続端子部が連なる回路が断線、或いは、受光素子が開放した「断線/開放異常」、投光ヘッド部が誤って接続された「誤接続異常」や受光素子が短絡した素子短絡異常をもそれぞれ区別して検知し表示することができる。
なお、上記文献は光電センサに関するものであるが、光電センサはゴミや汚れの影響を受け易いという問題がある。そこで、工場設備において、磁気センサが採用されることも多く、磁界の変化を検出するセンサヘッドが本体部に接続される構成のものも提案されている。例えば、特開平8−114463号公報には、検出素子を含むセンサヘッドと、センサヘッドに接続された信号処理部とが分離され、センサヘッドを駆動する送信回路と、センサヘッドからの信号を受信する受信回路と、受信回路からの入力を閾値と比較することによって物体の有無を判別する判別手段を具備したアンプ分離型センサが開示されている。このアンプ分離型センサは、更に、受信回路からの入力とティーチング入力に基づいて物体有無の閾値を設定する閾値設定手段と、閾値設定手段より設定された閾値を他のアンプ分離型センサに伝送する閾値送信手段と、他のアンプ分離型センサから伝送された閾値データを受信し、判別手段の閾値として設定する閾値受信手段を具備している。そして、閾値を閾値設定手段によって設定すると、必要に応じて他のセンサにその閾値データが転送されるため、1台のセンサに設定した設定値を他のセンサにも適宜設定することができる。
また、センサヘッド自体を更に小型にする試みもなされており、例えば、投光素子と受光素子を本体部に備え、センサヘッドと本体部との間で授受される光を光ファイバで導く構成が実際に使用されている。しかしながら、この構成では、精度や感度を上げるためには光ファイバの径を太くする必要がある反面、太い光ファイバでは、取り回しが難しいという問題があった。そこで、この光ファイバの取り回しに関する問題を解決する方法も提案されている。例えば、特開平7−208919号公報には、出射光を検出領域に照光する送光用光ファイバと、検出領域内の検出対象からの反射光を受光する受光用光ファイバと、からなり、送光用光ファイバの出射端及び受光用光ファイバの入射端が膨大化によるテーパ加工されている限定反射型光ファイバセンサヘッドが開示されている。この限定反射型光ファイバセンサヘッドによれば、送光用光ファイバの出射端及び受光用光ファイバの入射端における出射範囲及び入射範囲が拡大するため、太い光ファイバを用いることなく細い光ファイバで多くの受光量を得ることができ、光ファイバの柔軟性を維持し良好な取扱性を有して、許容曲げ半径が小さく、小型のハウジングに収納できるものとなる。
特開2003−298401号公報 特開平8−114463号公報 特開平7−208919号公報
しかしながら、上記限定反射型光ファイバセンサヘッドにおいても、光ファイバを用いる限り、取り回しの問題が完全に解消されることはない。また、既述のように、工場設備においては、ゴミや汚れの影響を受け易い光電センサの代わりに磁気センサが採用されることも多いが、磁界の変化を検出するセンサヘッドと本体部を光ファイバで接続することはできず、従って、光ファイバを用いた小型化も当然できない。
そこで本発明は、光ファイバを用いることなくセンサヘッドを小型化することを可能とする、センサヘッド構造を提供することを目的とする。
本発明に係るセンサヘッド構造は、共通二線に接続されたエミッタおよびレシーバと、前記エミッタの出力状態および前記エミッタの非出力状態を切り替える第一切替手段と、前記第一切替手段と同期して前記エミッタの出力状態から前記レシーバの検出信号の検出可能状態へ切り替える第二切替手段と、前記出力状態から前記非出力状態に切り替わった直後の所定期間内に、前記出力状態に対応する前記レシーバの検出信号と所定の信号値との比較処理を行う検出手段を備えたものである。なお、本発明のセンサヘッド構造には、センサヘッドに含まれる部分に加え、センサヘッドが接続される本体部におけるセンサヘッドの機能に関わる部分も、その構成に含むものとする。
前記第一切替手段は、第一電流および第二電流を切り替えて流すものであってもよい。また、前記第一切替手段は、第一電圧および第二電圧を切り替えて印加するものであってもよい。
