JPH11352217A - 符号相関ドップラレーダ装置 - Google Patents

符号相関ドップラレーダ装置

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JPH11352217A
JPH11352217A JP10163689A JP16368998A JPH11352217A JP H11352217 A JPH11352217 A JP H11352217A JP 10163689 A JP10163689 A JP 10163689A JP 16368998 A JP16368998 A JP 16368998A JP H11352217 A JPH11352217 A JP H11352217A
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Kenji Inomata
憲治 猪又
Tadamasa Fukae
唯正 深江
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 任意の遅延量をもった参照PN信号に基づい
てクロックの遅延量を変化させるので、装置ごとの特性
のばらつきやが生じ、測定精度が悪かった。 【解決手段】 符号位相がそれぞれ異なる複数のPN信
号を発生する符号発生手段と、複数のPN信号の中から
任意の信号を選ぶ信号選択手段と、信号選択手段が発生
する信号の符号と、反射波の符号との符号相関値を演算
する符号相関値演算手段と、符号相関値のピークが得ら
れる符号位相および伝搬遅延時間に基づき、物体との間
の距離を測定すると共に、符号相関値の時間変化から得
られるドップラ周波数に基づき、物体との相対速度を演
算する信号処理手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動車等の移動
体の後方、測方及び前方に存在する物体との距離及び相
対速度を測定する符号相関ドップラレーダ装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図9は、特開平7−151850号公報
に示された従来の符号相関レーダ装置を示すブロック図
である。図9において、911は送信アンテナ、912
は受信アンテナ、913は位相変調器、914は送信用
PN信号発生回路、915は送信用発振器、916は符
号設定回路、917〜920は乗算器、921は位相シ
フト回路、922は中間周波数発振回路、923は参照
用PN信号遅延回路、924は参照用PN信号発生回
路、925は相関演算部、926はドップラカウンタで
ある。
【0003】送信アンテナ911は、位相変調回路91
3から供給される信号を電波として送信するもので、位
相変調回路913は送信用PN信号発生回路914と送
信用発振器915に接続されており、送信用PN信号信
号の2相位相変調を行うものである。物体で反射した反
射波は、受信アンテナ912により受信され、乗算器9
17及び918によって中間周波数に周波数変換された
後、相関演算部925に送られる。
【0004】乗算器917は、位相シフト回路921に
接続されており、位相シフト回路921は、乗算器91
9の出力信号の位相を90度ずらして乗算器917に送
信し、乗算器917の出力は、相関演算部925に送信
される。乗算器918には、乗算器919の出力がその
まま(位相変換を行うことなく)を送信され、乗算器9
18の出力は、相関演算部925に送信される。このよ
うな構成による検波は、一般にIQ検波と呼ばれるもの
であり、受信信号の位相が中間周波数発振回路922の
出力搬送波の位相と合わない場合でも、乗算器917、
918の出力信号の符号相関値の2乗平均をとることに
より、相関演算部925で符号相関値を得ることができ
るものである。
【0005】参照用PN信号発生回路924は、参照用
PN信号遅延回路923及び相関演算部925に接続さ
れており、参照用PN信号遅延回路923は、参照用P
N信号発生回路924の出力する参照用符号の遅延量を
変化させる。相関演算部925は、受信PN信号と参照
PN信号の符号相関値を測定する機能を備える。符号相
関レーダ装置は、受信PN信号と、送信PN信号を伝搬
遅延時間分だけ符号位相を遅らせた参照PN信号との符
