JP5216603B2 - 連設型センサシステム、ネットワークユニット、及びセンサユニット - Google Patents

連設型センサシステム、ネットワークユニット、及びセンサユニット Download PDF

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Description

本発明は、被検知対象物の状態監視などを行う連設型センサシステム及びそのセンサシステムに用いるネットワークユニット、及びセンサユニットに関する。
自動化された製造ラインでは、ワークの加工などを確実に行うために、ワークの加工状態を監視しつつ製造が行われる。従って自動化された製造ラインでは、ワーク(被検知対象物)の近傍に加工状態を監視するセンサを多数配置し、各センサの判別信号を監視しつつワークの加工が行われる。
このようなセンサシステムにおいては、多数のセンサとセンサの制御機器との配線が面倒であるため、これらの機器をユニット化し、各ユニットを物理的に連結することによって各ユニットを接続し、各ユニット間の配線を同時に完了させる連設型センサシステムが活用されている。連設型センサシステムでは、ワークの近傍に多数のセンサユニットを連設して設置し、各センサユニットに接続された光ファイバなどのセンサヘッドをワークの監視部位の近傍に近接させて多数配設し、各センサユニットから出力される検知信号をネットワークユニットを介して上位制御装置で監視する連設型センサシステムが知られている。
特許文献1は各センサユニットからネットワークユニットへリアルタイムでセンサの判別信号を伝えると共に、その他のセンサ情報を伝送する方策として、パラレル伝送と、シリアル伝送による2系統の伝送路を有する連設型センサシステムが記載されている。
この構成によれば、各センサユニットのセンサの検知信号を各々独立してパラレル伝送路を通じてネットワークユニット側へ伝送するので、センサの検知信号を遅延なくネットワークユニット側へ伝送でき、ワークの稼働を高速に行うことができる。またセンサの受光量や閾値などの種々のセンサ情報をデジタルデータとしてネットワークユニット側へ伝送して上位制御装置で集中管理したり、あるいは、上位制御装置やネットワークユニットから各センサユニットへ指令信号を伝送して各センサユニットのセンサヘッドの発光タイミングの制御や設定の変更を行うような集中制御を行うことができる。
また特許文献2には複数のセンサアンプとセンサアンプ管理装置がデータ通信によって連結されたセンサシステムが提案されている。
特開2004−295276号公報 特開2003−97983号公報
特許文献1に記載された構成では、パラレル伝送ラインを通じて各センサユニットの判別信号をネットワークユニットを介して遅延なく上位制御装置へ伝送できるが、センサユニットの数が多くなるにつれて配線数も多くなるため、接続可能なセンサ数には限界があった。
また特許文献2に示すように、センサの判別信号をシリアル信号で伝送するものとすれば、判別信号を上位制御装置に送出するまでに時間遅れが生じる。従って上位制御機器で各センサの判別信号を用いることが難しくなるという欠点があった。
しかるに連設型センサシステムにおいては、センサユニットから信号取得の即時性が要求される場合のほかに、センサユニットからの信号と他の信号との同期ずれをなくすことで足りる場合がある。例えば上位制御装置が連設型センサシステムに接続され、種々の制御対象を制御する場合においては、各センサユニットの判別信号が得られる時間が認識できれば上位制御装置のアプリケーションを通じて制御対象を制御する際の同期ずれをなくす処理が可能となる場合がある。
本発明は、このような可能性に着目してなされたもので、センサの検知信号と、その時間情報を同時にネットワークユニットで保持し、上位制御装置からの要求に応じてその情報を提供できる連設型センサシステム、及びこのセンサシステムに用いられるネットワークユニット及びセンサユニットを提供することを目的とする。
この課題を解決するために、本発明の連設型センサシステムは、上位制御装置に接続されるネットワークユニットと、少なくとも1つのセンサユニットとを備え、前記ネットワークユニットといずれかの前記センサユニット及び前記センサユニット同士を接続して構成される連設型センサシステムであって、前記各センサユニットは、検出対象から検出した物理量に応じた検出信号を出力するセンサ部と、前記検出信号を予め定められた閾値と比較して判別信号を生成し、前記ネットワークユニットに送信する制御部と、隣接する前記ネットワークユニット及びセンサユニットのいずれかと接続する接続手段と、少なくとも判別信号を伝送する伝送手段と、を有するものであり、前記ネットワークユニットは、隣接する前記いずれかのセンサユニットと接続する接続手段と、現在時刻を出力する時間計測部と、少なくとも判別信号を受信する伝送手段と、前記各センサユニットより送られてきた判別信号の時刻情報を記憶するテーブルメモリと、前記連結されているセンサユニットから送られてきたセンサの判別信号を受信し、センサ判別信号に対して前記時間計測部より得られる現在時刻情報を前記テーブルメモリに保持する制御部と、を具備するものである。
ここで前記センサユニットの伝送手段は、複数ビットの信号で形成されるシリアル信号を送受信するシリアル伝送手段であり、前記ネットワークユニットの伝送手段は、複数ビットの信号で形成されるシリアル信号を送受信するシリアル伝送手段としてもよい。
ここで前記各センサユニットの伝送手段は、前記制御部が出力する判別信号を並列的に前記ネットワークユニットに伝送するパラレル伝送手段であり、前記ネットワークユニットの伝送手段は、前記制御部が出力する判別信号を並列的に受信するパラレル伝送手段であり、前記ネットワークユニットの制御部は、前記センサユニットの制御部で生成された判別信号をパラレル伝送手段の各信号ラインの信号変化に基づいて検出して前記テーブルメモリを更新するようにしてもよい。