前記エミッタが発光素子で、前記レシーバが受光素子であってもよい。また、前記エミッタが磁気発生器で、前記レシーバが磁気検出器であってもよい。
前記第一切替手段は、無接点スイッチと小抵抗が直列接続された第一パスと、大抵抗を含む第二パスを有し、前記無接点スイッチのオンオフで前記第一パスの短絡と開放を切り替えるものであってもよい。なお、本発明において、無接点スイッチとしては、例えば、トランジスタやFETが挙げられる。
前記第二切替手段は、無接点スイッチを含む第三パスと、大抵抗を含む第四パスを有し、前記無接点スイッチのオンオフで前記第三パスの短絡と開放を切り替えるものであってもよい。また、この場合、前記第三パスが前記第一パスと同時に動作し、前記第四パスが前記第二パスと同時に動作するものであってもよい。
本発明に係るセンサヘッド構造は、スタート信号に続く一連のパルス状信号の1周期毎に順次に割り当てられたアドレスデータを、前記スタート信号を起点としてカウントし、予め設定されている自局のアドレスデータと一致した時に、前記エミッタの出力タイミングを得るタイミング取得手段を備えるものであってもよい。そして、この場合、前記一連のパルス状信号において、前記出力状態となる期間と、前記非出力状態となる期間が連続するものであってもよい。
本発明に係るセンサヘッド構造では、エミッタの出力状態およびエミッタの非出力状態を切り替えるものとなっている。そして、エミッタの動作に対応するレシーバの応答時間の遅れを利用して、エミッタとレシーバが接続されている共通二線を、エミッタ動作用およびレシーバ動作用として共用することとしている。そのため、従来のセンサヘッドでは、エミッタとレシーバの双方を含む場合には少なくとも4本の線を必要とした本体部との接続線を2本に減らすことができる。従って、接続線の数が少ない小型のセンサヘッドとすることができる。なお、エミッタの出力状態およびエミッタの非出力状態の切り替えは、例えば、第一電流および第二電流を切り替えて流すこと、或は、第一電圧および第二電圧を切り替えて印加することにより可能である。
本発明に係るセンサヘッド構造における、センサヘッドの検出原理に制限はなく、例えば、エミッタが発光素子でレシーバが受光素子であってもよく、或は、エミッタが磁気発生器で、レシーバが磁気検出器であってもよい。ただし、応答性に優れたものを使用する場合は、検出信号を得るためにレシーバの応答性能に合わせて調整をすることが好ましい。
第一切替手段は、無接点スイッチと小抵抗が直列接続された第一パスと、大抵抗を含む第二パスを有し、無接点スイッチのオンオフで第一パスの短絡と開放を切り替えるものとすれば、極めて簡単な構造で、第一電流と第二電流との切替えを行なうことが可能となる。
第二切替手段は、無接点スイッチを含む第三パスと、大抵抗を含む第四パスを有し、無接点スイッチのオンオフで第三パスの短絡と開放を切り替えるものとすれば、第三パスの開放時にエミッタの検出信号を検出することができる。なお、第三パスが第一パスと同時に動作し、第四パスが第二パスと同時に動作するものが好ましい。
複数のセンサをシステムとして使用するにあたっては、例えば、共通データ信号線と所定の周期の伝送クロックを用いたシステム構成とすることができる。そして、そのようなシステム構成においては、スタート信号に続く一連のパルス状信号の1周期毎に順次に割り当てられたアドレスデータを、スタート信号を起点としてカウントし、予め設定されている自局のアドレスデータと一致した時に、エミッタの出力タイミングを得ることができる。また、第一および第二切替手段を含む本体部には、前記出力タイミングを得るためのタイミング取得手段を備える。更に、本体部は、制御部および親局を含む制御部側から延出された共通データ信号線に接続される。そして、この場合、一連のパルス状信号において、エミッタが出力状態となる期間と、エミッタが非出力状態となる期間が連続するものとなる。