号相関値が最大になることを利用して、反射波の伝搬遅
延時間を測定するものである。相関演算部925は、最
大の符号相関値が得られる遅延量に基づき、受信信号の
伝搬遅延時間を測定すると共に、伝搬遅延量より物体ま
での距離を計算する(以下、このような処理を測距処理
という)。
【0006】また、乗算器918の出力は、乗算器92
0でドップラカウンタ926の処理しやすい周波数に変
換された後に、ドップラカウンタ926に送信される。
ドップラカウンタ926は、物体の移動によって生じる
周波数のドップラシフトを検出し、物体の相対速度を計
算する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
符号相関レーダ装置は、送信PN信号から入力される任
意の遅延量をもった参照PN信号に基づいて、受信用P
N遅延回路923で参照用PN信号の遅延量を変化させ
ているので、装置ごとの特性のばらつきや環境温度によ
る遅延量のばらつきが生じる等の課題があり、測定対象
として複数の物体があった場合、いずれの物体の相対速
度を測定したのか特定できないという課題があった。
【0008】また、従来の装置では、乗算器918の出
力を乗算器920で周波数変換を行った後、その出力に
基づいてドップラカウンタ926によるドップラ周波数
の測定および物体の速度計測を行っている。しかし、こ
れは受信電力の最も大きいものの計測しか行うことがで
きないため、測定対象である物体が1つである場合にし
か測定できないという課題があった。
【0009】また、従来の装置では、参照PN信号との
符号相関を行わずにドップラ計測を行っているため、他
に電波発信源があった場合、ドップラ計測が不可能にな
る課題があった。
【0010】また、従来の装置では、同−系列のPN信
号の装置が複数あって、符号位相が同じである場合、互
いのPN信号の干渉が起き、また、このような場合にP
N信号の干渉が起きていることを判別できないという課
題があった。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明の符号相関ドッ
プラレーダ装置は、搬送波発生手段が発生する搬送波を
PN信号で変調して送信し、送信波と物体によって反射
された反射波の伝搬遅延時間に基づいて物体までの距離
を演算すると共に、送信波と反射波の周波数差から得ら
れるドップラ周波数に基づいて物体の相対速度を演算で
きる符号相関ドップラレーダ装置において、符号位相が
それぞれ異なる複数のPN信号を発生する符号発生手段
と、複数のPN信号の中から任意の信号を選ぶ信号選択
手段と、信号選択手段が発生する信号の符号と、反射波
の符号との符号相関値を演算する符号相関値演算手段
と、符号相関値のピークが得られる符号位相および伝搬
遅延時間に基づき、物体との間の距離を測定すると共
に、符号相関値の時間変化から得られるドップラ周波数
に基づき、物体との相対速度を演算する信号処理手段と
を備えることを特徴とする。
【0012】また、上記符号発生手段は、符号レートの
整数倍の周波数を基準信号とし、符号レートの数分の1
単位の位相差をもった複数のPN信号を発生することを
特徴とする。
【0013】また、上記信号選択手段が離散的な符号位
相毎に生成する複数のPN信号によって変調されるそれ
ぞれの送信波の符号と、送信波に対する反射波の符号と
のそれぞれの符号相関値に対して補間処理を行うことに
より、符号相関値の最大値を有する符号位相に対して、
単位符号位相以内に存在する符号相関値特性の極大値を
求め、極大値に基づいて、送信波と受信波の符号差を演
算する補間信号処理手段をさらに備えることを特徴とす
る。
【0014】また、クロックの出力に対し任意の遅延量
を与え、符号相関値演算手段に入力するクロックを変化
させるクロック遅延手段を備えることを特徴とする。
【0015】また、上記複数の符号発生手段が発生する
PN信号の符号をランダムにリセットできることを特徴
とする。
【0016】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、この発明
の実施の形態1に係る符号相関ドップラレーダ装置を示
すブロック図である。図1において、101は受信用ア
ンテナ、102は送信用アンテナ、103a及び103