ここで前記テーブルメモリは、前記各センサユニット毎に、判別信号とその判別信号に変化した時刻とを保持するようにしてもよい。
ここで前記テーブルメモリは、前記各センサユニット毎に、判定信号の立上り時刻と立下り時刻との組を保持するようにしてもよい。
ここで前記テーブルメモリは、前記各センサユニット毎に、判別信号と判定信号の立上り時刻と立下り時刻との組を保持するようにしてもよい。
この課題を解決するために、本発明の連設型センサシステムは、上位制御装置に接続されるネットワークユニットと、少なくとも1つのセンサユニットとを備え、前記ネットワークユニットといずれかの前記センサユニット及び前記センサユニット同士を接続して構成される連設型センサシステムであって、前記各センサユニットは、隣接する前記ネットワークユニット及びセンサユニットのいずれかと接続する接続手段と、検出対象から検出した物理量に応じた検出信号を出力するセンサ部と、現在時刻を出力する時間計測部と、前記検出信号を予め定められた閾値と比較して判別信号を生成し、判別信号と前記時間計測部より得られる現在時刻とを送信する制御部と、前記制御部が出力する判別信号と現在時刻を含み、複数ビットの信号で形成されるシリアル信号を送受信するシリアル伝送手段と、を有するものであり、前記ネットワークユニットは、隣接する前記いずれかのセンサユニットと接続する接続手段と、前記センサユニットの判別信号と時間情報とを複数ビットの信号で形成されるシリアル信号として直列的に送受信するシリアル伝送手段と、前記各センサユニットより送られてきた判別信号の時刻情報を記憶するテーブルメモリと、前記連結されているセンサユニットから送られてきた判別信号とその判別信号の変化した時刻情報とを前記テーブルメモリに保持する制御部と、を具備するものである。
この課題を解決するために、本発明のネットワークユニットは、上位制御装置に接続されるネットワークユニットと、少なくとも1つのセンサユニットとを備え、前記ネットワークユニットといずれかの前記センサユニット及び前記センサユニット同士を接続して構成される連設型センサシステムに用いられるネットワークユニットであって、隣接する前記いずれかのセンサユニットと接続する接続手段と、前記センサユニットの判別信号を含み、複数ビットの信号で形成されるシリアル信号を直列的に送受信するシリアル伝送手段と、前記各センサユニットより送られてきた判別信号と時刻情報を記憶するテーブルメモリと、前記連結されているセンサユニットから送られてきたセンサの判別信号を受信し、センサの判別信号と現在時刻情報を前記テーブルメモリに保持する制御部と、を具備するものである。
この課題を解決するために、本発明のネットワークユニットは、上位制御装置に接続されるネットワークユニットと、少なくとも1つのセンサユニットとを備え、前記ネットワークユニットといずれかの前記センサユニット及び前記センサユニット同士を接続して構成される連設型センサシステムに用いられるネットワークユニットであって、隣接する前記いずれかのセンサユニットと接続する接続手段と、前記各センサユニットよりパラレル伝送ラインを介して伝送されてきた判別信号を並列的に受信するパラレル伝送手段と、現在時刻を出力する時間計測部と、前記各センサユニットより送られてきた判別信号と前記時間計測部の時刻情報とを記憶するテーブルメモリと、前記連結されているセンサユニットから送られてきたセンサの判別信号を受信し、センサの判別信号と現在時刻情報を前記テーブルメモリに保持する制御部と、を具備するものである。
この課題を解決するために、本発明のセンサユニットは、上位制御装置に接続されるネットワークユニットと、少なくとも1つのセンサユニットとを備え、前記ネットワークユニットといずれかの前記センサユニット及び前記センサユニット同士を接続して構成される連設型センサシステムに用いられるセンサユニットであって、隣接する前記ネットワークユニット及びセンサユニットのいずれかと接続する接続手段と、検出対象から検出した物理量に応じた検出信号を出力するセンサ部と、現在時刻を出力する時間計測部と、前記検出信号を予め定められた閾値と比較して判別信号を生成し、判別信号と前記時間計測部より得られる現在時刻とを送信する制御部と、前記制御部が有する判別信号を含み、複数ビットの信号で形成されるシリアル信号を送受信するシリアル伝送手段と、を具備するものである。
ここに、本発明でいう判別信号とは、センサの検出信号に基づく信号を予め定められた閾値と比較して得られた二値化された信号を指す。
本発明による連設型センサシステムにおいては、各センサユニットの判別信号がシリアル伝送手段を介してネットワークユニット側へ伝送される。このときデータを更新する時刻情報を同時に保持しておくことによって、判別信号の時刻を知ることができる。従って、ネットワークユニットまたは上位制御装置において、各センサユニットの動作状態を集中管理することが可能となる。ネットワークユニットは、伝送されて来た情報に基づいて各センサユニットの動作状態を管理することが可能となる。また、上位制御装置へ必要なデータを送出して各センサユニットの動作状態を集中管理することも可能である。
本発明のセンサユニットとしては、透過型や反射型の光電センサユニットが考えられ、光電センサの場合にはセンサユニットから光ファイバを物体検知領域にまで延出するファイバセンサが好適である。ファイバセンサでは、センサユニットにセンサヘッドを接続する必要があり、センサヘッドの接続構造やユニット内部の発光素子、受光素子の専有面積が大きい。従って、1台のセンサユニットは、一つのセンサヘッドを有する構成が好適である。またセンサユニットとして、近接センサや圧力センサ、超音波センサなど他の形式のセンサユニットであってもよい。
本発明において、隣接するユニット間を接続する接続手段にはユニット間を物理的に接続する接続手段及び信号伝送を行うための信号接続手段が含まれる。信号伝送を行うための信号接続手段として、電気的接続によって信号伝送を行う接続手段や、光の送受信によって信号伝送を行う接続手段を採用することが可能である。