本発明に係るセンサヘッド構造を採用した光電センサの機能ブロック図である。 同光電センサを複数含む物体検出システムの構成図である。 制御部および親局の機能ブロック図である。 同光電センサを構成する子局のシステムブロック図である。 検出データ送信時の伝送クロック信号の基本信号を模式的に示すタイムチャートである。 子局において生成される信号を伝送クロック信号と対比して示すタイムチャート図である。 センサヘッドの他の実施形態を示す機能ブロック図である。
図1〜6を参照しながら、本発明に係るセンサヘッド構造の実施例を説明する。
図2は、本発明に係るセンサヘッド構造を採用した光電センサを複数使用した物体検出システムの構成図である。この物体検出システムでは、複数の位置における検出対象物6の有無を検出するもので、任意の位置に配置された複数の光電センサ7を備えている。光電センサ7は、データ伝送機能と投受光制御機能を備えた本体部をなす子局5と、子局5に接続されているセンサヘッド4で構成され、子局5を介して共通データ信号線DP、DNに接続されている。共通データ信号線DP、DNには、また、制御部1に接続された親局2が接続されている。
制御部1は、例えばプログラマブルコントローラ、コンピュータ等であり、光電センサ7に対する制御データ13を送出する出力ユニット11と、センサヘッド4による検出結果としての監視データ14を受け取る入力ユニット12を有し、これら出力ユニット11と入力ユニット12に親局2が接続されている。
親局2は、図3に示すように、出力データ部22、タイミング発生部23、親局出力部24、親局入力部25、および入力データ部26を備える。そして、共通データ信号線DP、DNに接続され、一連のパルス状信号である制御データ信号(以下、伝送クロック信号というものとする)を共通データ信号線DP、DNに送出するとともに、子局5から送出された監視データ信号を並列データに変換し、監視データ14として制御部1の入力ユニット12へ送出する。
出力データ部22は、制御部1の出力ユニット11から制御データ13として受けた並列データをシリアルデータとして親局出力部24へ引き渡す。
タイミング発生部23は、発振回路(OSC)31、タイミング発生手段33からなり、OSC31を基にタイミング発生手段33が、このシステムのタイミングクロックを生成し親局出力部24に引き渡す。
親局出力部24は、制御データ発生手段34とラインドライバ35からなり、出力データ部22から受けたデータと、タイミング発生部23から受けたタイミングクロックに基づき、ラインドライバ35を介して共通データ信号線DP、DNに一連のパルス状信号として伝送クロック信号を送出する。
制御部1の出力ユニット11から制御データ13として並列(パラレル)データを受け取った場合、そのデータ値は、伝送クロック信号の1周期における電圧レベルの高い期間のパルス幅により表現される。伝送クロック信号は、図4、図5に示すように、1周期の後半が高電位レベル(この実施例では+24V)と、前半が低電位レベル(この実施例では0Vまたは+12V)とされる。そして、高電位レベルの幅は、制御部1から入力される制御データ13の各データの値に応じて拡張され、例えば、伝送クロック信号の1周期をt0とした時に(3/4)t0まで拡張される。なお、この実施例において、検出対象物6の検出処理を行なう場合の伝送クロック信号には、制御データ13のデータ値は重畳されず、伝送クロック信号の高電位レベルの幅、及び低電位レベルの幅は一定((1/2)t0)となる。
親局出力部24から共通データ信号線DP、DNに送出される伝送クロック信号のデータ値(制御データ)は、また、伝送クロック信号の1周期毎に順次にアドレスデータが割り当てられている。子局5は、この伝送クロック信号をアドレスデータとしてカウントし、予め設定されている自局のアドレスデータと一致した時に、受信すべき制御データを取り込むとともに、検出対象物6を検出するときには、発生部41の発光タイミングを得る。更に伝送クロック信号の最初には、アドレスデータのカウントを行うための最初を決定するために、スタート信号(StartBit)が形成されている。なお、スタート信号は、伝送クロック信号の高電位レベルと同じ電位レベルであって、伝送クロック信号の1周期より長い信号とされる。