bは乗算器、104は90度位相シフト回路、105は
局部発振器、106a及び106bは相関演算器、10
7は信号処理部、108は位相変調器、109は符号選
択器、110はPN信号であるPN信号を発生するPN
信号発生器、111はクロック発振器、112はクロッ
ク発振器からPN信号発生器110及び相関演算器10
6a、106bにつながる信号線、113はPN信号発
生器110から符号選択器109につながる出力線群で
113aは特に位相変調器108につながる信号線、1
14は信号処理部107からPN信号発生器110につ
ながる信号線である。
【0017】図2は、図1におけるPN信号発生器11
0の内部回路を示す回路図である。図2において、12
0は排他的論理和(XOR)、121はD−フリップフ
ロップ(DFF)である。DFF121のD、Q、CL
K及びPRは、それぞれ、入力、出力、クロック入力及
びプリセットである。DFF121にプリセットPRが
掛かると、DFF121の出力Qは強制的にHighと
なるように設定されている。
【0018】次に動作について説明する。PN信号は、
例えば、図2に示したようなXOR120及びDFF1
21で構成されたPN信号発生器110によって発生さ
せることができる。全てのDFF121には、同−のク
ロックが入力されており、クロックの立ち上がりエッジ
毎に、図2中に示す左側のDFF121から右側のDF
F121へ値がシフトしていく。
【0019】図2中一番左のDFF121の入力には、
XORの出力がつながっており、XORの入力を数学的
に解かれたDFF121の出力ピンを接続することによ
って、一般的なM系列のPN信号を発生する。実施の形
態1に係る符号相関ドップラレーダ装置は、DFF12
1を6段(即ち、M系列のM=6)備えるので、1周期
の符号長は63チップのPN信号となる。DFF121
の出力は、それぞれ出力線群113として出力される。
この出力線群113としては、1符号ずつ位相の異なる
6つのPN信号(PN信号)が出力される。
【0020】出力線群113の内の1本である出力線1
13aは、送信PN信号として位相変調器108にも供
給される。位相変調器108は、発振器105の出力搬
送波を送信PN信号で位相変調し、アンテナ102を介
して空間に電波として放射する。
【0021】測定対象としての物体で反射された反射波
は、アンテナ101で受信され、乗算器103a、10
3bで復調され、受信PN信号として相関演算器106
a、106bに送信される。この乗算器103a、10
3bには、発振器105の出力搬送波が供給されるが、
特に乗算器103aには、90度位相器104を介して
位相が90度シフトした搬送波が供給される。これは一
般的にIQ検波と呼ばれるものである。このように復調
された受信PN信号は、相関演算器106a、106b
にそれぞれ入力される。
【0022】符号選択器109は、PN信号発生器の出
力線群113の信号群より1つのPN信号を選択する。
符号選択器109で選択された選択PN信号は、相関演
算器106aおよび106bに入力される。相関演算器
106a、106bは、受信PN信号の符号と、選択P
N信号の符号との相関(符号相関値)をとる。相関演算
器106a、106bの出力する符号相関値は、信号処
理部107で2乗和がとられ、信号処理部107の内部
メモリにストアされる。
【0023】また、符号選択器109で順次符号を切り
替えて行き、全ての符号位相について符号相関値を得
る。ここで、相関演算器106a、106bの出力する
符号相関値は、I成分とQ成分であり、かつ、物体の相
対速度によるドップラ成分が含まれたものであるため、
これらの成分を打ち消すためにI成分とQ成分の2乗和
をとった符号相関値で測距処理を行う。
【0024】M系列のPN信号では同位相の符号の相関
のみ、高い符号相関値が得られるため、符号相関値の極
大が得られる符号位相を検知することにより、反射波の
伝搬遅延時間を計算でき、これに基づいて物体までの距
離を求めること(即ち、測距処理)ができる。例えば、
50MHzのクロックを用いた場合、1チップ分の伝搬
遅延は光速/クロック周波数で6m、片道で3mに相当
する。PN信号発生器110内の一番右である6番目の
DFFの出力するPN信号と符号相関値が大きくなった
