JPH04363687A - 測距方式 - Google Patents

測距方式

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JPH04363687A
JPH04363687A JP3163461A JP16346191A JPH04363687A JP H04363687 A JPH04363687 A JP H04363687A JP 3163461 A JP3163461 A JP 3163461A JP 16346191 A JP16346191 A JP 16346191A JP H04363687 A JPH04363687 A JP H04363687A
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JP
Japan
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phase
distance
signal
reflecting object
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JP3163461A
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English (en)
Inventor
Yasuhide Okuhata
康秀 奥畑
Hirokazu Kobayashi
博和 小林
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Kenwood KK
Original Assignee
Kenwood KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はPN符号によるスペクト
ラム拡散変調波を送信し、反射信号を受信し受信側で相
関が最大となったときのPN符号の位相ずれから反射物
までの距離を測定する測距方式に関する。
【0002】
【従来の技術】測距装置としての従来のレ−ダ装置は、
図5に示すように発振器24からの出力クロックパルス
を受けてスイッチング信号を発振する発振器25の発振
スイッチング信号によってオン・オフするスイッチ22
で発振器21の発振出力をオン・オフし、オン・オフさ
れた発振器21の発振出力をアンテナ23を通して送信
し、反射物からの反射波をアンテナ26を介して受信し
、受信信号を検波器27で検波し、検波出力をコンパレ
−タ28によって2値化し、送信時からコンパレ−タ2
8の出力発生までの期間、すなわち反射波の到来までの
期間クロックパルスをカウンタ29で計数し、その計数
値から反射物までの距離を算出していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の測距方式によるときは電波が伝搬する時間を直
接計測することによって測距を行うため、測定距離の分
解能を上げるためにはカウンタを高速で動作させねばな
らず、例えば反射物までの測定距離の分解能を1mにす
るにはカウンタは約150MHzのクロックパルスを計
数する必要があり、測定距離の分解能を高めるためには
カウンタに汎用のものが使用できないという問題点があ
った。さらに、受信側では、受信信号を直接検波するた
め妨害波を受信した場合、妨害波によって誤動作しやす
いという問題点があった。
【0004】本発明は上記にかんがみてなされたもので
、高速動作のカウンタを使用せずに、かつ妨害波の影響
を受けにくい測距方式を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の測距
方式は、スペクトラム拡散変調信号を送信し、反射物か
ら反射したスペクトラム拡散信号を受信し、受信側にお
いて送信側PN符号の位相をシフトさせて位相がシフト
されたPN符号と受信信号との相関を検出し、検出相関
出力が最大となったときまでのPN符号の位相シフト量
に基づいて反射物までの距離を測定することを特徴とす
る。
【0006】本発明の請求項2の測距方式は本発明の第
1の測距方式において、送信側PN符号の受信側におけ
る位相シフトは送信側PN符号を入力する可変遅延回路
で位相シフトさせることを特徴とする。
【0007】本発明の請求項3の測距方式は、スペクト
ラム拡散変調信号を送信し、反射物から反射したスペク
トラム拡散信号を受信し、送信側PN符号発生器を動作
させるクロックパルスの周波数と異なる周波数のクロッ
クパルスで受信側PN符号発生器を動作させて、送信側
PN符号の位相から受信側PN符号の位相をシフトさせ