連設型センサシステムにおいて、パラレル伝送ラインは、各センサユニットに同一数の接続端子を配列した一対のコネクタにより形成することができる。この場合、上流側のコネクタの各接続端子と下流側のコネクタの各接続端子は各々対応付けられており、センサの判別信号は上流側に配列される接続端子の一つに与えられると共に、下流側の各接続端子は判別信号が接続された接続端子を除く上流側の接続端子に対して、所定の規則に基づいて順次対応をずらせて接続することによりパラレル伝送ラインを構成することができる。
本願の請求項1〜10の発明による連設型センサシステムでは、ネットワークユニットにシリアル伝送手段を通じて得られる判別信号の時刻情報が保持されている。この信号は一旦テーブルメモリに保持され、上位制御装置からの要求に応じて上位制御装置に転送することができる。これにより上位制御装置側で各センサユニットの動作状態を集中管理することができる連設型センサシステムを提供できる。
また請求項3,13〜15の発明によれば、各センサユニットから出力されるセンサの判別信号は、パラレル伝送ラインを介して各々独立して遅延することなくネットワークユニットへ伝送され、ネットワークユニットは、伝送されて来た各センサユニットの判別信号を参照して被検知対象物の加工状況を判別することができる。
請求項4,8,16の発明によれば、各センサユニットから出力されるセンサの判別信号の現在の出力状態と変化した時刻とが示されているため、ネットワークユニットは、伝送されて来た各センサユニットの判別信号が変化した過去の時刻をそのまま保持しておくことができる。またこのネットワークユニットを介してこの情報を上位制御装置に入することができる。
また請求項5,6,9,10,17,18の発明によれば、各センサユニットの判別信号の立上り及び立下り時刻の情報を得ることができる。上位制御装置はこの情報を用いてタイミング制御などの処理を行うことができる。
請求項11〜18に記載の発明によれば、この連設型センサシステムに好適に使用可能なネットワークユニットを提供できる。
請求項19に記載の発明によれば、この連設型センサシステムに好適に使用可能なセンサユニットを提供できる。
図1は本発明の第1の実施の形態による連設型センサシステムの全体の構成図である。 図2は第1の実施の形態によるネットワークユニットのブロック構成図である。 図3(a)は第1の実施の形態によるネットワークユニットを一方の側面から見た状態の斜視図、図3(b)は(a)のネットワークユニットを反対側の側面から見た状態の斜視図である。 図4Aは本発明の第1の実施の形態によるテーブルメモリの一例を示す図である。 図4Bは本発明の第2の実施の形態によるテーブルメモリの一例を示す図である。 図4Cは本発明の第3の実施の形態によるテーブルメモリの一例を示す図である。 図4Dは本発明の第4の実施の形態によるテーブルメモリの一例を示す図である。 図5は第1の実施の形態によるセンサユニットのブロック構成図である。 図6(a)は本発明の第1の実施の形態に係るセンサユニットを一方の側面から見た状態の斜視図、図6(b)は(a)のセンサユニットを反対側の側面から見た状態の斜視図である。 図7は本発明の各実施の形態に係る連設型センサシステムの全体構成を示す斜視図である。 図8は本発明の第1の実施の形態による各センサユニットの出力変化、データ転送コマンドのタイミング、上位制御装置からの転送要求のタイミングを示すタイムチャートを示す図である。 図9は本発明の第1の実施の形態による連設型センサシステムの使用例を示す図である。 図10は本発明の第5の実施の形態による連設型センサシステムの全体の構成図である。 図11は本発明の第5の実施の形態による連設型センサシステムのネットワークユニットの構成を示すブロック構成図である。 図12は本発明の第5の実施の形態によるテーブルメモリの一例を示す図である。 図13は本発明の第5の実施の形態による連設型センサシステムのセンサユニットの構成を示すブロック構成図である。 図14は本発明の第6の実施の形態による連設型センサシステムのセンサユニットの構成を示すブロック構成図である。
(第1の実施の形態)
図1は本発明の第1の実施の形態による連設型センサシステムの全体構成を示す図である。連設型センサシステム1は、ネットワークユニット10に少なくとも1つ、ここでは16個のセンサユニット30−1〜30−16を一連に連結して構成されている。これらのユニットは少なくとも2本のラインから成るシリアル伝送ライン41で電気的に接続される。以下ではネットワークユニット10に向かう方向を上流方向、センサユニット30−16に向かう方向を下流方向という。ネットワークユニット10は、センサユニット30−1〜30−16から伝送される信号を集約しつつ上位制御装置42との間で必要な信号を伝送する機能を有するものであり、上位制御装置42にフィールドバス43を介して接続されている。
次に各ユニットについて詳細に説明する。図2はネットワークユニット10の内部構成を示すブロック図、図3(a),(b)はネットワークユニット10を示す相異なる方向からの斜視図である。
図2に示すように、ネットワークユニット10は、制御部11内に上位インターフェイス(IF)11a、シリアル通信部11bを備えて構成されている。またネットワークユニット10の制御部11には、表示部12、操作部13、テーブルメモリ14A、時間計測部15、及びコネクタ16,17,18が接続されている。
制御部11は、シリアル伝送ライン41を介してセンサユニットとの間でシリアル信号を送受信する機能を有する。
上位インターフェイス11aはコネクタ18を介して上位制御装置42からのコマンドを受け取り、保持しているデータを上位制御装置42に転送するためのインターフェイスである。
シリアル通信部11bはコネクタ16のシリアル伝送ライン41に接続され、連設型センサシステムに接続される各センサユニットとの間でシリアル通信を行うもので、シリアル伝送手段を構成している。