場合、物体は約15m付近に存在することが分かる。な
お、この実施の形態1では6段のDFF121を用いて
いるが、段数を増やすことでより遠くの物体を検知する
ことができる。受信PN信号と参照PN信号との符号相
関値を得る参照PN信号は、符号選択器109で選択さ
れた符号であり、PN信号発生器110に入力されるク
ロックレート分ずつ位相を変化させ、符号位相ごとの符
号相関値を記録する。
【0025】次に、ドップラ周波数の測定方法について
説明する。測距処理には、符号相関値のIQ成分の2乗
和を用いるが、I成分、Q成分をそれぞれ実部、虚部の
複素データとして扱う。例えば、前述の説明の物体が約
15m付近に存在した場合、符号選択器109で再び6
番目の符号を選択し、符号相関値を測定する。このと
き、一定の周期でサンプリングを行い、得られた符号相
関値のIQ成分を複素データとしてFFT(Fast
Fourier Transform)で周波数解析を
行うと、その物体のドップラ成分が得られ、このドップ
ラ成分に基づいて、当該物体との相対速度を求めること
ができる。
【0026】例えば、PN信号の符号長を1023と
し、PN信号のサンプリング周期をPN信号の1周期の
50MHz÷1023=48.9kHzとした場合、観
測時間を3msとして146個のデータが得られる。こ
の146個のデータに、0の符号からなるデータを11
0個追加し、256個のデータとしてFFTを行えば、
191Hz単位で周波数が測定でき、10番目にピーク
があった場合、191×10=1910Hzのドップラ
周波数だとわかる。
【0027】アンテナから送信する中心周波数が24G
Hzだとすると、相対速度は次式V=(△F×C)/
(2×F)により、 V=1910×3・10/2×24・10=11.
9km/h と計算できる。ここで、C(光速)=3・10m/s
である。この動作を符号相関値の各ピーク毎に行うこと
により、複数物体の各々の相対速度を測定することがで
きる。
【0028】以上のように、この発明の実施の形態1に
係る符号相関ドップラレーダ装置によれば、クロックに
よって固定された符号位相を用いて、信号選択手段で符
号を順に切り替えることにより、符号位相の安定化を図
り、製品ごとの素子のばらつきや環境温度による影響を
受けずに符号位相を変化させることができる。また、符
号相関値の時間変化よりドップラ周波数を測定するた
め、各物体の相対速度を別々に測定することができる。
さらに、他に電波発信源がある場合でも、ドップラ計測
が可能である。
【0029】実施の形態2.図3および図4は、この発
明の実施の形態2に係る符号相関ドップラレーダ装置の
PN信号発生器110の内部回路を示す回路図である。
図3において、201はイネーブル端子付きDFF(以
下、DFFEと称す)、Dは入力、Qは出力、CLKは
クロック入力、enaはイネーブル、PRはプリセット
である。また、202は周波数を2分の1に分周する分
周器、203はPRのないDFFである。DFFE20
1はクロックの入力に係わらず、enaがHighでな
いと動作せず、前のデータを保持する。
【0030】次に動作について説明する。例えば、クロ
ック周波数を100MHzとする。クロックは、信号線
112で各DFFE201、分周器202に供給され、
分周器は2分の1に分周した50MHzのクロックを生
成する。この50MHzのクロックは、DFFE201
のena端子に供給される。DFFEは、ena端子が
Highの時のみ動作するため、結果的に符号レート
(チップレート)が50MHzのPN信号を生成する。
【0031】しかし、DFF203には100MHzの
クロックが供給されているため、DFF203のQ出力
からは、50MHzのPN信号に対し2分の1符号位相
の遅れたPN信号が出力される。これにより、チップレ
ートが50MHzで2分の1位相ずつずれたPN信号を
生成することができる。このようにして、PN信号発生
器110により、符号レートの数分の1単位の位相差を
持った複数のPN信号を発生させることができる。
【0032】このPN信号の信号線群113を符号選択
器109で選択することにより、チップレートが50M
Hzの場合、1チップは3mの伝搬遅延に相当するが、
2分の1チップずつPN信号を選択できるために、1.