親局入力部25は監視データ信号検出手段36と監視データ抽出手段37で構成され、入力データ部26へ直列の入力データを送出する。監視データ信号検出手段36は、共通データ信号線DP、DNを経由して子局5から送出された監視データ信号を検出する。子局5から送出される監視データ信号のデータ値は、伝送クロック信号における1周期の前半(低電位レベルの期間)の電圧レベルで表わされており、スタート信号が送信された後、子局5の各々から順次受け取るものとなっている。監視データ信号のデータ(本実施例では後述の“検出データ”)は、タイミング発生手段33の信号に同期して監視データ抽出手段37で抽出され、直列の入力データとして入力データ部26に送出される。入力データ部26は、親局入力部25から受け取った直列の入力データを並列(パラレル)データに変換し、監視データ14として制御部1の入力ユニット12へ送出する。
図2に示すように、センサヘッド4は、検出用光線を発光させる発生部41(本発明のエミッタに相当する)と、検出用光線を受ける検出部42(本発明のレシーバに相当する)を備える。そして、図1に示すように、発生部41は発光素子41aを備え、検出部42は受光素子42aを備え、これら発光素子41aと受光素子42aは共通二線43に接続されている。
共通二線43は、センサヘッド4から延出し子局5に接続されている。子局5は、図1に示すように、マイクロコンピュータ・コントロール・ユニット(MCU)51、アドレス設定手段52、A/D変換器53、第一切替回路部54、および第二切替回路部55を備える。なお、MCU51およびA/D変換器53が本発明の検出手段を構成する。また、第一切替回路部54は本発明の第一切替手段に、第二切替回路部55は本発明の第二切替手段に相当する。
MCU51は、図1、図4に示すように、CPU、RAM、ROMを備え、ROMには検出処理に必要なプログラム(PRG)が記憶されている。そして、検出データ、パラメータ、アドレスデータをRAMに記憶し、CPUの演算機能を用いて、検出に必要な情報を得るための処理が行なわれるものとなっている。また、第一切替回路部54および第二切替回路部55はこのMCU51の出力端子Laに接続されている。そして、発生部41が発光する第一電流と発光しない第二電流の切り替え、および、第一電流が流れる出力状態と検出部42の検出信号の検出可能状態の切り替えは、出力端子Laからの出力信号によりなされるものとなっている。更に、第二切替回路部55の検出信号は、A/D変換器53を介して、入力端子ADATからMCU51へ検出信号データとして入力されるものとなっている。
MCU51には、また、アドレス設定手段52で設定されたアドレス情報が入力端子ADRSから入力され、共通データ信号線DP、DNの間の電位差を分割抵抗R1、R2で分割して得られた分割信号が入力端子CKから入力される。更に、共通データ信号線DP、DNに検出データを監視データ信号として送出するためのout信号が出力端子OUTから出力される。
次に、上記光電センサ7の動作について説明する。
子局5は、スタート信号を起点として伝送クロック信号の周期をカウントすることで伝送アドレスデータを得て、そのアドレスデータと、アドレス設定手段52で設定されている自局アドレスデータと比較する。そして、互いのアドレスデータが一致すれば、そのときにMCU51のRAMに記憶されている検出データに相応する信号を出力端子OUTからトランジスタTR0のベースへ出力する。具体的には、検出データが”on”(検出対象物6の有ることを示すもの)であれば、トランジスタTR0が”on”となり、検出データが”off”(検出対象物6の無いことを示すもの)であれば、トランジスタTR0が”off”となる。検出データが”on”(検出対象物6の有ることを示すもの)であれば、トランジスタTR0が”on”電流が流れることで電圧が降下し、電圧レベルが0V近傍となり、その信号が共通データ信号線DP、DN上に伝送される。検出データが”off”(検出対象物6の無いことを示すもの)であれば、トランジスタTR0が”off”電流となり、電圧が降下せず電圧レベルが12V近傍となる信号が共通データ信号線DP、DN上に伝送される。すなわち、図5に示すように、伝送クロック信号の1周期における低電圧期間の電圧が破線で示すように下がった形で共通データ信号線DP、DN上に監視データ信号として送出されることになる。なお、伝送アドレスデータが自局のアドレスデータでない場合は、自局のアドレスデータとなるまで周期をカウントしアドレスデータを歩進する。