て受信側PN符号と受信信号との相関を検出し、検出相
関出力が最大となったときまでのPN符号の位相シフト
量に基づいて反射物までの距離を測定することを特徴と
する。
【0008】本発明の請求項4の測距方式は本発明の請
求項1または3の測距方式において、PN符号のパタ−
ンを測距毎に変更することを特徴とする。本発明の請求
項5の測距方式は本発明の請求項1または3の測距方式
において、PN符号のパタ−ンを測距毎に変更すること
を特徴とする。
【0009】
【作用】本発明の請求項1の測距方式によれば、スペク
トラム拡散変調信号が送信され、反射物から反射された
スペクトラム拡散信号が受信され、受信側において送信
側PN符号の位相がシフトされたPN符号と受信信号と
の相関が検出され、検出相関出力が最大となったときま
でのPN符号の位相シフト量に基づいて反射物までの距
離が測定される。この場合に受信側におけるPN符号の
位相シフトの分解能をあげることによって、測距の精度
をあげることができ、従来のように高速度のカウンタを
必要としない。
【0010】本発明の請求項2の測距方式によれば、受
信側におけるPN符号は送信側PN符号を可変遅延回路
で位相シフトして得られて、受信側においてPN符号発
生器を必要としない。
【0011】本発明の請求項3の測距方式によれば、ス
ペクトラム拡散変調信号が送信され、反射物から反射さ
れたスペクトラム拡散信号が受信され、送信側PN符号
発生器を動作させるクロックパルスの周波数と異なる周
波数のクロックパルスで受信側PN符号発生器が動作さ
せられて、送信側PN符号の位相から位相がシフトさせ
られ、受信側PN符号と受信信号との相関が検出され、
検出相関出力が最大となったときまでの送信側PN符号
に対する受信側PN符号の位相シフト量に基づいて反射
物までの距離が測定される。この場合の受信側PN符号
の送信側PN符号からの位相シフト量は受信側PN符号
発生器を動作させるクロックパルスの周波数の変更で行
える。
【0012】本発明の請求項4の測距方式によれば、P
N符号のパタ−ンが測距毎に変更されることになり、本
発明の請求項5の測距方式によれば、PN符号のパタ−
ンが測距装置毎に変更されることになって、複数の測距
装置による相互妨害が低減されることになる。
【0013】
【実施例】以下、本発明を実施例により説明する。図1
は本発明の第1実施例の構成を示すブロック図である。 本第1実施例の測距装置は、クロックパルス発振器3か
らの発振クロックパルスをPN符号発生器(PNG)4
に供給して、PNG4を動作させPN符号を出力させる
。PNG4から出力されたPN符号とキャリア発振器1
から発振されたキャリア信号をダブルバランスドミクサ
−からなる拡散変調器2に供給して、拡散変調器2でキ
ャリア信号をPN符号でスペクトラム拡散変調する。 スペクトラム拡散変調出力はアップコンバ−タ(U/C
)5に供給してRF信号に周波数変換し、アンテナ6か
ら放射する。
【0014】アンテナ6から放射された電波は物体によ
って反射されて、反射波がアンテナ9で受信された場合
、入射電波はアンテナ9でRF信号に変換され、該RF
信号はダウンコンバ−タ(D/C)10に供給して、中
間周波信号に周波数変換する。一方、クロックパルス発
振器3から出力されたクロックパルスが入力されてクロ
ックパルス毎に遅延時間が増加する可変遅延回路8にP
NG4から出力されたPN符号を供給して、PNG4か
らのPN符号と同一で、かつ位相が遅らされたPN符号
を生成する。
【0015】ダウンコンバ−タ10で変換された中間周
波信号と可変遅延回路8で位相が遅延させられたPN符
号とはダブルバランスドミクサ−からなる相関検波器1
1に供給してスペクトラム拡散変調出力を復調し、復調
出力を検波器12に供給して相関出力を得て、相関出力
を信号処理回路13に供給する。
【0016】一方、カウンタ7はクロックパルス発振器
3からのクロックパルスを受けてクロックパルスを計数
し、カウンタ7からのキャリ−信号をリセットパルスと
して可変遅延回路8に供給して可変遅延回路8をリセッ
トする。
【0017】クロックパルス発振器3からのクロックパ
ルスおよびカウンタ7からのリセットパルスは信号処理
回路13に供給し、信号処理回路13はリセットパルス
の入力時から相関出力が最大になるまでの期間、クロッ
クパルスを計数して可変遅延回路8の位相シフト量を計
算し、この計算位相シフト量から反射物までの距離を計
算する。
【0018】上記のように構成した本第1実施例におい
て、拡散変調器2でキャリア信号をPN符号でスペクト