5mの精度で測距処理が可能となる。このように、例え
ば、150MHzのクロックを用い、分周器の分周比を
3分の1にして、図4に示すような構成にすることによ
り、1mの精度で測距処理が可能となる。
【0033】以上のように、この発明の実施の形態2に
係る符号相関ドップラレーダ装置によれば、入力クロッ
クを分周した内部クロックでPN信号を生成し、入力ク
ロックによって出力PN信号の符号位相を制御したもの
であり、PN信号の符号レート以上の位相精度で符号を
発生させ、信号選択手段で符号を順に切り替えることに
より、符号レート以上の精度で安定的に、製品ごとの素
子のばらつきや環境温度による影響を受けずに符号位相
を変化させることができるこのため、符号レート以上の
精度で物体までの距離が測定できる。
【0034】実施の形態3.図5は、この発明の実施の
形態3に係る符号相関ドップラレーダ装置の補間信号処
理手段における処理内容を概念的に示す図である。な
お、符号相関ドップラレーダ装置自体の回路図は図1に
示すものと同一である。このように、図5に示す処理を
行う補間信号処理手段は、図1における信号処理部10
7の中に組み込まれている。また、PN信号発生器11
0の回路ブロックは図3に示すものと同一である。
【0035】図5に示すように、△は1チップを表す単
位であり、301は2分の3△位相での符号相関値と2
△位相での符号相関値を結ぶ線分であり、302は2分
の5△位相と3△位相での符号相関値を結ぶ線分であ
り、303は線分301と線分302の延長線上にある
交点である。
【0036】次に動作について説明する。図5は、この
発明の実施の形態3に係る符号相関ドップラレーダ装置
の相関特性を示す図である。図5に示す特性は、符号選
択器109で2分の1ずつ位相の異なるPN信号を選択
し、受信信号との符号相関値をとったときの位相(横
軸)と符号相関値(縦軸)を表す波形である。
【0037】M系列のPN信号は、図5の点線で表した
ように、符号相関値の頂点から正負に1チップの位相
(即ち、図5中横軸の値が2△である個を境に前後△)
分離れるまで線形的に符号相関値が減少する性質があ
る。この性質を利用すると、線分301と線分302は
符号相関値関数上に乗っており、線分301と線分30
2の延長線上の交点303は、符号相関値の頂点と−致
する。以上のようにして、符号相関値に基づいて離散間
隔(△)以下の極大値(頂点)を求めることができる。
【0038】このようにして交点303を数値演算によ
って求めることにより、正確に符号相関値の符号位相を
求めることができ、1チップ以内の符号位相(の測距処
理即ち、離散間隔(△)以下の極大値に基づく測距処
理)が可能となる。
【0039】例えば、PN信号のチップレートを50M
Hzとし、1チップは3mに相当することとする。ここ
で、図5に示すように、符号位相が2分の3△で符号相
関値が358、符号位相が2△で符号相関値が869、
符号位相が2分の5△で符号相関値が664、符号位相
が3△で符号相関値が153であったとする。符号位相
の単位を2分の1△として、符号相関値が最大値をとる
符号位相が2△の位置を原点とすると、線分301は次
の式で表される。 y=(896−358)x+869 y=511x+869 (−1≦x≦0) また、線分302は、(y−664)=(153−66
4)(x−1)より、y=−511x+1175(1≦
x≦2)となる。
【0040】この線分301と線分302の延長線上の
交点303を補間処理によって演算する極大値として求
めるために、2式を合成すると、 511x+869=−511x+1175 1022x=306よりx≒0.3となる2分の1△を
xの単位としたので、xは1.5mにあたり、0.3は
0.45mに相当する。原点であった2△は、6mに相
当するので、符号相関値の頂点は、6+0.45=6.