テーブルメモリ14Aはこのネットワークユニット10に接続される多数のセンサユニットの判別信号(オンオフ信号)と時刻情報をテーブルとして保持するものである。テーブルメモリ14Aは図4Aに示すように各センサユニットの現在の判別信号を要求する更新時刻とこの時刻に各センサユニットから得られる判別信号を保持する領域を有している。ここで各センサユニット30−1〜30−16を#1〜#16で示している。
時間計測部15はテーブルメモリ14Aに保持すべきデータを収集したタイミングなどの時刻情報を制御部11に供給するものである。
コネクタ16は5個の接続端子を備え、このうち接続端子16a,16bはシリアル伝送ライン41に接続される端子である。接続端子16cはタイミング信号用の接続端子である。また接続端子16d,16eは電源供給用の端子であり、電源供給用のコネクタ17に接続されている。
ネットワークユニット10のコネクタ16は、センサユニット30−1との電気的な接続手段を構成しており、シリアル伝送ライン41を介してシリアル信号の送受信を行うと共に、タイミング信号を送出する機能と、各センサユニットに電源供給を行う機能を兼ね備えている。
ネットワークユニット10は、図3(a),(b)に示すように直方体形状のケース21に部材を収容したユニットであり、その側壁に1つのセンサユニットを連結して用いられる。
図3(a)に示すように、ケース21の上面にはコネクタ18が設けられている。コネクタ18はプログラマブルコントローラやコンピュータなどの上位制御装置42を接続するコネクタである。ケース21の長手方向の一端には、図示しない電源供給線を接続するねじ式の端子から成るコネクタ17が設けられている。又ケース21の上面には表示部12や操作部13の操作スイッチが設けられる。
図3(b)に示すようにケース21の一方の側面には、前述したコネクタ16が設けられている。コネクタ16は5個の接続端子を有し、このうちの2個の接続端子は下流側シリアル伝送ライン41に接続され、残りはタイミング用、及び電源用の接続端子である。
また、ケース21の一方の側面には、長手方向両端部に近接して係合凹部22a,22bが設けられている。この係合凹部22a,22bは、後述するセンサユニット30−1に設けられた係合突起を嵌入させて係合するもので、ユニット同士を連結する際の位置決めと接続を行う物理的な接続手段を構成している。
次に、センサユニットについて説明する。本実施の形態では16台のセンサユニット30−1から30−16が連結されているが、各センサユニットは同一の構成であるので、センサユニット30−1につき図面に基づいて説明する。図5はセンサユニット30−1の内部構成を示すブロック図である。図6(a)はセンサユニット30−1を一方の側面から見た状態の斜視図であり、図6(b)はセンサユニット30−1を反対側の側面から見た状態の斜視図である。本実施の形態のセンサユニット30−1は、投光用及び受光用の一対の光ファイバをセンサヘッドとする光電センサとし、受光用の光ファイバの受光量に応じた検出信号を生成し、この検出信号を所定の閾値で二値化した判別信号を出力する機能を有する。
センサユニット30−1は、図5に示すように、1チップのゲートアレイGやマイクロプロセッサを用いて形成した制御部31を有している。制御部31はタイミング制御部31a、判定部31b、シリアル通信部31cを内部に備えている。また制御部31には、発光部32、受光部33、表示部34、操作部35、出力トランジスタQ1及びコネクタ36,37が接続されている。
タイミング制御部31aは、接続端子36cにタイミング信号が伝送されたときに発光部32にタイミング信号を与えると共に、所定時間、例えば略10μs経過した後に、接続端子37cにタイミング信号を出力するものである。
判定部31bは受光量を所定の閾値により弁別してオン/オフの二値化された判別信号に変換するものである。センサの判別信号は出力用トランジスタQ1及び出力ライン38を介して外部に直接出力される。
シリアル通信部31cはコネクタ36,37のシリアル伝送ライン41に接続され、連設型センサシステムに接続されるネットワークユニット10との間でシリアル通信を行うもので、シリアル伝送手段を構成している。
発光部32はタイミング制御部31aからのタイミング信号に基づいて発光素子を駆動するものである。発光素子からの光は光ファイバ32aを介して伝送されて先端から光を輻射する。光ファイバ32aから輻射される光は物体検知領域を介して光ファイバ33aに入射し、受光部33に導かれる。受光部33は入射光を電気信号に変換し、増幅するものである。
ここで発光部32、受光部33、光ファイバ32a,33aは、検出対象から検出した物理量に応じて検出信号を出力するセンサ部を構成している。
コネクタ36は、ネットワークユニット10のコネクタ16及び隣接するセンサユニットのコネクタ37と同一形状のコネクタで形成されており、互いに接続可能となっている。またコネクタ36はシリアル伝送ライン41の上流側に接続される2個の接続端子36a,36b、タイミング信号用の接続端子36c及び電源供給用の接続端子36d,36eを備えている。
コネクタ37はシリアル伝送ライン41の下流側に接続される2個の接続端子37a,37bを有する。コネクタ36の接続端子36a,36bと、コネクタ37の接続端子37a,37bとの間は各々直接接続されてシリアル伝送ライン41が形成されている。
コネクタ36の接続端子36cはタイミング制御部31aを介してコネクタ37の接続端子37cに接続されている。また、コネクタ36の接続端子36d,36eとコネクタ37の接続端子37d,37eとの間は各々直接接続され、センサユニット30−1の内部に電源を供給すると共に、下流のセンサユニットに電源を供給する。
センサユニット30−1は、図6(a),(b)に示すように、幅が狭いケース51に部材を収容したユニットである。ケース51の上面には、4桁の7セグメントLED表示器で形成された表示部34や各種のスイッチから成る操作部35が設けられている。表示部34はセンサの受光量と設定閾値や、受光量と余裕度などの値を同時にデジタル表示可能である。