ラム拡散変調されたスペクトラム拡散変調出力はアップ
コンバ−タ5によってRF信号に周波数変換されて、ア
ンテナ6から放射される。この電波を受けた反射物から
電波が反射される。
【0019】反射物からの反射波がアンテナ9で受信さ
れると、ダウンコンバ−タ10で中間周波信号に周波数
変換され、中間周波信号と可変遅延回路8で位相が遅延
させられたPN符号とは相関検波器11に入力され、相
関検波器11でスペクトラム拡散変調出力が復調され、
検波器12で検波されて相関出力が得られる。この相関
出力は信号処理回路13に供給されて、信号処理回路1
3においてリセットパルス入力時から相関出力が最大に
なるまでの期間、クロックパルスが計数されて、この計
数値から可変遅延回路8の位相シフト量が計算され、こ
の計算位相シフト量から反射物までの距離が計算される
【0020】本第1実施例によって測距を行った結果、
可変遅延回路8の位相シフト量と相関出力との関係の1
例を示せば図2に示す如くである。この場合、反射物は
距離30mおよび70mの2点に存在する。またこの場
合、クロックパルスは30MHzを使用し、PN符号と
してM系列を使用している。M系列の自己相関特性によ
ってにより反射波が1周期以上遅れていなければ、相関
出力のピ−ク点前後1クロック分以外は相関出力がほぼ
0であり、相関出力のピ−ク点における位相シフト量は
スペクトラム拡散変調出力が反射物まで往復する伝搬遅
延と同一であることから反射物までの距離が求められる
【0021】したがって、1クロックパルスに対する可
変遅延回路8の位相遅延量を小さくすること、すなわち
可変遅延回路8の分解能をあげることによって、クロッ
クパルス周波数以上の分解能を持って測距を行うことが
できる。また、妨害波に対しても、無変調のキャリア等
の相関が低いものに対しては影響を受けにくくなる。
【0022】次に本発明の第2実施例について説明する
。図3は本発明の第2実施例の構成を示すブロック図で
ある。本第2実施例の測距装置は、第1実施例の可変遅
延回路8に代わって、クロックパルス発生器3からのク
ロックパルスを受けて異なる周波数のクロックパルス(
以下RXクロックパルスと記す)を発生するクロックパ
ルス発生器(以下RXクロックパルス発振器と記す)1
4およびRXクロックパルス発振器14からのRXクロ
ックパルスで動作しPNG4と同一PN符号を出力する
PNG15を設け、PNG15の出力PN符号を相関検
波器11に供給すると共に、カウンタ7からのキャリ信
号をリセットパルスとしてPNG4およびPNG15に
供給して周期的にリセットする。その他の構成は第1実
施例の場合と同様である。
【0023】したがって、PNG15から出力されるP
N符号はPNG4から出力されるPN符号と同一でかつ
位相が遅れたPN符号であって、第1実施例の場合にお
ける可変遅延回路8によって遅延されたのと同様である
。したがって、本第2実施例の作用も第1実施例の作用
と同様であって、リセット時から反射波の受信によって
検出した相関出力が最大になったときまでのクロックパ
ルスが信号処理回路13において計数されて、PNG4
のPN符号に対するPNG15のPN符号の位相シフト
量が計算されて、計算位相シフト量に基づいて測距が行
われる。
【0024】第2実施例による測距の場合も図2に示す
ごとくである。この場合においてもクロックパルス発振
器3からのクロックパルスに対し、RXクロックパルス
発振器14から出力されるRXクロックパルスのクロッ
クパルスに対する位相をゆっくり変化させることによっ
て、クロックパルスの周波数以上の分解能で測距が行え
ることになる。また、妨害波に対しても、無変調のキャ
リア等の相関が低いものに対しては影響を受けにくくな
る。
【0025】上記した第1および第2実施例において、
送信および受信の両方で同一のロ−カル信号を用いて周
波数変換を行えば、送受信の中間周波信号の周波数差を
検出することによって、反射物との相対速度を測定でき
、さらに反射物が複数ある場合でもそれぞれの相対速度
を測定することも可能である。
【0026】つぎに本発明の第1実施例の変形例につい
て説明する。第4図は本発明の第1実施例における変形
例の要部を示すブロック図である。第1変形例はPNG
4を測距時毎にPN符号のパタ−ンを切り替える。この
パタ−ンの切り替えはPNG4を構成する排他論理和回
路へ出力するシフトレジスタの出力段の位置を変更する
ことによって行うことができる。この切り替えは図4(
a)に示す如く、測距毎にシフトレジスタ段切り替え器
16の出力によって行うことができる。
【0027】本発明の第1実施例の第2変形例はPNG