45mと6.45mの位置にあることがわかり、物体の
位置を離散間隔としての2分の1チップ(1/2△)以
内で求めることができる。
【0041】以上のようにして、符号相関値の極大値が
得られる符号を選択し、その状態での符号相関値の時間
変化を測定し、物体の相対速度を測定する。また、選択
した符号位相分の伝搬遅延時間に基づいて物体までの距
離を測定する。なお、すべての極大値が得られる符号位
相分だけこの動作を繰り返した後、再び始めの動作に戻
り、一連の制御処理を繰り返し行う。
【0042】以上のように、この発明の実施の形態3に
かかる符号相関ドップラレーダ装置によれば、入力クロ
ックを分周した内部クロックでPN信号を生成し、入力
クロックによって出力PN信号の符号位相を制御したも
のであり、PN信号の符号レート以上の位相精度で符号
を発生させ、信号選択手段で符号を順に切り替えること
により、符号レート以上の精度で安定的に、製品ごとの
素子のばらつきや環境温度による影響を受けずに符号位
相を変化させることができるこのため、符号レート以上
の精度で物体までの距離が測定できる。
【0043】実施の形態4.図6は、この発明の実施の
形態4に係る符号相関ドップラレーダ装置の構成を概略
的に示すブロック図である。図6において、119は、
クロック周期以内の微少量だけ、クロックの出力に対し
て与える遅延量を変化させることのできる遅延手段とし
ての遅延回路である。図7は、相関演算器106a、1
06bの内部を説明するブロック図である。図7におい
て、401はクロック入力CLKを備えるA/Dコンバ
ータであり、402は相関器である。図8は、この発明
の実施の形態4に係る符号相関ドップラレーダ装置の相
関特性を示す図である。図8において、501から50
6は、位相(横軸)に対する符号相関値(縦軸)をグラ
フ上に示したものである。
【0044】相関演算器106a、106bは乗算器1
03a、bの出力をディジタルに変換するA/Dコンバ
ータ401を内蔵しており、遅延回路119の出力はA
/Dコンバータ401のクロック入力に接続されてい
る。遅延回路119は、信号処理部107によって制御
され、クロックの出力の遅延量を制御するものである。
【0045】次に動作について説明する。例えば、図8
に示されたような符号相関値の分布が測定できたとす
る。チップレートを50MHzとすると、1チップは3
mに相当する。符号相関値は、2△の位置が最大とな
り、2分の5△の位置が2番目に大きな値となってい
る。このことで、真の符号相関値ピークはこの2個の間
にあることがわかる。
【0046】そこで、PN信号の位相を位相選択器10
9で2△の位置に合わせておき、遅延回路119を操作
して相関演算器106a、106bに入るクロックの位
相を徐々に遅らせていく。この結果、A/Dコンバータ
はサンプルするタイミングをクロックに合わせて遅らせ
て行くため、符号相関値は図8の502、503と示し
たように増えてゆく。この動作を繰り返し、図8で50
5の位置に来たとき、符号相関値が減少するため、50
4の位置がピーク値とわかり、ピーク位置の位相を高精
度に求めることができる。
【0047】例えば、遅延回路が33psの精度で遅延
量が制御でき、504は2μsの遅延量であった場合、
これは0.35mに相当する。2△の位置は、6mに相
当するため、6+0.35=6.35mとなり、6.3
5mの位置に物体があることがわかる。
【0048】以上のように、この発明の実施の形態4に
かかる符号相関ドップラレーダ装置によれば、符号相関
値演算手段に入力されるクロックの位相遅延を制御する
ことにより、符号レート以上の高精度な測距処理を可能
にしたものである。
【0049】実施の形態5.この発明の実施の形態5を
示す符号相関ドップラレーダ装置の構成は、図1に示す
実施の形態1と同一であるが、PN信号発生器113の
リセット信号114を信号処理部107が常時ランダム
にかけることを特徴とするものである。
【0050】同−系列のPN信号を発生し、最大測距距
離が90mの符号相関ドップラレーダ装置が複数あった
場合、レーダは基準となる送信PN信号の位相から30
チップ遅れた位相までの相関をとる。ここで、チップレ