また、子局5は、伝送アドレスデータと自局アドレスデータが一致しているときに、検出データを監視データ信号として共通データ信号線DP、DN上に送出するとともに、MCU51の出力端子Laを”high”とする。出力端子Laが”high”となると、第一切替回路部54のトランジスタTR1(本発明の無接点スイッチに相当)、および第二切替回路部55のトランジスタTR2(本発明の無接点スイッチに相当)が共に”on”となる。そして、第一切替回路部54では小抵抗Rdを含む第一パスが、第二切替回路部55では抵抗を含まない第三パスが短絡し、発生部41の発光素子41aにおける電流idは、発光するために十分な大きさとなり(第一電流)、発光素子41aが発光する。このとき、検出部42の受光素子42aにおいて検出信号(検出電流ip)が発生するが、第二切替回路部55では抵抗を含まない第三パスが短絡しているため、検出信号として検出されることはない。
次に、伝送クロック信号の1周期における高電位期間が始まるタイミング(立ち上がり)で、MCU51の出力端子Laを”low”とする。出力端子Laが”low”となると、第一切替回路部54のトランジスタTR1、および第二切替回路部55のトランジスタTR2が共に”off”となる。そして、第一切替回路部54では小抵抗Rdを含む第一パスが開放し大抵抗Rp1を含む第二パスのみに電流が流れ、第二切替回路部55では抵抗を含まない第三パスが開放し抵抗Rsを含む第四パスのみに電流が流れることになる。そのため、Rp1とRsを直列に含む回路抵抗の増大により発生部41の発光素子41aにおける電流idは発光できない程度(第二電流)にまで降下し、発光素子41aは発光しない状態となる。
また、MCU51の出力端子Laが”low”となった直後、所定時間が経過するまで、MCU51の出力端子ENが”high”となり、A/D変換器53に対するイネーブル信号となって、入力端子ADATにてA/D変換器53から検出信号データの読み込みが行なわれる。
発光素子41aが発光しなくなった直後は、受光素子42aの固有の応答時定数による検出電流ipが立ち下がり信号として残存する。そして、第二切替回路部55では抵抗Rsを含む第四パスのみに検出電流ipが流れる。そのため、抵抗Rsに発生する電圧信号Vs(検出信号)がA/D変換器53により検出信号データとして得られることになる。この検出信号データはMCU51の入力端子ADATAに入力される。MCU51では、ここで得られる検出信号データの値を、所定期間Tthのタイミングで所定の値と比較する。そして、検出信号データがその所定値よりも大きい場合には検出対象物6が有ることを示す検出データ”on”をRAMに記憶する。すなわち、図6における電圧信号Vsのタイムチャートにおいて、所定期間Tthの電圧信号Vsが閾値Vthより大きくなる場合には、検出対象物6が検出されることになる。
上記のように、この光電センサ7によれば、共通二線43を介して発生部41の発光素子41aを発光させるとともに、発光素子41aが発光しないタイミングで、共通二線43を介して、検出信号を得ることが可能となる。
なお、複数の光電センサ7の各々の子局5は、出力端子Laを”high”とするタイミングを伝送クロック信号から得ているため、すなわち、各チャネルに対応する子局5が、伝送クロック信号において自局に割り当てられたアドレスが到来したとき、そのアドレスのパルス信号から、自局における発光素子41aの発光タイミングを得るため、複数の光電センサ7の間で、相互干渉することなく作動することになる。
第二切替回路部55において抵抗Rsに並列接続されているキャパシタCは、受光素子42aの検出信号の応答性を調整するものであり、受光素子42aの応答性に合わせて接続すればよく、不要な場合には省略してもよい。