ケース51の上部には、上面全面を覆う着脱自在のカバーが設けられるが、図6では省略している。またケース51の長手方向端部には、光ファイバ32a,33aを装着するヘッド装着孔52a,52bと、光ファイバ32a,33aを固定する固定レバーが設けられている。
図6(a)に示すようにケース51の一方の側面には、コネクタ36が設けられている。また、ケース51の一方の側面には、長手方向両端部に近接して係合突起53a,53bが設けられている。この係合突起53a,53bは、ネットワークユニット10の係合凹部22a,22bに嵌入させて係合するもので、ネットワークユニットとの連結の際の位置決めと接続を行う物理的な接続手段を構成している。コネクタ36は上流側のネットワークユニット10又はセンサユニットと電気的に接続する接続手段を構成している。
図6(b)に示すようにケース51の他方の側面にはコネクタ36と対称な位置にコネクタ37が設けられている。また、ケース51の他方の側面には、長手方向両端部に近接して係合凹部54a,54bが設けられている。この係合凹部54a,54bは、下流のセンサユニットに設けられた係合突起を嵌入させて係合するもので、センサユニット同士の連結の際の位置決めと接続を行う物理的な接続手段を構成している。コネクタ37は下流側のセンサユニットと電気的に接続する接続手段を構成している。
本実施の形態のセンサユニット30−1は、検知動作に加えて、操作部35の各スイッチ操作によって動作状態の切換設定が可能である。例えば、表示部34による表示データやセンサユニット30−1の動作モードを切換設定することができる。また受光部33への入光時または遮光時のいずれでオン信号を出力するかを切換えることができる。また、シリアル伝送ライン41を介して伝送されるコマンドに基づいて表示部34の表示データを変更したり、動作モードを切換えることができる。
次に、ネットワークユニットとセンサユニットを組み合わせて形成される連設型センサシステム1の構成及びその動作について説明する。本実施の形態の連設型センサシステム1は、ネットワークユニット10及び少なくとも1つのセンサユニットを組み合わせて種々に形成可能であるが、ここでは図1及び図7のように、1台のネットワークユニット10と16台のセンサユニット30−1(#1)〜30−16(#16)とが連結して接続されているものとする。ネットワークユニット10とセンサユニット30−1とを連結することによりコネクタ16とコネクタ36とが接続される。また各センサユニットのコネクタ37と隣接するセンサユニットのコネクタ36とが接続される。
本実施の形態の連設型センサシステム1において、ネットワークユニット10のコネクタ18にはケーブルを介して上位制御装置42が接続され、コネクタ17には直流電源が接続される。各センサユニットは夫々図示しない光ファイバがワークの監視位置にまで延ばされている。図7に示すネットワークユニット10にはコネクタ18が2つ設けられているが、これは上位制御装置43との接続がデージーチェーン接続を前提とした通信システムである場合の例を示しており、一方のコネクタ18は上位制御装置43又は上位側の他のネットワークユニット10と接続され、他方のコネクタ18は下位側の他のネットワークユニットと接続されるか未接続なままで使用される。なお、本発明は、デージーチェーン接続に限られず、図2、図3に示すマルチドロップ接続等の他の通信システムに適用できることは言うまでもない
このような構成の連設型センサシステム1において、シリアル信号の伝送に際し、各センサユニットに固有のアドレスが設定される。アドレス設定は各センサユニットに設けたDIPスイッチなどで行うようにしたり、センサユニット毎に接続状態を認識して自動的にアドレス設定を行うことができる。
連設型センサシステム1において、次のようにしてワークの監視制御が行われる。ネットワークユニット10の制御部11よりタイミング信号が隣接するセンサユニット30−1に送出されると、センサユニット30−1のタイミング制御部31aに伝送される。
センサユニット30−1では、タイミング制御部31aにタイミング信号が伝送されて来ると、制御部31は発光部32を発光させ、受光部33にワークの有無により異なったレベルの受光信号が得られる。受光信号は判定部31bに設定された閾値で二値化される。センサユニット30−1は判別信号を出力トランジスタQ1、出力ライン38を通じて外部に出力する。この判別信号と受光量とは、次にタイミング信号が得られるまで保持される。
そして、タイミング制御部31aはタイミング信号を受信してから所定時間(例えば10μs)経過した後に、端子37cより隣接するセンサユニットにタイミング信号を伝える。このように、各センサユニットで所定時間ずつ遅延されたタイミング信号がバケツリレー式に下流側のセンサユニットへ伝送される。これにより、下流側に向かうにつれて各センサユニットは所定時間ずつ遅延して発光することになるため、光電センサ間の相互干渉を防止することができる。
ネットワークユニット10は各センサユニットに共通のIDコードを付して、シリアル伝送ライン41を介して全てのセンサユニットに対してデータ転送コマンドを送出する。このコマンドの送出時には時間計測部15からの時刻情報を更新時刻としてテーブルメモリ14Aに保持しておく。そうすればシリアル伝送ライン41を介して各センサユニットから応答が得られる。この受信のタイミングは夫々異なっているが、得られるデータ自体は同期している。即ち全センサユニットを通じて同一のタイミングでの判別信号を得ることができる。ネットワークユニット10は判別信号をテーブルメモリ14Aに保持する。図4Aはこうして得られたテーブルメモリ14Aのメモリマップを示しており、データを更新した更新時刻と各センサユニットから得られた判別信号が保持される。