ートは50MHzとしている。1チップは3mに相当す
るこの場合、自信が送信しているPN信号以外に、他の
レーダ装置が送信しているPN信号と相関が合ってしま
う可能性がある。このような場合は誤検出であり、架空
の物体を認識してしまうことになる。
【0051】そこで、PN信号発生器110をランダム
にリセットをかけるすると、PN信号のお互いの位相は
その時点で大きくずれるため、架空の物体となる符号相
関値のピークは消えることとなる。
【0052】しかし、いままで互いの位相が大きくずれ
ていたため、リセットを行うことにより、検出されなか
った架空の物体の位相が近づき、架空の物体が出現して
しまう現象が起きる。
【0053】このため、同−位相での観測中は、最低1
回PN信号発生器110が発生する信号の符号をリセッ
トし(例えば、すべて1に設定し)、観測中に自信のリ
セットや他のレーダ装置のリセットにより物体が出現し
たり、消滅したりするものを架空の物体と判別すること
ができる。
【0054】
【発明の効果】この発明の符号相関ドップラレーダ装置
は、搬送波発生手段が発生する搬送波をPN信号で変調
して送信し、送信波と物体によって反射された反射波の
伝搬遅延時間に基づいて物体までの距離を演算すると共
に、送信波と反射波の周波数差から得られるドップラ周
波数に基づいて物体の相対速度を演算できる符号相関ド
ップラレーダ装置において、符号位相がそれぞれ異なる
複数のPN信号を発生する符号発生手段と、複数のPN
信号の中から任意の信号を選ぶ信号選択手段と、信号選
択手段が発生する信号の符号と、反射波の符号との符号
相関値を演算する符号相関値演算手段と、符号相関値の
ピークが得られる符号位相および伝搬遅延時間に基づ
き、物体との間の距離を測定すると共に、符号相関値の
時間変化から得られるドップラ周波数に基づき、物体と
の相対速度を演算する信号処理手段とを備えることを特
徴とするので、クロックによって固定された符号位相を
用いて、信号選択手段で符号を順に切り替えることによ
り、符号位相の安定化を図り、製品ごとの素子のばらつ
きや環境温度による影響を受けずに符号位相を変化させ
ることができる。また、符号相関値の時間変化よりドッ
プラ周波数を測定するため、各物体の相対速度を別々に
測定することができる。さらに、他に電波発信源がある
場合でも、ドップラ計測が可能である。
【0055】また、上記符号発生手段は、符号レートの
整数倍の周波数を基準信号とし、符号レートの数分の1
単位の位相差をもった複数のPN信号を発生することを
特徴とするので、入力クロックを分周した内部クロック
でPN信号を生成し、入力クロックによって出力PN信
号の符号位相を制御したものであり、PN信号の符号レ
ート以上の位相精度で符号を発生させ、信号選択手段で
符号を順に切り替えることにより、符号レート以上の精
度で安定的に、製品ごとの素子のばらつきや環境温度に
よる影響を受けずに符号位相を変化させることができる
このため、符号レート以上の精度で物体までの距離が測
定できる。
【0056】また、上記信号選択手段が離散的な符号位
相毎に生成する複数のPN信号によって変調されるそれ
ぞれの送信波の符号と、送信波に対する反射波の符号と
のそれぞれの符号相関値に対して補間処理を行うことに
より、符号相関値の最大値を有する符号位相に対して、
単位符号位相以内に存在する符号相関値特性の極大値を
求め、極大値に基づいて、送信波と受信波の符号差を演
算する補間信号処理手段をさらに備えることを特徴とす
るので、信号選択手段で切り替えた離散的な位相の符号
による受信PN信号との符号相関値を補間信号処理手段
で数値演算し、離散間隔以下の最大値となる符号位相を
得ることにより、符号レート以上の高精度な測距処理が
できる。
【0057】また、クロックの出力に対し任意の遅延量
を与え、符号相関値演算手段に入力するクロックを変化
させるクロック遅延手段を備えることを特徴とするの
で、符号相関値演算手段に入力されるクロックの位相遅
延を制御することにより、符号レート以上の高精度な測
距処理を可能にしたものである。
【0058】また、上記複数の符号発生手段が発生する
PN信号の符号をランダムにリセットできることを特徴
とするので、ランダムに符号リセットをかけるため、複