図1に示すセンサヘッド4は、発生部41と検出部42の間隙に存在する検出対象物6を検出するものとなっているが、発生部41と検出部42を検出対象物6の形状に応じた配置とすることができる。
図7(a)に示すセンサヘッド8は、発生部41の発光面と検出部42の受光面が同じ方向を向く配置としたもので、この場合は、検出対象物6で反射される光量の変化により、検出対象物6を検出することができる。例えば、検出対象物6がある程度の大きさを有する場合に好適である。
図7(b)に示すセンサヘッド9は、共通二線43と発生部41との接続線、および共通二線43と検出部42との接続線を長くしたもので、発生部41と検出部42との位置関係を適宜調整することができる。例えば、検出対象物6が大きく、発生部41と検出部42との間隙を大きくする必要がある場合に好適である。なお、発生部41および検出部42と共通二線43との接続部分91は接離自在のコネクタとされている。
1 制御部
2 親局
4、8、9 センサヘッド
5 子局
6 検出対象物
7 光電センサ
11 出力ユニット
12 入力ユニット
13 制御データ
14 監視データ
22 出力データ部
23 タイミング発生部
24 親局出力部
25 親局入力部
26 入力データ部
31 発振回路
33 タイミング発生手段
34 制御データ発生手段
35 ラインドライバ
36 監視データ信号検出手段
37 監視データ抽出手段
41 発生部
41a 発光素子
42 検出部
42a 受光素子
51 MCU
52 アドレス設定手段
53 A/D変換器
54 第一切替回路部
55 第二切替回路部
DP、DN 共通データ信号線
R1、R2、Rd、Rp1、Rs 抵抗
TR0、TR1、TR2 トランジスタ

Claims (10)

  1. 共通二線に接続されたエミッタおよびレシーバと、前記エミッタの出力状態および前記エミッタの非出力状態を切り替える第一切替手段と、前記第一切替手段と同期して前記エミッタの出力状態から前記レシーバの検出信号の検出可能状態へ切り替える第二切替手段と、前記出力状態から前記非出力状態に切り替わった直後の所定期間内に、前記出力状態に対応する前記レシーバからの検出信号と所定の信号値との比較処理を行う検出手段を備えることを特徴とするセンサヘッド構造。
  2. 前記第一切替手段は、第一電流および第二電流を切り替えて流す請求項1に記載のセンサヘッド構造。
  3. 前記第一切替手段は、第一電圧および第二電圧を切り替えて印加する請求項1に記載のセンサヘッド構造。
  4. 前記エミッタが発光素子で、前記レシーバが受光素子である請求項1に記載のセンサヘッド構造。
  5. 前記エミッタが磁気発生器で、前記レシーバが磁気検出器である請求項1に記載のセンサヘッド構造。
  6. 前記第一切替手段は、無接点スイッチと小抵抗が直列接続された第一パスと、大抵抗を含む第二パスを有し、前記無接点スイッチのオンオフで前記第一パスの短絡と開放を切り替える請求項2に記載のセンサヘッド構造。
  7. 前記第二切替手段は、無接点スイッチを含む第三パスと、大抵抗を含む第四パスを有し、前記無接点スイッチのオンオフで前記第三パスの短絡と開放を切り替える請求項2又は6に記載のセンサヘッド構造。
  8. 前記第三パスが前記第一パスと同時に動作し、前記第四パスが前記第二パスと同時に動作する請求項7に記載のセンサヘッド構造。
  9. スタート信号に続く一連のパルス状信号の1周期毎に順次に割り当てられたアドレスデータを、前記スタート信号を起点としてカウントし、予め設定されている自局のアドレスデータと一致した時に、前記エミッタの出力タイミングを得るタイミング取得手段を備える請求項1〜8のいずれか一つの項に記載のセンサヘッド構造。
  10. 前記一連のパルス状信号において、前記出力状態となる期間と、前記非出力状態となる期間が連続している請求項9に記載のセンサヘッド構造。
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