各センサユニットから応答が得られた後、ネットワークユニット10は再びデータ転送コマンドを送出して同様の処理を行う。このように周期的にデータ転送コマンドを送出することにより常に最新の出力状態をテーブルメモリ14Aに保持しておくことができる。データ転送コマンドの送出の周期は短いことが好ましいが、シリアル伝送ライン41を通じて全センサユニットから判別信号のデータが得られる時間以上とする必要がある。
一方、ネットワークユニット10は、上位制御装置42からの問い合わせに応じて、更新時刻及び各センサユニットの判別信号をテーブルメモリ14Aから読み出し、上位IF11a及びコネクタ18を介して上位制御装置42へ伝送する。上位制御装置42では判別信号と更新時刻の情報を用いて必要な処理を行うことができる。
例えば図8(a)は各センサユニット30−1〜30−16の判別信号の変化を示しており、夫々のセンサユニットが異なったタイミングでオン又はオフに変化する。ネットワークユニット10は図8(b)に示すように周期的なタイミングt1, t2, ・・・でデータ転送コマンドを送出する。こうすれば破線で示すタイミングでの各センサユニットの状態がテーブルメモリ14Aに保持される。従って上位制御装置42からネットワークユニット10に図8(c)に示すように時刻tXにデータの要求があれば、その時点のテーブルメモリ14Aの内容を上位制御装置42に転送することができる。即ち図8(b)に示すようにネットワークユニット10がデータ転送コマンドを送出した最新の更新時刻t3での各センサユニットの判別信号が上位制御装置42に得られることとなる。
(第2の実施の形態)
次に本発明の第2の実施の形態による連設型センサシステムについて説明する。この実施の形態においてはテーブルメモリ14Bに保持するデータ内容が異なっているが、その他の構成は第1の実施の形態と同様である。この実施の形態ではネットワークユニット10より各センサユニットにデータ転送コマンドを送出しない。各センサユニットは判定部31bにより判別信号に変化があったときに、シリアル伝送ライン41を通じてオン又はオフの判別信号をネットワークユニット10に伝送するものとする。ネットワークユニット10の制御部11はいずれかのセンサユニットから判別信号の変化が伝送されたときに、テーブルメモリ14Bにオン又はオフのいずれかの状態と共に、時間計測部15より得られるその時点で得られる時刻を変化時刻として同時に書き込んでおく。こうすれば図4Bに示すテーブルメモリ14Bを生成することができる。この場合には現在の出力状態と変化した時刻とが示されているため、変化した過去の時刻をそのまま保持しておくことができる。
一方、ネットワークユニット10は、上位制御装置42からの問い合わせに応じて、更新時刻及び各センサユニットの判別信号をテーブルメモリ14Bから読み出し、上位IF11a及びコネクタ18を介して上位制御装置42へ伝送する。上位制御装置42では判別信号と更新時刻の情報を用いて必要な処理を行うことができる。
この実施の形態では、上位制御装置42はセンサユニットの出力が変化してから所定時間後に何らかの処理を行う場合に、タイミングを調整することができる。例えば図9に示すように、搬送ライン100を図中右方向に搬送されているワーク101が検出点P1を通過してからTo秒後に、テーブル102により分岐させる場合について説明する。検出点P1を通過したことがリアルタイムで検出できれば、その時点からTo経過後にテーブル102を回転させれば搬送ライン100より搬送ライン103にワーク101を転送することができる。しかし上位制御装置42はネットワークユニット10からテーブルメモリ14Bの情報を受信して認識するため、認識は現在の時刻(tX)と変化時刻(tc)との差(Δt=tX−tc)だけ遅れる。従って上位制御装置42は現在の時刻(tX)からテーブル102を回転させるまでの間隔をTo−Δt後とすれば、正確なタイミングでテーブル102を回転させることができる。
(第3の実施の形態)
次に本発明の第3の実施の形態による連設型センサシステムについて説明する。この実施の形態においてはテーブルメモリ14Cに保持するデータ内容が異なっているが、その他の構成は第2の実施の形態と同様である。この実施の形態では各センサユニットは判定部31bにより判別信号に変化があれば、シリアル伝送ライン41を通じてオン又はオフの判別信号をネットワークユニット10に伝送するものとする。ネットワークユニット10の制御部11はセンサユニットの判別信号の変化を受信したときにテーブルメモリ14Cを更新する。より具体的には図4Cに示すように各センサユニットの出力がオンとなった立上り時刻と、オフとなった立下り時刻とを保持しておく。そしてシリアル伝送ライン41を通じて更に出力状態に変化があったことが転送されれば、テーブルメモリ14Cの立上り、又は立下り時刻を書き換える。こうすればセンサユニットの最近の2回の出力変化、即ち立上り時刻と立下り時刻とが認識でき、現在のセンサユニットの出力状態は現在時刻により近い時刻を示す状態であると識別することができる。従って上位制御装置42からの問い合わせに応じて出力が変化した過去2回の正確な時刻と現在の出力状態とを転送することができる。
この実施の形態では図9に示すタイミング制御を第2の実施の形態と同様に行うことができる。また搬送ライン100の搬送速度が既知でワーク101の長さが未知である場合には、立上り時刻と立下り時刻との差に基づいてワーク101の長さを算出することができる。またワーク101の長さが既知の場合には、立上り時刻と立下り時刻との差に基づいて搬送ライン100の搬送速度を算出することもできる。
(第4の実施の形態)
次に本発明の第4の実施の形態による連設型センサシステムについて説明する。この実施の形態は前述した第2及び第3の実施の形態を組み合わせたものであり、テーブルメモリ14Dに保持するデータ内容が異なっているが、その他の構成、及び効果は第2又は第3の実施の形態と同様である。第4の実施の形態では、テーブルメモリ14Dには図4Dに示すように各センサユニットの出力結果と立上り時刻、立下り時刻とを同時に保持するものである。この場合にはセンサの出力結果や立上り時刻、立下り時刻が識別できるため、上位制御装置42からの問い合わせに応じて直ちに必要な情報を提供することができる。