数のレーダ装置で符号干渉が起きていたとしても、符号
干渉の有無を判別し、回避することができる。
【0059】
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態5を示す符号相関ドッ
プラレーダ装置のブロック図である。
【図2】 図1におけるPN信号発生器110の内部回
路を示す回路図である。
【図3】 この発明の実施の形態2に係る符号相関ドッ
プラレーダ装置のPN信号発生器110の内部回路を示
す回路図である。
【図4】 この発明の実施の形態2に係る符号相関ドッ
プラレーダ装置のPN信号発生器の内部回路を示す図で
ある。
【図5】 この発明の実施の形態3に係る符号相関ドッ
プラレーダ装置の相関特性を示す図である。
【図6】 この発明の実施の形態4に係る符号相関ドッ
プラレーダ装置の構成を概略的に示すブロック図であ
る。
【図7】 相関演算器106a、106bの内部を説明
するブロック図である。
【図8】 この発明の実施の形態4に係る符号相関ドッ
プラレーダ装置の相関特性を示す図である。
【図9】 特開平7−151850号公報に示された従
来の符号相関レーダ装置を示すブロック図である。
【符号の説明】
105 発振器(搬送波発生手段)、106a、106
b 相関演算器(符号相関値演算手段)、107 信号
処理部(信号処理手段、補間信号処理手段)、109
符号選択器(信号選択手段)、110 PN信号発生器
(符号発生手段)、113 PN信号発生器の出力線
群、119 遅延回路(クロック遅延手段)。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送波発生手段が発生する搬送波をPN
    信号で変調して送信し、該送信波と物体によって反射さ
    れた反射波の伝搬遅延時間に基づいて物体までの距離を
    演算すると共に、上記送信波と上記反射波の周波数差か
    ら得られるドップラ周波数に基づいて物体の相対速度を
    演算できる符号相関ドップラレーダ装置において、 符号位相がそれぞれ異なる複数のPN信号を発生する符
    号発生手段と 上記複数のPN信号の中から任意の信号を選ぶ信号選択
    手段と、 上記信号選択手段が発生する信号の符号と、上記反射波
    の符号との符号相関値を演算する符号相関値演算手段
    と、 上記符号相関値のピークが得られる符号位相および上記
    伝搬遅延時間に基づき、物体との間の距離を測定すると
    共に、上記符号相関値の時間変化から得られるドップラ
    周波数に基づき、上記物体との相対速度を演算する信号
    処理手段とを備えることを特徴とする符号相関ドップラ
    レーダ装置。
  2. 【請求項2】 上記符号発生手段は、上記符号レートの
    整数倍の周波数を基準信号とし、符号レートの数分の1
    単位の位相差をもった複数のPN信号を発生することを
    特徴とする請求項1に記載の符号相関ドップラレーダ装
    置。
  3. 【請求項3】 上記信号選択手段が離散的な符号位相毎
    に生成する複数のPN信号によって変調されるそれぞれ
    の送信波の符号と、該送信波に対する反射波の符号との
    それぞれの符号相関値に対して補間処理を行うことによ
    り、該符号相関値の最大値を有する符号位相に対して、
    単位符号位相以内に存在する符号相関値特性の極大値を
    求め、該極大値に基づいて、送信波と受信波の符号差を
    演算する補間信号処理手段をさらに備えることを特徴と
    する請求項1に記載の符号相関ドップラレーダ装置。
  4. 【請求項4】 クロックの出力に対し任意の遅延量を与
    え、上記符号相関値演算手段に入力するクロックを変化
    させるクロック遅延手段を備えることを特徴とする請求
    項1に記載の符号相関ドップラレーダ装置。
  5. 【請求項5】 上記複数の符号発生手段が発生するPN
    信号の符号をランダムにリセットできることを特徴とす
    る請求項1に記載の符号相関ドップラレーダ装置。
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