4を測距装置毎にPN符号のパタ−ンを変更する。この
パタ−ンの変更はPNG4を構成する排他論理和回路へ
出力するシフトレジスタの出力段を、図4(b)に示す
如く、測距装置毎にシフトレジスタ段切り替え器17に
供給する初期設定値を変更することによって行うことが
できる。また、測距毎にクロックパルス発振器3の発振
周波数を変更するようにしてもよい。さらにこれらの3
つを組み合わせてもよい。
【0028】他の測距装置のPN符号が同一パタ−ンの
場合に、互いのPN符号の位相差が1チップ内であった
りしたときは他の測距装置からの反射波を受信したとき
相関値が大きくなり、測距に誤差が生ずる問題があるが
、上記した変形例によれば他の測距装置と異なるPN符
号を用いることになり、測距時に相互妨害を与えにくく
、混信による誤差が少なくなる効果がある。
【0029】また、本発明の第2実施例において上記第
1および第2変形例の場合と同様に、PNG4および1
5のPNパタ−ンを測距時毎に、または測距装置毎に切
り換えるようにしてもよい。
【0030】
【発明の効果】以上説明した如く請求項1および請求項
3の本発明によれば、PN符号の位相シフト量より反射
物までの距離を測定するようにしたため、PN符号発生
のための受信側におけるPN符号の位相シフトの分解能
をあげることによって、クロックパルス周波数以上の分
解能で距離を測定することができる効果がある。また、
妨害波に対しても、無変調のキャリア等の相関が低いも
のに対しては影響を受けにくくなる効果がある。さらに
従来必要とした高速のカウンタを必要としない効果もあ
る。
【0031】また、請求項2の本発明によれば可変遅延
回路によって送信側のPN符号の位相をシフトすること
によって受信側のPN符号を得ることができて、受信側
においてPN符号発生器を設ける必要が無くなる効果が
ある。請求項4および請求項5の本発明によれば、複数
の測距を行うときにおいて、他の測距装置による測距時
の妨害波による測距の誤動作を避けることができる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の構成を示すブロック図で
ある。
【図2】本発明の第1実施例の作用の説明に供する線図
である。
【図3】本発明の第2実施例の構成を示すブロック図で
ある。
【図4】本発明の第1実施例の変形例の要部を示すブロ
ック図である。
【図5】従来例の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1  キャリア発振器 2  拡散変調器 3  クロックパルス発振器 4および15  PNG 5  アップコンバ−タ 7  カウンタ 8  可変遅延回路 10  ダウンコンバ−タ 11  相関検波器 12  検波器 13  信号処理回路 14  RXクロックパルス発振器

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  スペクトラム拡散変調信号を送信し、
    反射物から反射したスペクトラム拡散信号を受信し、受
    信側において送信側PN符号の位相をシフトさせて位相
    がシフトされたPN符号と受信信号との相関を検出し、
    検出相関出力が最大となったときまでのPN符号の位相
    シフト量に基づいて反射物までの距離を測定することを
    特徴とする測距方式。
  2. 【請求項2】  送信側PN符号の受信側における位相
    シフトは送信側PN符号を入力する可変遅延回路で位相
    シフトさせることを特徴とする請求項1の測距方式。
  3. 【請求項3】  スペクトラム拡散変調信号を送信し、
    反射物から反射したスペクトラム拡散信号を受信し、送
    信側PN符号発生器を動作させるクロックパルスの周波
    数と異なる周波数のクロックパルスで受信側PN符号発
    生器を動作させ、送信側PN符号の位相から受信側PN
    符号の位相をシフトさせて受信側PN符号と受信信号と
    の相関を検出し、検出相関出力が最大となったときまで
    のPN符号の位相シフト量に基づいて反射物までの距離
    を測定することを特徴とする測距方式。
  4. 【請求項4】  PN符号のパタ−ンを測距毎に変更す
    ることを特徴とする請求項1または3の測距方式。
  5. 【請求項5】  PN符号のパタ−ンを測距装置毎に変
    更することを特徴とする請求項1または3の測距方式。
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