(第5の実施の形態)
次に本発明の第5の実施の形態による連設型センサシステムについて説明する。前述した第1の実施の形態と同一部分は同一符号を付して詳細な説明を省略する。この実施の形態の連設型センサシステムは、図10に示すようにネットワークユニット60に少なくとも1つ、ここでは16個のセンサユニット70−1〜70−16を一連に接続して構成される。そしてネットワークユニット60と、センサユニット70−1〜70−16との間に、シリアル伝送ライン41に加えてパラレル伝送ライン44を設けたものである。こうすればパラレル伝送ライン44を用いてリアルタイムで判別信号をネットワークユニット60に伝えることができる。パラレル伝送ライン44は各センサユニットより1本分の信号線が接続されており、少なくとも16本のラインで形成される。
次に本実施の形態のネットワークユニット60について図11を用いて説明する。制御部61は、第1の実施の形態の制御部11の機能に加えてパラレル伝送ライン44より伝送される信号を受信し、テーブルメモリ14Eを更新して保持し、要求に応じて上位制御装置42へ出力する機能を有する。制御部61の出力判定受信部11cは、パラレル伝送ライン44より得られた各センサユニットの判別信号を受信してテーブルメモリ14Eに保持するものである。テーブルメモリ14Eは第1の実施の形態のテーブルメモリ14Aと同一の記録内容を保持する領域14−1に加えて、第2の領域14−2を有している。図12はこのテーブルメモリ14Eの一例を示す。またコネクタ66は前述した第1の実施の形態のコネクタ16の接続端子16a〜16eと同一の機能を有する接続端子66a〜66eに加えて、パラレル伝送ライン44の下流側に接続される16個の接続端子66f〜66uを備えている。
この実施の形態においてもネットワークユニット60に16台のセンサユニット70−1から70−16が連結されているが、各センサユニットは同一の構成であるので、センサユニット70−1につき図面に基づいて説明する。図13はセンサユニット70−1を示している。コネクタ76は前述した第1の実施の形態のコネクタ36の接続端子36a〜36eと同一の機能を有する接続端子76a〜76eに加えて、パラレル伝送ライン44の上流側に接続される16個の接続端子76f〜76uを備えている。接続端子76f〜76uの中で端部に位置する接続端子76fは、出力トランジスタQ2のコレクタに接続されている。
一方コネクタ77は前述した第1の実施の形態の接続端子37a〜37eと同一の機能を有する接続端子77a〜77eに加えて、パラレル伝送ライン44の下流側に接続される16個の接続端子77f〜77uを備えている。また、コネクタ77の接続端子77fはコネクタ76の接続端子76gに接続され、コネクタ77の接続端子77gはコネクタ76の接続端子76hに接続される。同様に、コネクタ77の接続端子77tはコネクタ76の接続端子76uに接続される。このように下流側パラレル接続部と上流側パラレル接続部との間は、接続端子が一つずつずれて配線接続され、これらがパラレル伝送ライン44を構成している。
この実施の形態では、各センサユニットは夫々ワークの検知を行い、判別信号をパラレル伝送ライン44を介して各々独立してネットワークユニット60へ伝送する。一方ネットワークユニット60は、パラレル伝送ライン44を通じて転送されてきた判別信号をテーブルメモリ14Eの第2領域14−2に保持する。この実施の形態では上位制御装置からの要求に応じてテーブルメモリ14Eの第2領域14−2の判別信号を上位機器に転送するようにすれば、より高速に判別情報を伝送することができる。
この実施の形態ではテーブルメモリ14Eの第1領域は第1の実施の形態と同様に更新時刻に同期した各センサユニットの判別状態であり、第2領域14−2は現時点での判別状態となる。
またパラレル伝送ライン44から得られる現時点での判別信号を一旦テーブルメモリ14Eの第2領域14−2に保持するようにしているが、テーブルメモリ14Eに第2領域14−2を設けず、上位制御装置42にパラレル信号のままで直接伝送するようにしてもよい。この場合には現時点での各センサユニットの判別信号をリアルタイムで上位制御装置42に伝送することができる。
尚、第5の実施の形態は第1の実施の形態にパラレル伝送ラインを加えたものとなっているが、第2〜第4の実施の形態にパラレル伝送ラインを加えてもよいことはいうまでもない。
(第6の実施の形態)
尚前述した実施の形態では、ネットワークユニット10側に時間計測部を設けているが、第2〜第5の実施の形態においては各センサユニットに夫々時間計測部を設けるようにしてもよい。図14は第2の実施の形態を変形させた第6の実施の形態によるセンサユニット80−1の一例を示すブロック図である。本図に示すように制御部31には時間計測部39が接続されている。制御部31は判別信号が変化したときに時間計測部39の時刻情報を同時にシリアル通信部31cを介して伝送するものとする。これを受けてネットワークユニット10では図4Bに示すように変化の時刻をテーブルメモリ14Bに保持しておく。この場合にはネットワークユニット10には時間計測部が不要となり、ネットワークユニット10の処理が容易となる。
第6の実施の形態と同様に、第3の実施の形態を変形させて各センサユニットに時間計測部を設けてもよい。制御部31は判別信号が変化したときに時間計測部39の時刻情報を同時にシリアル通信部31cを介して伝送するものとする。これを受けてネットワークユニットでは、図4Cに示すように立下り時刻と立上り時刻とをテーブルメモリ14Cに保持することができる。
更に第6の実施の形態と同様に、第4の実施の形態を変形させて各センサユニットに時間計測部を設けてもよい。制御部31は判別信号が変化したときに時間計測部39の時刻情報を同時にシリアル通信部31cを介して伝送するものとする。これを受けてネットワークユニットでは、図4Dに示すように現在の出力状態と立上り時刻及び立下り時刻とをテーブルメモリ14Dに保持することができる。
更に第6の実施の形態と同様に、第5の実施の形態を変形させて各センサユニットに時間計測部を設けてもよい。
尚前述した各実施の形態の連設型センサシステムは、センサユニットを透過型光電センサユニットとしているが、反射型光電センサユニット、近接センサユニットなど他の形式のセンサユニットであってもよい。本発明は検出信号に基づいて判別信号を出力する種々のセンサユニットに適用することができる。
また各実施の形態では、ネットワークユニットに16台のセンサユニットを接続した構成として述べたが、ネットワークユニット10に任意の数のセンサユニットを接続して連設型センサシステムを構成することができる。
また本実施の形態では、ネットワークユニットにセンサユニットを連結する際に物理的に連結すると共に電気的にも接続するようにしているが、物理的な連結と信号上との接続とを切り離すようにしてもよい。例えばいくつかのセンサユニットを連結し、信号線で他のセンサユニットと接続するようにしてもよい。
尚前述した第1〜第4の実施の形態ではシリアル伝送ラインを用い、第5の実施の形態ではこれに加えてパラレル伝送ラインを用いているが、パラレル伝送ラインのみを用いて連設型センサシステムを構成することもできる。この場合はネットワークユニットに時間計測部を設け、パラレル伝送ラインを介して判別信号の変化を受信し、そのときの時刻を図4A〜図4Dに示すようにテーブルメモリに保持しておく必要がある。
本発明は被検知対象物の状態監視を行う連設型センサシステム及びこのシステムに用いるネットワークユニットやセンサユニットに関し、判別信号の時刻が認識できるため、製造ラインでのワークの加工を行う連設型センサシステムに好適に使用することができる。
1 連設型センサシステム
10,60 ネットワークユニット
11,31,61 制御部
11a 上位インターフェイス
11b シリアル通信部
11c 出力判定受信部
14A〜14E テーブルメモリ
15,39 時間計測部
16,17,18,36,37,66,76,77 コネクタ
30−1〜30−16,70−1〜70−16,80−1 センサユニット
31a タイミング制御部
31b 判定部
31c シリアル通信部
32 発光部
33 受光部
41 シリアル伝送ライン
42 上位制御装置
43 フィールドバス
44 パラレル伝送ライン

Claims (3)

  1. 上位制御装置に接続されるネットワークユニットと、少なくとも1つのセンサユニットとを備え、前記ネットワークユニットといずれかの前記センサユニットおよび前記センサユニット同士を接続して構成される連設型センサシステムであって、
    前記各センサユニットは、
    検出対象から検出した物理量に応じた検出信号を出力するセンサ部と、
    前記検出信号を予め定められた閾値と比較して判別信号を生成し、各々独立して前記ネットワークユニットに送信する制御部と、
    隣接する前記ネットワークユニットおよびセンサユニットのいずれかと接続する接続手段と、
    前記制御部が出力する判別信号を並列的に前記ネットワークユニットに伝送するパラレル伝送ラインからなる伝送手段と、を有するものであり、
    前記ネットワークユニットは、
    隣接する前記いずれかのセンサユニットと接続する接続手段と、
    現在時刻を出力する時間計測部と、
    前記各センサユニットより伝送された判別信号を並列的に受信するパラレル伝送手段とからなる伝送手段と、
    前記各センサユニットより送られてきた判別信号と、前記時間計測部より得られる当該判別信号に変化した時刻情報とを、各センサユニットを識別するための識別子と関連付けて記憶するテーブルメモリと、
    前記パラレル伝送手段を介して前記連結されているセンサユニットから各々独立して送られてきたセンサの判別信号を受信し、センサ判別信号に対して前記時間計測部より得られる現在時刻情報を前記テーブルメモリに保持するとともに、前記上位制御装置からの問い合わせに応じて、前記テーブルメモリに記憶された各センサユニットの識別子に関連付けられた判別信号及び時刻情報とを、フィールドバスを介して前記上位制御装置に送信する制御部と、を具備する連設型センサシステム。
  2. 前記テーブルメモリは、前記各センサユニット毎に、判別信号とその判別信号の立上り時刻と立下り時刻との組を保持する請求項1に記載の連設型センサシステム。
  3. 上位制御装置に接続されるネットワークユニットと、少なくとも1つのセンサユニットとを備え、前記ネットワークユニットといずれかの前記センサユニット及び前記センサユニット同士を接続して構成される連設型センサシステムに用いられるネットワークユニットであって、
    隣接する前記いずれかのセンサユニットと接続する接続手段と、
    前記各センサユニットよりパラレル伝送ラインを介して伝送されてきた判別信号を並列的に受信するパラレル伝送手段と、
    現在時刻を出力する時間計測部と、
    前記各センサユニットより送られてきた判別信号と、当該判別信号に変化した時刻情報とを、各センサユニットを識別するための識別子と関連付けて記憶するテーブルメモリと、
    前記パラレル伝送手段を介して前記連結されているセンサユニットから各々独立して送られてきたセンサの判別信号を受信し、センサ判別信号に対して前記時間計測部より得られる現在時刻情報を前記テーブルメモリに保持するとともに、前記上位制御装置からの問い合わせに応じて、前記テーブルメモリに記憶された各センサユニットの識別子に関連付けられた判別信号及び時刻情報とを、フィールドバスを介して前記上位制御装置に送信する制御部と、を具備するネットワークユニット。
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